JP3197244B2 - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はアナログICに使
用される出力回路に関し、より詳細には入力端子と出力
端子を共用したアナログICに使用される出力回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に使用されているICは、ICの内
部から外部に対して信号を出力する一方で、ICの外部
からも制御信号を取り込んでいる。この際、ICの内部
と外部との信号の入出力は、何れも端子を介して行われ
ている。
【0003】図4は従来のアナログICに使用される出
力回路の構成例を示した図であり、図5はその信号波形
を示した図である。図4に於いて、破線部より右側がI
C内部、左側がIC外部を表している。
【0004】ICの内部と外部とのインターフェースと
して、入出力が共用化された端子1が設けられている。
そして、この端子1のIC外部側には、入力制御信号v
i を発生する信号源2が抵抗R1を介して接続されてい
ると共に、後述する出力制御信号vo がvo ′として取
り込まれる図示されない外部回路が接続されている。
【0005】一方、IC内部側では、端子1には互いに
ベースが接続されたNPN型トランジスタQ1のエミッ
タ及びPNP型トランジスタQ2のエミッタが接続され
ている。トランジスタQ1及びQ2は、出力回路を構成
するもので、トランジスタQ1のコレクタは電源ライン
に接続される。また、トランジスタQ2のコレクタは、
NPN型トランジスタQ3のベース及びNPN型トラン
ジスタQ4のコレクタ及びに接続される。
【0006】トランジスタQ3は、エミッタが接地さ
れ、コレクタが抵抗R2を介して電源ラインに接続され
ると共にインバ―タI1を介してDフリップフロップ3
のData入力端子に接続される。Dフリップフロップ
3のクロックCKの反転入力端子は後述する出力制御信
号vo を発生する信号源4に接続され、Q出力端子は図
示されない入力回路に接続される。
【0007】上記トランジスタQ4のベースには、カレ
ントミラー回路を構成するNPN型トランジスタQ5の
ベースが接続されている。このトランジスタQ5のコレ
クタは、そのベースに接続されると共に、抵抗R4を介
して電源ラインに接続される。また、トランジスタQ4
及びQ5のエミッタは接地される。
【0008】上記トランジスタQ1及びQ2のベース
は、直列接続された抵抗R4及びR5の接続点に接続さ
れる。NPN型トランジスタQ6は、コレクタが上記抵
抗R5の他端に接続され、エミッタが接地され、ベース
は抵抗R6を介して出力制御信号vo の信号源4に接続
される。
【0009】このような構成に於いて、出力制御信号v
o は、トランジスタQ6、抵抗R4〜R6を経て、トラ
ンジスタQ1、Q2に伝達される。ここで、例えば出力
制御信号vo と入力制御信号vi の極性が異なる場合、
すなわち入力制御信号vi がハイレベルでトランジスタ
Q1、Q2のベース電圧がハイレベルの場合は、トラン
ジスタQ1、Q2ともオフされ、vo ′としては、抵抗
R1を介したvi が現れ、ハイレベルになる。入力制御
信号vi がハイレベルでトランジスタQ1、Q2のベー
ス電圧がローレベルの場合は、トランジスタQ2を介し
て、端子1から出力vo ′としてローレベルが出力され
る。
【0010】また、入力制御信号vi がローレベルの場
合でトランジスタQ1、Q2のベース電圧がハイレベル
の場合は、トランジスタQ1を介して、端子1から出力
o′としてハイレベルが出力される。入力制御信号vi
がローレベルの場合でトランジスタQ1、Q2のベー
ス電圧がローレベルの場合は、トランジスタQ1及びQ
2はオフされて、端子1からはvi が現れ、ローレベル
になる。
【0011】一方、入力制御信号vi は、出力制御信号
o がハイレベルの時、トランジスタQ2を介してv
i ″として取り出すことができるので、出力制御信号v
o をクロックCKとして、Dフリップフロップ3でサン
プリングすることで、入力制御信号vi ′として検出す
ることができる。このように、従来の出力回路では、ト
ランジスタQ1、Q2が外部の入力制御信号vi によっ
