JP3215671B2 - ワイパ装置及びワイパ装置の中空フレームの製造方法 - Google Patents
ワイパ装置及びワイパ装置の中空フレームの製造方法Info
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Description
シールドガラスを払拭するワイパ装置に関し、また、ワ
イパ装置の中空フレームの製造方法に関する。
するワイパ装置は、ピボットシャフトに取り付けられた
ワイパアームが、ピボットシャフトの回転により所定範
囲で往復回動することで、ウインドシールドガラス面の
雨滴等を払拭する。
ットシャフトは、ピボットホルダ部を有するワイパブラ
ケットによって回転可能に支持されている。ワイパブラ
ケットは、取付ボルトによって車体(例えば、ウインド
シールドガラス下方に配置されたカウルパネルやサスペ
ンシャンタワー)に固定されている。また、一対のワイ
パアーム&ブレードを備えた車両においては、ピボット
シャフトは車両幅方向両側にそれぞれ設けられており、
これらを支持するワイパブラケットも車体の車両幅方向
両側にそれぞれ固定されている。さらに、これら一対の
ワイパブラケットが、ワイパモータ等の支持基台として
のフレームと一体に構成された所謂フレーム一体式のワ
イパ装置がある(一例として、実開平7−31525号
公報、あるいは、実開平5−22226号公報)。
たワイパ装置では、一対のピボットホルダを互いに連結
する支持パイプ(パイプフレーム)に、ブラケットを溶
接固定し、そのブラケットにワイパモータを取り付けて
固定し、全体としてモータ&リンクのアッセンブリを構
成している。このような構造によれば、比較的簡単でコ
ンパクトな構成とすることができる。また、このフレー
ムアッセンブリ(各ピボットホルダ)を車体へ取り付け
る際においても、ピボットホルダと支持パイプとを軸線
周りに相対回転させて互いの連結状態を調整すれば、モ
ータ取付面の角度調整が可能になる利点もある。
る支持パイプ(パイプフレーム)を用いた構成では、ワ
イパモータを強固かつ確実に取り付けるためにブラケッ
トが必要であり、部品点数及び組付工数が増加してい
た。すなわち、仮に、ブラケットを省略して構成し、ワ
イパモータをボルトやリベット等によって支持パイプ
(パイプフレーム)に直接取り付けようとすると、支持
パイプに周囲から締結力や加圧力を加えることとなり、
中空の支持パイプが不要に変形して、却ってモータがガ
タついたり取付け位置がズレたりしてしまう恐れがあ
る。したがって、前述の如き支持パイプ(パイプフレー
ム)を用いた構成では、ブラケットが不可欠であり、部
品点数や組付工数を低減するための対策が望まれてい
た。
示されたワイパ装置では、鋼板を曲げて形成した断面コ
字状の棒状フレームを採用している。この棒状フレーム
にブラケットをボルトによって締結固定し、さらに、こ
のブラケットにワイパモータのギヤハウジング取付足を
ボルト固定した構成となっている。このような構造によ
れば、棒状フレームが板材であり中空状のパイプフレー
ムではないため、前述のようにブラケットをボルトによ
って締結固定しても棒状フレームが変形し難い。
も、ブラケットが必要であり、部品点数及び組付工数が
増加していた。またさらに、前記ワイパ装置の如く鋼板
を曲げて形成した断面コ字状の棒状フレームを用いた構
成では、パイプフレーム(パイプ材)を用いた構成のも
のと比べると、フレーム全体の剛性は小さい。また、仮
に、ブラケットを省略して構成し、ワイパモータをボル
トやリベット等によって棒状フレームに直接取り付けて
構成しようとすると、棒状フレームはその長手方向全体
に渡って断面コ字状に形成されているため、ワイパモー
タの取付面(すなわち、平面部分)の角度が断面形状
(コ字状)にて必然的に(一義的に)決まってしまう。
すなわち、このフレームアッセンブリ(各ピボットホル
ダ)の車体への取り付けでモータ取付面の角度が一義的
に決まってしまい、モータ取付面の角度調整ができない
欠点あった。
パ装置は、何れのものも一長一短であり、従来の欠点を
解消できるワイパ装置が切望されていた。
慮し、比較的軽量で高剛性・高強度の中空フレームに特
別な固定部品を要することなく強固な固定が得られ、ま
た強固な固定を施してもフレームが変形することのない
ワイパ装置及びワイパ装置の中空フレームの製造方法を
提供することが目的である。
イパ装置は、車体側に固定され先端にワイパアームが固
定されるピボットシャフトを回動自在に支持する複数の
