JP3215458B2 - 空気清浄機の集塵装置 - Google Patents

空気清浄機の集塵装置

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JP3215458B2
JP3215458B2 JP23768591A JP23768591A JP3215458B2 JP 3215458 B2 JP3215458 B2 JP 3215458B2 JP 23768591 A JP23768591 A JP 23768591A JP 23768591 A JP23768591 A JP 23768591A JP 3215458 B2 JP3215458 B2 JP 3215458B2
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整治 水野
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松下精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気清浄機の集塵装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、空気清浄機の集塵装置はプレフィ
ルタ,予備荷電部,集塵用フィルタを並べたものが主流
となっている。
【0003】従来、この種の空気清浄機の集塵装置は、
図7および図8に示すような構成が一般的であった。
【0004】図に示すように、本体101には羽根10
2とモータ103からなる送風装置104を内蔵し、送
風装置104の吸気側の通風路に集塵装置105を設け
ている。
【0005】集塵装置105は吸気側よりプレフィルタ
106,予備荷電部107およびフィルタ108を配置
している。プレフィルタ106は比較的大きな粒径の粉
塵を取り除き、予備荷電部107はコロナ放電により微
粒子を帯電させるもので、帯電した微粒子はフィルタ1
08にて補集される。
【0006】側板109は予備荷電部107と前記フィ
ルタ108を保持するとともに、予備荷電部107に給
電端子110を通して3〜8KVの高電圧を供給してい
る。
【0007】上記構成において、プレフィルタ106,
予備荷電部107およびフィルタ108は本体101内
に着脱可能に取付けられ、メンテナンスを容易にしてい
る。
【0008】そして、本体101に取付けるときは、プ
レフィルタ106を予備荷電部107上に重ねて固定
し、重ねた状態で本体101内に挿入するものであっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
清浄機の集塵装置では、プレフィルタ106が未装着の
まま運転される場合があり、そのときは綿ぼこりなどが
予備荷電部107やフィルタ108に付着して、高電圧
放電による発煙,発火の危険があるという課題を有して
いた。
【0010】また吸気口のすきまからコインや金属棒な
どを押込まれると、予備荷電部107の高電圧部に触れ
て感電の危険があるという課題を有していた。
【0011】さらにプレフィルタ106を予備荷電部1
07に重ねて本体101内に挿入するときに、予備荷電
部107を前後逆向きにして取付ける可能性があり、こ
の場合も発煙,発火および感電の危険があるという課題
を有していた。
【0012】本発明は上記課題を解決するもので、プレ
フィルタが未装着であっても、火災や感電の危険を生じ
ない空気清浄機の集塵装置を提供することを第1の目的
としている。
【0013】第2の目的は、予備荷電部を前後逆向きに
取付けることを防止できる空気清浄機の集塵装置を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するための第1の手段は、高電圧を印加される予備荷
電部の前面に着脱可能に装着されるプレフィルタと、前
記予備荷電部と前記プレフィルタを空気清浄機の本体内
に案内する側板と、この側板の直交方向に移動可能に設
けたスライド具と、このスライド具に一体に形成したガ
イドリブとストップリブとを有し、前記ガイドリブを前
記ストップリブより上方に配して前記側板の側方から出
没可能に突設し、前記プレフィルタの下端は前記ガイド
リブに設けた傾斜面に当接し、また前記予備荷電部の下