てオン/オフが切換えられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成の出力回路では、以下のような課題を有している。
すなわち、第1に出力制御信号vo が入力制御信号vi
と異なる極性の場合、トランジスタQ1、Q2が共にオ
フされるため、端子1のインピーダンスが高くなる。し
たがって、IC外部からの誘導を受けやすくなってしま
う。
【0013】第2に出力制御信号vo ′は、入力制御信
号vi の極性によりトランジスタQ1、Q2のオン/オ
フが変わる。そのため、図5に示されるように、トラン
ジスタQ1、Q2のVF 相当(VFQ1 、VFQ2 )の直流
の段差が生じてしまう。
【0014】第3に、入力制御信号vi は、vo をクロ
ックとし、サンプリングする必要があるため、IC内部
に取り込んだ入力制御信号vi ′は、入力制御信号vi
に対し時間差が生じる。
【0015】したがってこの発明は上記実状に鑑みてな
されたものであり、その目的はIC外部からの誘導を受
けにくく、入力信号による出力信号の電圧差を解消し、
入力信号をサンプリングすることなく取り込むことがで
きる、入力端子を共用化した安価な出力回路を提供する
ことである。
【0016】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、入
力信号及び出力信号を提供するための端子と、この端子
に接続されて第1のトランジスタ及び第2のトランジス
タから構成されるプッシュプル出力回路と、上記第1及
び第2のトランジスタの電圧を与えるバイアスと出力信
号で該バイアスをシフトする手段と、上記端子に入力信
号を電流入力するための第1の抵抗と、上記第1及び第
2のトランジスタのコレクタ電流を折り返す少なくとも
4つのトランジスタから構成されるカレントミラー回路
と、上記第1及び第2のトランジスタのコレクタ電流の
差を検出して電圧出力する少なくとも1つの出力トラン
ジスタ及び第2の抵抗とを具備し、上記端子より低イン
ピーダンスで上記出力信号を出力すると共に、上記入力
信号を上記端子より内部に取り込むことを特徴とする。
【0017】この発明の出力回路にあっては、入力信号
及び出力信号を提供するための端子に接続されて、第1
のトランジスタ及び第2のトランジスタから構成される
プッシュプル出力回路が接続される。上記第1及び第2
のトランジスタはバイアスシフト手段によってバイアス
が与えられて出力信号でバイアスシフトされる。一方、
上記端子には入力信号を電流入力するための第1の抵抗
が接続される。また、上記第1及び第2のトランジスタ
のコレクタ電流は、少なくとも4つのトランジスタから
構成されるカレントミラー回路により折り返される。上
記第1及び第2のトランジスタのコレクタ電流の差は、
少なくとも1つの出力トランジスタ及び第2の抵抗によ
って検出されて電圧出力される。そして、上記端子より
低インピーダンスで上記出力信号が出力される一方、上
記入力信号は上記端子より内部に取り込まれる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図1はこの発明の第1の実施の
形態を示すもので、アナログICに使用される出力回路
の構成を示した回路図である。また、図2は図1の出力
回路の各信号波形を示した図である。
【0019】図1に於いて、破線部より右側がIC内
部、左側がIC外部を表している。ICの内部と外部と
のインターフェースとして、入出力が共用化された端子
11が設けられている。そして、この端子11のIC外
部側には、入力制御信号vi を発生する信号源12が抵
抗R11を介して接続されていると共に、後述する出力
制御信号vo がvo ′として取り込まれる図示されない
外部回路が接続されている。
【0020】一方、IC内部側では、端子11にはNP
N型トランジスタQ11及びPNP型トランジスタQ1
2のエミッタが接続されている。トランジスタQ11及
びQ12は、プッシュプル出力回路を構成する。また、
トランジスタQ11及びQ12は、それぞれがカレント
ミラー回路を構成するNPN型トランジスタQ13及び
