JP3213782U - 筆を有する液状物塗布具 - Google Patents

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【課題】結露による筆先の乾燥を安定的に防止でき液状物塗布具自体の本来の機能を長期にわたって維持することができるようにした筆を有する液状物塗布具を提供する。【解決手段】筆を有する液状物塗布具1は、化粧に用いる液状物を収納した液状物塗布容器本体3と、液状物塗布容器本体3から突設され液状物を含浸して目的箇所へ液状物を塗布する筆2と、液状物塗布容器本体3に対して筆2の外側領域を覆う態様で着脱可能に配置したアウターキャップ31と、このアウターキャップ31内に内装され内周面を筆2の筆先2aに近接させるインナーキャップ41との二重構造からなるキャップ体21とを備える。アウターキャップ31の内壁、又はインナーキャップ41の外壁若しくは内壁に、筆2における筆先2aの周辺領域を囲む状態にアウターキャップ31の内側の温度、又はインナーキャップ41の内側の温度を均一化する高熱伝導率材を配置した。【選択図】図1

Description

本考案は、結露による筆先の乾燥を安定的に防止でき液状物塗布具自体の本来の機能を長期にわたって維持することができるようにした筆を有する液状物塗布具に関するものである。
従来においては、毛筆、フェルト等の筆を有する液状物塗布具の場合、バルク供給が直液式であるか又は中綿式であるかを問うことなく、筆を覆うキャップ等の気密に不具合が無くても筆における筆先の乾燥により筆記不具合が発生することがある。
筆先が乾燥する要因の一つとして、キャップ内の結露により筆先が乾燥してしまう例を挙げることができる。
更に詳述すると、液状物を充填した液状物容器、液状物塗布具との使い分けはで筆を有し、かつ、キャップを有する構造としたものは、キャップ内は筆先等より蒸発した成分で満たされている状態になっている。
この際にキャップ内の蒸発成分濃度は容器の置かれた環境温度で変化する。
すなわち、蒸発成分が容器内壁との温度差で結露となり、水滴となることで少なくなった体積分に応じて新たに筆先から成分が蒸発することになる。
この現象の繰り返しにより、筆先からの蒸発成分が減少し続けて、筆先の顔料濃度増加や、樹脂成分増加により筆記ができないという不都合な状態に至る。
また、逆に結露した水分が蒸発し筆先に付着すると筆先にあるバルクが薄められ筆先の顔料濃度低下を起こす危険もある。
このような状況は、キャップ内の温度とキャップ外壁との温度差に基づくもので、後記各特許文献にように従来種々の方策、例えば、キャップ内に結露を吸収する部品を入れる等々の検討がされているが、様々な温度環境に対応するのは厳しい状況にある。
本出願人は、従来の上記状況を解決するために、更に鋭意研究、実験、検討を重ね、キャップの内壁外壁の温度差だけでなくキャップ内側全面の温度を均一にする必要があることを見出した。
すなわち、キャップ内側全面の温度が不均一になるとキャップ外壁と内壁の温度差の大きな部分で温度差が数度でも結露が発生する場合もある。
通常、キャップの内壁やインナーキャップ部品は、容器との気密を維持するために樹脂を使用しているが、通常使用されている樹脂はその特性として熱伝導率が悪く、外部の温度変化に対し、キャップ内壁の温度を均一にする事は難しくなり、特に急激な温度変化への対応は非常に難しい状況にある。
特開2017−074950号公報 特開2007−007146号公報 特開平11−056454号公報
本考案は、従来の上記事情に鑑み開発されたものであり、結露による筆先の乾燥を安定的に防止でき液状物塗布具自体の本来の機能を長期にわたって維持することが可能な筆を有する液状物塗布具を提供するものである。
本考案の筆を有する液状物塗布具は、化粧に用いる液状物を収納した液状物塗布容器本体と、前記液状物塗布容器本体から突設され、前記液状物を含浸して目的箇所へ液状物を塗布する筆と、前記液状物塗布容器本体に対して前記筆の外側領域を覆う態様で着脱可能に配置したキャップ体と、を備える筆を有する液状物塗布具であって、前記キャップ体の内側で前記筆における筆先の周辺領域を囲む状態に前記キャップ体内側の温度を均一化する高熱伝導率材を配置したことを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の考案によれば、高熱伝導率材の配置によりキャップ体内の結露による筆先の乾燥を安定的に防止でき液状物塗布具自体の本来の機能を長期にわたって維持することが可能な筆を有する液状物塗布具を実現し提供することができる。
