JP3218506U - 高耐食性締結具 - Google Patents
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Abstract
【課題】送電線鉄塔を始めとして野外に構築される鉄製構造物等に使用する締結具であって、極めて高い耐食性を具備すると共に、耐食皮膜が強靱で密着性に優れる高耐食性締結具を提供する。【解決手段】ボルト、ナット、座金等の締結具の鉄素地10上に、溶融亜鉛めっき皮膜からなる第1層1、Al−Mg−Znからなる亜鉛合金皮膜からなる第2層2、ケイ素化合物を含む表面処理剤からなる第3層3、フェノキシ樹脂を含む表面焼成皮膜からなる第4層4が順次形成されてなる高耐食性締結具である。【選択図】図2
Description
本考案は、主として送電線や通信線を支持する鉄塔、橋梁、電波塔、広告塔等の野外に構築される鉄製構造物に用いるボルト、ナット、座金等の締結具に関する。
送電線鉄塔等の野外に構築される鉄製構造物では、四季及び昼夜の大きな気温変化や湿度変化、風雨、積雪、沿岸地域での塩害、酸性雨等に晒される厳しい条件下にある。その中で長年月にわたって耐える必要があるため、その構造材料の結合に使用されるボルト、ナット、座金等の締結具にも高度の耐久性が要求される。
この種の鉄製構造物に用いる従来の締結具としては、鉄素地の表面に溶融亜鉛めっき皮膜を設けたものが汎用されているが、そのめっき付着量は350g/m2 が標準であることから、ある程度の防食効果はあるものの鉄製構造物の構造材料よりも早期に発錆や腐食を生じるのが普通である。
そこで、耐食性を改善した締結具として、溶融亜鉛めっき皮膜からなる第1層上に順次、有機系材料膜の第2層と耐熱性塗料膜の第3層を設けたもの(特許文献1)、エポキシ樹脂膜の第2層とアルミフレークを主成分にエポキシ樹脂及びフッ素を含む表面焼成層の第3層を設けたもの(特許文献2)、リン酸塩皮膜の第2層と焼成された防錆塗装皮膜の第3層を設けたもの(特許文献3)、溶融亜鉛めっき皮膜からなる第1層、リン酸塩の化成皮膜からなる第2層、樹脂プライマー皮膜からなる第3層、積層状のアルミフレークを含む焼成皮膜からなる第4層を設けたもの(特許文献4)等が提案されている。
上記した締結具は、送電線鉄塔等の苛酷な条件下で長期使用する上でほぼ満足できるものと言えるが、本発明者らはそれらと同等あるいはさらにそれ以上の耐食性の向上と皮膜強度等の改善を目指して研究を続け、本発明を完成させた。
したがって、本考案の目的は、送電線鉄塔を始めとして野外に構築される鉄製構造物等に使用する締結具として、極めて高い耐食性を具備すると共に、耐食皮膜が強靱で密着性に優れるものを提供することである。
本考案の高耐食性締結具は、ボルト、ナット、座金等の締結具の鉄素地上に、溶融亜鉛めっき皮膜からなる第1層、Al−Mg−Znを含む亜鉛合金皮膜からなる第2層、ケイ素化合物を含む表面処理剤からなる第3層、フェノキシ樹脂を含む表面焼成皮膜からなる第4層が順次形成されてなることを特徴とする。
好ましくは前記第2層の成分及び含有量は次のとおりである。
Al:1重量%〜3重量%、
Mg:3重量%〜6重量%、
Zn:82重量%〜90重量%、
残部:5重量%〜9重量%
第2層の厚さは1μm〜10μmであることが好ましい。
Al:1重量%〜3重量%、
Mg:3重量%〜6重量%、
Zn:82重量%〜90重量%、
残部:5重量%〜9重量%
第2層の厚さは1μm〜10μmであることが好ましい。
好ましくは前記第3層の成分及び含有量は次のとおりである。
水 37〜43重量%
ケイ素化合物 18〜22重量%
エタノール 16〜19重量%
2−ブトキシエタノール 14〜17重量%
メタノール 4〜6重量%
シリカ 1〜2重量%
第3層の厚さは0.5μm〜10μmであることが好ましい。
水 37〜43重量%
ケイ素化合物 18〜22重量%
エタノール 16〜19重量%
