JP3214639B2 - サンプルホールド回路 - Google Patents

サンプルホールド回路

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JP3214639B2
JP3214639B2 JP05481793A JP5481793A JP3214639B2 JP 3214639 B2 JP3214639 B2 JP 3214639B2 JP 05481793 A JP05481793 A JP 05481793A JP 5481793 A JP5481793 A JP 5481793A JP 3214639 B2 JP3214639 B2 JP 3214639B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図5及び図6) 発明が解決しようとする課題(図5及び図6) 課題を解決するための手段(図1、図3及び図4) 作用(図1、図3及び図4) 実施例(図1〜図4) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はサンプルホールド回路に
関し、特にアクイジシヨン時間を短くするようにしたも
のである。
【0003】
【従来の技術】従来、サンプルホールド回路において
は、時々刻々と変化する入力アナログ信号の瞬間値を抜
き出して標本化(サンプリング)し、これを所定時間保
持(ホールド)するようになされ、例えば図5に示すよ
うな回路で構成することができる。すなわちサンプルホ
ールド回路1においては、電流ミラー回路を構成するト
ランジスタQ1及びQ2のエミツタがそれぞれ抵抗R1
及びR2を介して接続されると共に、当該抵抗R1及び
R2の接続中点P1がダイオード接続されたレベルシフ
ト用のトランジスタQ3及びQ4を介して電源電圧ライ
ンVCCに接続されている。
【0004】またトランジスタQ1及びQ2のコレクタ
は、差動対を構成するトランジスタQ5及びQ6を通し
て接続され、トランジスタQ2のコレクタはトランジス
タQ7のベースに接続されると共に並びにコンデンサC
1を介して電源電圧ラインV EEに接続されている。さら
にトランジスタQ7においては、コレクタが電源電圧ラ
インVCCに接続されると共に、エミツタがトランジスタ
Q6のベースと定電流源2を介して電源電圧ラインVEE
とにそれぞれ接続され、これによりトランジスタQ1、
Q2、Q5、Q6及びQ7でなる電流利得1のバツフア
(以下これをバートンアンプ3と呼ぶ)が形成されてい
る。
【0005】この場合トランジスタQ5及びQ6のエミ
ツタの共通接続点は、モード切換えスイツチ部4のトラ
ンジスタQ8のコレクタに接続されると共に、トランジ
スタQ8のエミツタ及び当該トランジスタQ8と共に差
動対を構成するトランジスタQ9のエミツタの共通接続
点は定電流源5を通して電源電圧ラインVEEと接続さ
れ、かつ当該トランジスタQ9のコレクタはトランジス
タQ2のエミツタと接続されている。さらにトランジス
タQ8及びQ9の各ベースには、所定周期の矩形状のク
ロツク信号CLKと、当該クロツク信号CLKと逆相の
反クロツク信号CLKNとがそれぞれ供給される。
【0006】これにより当該サンプルホールド回路1で
は、トランジスタQ8のベースが高電位(以下これをH
レベル電位と呼ぶ)となる期間(以下この期間のモード
をサンプルモードと呼ぶ)ではバートンアンプ3が動作
状態となつて、トランジスタQ5のベースでなる信号入
力端に供給される入力アナログ信号VINとほぼ同レベル
の出力信号VOUT を、トランジスタQ6のベース及びト
ランジスタQ7のエミツタの接続中点P2でなる信号出
力端から出力すると共に、このとき入力アナログ信号V
INに基づいてコンデンサC1を順次充電又は放電させる
ようになされている。
【0007】これに対して当該サンプルホールド回路1
では、トランジスタQ9のベースがHレベル電位となる
期間(以下この期間のモードをホールドモードと呼ぶ)
では、トランジスタQ8のベースが低電位(以下これを
Lレベル電位と呼ぶ)となることからトランジスタQ5
及びQ6でなる差動対がオフ状態となり、この結果コン
デンサC1がホールドモードになる直前のアナログ入力
信号VINの電位(以下この電圧をホールド電圧と呼ぶ)
をホールドモード期間中維持することにより、当該ホー
ルド電圧と等しい信号レベルの出力信号VOUT を信号出
力端から出力するようになされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところでサンプルホー
ルド回路1においては、上述のように、ホールドモード
時にはトランジスタQ8のベースがLレベル電位になる
直前のアナログ入力信号VINの電位をコンデンサC1に
おいて保持し続けるため、図6(A)及び(B)に示す
ように、ホールドモードからサンプルホールドモードに