請求項2乃至14記載の考案によれば、高熱伝導率材の配置により、アウターキャップ、インナーキャップからなる二重構造を有するキャップ体内の結露による筆先の乾燥を安定的に防止でき液状物塗布具自体の本来の機能を長期にわたって維持することが可能な筆を有する液状物塗布具を実現し提供することができる。
請求項15乃至19記載の考案によれば、高熱伝導率材の配置により、アウターキャップからなる単一構造を有するキャップ体内の結露による筆先の乾燥を安定的に防止でき液状物塗布具自体の本来の機能を長期にわたって維持することが可能な筆を有する液状物塗布具を実現し提供することができる。
図1は本考案の実施例1に係る筆を有し、インナーキャップ有りの構成とした液状物塗布具の全体構成を示す概略断面図である。 図2は本実施例1に係る筆を有する液状物塗布具におけるアウターキャップ内壁に配置した高熱伝導率材を示す概略部分拡大断面図である。 図3は本実施例1に係る筆を有する液状物塗布具におけるアウターキャップ内壁に配置した高熱伝導率材を示す概略部分断面図である。 図4は本実施例1に係る筆を有する液状物塗布具におけるアウターキャップ内壁のインナーキャップ基端部領域まで配置した高熱伝導率材を示す概略部分断面図である。 図5は本実施例1に係る筆を有する液状物塗布具におけるアウターキャップ内壁及びアウターキャップの先端側内壁に配置した高熱伝導率材を示す概略部分断面図である。 図6は本実施例1に係る筆を有する液状物塗布具におけるアウターキャップ内壁のインナーキャップ基端部領域及びアウターキャップ先端側内壁に配置した高熱伝導率材を示す概略部分断面図である。 図7は本実施例1に係る筆を有する液状物塗布具におけるアウターキャップ内壁の一部及びアウターキャップ先端側内壁に配置した高熱伝導率材を示す概略部分断面図である。 図8は本実施例1に係る筆を有する液状物塗布具におけるインナーキャップ内壁に配置した高熱伝導率材を示す概略部分断面図である。 図9は本実施例1に係る筆を有する液状物塗布具におけるインナーキャップの外壁の一部に配置した高熱伝導率材を示す概略部分断面図である。 図10は本実施例1に係る筆を有する液状物塗布具におけるインナーキャップのテーパー状を呈する外壁及び先端側端面に配置した高熱伝導率材を示す概略部分断面図である。 図11は本実施例1に係る筆を有する液状物塗布具におけるアウターキャップ内壁に配置した3連の環状高熱伝導率材パターンを示す概略部分断面図である。 図12は本実施例1に係る筆を有する液状物塗布具におけるアウターキャップ内壁に配置した5連の環状高熱伝導率材パターンを示す概略部分断面図である。 図13は本実施例1に係る筆を有する液状物塗布具におけるインナーキャップの外壁及びインナーキャップの先端側端面に配置したコイルスプリングパターン状の高熱伝導率材を示す概略部分断面図である。 図14は本考案の実施例2に係る筆を有し単一のアウターキャップ構成とした液状物塗布具におけるキャップを示す概略正面図である。 図15は本実施例2に係る筆を有し単一のアウターキャップ構成とした液状物塗布具におけるアウターキャップ内壁に配置した高熱伝導率材を示す概略部分断面図である。 図16は本実施例2に係る筆を有し単一のアウターキャップ構成とした液状物塗布具におけるアウターキャップ内壁及びアウターキャップの先端側内壁に配置した高熱伝導率材を示す概略部分断面図である。 図17は本実施例2に係る筆を有し単一のアウターキャップ構成とした液状物塗布具におけるアウターキャップ内壁に配置した5連の環状高熱伝導率材パターンを示す概略部分断面図である。
本考案は、結露による筆先の乾燥を安定的に防止でき液状物塗布具自体の本来の機能を長期にわたって維持することが可能な筆を有する液状物塗布具を実現し提供するという目的を、化粧に用いる液状物を収納した液状物塗布容器本体と、前記液状物塗布容器本体から突設され前記液状物を含浸して目的箇所へ液状物を塗布する筆と、前記液状物塗布容器本体に対して前記筆の外側領域を覆う態様で着脱可能に配置したアウターキャップと、このアウターキャップ内に内装され内周面を前記筆の筆先に近接させるインナーキャップとの二重構造からなるキャップ体と、を備える筆を有する液状物塗布具であって、前記アウターキャップの内壁、又は、前記インナーキャップの外壁若しくは内壁で、前記筆における筆先の周辺領域を囲む状態に前記アウターキャップの内側の温度、又は、前記インナーキャップの内側の温度を均一化する高熱伝導率材を配置した構成により実現した。
