JP3180586U - 固形糊塗布具 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗布動作で非塗布面に糊を均一に塗布することができ、矩形の非塗布面でも塗布残し、はみ出しを生じさせない固形糊塗布具を提供する。
【解決手段】固形糊塗布具は、棒状の固形糊(2)と、固形糊(2)が収容される容器本体(10)と、容器本体(10)の上方開放部に着脱自在に被嵌されるキャップ部(11)と、容器本体(10)の底部に回動自在に連結され、回動により固形糊(2)を容器本体の上方開放部(10a)から突出させるための回動底部(20)とを備え、固形糊(2)は、頂面(2a)が正四角形又は長方形とする四角柱状に形成されている。
【選択図】図4

Description

本考案は、棒状の固形糊を封筒、書類等に塗布するための固形糊塗布具に関する。
図8に示すように、従来の固形糊塗布具は、円柱状に形成された固形糊(3)と、固形糊(3)を収容する円筒形の容器本体(30)と、容器本体(30)の底部に回動自在に装着されている回動底部(31)と、容器本体(30)の上方開放部に着脱自在に被嵌させているキャップ部(33)とを備える。この固形糊塗布具を使用するには、キャップ部(33)を容器本体(30)から取り外し回動底部(31)を回動させて容器本体(30)の上方開放部(32)から固形糊(3)を所定長さ突出させ、固形糊(3)の円形頂面(3a)を封筒等の非塗布面に当てスライドさせることにより非塗布面に固形糊を塗布する。
特開平10−315691号公報
しかしながら、固形糊(3)の円形頂面(3a)を非塗布面に当てて非塗布面上をスライドさせた場合、スライド方向の固形糊(3)の外径ラインが円弧状となっているため、一度スライドさせただけでは非塗布面全域に糊を均一に塗布することが困難であった。例えば、封筒では、両端の直線状の端部や直角の角部には固形糊が塗布され難かった。そのため、何度も円形頂面(3a)を非塗布面に擦り付けなければならず、非塗布面には糊が重複して塗布される箇所が生じることから、塗布量にムラができる上に、糊の塗布量も塗布作業に係る労力も時間も無駄であった。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、塗布動作で非塗布面に糊を均一に塗布することができ、矩形の非塗布面であっても塗布残しもはみ出しも生じさせないようにした固形糊塗布具を提供することを課題とする。
本考案に係る固形糊塗布具は、棒状の固形糊と、固形糊が収容される容器本体と、容器本体の上方開放部に着脱自在に被嵌されるキャップ部と、容器本体の底部に回動自在に連結され、回動により固形糊を容器本体の上方開放部から突出させるための回動底部とを備え、前記固形糊は、頂面が正四角形又は長方形とする四角柱状、あるいは頂面が正三角形又は二等辺三角形とする三角柱状に形成されている。
本考案に係る固形糊塗布具によれば、固形糊が四角柱状又は三角柱状とするので、固形糊の頂面を非塗布面に当てて頂面の一辺をスライド方向に向けてスライドさせることで、一定の幅を有する帯状の塗布域を形成することができ、非塗布面に均一に糊を塗布することができる。また、直角の角部分や直線状の端部付近にも、塗り残しやはみ出しを生じさせることなく確実に糊を塗布することができる。従って、同じ場所を何度も塗布する作業を繰り返す必要がない上に塗り残しもないことから、糊に無駄がなく、塗布作業が容易となる。
本考案の第1番目の実施の形態による固形糊塗布具の斜視図である。 本考案の第1番目の実施の形態による固形糊塗布具の断面図である。 本考案の第1番目の実施の形態による固形糊塗布具のキャップ部を外した状態の斜視図である。 本考案の第1番目の実施の形態による固形糊塗布具の使用状態を示す斜視図である。 本考案の第1番目の実施の形態による固形糊塗布具の糊塗布域を示す説明図である。 本考案の第2番目の実施の形態による固形糊塗布具の斜視図である。 本考案の第3番目の実施の形態による固形糊塗布具の斜視図である。 従来の固形糊塗布具のキャップ部を外した状態の斜視図である。
