JP3215070U - 方向指示板用ウエイト - Google Patents

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Abstract

【課題】袋が破れても交換せずに継続使用の可能性を高めることができ、実用性に優れる方向指示板用ウエイトを提供する。【解決手段】方向指示板用ウエイト1は、2つの方向指示板用ウエイト1A、1Bを連結部3を介して直列に繋いだ構成を有している。これらはそれぞれ柔軟性を有する袋体7と、袋体7の表面側に設けられた柔軟性を有する反射シートを備えている。袋体7の裏面側には開口部19が形成されて面状ファスナー23、25を介して蓋21で塞がれるようになっており、ウエイト材としての砂袋9が出し入れ可能となっている。連結部3の表面側には取っ手が設けられており、取っ手を持って山型状の方向指示板の上に跨るように載せる。【選択図】 図3

Description

本考案は、道路工事や建設工事の現場などで車両や歩行者を誘導するための方向指示板のウエイト(重し)として用いられる方向指示板用ウエイトに関するものである。
道路工事や建設工事の現場などでは、車両や歩行者を安全な方向に誘導するために矢印付きの方向指示板(矢印板とも称されている)が路面に置かれている。視認性を向上させるために、例えば方向指示板の下地色には黄色の蛍光色が、矢印には赤色が使用されている。
最近では視認性のさらなる向上を図るべく、LED(Light Emitting Diode)を密集配置したものや、内部にマイクロプリズムが配置されたシートを貼った高輝度又は超高輝度タイプのものも市販されている。
この種の方向指示板は現場が変わる毎に撤去して再使用されるために、なるべく軽くて嵩張らず、さらに使用時と運搬時の形状変更が容易な方がよい。このため、アルミニウム材やガルバニウム材で折り畳み可能に形成されており、使用時には山型にして路面に載置するだけの簡易構成が主流となっている。
山型に折って載置するだけの簡易タイプは使用性には優れるものの、軽量であるが故に大型車等が脇を通過したり強風が吹くとその風圧でずれたり倒れたりし易く、その場合、方向指示板が通行車両等に正対しなくなる。監視係がこれに気付かずにずれたり倒れたりした状態が放置されると、思わぬ事故につながる危険性も否定できない。
この問題に対処すべく、方向指示板の上にウエイトを載せて風圧によるずれや倒れを防止する対策が講じられている。
特許文献1には、山型に折り畳み可能な構成の両側板の内方に袋部を形成し、袋部に砂を入れた状態で立て看板の骨組みに載せて用いるウエイトバッグが提案されている。
また、合成樹脂製の袋に砂を充填したものを折り曲げ可能に直列に繋ぎ、山型の方向指示板の上に沿うように載せるだけの方向指示板用ウエイトも種々のタイプがインターネット上の通販サイトで紹介されている。
従来のこの種のウエイトにおける砂や土等のウエイト材の充填構造としては、単にウエイト材を袋部内に入れるものや、ウエイト材を袋部に入れた後に蓋やチャックで塞ぐもの、ウエイト材を入れた後に開封不可に密閉したものなどが知られている。
特開平11−223025号公報
砂等のウエイト材を単に袋部に入れる構造では、運搬時に砂等がこぼれる可能性が高い。砂等を袋部に入れた後に蓋をしてホック等で留めても隙間があるとこぼれやすい。また、チャック等で塞ぐ構造では砂でチャックが目詰まりして使用できなくなる可能性がある。密閉構造では、袋が破れると砂が外部に流出して再使用不可となる。
いずれにしても、従来のウエイトは袋部が単層構造であるため、袋部が破れると使用できなくなり、その都度新しいウエイトに交換しなければならないという問題を避けられなかった。
本考案は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、袋が破れても交換せずに継続使用の可能性を高めることができ、実用性に優れる方向指示板用ウエイトの提供を、その目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために為されたものであり、請求項1の考案は、表面側に反射材を有する袋体と、該袋体の内部に入れられたウエイト材とを備え、誘導用の矢印が表示された方向指示板の上に前記表面側を上にして載せられる方向指示板用ウエイトにおいて、前記袋体が柔軟性を有する合成樹脂で形成され、前記反射材は柔軟性を有する反射シートからなり、前記ウエイト材は柔軟性を有する合成樹脂製の袋に粒状物を入れた構成を有していることを特徴とする方向指示板用ウエイトである。
請求項2の考案は、請求項1に記載した方向指示板用ウエイトにおいて、前記粒状物が砂であり、前記袋体の裏面側には砂入り袋を出し入れ可能な開口部が設けられ、該開口部は閉止部材で開閉自在に設けられていることを特徴とする方向指示板用ウエイトである。
請求項3の考案は、請求項2に記載した方向指示板用ウエイトにおいて、前記閉止部材が面状ファスナーであることを特徴とする方向指示板用ウエイトである。
請求項4の考案は、請求項1から3のいずれか1項に記載した方向指示板用ウエイトにおいて、前記反射シートが、シート内にマイクロプリズムを配置した高輝度または超高輝度で前記方向指示板と同系色の反射シートであることを特徴とする方向指示板用ウエイトである。
請求項5の考案は、請求項1から4のいずれか1項に記載した方向指示板用ウエイトが柔軟性を有する連結部を介して2つ直列に連結されており、山型状に設置される前記方向指示板に跨った状態に載置されることを特徴とする方向指示板用ウエイトである。
請求項6の考案は、請求項5に記載した方向指示板用ウエイトにおいて、前記連結部が前記袋体の表面を延ばして形成され、該連結部には取っ手が設けられていることを特徴とする方向指示板用ウエイトである。
本考案によれば、外袋が破れても砂等のウエイト材が内袋に入れられているため、外部にこぼれる可能性が低く、引き続き使用することができ、実用性を高めることができる。