切り換わつた直後には、当該コンデンサC1の電位と、
時々刻々と変化するアナログ入力信号VINの電位との間
に電位差が生じている。
【0009】この場合コンデンサC1においは、ホール
ドモードからサンプルホールドモードへの切り換えに応
じたバートンアンプ3の始動に伴つて充放電を開始して
保持電位をアナログ入力信号VINの電位に追随しようと
するものの、ホールドモードからサンプルホールドモー
ドに切り換わつた時刻t1 、t3 からコンデンサC1の
電位がアナログ入力信号VINの電位に追いつく時刻t2
、t4 までには僅かながらも時間TC (以下この時間
をアクイジシヨン時間TC と呼ぶ)が必要となる。
【0010】従つて当該サンプルホールド回路1では、
サンプルモードの動作時間としては最低限度当該アクイ
ジシヨン時間TC 以上の時間が必要であり、このため当
該アクイジシヨン時間TC をなるべく短くすることがで
きれば、サンプルホールド回路1の動作速度を速くする
ことができるものと考えられる。この場合、一般的に、
容量Cのコンデンサに電圧Vを印加したときの当該コン
デンサに蓄えられる電荷量をQとし、このときコンデン
サに流れる電流をI及び電流の流れる時間をTとする
と、コンデンサの容量C及び時間Tの間には次式
【数1】 が成り立つことが知られている。
【0011】従つてサンプルホールド回路1では、
(1)式をTに付いて解いた次式
【数2】 からも明らかなように、コンデンサC1の容量を小さく
するか、又はバートンアンプ3のアクテイブロードの動
作電流を大きくするなどの手段によつてコンデンサC1
の充放電時間を短縮することができ、この結果アクイジ
シヨン時間TC を短くすることができることが分かる。
【0012】ところが、一般的にサンプルホールド回路
1では、コンデンサC1の容量を小さくすると、ホール
ドモード時、何らかの原因によつて流れた微小電流によ
つてコンデンサC1に保持されているホールド電圧値が
変化する割合(以下これをドループと呼ぶ)が大きくな
る問題がある。一方バートンアンプ3の動作電流を大き
くすると、サンプルモードからホールドモードに切り換
わる際に切り換えの過渡現象によつて僅かな電流がコン
デンサC1に流入し、又はコンデンサC1から流出する
ことにより、理想的なホールド電圧に対して発生するオ
フセツト電圧の割合(以下これをペデスタルと呼ぶ)が
大きくなる問題がある。
【0013】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、ペデスタル特性及びドループ特性を悪化させずにア
クイジシヨン時間を短縮させ得るサンプルホールド回路
を提案しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、入力信号VINの信号レベルの変化
に応じてサンプル保持手段としてのコンデンサC1を充
放電するサンプルモードと、コンデンサC1の充放電を
停止してコンデンサC1の充放電に応じた信号レベルの
出力信号VOUT を出力するホールドモードとに順次切り
換わるサンプルホールド回路において、入力信号VIN
信号レベル及び出力信号VOUT の信号レべルを比較し
て、入力信号VIN及び出力信号VOUT の電位差が予め設
定された所定範囲よりも大きいときに、コンデンサC1
の充放及び又は放電を援助する援助手段12、31、5
1を設けるようにした。
【0015】また本発明においては、援助手段12、3
1、51が、サンプルモード時にだけコンデンサC1の
充電及び又は放電を援助するようにした。
【0016】
【0017】さらに本発明においては、入力信号VIN
信号レベルの変化に応じて所定の充放電手段3によつて
サンプル保持手段としてのコンデンサC1を充放電する
サンプルモードと、充放電手段3によるコンデンサC1
の充放電を停止してコンデンサC1の充電量に応じた信
号レベルの出力信号VOUT を出力するホールドモードと
に順次切り換わるサンプルホールド回路において、入力
信号VINの信号レベル及び出力信号VOUT の信号レベル
を比較して、入力信号VIN及び出力信号VOUTの電位差
が予め設定された所定範囲よりも大きいときに、充放電
手段3のコンデンサC1に対する充電及び又は放電の動
作電流を増加させる制御手段31、51を設けるように
した。
【0018】さらに本発明においては、制御手段31、
51は、入力信号VIN及び出力信号VOUT のレベル差が
所定範囲よりも大きいときにレベル差に応じた電流を充
放電手段3の動作電流に加算することによつてコンデン
サC1の充電及び又は放電の動作電流を増加させる補正
手段33、34、52、53を有するようにした。
【0019】さらに本発明においては、補正手段33、
34、52、53は、第1のトランジスタQ31、Q3
5のエミツタが所定のレベルシフト手段Q36、Q39
を介して第2のトランジスタQ32、Q34、Q50、
Q51のエミッタに接続されると共に、入力信号VIN