2−ブトキシエタノール 14〜17重量%
メタノール 4〜6重量%
シリカ 1〜2重量%
第3層の厚さは0.5μm〜10μmであることが好ましい。
好ましくは前記第4層の成分及び含有量は次のとおりである。
水 70〜80重量%
変性フェノキシ樹脂 9〜12重量%
シリカ 2〜 3重量%
2−ジメチルアミノエタノール 1〜 2重量%
1−プロポキシ−2−プロパノール 1〜 2重量%
2−(2−ブトキシエトキシ)エタノール 1〜 2重量%
2−ブトキシエタノール 1〜 2重量%
フェノール樹脂 1〜 2重量%
1−ブタノール <1重量%
第4層の厚さは1μm〜50μmであることが好ましい。
水 70〜80重量%
変性フェノキシ樹脂 9〜12重量%
シリカ 2〜 3重量%
2−ジメチルアミノエタノール 1〜 2重量%
1−プロポキシ−2−プロパノール 1〜 2重量%
2−(2−ブトキシエトキシ)エタノール 1〜 2重量%
2−ブトキシエタノール 1〜 2重量%
フェノール樹脂 1〜 2重量%
1−ブタノール <1重量%
第4層の厚さは1μm〜50μmであることが好ましい。
本考案の高耐食性締結具は、鉄素地上に上記の第1層〜第4層よりなる耐食被覆が施されていることにより、送電線や通信線を支持する鉄塔、橋梁、電波塔、広告塔等の野外に構築される鉄製構造物に用いるボルト、ナット、座金等の締結具として、四季及び昼夜の大きな気温変化や湿度変化、風雨、積雪、沿岸地域での塩害、酸性雨等に晒される厳しい条件下で長年月にわたって充分な結合力を維持し得る優れた耐久性を備えるものである。
以下に、本考案に係る高耐食性締結具の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1に示す六角ボルトB、六角ナットN、座金Wは、本考案に係る高耐食性締結具の実施形態であり、いずれも炭素鋼や合金鋼からなる鉄素地の全面(ボルト及びナットのねじ部、座金の穴部を含む)に、表面処理による耐食被覆が施されている。
この耐食被覆は、図2に示すように、締結具の鉄素地10上に、
溶融亜鉛めっき皮膜からなる第1層1、
Al−Mg−Znを含む亜鉛合金皮膜からなる第2層2、
ケイ素化合物を含む表面処理剤膜からなる第3層3、
フェノキシ樹脂を含む表面焼成皮膜からなる第4層4
を順次形成したものである。
溶融亜鉛めっき皮膜からなる第1層1、
Al−Mg−Znを含む亜鉛合金皮膜からなる第2層2、
ケイ素化合物を含む表面処理剤膜からなる第3層3、
フェノキシ樹脂を含む表面焼成皮膜からなる第4層4
を順次形成したものである。
第1層の溶融亜鉛めっき皮膜1は、溶融亜鉛めっきによって鉄素地10の表面に付着形成されるものであり、鉄よりもイオン化傾向が高い亜鉛の犠牲防食作用によって鉄素地10の腐食を防止する。この溶融亜鉛めっき皮膜1の亜鉛付着量は、JIS H8641による締結具の種類とサイズに対応した亜鉛付着量の規定に準拠するが、例えば直径12mm以上のボルト・ナット、厚さ2.3mmを越える座金ではHDZ35(付着量350g/m2 以上・・・参考:平均めっき厚として49μm以上)となる。
第2層のAl−Mg−Znからなる亜鉛合金皮膜2は、第1層の溶融亜鉛めっき皮膜1を設けた締結具を脱脂洗浄後、メカニカルプレーティングすることで形成される。この第2層のAl−Mg−Znを含む亜鉛合金皮膜2の成分及び含有量は次のとおりである。
Al:1重量%〜3重量%、
Mg:3重量%〜6重量%、
Zn:82重量%〜90重量%、
残部:5重量%〜9重量%
このような組成を有する市販品として、株式会社エヌ・シー・ゼット(横浜市)の「ZRコート」(商標)が知られている。
Al:1重量%〜3重量%、
Mg:3重量%〜6重量%、
Zn:82重量%〜90重量%、
残部:5重量%〜9重量%
このような組成を有する市販品として、株式会社エヌ・シー・ゼット(横浜市)の「ZRコート」(商標)が知られている。
第2層の厚さは1μm〜10μmであることが好ましい。
