JP3217702B2 - 車両のブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

車両のブレーキ液圧制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のブレーキ液
圧制御装置に関し、特に、複数の電磁弁を有し、該複数
の電磁弁に対する通電状態を制御して各車輪のホイール
シリンダのブレーキ液圧を制御する車両のブレーキ液圧
制御装置に係る。
【0002】
【従来の技術】市販の車両に搭載され、複数の電磁弁を
具備し、アンチスキッド制御等の種々の制御に供される
ブレーキ液圧制御装置においては、例えばイグニッショ
ンスイッチのオン操作後所定時間を経過したとき、又は
車速が所定速度以上となったときに、イニシャルチェッ
クが行なわれるように構成されている。このイニシャル
チェックは、ブレーキ液圧制御装置を構成する複数の電
磁弁及び液圧ポンプ駆動用の電動モータに対し順次所定
時間通電し、これらの作動状態を検査するものである。
然し乍ら、上記のブレーキ液圧制御装置においては、電
磁弁の断線、ショートを検出すると共に、長時間アンチ
スキッド制御が行なわれなかった場合の固着を検出する
ために、イグニッションスイッチのオン操作毎に電磁弁
の全てを作動させているため、作動音によるノイズが大
きいという問題点がある。
【0003】そこで、本発明は、複数の電磁弁を具備し
種々の制御に供される車両のブレーキ液圧制御装置にお
いて、イニシャルチェック時の電磁弁の作動音によるノ
イズを低減することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
め、本発明のブレーキ液圧制御装置は、図1に構成の概
要を示したように、複数の電磁弁(代表してEVで表
す)を有し、これらの電磁弁EVの通電状態を制御して
各車輪のホイールシリンダWLのブレーキ液圧を制御す
るように構成されている。そして、車両の運転開始状態
を判定し運転開始毎に複数の電磁弁EVの検査を開始す
る検査開始手段DSと、この検査開始手段DSによる検
査の開始時に複数の電磁弁EVの内の少くとも一つの電
磁弁に対し、非作動位置を保持する範囲内で通電を行な
う第1の通電手段FEと、検査開始手段DSによる検査
の開始時に複数の電磁弁EVの内、第1の通電手段FE
による通電を行なう前記電磁弁を除く電磁弁に対し、作
動するように通電する第2の通電手段SEとを備えるこ
ととしたものである。
【0005】上記ブレーキ液圧制御装置において、更
に、検査開始手段DSによる検査の回数を記憶する検査
回数記憶手段MNと、検査回数記憶手段MNの記憶に基
づき検査開始手段DSによる検査の開始毎に複数の電磁
弁EVに対する第1及び第2の通電手段FE,SEによ
る通電順序を設定する通電順序設定手段SRとを備えた
ものとし、通電順序設定手段SRが設定した通電順序に
従い、複数の電磁弁EVに対し第1及び第2の通電手段
FE,SEによる通電を行なうように構成するとよい。
【0006】また、上記ブレーキ液圧制御装置におい
て、検査開始手段DSは、車両のイグニッションスイッ
チIGのON操作毎に複数の電磁弁EVの検査を開始
し、第1の通電手段FEは、イグニッションスイッチI
GのON操作毎に複数の電磁弁EVに対し、所定の順序
に従い、電磁弁EVが非作動位置を保持する範囲内で通
電し、第2の通電手段SEは、イグニッションスイッチ
IGのON操作毎に複数の電磁弁EVの中から少くとも
一個づつ順に、電磁弁EVが作動するように通電し、検
査回数記憶手段MNは、イグニッションスイッチIGの
ON操作の回数の累積値を記憶し、通電順序設定手段S
Rは、前記累積値に基づいて複数の電磁弁EVに対する
第1及び第2の通電手段FE,SEによる通電順序を設
定するように構成するとよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図2は本発明の一実施形態のブレー
キ液圧制御装置を示すもので、ブレーキペダル3によっ
て駆動されるマスタシリンダ2a及びブースタ2bと、
車輪FR,FL,RR,RLに配設されたホイールシリ