第1のトランジスタQ31、Q35のベースで受けかつ
出力信号VOUT を第2のトランジスタQ32、Q34、
Q50、Q51のベースで受ける差動対構成でなる比較
手段35、36、54、55と、第3及び第4のトラン
ジスタQ38及びQ37、Q41及びQ40、Q38及
びQ52、Q41及びQ53でなる電流ミラー回路で形
成され、電流入力端としての第3のトランジスタQ3
8、Q41のコレクタが比較手段35、36、54、5
5の第1のトランジスタQ31、Q35のコレクタと接
続されると共に、電流出力端としての第4のトランジス
タQ37、Q40、Q52、Q53のコレクタが充放電
手段3の動作電流源5に接続された加算手段38、4
0、56、57とからなるようにした。
【0020】さらに本発明においては、比較手段54、
55の第2のトランジスタQ50、Q51のコレクタを
加算手段56、57の第4のトランジスタQ52、Q5
3のエミツタに接続するようにした。
【0021】
【作用】入力信号VINの信号レベル及び出力信号VOUT
の信号レベルを比較して、入力信号VIN及び出力信号V
OUT の電位差が予め設定された所定範囲よりも大きいと
きに、コンデンサC1の充放及び又は放電を援助するよ
うにしたことにより、コンデンサC1の充放電時間を短
縮することができ、かくしてペデスタル特性及びドープ
特性を悪化させずにアクイジシヨン時間を短縮させ得る
サンプルホールド回路を実現できる。
【0022】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0023】(1)第1実施例 図5との対応部分に同一符号を付して示す図1におい
て、10は全体としてサンプルホールド回路を示し、図
5に示すサンプルホールド回路1と同様に形成されたサ
ンプルホールド部11と、放電制御部12とから構成さ
れている。放電制御部12においては、コンパレータ1
3を構成する一対のトランジスタQ10及びQ11のベ
ースが、それぞれサンプルホールド部のトランジスタQ
5のベースでなる当該サンプルホールド回路10の信号
入力端、及びサンプルホールド部11の接続中点P2 で
なる当該サンプルホールド回路10の信号出力端に接続
されている。
【0024】この場合トランジスタQ10のエミツタは
ダイオード接続されたレベルシフト用のトランジスタQ
12を介してトランジスタQ11のエミツタと接続され
ると共に、当該トランジスタQ12及びトランジスタQ
11の接続中点P3は定電流源14を介して電源電圧ラ
インVCCに接続されている。
【0025】またトランジスタQ10及びQ11のコレ
クタは抵抗R10及びR11を介して互いに接続される
と共に、当該抵抗R10及びR11の接続中点P4 はダ
イオード接続されたレベルシフト用のトランジスタQ1
3、Q14、Q15及びQ16を介して電源電圧ライン
EEに接続され、これによりトランジスタQ10のベー
スに供給される入力アナログ信号VINの信号レベルがト
ランジスタQ11のベースに供給されるサンプルホール
ド回路10の出力信号VOUT の信号レベルに対してトラ
ンジスタQ12によつて決定する所定のオフセツト電圧
(例えば0.7 〔V〕程度)以上低い場合にのみトランジ
スタQ10がオン動作するようになされている。
【0026】さらにトランジスタQ10及びQ11のコ
レクタはそれぞれバツフア部15及び16のトランジス
タQ17及びQ18のベースに接続されると共に、当該
トランジスタQ17及びQ18のコレクタはそれぞれ電
源電圧ラインVCCに接続され、かつ当該トランジスタQ
17及びQ18のエミツタはそれぞれ定電流源17及び
18を介して電源電圧ラインVEEと、差動部19の差動
対を構成するトランジスタQ19及びQ20のベースと
に接続され、これによりトランジスタQ10がオン動作
したときにはトランジスタQ19にベース電圧が供給さ
れて当該トランジスタQ19がオン動作するようになさ
れている。
【0027】この場合トランジスタQ19は、コレクタ
がトランジスタQ7のベース及びコンデンサC1の接続
中点P2に接続され、オン動作時にはコンデンサC1か
ら電荷を引き出すようになされている。また、トランジ
スタQ20はコレクタが第1の電源電圧ラインVCC接続
され、かつ当該トランジスタQ19及びQ20の共通エ
ミツタはスイツチ部20のトランジスタQ21のコレク
タに接続されている。さらにトランジスタQ21におい
ては、ベースがトランジスタQ8のベースに接続されて
タイミング信号CLKを入力すると共に、当該トランジ
スタQ21と共に差動対を構成するトランジスタQ22
との共通エミツタが定電流源21を通して電源電圧ライ
ンVEEに接続されている。
【0028】これにより当該トランジスタQ21は、サ
ンプルモード時(すなわちベースがHレベル電位のと
き)にはオン動作して差動部19を動作させる一方、ホ
ールドモード時には(すなわちベースがLレベル電位の
