JP3213243U - 防塵フード - Google Patents

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Abstract

【課題】人体頭部からの塵埃、髪の毛等の異物落下を防止する防塵フードを提供する。【解決手段】頂頭・後頭部押さえ布、左右の側頭部押さえ布、顔面開口周縁帯状布、上下の側縁取り布とで顔面開口を有する頭巾状に形成する。頂頭・後頭部押さえ布は前頭部、頂頭部、後頭部と後頸部を覆う略長方形とする。左右の側頭部押さえ布は着用者の側頭部を覆う形状とし、片側縁部は頂頭・後頭部押さえ布の縁部と縫合し、反対側は頂頭・後頭部押さえ布の顔面側縁部とで開口を形成する。その周縁に顔面開口周縁帯状布を縫合し、両端近くの側縁同士を縫合して顔面開口を形成する。着用者の額から上部分、顎から下部分を覆うように上側、下側縁取り布を顔面開口周縁帯状布に縫合する。顔面開口周縁帯状布、上側と下側縁取り布にはメッシュ素材の布地を使用し、頂頭・後頭部押さえ布、左側と右側頭部押さえ布には通気性を有する布地を使用してその内面側に起毛処理を施す。【選択図】図1

Description

本考案は、食品、医薬品等を製造する工場や、半導体、精密機械部品を扱うクリーンルーム内で防塵服とあわせて着用される人体頭部を覆うための防塵フードに関する
食品、医薬品等を製造する工場や、半導体、精密機械部品を扱うクリーンルーム内で作業する作業者は着衣からの塵埃飛散を防止するため防塵服を着用するほか、頭部からの塵埃、髪の毛等の異物落下を防止するため頭巾状の防塵フードを着用する。この防塵フードは、装着者の頭部、頸部周辺を被うように形成したフード本体に顔の一部を露出させる顔面開口部を形成したものである。しかし、顔面開口部を形成しただけでは、その顔面開口部と顔面との隙間から塵埃、髪の毛等の異物が落下することがある。このため顔面との隙間からの塵埃落下を防止するための対策を施した各種防塵フードが提案されている。
例えば、特許文献1には、着用者の額と対向する開口部前縁内側に櫛状の弾性部材を取り付けたことを特徴とする防塵フードが提案されている。また、特許文献2、3にも、顔面開口部の周縁に沿って伸縮性の帯状布部材を周設した防塵用頭巾が開示されている。これらは伸縮性の帯状布部材を顔面に接触させることにより顔面との隙間を塞ごうとするものである。しかし、作業中には顔を頻繁に動かすことがあるため、こうした隙間の塞ぎ方で隙間をいつも塞いだ状態に保つことは困難である。また、帯状布部材が常に顔面に接触した状態になっているため、長時間着用した場合には作業者に不快感を与える問題がある。
実開昭62−157923号公報 特開平10−25613号 特開2006−22434号
本考案は、従来技術のこうした問題点を解決するためになされたもので、その課題は人体頭部からの塵埃、髪の毛等の異物落下を防止し、適度な通気性を与え、フードの顔面開口部周縁が顔面に密着することのない防塵フードを提供することにある。
前記課題を解決するための請求項1に記載の考案は、人体頭部からの塵埃、髪の毛等の異物落下を防止するため頭部を覆って着用する防塵フードであって、該防塵フードは頂頭・後頭部押さえ布、左側頭部押さえ布、右側頭部押さえ布、顔面開口周縁帯状布、上側縁取り布、下側縁取り布を縫合して顔面開口を有する頭巾状に形成したもので、前記頂頭・後頭部押さえ布は前頭部、頂頭部、後頭部を経て後頸部に至る部分を覆う略長方形の押さえ布であり、前記左側頭部押さえ布、右側頭部押さえ布は着用者の耳を含む側頭部を覆う押さえ布であり、頂頭部側の縁部は前記頂頭・後頭部押さえ布の縁部と縫合され、縫合した状態において左右の頭部押さえ布の頂頭部側とは反対側縁部と、頂頭・後頭部押さえ布の顔面側縁部とで着用者の顔面を露出させる略円形の顔面開口が形成されるよう各押さえ布は形成されており、前記顔面開口周縁帯状布は前記顔面開口の周縁を形成する各押さえ布の縁部に片側側縁を縫合させた帯状布で、その長手方向両端近くの前記片側とは反対側の側縁同士を縫合することにより着用者の顔面を露出させる顔面開口が形成されており、前記上側縁取り布は前記縫合した各押さえ布にて形成された頭巾状フードを着用者の頭部に被せた状態において着用者の額から上部分を、前記下側縁取り布は着用者の顎から下部分を覆うように前記顔面開口を形成している顔面開口周縁帯状布の顔面開口上側縁、下側縁にそれぞれ縫合されており、前記顔面開口周縁帯状布、上側縁取り布、下側縁取り布はメッシュ素材の布地で形成されており、前記頂頭・後頭部押さえ布、左側頭部押さえ布、右側頭部押さえ布は通気性を有する布地で形成され、その内面側は起毛処理されていることを特徴とする防塵フードである。