ピボットホルダと、中空母材からなり前記各ピボットホ
ルダを互いに連結する中空フレームと、前記中空フレー
ムに固定された駆動源と、前記駆動源の駆動力を前記ピ
ボットシャフトに伝達するリンクロッドと、を備えたワ
イパ装置において、前記中空フレームは、その長手方向
中間位置に前記中空母材が潰れた非中空の取付部を有
し、前記取付部は、前記駆動源が直接固定される取付平
座面を有する、ことを特徴としている。
シャフトを回転可能に支持するピボットホルダが中空フ
レームによって互いに連結され、また、中空フレームの
取付部(取付平座面)には駆動源が直接固定され、全体
としてアッセンブリ状態とされて、ウインドシールドガ
ラス下方の車体構造部材に固定される。
ムを採用しているため、本来的にフレーム全体の剛性が
高く軽量である。また、中空フレームには、その長手方
向中間位置に、取付平座面を有する非中空の取付部が形
成され、この中空フレームの取付部(取付平座面)に駆
動源が直接固定された構成であるため、駆動源の強固な
固定を施しても中空フレームが変形することがない。
(取付平座面)に駆動源が直接固定されているので、中
空フレームに対する駆動源の取付角度が安定して決定さ
れる。
は、軽量で高剛性・高強度であり、特別な固定部品を要
することなく強固な固定が得られ、また強固な固定を施
してもフレームが変形することがない。
項1記載のワイパ装置において、前記中空フレームの前
記ピボットホルダとの連結部は、断面円環状に形成さ
れ、前記ピボットホルダの前記中空フレームとの連結部
は、断面円環状または断面円形に形成され、前記連結部
同士が互いに嵌合して連結されたことを特徴としてい
る。
ームはピボットホルダとの連結部が断面円環状に形成さ
れており、また、ピボットホルダの中空フレームとの連
結部が断面円環状または断面円形に形成され、互いに嵌
合して連結し合っているため、車体に対して決定される
ピボットホルダの取付状態に応じて中空フレームをその
軸線周りに回転させることで上記取付部(取付平座面)
の車体に対する角度、すなわち、車体に対する駆動源の
取付角度の調整及び設定が可能である。
は、フレームに対する駆動源の取付角度が安定して決定
されると共に、車体に対する駆動源の取付角度の調整及
び設定も可能となる。
項1または請求項2記載のワイパ装置において、前記ピ
ボットホルダは、前記中空フレームとの連結部の嵌合面
に凹凸を有し、かつ、前記ピボットホルダと前記中空フ
レームとの連結部を前記凹凸に対応してカシメ固定して
連結したことを特徴としている。
ームとピボットホルダとの連結部をカシメることによ
り、ピボットホルダの連結部の嵌合面に設けられた凹凸
に中空フレームが噛み込んで固定される。これにより、
リベットやボルト等の特別な固定部品を要することな
く、中空フレームとピボットホルダの強固な連結固定が
得られる。
項1乃至請求項3の何れか1項記載のワイパ装置におい
て、前記中空フレームは、前記取付部の長手方向両側
に、前記取付部から前記連結部へ向けて非中空の断面コ
字形から断面円環状に徐々に変化した形状の徐変部が設
けられている、ことを特徴としている。
ームは、長手方向中間に位置する取付部が非中空の断面
コ字形に形成され、両端(連結部)は断面円環状に形成
されており、さらに、取付部から両端(連結部)にかけ
ては形状が断面コ字形から断面円環状に徐々に変化した
徐変部を設けている。したがって、断面形状が急激に変
化せず、応力集中が発生し難く、亀裂等が生じる恐れが
低減される。またこのため、所定の強度を確保するため
に部材肉厚を増加させる必要がなく、部材が薄肉厚でも
高強度の中空フレームを得ることができる。さらに、加
工も容易になる。
レームの製造方法は、車体側に固定され先端にワイパア
ームが固定されるピボットシャフトを回動自在に支持す
る複数のピボットホルダと、前記各ピボットホルダを互
いに連結する中空フレームと、前記中空フレームに固定
された駆動源と、前記駆動源の駆動力を前記ピボットシ
ャフトに伝達するリンクロッドと、を備えたワイパ装置
の中空フレームの製造方法において、断面円環状の中空
母材をプレス加工することによって、前記中空フレーム
の長手方向中間位置に、前記駆動源が直接固定される取
付平座面を有する非中空で断面コ字形の取付部を形成す
ることを特徴としている。
の製造方法では、中空フレームは、断面円環状の中空母
材の一部分をプレス加工して非中空にした取付平座面を
有する断面コ字形の取付部が形成される。この取付部に