本考案の第1の実施の形態に係る方向指示板用ウエイトの斜視図である。 図1のA−A線での断面図である。 図1で示した方向指示板用ウエイトにおけるウエイト材の出し入れ構成を示す裏面側から見た斜視図である。 図1で示した方向指示板用ウエイトの平坦状態での平面図で、(a)は裏面図、(b)は表面図である。 図1で示した方向指示板用ウエイトの使用状態を示す斜視図である。
以下、本考案の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る方向指示板用ウエイト1を示す斜視図である。方向指示板用ウエイト1は、方向指示板用ウエイト1Aと、これと同じ構成の方向指示板用ウエイト1Bとを連結部3を介して直列に繋いだ構造を有している。連結部3には取っ手5が設けられており、取っ手5を持って持ち上げると、2つの方向指示板用ウエイト1A、1Bが重みで向かい合うように垂れ下がる。
本例での大きさは、縦Yが1000mm、幅Xが180mm、連結部3の長さLが250mmであるが、サイズはこれに限定されない。
方向指示板用ウエイト1A、1Bは、図1及び図2から明らかなように、柔軟性を有する合成樹脂製のシートで形成された袋体7と、袋体7の内部に入れられたウエイト材としての砂袋9(図3参照)と、袋体7の表面7aに貼り付けられた反射材としての反射シート11と、該反射シート11の上に貼り付けられた矢印同化用の反射シート13とを有している。
砂袋9は、柔軟性を有する合成樹脂製(ビニール)の袋15に粒状物としての砂17を詰めて口を紐で結んだ構造を有している。
図3に示すように、袋体7の表面7aは方向指示板用ウエイト1Aから方向指示板用ウエイト1Bに亘って長手方向に1枚構成で延びており、その中央部は連結部3を兼ねている。
袋体7はその表面7aと裏面7bとの合わせ構造によって袋状に形成されており、裏面7b側には砂袋9を出し入れ可能な開口部19が形成されている。
開口部19には蓋21が折り畳み可能に設けられている。蓋21の内側とこれに対応する裏面7bの部位には閉止部材としての面状ファスナー23、25が設けられており、開口部19の開閉が自在となっている。
砂袋9は方向指示板用ウエイト1A、1Bの蓋21を開けた状態で入れられ、その後、蓋21が閉じられて使用状態となる。
方向指示板用ウエイト1の不使用時には、砂袋9は方向指示板用ウエイト1とは別個に保管してもよい。上記のように砂袋9が袋体7内に入れられた状態では砂17は2重の袋で保護されることになる。
このため、外袋としての袋体7が破れても中袋としての袋15が存在するので、砂17が外部にこぼれることはなく、方向指示板用ウエイト1の継続使用が可能となる。
また、砂袋9の袋15が保管時等に破れても砂袋9のみを別のものに交換するだけで方向指示板用ウエイト1を使用可能に復元できる利点がある。
図4に示すように、方向指示板用ウエイト1A、1Bは同じ構造を有している。
本実施の形態では、袋体7は、柔軟性、防水性及び強度を有する合成樹脂であるターポリンで形成している。ターポリンは、繊維の布を合成樹脂フィルムでサンドイッチした複合シートで、風や汚れにも強く工事現場で使用するシートとしては最適である。取っ手5も同じ材料で形成されている。なお、本考案の材質はこれに限定されない。
方向指示板用ウエイト1A、1B及び連結部3の表面全面に貼り付けた反射シート11は、シート内にマイクロプリズムを高密度に配置した高輝度又は超高輝度タイプのものを使用している。このタイプの反射シートとしては、例えば、オラフォルジャパン社製のAP−1000が好適である。反射シート13も色が異なるだけで同じ素材を使用している。
反射シート11の色は、方向指示板の表面色と同系色であり、反射シート13の色は方向指示板の矢印の色と同系色である。
反射シート11、13としては上記に限定されず、他の方式のもの(例えばLEDを高密度で配置したもの)を採用してもよい。
図5は方向指示板用ウエイト1の使用状態を示している。
方向指示板27はアルミニウム材やガルバニウム材で折り畳み可能に形成されており、使用時には同図に示すように、山型にして路面に配置される。
方向指示板27の側板29の表面29aは、例えば黄色(蛍光色を含む)を有し、矢印31は赤色(蛍光色を含む)を有している。
方向指示板用ウエイト1は、取っ手5を持って引き上げた状態で山型の上に方向指示板用ウエイト1A、1Bが跨るように載せるだけでセットが完了する。
方向指示板用ウエイト1A、1Bの表面に貼り付けられた反射シート11の色は黄色又はそれに近い色であり、反射シート13の色は赤色又はそれに近い色である。
このようにすれば、方向指示板27の表面色と方向指示板用ウエイト1Aの色とが同化し、一部が欠けて見えるような違和感を抑制することができる。方向指示板27の反対側においても方向指示板用ウエイト1Bが同様に作用する。
以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、上記の各実施の形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲における設計の変更があっても考案に含まれる。
例えば、上記では方向指示板用ウエイト1として、方向指示板用ウエイト1A、1Bを連結部3を介して直列に繋いだ両側タイプのものを例示したが、方向指示板用ウエイト1A又は1Bの一方のみからなる方向指示板用ウエイトをフックで山型の頂部に引っ掛けて吊り下げるような片側タイプとしてもよい。
また、袋体7の開口部19を開閉する閉止部材としては面状ファスナーに限らず、チャックやホックを用いてもよい。砂17は袋15に入れられて密封されているので、チャックが目詰まりする心配もない。
1、1A、1B…方向指示板用ウエイト 3…連結部 5…取っ手 7…袋体
7a…表面 7b…裏面 9…ウエイト材としての砂袋
11…反射材としての反射シート 13…矢印同化用の反射シート 15…袋
17…砂 19…開口部 21…蓋 23、25…面状ファスナー
27…方向指示板 29…側板 29a…側板の表面 31…矢印