端は前記ストップリブに設けた前記側板に直交する平面
で当接する構成としたものである。
【0015】また第2の目的を達成するための第2の手
段は、高電圧を印加される予備荷電部の前面に着脱自在
に装着されるプレフィルタと、前記予備荷電部と前記プ
レフィルタを空気清浄機の本体内に案内する側板と、こ
の側板より突出して前記予備荷電部と前記プレフィルタ
を前後で保持する前保持リブおよび後保持リブと、前記
予備荷電部の前面に前記前保持リブと近接して突設した
逆挿入防止リブを有し、前記後保持リブの突出長さを前
記前保持リブの突出長さより大とした構成としている。
【0016】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成によりプレ
フィルタを予備荷電部に装着したときは、プレフィルタ
の突出端がスライド具のガイドリブに当接してスライド
具を側板の外側に移動させて、プレフィルタと予備荷電
部を本体内に挿入できるが、プレフィルタを装着しない
ときは、予備荷電部の下端がスライド具のストップリブ
に当接して本体内には挿入できないものである。
【0017】また第2の手段の構成により、予備荷電部
が前後逆向きに挿入された場合には、予備荷電部の前面
に突設した逆挿入防止リブが側板に設けた後保持リブの
上端に当接して、予備荷電部は本体内に挿入できないも
のである。
【0018】
【実施例】以下本発明の第1実施例について、図1〜図
4を参照しながら説明する。
【0019】図1に示すように、プレフィルタ1は予備
荷電部2に着脱可能に取付けられている。すなわち予備
荷電部2の下方片端に突起部3aと段部3bを設け、プ
レフィルタ1には切欠部4aと突出端4bを設け、プレ
フィルタ1を予備荷電部2に重ね合わせると、プレフィ
ルタ1の切欠部4aと突出端4bが予備荷電部2の突起
部3aと段部3bにそれぞれ係合するように形成されて
いる。側板5は、図2に示すようにプレフィルタ1の前
部を保持する前保持リブ6と予備荷電部2の後部を保持
する後保持リブ7と、予備荷電部2に約7KVの電圧を
印加する給電端子8を備えている。給電端子8の上部に
は傾斜面を備えたガイドリブ9と水平面を備えたストッ
プリブ10とを突設し、ガイドリブ9がやや上方に位置
している。ガイドリブ9とストップリブ10はスライド
具12に一体に形成され、スライド具12は、スプリン
グ11により側板5の直交方向に移動可能に取り付けら
れている。
【0020】上記構成において動作を説明すると、プレ
フィルタ1が予備荷電部2に装着されている場合に本体
内に設置するときは、まずプレフィルタ1の突出端4b
がガイドリブ9の傾斜面に当たり、図3(b)に示すよ
うにプレフィルタ1が下がるにつれ、スライド具12は
側板5の側方に押し込まれてストップリブ10も同時に
引っ込むこととなり、プレフィルタを装着した予備荷電
部2を側板5に装置することができる。またプレフィル
タ1が予備荷電部2に装着されていない場合は、図4に
示すようにスライド具12のガイドリブ9と当接する部
分(プレフィルタ1の突出端4b)がないため、スライ
ド具12は側板5内に押し込まれずに、予備荷電部2の
角部2aが直接スライドツメ13のストップリブ11に
当接して、その位置で進行が障げられ、予備荷電部2は
それより下に挿入することができなくなる。
【0021】このように本発明の第1実施例の空気清浄
機の集塵装置によれば、予備荷電部2の角部2aの近傍
に段部3bを設け、プレフィルタ1に設けた突出端4b
を印部3bと係合させるとともに、ガイドリブ9とスト
ップリブ10とを一体に備えた移動可能なスライド具1
2により、スライド具12を側板3の側方に押し込みプ
レフィルタ1が予備荷電部2に装着されているときのみ
側板3内に挿入できるため、プレフィルタ1の未装着で
の運転を未然に防ぐことができる。
【0022】つぎに本発明の第2実施例について図5を
参照しながら説明する。図に示すように側板5より突出
して前保持リブ6と後保持リブ7とが、平行に立設し、
プレフィルタ1を装着した予備荷電部2を保持してい
る。後保持リブ7は前保持リブ6より突出長さを大とし
ている。また予備荷電部2の前面に前保持リブ6に近接
して一対の逆挿入防止リブ13を突設している。
【0023】上記構成において、まず予備荷電部2の逆
挿入防止リブ13が前保持リブ6側にある場合はそのま