とき時)にはオフ状態となつて差動部19の動作を停止
させるようになされている。さらにトランジスタQ22
は、コレクタがトランジスタQ20のコレクタに接続さ
れると共にベースがトランジスタQ9のベースと接続さ
れて反タイミング信号CLKNを入力するようになさ
れ、これによりトランジスタQ21と交互にオン動作す
るようになされている。
【0029】以上の構成において、ホールドモード時、
放電制御部12ではスイツチ部20のトランジスタQ2
1がオフ状態となり、かつトランジスタQ22がオン動
作するために差動部19は動作せず、従つて当該放電制
御部12はサンプルホールド部11に対して影響を与え
ない。一方サンプルモード時、放電制御部12ではスイ
ツチ部20のトランジスタQ21がオン動作し、かつト
ランジスタQ22がオフ状態となるために差動部19は
動作状態となる。
【0030】この場合当該放電制御部12では、トラン
ジスタQ19のベースがトランジスタQ17を介してト
ランジスタQ10のコレクタに接続されると共にトラン
ジスタQ20のベースがトランジスタQ18を介してト
ランジスタQ11のコレクタに接続されていることによ
り、入力アナログ信号VINの信号レベルが出力信号V
OUT の信号レベルよりも低くかつ入力アナログ信号VIN
及び出力信号VOUT 間の電圧差がオフセツト電圧以内の
場合にはトランジスタQ10がオン動作せず、この結果
トランジスタQ19が動作しないために放電制御部12
はサンプルホールド部11に対して影響を与えない。
【0031】ところが、サンプルモード時、入力アナロ
グ信号VINの信号レベルが出力信号VOUT の信号レベル
よりも低くかつ入力アナログ信号VIN及び出力信号V
OUT 間の電位差がオフセツト電圧よりも大きい場合には
トランジスタQ10がオン動作し、この結果トランジス
タQ19がオン動作してコンデンサC1から電荷を引き
出すことにより当該コンデンサC1の放電を援助して放
電時間を短縮させる。
【0032】従つてこのサンプルホールド回路10で
は、ホールドモードからサンプルモードに切り換わつた
際に、入力アナログ信号VINが出力信号VOUT に対して
オフセツト電圧よりも低く、アクイジシヨン時間T
C (図6)が多く必要となるような場合には、放電制御
部12が機能してコンデンサC1の放電を援助すると共
に、この後コンデンサC1の蓄電量が放電によつて減少
して出力信号VOUT と入力アナログ信号VINとの電圧レ
ベル差がオフセツト電圧内となると放電制御部12が動
作を停止し、この結果図2に示すように、放電制御部1
2が付加されてなく、サンプルホールド部11だけの場
合におけるアクイジシヨン時間t1 に対して当該サンプ
ルホールド回路10のアクイジシヨン時間t2 を短縮さ
せことができるようになされている。
【0033】以上の構成によれば、放電制御部12がス
イツチ部20によつてサンプルモード時にだけ機能する
ようにすると共に、当該放電制御部12のコンパレータ
13によつて入力アナログ信号VINの信号レベル及び出
力信号VOUT の信号レベルを比較して当該出力信号V
OUT の信号レベルが入力アナログ信号VINの信号レベル
に対して所定のオフセツト電圧よりも低い場合にのみ差
動部19が動作してサンプルホールド部11のコンデン
サC1から電荷を引き出して当該コンデンサC1の放電
時間を短縮させるようにしたことにより、コンデンサC
1の容量を小さくし、又はバートンアンプ3の動作電流
を大きくすることなくアクイジシヨン時間TC (図6)
を短縮することができ、かくしてペデスタル特性及びド
ループ特性を悪化させずにアクイジシヨン時間TC を短
縮させ得るサンプルホールド回路を実現できる。また放
電制御部12が必要な場合にのみ機能することにより、
効率が良く、従つて消費電流の増加を回避することがで
きる。
【0034】(2)第2実施例 図1との対応部分に同一符号を付して示す図3におい
て、サンプルホールド回路30ではサンプルホールド部
11のトランジスタQ5のベースでなる当該サンプルホ
ールド回路30の信号入力端が充放電制御部31のトラ
ンジスタQ30のベースに接続されている。
【0035】この場合トランジスタQ30においては、
コレクタが電源電圧ラインVCCに接続されると共に、エ
ミツタが定電流源32を介して電源電圧ラインVEE、放
電制御部35のトランジスタQ31のベース、及び充電
制御部36のトランジスタQ32のベースにそれぞれ接
続され、これにより入力アナログ信号VINを所定電圧だ
けシフトダウンさせた比較入力アナログ信号VIN-Fとし
て当該放電制御部33及び充電制御部34にそれぞれ供
給するようになされている。
【0036】またサンプルホールド部11の接続中点P
2でなる当該サンプルホールド回路30の信号出力端
は、充放電制御部31のトランジスタQ33のベースに
接続されている。また、当該トランジスタQ33のコレ