は、駆動源が直接固定されるので、中空フレームに対す
る駆動源の取付角度が安定して決定される。このよう
に、請求項5記載のワイパ装置の中空フレームの製造方
法では、軽量で高剛性・高強度でさらに駆動源の取付角
度を安定して決定することができる中空フレームを、簡
単容易に製造することができる。
レームの製造方法は、請求項5記載のワイパ装置の中空
フレームの製造方法において、前記断面円環状の中空母
材の所定部位に予め拡径加工を施し、その後に当該部位
をプレス加工することによって前記取付部を形成したこ
とを特徴としている。
の製造方法では、断面円環状の中空母材には、所定の部
位に予め拡径加工が施される。この場合、例えばサイジ
ングによって実施できる。その後には、拡径加工された
部位がプレス加工されて、取付部が形成される。
の取付け固定を安定して強固なものにするためには取付
部の幅寸法を大きくすることが好ましいが、その反面、
中空フレームは全体としてできる限り軽くて丈夫なもの
としたい。また、軽量化のためには、ピボットホルダと
の連結部も細くしたいことから、径寸法の細い中空母材
(中空パイプ)すなわち必要最小限の剛性を有する肉厚
及び径寸法の中空母材を採用したい。
して採用し、前述の如き拡径加工を施すことなく単にプ
レス加工して取付部を形成すると、軽量化することはで
きるものの、中空母材の細い径寸法によって取付部の幅
が決定されてしまい、駆動源の取付け固定を安定して強
固なものにでき難くなる。
中空フレームの製造方法では、中空母材に予め拡径加工
が施され、その後に拡径加工された部位がプレス加工さ
れて取付部が形成される構成であるため、中空母材の径
太さによって取付部の幅寸法が制限されることがなく、
この取付部の幅寸法を、例えば薄肉で大径の中空母材
(パイプ材)を採用して形成した場合と実質的に同様に
することができ、駆動源の取付け固定を安定して強固な
ものにすることができる。しかも、中空フレームのピボ
ットホルダとの連結部(取付部以外の他の部位)は、中
空母材の基の径寸法と同じ小径状態とすることができ、
中空フレームを全体として軽量化することができる。
て、コ字形の側壁部分の高さ寸法も高くできるので、中
空フレームの断面係数を大きくすることができ、中空フ
レームの曲げに対する強度も確保できる。
レームの製造方法は、請求項5または請求項6記載のワ
イパ装置の中空フレームの製造方法において、前記中空
フレームは、前記取付部の長手方向両側に、前記取付部
から前記連結部へ向けて非中空の断面コ字形から断面円
環状に徐々に変化した形状の徐変部が設けられ、前記徐
変部は、前記取付部を形成するプレス加工工程にて同時
に形成したことを特徴としている。
の製造方法では、両端(連結部)が断面円環状で、中間
に位置する取付部が断面コ字形に形成される一体ものの
中空フレームが、プレス加工にて形成される。さらにこ
の場合、形状が断面コ字形から断面円環状に徐々に変化
した徐変部は、取付部を形成するプレス加工にて同時に
行われる。これにより、更なる加工工程を省略し、工数
低減、製造サイクル短縮を図ることができる。
レームの製造方法は、請求項5乃至請求項7の何れか1
項記載のワイパ装置の中空フレームの製造方法におい
て、前記中空フレームの前記取付部は、前記駆動源を固
定するための取付孔を有し、前記中空母材をプレス加工
して前記取付部を形成する前記プレス加工工程と同工程
にて前記取付孔を形成した、ことを特徴としている。
の製造方法では、駆動源を固定するための取付孔が取付
部の形成工程と同じプレス加工工程によって形成される
ので、新たな加工工程の追加を防止できる。
態に係るワイパ装置10の全体構成が平面図にて示され
ており、図2にはワイパ装置10の全体構成が正面図に
て示されている。また、図3にはこのワイパ装置10の
主要部の構成が分解斜視図にて示されている。
12及びピボットホルダ14を備えている。ピボットホ
ルダ12とピボットホルダ14は左右対称形に形成され
ており、基本的構成は同じ構成である。ピボットホルダ
12には筒部16が設けられ、ピボットホルダ14には
筒部18が設けられている。これらの筒部16、18は
円筒形に形成されており、ピボットシャフト20、ピボ
ットシャフト22がそれぞれ挿通されこれを回転可能に
支持している。ピボットシャフト20、22の下端には
ピボットレバー24、26がそれぞれ固定されており、
ピボットレバー24、26の揺動によってピボットシャ
フト20、22が回動されるようになっている。また、
