JP3215580B2 - 二重床 - Google Patents

二重床

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JP3215580B2 JP19083494A JP19083494A JP3215580B2 JP 3215580 B2 JP3215580 B2 JP 3215580B2 JP 19083494 A JP19083494 A JP 19083494A JP 19083494 A JP19083494 A JP 19083494A JP 3215580 B2 JP3215580 B2 JP 3215580B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床スラブ上に支持脚を
介して多数の床パネルを設置した二重床に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実開昭62−1315
77号公報には、床スラブ上に支持脚を介して床パネル
を設置する二重床が知られており、この二重床を施工す
るに際しては、床スラブの上面に支持脚の設置位置に沿
って墨打ちをし、床パネルの支持脚を墨に沿って位置決
めし、その後、支持脚の上に多数の床パネルを支持する
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
に墨打ちを必要とする施工では、墨打ち作業に手間がか
かり、特に床パネルが大面積の場合、多くの支持脚につ
いて墨打ちを行なう必要があるため、施工が極めて困難
になる。しかも、支持脚間に配線用の溝を形成する場合
にあっては、墨打ちの高精度が要求されるため、作業が
一層困難になり、施工性が著しく低下するという問題が
ある。さらに、床パネルと支持脚とが一体化されている
場合、或いは支持脚と床パネルとが別々に構成されてい
る場合のいずれにおいても現場への搬入取扱いが困難に
なるという問題もあった。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、従来のような墨打
ちが不要であると共に大面積の施工もまた極めて容易に
行なうことができ、且つ運搬や取扱いが容易である二重
床を提供するにあり、他の目的とするところは、複数の
床パネルを支持脚の上面で隙間なく対向させることがで
きる二重床を提供するにあり、さらに他の目的とすると
ころは、配線用の蓋パネルを本体パネルと隣接して敷き
詰めるのが容易である二重床を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、縦横に格子状に交差させた複数の連結片
4,5の各交差部Cを互いに回動自在に連結して折り畳
み・展開自在の連結片ブロック3を構成し、該連結片ブ
ロック3の所定位置に床パネル1を支持するための複数
の支持脚2を取付け、支持脚2は、連結片ブロック3の
各交差部Cを枢支するための回動ピン10に遊嵌される
筒体により構成され、展開状態の連結片ブロック3を床
スラブ6上に敷設して成ることに特徴を有している。
【0006】また、支持脚2の上面に床パネル1のコー
ナー部1aを載置する載置面2bと、載置面2bの略中
央から上方に突出して上面12aが床パネル1の上面と
略面一となる突起12とを設け、該床パネル1の端面に
突起12の側面12b形状に対応する切欠15を形成す
るのが好ましい。また、支持脚2は連結片ブロック3の
交差部Cに取付けられているのが好ましい。
【0007】また、床パネル1が本体パネル1Aと配線
用の蓋パネル1Bとで構成されているのが好ましい。さ
らに、連結片ブロック3の各連結片4,5の先端部を最
も外側に位置する交差部Cよりも外側に突出させると共
に、該連結片4,5の突出長さdを蓋パネル1Bの一辺
の長さの略半分に設定して成るのが好ましい。
【0008】
【作用】本発明によれば、縦横に格子状に交差させた複
数の連結片4,5の各交差部Cを互いに回動自在に連結
して折り畳み・展開自在の連結片ブロック3を構成し、
該連結片ブロック3の所定位置に床パネル1を支持する
ための複数の支持脚2を取付けようにしたから、連結
片ブロック3を折り畳むことにより、連結片ブロック3
をコンパクト化でき、現場への運搬、取扱いを容易に行
なうことができると共に、現場では連結片ブロック3を