以下、図面を参照して本考案の実施例に係る筆を有する液状物塗布具について詳細に説明する。
(実施例1)
本実施例1に係る筆2を有する液状物塗布具1は、液状物塗布容器本体3に対して着脱可能な二重構造のキャップ体21を構成するアウターキャップ31の内壁や、アウターキャップ31とこのアウターキャップ31内に内装したインナーキャップ41(インナーキャップ41の外壁)との間、更にはインナーキャップ41の内壁に熱伝導率の大きい金属箔等の高熱伝導率材20を配置して、キャップ体21内における筆2の筆先周辺領域の温度を均一化し筆先2aの乾燥防止を実現することを主要な特徴とするものである。
以下、本実施例1に係る筆2を有する液状物塗布具1について詳述する。
なお、本実施例1においては、先端側、後端側を図1に示すように定義して以下の説明を行う。
本実施例1に係る筆2を有する液状物塗布具1は、図1に示すように、円筒状で、かつ、ペン型状に形成した液状物塗布容器本体3と、前記液状物塗布容器本体3の先端側に気密性をもって着脱可能に装着される円筒状で、かつ、先端部を閉塞した図2に拡大して示すキャップ体21を有し、全体としてキャップ付きペンのような形態としている。
前記液状物塗布容器本体3は、図1に概略的に示すように、所定の長さを有する円筒部4と、この円筒部4内において、後端側から先端側に順に、尾栓部5、液状化粧料を収納したタンク部6、タンク部6に収納した液状化粧料を含浸させる中継芯7を保持する中継芯保持スリーブ8、前記中継芯7の周りに配置する蛇腹部11、前記筆2をその筆先2aが前記キャップ体21の内部に臨ませる状態となるように保持するとともに、前記中継芯7を経て液状化粧料が筆先2aに含浸されるように配置したノーズピース9を配置している。
なお、図1において、符号10はステンレス製の球である。
前記キャップ体21は、図2に拡大して示すように、先端側が閉塞した円筒状のアウターキャップ31と、このアウターキャップ31内に内装した例えば鼓型形状に、すなわち、長さ方向の略中央部が小径となる形態を呈する中絞り円筒状のインナーキャップ41との二重構造としている。
なお、図2において32は、インナーキャップ41の基端部領域(ノーズピース9との接合領域でノーズピース9より下側の位置)に設けた液状物塗布容器本体3との気密シール部である。
次に、図2乃至図13を参照して、本実施例1に係る筆2を有する液状物塗布具1における前記高熱伝導率材20のキャップ体21内の配置態様について個別に説明する。
図2、図3は、円筒形状の高熱伝導率材20をキャップ体21内において、前記アウターキャップ31の内壁に配置(例えば固定配置:以下同様)した例を示すものである。
図4は、円筒形状で図3に示す場合よりも長さ寸法の大きい高熱伝導率材20を、前記キャップ体21内において、前記アウターキャップ31の内壁のインナーキャップ41の基端部領域に至るまで配置した例を示すものである。
図5は、前記アウターキャップ31の内壁及び先端側内壁に、円筒形状で先端側が閉塞した高熱伝導率材20を配置した例を示すものである。
図6は、前記アウターキャップ31の内壁及び先端側内壁に、インナーキャップ41の基端部領域に至るサイズの円筒形状で先端側が閉塞した高熱伝導率材20を配置した例を示すものである。
図7は、前記アウターキャップ31の内壁の一部及び先端側内壁に、円筒形状で先端側が閉塞した高熱伝導率材20を配置した例を示すものである。
図8は、前記インナーキャップ41の前記ノーズピース9側の略円筒テーパー形状に形成した内壁及び区画片41aの内壁に、略円筒テーパー形状で先端側が閉塞した高熱伝導率材20を配置した例を示すものである。
図9は、前記インナーキャップ41の前記ノーズピース9側のテーパー形状を呈する外壁の一部に円筒テーパー形状の高熱伝導率材20を配置した例を示すものである。
図10は、前記インナーキャップ41のテーパー形状を呈する領域の外壁全体にわたって高熱伝導率材20を配置した例を示すものである。
なお、図10においては、前記インナーキャップ41のテーパー形状を呈する領域の外壁全体に加えて、インナーキャップ41の先端側端面にも高熱伝導率材20を配置した例を示している。
図11は、前記アウターキャップ31の内壁に、間隔を有しつつ環状パターンを3連設した高熱伝導率材20を配置した例を示すものである。
図12は、前記アウターキャップ31の内壁に、間隔を有しつつ環状パターンを5連設した高熱伝導率材20を配置した例を示すものである。
