JP3217705B2 - 局交換機の登録内容変更装置 - Google Patents
局交換機の登録内容変更装置Info
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Description
更装置に関するものである。
サービスや、電話転送サービス等の付加的利用を目的と
したデータを登録することができる。このデータの登録
および変更は、サービス契約をしている電話回線を介し
て、局交換機にPB信号を送信することにより、随時可
能となっている。局交換機に登録したデータは、外出先
において、契約電話回線を使わずに変更できるものもあ
るが、変更できるデータは限られている。このような不
便を解消する局交換機の登録内容変更装置も市販され公
知である。この公知装置は、サービス契約をした電話回
線に接続されるもので、外出先から不特定の電話機(回
線)を使用して契約電話回線に電話をかけると、これに
自動応答して登録データ変更用PB信号の受信待ち状態
となり、データ変更用PB信号が入力されるとこれをメ
モリーに記憶し、その後不特定回線が切断されると自動
的に契約電話回線を切断した後再度これを閉結し、つい
でメモリーに記憶したデータをPB信号として局交換機
に送信して、登録データの変更を行うものである。
更装置は、電話転送サービスの登録データの変更に使用
できないことがある。現在行われている日本電信電話株
式会社による電話転送サービスでは、外部の呼電話機か
ら契約した着信電話機に電話が掛かると、所定回数だけ
着信電話機が呼び出された後、所定の転送メッセージが
局交換機から前記呼電話機に流れ、その後、予め指定し
た転送先電話機に電話が転送され、呼電話機と転送先電
話機が接続されるようになっている。このような転送サ
ービスを契約した電話回線では、電話が掛かると所定回
数だけ着信電話機が呼び出された後、自動的に転送が行
われるから、前記公知装置を契約電話回線に接続すると
きは、公知装置は、着信電話機への呼出が所定回数に達
する前に自動応答するようにしなければならない。しか
し、このようにすると、全ての電話に自動応答するか
ら、本来の転送が行われなくなってしまう。そこで、公
知装置では、契約電話回線に最初の呼出信号が到来する
と、所定時間だけ待機状態となり、この待機状態のとき
に、再度契約電話回線に呼出信号が到来したときだけ、
自動応答するようにしてある。つまり、最初の呼出で
は、待機状態になるだけで、2回目の呼出があったとき
のみ自動応答するのである。このように構成される公知
装置においては、2回目の呼出のときは、所定回数の呼
出信号が到来する前に契約電話回線に自動応答するが、
着信電話機の呼出回数がゼロに設定されている場合や、
無条件で全ての電話を転送する設定になっているとき
は、自動応答ができないから、登録内容の変更が行えな
かった。
電話回線cと、外部からの着信電話回線bへの呼び出し
を局交換機2の機能により予め指定した転送先電話回線
dに転送するための登録データを前記局交換機2に登録
できる着信電話回線bとに接続される装置であって、不
特定電話機Eから前記受信電話回線cへの呼出信号を検
出する着信検出部8と、該着信検出部8が前記呼出信号
を検出すると前記受信電話回線cを閉結する受信側リレ
ー接点7と、前記受信電話回線cの閉結後前記不特定電
話機Eから入力されるPB信号を識別する信号識別部9
と、該信号識別部9で識別したPB信号をデータとして
記憶する設定変更用メモリー12と、前記不特定電話機
Eの操作終了に伴う前記受信電話回線cの切断を検出し
て前記受信側リレー接点7を解放させる回線監視回路1
5と、該回線監視回路15が前記受信側リレー接点7を
解放させた後、前記着信電話回線bを閉結する着信側リ
レー接点4と、該着信側リレー接点4で閉結した前記着
信電話回線bに前記設定変更用メモリー12に記憶させ
たデータをPB信号として発信するPB発信部5とから
なる局交換機の登録内容変更装置としたものである。
Aは呼電話機、Bは事務所1内に設けた着信電話機、C
は同受信電話機、D、D’、D”は転送先電話機、Eは
不特定電話機、2は局交換機、aは呼電話機Aの電話回
線、bは着信電話機Bの電話回線、cは受信電話機Cの
電話回線、d、d’、d”は転送先電話機D、D’、
D”の電話回線、eは不特定電話機Eの電話回線であ
り、前記電話回線bは電話転送サービス等の契約をした
ものであって、局交換機2に電話転送サービスを利用す
るために必要なデータを登録できる回線である。3は電
話回線bと電話回線cとに接続した本発明による局交換
機2の登録内容変更装置である。
を示しており、4は電話回線bの閉結用リレー接点、5
は電話回線bにPB信号を送出するPB発信機、6は電
話回線bの保持回路、7は電話回線cを閉結するリレー
接点、8は着信検出部、9は電話回線cに流れるPB信
号を識別する信号識別部、10は電話回線cの保持回
路、11は制御部、12は前記信号識別部9で識別され
たPB信号を記憶する設定変更用メモリー、13はタイ
マー回路、14は設定変更用ガイダンスメモリーであ
り、ガイダンスメモリー14には、登録データを変更す
る際に局交換機2から電話回線bに流れるガイダンスと
同一のガイダンスを記憶させる。15、16は回線監視
回路である。
フフックして、所定手順でPB信号を送出すると、局交
換機2に必要なデータを登録でき、以後、転送電話サー
ビス等を受けられる。
登録した電話回線bに関する登録データを変更するとき
は、外出先の不特定電話機Eを用いて、受信電話機Cに
電話をかける。すると、受信電話機Cの電話回線cには
本発明による登録内容変更装置3が接続されているか
ら、不特定電話機Eからの電話を着信検出部8が検出
し、これにより、リレー接点7が閉じ、不特定電話機E
が登録内容変更装置3に接続される。
続されると、制御部11は、設定変更用ガイダンスメモ
リー14に記憶させたガイダンスを不特定電話機Eに送
出する。このガイダンスは、好適には、局交換機2から
流れるガイダンスと同一のものであり、このガイダンス
に従って、不特定電話機Eを操作して、所定のPB信号
を登録内容変更装置3に送出する。送出されたPB信号
は、信号識別部10で解析され、変更用データとして設