クタは電源電圧ラインVCCに接続されている。
【0037】このとき当該トランジスタQ33において
は、エミツタが定電流源33を介して電源電圧ラインV
EE、トランジスタQ31と共にコンパレータ35を構成
するトランジスタQ34のベース、及びトランジスタQ
32と共にコンパレータ36を構成するトランジスタQ
35のベースにそれぞれ接続され、これにより当該サン
プルホールド回路30の出力信号VOUT を所定電圧だけ
シフトダウンさせた比較出力信号VOUT-F として放電制
御部33及び充電制御部34にそれぞれ供給するように
なされている。
【0038】この場合放電制御部33においては、トラ
ンジスタQ31のエミツタがレベルシフト用のトランジ
スタQ36を介してトランジスタQ34のエミツタと接
続されると共に、当該トランジスタQ34及びQ36の
接続中点P10が定電流源37を通して電源電圧ライン
CCに接続され、かつトランジスタQ34のコレクタが
電源電圧ラインVEEと接続されている。これにより比較
入力アナログ信号VIN-Fの信号レベルが比較出力信号V
OUT-F の信号レベルに対してトランジスタQ36によつ
て決定する所定のオフセツト電圧(例えば0.7 〔V〕)
以上低くなつたときのみトランジスタQ31がオン動作
するようになされている。
【0039】またトランジスタQ31のコレクタはトラ
ンジスタQ37と共に電流ミラー回路38を構成するト
ランジスタQ38のコレクタに接続されると共に、当該
トランジスタQ37及びQ38の各エミツタはそれぞれ
抵抗R10及びR11を介して電源電圧ラインVEEに接
続されている。
【0040】さらにトランジスタQ37のコレクタはサ
ンプルホールド部11のモード切換えスイツチ部4及び
定電流源5の接続中点P11に接続され、かくしてトラ
ンジスタQ31がオン動作したときに電流ミラー回路3
7がトランジスタQ31から供給されるコレクタ電流と
等しい大きさの電流をサンプルホールド部11のモード
切換えスイツチ部4から引き込むことによつてバートン
アンプ3の動作電流を増加させるようになされている。
【0041】同様にして充電制御部34においては、ト
ランジスタQ35のエミツタがレベルシフト用のトラン
ジスタQ39を介してトランジスタQ32のエミツタと
接続されると共に、当該トランジスタQ39及びQ32
の接続中点P12が定電流源39を介して電源電圧ライ
ンVCCに接続され、かつトランジスタQ32のコレクタ
が電源電圧ラインVEEと接続されている。これにより比
較出力信号VOUT-F の信号レベルが比較入力アナログ信
号VIN-Fの信号レベルに対してトランジスタQ39によ
つて決定する所定のオフセツト電圧(例えば0.7
〔V〕)以上低くなつたときのみトランジスタQ35が
オン動作するようになされている。
【0042】またトランジスタQ35のコレクタはトラ
ンジスタQ40と共に電流ミラー回路40を構成するト
ランジスタQ41のコレクタに接続されると共に、当該
トランジスタQ40及びQ41の各エミツタはそれぞれ
抵抗R12及びR13を介して電源電圧ラインVEEに接
続されている。さらにトランジスタQ40のコレクタは
サンプルホールド部11の接続中点P11に接続され、
かくしてトランジスタQ35がオン動作したときに電流
ミラー回路40がトランジスタQ35から供給されるコ
レクタ電流と等しい大きさの電流をスイツチ部4から引
き込むことによつてバートンアンプ3の動作電流を増加
させるようになされている。
【0043】以上の構成において、入力アナログ信号V
IN及び出力信号VOUT 間の電圧レベル差は、比較入力ア
ナログ信号VIN-F及び比較出力信号VOUT-F 間の電圧レ
ベル差と等しく、従つて出力信号VOUT の信号レベルが
入力アナログ信号VINの信号レベルに対して0.7 〔V〕
以上高い場合には、放電制御部33のトランジスタQ3
1がオン動作し、この結果電流ミラー回路38がサンプ
ルホールド部11の接続中点P11から電流を引き込ん
でバートンアンプ3の動作電流を増加させることによ
り、当該サンプルホールド回路30のアクイジシヨン時
間TC を短縮させる。
【0044】一方出力信号VOUT の信号レベルが入力ア
ナログ信号VINの信号レベルに対して0.7 〔V〕以上低
い場合には、充電制御部34のトランジスタQ35がオ
ン動作し、この結果電流ミラー回路40が当該接続中点
P11から電流を引き込んでバートンアンプ3の動作電
流を増加させることにより、当該サンプルホールド回路
30のアクイジシヨン時間TC を短縮させる。
【0045】これに対してサンプルホールド回路30の
出力信号VOUT の信号レベルが入力アナログ信号VIN
信号レベルに対して0.7 〔V〕程度以内の場合には放電
制御部33及び充電制御部34のトランジスタQ31及
びQ35が動作せず、この結果当該当該充放電制御部3
1はサンプルホールド部11に対する制御を停止する。
【0046】従つて当該サンプルホールド回路30で