図13は、前記インナーキャップ41の外壁かインナーキャップ41の先端側端面にわたって、コイルスプリングパターン状の高熱伝導率材20を配置した例を示すものである。
上述した各高熱伝導率材20を構成する例えば金属箔については、前記アウターキャップ31又はインナーキャップ41の形状に影響がない程度の薄い箔を本実施例では用いている。
また、金属箔の材質としては、銅、黄銅、アルミ、鉄、SUS、亜鉛、真鍮、熱伝導率の高い金属等の各種素材からなるものが利用可能である。
更に、金属箔だけではなく、熱伝導率を改善したプラスチック樹脂や内壁部分への金属膜等の蒸着処理、金属材転写、金属含有塗料の塗布等の手段を利用することも可能である。
上述した図2乃至図13に示す各態様の高熱伝導率材20は、各々前記キャップ体21のアウターキャップ31内壁又はインナーキャップ41の外壁若しくは内壁の面積に対して1/4以上の面積をカバーする面積サイズを有するように構成することによって、本実施例1に係る筆2を有する液状物塗布具1によれば、前記キャップ体21の内部の温度を均一にすることができ、キャップ体21の結露防止を図り、液状物塗布具1自体の本来の機能を長期にわたって維持することが可能となる。
(実施例2)
次に実施例2に係るキャップ体21Aに対する高熱伝導率材20の配置態様について図14乃至図17を参照して説明する。
なお、本実施例2においては、筆2を備える液状物塗布容器本体3は実施例1の場合と同様のものを使用することから図示省略する。
図14は、本実施例2におけるキャップ体21Aを示すものであり、このキャップ体21Aは実施例1の場合と異なり、気密シール部32は有するがインナーキャップ41の無いアウターキャップ31の単一構造としたものである。
図15は、前記アウターキャップ31の内壁で同図には図示しないが前記筆2における筆先2aの周辺領域を囲む状態に円筒状の高熱伝導率材20を配置した例を示すものである。
図16は、前記アウターキャップ31の内壁及び先端側の内壁に、同図には図示しないが前記筆2における筆先2aの周辺領域を囲む状態に円筒状で先端側が閉塞した高熱伝導率材20を配置した例を示すものである。
図17は、前記アウターキャップ31の内壁に図12に示す場合と同様な環状パターンを、間隔を有しつつ5連設した高熱伝導率材20を配置した例を示すものである。
本実施例2における前記各高熱伝導率材20を構成する例えば金属箔の材質や厚さの構成や、金属箔だけではなく、熱伝導率を改善したプラスチック樹脂や内壁部分への金属膜等の蒸着処理、金属材転写、金属含有塗料の塗布等の手段を利用することも可能であることについては実施例1の場合と同様である。
上述した図15乃至図17に示す各態様の高熱伝導率材20を、各々前記キャップ体21Aのアウターキャップ31内壁の面積に対して1/4以上の面積をカバーする面積サイズを有するように構成することによって、本実施例2に係る筆2を有する液状物塗布具1によれば、前記キャップ体21Aの内部の温度を均一にすることができ、キャップ体21Aの結露防止を図り、実施例1の場合と同様、液状物塗布具1自体の本来の機能を長期にわたって維持することが可能となる。
本考案は、上述した場合に限らず、筆を備えキャップを用いる各種化粧料塗布具におけるキャップ内の結露防止技術として新規の化粧料塗布具又は既存の化粧料塗布具に関して広範に適用可能である。
1 液状物塗布具
2 筆
2a 筆先
3 液状物塗布容器本体
4 円筒部
5 尾栓部
6 タンク部
7 中継芯
8 中継芯保持スリーブ
9 ノーズピース
10 球
11 蛇腹部
20 高熱伝導率材
21 キャップ体
21A キャップ体
31 アウターキャップ
41 インナーキャップ
41a 区画片
32 気密シール部

Claims (19)

  1. 化粧に用いる液状物を収納した液状物塗布容器本体と、
    前記液状物塗布容器本体から突設され、前記液状物を含浸して目的箇所へ液状物を塗布する筆と、
    前記液状物塗布容器本体に対して前記筆の外側領域を覆う態様で着脱可能に配置したキャップ体と、
    を備える筆を有する液状物塗布具であって、
    前記キャップ体の内側で前記筆における筆先の周辺領域を囲む状態に前記キャップ体内側の温度を均一化する高熱伝導率材を配置したことを特徴とする筆を有する液状物塗布具。
  2. 化粧に用いる液状物を収納した液状物塗布容器本体と、
    前記液状物塗布容器本体から突設され前記液状物を含浸して目的箇所へ液状物を塗布する筆と、