ンダ51乃至54の各々とが接続される液圧路に、液圧
ポンプ21,22、リザーバ23,24及び電磁弁31
乃至36が介装されている。尚、車輪FRは運転席から
みて前方右側の車輪を示し、以下車輪FLは前方左側、
車輪RRは後方右側、車輪RLは後方左側の車輪を示し
ており、図2に明らかなように所謂前後配管が構成され
ているが、所謂X配管としてもよい。
【0008】マスタシリンダ2aとホイールシリンダ5
1乃至54との間にはアンチスキッド制御(ABS)用
のアクチュエータ30が介装されている。このアクチュ
エータ30は、マスタシリンダ2aの一方の出力ポート
とホイールシリンダ51,52の各々を接続する液圧路
に夫々電磁弁31,33が介装されている。同様に、マ
スタシリンダ2aの他方の出力ポートとホイールシリン
ダ53,54の両者を接続する液圧路に電磁弁35,3
6が介装され、これらとマスタシリンダ2aとの間に液
圧ポンプ22が接続されている。
【0009】ホイールシリンダ51,52は更に常閉の
電磁弁32,34に接続されており、これらの下流側は
リザーバ23に接続されると共に、液圧ポンプ21の吸
入側に接続されている。ホイールシリンダ53,54は
常閉の電磁弁36に接続され、これらの下流側はリザー
バ24に接続されると共に、液圧ポンプ22の吸入側に
接続されている。リザーバ23,24は夫々ピストンと
スプリングを備えており、電磁弁32,34,36から
排出されるブレーキ液を収容する。液圧ポンプ21,2
2は、電動モータ20によって駆動され、その作動時に
リザーバ23,24内のブレーキ液をマスタシリンダ2
a及び常開の電磁弁31,33,35間の液圧路に還流
させるものである。
【0010】電磁弁31乃至36は2ポート2位置電磁
開閉弁であり、夫々ソレノイドコイル非通電時には図2
に示す常態の位置にあって、各ホイールシリンダ51乃
至54はマスタシリンダ2aと連通している。ソレノイ
ドコイル通電時には反対側の位置となり、各ホイールシ
リンダ51乃至54はマスタシリンダ2aとは遮断さ
れ、リザーバ23あるいは24と連通する。尚、図2に
おいてはPVはプロポーショニングバルブ、DPはダン
パ、CVはチェックバルブ、ORはオリフィス、FTは
フィルタを示し、図2中同一記号のものは同一の部品を
示す。チェックバルブCVはホイールシリンダ51乃至
54側からマスタシリンダ2a側への還流を許容し、逆
方向の流れを制限するものである。
【0011】而して、これらの電磁弁31乃至36のソ
レノイドコイルに対する通電、非通電を制御することに
よりホイールシリンダ51乃至54内のブレーキ液圧を
増圧、減圧、又は保持することができる。即ち、電磁弁
31乃至36のソレノイドコイル非通電時にはホイール
シリンダ51乃至54にマスタシリンダ2aからブレー
キ液圧が供給されて増圧し、通電時にはリザーバ23あ
るいは24側に連通し減圧する。また、電磁弁31,3
3,35のソレノイドコイルに通電しその他の電磁弁の
ソレノイドコイルを非通電とすれば、ホイールシリンダ
51乃至54内のブレーキ液圧が保持される。従って、
通電、非通電の時間間隔を調整することにより後述する
ようにパルス増圧(ステップ増圧)を行ない、緩やかに
増圧するように制御することができ、更にはパルス減圧
によって緩やかに減圧するように制御することもでき
る。
【0012】上記電磁弁31乃至36は電子制御装置1
0に接続され、各々のソレノイドコイルに対する通電、
非通電が制御される。電動モータ20も電子制御装置1
0に接続され、これにより駆動制御される。また、車輪
FR,FL,RR,RLには車輪速度センサ41乃至4
4が配設され、これらが電子制御装置10に接続されて
おり、各車輪の回転速度、即ち車輪速度信号が電子制御
装置10に入力されるように構成されている。更に、イ
グニッションスイッチ45が操作されたときのON信
号,ブレーキスイッチ46のON信号等が電子制御装置
10に入力するように構成されている。電子制御装置1
0は、一般的なマイクロコンピュータで構成されてお
り、図示は省略するが、バスを介して相互に接続された
プロセシングユニット(CPU)、メモリ(ROM、R
AM)、タイマ、入出力インターフェース等から成る。