ピボットホルダ12、14の部材角部には、取付孔2
8、30がそれぞれ形成されている。これらの取付孔2
8、30に挿通された取付ボルトによって、ワイパ装置
10が車体に固定される構成である。
付孔28、30と反対側の側壁部分に、連結シャフト3
2、34が設けられている。連結シャフト32、34
は、断面円形の中実シャフト(むく軸)とされており、
その先端部は後述する中空フレーム42に嵌合連結する
連結部36、連結部38とされている。なお、これらの
連結シャフト32、34を断面円形の中実シャフトとす
るに限らず、断面円環状の中空シャフトに形成する構成
としてもよい。
それぞれ凹部40が形成されている。このピボットホル
ダ12の連結部36とピボットホルダ14の連結部38
とが、中空フレーム42によって互いに連結されてい
る。
記連結シャフト32、34の連結部36、38に対応す
る連結部44、連結部46となっている。これらの連結
部44、46は、断面円環状に形成されており、連結部
44が連結部36に嵌合し連結部46が連結部38に嵌
合し、さらにこの状態で、前記凹部40に対応して各連
結部44、46がそれぞれカシメられてそれぞれ連結部
36、38に連結固定された構成となっている。
には、取付部48が形成されている。図4に示す如く、
この取付部48は、中空でない断面コ字形に形成されて
おり、その上面は取付平座面50となっている。さら
に、取付部48には、後述する駆動源を固定するための
一対の取付孔52が形成されている。この取付孔52
は、取付部48(取付平座面50)の表裏両側に貫通し
ている。
両側には、徐変部54、徐変部56が設けられている。
ここで、図5(A)乃至図5(D)には、この徐変部5
4、56の詳細が図2のA−A線乃至D−D線に沿った
断面図にて示されている。各図にて示すように、徐変部
54、56は、取付部48からそれぞれ連結部44、4
6へ向けて前記中空でない断面コ字形から断面円環状に
徐々に変化した形状に形成されている。
8、徐変部54、56等)は、断面円環状の中空母材
(パイプ材)をプレス加工することによって形成されて
おり、特に、前述した徐変部54、56は、取付部48
を形成するプレス加工の際にこれと同時に形成されてい
る。さらに、前述した取付部48の一対の取付孔52
は、取付部48を形成するプレス加工工程と同工程にて
形成されている。
は、取付平座面50に駆動源としてのワイパモータ58
が取り付けられている。ワイパモータ58は、モータ部
58A及びギヤ部58Bが一体に設けられた構成となっ
ており、ギヤ部58Bのハウジング60には一対の取付
足62が突出形成されている。この取付足62が、中空
フレーム42の取付部48の取付平座面50上に載置さ
れ、この状態でボルト64及びナット66によって締結
固定された構成となっている。また、ワイパモータ58
のハウジング60には、その前面側(図1において紙面
下方側、図2において紙面手前側)へ向けて位置決めピ
ン68が突出形成されており、図示を省略した車体側の
位置決め孔に嵌入することによって位置決め、かつ支持
が成される。
ットホルダ12、14が、ワイパモータ58の支持基台
としての中空フレーム42と一体に構成された所謂フレ
ーム一体式の構成となっている。
ング60の裏面側(図1において紙面裏面側、図2にお
いて紙面下方側)へ向けて突出しており、その先端には
クランクアーム72が取り付けられている。クランクア
ーム72の先端には、ボールジョイント74を介してリ
ンクロッド76及びリンクロッド78が連結されてい
る。一方のリンクロッド76は、ピボットホルダ12に
支持されたピボットシャフト20のピボットレバー24
にボールジョイント80を介して連結されており、ま
た、他方のリンクロッド78は、ピボットホルダ14に
支持されたピボットシャフト22のピボットレバー26
にボールジョイント82を介して連結されている。これ
により、ワイパモータ58が作動しクランクアーム72
が回転することにより、リンクロッド76、78及びピ
ボットレバー24、26を介して駆動力が伝達されて、
ピボットシャフト20、22がそれぞれ回動する構成で
ある。
にはそれぞれワイパアーム&ブレード(図示省略)が取
り付けられ、各ピボットシャフト20、22の回転によ
ってワイパアーム&ブレードが所定範囲で往復回動する
ようになっている。
る。
シャフト20、22を回転可能に支持するピボットホル
ダ12、14が中空フレーム42によって互いに連結さ
