JP3213768U - 衣服仕上げ機の人体型装着用ボディパッド - Google Patents
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Abstract
【課題】人体型に装着して使用するボディパッドにおいて、ファスナーの裏側のテープ状の持ち出し片に、スライダーが食い込むことを防止し、ファスナーの開閉操作を、迅速化、容易化できるようにする。【解決手段】衣服1を着せるための人体型2の前後を覆うクッション質の面状材3で形成する。この面状材3の側部を、ファスナー4で開閉可能に形成する。ファスナー4の裏側に、左右一対のテープ状の持ち出し片5を、面状材3の側端に沿って縫い付ける。この持ち出し片5の下端部5aを、面状材3の側端を覆うよう内方に返して捲り、面状材3の裏側に縫い付ける。【選択図】 図1
Description
本考案は、洗濯したワイシャツ等の衣服を、起立状の人体型に着せた状態でプレス仕上げする衣服仕上げ機に関し、更に詳しくは人体型に装着して使用するボディパッドに関するものである。
従来、この種のパッドは、人体型に加わるプレス鏝の衝撃や振動を和らげることができるよう、人体型の前後を覆うクッション質の面状材で形成されている(例えば特許文献1参照)。
また従来、この種のパッドの中には、面状材の両側部にファスナーが設けられ、面状材の両側部がファスナーで開閉可能に形成されているものがある。
ところで、ファスナーを備えたこの種のパッドにあっては、スライダーが面状材の側端に近接して移動するため、スライダーが面状材の側端に食い込み易い。そのため、これを防止するため、従来は、ファスナーの裏側に、「持ち出し」と呼ばれるテープ状の布片が、面状材の側端に沿って縫い付けられることが多い。
しかしながら、従来のこの種の布片は、面状材の側端に、上下端が解放された状態で、単に縫い付けられていた。
そのため、従来品は、作業者がスライダーを引き上げると、この種の布片にスライダーが食い込み易く、スライダーを円滑に操作することができなかった。
その結果、従来品は、パッドの側部の開閉を、迅速化、容易化できず、使い勝手が悪い、という問題点があった。
その結果、従来品は、パッドの側部の開閉を、迅速化、容易化できず、使い勝手が悪い、という問題点があった。
本考案は、このような従来技術の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って、本考案の解決しようとする技術的課題は、洗濯したワイシャツ等の衣服を人体型に着せた状態で仕上げる衣服仕上げ機の、上記の人体型に装着して使用するボディパッドにおいて、テープ状の持ち出し片にスライダーが食い込むことを防止し、ファスナーの開閉操作を、迅速化、容易化できるよう形成した、衣服仕上げ機の人体型装着用ボディパッドを提供することにある。
従って、本考案の解決しようとする技術的課題は、洗濯したワイシャツ等の衣服を人体型に着せた状態で仕上げる衣服仕上げ機の、上記の人体型に装着して使用するボディパッドにおいて、テープ状の持ち出し片にスライダーが食い込むことを防止し、ファスナーの開閉操作を、迅速化、容易化できるよう形成した、衣服仕上げ機の人体型装着用ボディパッドを提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち、本考案のボディパッドは、図1等に示されるように、衣服1を着せるための人体型2の前後を覆うクッション質の面状材3で形成され、この面状材3の側部がファスナー4で開閉可能に形成されている人体型装着用ボディパッドであって、上記のファスナー4の裏側に、左右一対のテープ状の持ち出し片5が、面状材3の側端に沿って縫い付けられ、この持ち出し片5の下端部5aが面状材3の側端を覆うよう内方に返されて捲られ、面状材3の裏側に縫い付けられていることを特徴とする(請求項1)。
即ち、本考案のボディパッドは、図1等に示されるように、衣服1を着せるための人体型2の前後を覆うクッション質の面状材3で形成され、この面状材3の側部がファスナー4で開閉可能に形成されている人体型装着用ボディパッドであって、上記のファスナー4の裏側に、左右一対のテープ状の持ち出し片5が、面状材3の側端に沿って縫い付けられ、この持ち出し片5の下端部5aが面状材3の側端を覆うよう内方に返されて捲られ、面状材3の裏側に縫い付けられていることを特徴とする(請求項1)。
この場合、本考案は、持ち出し片5の下端部5aと面状材3との縫い目6が、面状材3の下縁3bに沿って下縁3bと平行状に形成されているのが好ましい(請求項2)。
なぜなら、これによると、持ち出し片5の下端部5aを整然と綺麗に始末できるからである。またこれによれば、持ち出し片5の外端のラインが傾斜状に長く形作られ、スライダー4dが面状材3の側端に食い込むことを、より確実に防止できるからである。
本考案のボディパッドは、このようにファスナーの裏側に、左右一対のテープ状の持ち出し片が、面状材の側端に沿って縫い付けられ、この持ち出し片の下端部が内方に返されて捲られ、面状材の裏側に縫い付けられているものである。
従って、本考案の場合は、持ち出し片の下端部の外側のラインが、下方になるに従って内方に次第に湾曲傾斜し、この持ち出し片の下端部によって、面状材の側端が覆われる。
その結果、これによれば、スライダーが面状材の側端に食い込むことを防止でき、迅速且つ容易に、また楽に人体型に装着できる。
以下、本考案の好適な一実施形態を、添付図面に従って説明する。
本考案は、例えばワイシャツ等の衣服1を着せるための人体型2の前後を覆うクッション質の面状材3で形成されている。この面状材3の側部は、ファスナー4で開閉可能に形成されている。