ま側板3内に挿入することができる。しかし図6に示す
ように予備荷電部2のプレフィルタ1の装着面、すなわ
ち逆挿入防止リブ14の突設側と後保持リブ7側に向け
て側板3に誤挿入した場合、後保持リブ7の方が、前保
持リブ6より大きく突出しているため、挿入時に逆挿入
防止リブ13が後保持リブ7に当たり、挿入することが
できなくなり、誤挿入を防止することができる。
【0024】このように本発明の第2実施例の空気清浄
機の集塵装置によれば、予備荷電部2の前面に逆挿入防
止リブ13を突設し、また側板3の前保持リブ6より後
保持リブ7の突出長さを大としたことにより、予備荷電
部2が前後正しい向きのとき、すなわちプレフィルタ1
が吸気側にあるときのみ挿入可能とすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば予備荷電部の角部の近傍に段部を設け、また
プレフィルタに前記段部と係合する突出端を設け、傾斜
面を備えたガイドリブと水平面を備えたストップリブと
をガイドリブを上方位置にして側板より突出させ、ガイ
ドリブとストップリブを摺動可能なスライド具に一体に
形成することによりプレフィルタの未装着時での予備荷
電部の側板への挿入を防いで大きな粉塵の侵入による発
煙,発火の危険や金属棒などの押し込みによる感電の危
険を未然に防止することができる安全性の高い空気清浄
機の集塵装置を提供できる。
【0026】また予備荷電部の前面に逆挿入防止リブを
突設し、側板から前保持リブの突出長さを後保持リブの
突出長さより小としたことにより、プレフィルタを装着
した予備荷電部が前後逆向きに取付けられることを防
ぎ、プレフィルタが吸込側にない場合に発生する前記と
同様の発煙や感電の危険を防止できるという安全性の高
い空気清浄機の集塵装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1実施例の空気清浄機の集塵
装置の要部分解斜視図 (b)同要部外観斜視図
【図2】同側板の外観斜視図
【図3】(a)同スライド具の断面図 (b)同プレフィルタ装着時のスライド具の動作を示す
断面図
【図4】同プレフィルタ未装着時のスライド具の動作を
示す断面図
【図5】同第2実施例の同前部平面断面図
【図6】同予備荷電部逆挿入時の要部外観斜視図
【図7】従来の空気清浄機の集塵装置の内部構成を示す
平面断面図
【図8】同側板の外観斜視図
【符号の説明】
1 プレフィルタ 2 予備荷電部 5 側板 6 前保持リブ 7 後保持リブ 9 ガイドリブ 10 ストップリブ 12 スライドツメ 13 逆挿入防止リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F24F 7/00 B03C 3/14 A

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧を印加される予備荷電部の前面に
    着脱可能に装着されるプレフィルタと、前記予備荷電部
    と前記プレフィルタを空気清浄機の本体内に案内する側
    板と、この側板の直交方向に移動可能に設けたスライド
    具と、このスライド具に一体に形成したガイドリブとス
    トップリブとを有し、前記ガイドリブを前記ストップリ
    ブより上方に配して前記側板の側方から出没可能に突設
    し、前記プレフィルタの下端は前記ガイドリブに設けた
    傾斜面に当接し、また前記予備荷電部の下端は前記スト
    ップリブに設けた前記側板に直交する平面で当接してな
    る空気清浄機の集塵装置。
  2. 【請求項2】 高電圧を印加される予備荷電部の前面に
    着脱自在に装着されるプレフィルタと、前記予備荷電部
    と前記プレフィルタを空気清浄機の本体内に案内する側
    板と、この側板より突出して前記予備荷電部と前記プレ
    フィルタを前後で保持する前保持リブおよび後保持リブ
    と、前記予備荷電部の前面に前記前保持リブと近接して
    突設した逆挿入防止リブを有し、前記後保持リブの突出
    長さを前記前保持リブの突出長さより大とした空気清浄
    機の集塵装置。
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