第3層の表面処理剤皮膜3の成分及び含有量は次のとおりである。
水 37〜43重量%
ケイ素化合物 18〜22重量%
エタノール 16〜19重量%
2−ブトキシエタノール 14〜17重量%
メタノール 4〜6重量%
シリカ 1〜2重量%
このような組成を有する市販品として、NOFメタルコーティング株式会社(川崎市)の「ユニメット(商標)GT−400C」が知られている。
水 37〜43重量%
ケイ素化合物 18〜22重量%
エタノール 16〜19重量%
2−ブトキシエタノール 14〜17重量%
メタノール 4〜6重量%
シリカ 1〜2重量%
このような組成を有する市販品として、NOFメタルコーティング株式会社(川崎市)の「ユニメット(商標)GT−400C」が知られている。
第3層の厚さは0.5μm〜10μmであることが好ましい。
第4層の表面焼成皮膜4の成分及び含有量は次のとおりである。
水 70〜80重量%
変性フェノキシ樹脂 9〜12重量%
シリカ 2〜 3重量%
2−ジメチルアミノエタノール 1〜 2重量%
1−プロポキシ−2−プロパノール 1〜 2重量%
2−(2−ブトキシエトキシ)エタノール 1〜 2重量%
2−ブトキシエタノール 1〜 2重量%
フェノール樹脂 1〜 2重量%
1−ブタノール <1重量%
このような組成を有する市販品として、NOFメタルコーティング株式会社(川崎市)の「エコート(商標)WH」が知られている。
水 70〜80重量%
変性フェノキシ樹脂 9〜12重量%
シリカ 2〜 3重量%
2−ジメチルアミノエタノール 1〜 2重量%
1−プロポキシ−2−プロパノール 1〜 2重量%
2−(2−ブトキシエトキシ)エタノール 1〜 2重量%
2−ブトキシエタノール 1〜 2重量%
フェノール樹脂 1〜 2重量%
1−ブタノール <1重量%
このような組成を有する市販品として、NOFメタルコーティング株式会社(川崎市)の「エコート(商標)WH」が知られている。
第4層の厚さは1μm〜50μmであることが好ましい。
<各種性能試験>
本考案の高耐食性締結具と従来構成の締結具として、いずれも炭素鋼の冷間圧造並びに熱間鍛造にて作製したM16,M24の六角ボルト及び六角ナットに耐食被覆を施したものを試料とし、各種性能試験を行った結果を示す。なお、本考案の高耐食性締結具と従来構成の締結具の耐食被覆の構成は次のとおりである。
本考案の高耐食性締結具と従来構成の締結具として、いずれも炭素鋼の冷間圧造並びに熱間鍛造にて作製したM16,M24の六角ボルト及び六角ナットに耐食被覆を施したものを試料とし、各種性能試験を行った結果を示す。なお、本考案の高耐食性締結具と従来構成の締結具の耐食被覆の構成は次のとおりである。
<本考案の高耐食性締結具の耐食被覆>
第1層としてHDZ35相当の溶融亜鉛めっき皮膜からなる第1層1、Al−Mg−Znからなる亜鉛合金皮膜からなる前記組成の第2層2、ケイ素化合物を含む表面処理剤膜からなる前記組成の第3層3、フェノキシ樹脂を含む表面焼成皮膜からなる前記組成の第4層4の4層構成である。
第1層としてHDZ35相当の溶融亜鉛めっき皮膜からなる第1層1、Al−Mg−Znからなる亜鉛合金皮膜からなる前記組成の第2層2、ケイ素化合物を含む表面処理剤膜からなる前記組成の第3層3、フェノキシ樹脂を含む表面焼成皮膜からなる前記組成の第4層4の4層構成である。
<従来構成の締結具の耐食被覆>
標準めっきとしてHDZ35相当の溶融亜鉛めっき皮膜のみである。
標準めっきとしてHDZ35相当の溶融亜鉛めっき皮膜のみである。
〔複合サイクル試験(目視検査)〕
JASO−M609−91に基づく塩水を用い、六角ボルト及び六角ナット(接合した状態)を対象として塩水噴霧2時間→乾燥4時間→湿潤2時間のサイクルで240サイクルまで試験を行い、30,90,150,240の各サイクルで外観を目視検査した。結果を次の表1-1(本考案)、表1-2(従来構成)に示す。