本考案は、例えばワイシャツ等の衣服1を着せるための人体型2の前後を覆うクッション質の面状材3で形成されている。この面状材3の側部は、ファスナー4で開閉可能に形成されている。
上記の面状材3は、この実施形態ではフランネルで形成されている。またこの実施形態の本考案品は、同じ大きさの2枚の面状材3が肩のラインで縫い合わされて二つ折り状に形成されている。そして、前側の面状材3は、上部に、人体型2の首2aを通すための孔3aが開口されている。
ファスナー4は、テープ状基材4aの端にエレメント4bが取り付けられている。そして、本考案は、このファスナー4の裏側に、テープ状の持ち出し片5が、面状材3の側端に沿って、テープ状基材4aと一緒に縫い付けられている。
またこの持ち出し片5の下端部5aは、面状材3の側端を覆うよう内方(面状材3の裏側)に返されて捲られ、面状材3の裏側に縫い付けられている。
この場合、持ち出し片5の下端部5aは、この実施形態では縫い目6が面状材3の下縁3bと平行になるよう縫い付けられている。
この場合、持ち出し片5の下端部5aは、この実施形態では縫い目6が面状材3の下縁3bと平行になるよう縫い付けられている。
なお、図1Aにおいて、7は、本考案品を覆うカバーである。本考案品は、ワイシャツ等の衣服1に付着している洗濯糊で汚れないよう、カバー7で覆われるものである。
次に、この実施形態に係る本考案品の使用例を説明する。
先ず、作業者は、人体型2の首2aに、面状材3の上部の孔3aを通し、面状材3を人体型2に被せる。これにより、人体型2の前後が、面状材3でサンドイッチ状に覆われる。
次に、作業者は、一方のテープ状基材4a(図4参照)の下端に設けられている差し込み片4cを、他方のテープ状基材4aのスライダー4dに差し込み、スライダー4dを引き上げる。
これにより、エレメント4bが噛み合わされ、面状材3の側部が閉じられる。作業者は、このような操作を面状材3の両側で行い、本考案品を人体型2に装着する。
この場合、本考案品は、上記の通り、テープ状の持ち出し片5の下端部5aが、面状材3の側端を覆うよう内方に返されて捲られ、面状材3の裏側に縫い付けられている。
従って、スライダー4dは、面状材3の側端や持ち出し片5の下端部5aに食い込むことなく、円滑に引き上げられる。
その結果、これによれば、迅速且つ容易に、面状材3の側部を閉塞できる。
その結果、これによれば、迅速且つ容易に、面状材3の側部を閉塞できる。
以上の処において、本考案は、持ち出し片5の下端部5aが面状材3の側端を覆うよう内方に返されて捲られ、面状材3の裏側に縫い付けられているのであれば、裏側への返し状態や縫い付け状態は、適宜選定されるので良い。
また本考案は、持ち出し片5の下端部5aと共に、持ち出し片5の下端部5aから上端部に至る途中の適宜箇所が、面状材3の側端を覆った状態で面状材3の裏側に縫い付けられているのでも良い。この場合は、より一層スライダー4dの食い込みを防止でき、円滑に操作できるからである。
1 衣服
2 人体型
3 面状材
4 ファスナー
5 持ち出し片
5a 下端部
2 人体型
3 面状材
4 ファスナー
5 持ち出し片
5a 下端部
Claims (2)
- 衣服を着せるための人体型の前後を覆うクッション質の面状材で形成され、この面状材の側部がファスナーで開閉可能に形成されている衣服仕上げ機の人体型装着用ボディパッドであって、上記のファスナーの裏側に、左右一対のテープ状の持ち出し片が、ファスナーを形成する左右一対のテープ片と一緒に、面状材の側端に沿って縫い付けられ、この持ち出し片の下端部が面状材の側端を覆うよう内方に返されて捲られ、面状材の裏側に縫い付けられていることを特徴とする衣服仕上げ機の人体型装着用ボディパッド。
- 請求項1記載の衣服仕上げ機の人体型装着用ボディパッドであって、持ち出し片の下端部と面状材との縫い目が、面状材の下縁に沿って下縁と平行状に形成されていることを特徴とする衣服仕上げ機の人体型装着用ボディパッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017004276U JP3213768U (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | 衣服仕上げ機の人体型装着用ボディパッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017004276U JP3213768U (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | 衣服仕上げ機の人体型装着用ボディパッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3213768U true JP3213768U (ja) | 2017-11-30 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2017004276U Expired - Fee Related JP3213768U (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | 衣服仕上げ機の人体型装着用ボディパッド |
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2017
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