は、ホールドモードからサンプルモードに切り換わつた
直後の入力アナログ信号VINの信号レベルとサンプルホ
ールド回路30の出力信号VOUT の信号レベルとの間に
0.7 〔V〕以上の電位差があり、従つてアクイジシヨン
時間TC が多く必要な場合には、充放電制御部31の放
電制御部33又は充電制御部34が機能してバートンア
ンプ3の動作電流を増加させると共に、この後当該入力
アナログ信号VINの信号レベルと出力信号VOUTの信号
レベルとの電圧レベル差が0.7 〔V〕程度以内になると
当該充放電制御部31の放電制御部33又は充電制御部
34が機能を停止してサンプルホールド部11の動作に
影響を与えなくなることによつてペデスタル特性の低下
を防止するようになされている。
【0047】以上の構成によれば、サンプルホールド部
11に対して放電制御部33及び充電制御部34でなる
充放電制御部31をそれぞれ設け、当該放電制御部33
及び充電制御部34において入力アナログ信号VINの信
号レベルと出力信号VOUT の信号レベルとを比較して、
出力信号VOUT の信号レベルが入力アナログ信号VIN
信号レベルに対して所定のオフセツト電圧以下である場
合には充電制御部34が動作すると共に、所定のオフセ
ツト電圧以上である場合には放電制御部33が動作して
サンプルホールド部11のバートンアンプ3の動作電流
を増加させ、この後入力アナログ信号VINの信号レベル
及び出力信号VOUT の信号レベル間の電圧レベル差がオ
フセツト電圧以内になると充電制御部34又は放電制御
部33が動作を停止するようにしたことにより、サンプ
ルホールド部11の立ち上がり特性及び立ち下がり特性
が改善されてアクイジシヨン時間TC を短縮することが
できると共に、このときサンプルモードからホールドモ
ードに切り換わる瞬間では入力アナログ信号VIN及び出
力信号VOUT 間に信号レベル差がないために充放電制御
部31はサンプルホールド部11に影響を与えず、かく
してペデスタル特性及びドループ特性を悪化させずにア
クイジシヨン時間を短縮させ得るサンプルホールド回路
を実現できる。
【0048】また第1実施例によるサンプルホールド回
路10では、コンデンサC1の充放電に対してトランジ
スタQ2、Q6及び又はQ19が関与するためにトラン
ジスタQ19のベース及びコレクタ間の容量を通じて入
力アナログ信号VINの電圧変化がコンデンサC1に伝わ
つてサンプルホールド部11の出力電圧に変化が生じ
る、いわゆるフイードスルーが発生するおそれがある
が、当該サンプルホールド回路30ではコンデンサC1
の充放電に関与するのはトランジスタQ2及びQ6だけ
であり、従つてフイードスルーの発生を未然に回避する
ことができる。
【0049】さらに当該サンプルホールド回路30で
は、充電制御部34及び放電制御部33が必要なときに
だけ接続中点P11から電流を引き込むために効率が良
く、従つて消費電流の増大を未然に防止することができ
る。
【0050】(3)第3実施例 図3との対応部分に同一符号を付して示す図4におい
て、サンプルホールド回路50は充放電制御部51にお
ける放電制御部52及び充電制御部53のトランジスタ
Q50及びQ51のコレクタの接続位置が異なることを
除いて図3に示すサンプルホールド回路30と同様の構
成を有する。すなわちサンプルホールド回路50におい
ては、放電制御部52のトランジスタQ50のコレクタ
がトランジスタQ38と共に電流ミラー回路56を構成
するトランジスタQ52のエミツタと接続されると共
に、充電制御部53のトランジスタQ51のコレクタが
トランジスタQ41と共に電流ミラー回路57を構成す
るトランジスタQ53のエミツタと接続されている。
【0051】以上の構成において、入力アナログ信号V
IN及び出力信号VOUT 間の電圧レベル差は、比較入力ア
ナログ信号VIN-F及び比較出力信号VOUT-F 間の電圧レ
ベル差と等しく、従つて出力信号VOUT の信号レベルが
入力アナログ信号VINの信号レベルに対して0.7 〔V〕
以上高い場合には、放電制御部54のトランジスタQ3
1がオン動作し、この結果電流ミラー回路56がサンプ
ルホールド部11の接続中点P11から電流を引き込ん
でバートンアンプ3の動作電流を増加させることによ
り、当該サンプルホールド回路50のアクイジシヨン時
間TC を短縮させる。
【0052】一方出力信号VOUT の信号レベルが入力ア
ナログ信号VINの信号レベルに対して0.7 〔V〕以上低
い場合には、充電制御部55のトランジスタQ35がオ
ン動作し、この結果電流ミラー回路57が当該接続中点
P11から電流を引き込んでバートンアンプ3の動作電
流を増加させることにより、当該サンプルホールド回路
50のアクイジシヨン時間TC を短縮させる。これに対
してサンプルホールド回路50の出力信号VOUT の信号
レベルが入力アナログ信号VINの信号レベルに対して0.
