JP3216106U

JP3216106U - 遊技場用椅子

Info

Publication number: JP3216106U
Application number: JP2017004811U
Authority: JP
Inventors: 勝高山
Original assignee: 株式会社高山商店
Priority date: 2017-10-03
Filing date: 2017-10-03
Publication date: 2018-05-17
Anticipated expiration: 2027-10-03

Abstract

【課題】遊技場内で遊技機と遊技場用椅子との設置間隔の変更作業を簡易にする遊技場用椅子を提供する。【解決手段】床に埋め込んだアンカーボルト、又はアンカーナットに固定する為の複数の穴数、穴ピッチ、穴の配置形態が同じ穴セットを１セット、又は複数セットを前後方向に具備し、遊技場用椅子の受け皿部３にある床面取付穴セット１２、１３と穴の数、穴ピッチ、穴の配置形態が同じでウエルドナットを具備した穴セットを１セット、又は前後方向に複数セット具備した受け皿アダプターを付属した遊技場用椅子とする。又は、アンカーボルト又はアンカーナットの数、ピッチ、配置形態が同じ穴セットを受け皿３ｂに前後して複数セット具備する遊技場用椅子とする。【選択図】図３

Description

本考案は着座部、支柱部、受け皿部からなる遊技場用椅子の床面取付用の受け皿アダプターを具備する、または受け皿に床固定用に複数の穴からなる穴セットを複数セット前後方向に有する遊技場用椅子に関するものである。

一般的に遊技場用椅子はコンクリート床面を電動ハンマードリル等で穴明けし、当該穴に埋め込まれたアンカーボルトを遊技場用椅子の受け皿部に具備する複数の穴に通し、ナットで固定されるが、遊技機島に取り付けられた遊技機の前に配置される遊技場用椅子と遊技機との設置間隔は遊技機がパチンコ、スロットル等ゲーム機によって異なる。よって遊技機の種類を変える場合に対応する為、遊技場用椅子の受け皿部に、前後スライドする機構を設け床面取付は固定のまま着座部に連結された支柱部を前後にスライドさせる方法で対応するか、スライド機構が無い場合、改めてコンクリート床面を電動ドリル等で穴明けし、当該穴にアンカーボルトの埋め込む工事を行っていた。

特開２０１５−１１６３１４

遊技機と、遊技者の間隔を変更するにあたり、遊技場用椅子の床面に平行に着座部に連結された支柱部を前後方向にスライドさせる機構は、遊技者の体重と重心の移動に耐え、かつ安全で安定するには強靭なスライド構造が必要で、すこぶるコストが掛る。（参考特許文献１参照）

遊技機と遊技者の間隔を変更するもう一つの方法は遊技場用椅子の床面取付位置の変更するには改めてコンクリート床面を電動ドリル等で穴明けし、当該穴にアンカーボルトの埋め込む工事を行わなければならない。

いずれにしても、コスト及び手間がかかるため、あらかじめ遊技場用椅子に本考案の受け皿アダプターを具備させるか、遊技場用椅子の受け皿に予備の複数の穴からなる穴セットを設けておくこと等により前述の欠点のコスト高、手間を省くことが望まれていた。

請求項１に記述するように、遊技場の遊技機の前に配置される着座部、支柱部、受け皿部からなる遊技場用椅子の受け皿部と床との間に受け皿アダプターを具備し、受け皿アダプターと床をボルト、ナットで固定する為の複数の穴からなる床側穴セットの穴の数、穴ピッチ、穴の配置形態が同じものを１セット、または前後方向に複数セットと、受け皿アダプターと遊技場用椅子の受け皿をボルト、ナットで固定するための受け皿の穴の数、穴ピッチ、穴の配置形態に合わせたウエルドナット付の受け皿側穴セットを１セット、または前後方向に複数セット有す受け皿アダプターを付属した遊技場用椅子とする。

また、請求項２に記述するように遊技場の遊技機の前に配置される着座部、支柱部、受け皿部からなる遊技場用椅子の受け皿に遊技場用椅子を床にボルト、ナットで固定する為の複数の穴からなる穴セットを、穴の数、穴ピッチ、穴の配置形態を同じにして、前後方向に複数セット具備した遊技機用椅子とする。

遊技機島に取付けられていた遊技機の種類の変更等により遊技機と遊技場用椅子の据付間隔を変更したい時、上述の請求項１の方法は受け皿側穴セット、又は床側穴セット、或いは両方の穴セットのボルト、又はナットを外し前後方向にある別の穴セットにボルト、又はナットで固定する事で容易に遊技機と遊技場用椅子の据付間隔を容易に変更できる。