連結片4,5の交差部Cが直角になるまで各連結片4,
5を縦横に展開して床スラブ6上に敷設するだけで、従
来のような墨打ちを行なわずに、各支持脚2の位置決め
が容易にできる。しかも各支持脚2は連結片ブロック3
に夫々取付けられているので、大面積の施工であっても
多数の支持脚2の位置決めを容易に行なうことができ、
施工性の向上を図ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は、図1に示すように、床パネル1と支
持脚2とが分離した支持脚分離方式を採用し、且つ床パ
ネル1を本体パネル1Aと配線用の蓋パネル1Bとで構
成し、本体パネル1A間の溝部Bを該蓋パネル1Bにて
覆う溝配線方式を採用した二重床を例示する。
【0010】床パネル1の支持脚2は、図3及び図4に
示すように、いわゆるパンタグラフ方式で折り畳み・展
開自在となった連結片ブロック3に夫々固定される。連
結片ブロック3は、縦横に格子状に交差させた複数の連
結片4,5の各交差部Cを互いに回動自在に軸支したも
のであって、連結片ブロック3の各交差部Cに床パネル
1の支持脚2が夫々固定されている。
【0011】連結片ブロック3は、例えば図3に示すよ
うに、同じ長さを有する複数本の連結片4,5を縦横に
格子状に交差させたものであって、縦方向の連結片4か
ら見た場合に、各連結片4の一方の先端部から所定距離
をあけて第1〜第4の交差部C1 ,C2 ,C3 ,C4
順に設けられ、第1の交差部C1 と第2の交差部C2
の間の距離D1 、第3の交差部C3 と第4の交差部C4
との間の距離D1 が図7に示す本体パネル1Aの一辺の
長さL1 と略等しく設定され、これら第1の交差部C1
と第2の交差部C2 との間、及び第3の交差部C3 と第
4の交差部C4との間に本体パネル1Aを夫々載置でき
るようになっている。また、第2の交差部C2 と第3の
交差部C3 との間の距離D2 は本体パネル1Aの1辺の
長さL1の略半分に設定され、蓋パネル1Bを第2の交
差部C2 と第3の交差部C3 との間に載置できるように
なっている。本実施例では、蓋パネル1Bは、図8に示
す長方形パネル1B1 (長さが本体パネル1Aの各辺の
長さL1 と同寸、幅が該長さL1 の略半分)と、図9に
示す正方形パネル1B2 (各辺の長さが長方形パネル1
1 の幅と同寸)とで構成され、これら4枚の長方形パ
ネル1B1 と1枚の正方形パネル1B2 とを十字状に配
列することにより、本体パネル1A間の十字状の溝部B
を覆うことができるものである。尚、蓋パネル1Bの材
質は、木製、硬質プラスチック製、アルミニウム板、或
いは薄板鋼板等任意に用いることができる。
【0012】一方、床パネル1を支持する支持脚2は、
図2に示すように、連結片ブロック3の各交差部Cを枢
支するための回動ピン10に遊嵌される筒体により構成
されている。ここで、縦方向の連結片4と横方向の連結
片5の交差部Cには軸孔7,8が夫々穿孔され、各軸孔
7,8に回動ピン10が挿入されると共に、回動ピン1
0の頭部10aは、下側に位置する一方の連結片4(又
は5)の下面に溶接9aにより固着されており、この連
結片4と回動ピン10とが一体的に回動できるようにし
てある。また、支持脚2は回動ピン10が回転しても非
回転状態に保持されるものであって、この支持脚2の下
端部は上側に位置する他方の連結片5(又は4)の上面
に載置され、且つ支持脚2と他方の連結片5とは溶接9
bにより固着されており、これにより、支持脚2は該他
方の連結片5と一体的に回動できるようにしてある。さ
らに、回動ピン10の外周にはハトメ11が装着されて
おり、このハトメ11の下端部は下側に位置する一方の
連結片4の下面に係止され、ハトメ11の上端部は支持
脚2の軸孔2aの上部周縁に係止されており、一方の連
結片4と他方の連結片5と支持脚2とがハトメ11によ
り一体化されている。このように回動ピン10に一方の
連結片4を固定し、且つ回動ピン10の外周に遊嵌され
た支持脚2に他方の連結片5を固定したことにより、回
動ピン10を中心とする各連結片4,5の回転が可能と
なり、従って、連結片ブロック3は各交差部Cを中心と
して折り畳み・展開自在となる。尚、支持脚2の断面形
状は角筒状或いは円筒状のいずれであってもよい。
【0013】上記支持脚2の上面には床パネル1のコー
ナー部1aを載置する載置面2bが形成されると共に、