7 〔V〕程度以内の場合には放電制御部54及び充電制
御部55のトランジスタQ31及びQ35が動作せず、
この結果当該当該充放電制御部51はサンプルホールド
部11に対して影響を与えない。
【0053】従つて当該サンプルホールド回路50で
は、ホールドモードからサンプルモードに切り換わつた
直後の入力アナログ信号VINの信号レベルとサンプルホ
ールド回路50の出力信号VOUT の信号レベルとの間に
0.7 〔V〕以上の電位差があり、従つてアクイジシヨン
時間TC が多く必要な場合には、充放電制御部51の放
電制御部54又は充電制御部55が機能してバートンア
ンプ3の動作電流を増加させると共に、この後当該入力
アナログ信号VINの信号レベルと出力信号VOUTの信号
レベルとの電圧レベル差が0.7 〔V〕程度以内になると
当該充放電制御部51の放電制御部54又は充電制御部
55が制御を停止してサンプルホールド部11の動作に
影響を与えなくなる。
【0054】さらに充放電制御部51の放電制御部52
又は充電制御部53が動作を停止してトランジスタQ5
0又はトランジスタQ51がオン動作する際に、当該ト
ランジスタQ50及びQ51がトランジスタQ52及び
Q53のエミツタ電圧を急激に引き上げるため、放電制
御部52又は充電制御部53の動作停止時における接続
中点P11 からの余分な電流の引き込みを防止するこ
とができ、この結果コンデンサC1のオーバヘツド等を
未然に防止するようになされている。
【0055】以上の構成によれば、トランジスタQ50
及びQ51のエミツタをトランジスタQ52及びQ53
にそれぞれ接続するようにしたことにより、コンデンサ
C1のオーバヘツド等を未然に防止でき、かくして第2
実施例に比べてさらに性能を向上させ得るサンプルホー
ルド回路を実現できる。
【0056】(4)他の実施例 なお上述の第1実施例においては、サンプルホールド部
11に充放電制御部12を付加してサンプルホールド回
路10のホールドモードからサンプルモードに切り換わ
る際の立ち下がり特性を改善させるようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、これに代えて、
又はこれに加えて例えば当該充放電制御部12と同様に
して形成された立ち上がり特性を改善する充放電制御部
(図示せず)を付加することによつてホールドモードか
らサンプルモードに切り換わり時における立ち下がり特
性を向上させることもできる。
【0057】また上述の第2及び第3実施例において
は、サンプルホールド部11に充電制御部34及び53
並びに放電制御部33及び52を付加することによつて
サンプルホールド回路30及び50のホールドモードか
らサンプルモードに切り換わる際の立ち上がり特性及び
立ち下がり特性を向上させるようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じて充放電制
御部31及び51を充電制御部34及び53若しくは放
電制御部33及び52の一方のみによつて構成すること
により、立ち上がり特性及び立ち下がり特性のいずれか
一方のみを改善することもできる。
【0058】さらに上述の第1〜第3実施例において
は、コンパレータ13、35、36、54及び55にオ
フセツト電圧をもたせるためにトランジスタQ12、3
6及び39を用いるようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、当該コンパレータ13、35、
36、54及び55にオフセツト電圧をもたせる手段と
しては、この他シヨツトキートランジスタを用いる等種
々の手段を適用できる。
【0059】この場合コンパレータ13、35、36、
54及び55にオフセツト電圧をもたせる手段を選ぶこ
とによつて当該オフセツト電圧の大きさを調整すること
ができ、例えば上述のシヨツトキートランジスタを用い
た場合には、コンパレータ13、35、36、54及び
55のオフセツト電圧オフセツトを0.2 〔V〕に設定す
ることができる。さらに上述の第1〜第3実施例におい
ては、サンプルホールド部11を図1、図3及び図4に
示すように構成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、サンプルホールド部11の構成としてはこ
の他種々のものを適用できる。
【0060】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、サンプル
ホールド回路において、入力信号及び出力信号の信号レ
ベルを比較して、入力信号及び出力信号の差電圧が予め
設定された所定範囲よりも大きいときに、サンプル保持
手段としてのコンデンサの充放及び又は放電を援助する