PNP型トランジスタQ14と、それぞれ接続されてい
る。
【0021】上記トランジスタQ11のコレクタは、カ
レントミラー回路を構成するPNP型トランジスタQ1
5のベース、及びQ16のベースとコレクタに接続され
る。同様に、トランジスタQ12のコレクタは、カレン
トミラー回路を構成するNPN型トランジスタQ17の
ベース、及びQ18のベースとコレクタに接続される。
トランジスタQ15及びQ16のエミッタは電源ライン
に接続され、トランジスタQ17及びQ18のエミッタ
は接地されている。
【0022】また、上記トランジスタQ15のコレクタ
とトランジスタQ17のコレクタは、そのエミッタが接
地されたNPN型トランジスタQ19のベースに接続さ
れる。このトランジスタQ19のコレクタは、抵抗R1
2を介して電源ラインに接続されると共に、入力制御信
号vi ′を供給すべく図示されない内部回路に接続され
る。
【0023】上記トランジスタQ13のコレクタは、そ
のベースに接続されると共に抵抗R13を介して電源ラ
インに接続される。また、トランジスタQ14のコレク
タは、そのベースに接続されると共に、抵抗R15を介
して接地され、且つ抵抗R16を介してNPN型トラン
ジスタQ20のコレクタに接続される。このトランジス
タQ20は、そのエミッタが接地され、ベースは抵抗R
17を介して出力制御信号vo を発生する信号源13に
接続されている。
【0024】次に、このように構成された出力回路の動
作について説明する。先ず、出力制御信号vo は、抵抗
R17、トランジスタQ20、抵抗R16を介し、抵抗
R13及びR14、トランジスタQ13及びQ14で構
成されるバイアス回路と、トランジスタQ11及びQ1
2で構成されるプッシュプル出力回路の動作により、端
子11より出力制御信号vo ′として出力される。
【0025】この場合は、IC内部から端子11に出力
される出力制御信号vo ′のインピーダンスは、常にト
ランジスタQ1及びQ2がオンしているので低インピー
ダンス状態になる。
【0026】これにより、従来問題となっていた端子1
1が外部からの誘導を受けにくくなり、また、入力制御
信号によって出力段のトランジスタが切り換わることで
生じる電圧差がなくなるという利点がある。
【0027】また、入力制御信号vi は、抵抗R11を
介して端子11へ電流変換されて入力され、トランジス
タQ11及びQ12のコレクタ電流の変化として表され
る。そして、これらトランジスタQ11のコレクタ電流
とQ12のコレクタ電流の差は、トランジスタQ15及
びQ16と、トランジスタQ17及びQ18により構成
されるカレントミラー回路により折り返されて、トラン
ジスタQ19のベース電流となって現れる。
【0028】したがって、入力制御信号vi は、トラン
ジスタQ19のコレクタにvi ′として取り込まれる。
このようにして、第1の実施の形態によれば、出力制御
信号vo は、端子11にvo ′として低インピーダンス
で出力される一方、入力制御信号vi をvi ′として内
部に取り込むことができる。
【0029】したがって、出力端子と入力端子の共有化
を図ることができ、端子を削除できる効果がある。加え
て、従来例で課題となっていた点が以下のように改善さ
れる。すなわち、第1に、出力インピーダンスが常に低
く、端子が外部から誘導を受けにくい。
【0030】第2に、出力制御信号が入力信号の状態に
よりVF の直流段差を持つことがない。第3に、入力制
御信号をサンプリングすることなく取り込むことがで
き、入力信制御号そのものを取り込むことができる。
【0031】次に、この発明の第2の実施の形態を説明
する。図3は、この発明の第2の実施の形態を示すもの
で、アナログICに使用される出力回路の構成を示した
回路図である。
【0032】図3に於いて、破線部より右側がIC内
部、左側がIC外部を表している。ICの内部と外部と
のインターフェースとして、入出力が共用化された端子
21が設けられている。そして、この端子21のIC外
部側には、3値の入力制御信号vi を発生する信号源2
2が抵抗R21を介して接続されていると共に、後述す
る出力制御信号vo がvo ′として取り込まれる図示さ
れない外部回路が接続されている。