【0013】図3は本実施形態に供する常開の電磁弁
(例えば31)と常閉の電磁弁(例えば32)の具体的
構成を示すもので、何れもソレノイドコイル311,3
21への通電に応じてプランジャ312,322が駆動
され、これらに接合されたロッド313の先端の弁体3
14が弁座315に着座し、もしくはロッド323の先
端の弁体324が弁座325から離座し、液圧路が閉塞
もしくは開放される。従って、弁体314,324が弁
座315,325に当接するとき、プランジャ312が
スリーブ317に当接するとき、及びプランジャ322
がコア326に当接するときに衝撃音を発し、これが作
動音となる。
【0014】上記のように構成された本実施形態におい
ては、電子制御装置10によりアンチスキッド制御のた
めの一連の処理が行なわれアクチュエータ30の作動が
制御されるが、以下図4及び図5のフローチャートに基
づいて説明する。イグニッションスイッチ45が閉成さ
れると、先ず図4のステップ101にてイニシャルチェ
ックが行なわれるが、これについては図5を参照して後
述する。ステップ102は車輪速度センサ41乃至44
からの出力信号に基づき各車輪の車輪速度が求められ、
車輪加速度、推定車体速度をはじめ各種の制御基準値が
演算される。
【0015】次に、ステップ103にて、例えば車輪速
度及び車輪加速度に基づき各車輪のロック状態が判定さ
れ、アンチスキッド制御の開始条件を充足しているか否
かが判定される。開始条件を充足していればステップ1
04に進み、充足していなければそのままステップ10
5に進む。ステップ104においては各車輪のロック状
態に応じて電磁弁31乃至36の各々のソレノイドコイ
ルに対する通電、非通電が制御され、ホイールシリンダ
51乃至54内のブレーキ液圧(ホイールシリンダ液
圧)が増圧、減圧又は保持される。そして、少くとも減
圧モード及びパルス増圧モードの制御モードが交互に選
択され、あるいはこれらに加え適宜保持モードが選択さ
れ、各制御モードに基づいてホイールシリンダ液圧が制
御される。而して、ステップ105にてフェールセーフ
処理が行なわれた後ステップ102に戻る。
【0016】図5は図4のステップ101のイニシャル
チェックの一例を示すもので、先ずステップ201にお
いて、イグニッションスイッチ45のON操作の回数の
累積値(以下、ON回数値という)が電磁弁の個数(以
下、ソレノイド数という。本実施形態では6)によって
除算され、その余りがXとして求められる。尚、図5に
示すMODは除算後の余りを求める関数を表す。而し
て、複数の電磁弁を所定の順序に配置しておき、イグニ
ッションスイッチ45のON操作に応じた検査回数をメ
モリRAM内に記憶し、その累積値(ON回数値、例え
ば8)を電磁弁の数(例えば6)で除算した余りX(例
えば2)を「作動対象」の電磁弁の特定に利用できる
(但し、X=0を第1番目とする)。つまり、メモリR
AMに記憶されたON回数値から、(X+1)番目の電
磁弁を、通電時間を長く設定すべき「作動対象」の電磁
弁として特定することができ、残りの電磁弁を「通電対
象」の電磁弁として設定することができる。
【0017】次に、この判定結果に基づき、ステップ2
02にて、電磁弁31乃至36の各々に対する通電順序
(1〜6。以下、ソレノイドNo.という)が特定さ
れ、これに応じたソレノイド出力パターンが選択され
る。そして、ステップ203に進み、各電磁弁のソレノ
イドNo.が前述の(X+1)と比較され、作動対象の
電磁弁に該当したときには、ステップ204に進み作動
チェック用の通電時間Ta(例えば3ms)が設定され、
作動対象でなければステップ205に進み、通電チェッ
ク用の通電時間Tc(例えば1ms)が設定される。
【0018】続いて、ステップ206に進み、ステップ
203にて選択された通電対象又は作動対象の電磁弁の
ソレノイド(以下、選択ソレノイドという)が通電(O
N)され、通電チェック又は作動チェックが行なわれ
る。而して、所定の通電時間Ta又はTcを経過するま
で通電され、ステップ207にて通電時間Ta又はTc
を経過したと判定されると、ステップ208にて選択ソ
レノイドの通電が終了(OFF)とされる。そして、ス