JASO−M609−91に基づく塩水を用い、六角ボルト及び六角ナット(接合した状態)を対象として塩水噴霧2時間→乾燥4時間→湿潤2時間のサイクルで240サイクルまで試験を行い、30,90,150,240の各サイクルで外観を目視検査した。結果を次の表1-1(本考案)、表1-2(従来構成)に示す。
<本考案の高耐食性締結具>
<従来構成の締結具>
〔複合サイクル試験(腐食減量検査)〕
M16・M24の六角ボルト及び六角ナット(接合した状態)を対象として塩水噴霧2時間→乾燥4時間→湿潤2時間のサイクルで240サイクルまで試験を行った。その後、(a)80℃で5分間湯洗、(b)歯ブラシで流水水洗して擦り取れる腐食生成物を除去、(c)乾燥機を使用して110℃で1時間乾燥の工程を経て、電子天秤で計量した。結果を次の表2-1A(本考案)、表2-1B(本考案)、表2-2A(従来構成)、表2-2B(従来構成)に示す。
M16・M24の六角ボルト及び六角ナット(接合した状態)を対象として塩水噴霧2時間→乾燥4時間→湿潤2時間のサイクルで240サイクルまで試験を行った。その後、(a)80℃で5分間湯洗、(b)歯ブラシで流水水洗して擦り取れる腐食生成物を除去、(c)乾燥機を使用して110℃で1時間乾燥の工程を経て、電子天秤で計量した。結果を次の表2-1A(本考案)、表2-1B(本考案)、表2-2A(従来構成)、表2-2B(従来構成)に示す。
<本考案の高耐食性締結具>
<従来構成の締結具>
〔塩水噴霧試験(目視検査)〕
JASO−M609−91に基づく塩水を用い、M16・M24の六角ボルト及び六角ナット(接合した状態)を対象として塩水噴霧500時間後、1000時間後、1500時間後、2000時間後に外観を目視検査した。結果を次の表3-1(本考案)、表3-2(従来構成)に示す。
JASO−M609−91に基づく塩水を用い、M16・M24の六角ボルト及び六角ナット(接合した状態)を対象として塩水噴霧500時間後、1000時間後、1500時間後、2000時間後に外観を目視検査した。結果を次の表3-1(本考案)、表3-2(従来構成)に示す。
<本考案の高耐食性締結具>
<従来構成の締結具>
〔塩水噴霧試験(腐食減量検査)〕
M16・M24の六角ボルト及び六角ナット(接合した状態)を対象として塩水噴霧2時間→乾燥4時間→湿潤2時間のサイクルで240サイクルまで試験を行った。その後、(a)80℃で5分間湯洗、(b)歯ブラシで流水水洗して擦り取れる腐食生成物を除去、(c)乾燥機を使用して110℃で1時間乾燥の工程を経て、電子天秤で計量した。結果を次の表4-1A(本考案)、表4-1B(本考案)、表4-2A(従来構成)、表4-2B(従来構成)に示す。
M16・M24の六角ボルト及び六角ナット(接合した状態)を対象として塩水噴霧2時間→乾燥4時間→湿潤2時間のサイクルで240サイクルまで試験を行った。その後、(a)80℃で5分間湯洗、(b)歯ブラシで流水水洗して擦り取れる腐食生成物を除去、(c)乾燥機を使用して110℃で1時間乾燥の工程を経て、電子天秤で計量した。結果を次の表4-1A(本考案)、表4-1B(本考案)、表4-2A(従来構成)、表4-2B(従来構成)に示す。
<本考案の高耐食性締結具>
<従来構成の締結具>
〔密着性試験〕
本考案に係るM16,M24の六角ボルト及び六角ナットを試料として、JIS−K5400 8.5.2(付着性碁盤目テープ法)に準拠して100マスの碁盤目試験を行った。その結果、碁盤目部分での剥がれはなく、溶融亜鉛めっき皮膜の第1層と第2〜第4層との密着性に問題がないことが確認された。
本考案に係るM16,M24の六角ボルト及び六角ナットを試料として、JIS−K5400 8.5.2(付着性碁盤目テープ法)に準拠して100マスの碁盤目試験を行った。その結果、碁盤目部分での剥がれはなく、溶融亜鉛めっき皮膜の第1層と第2〜第4層との密着性に問題がないことが確認された。