【0033】一方、IC内部側では、端子21にはNP
N型トランジスタQ21及びPNP型トランジスタQ2
2のエミッタが接続されている。トランジスタQ21及
びQ22は、プッシュプル出力回路を構成する。また、
トランジスタQ21及びQ22は、その動作電流を定め
るNPN型トランジスタQ23及びPNP型トランジス
タQ24と、それぞれ接続されている。
【0034】上記トランジスタQ23及びQ24のエミ
ッタは、互いに接続されると共に出力制御信号vo を発
生する信号源23に接続される。また、トランジスタQ
23のコレクタは、そのベースに接続されると共に、電
流源I21を介して電源ラインに接続される。同様に、
トランジスタQ24のコレクタは、そのベースに接続さ
れると共に、電流源I22を介して接地される。
【0035】上記トランジスタQ21のコレクタは、カ
レントミラー回路を構成するPNP型トランジスタQ2
6のベース、Q27のベース、及びQ25のベースとコ
レクタに接続される。同様に、トランジスタQ22のコ
レクタは、カレントミラー回路を構成するNPN型トラ
ンジスタQ29のベース、Q30のベース、及びQ28
のベースとコレクタに接続される。トランジスタQ2
5、Q26及びQ27のエミッタは電源ラインに接続さ
れ、トランジスタQ28、Q29及びQ30のエミッタ
は接地されている。尚、トランジスタQ27及びQ29
は、ミラー比がトランジスタQ25及びQ28の2倍に
設定されるものとする。
【0036】上記トランジスタQ26のコレクタとトラ
ンジスタQ29のコレクタは、そのエミッタが接地され
たNPN型トランジスタQ31のベースに接続される。
同様に、上記トランジスタQ27のコレクタとトランジ
スタQ30のコレクタは、そのエミッタが接地されたN
PN型トランジスタQ32のベースに接続される。そし
て、上記トランジスタQ31及びQ32のコレクタは、
それぞれ集積注入型論理回路(IIL;Integra
ted Injection Logic)G1及びG
2のベースに接続されている。
【0037】IILG1の出力は、IILG3に出力さ
れると共に、抵抗R24を介してバイアス電源VB が接
続された制御入力信号vi3′の図示されない内部回路に
供給される。IILG2の出力は、IILG4に出力さ
れると共に、上記制御入力信号vi3′の内部回路及び抵
抗R23を介してバイアス電源VB が接続された制御入
力信号vi2′の図示されない内部回路に供給される。I
ILG3の出力は、抵抗R22を介してバイアス電源V
B が接続された制御入力信号vi1′の内部回路(図示せ
ず)に供給されると共に、制御入力信号vi2′の図示さ
れない内部回路に供給される。更に、IILG4の出力
は、制御入力信号vi1′の内部回路(図示せず)に供給
される。
【0038】次に、このように構成された出力回路の動
作について説明する。先ず、出力制御信号vo は、カレ
ントミラー回路及びプッシュプル回路構成のトランジス
タQ21〜Q24の動作により、端子21から出力制御
信号vo ′として出力される。
【0039】一方、入力制御信号vi は、抵抗R21を
介して端子21へ電流変換されて入力され、トランジス
タQ21及びQ22のコレクタ電流の変化として表され
る。プッシュプル出力トランジスタQ21のコレクタ電
流は、カレントミラー回路を構成するトランジスタQ2
5、Q26及び27で折り返される。同様に、トランジ
スタQ22のコレクタ電流は、カレントミラー回路を構
成するトランジスタQ28、Q29及びQ30で折り返
される。
【0040】そして、トランジスタQ31及びQ32を
介して、それぞれのコレクタ出力がIILG1及びII
LG2へ入力される。ここで、IILG1〜G4によっ
て演算されることにより、入力制御信号vi より
i1′、vi2′、vi3′が得られる。
【0041】すなわち、IILG1に入力される信号
は、入力制御信号vi がハイレベルまたはミドルレベル
の場合にハイレベルとなり、入力制御信号vi がローレ
ベルの場合にローレベルとなる。また、IILG2に入
力される信号は、入力制御信号vi がハイレベルの場合
にのみハイレベルとなり、入力制御信号vi がミドルレ