上述の請求項２の方法を採用する時は受け皿の穴セットに固定されたボルト、又はナットを外し受け皿の前、又は後方向にある別の穴セットに固定する事で遊技機と遊技場用椅子の据え付け間隔を容易に変更できる。

遊技機島に設置された遊技機と請求項１の遊技場用椅子の位置関係を示す側面図本考案請求項１の遊技場用椅子の受け皿アダプター例の平面図本考案請求項２の遊技場用椅子の下方部分の例を示す斜視図

考案を実施するための形態例

以下に本考案の請求項１について、形態例で説明する。図１に示されているように本考案の遊技機用椅子は着座部１、支柱部２、受け皿部３、及び受け皿アダプター４で構成され、受け皿部３はショックアブソーバ３ａと受け皿３ｂで構成される例で、遊技機島５に取り付けられた遊技機６の前に間隔を置いて床７に固定され設置されている。例えば遊技機６がスロットルであったのを客の人気の状況等でパチンコに変更する必要があった場合、スロットルと遊技場用椅子の設置間隔はパチンコと遊技場用椅子の設置間隔と異なり、遊技場用椅子を、前方、または後方に設置し直さなければならない。
遊技場用椅子を前方、または後方に設置し直すには、図２に示される受け皿アダプター４の受け皿側穴セット８で遊技場用椅子の受け皿３ｂと固定されているボルトをレンチ等で外し受け皿側アダプター４に受け皿側穴セット８に穴の数、穴の配置形態、穴ピッチを合わせた受け皿側穴セットが複数ある場合は必要に応じ前方、または後方の予備受け皿側穴セット９で固定する。また受け皿アダプター４に床側穴セット１０と穴の数、穴の配置形態、穴ピッチに合わせた床側穴セットが複数ある場合は必要に応じ床側穴セット１０で床７に固定されていたボルト、又はナットをレンチ等で外し、前方、または後方の予備床側穴セット１１で固定し、結果的に遊技場用椅子と遊技機２の間隔を容易に変更する事ができる。

もう一つの遊技場用椅子と遊技機６の間隔を変更する簡易な方法として本考案請求項２についての対応形態例を図３も用いて以下に説明する。遊技場の遊技機６の前に配置される着座部１、支柱部２、受け皿部３からなる遊技場用椅子の受け皿３ｂに遊技場用椅子と床７をボルト、ナットで固定するため、床７に埋め込まれた複数のボルト、又はナットの数、ピッチ、配置に合わせた受け皿３ｂにある基本穴セット１２を通し床７に埋め込められていたボルト、又はナットに上からナット、又はボルトで固定されていたが、遊技場用椅子と遊技機６の間隔を変更するに当たり、上から締め付けていたナット、又はボルトをレンチ等で外し、受け皿部３の前後方向の予備基本穴セット１３を床７に埋め込まれているボルト、又はナットに合わせレンチ等で上からナット、又はボルトで締め直せば遊技場用椅子と遊技機６の間隔を変える事ができる。

１着座部
２支柱部
３受け皿部
３ａショックアブソーバ
３ｂ受け皿
４受け皿アダプター
５遊技機島
６遊技機
７床
８受け皿側穴セット
９予備受け皿側穴セット
１０床側穴セット
１１予備床側穴セット
１２基本穴セット
１３予備基本穴セット

Claims

遊技場の遊技機の前に配置される着座部、支柱部、受け皿部からなる遊技場用椅子の受け皿と床の間に受け皿アダプターを具備し、受け皿アダプターと床をボルト、ナットで固定するための複数の穴からなる床側穴セットの穴の数、穴ピッチ、穴の配置形態が同じものを１セット、または前後方向に複数セットと、受け皿アダプターと遊技場用椅子の受け皿をボルト、ナットで固定するための受け皿の穴の数、穴ピッチ、穴の配置形態に合わせたウエルドナット付の受け皿側穴セットを１セット、または前後方向に複数セット有す受け皿アダプターを付属した遊技場用椅子。
遊技場の遊技機の前に配置される着座部、支柱部、受け皿部からなる遊技場用椅子の受け皿に遊技場用椅子と床をボルト、ナットで固定するための複数の穴からなる穴セットを、穴の数、穴ピッチ、穴の配置形態を同じにして、前後方向に複数セット具備した遊技機用椅子。