テップ209で全ての電磁弁に対する通電が行なわれた
か否かが判定され、完了していないと判定されると、ス
テップ210にてソレノイドNo.がインクリメント
(+1)された後ステップ202に戻る。即ち、上記の
ソレノイド出力パターンに基づく(例えば6個の)電磁
弁に対する通電が終了するまで、上述の処理が行なわれ
る。
【0019】この後、ステップ211にて電動モータM
の作動状態がチェックされ、ステップ212にてイグニ
ッションスイッチ操作のON回数値(メモリRAMに記
憶された値)がインクリメント(+1)され、イニシャ
ルチェックが終了する。
【0020】図6は上記ソレノイド出力パターンの一部
を示すもので、図2に示したブレーキ液圧制御回路にお
いて、今回(例えば(n)回目)は、電磁弁31に対し
作動チェック用の通電時間Taが設定され、残りの電磁
弁32乃至36に対し通電チェック用の通電時間Tcが
設定された後、電動モータ20の通電時間Tmが設定さ
れる。そして、次回、即ち(n+1)回目は電磁弁32
に対し作動チェック用の通電時間Taが設定され、残り
の電磁弁31及び33乃至36に対し通電チェック用の
通電時間Tcが設定される。同様に、(n+2)回目は
電磁弁33に対し作動チェック用の通電時間Taが設定
され、残りの電磁弁32乃至36に対し通電チェック用
の通電時間Tcが設定される。このようにして(n+
5)回目のソレノイド出力パターンが実行されると、次
回は(n)回目のソレノイド出力パターンに戻って通電
時間Ta,Tcが設定される。
【0021】尚、図6の最下段は、従来のソレノイド出
力パターンを示すもので6個の電磁弁の全てに対し作動
チェック用の通電時間Taが設定されており、チェック
時間が長くなる。このように、チェック時間が長くなる
ことは然程問題ではないとしても、全ての電磁弁の作動
状態がチェックされるため大きな作動音が発生すること
になる。これに対し、本実施形態によれば上述の如く電
磁弁31乃至36の作動チェックはイグニッション45
のON操作毎に1個づつ順次行なわれるように構成され
ているので、電磁弁31乃至36の作動音に起因するノ
イズは殆ど無視できる値となる。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下の効果を奏する。即ち、請求項1に記載のブレー
キ液圧制御装置においては、検査開始手段により車両の
運転開始毎に複数の電磁弁の検査を開始し、検査の開始
時に、第1の通電手段によって複数の電磁弁の内の少く
とも一つの電磁弁に対し、非作動位置を保持する範囲内
で通電を行なうと共に、第2の通電手段により、検査の
開始時に複数の電磁弁の内、第1の通電手段による通電
を行なう前記電磁弁を除く電磁弁に対し、作動するよう
に通電を行なうこととしているので、イニシャルチェッ
ク時の電磁弁の作動音によるノイズを効果的に低減する
ことができる。
【0023】更に、請求項2に記載のブレーキ液圧制御
装置のように、検査回数記憶手段にて検査開始手段によ
る検査の回数を記憶し、この検査回数記憶手段の記憶に
基づき、通電順序設定手段により、検査の開始毎に電磁
弁に対する第1及び第2の通電手段による通電順序を設
定し、この通電順序に従い、電磁弁に対し第1及び第2
の通電手段による通電を行なうように構成すれば、イニ
シャルチェック時の電磁弁の作動音によるノイズを低減
できると共に、検査対象の電磁弁を容易に特定すること
ができる。
【0024】また、請求項3に記載のブレーキ液圧制御
装置においては、既存のイグニッションスイッチのON
操作に基づいて車両の運転開始状態を判定しON操作毎
に複数の電磁弁の検査を開始するように構成されている
ので、容易に検査の開始判定を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブレーキ液圧制御装置の概要を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明のブレーキ液圧制御装置の一実施形態の
全体構成図である。
【図3】本発明の一実施形態に供する電磁弁の断面図で
ある。
【図4】本発明の一実施形態の制動力制御のための処理