支持脚2の軸孔2aを貫通する回動ピン10の先端部に
は、該支持脚2の上面よりも上方に突出して上面12a
が床パネル1の上面と略面一となる突起12が突設され
ている。この突起12は、例えば平面視菱形状に形成さ
れており、この突起12の側面12b形状に対応して床
パネル1のコーナー部1aの端面に切欠15が形成され
ている。例えば1本の支持脚2の載置面2bに4枚の床
パネル1のコーナー部1aを夫々載置する場合に、各床
パネル1のコーナー部1aが菱形形状の突起12の4つ
の側面12bに面接触できるように床パネル1の各コー
ナー部1aに切欠15が形成されており、これにより各
コーナー部1aを突起12を中心に隙間なく突き合わせ
ることができるものである。尚、床パネル1の各コーナ
ー部1aは支持脚2の載置面2bに載置されるのみに限
らず、支持脚2の上面に嵌合するものであってもよい。
【0014】しかして、床パネル1を施工するにあたっ
ては、予め工場において縦横に格子状に交差させた複数
の連結片4,5の各交差部Cを回動ピン10により互い
に回動自在に連結して折り畳み・展開自在の連結片ブロ
ック3を作製し、更にこの連結片ブロック3の各交差部
Cの回動ピン10に支持脚2を遊嵌させると共に、回動
ピン10と一方の連結片4(又は5)を溶接し、且つ支
持脚2と他方の連結片5(又は4)を溶接することによ
り、各連結片4,5の交差部Cを中心に図4の矢印方向
に折り畳み、展開自在となった連結片ブロック3を作製
できる。そして、連結片ブロック3を折り畳むことによ
って連結片ブロック3を細長状にコンパクト化でき、運
搬、管理、取扱い性が容易となる。しかも、連結片ブロ
ック3の各交差部Cを軸支するための回動ピン10を支
持脚2の中心軸と一致させてあるので、回動ピン10は
各連結片4,5を軸支する部材としてだけでなく、支持
脚2の中心軸を連結片4,5の交差部Cに位置合わせす
る部材をも兼ねることができ、同一部材(回動ピン1
0)で連結片4,5の軸支と支持脚2の固定の両方を行
なうことができ、部材の合理化を図ることができる。
【0015】一方、現場では、図3に示すように、連結
片ブロック3を連結片4,5の交差部Cが直角になるま
で縦横に展開させて床スラブ6上に敷設する。このと
き、各支持脚2は、連結片ブロック3の各交差部Cに規
則正しく位置決めされているので、従来のように床スラ
ブ6上に墨打ちを行なう必要がなく、床スラブ6に対す
る各支持脚2の位置決めが極めて容易となる。しかも各
支持脚2は連結片ブロック3に夫々取付けられているの
で、大面積の施工であっても多数の支持脚2の位置決め
が極めて容易となり、施工性が大幅に向上するという利
点がある。
【0016】その後、各支持脚2の上に、図5に示すよ
うに、本体パネル1Aの各コーナー部1aを載置する。
このとき、各支持脚2の上面中央に本体パネル1Aの上
面と略面一となる突起12が突設されており、一方、突
起12の側面12b形状に対応して各本体パネル1Aの
コーナー部1aの端面に切欠15が形成されているの
で、1本の支持脚2の載置面2bに4枚の本体パネル1
Aのコーナー部1aを夫々載置する際に、各コーナー部
1aを菱形形状の突起12の4つの側面12bに隙間な
く面接触させることができると共に、突起12の上面1
2aが本体パネル1Aの上面より上方に突出しないので
(図2の状態)、突起12による凹凸が生じるのが防が
れる。その後、本体パネル1A間の十字状の溝部Bに沿
って配線を行なった後、図6に示すように、本体パネル
1A間に蓋パネル1Bを嵌め込む。このとき、蓋パネル
1Bのコーナー部1aの端面もまた本体パネル1Aと同
様、突起12の側面12b形状に対応させて切欠15′
(図8、図9)が夫々形成されているので、蓋パネル1
Bを本体パネル1Aに隣接して隙間なくしかも容易に敷
詰めることができ、最後に床パネル1の上に例えばタイ
ル状カーペット45(図2)を乗せることにより施工が
終了する。
【0017】ところで、1個の連結片ブロック3に支持
される本体パネル1A及び蓋パネル1Bの数は上記実施
例に限定されるものではなく、例えば1枚の本体パネル
1Aのみを支持できる連結片ブロック3(図3の仮想線
Hで示す)を複数個用いるようにしてもよい。この場
合、連結片ブロック3の連結片4,5の先端部を最も外
側に位置する交差部Cよりも外側に突出させると共に、