ベルまたはローレベルの場合にローレベルとなる。
【0042】したがって、図示されない内部回路に取り
込まれる入力制御信号vi1′、vi2′、vi3′は、それ
ぞれ入力制御信号vi がハイレベル時、ミドルレベル
時、ローレベル時にハイレベルとなる。
【0043】また、上記入力制御信号vi は、上述した
ように、3値入力とすることができ、トランジスタQ2
5〜Q27及びQ28〜Q30のカレントミラー回路に
オフセットを持たせることで、トランジスタQ31は出
力制御信号vi がローレベル時のみ動作し、トランジス
タQ32は出力制御信号vi がハイレベル時のみ動作し
ないようになっている。
【0044】このように、トランジスタQ31、Q32
の動作の有無をIILG1〜G4で演算し、vi1′、v
i2′、vi3′を得ることで、3値の入力制御信号を図示
されない内部回路に取り込むことができる。
【0045】尚、出力制御信号vo は、低インピーダン
スで端子21にvo ′として出力されるが、これはアナ
ログ信号でも構わない。更に、この第2の実施の形態で
は3値入力としたが、カレントミラー回路の構成を変形
することによって、4値、或いはそれ以上の値の入力を
内部回路に取り込むことが可能である。
【0046】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明によ
れば、入出力端子を共用化して出力端子から入力信号を
取り込むことができるので端子を削減でき、出力端子
は、常に低インピーダンスなので外部からの誘導を受け
にくい。また、出力信号に入力信号からの影響はほとん
どなく、電圧段差等を大幅に低減することが可能であ
る。更に、入力信号は内部でサンプリング処理する必要
はない。また、請求項2に記載の発明によれば、入力信
号として3値入力を取り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示すもので、ア
ナログICに使用される出力回路の構成を示した回路図
である。
【図2】図1の出力回路の各信号波形を示した図であ
る。
【図3】この発明の第2の実施の形態を示すもので、ア
ナログICに使用される出力回路の構成を示した回路図
である。
【図4】従来のアナログICに使用される出力回路の構
成例を示した図である。
【図5】図4の出力回路の各信号波形を示した図であ
る。
【符号の説明】
1、11、21 端子、 2、4、12、13、22、23 信号源、 G1〜G4 IIL(集積注入型論理回路)、 I21、I22 電流源、 Q1〜Q6、Q11〜Q32 トランジスタ、 R1〜R6、R11〜R17、R21〜R24 抵抗。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号及び出力信号を提供するための
    端子と、 この端子に接続されて第1のトランジスタ及び第2のト
    ランジスタから構成されるプッシュプル出力回路と、 上記第1及び第2のトランジスタの電圧を与えるバイア
    スと出力信号で該バイアスをシフトする手段と、 上記端子に入力信号を電流入力するための第1の抵抗
    と、 上記第1及び第2のトランジスタのコレクタ電流を折り
    返す少なくとも4つのトランジスタから構成されるカレ
    ントミラー回路と、 上記第1及び第2のトランジスタのコレクタ電流の差を
    検出して電圧出力する少なくとも1つの出力トランジス
    タ及び第2の抵抗とを具備し、 上記端子より低インピーダンスで上記出力信号を出力す
    ると共に、上記入力信号を上記端子より内部に取り込む
    ことを特徴とする出力回路。
  2. 【請求項2】 上記カレントミラー回路は、上記第1及
    び第2のトランジスタに接続された第3及び第4のトラ
    ンジスタと、該第3及び第4のトランジスタと同一のミ
    ラー比を有する第5及び第6のトランジスタと、上記第
    3及び第4のトランジスタとミラー比の異なる少なくと
    も2つのトランジスタを有することを特徴とする請求項
    1に記載の出力回路。
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