を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態におけるイニシャルチェッ
クの処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態における各電磁弁の作動チ
ェック及び通電チェック状況を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
2a マスタシリンダ 2b ブースタ 3 ブレーキペダル 10 電子制御装置 20 電動モータ 21,22 液圧ポンプ 23,24 リザーバ 30 アクチュエータ 31〜36 電磁弁 41〜44 車輪速度センサ 51〜54 ホイールシリンダ FR,FL,RR,RL 車輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅野 憲司 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 (72)発明者 原 弘一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−173366(JP,A) 特開 平3−176259(JP,A) 特開 平7−33000(JP,A) 特開 平3−70667(JP,A) 特開 平8−282464(JP,A) 特開 平2−303965(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 8/90

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電磁弁を有し、該複数の電磁弁の
    通電状態を制御して各車輪のホイールシリンダのブレー
    キ液圧を制御する車両のブレーキ液圧制御装置におい
    て、前記車両の運転開始状態を判定し運転開始毎に前記
    複数の電磁弁の検査を開始する検査開始手段と、該検査
    開始手段による検査の開始時に前記複数の電磁弁の内の
    少くとも一つの電磁弁に対し、非作動位置を保持する範
    囲内で通電を行なう第1の通電手段と、前記検査開始手
    段による検査の開始時に前記複数の電磁弁の内、前記第
    1の通電手段による通電を行なう前記電磁弁を除く電磁
    弁に対し、作動するように通電する第2の通電手段とを
    備えたことを特徴とする車両のブレーキ液圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記検査開始手段による検査の回数を記
    憶する検査回数記憶手段と、該検査回数記憶手段の記憶
    に基づき前記検査開始手段による検査の開始毎に前記複
    数の電磁弁に対する前記第1及び第2の通電手段による
    通電順序を設定する通電順序設定手段とを備え、該通電
    順序設定手段が設定した通電順序に従い、前記複数の電
    磁弁に対し前記第1及び第2の通電手段による通電を行
    なうように構成したことを特徴とする請求項1記載の車
    両のブレーキ液圧制御装置。
  3. 【請求項3】 前記検査開始手段が、前記車両のイグニ
    ッションスイッチのON操作毎に前記複数の電磁弁の検
    査を開始し、前記第1の通電手段が、前記イグニッショ
    ンスイッチのON操作毎に前記複数の電磁弁に対し、所
    定の順序に従い、前記電磁弁が非作動位置を保持する範
    囲内で通電し、前記第2の通電手段が、前記イグニッシ
    ョンスイッチのON操作毎に前記複数の電磁弁の中から
    少くとも一個づつ順に、前記電磁弁が作動するように通
    電し、前記検査回数記憶手段が、前記イグニッションス
    イッチのON操作の回数の累積値を記憶し、前記通電順
    序設定手段が、前記累積値に基づいて前記複数の電磁弁
    に対する前記第1及び第2の通電手段による通電順序を
    設定するように構成したことを特徴とする請求項2記載
    の車両のブレーキ液圧制御装置。
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