Claims (6)

  1. 表面側に反射材を有する袋体と、該袋体の内部に入れられたウエイト材とを備え、誘導用の矢印が表示された方向指示板の上に前記表面側を上にして載せられる方向指示板用ウエイトにおいて、
    前記袋体が柔軟性を有する合成樹脂で形成され、前記反射材は柔軟性を有する反射シートからなり、前記ウエイト材は柔軟性を有する合成樹脂製の袋に粒状物を入れた構成を有していることを特徴とする方向指示板用ウエイト。
  2. 請求項1に記載した方向指示板用ウエイトにおいて、
    前記粒状物が砂であり、前記袋体の裏面側には砂入り袋を出し入れ可能な開口部が設けられ、該開口部は閉止部材で開閉自在に設けられていることを特徴とする方向指示板用ウエイト。
  3. 請求項2に記載した方向指示板用ウエイトにおいて、
    前記閉止部材が面状ファスナーであることを特徴とする方向指示板用ウエイト。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載した方向指示板用ウエイトにおいて、
    前記反射シートが、シート内にマイクロプリズムを配置した高輝度または超高輝度で前記方向指示板と同系色の反射シートであることを特徴とする方向指示板用ウエイト。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載した方向指示板用ウエイトが柔軟性を有する連結部を介して2つ直列に連結されており、山型状に設置される前記方向指示板に跨った状態に載置されることを特徴とする方向指示板用ウエイト。
  6. 請求項5に記載した方向指示板用ウエイトにおいて、
    前記連結部が前記袋体の表面を延ばして形成され、該連結部には取っ手が設けられていることを特徴とする方向指示板用ウエイト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210008594A (ko) * 2019-07-15 2021-01-25 장현실 스마트 터널진입 차단장치

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