該連結片4,5の突出長さdを蓋パネル1Bの幅方向の
長さの略半分に設定するのが好ましい。
【0018】即ち同形の複数の連結片ブロック3を隣接
させる場合に、隣合う一方の連結片ブロック3の連結片
4(又は5)の先端部が蓋パネル1Bの一端側から略中
央位置まで突出し、且つ、隣合う他方の連結片ブロック
3の連結片4(又は5)の先端部が該蓋パネル1Bの他
端側から略中央位置まで突出することになる。従って、
複数の連結片ブロック3の継ぎ目に配線用の溝部を形成
することができると同時に、この溝部を蓋パネル1Bに
て覆う際に該蓋パネル1Bを本体パネル1Aに隙間なく
敷き詰めて行くことができるので、隣合う連結片ブロッ
ク3の継ぎ目を体裁よく仕上げることができるという利
点がある。
【0019】尚、上記実施例では、床パネル1を本体パ
ネル1Aと配線用の蓋パネル1Bとで構成したが、配線
を行なわない場合には、蓋パネル1B及び溝部Bを省略
するようにしてもよい。また、支持脚2は連結片ブロッ
ク3の各交差部C以外の位置に取付けることも可能であ
るが、連結片4,5を軸支する回動ピン10を利用して
支持脚2を支持できる点から、支持脚2は支持脚2の交
差部Cに取付けられるのが望ましい。
【0020】
【発明の効果】上述のように請求項1記載の発明は、縦
横に格子状に交差させた複数の連結片の各交差部を互い
に回動自在に連結して折り畳み・展開自在の連結片ブロ
ックを構成し、該連結片ブロックの所定位置に床パネル
を支持するための複数の支持脚を取付け、展開状態の連
結片ブロックを床スラブ上に敷設して成るから、連結片
ブロックを折り畳むことにより連結片ブロックをコンパ
クト化でき、現場への運搬、取扱いが容易となる。しか
も、現場では連結片ブロックを連結片の交差部が直角に
なるまで各連結片を縦横に展開して床スラブ上に敷設す
るだけで、従来のような墨打ちを行なわずに各支持脚の
位置決めが容易にできると共に、各支持脚は連結片ブロ
ックに取付けられているので、大面積の施工であっても
多数の支持脚の位置決めを容易に行なうことができ、施
工性が極めて良好になるという効果を奏する。また支持
脚は、連結片ブロックの各交差部を枢支するための回動
ピンに遊嵌される筒体により構成されているので、回動
ピンを中心とする各連結片の回転が可能となる。
【0021】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の支持脚の上面に床パネルのコーナー部を載置する載
置面と、載置面の略中央から上方に突出して上面が床パ
ネルの上面と略面一となる突起とを設け、該床パネルの
端面に突起の側面形状に対応する切欠を形成したから、
請求項1の効果に加えて、隣接する複数の床パネルのコ
ーナー部を1本の支持脚の載置面に夫々載置する場合
に、各床パネルのコーナー部の端面を支持脚の上面の突
起に面接触させることができるので、隣接する床パネル
のコーナー部を支持脚の上面で隙間なく対向させること
ができ、尚且つ突起の上面が床パネルの上面より上方に
突出しないので、突起による凹凸が生じるのが防がれ、
床パネルを体裁良く仕上げることができるという効果を
奏する。
【0022】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の支持脚を連結片ブロックの交差部に取付けるように
したから、請求項1の効果に加えて、連結片ブロックの
交差部間の距離を正確に設定するだけで支持脚の取付け
位置の精度を容易に高めることができる。また、請求項
4記載の発明は、請求項1記載の床パネルは本体パネル
と配線用の蓋パネルとで構成されているから、請求項1
の効果に加えて、床スラブに敷設された連結片ブロック
を利用して本体パネルと蓋パネルとを正確な位置に容易
に敷き詰めることができる。
【0023】さらに、請求項5の発明は、縦横に格子状
に交差させた複数の連結片の各交差部を互いに回動自在
に連結して折り畳み・展開自在の連結片ブロックを構成
し、該連結片ブロックの所定位置に床パネルを支持する
ための複数の支持脚を取付け、展開状態の連結片ブロッ
クを床スラブ上に敷設するにあたって、連結片ブロック
の各連結片の先端部を最も外側に位置する交差部よりも
外側に突出させると共に、該連結片の突出長さを蓋パネ
ルの一辺の長さの略半分に設定して成るから、請求項1