れ、また、中空フレーム42の取付部48(取付平座面
50)にはワイパモータ58が直接固定され、全体とし
てアッセンブリ状態とされている。この状態で、ワイパ
モータ58のハウジング60に設けられた位置決めピン
68が車体側の位置決め孔に嵌入して位置決めされると
共に、ピボットホルダ12、14の取付孔28、30に
挿通された取付ボルトによってウインドシールドガラス
下方の車体構造部材に固定される。
ピボットシャフト20、22が回転して、ワイパアーム
&ブレードが所定範囲で往復回動してウインドシールド
ガラスの雨滴等を払拭する。
レーム42(すなわち、断面円環状のパイプ材)を採用
しているため、本来的にフレーム全体の剛性が高く軽量
である。また、中空フレーム42には、その長手方向中
間位置に、取付平座面50を有する中空でない断面コ字
形の取付部48が形成され、この中空フレーム42の取
付部48(取付平座面50)にワイパモータ58が直接
固定された構成であるため、ボルト64及びナット66
によってワイパモータ58の強固な固定を施しても中空
フレーム42の取付部48が変形することがない。
50(すなわち、平面部分)にワイパモータ58が直接
固定されているので、中空フレーム42に対するワイパ
モータ58の取付角度が安定して決定される。
ホルダ12、14との連結部44、46が断面円環状に
形成されており、またピボットホルダ12、14(連結
シャフト32、34)の中空フレーム42との連結部3
6、38は断面円形(または、断面円環状)に形成さ
れ、互いに嵌合すると共に、連結シャフト32、34の
凹部40に対応してカシメられて連結固定されているた
め、この凹部40に中空フレーム42の連結部44、4
6が噛み込んで固定される。これにより、リベットやボ
ルト等の特別な固定部品を要することなく、中空フレー
ム42とピボットホルダ12、14の強固な連結固定が
得られる。
0に対応してカシメ固定する際に、車体に対して決定さ
れるピボットホルダ12、14の取付状態に応じて中空
フレーム42をその軸線周りに回転させることで、上記
取付部48(取付平座面50)の車体に対する角度、す
なわち、車体に対するワイパモータ58の取付角度の調
整及び設定が可能である。
向中間に位置する取付部48が中空でない断面コ字形に
形成され、両端(連結部44、46)は断面円環状に形
成されており、さらに、取付部48から両端(連結部4
4、46)にかけては形状が断面コ字形から断面円環状
に徐々に変化した徐変部54、56を設けている。した
がって、断面形状が急激に変化せず、応力集中が発生し
難く、亀裂等が生じる恐れが低減される。またこのた
め、所定の強度を確保するために部材肉厚を増加させる
必要がなく、部材が薄肉厚でも高強度の中空フレーム4
2を得ることができる。さらにこのため、加工も容易に
なる。
結部44、46)が断面円環状で、中間に位置する取付
部48が断面コ字形に形成される一体ものの中空フレー
ム42が、プレス加工にて形成される。この場合、形状
が断面コ字形から断面円環状に徐々に変化した徐変部5
4、56は、取付部48を形成するプレス加工にて同時
に行われる。これにより、更なる加工工程が省略され、
工数低減、製造サイクル短縮を図ることができる。
イパモータ58を固定するための中空フレーム42の一
対の取付孔52が、取付部48の形成工程と同じプレス
加工工程によって形成されるので、新たな加工工程の追
加を防止できる。特に、このようなワイパモータ58を
ボルトを用いて中空フレーム42に締結固定する場合に
は、中空フレーム42(取付部48)またはワイパモー
タ58の取付足62にネジ切り加工が必要であるが、本
第1の実施の形態の如く、ボルト64及びナット66を
用いて締結固定する構成では、中空フレーム42の取付
孔52やワイパモータ58の取付足62にはネジ切り加
工等の特別な加工が不要であり、新たな加工工程の追加
を防止できる。さらに、図示は省略するが、前述の如き
取付部48のコ字形内(側壁の対向間隙内)にナット6
6を配置する際に、ナット66の外径を好適に設定(選
択)すると共にそのナット66の側面を側壁の平行面に
当接させた(あるいは、対向させた)状態で載置するこ
とによって、ボルト64を取付平座面50の側から締結
したときの回り止め効果が発揮され、ボルト64及びナ
ット66を用いた締結作業を容易にすることができる。
とで、ボルト64及びナット66に代えて、リベットを
用いてワイパモータ58を固定することも可能になる。