定変更用メモリー12に記憶される。
たら、不特定電話機Eを切り回線を解放する。すると、
回線監視回路15がこれを検出して、リレー接点7を解
放し、その後、リレー接点4を閉じて、電話回線bを閉
結する。ついで、所定のPB信号を局交換機2に送出す
ると、局交換機2は、登録データの変更受付状態になる
(例えば、短縮ダイヤルの登録変更のとき)か、若しく
は、登録データを変更するためのガイダンスを電話回線
bに送出する(例えば、転送電話サービスの登録データ
変更のとき)。
更用メモリー12に記憶したデータをPB発信機5によ
り電話回線bに順次送出し、局交換機2は、登録データ
の変更を行う。
cと、外部からの着信電話回線bへの呼び出しを局交換
機2の機能により予め指定した転送先電話回線dに転送
するための登録データを前記局交換機2に登録できる着
信電話回線bとに接続される装置であって、不特定電話
機Eから前記受信電話回線cへの呼出信号を検出する着
信検出部8と、該着信検出部8が前記呼出信号を検出す
ると前記受信電話回線cを閉結する受信側リレー接点7
と、前記受信電話回線cの閉結後前記不特定電話機Eか
ら入力されるPB信号を識別する信号識別部9と、該信
号識別部9で識別したPB信号をデータとして記憶する
設定変更用メモリー12と、前記不特定電話機Eの操作
終了に伴う前記受信電話回線cの切断を検出して前記受
信側リレー接点7を解放させる回線監視回路15と、該
回線監視回路15が前記受信側リレー接点7を解放させ
た後、前記着信電話回線bを閉結する着信側リレー接点
4と、該着信側リレー接点4で閉結した前記着信電話回
線bに前記設定変更用メモリー12に記憶させたデータ
をPB信号として発信するPB発信部5とからなる局交
換機の登録内容変更装置としたため、外部の不特定電話
機Eを用いて本装置を呼び出すことにより、局交換機2
に登録されているデータを自由に変更することができ、
装置も安価に製造できる。また、本発明は、前記装置に
おいて、前記局交換機に登録した所定事項を変更するた
めのガイダンスを記憶させた設定変更用ガイダンスメモ
リー14を備えた局交換機の登録内容変更装置としたた
め、ガイダンスに従って操作するだけであるから、操作
も簡単である。
D、D’、D”…転送先電話機、E…不特定電話機、a
…呼電話回線、b…着信電話回線、c…受信電話回線、
d、d’、d”…転送先電話回線、e…不特定電話回
線、1…事務所、2…局交換機、3…登録内容変更装
置、4…リレー接点、5…PB発信機、6…保持回路、
7…リレー接点、8…着信検出部、9…信号識別部、1
0…保持回路、11…制御部、12…設定変更用メモリ
ー、13…タイマー回路、14…設定変更用ガイダンス
メモリー、15、16…回線監視回路。
Claims (2)
- 【請求項1】 受信電話回線cと、外部からの着信電話
回線bへの呼び出しを局交換機2の機能により予め指定
した転送先電話回線dに転送するための登録データを前
記局交換機2に登録できる着信電話回線bとに接続され
る装置であって、不特定電話機Eから前記受信電話回線
cへの呼出信号を検出する着信検出部8と、該着信検出
部8が前記呼出信号を検出すると前記受信電話回線cを
閉結する受信側リレー接点7と、前記受信電話回線cの
閉結後前記不特定電話機Eから入力されるPB信号を識
別する信号識別部9と、該信号識別部9で識別したPB
信号をデータとして記憶する設定変更用メモリー12
と、前記不特定電話機Eの操作終了に伴う前記受信電話
回線cの切断を検出して前記受信側リレー接点7を解放
させる回線監視回路15と、該回線監視回路15が前記
受信側リレー接点7を解放させた後、前記着信電話回線
bを閉結する着信側リレー接点4と、該着信側リレー接
点4で閉結した前記着信電話回線bに前記設定変更用メ
モリー12に記憶させたデータをPB信号として発信す
るPB発信部5とからなる局交換機の登録内容変更装
置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記局交換機に登録
した所定事項を変更するためのガイダンスを記憶させた
設定変更用ガイダンスメモリー14を備えた局交換機の
登録内容変更装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21804096A JP3217705B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 局交換機の登録内容変更装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21804096A JP3217705B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 局交換機の登録内容変更装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1051543A JPH1051543A (ja) | 1998-02-20 |
JP3217705B2 true JP3217705B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=16713710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21804096A Expired - Fee Related JP3217705B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 局交換機の登録内容変更装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3217705B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP21804096A patent/JP3217705B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1051543A (ja) | 1998-02-20 |
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