の効果に加えて、例えば同形の複数の連結片ブロックを
隣接させる場合に、隣合う一方の連結片ブロックの連結
片の先端部が蓋パネルの一端側から略中央位置まで突出
し、且つ隣合う他方の連結片ブロックの連結片の先端部
が該蓋パネルの他端側から略中央位置まで突出すること
により、複数の連結片ブロックの継ぎ目に配線用の溝部
を形成することができると同時に、該溝部を蓋パネルに
て覆う際に該蓋パネルを本体パネルに隙間なく敷き詰め
て行くことができるので、隣合う連結片ブロックの継ぎ
目を体裁よく仕上げることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図2】同上の支持脚付近の断面図である。
【図3】同上の連結片ブロックの平面図である。
【図4】同上の連結片ブロックの折り畳み・展開状態の
説明図である。
【図5】同上の連結片ブロックに本体パネルを載置した
状態の説明図である。
【図6】同上の連結片ブロックに本体パネルと蓋パネル
とを載置した状態の説明図である。
【図7】同上の本体パネルを示し、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は(a)のE
−E線断面図、(e)は左側面図、(f)は右側面図、
(g)は(a)のF−F線断面図である。
【図8】同上の蓋パネルを構成する長方形パネルを示
し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面
図、(d)は(a)のJ−J線断面図、(e)は左側面
図、(f)は右側面図、(g)は(a)のK−K線断面
図である。
【図9】同上の蓋パネルを構成する正方形パネルを示
し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面
図、(d)は(a)のN−N線断面図、(e)は左側面
図、(f)は右側面図、(g)は(a)のO−O線断面
図である。
【符号の説明】
1 床パネル 1a コーナー部 1A 本体パネル 1B 蓋パネル 2 支持脚 2b 載置面 3 連結片ブロック 4,5 連結片 6 床スラブ 12 突起 12a 上面 12b 側面 15 切欠 C 交差部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/00 - 15/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦横に格子状に交差させた複数の連結片
    の各交差部を互いに回動自在に連結して折り畳み・展開
    自在の連結片ブロックを構成し、該連結片ブロックの所
    定位置に床パネルを支持するための複数の支持脚を取付
    け、支持脚は、連結片ブロックの各交差部を枢支するた
    めの回動ピンに遊嵌される筒体により構成され、展開状
    態の連結片ブロックを床スラブ上に敷設して成ることを
    特徴とする二重床。
  2. 【請求項2】 支持脚の上面に床パネルのコーナー部を
    載置する載置面と、載置面の略中央から上方に突出して
    上面が床パネルの上面と略面一となる突起とを設け、該
    床パネルの端面に突起の側面形状に対応する切欠を形成
    したことを特徴とする請求項1記載の二重床。
  3. 【請求項3】 支持脚が連結片ブロックの交差部に取付
    けられていることを特徴とする請求項1記載の二重床。
  4. 【請求項4】 床パネルは本体パネルと配線用の蓋パネ
    ルとで構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    二重床。
  5. 【請求項5】 縦横に格子状に交差させた複数の連結片
    の各交差部を互いに回動自在に連結して折り畳み・展開
    自在の連結片ブロックを構成し、該連結片ブロックの所
    定位置に床パネルを支持するための複数の支持脚を取付
    け、展開状態の連結片ブロックを床スラブ上に敷設する
    にあたって、連結片ブロックの各連結片の先端部を最も
    外側に位置する交差部よりも外側に突出させると共に、
    該連結片の突出長さを蓋パネルの一辺の長さの略半分に
    設定して成ることを特徴とする二重床。
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