以下に、本考案の実施の形態について説明する。
図1に示すように、本発明の第1番目の実施の形態による固形糊塗布具(1)は、四角柱状の固形糊(2)を有し(図4参照)、全体に縦長の正四角柱状に構成されており、固形糊(2)を収容する容器本体(10)と、容器本体(10)の上方開放部を着脱自在に閉塞するキャップ部(11)と、容器本体(10)の底部に回動自在に連結される回動底部(20)とからなり、これらは、すべて同じ大きさの正方形の断面外形を有する正四角筒状に形成されている。
図2に示すように、回動底部(20)は、下方へ開放する正四角筒からなり、その正方形の頂面中央には、円筒状の回動筒部(21)が隆起していると共に、さらにその中心にはネジ軸(22)が容器本体(10)内へ突出するように突設されている。回動筒部(21)の外周面には、周方向に沿って、係合凸部(23)が突設されている。また、回動筒部(21)は、上面で固形糊(2)の底面を受け、下面にネジ軸(22)に螺合する雌ネジ筒部(14)が形成された受け皿部(15)を有する。
容器本体(10)の下端部の内周面には、全周にわたって、環状凹部(13)が形成されており、これに、回動底部(20)の係合凸部(23)が嵌め込まれることにより、回動底部(20)は容器本体(10)に対して、抜け止め状態で且つ回動可能に連結されることとなる。
固形糊(2)は、正方形の頂面を有し且つ容器本体(10)内にちょうど収容可能な正四角柱状に形成されており、その底面中央からネジ軸(22)が差し込まれていると共に、前記底面が受け皿部(15)内に充填された状態で支持されている。
容器本体(10)の上方開放部近傍は薄肉に形成されて薄肉筒状部(16)となっており、その基端部外周には、凸条(17)が突設されている。キャップ部(11)の内周面の所定位置に、この凸条(17)が嵌まり込む環状凹部(12)が形成されており、凸条(17)が環状凹部(12)に嵌合したとき、キャップ部(11)は容器本体(10)に対して抜け止め状態に被嵌される態様となる。
図3に示すように、固形糊(2)を使用するには、キャップ部(11)を容器本体(10)から強制的に取り外す。この状態にて、容器本体(10)の開放端部から固形糊(2)の正方形の頂面(2a)が露出する態様となる。
その後、回動底部(20)を回動させる。回動底部(20)を回動させると、回動筒部(21)及びネジ軸(22)が共に回動するが、受け皿部(15)は上記したように容器本体(10)に内嵌する正方形状に形成されているため、受け皿部(15)及び雌ネジ筒部(14)は容器本体(10)内において回動することはない。よって、ネジ軸(22)の回動に伴って、ネジ軸(22)が雌ネジ筒部(14)に螺合していくにつれて雌ネジ筒部(14)は、容器本体(10)内を上方へ移動していく。これにより、雌ネジ筒部(14)上に支持された状態の固形糊(2)も上方へ移動していき、図4に示すように、容器本体(10)の上方開放部(10a)から固形糊(2)を所定長さ突出させることができる。
固形糊(2)を所定長さ突出させた状態にて、図5に示すように、固形糊(2)の正方形の頂面(2a)を非塗布面(4)に当てて固形糊(2)の一辺をスライド方向に向けて横にスライドさせると、スライドの跡には、頂面(2a)の一辺の長さの幅の帯状の塗布域(40)が形成される。