イパ装置10では、軽量で高剛性・高強度であり、特別
な固定部品を要することなく強固な固定が得られ、また
強固な固定を施しても中空フレーム42が変形すること
がなく、さらに、中空フレーム42に対するワイパモー
タ58の取付角度が安定して決定されると共に、車体に
対するワイパモータ58の取付角度の調整及び設定も可
能となる。
る。なお、前記第1の実施の形態と基本的に同一の部品
には前記第1の実施の形態と同一の符号を付与してその
説明を省略する。
2の実施の形態に係るワイパ装置90の主要部の構成が
斜視図にて示されている。
10における中空フレーム42に代えて、図6(B)に
示す如く中空フレーム92を備えている。中空フレーム
92には、その長手方向中間位置に取付部94が形成さ
れている。取付部94はその取付平座面96が広幅に形
成されている。
(A)に示す如く、例えば径寸法19.1mm(φ1
9.1)、あるいは径寸法16mm(φ16)の断面円
環状の中空母材(パイプ材)Xを用い、その所定部位に
予め拡径加工を施して例えば径寸法22mm(φ22)
程度まで太らせた拡径部Yを形成する。この場合、拡径
加工としては、例えばサイジングによって実施できる。
その後には、拡径加工された当該拡径部Yをプレス加工
することによって、前記取付部94を形成した構成とな
っている。
るいは、前述した第1の実施の形態に係る中空フレーム
42)に固定されるワイパモータ58の取付け固定を安
定して強固なものにするためには取付部94(あるい
は、取付部48)の幅寸法を大きくすることが好ましい
が、その反面、中空フレーム92(あるいは、中空フレ
ーム42)は全体としてできる限り軽くて丈夫なものと
したい。また、軽量化のためには、ピボットホルダ1
2、14との連結部44、46も細くしたいことから、
径寸法の細い中空母材(中空パイプ)すなわち必要最小
限の剛性を有する肉厚及び径寸法の中空母材を採用した
い。
して採用し、前述の如き拡径加工を施すことなく単にプ
レス加工して取付部94を形成すると、軽量化すること
はできるものの、中空母材の細い径寸法によって取付部
94の取付平座面96の幅が決定されてしまい、ワイパ
モータ58の取付け固定を安定して強固なものにでき難
くなる。
イパ装置90の中空フレーム92では、中空母材に予め
拡径加工が施され、その後に拡径加工された部位がプレ
ス加工されて取付部94が形成される構成であるため、
中空母材の径太さ(φ19.1、あるいはφ16)によ
って取付部94の幅寸法が制限されることがなく、この
取付部94(取付平座面96)の幅寸法を、例えば薄肉
で大径(φ22)の中空母材(パイプ材)を採用して形
成した場合と実質的に同様にすることができる。したが
って、ワイパモータ58の取付け固定を安定して強固な
ものにすることができる。しかも、中空フレーム92の
ピボットホルダ12、14との連結部44、46(取付
部94以外の他の部位)は、中空母材の基の径寸法と同
じ小径状態(必要かつ充分な径寸法)とすることがで
き、中空フレーム92を全体として軽量化することがで
きる。
おいて、コ字形の側壁部分の高さ寸法も高くできるの
で、中空フレーム92の断面係数を大きくすることがで
き、中空フレーム92の曲げに対する強度も確保でき
る。
パ装置90では、さらに一層軽量で高剛性・高強度であ
り、中空フレーム92に対するワイパモータ58の取付
け固定を一層安定して強固なものにすることができる。
全体構成を示す平面図である。
全体構成を示す正面図である。
主要部の構成を示す分解斜視図である。
構成する中空フレームの取付部の詳細を示す断面図であ
る。
構成する中空フレームの徐変部の詳細を示す断面図であ
る。
主要部の構成を示す斜視図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 車体側に固定され先端にワイパアームが
固定されるピボットシャフトを回動自在に支持する複数
のピボットホルダと、中空母材からなり前記各ピボット
ホルダを互いに連結する中空フレームと、前記中空フレ
ームに固定された駆動源と、前記駆動源の駆動力を前記
ピボットシャフトに伝達するリンクロッドと、を備えた
ワイパ装置において、 前記中空フレームは、その長手方向中間位置に前記中空
母材が潰れた非中空の取付部を有し、 前記取付部は、前記駆動源が直接固定される取付平座面
を有する、 ことを特徴とするワイパ装置。 - 【請求項2】 前記中空フレームの前記ピボットホルダ
との連結部は、断面円環状に形成され、前記ピボットホ