上記実験から本考案の高耐食性締結具は、塩害に晒される厳しい条件下で長時間にわたって充分な結合力を維持し得る優れた耐久性を備えるものであることがわかる。
10 鉄素地
1 第1層
2 第2層
3 第3層
4 第4層
1 第1層
2 第2層
3 第3層
4 第4層
<従来構成の締結具>
Claims (4)
- ボルト、ナット、座金等の締結具の鉄素地(10)上に、
溶融亜鉛めっき皮膜からなる第1層(1)、
Al−Mg−Znを含む亜鉛合金皮膜からなる第2層(2)、
ケイ素化合物を含む表面処理剤からなる第3層(3)、
フェノキシ樹脂を含む表面焼成皮膜からなる第4層(4)
が順次形成されてなる高耐食性締結具。 - 前記第2層の成分及び含有量が次のとおりである請求項1記載の締結具。
Al:1重量%〜3重量%、
Mg:3重量%〜6重量%、
Zn:82重量%〜90重量%、
残部:5重量%〜9重量% - 前記第3層の成分及び含有量が次のとおりである請求項1又は2記載の締結具。
水 37〜43重量%
ケイ素化合物 18〜22重量%
エタノール 16〜19重量%
2−ブトキシエタノール 14〜17重量%
メタノール 4〜6重量%
シリカ 1〜2重量% - 前記第4層の成分及び含有量が次のとおりである請求項1〜3のいずれかに記載の締結具。
水 70〜80重量%
変性フェノキシ樹脂 9〜12重量%
シリカ 2〜 3重量%
2−ジメチルアミノエタノール 1〜 2重量%
1−プロポキシ−2−プロパノール 1〜 2重量%
2−(2−ブトキシエトキシ)エタノール 1〜 2重量%
2−ブトキシエタノール 1〜 2重量%
フェノール樹脂 1〜 2重量%
1−ブタノール <1重量%
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003057U JP3218506U (ja) | 2018-08-08 | 2018-08-08 | 高耐食性締結具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003057U JP3218506U (ja) | 2018-08-08 | 2018-08-08 | 高耐食性締結具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3218506U true JP3218506U (ja) | 2018-10-18 |
Family
ID=63855059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018003057U Active JP3218506U (ja) | 2018-08-08 | 2018-08-08 | 高耐食性締結具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3218506U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114542572A (zh) * | 2022-03-02 | 2022-05-27 | 宁波浩渤工贸有限公司 | 用于污水排放盾构隧道的防腐蚀管片螺栓及其制备方法 |
-
2018
- 2018-08-08 JP JP2018003057U patent/JP3218506U/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114542572A (zh) * | 2022-03-02 | 2022-05-27 | 宁波浩渤工贸有限公司 | 用于污水排放盾构隧道的防腐蚀管片螺栓及其制备方法 |
CN114542572B (zh) * | 2022-03-02 | 2023-10-24 | 宁波浩渤工贸有限公司 | 用于污水排放盾构隧道的防腐蚀管片螺栓及其制备方法 |
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