この場合、固形糊(2)が正方形の頂面(2a)を有するから、固形糊(2)におけるスライド方向に向けた一辺の外径ラインが直線状となっている。また、スライド方向に対して固形糊(2)の頂面(2a)(塗布面)は、スライド方向に向けた一辺の全長において同じ面積で非塗布面(4)上にスライドされる。従って、一度のスライドにより、一定幅の帯状の塗布域(40)を形成することができるから、非塗布面(4)に対して塗り残しを生じさせることなく、ムラなく均一に糊を塗布することができる。また、封筒のような非塗布面(4)の直角の角部分に、固形糊(2)の頂面(2a)の角を当てることにより、角部分のある非塗布面(4)であっても塗り残しなく且つはみ出すことなく確実に糊を塗布することができる。また、封筒のような非塗布面(4)の両端の直線状の端部に対して固形糊(2)における正方形の頂面(2a)の一辺を当ててスライドさせることで、非塗布面(4)の両端の直線状の端部付近にも塗り残しなく且つはみ出すことなく確実に糊を塗布することができる。以上より、同じ場所を何度も塗布する作業を繰り返す必要がない上に塗り残しもないことから、糊に無駄がなく、塗布作業が容易となる。
図6に示すものは、第2番目の実施の形態に係る固形糊塗布具(1b)であり、固形糊(2)を長方形の頂面(2b)を有する直方体状に構成されていると共に、容器本体(10)、キャップ部(11)及び回動底部(20)を同形同大の長方形の断面外形を有する四角筒状に形成したものである。このものでは、頂面(2b)の長辺の幅を利用することにより一回の塗布で幅広な帯状の塗布域を形成することができ、また、頂面(2b)の短辺の幅を利用することにより一回の塗布で幅狭な帯状の塗布域を形成することができる。
第3番目の実施形態の固形糊塗布具(1c)として、図7に示すように、固形糊(2)を正三角形又は二等辺三角形等の三角形状の頂面(2c)を有する三角柱形状に構成されていると共に、容器本体(10)、キャップ部(11)及び回動底部(20)を同形同大の三角形の断面外形を有する三角筒状に形成したものである。
そして、使用時は、固形糊(2)の頂面(2c)の三角形の一辺を非塗布面のスライド方向に向けてスライドさせる。
なお、本考案に係る固形糊塗布具における固形糊には、乾燥により透明となる着色剤を含有させ、塗布直後は着色剤の色で塗布域が容易に判別できるようにしてもよい。
(1) ・・・・・固形糊塗布具
(10)・・・・・容器本体
(11)・・・・・キャップ部
(2) ・・・・・固形糊
(20)・・・・・回動底部

Claims (3)

  1. 棒状の固形糊と、
    固形糊が収容される容器本体と、
    容器本体の上方開放部に着脱自在に被嵌されるキャップ部と、
    容器本体の底部に回動自在に連結され、回動により固形糊を容器本体の上方開放部から突出させるための回動底部とを備え、
    前記固形糊は、頂面が正四角形又は長方形とする四角柱状に形成されている固形糊塗布具。
  2. 棒状の固形糊と、
    固形糊が収容される容器本体と、
    容器本体の上方開放部に着脱自在に被嵌されるキャップ部と、
    容器本体の底部に回動自在に連結され、回動により固形糊を容器本体の上方開放部から突出させるための回動底部とを備え、
    前記固形糊は、頂面が正三角形又は二等辺三角形とする三角柱状に形成されている固形糊塗布具。
  3. 請求項1又は2に記載の固形糊塗布具において、
    前記容器本体、前記キャップ部及び前記回動底部は、前記固形糊と同じ形状を有し、且つ外周面が面一に形成されており、
    前記回動底部は、頂面中央に隆起形成された円筒状の回動筒部と、頂面中心に突設されて容器本体内へ突出し固形糊に差し込まれたネジ軸と、回動筒部の外周面に突設された係合凸部と、上面で固形糊の底面を受け、下面にネジ軸に螺合する雌ネジ筒部が形成された受け皿部とを有し、
    前記容器本体は、下端部の内周面に凹設され、前記回動底部の係合凸部が嵌め込まれる環状凹部を有する固形糊塗布具。
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JP2018033909A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 幸子 川端 弁当ケース
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