ルダの前記中空フレームとの連結部は、断面円環状また
は断面円形に形成され、前記連結部同士が互いに嵌合し
て連結されたことを特徴とする請求項1記載のワイパ装
置。 - 【請求項3】 前記ピボットホルダは、前記中空フレー
ムとの連結部の嵌合面に凹凸を有し、かつ、前記ピボッ
トホルダと前記中空フレームとの連結部を前記凹凸に対
応してカシメ固定して連結したことを特徴とする請求項
1または請求項2記載のワイパ装置。 - 【請求項4】 前記中空フレームは、前記取付部の長手
方向両側に、前記取付部から前記連結部へ向けて非中空
の断面コ字形から断面円環状に徐々に変化した形状の徐
変部が設けられている、ことを特徴とする請求項1乃至
請求項3の何れか1項記載のワイパ装置。 - 【請求項5】 車体側に固定され先端にワイパアームが
固定されるピボットシャフトを回動自在に支持する複数
のピボットホルダと、前記各ピボットホルダを互いに連
結する中空フレームと、前記中空フレームに固定された
駆動源と、前記駆動源の駆動力を前記ピボットシャフト
に伝達するリンクロッドと、を備えたワイパ装置の中空
フレームの製造方法において、 断面円環状の中空母材をプレス加工することによって、
前記中空フレームの長手方向中間位置に、前記駆動源が
直接固定される取付平座面を有する非中空で断 面コ字形
の取付部を形成することを特徴とするワイパ装置の中空
フレームの製造方法。 - 【請求項6】 前記断面円環状の中空母材の所定部位に
予め拡径加工を施し、その後に当該部位をプレス加工す
ることによって前記取付部を形成したことを特徴とする
請求項5記載のワイパ装置の中空フレームの製造方法。 - 【請求項7】 前記中空フレームは、前記取付部の長手
方向両側に、前記取付部から前記連結部へ向けて非中空
の断面コ字形から断面円環状に徐々に変化した形状の徐
変部が設けられ、 前記徐変部は、前記取付部を形成するプレス加工工程に
て同時に形成したことを特徴とする請求項5または請求
項6記載のワイパ装置の中空フレームの製造方法。 - 【請求項8】 前記中空フレームの前記取付部は、前記
駆動源を固定するための取付孔を有し、 前記中空母材をプレス加工して前記取付部を形成する前
記プレス加工工程と同工程にて前記取付孔を形成した、
ことを特徴とする請求項5乃至請求項7の何れか1項記
載のワイパ装置の中空フレームの製造方法。
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JP2000038117A JP2000038117A (ja) | 2000-02-08 |
JP3215671B2 true JP3215671B2 (ja) | 2001-10-09 |
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ID=16569624
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP2013047097A (ja) * | 2012-10-29 | 2013-03-07 | Asmo Co Ltd | ワイパ装置 |
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JP3853613B2 (ja) | 2001-06-12 | 2006-12-06 | 株式会社ミツバ | 車両用ワイパ装置 |
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DE102007061105B4 (de) * | 2007-12-19 | 2018-05-03 | Robert Bosch Gmbh | Befestigungsrohr sowie Wischanlage |
KR200468952Y1 (ko) | 2011-09-23 | 2013-09-09 | 동양기전 주식회사 | 차량용 와이퍼 장치 |
WO2018110235A1 (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | 株式会社デンソー | ワイパ装置 |
-
1998
- 1998-07-24 JP JP20923698A patent/JP3215671B2/ja not_active Expired - Lifetime
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