    前記液状物塗布容器本体に対して前記筆の外側領域を覆う態様で着脱可能に配置したアウターキャップと、このアウターキャップ内に内装され内周面を前記筆の筆先に近接させるインナーキャップとの二重構造からなるキャップ体と、
    を備える筆を有する液状物塗布具であって、
    前記アウターキャップの内壁、又は、前記インナーキャップの外壁若しくは内壁で、前記筆における筆先の周辺領域を囲む状態に前記アウターキャップの内側の温度、又は前記インナーキャップの内側の温度を均一化する高熱伝導率材を配置したことを特徴とする筆を有する液状物塗布具。
  3. 前記高熱伝導率材は、前記アウターキャップの内壁に配置され、筒状である請求項2記載の筆を有する液状物塗布具。
  4. 前記高熱伝導率材は、前記アウターキャップの内壁のインナーキャップ基端部領域まで配置され、筒状である請求項2記載の筆を有する液状物塗布具。
  5. 前記高熱伝導率材は、前記アウターキャップの内壁及びアウターキャップ先端側内壁に配置され、筒状で先端側が閉塞したものである請求項2記載の筆を有する液状物塗布具。
  6. 前記高熱伝導率材は、前記アウターキャップの内壁のインナーキャップ基端部に至る領域及びアウターキャップの先端側内壁に配置され、筒状で先端側が閉塞したものである請求項2記載の筆を有する液状物塗布具。
  7. 前記高熱伝導率材は、前記アウターキャップの内壁の一部及びアウターキャップの先端側内壁に配置され、筒状で先端側が閉塞したものである請求項2記載の筆を有する液状物塗布具。
  8. 前記高熱伝導率材は、前記インナーキャップの前記筆近傍の内壁及び区画片全体に配置され、筒状で区画片側が閉塞したものである請求項2記載の筆を有する液状物塗布具。
  9. 前記高熱伝導率材は、前記インナーキャップの前記筆近傍の外壁領域に配置され、筒状である請求項2記載の筆を有する液状物塗布具。
  10. 前記高熱伝導率材は、前記インナーキャップのテーパー状を呈する外壁及び先端側端面に配置され、筒状である請求項2記載の筆を有する液状物塗布具。
  11. 前記高熱伝導率材は、前記アウターキャップの内壁に配置され、間隔を有しつつ環状パターンを3連設したものである請求項2記載の筆を有する液状物塗布具。
  12. 前記高熱伝導率材は、前記アウターキャップの内壁に配置され、間隔を有しつつ環状パターンを5連設したものである請求項2記載の筆を有する液状物塗布具。
  13. 前記高熱伝導率材は、前記インナーキャップの外壁及びインナーキャップの先端側端面に配置され、コイルスプリングパターン状である請求項2記載の筆を有する液状物塗布具。
  14. 前記高熱伝導率材は、前記キャップ体のアウターキャップ又はインナーキャップの内壁の面積に対して1/4以上の面積をカバーする面積サイズを有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の筆を有する液状物塗布具。
  15. 化粧に用いる液状物を収納した液状物塗布容器本体と、
    前記液状物塗布容器本体から突設され前記液状物を含浸して目的箇所へ液状物を塗布する筆と、
    前記液状物塗布容器本体に対して前記筆の外側領域を覆う態様で着脱可能に配置した単一構造のアウターキャップからなるキャップ体と、
    を備える筆を有する液状物塗布具であって、
    前記アウターキャップの内側で前記筆における筆先の周辺領域を囲む状態に前記アウターキャップ内側の温度を均一化する高熱伝導率材を配置したことを特徴とする筆を有する液状物塗布具。
  16. 前記高熱伝導率材は、前記アウターキャップの内壁に配置され、筒状である請求項15記載の筆を有する液状物塗布具。
  17. 前記高熱伝導率材は、前記アウターキャップの内壁及びアウターキャップの先端側内壁に配置され、筒状で、かつ、先端側が閉塞したものである請求項15記載の筆を有する液状物塗布具。
  18. 前記高熱伝導率材は、前記アウターキャップの内壁に配置され、間隔を有しつつ環状パターンを5連設したものである請求項15記載の筆を有する液状物塗布具。
  19. 前記高熱伝導率材は、前記キャップ体のアウターキャップの内壁の面積に対して1/4以上の面積をカバーする面積サイズを有することを特徴とする請求項15乃至18のいずれか1項に記載の筆を有する液状物塗布具。
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