ようにしたことにより、コンデンサの充放電時間を短縮
することができ、かくしてペデスタル特性及びドループ
特性を悪化させずにアクイジシヨン時間を短縮させ得る
サンプルホールド回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサンプルホールド回路の第1実施
例を示す回路図である。
【図2】図1に示すサンプルホールド回路のアクイジシ
ヨン時間の説明に供するグラフである。
【図3】本発明によるサンプルホールド回路の第2実施
例を示す回路図である。
【図4】本発明によるサンプルホールド回路の第3実施
例を示す回路図である。
【図5】従来のサンプルホールド回路の一例を示す回路
図である。
【図6】アクイジシヨン時間の説明に供する特性図であ
る。
【符号の説明】
1、10、30、50……サンプルホールド回路、3…
…バートンアンプ、4……モード切換えスイツチ部、1
1……サンプルホールド部、12、31、51……充放
電制御部、13、35、36、54、55……コンパレ
ータ、19……差動部、20……スイツチ部、33、5
2……放電制御部、34、53……充電制御部、38、
40、56、57……電流ミラー回路部、Q1〜Q2
2、Q30〜Q41、Q50〜Q53……トランジス
タ、C1……コンデンサ。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号の信号レベルの変化に応じてサン
    プル保持手段としてのコンデンサを充放電するサンプル
    モードと、上記コンデンサの充放電を停止して上記コン
    デンサの充放電に応じた信号レベルの出力信号を出力す
    るホールドモードとに順次切り換わるサンプルホールド
    回路において、 上記入力信号の信号レベル及び上記出力信号の信号レベ
    ルを比較して、上記入力信号及び上記出力信号の電位差
    が予め設定された所定範囲よりも大きいときに、上記コ
    ンデンサの充放及び又は放電を援助する援助手段を具え
    ることを特徴とするサンプルホールド回路。
  2. 【請求項2】上記援助手段は、 上記サンプルモード時にだけ上記コンデンサの上記充電
    及び又は上記放電を援助することを特徴とする請求項1
    に記載のサンプルホールド回路。
  3. 【請求項3】入力信号の信号レベルの変化に応じて所定
    の充放電手段によつてサンプル保持手段としてのコンデ
    ンサを充放電するサンプルモードと、上記充放電手段に
    よる上記コンデンサの充放電を停止して上記コンデンサ
    の充電量に応じた信号レベルの出力信号を出力するホー
    ルドモードとに順次切り換わるサンプルホールド回路に
    おいて、 上記入力信号の信号レベル及び上記出力信号の信号レベ
    ルを比較して、上記入力信号及び上記出力信号の電位差
    が予め設定された所定範囲よりも大きいときに、上記充
    放電手段の上記コンデンサに対する充電及び又は放電の
    動作電流を増加させる制御手段を具えることを特徴とす
    るサンプルホールド回路。
  4. 【請求項4】上記制御手段は、 上記入力信号及び上記出力信号のレベル差が所定範囲よ
    りも大きいときに上記レベル差に応じた電流を上記充放
    電手段の上記動作電流に加算することによつて上記コン
    デンサの上記充電及び又は上記放電の上記動作電流を増
    加させる補正手段を具えることを特徴とする請求項
    記載のサンプルホールド回路。
  5. 【請求項5】上記補正手段は、 第1のトランジスタのエミツタが所定のレベルシフト手
    段を介して第2のトランジスタのエミツタに接続される
    と共に、上記入力信号を上記第1のトランジスタのベー
    スで受けかつ上記出力信号を上記第2のトランジスタの
    ベースで受ける差動対構成でなる比較手段と、 第及び第のトランジスタでなる電流ミラー回路で形
    成され、電流入力端としての上記第のトランジスタの
    コレクタが上記比較手段の上記第1のトランジスタのコ
    レクタと接続されると共に、電流出力端としての上記第
    のトランジスタのコレクタが上記充放電手段の動作電
    流源に接続された加算手段とからなることを特徴とする
    請求項に記載のサンプルホールド回路。
  6. 【請求項6】上記比較手段の上記第2のトランジスタの
    コレクタが上記加算手段の上記第のトランジスタのエ
    ミツタに接続されたことを特徴とする請求項に記載の
    サンプルホールド回路。
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