このような防塵フードは、頭部、頸部を覆う3枚の押さえ布及び顔面開口周縁の帯状布に通気性を有する布地を使用しているため、長時間、防塵フードを着用しても頭部、頸部が蒸れない利点を有する。また、それらの内面は起毛処理されているため、抜けた髪の毛や頭部の塵埃は起毛処理で生じた毛羽に付着し、それら異物の落下が防止される。また、顔面開口周縁帯状布は顔面を押しつける構造になっていないため、長時間着用しても不快感を与えることがなく、通気性も有する。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の防塵フードにおいて、前記左側頭部押さえ布、右側頭部押さえ布の外面側には、防塵フードを着用した着用者が掛けた眼鏡のテンプルを通すベルト通し状部品が取り付けてあることを特徴とする防塵フードである。
このようなベルト通し状部品を取り付けておれば、防塵フードを頭部に着用した状態でも眼鏡を掛けることができる。
また、請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載の防塵フードにおいて、前記下側縁取り布を設けない構成にしたことを特徴とする防塵フードである。
このような構成の防塵フードも請求項1に記載の考案と同様の効果を奏する。
本考案に係る防塵フード1の正面図である。 防塵フード1の背面図である。 防塵フード1の右側面図である。 防塵フード1を着用して眼鏡を掛けている状態の正面図である。 防塵フード1を着用して眼鏡を掛けている状態の側面図である。 下側縁取り布7を設けない構成の防塵フードの右側面図である。
以下、本考案に係る防塵フードの一実施形態について図面を参照して説明する。図1は本考案に係る防塵フード1の正面図、図2は背面図、図3は右側面図である。左側面図は右側面図と対称である。
防塵フード1は、頂頭・後頭部押さえ布2、左側頭部押さえ布3、右側頭部押さえ布4、顔面開口周縁帯状布5、上側縁取り布6、下側縁取り布7を縫合して形成されている。全体形状は、頭部に加えて頸部も覆う頭巾状で、正面には着用者の顔面の一部を露出させるための略円形の顔面開口が形成されている。頸部下側開口から頭部を頭巾内に挿入して着用する構成であるため、頸部は頭部の内径に略等しい筒状に形成されている。
頂頭・後頭部押さえ布2は、着用者の前頭部、頂頭部、後頭部を経て後頸部に至る部分を覆う押さえ布である。全体として略長方形であるが、頂頭部を覆う部分は図1、図2に示すように他の部分より少し幅広に形成されている。
左側頭部押さえ布3、右側頭部押さえ布4は、着用者の耳を含む側頭部を覆う押さえ布である。それら側頭部押さえ布3、4の頂頭部側、後頭部側、後頸部側の縁部は頂頭・後頭部押さえ布2の縁部と縫合され、全体として頭部と頸部を覆う頭巾を形成している。縫合した状態において、左側頭部押さえ布3、右側頭部押さえ布4の縫合されていない側の縁部と、頂頭・後頭部押さえ布2の顔面側縁部とで着用者の顔面を露出させる略円形の顔面開口8が形成されている。各押さえ布2、3、4は、縫合した状態にてそのような顔面開口が形成される形状に形成されている。
その顔面開口の周囲には顔面開口周縁帯状布5が取り付けてある。顔面開口周縁帯状布5は、顔面開口の周縁を形成する各押さえ布2、3、4の縁部に片側側縁を縫合させてあり、長手方向両端近くの前記片側とは反対側の側縁同士を縫合することにより着用者の顔面を露出させる顔面開口8を形成している。
更に、顔面開口8の上部、下部には顔面開口8より露出する顔面の上下部を覆う縁取り布が取り付けられている。上部を覆う上側縁取り布8は頭巾状フードを着用者の頭部に被せた状態で着用者の額から上部分を覆うように、顔面開口8を形成している顔面開口周縁帯状布5の顔面開口上側縁に縫合されている。下側縁取り布7は着用者の顎から下部分を覆うように顔面開口下側縁に縫合されている。
これらに加え、本実施形態の防塵フード1には、着用者が眼鏡を掛けて使用できるように眼鏡掛けが取り付けてある。図3に示すように左側頭部押さえ布3、右側頭部押さえ布4の外面側に、着用者が掛けた眼鏡のテンプルを通すベルト通し状部品10が取り付けてある。図4、図5は防塵フード1を頭部に着用した状態で眼鏡を掛けている状態の正面図、側面図である。眼鏡のテンプルをベルト通し状部品10に通すことで眼鏡を掛けることができる。
次に、防塵フード1に使用しているフード素材について説明する。頭部、頸部を覆う頂頭・後頭部押さえ布2、左側頭部押さえ布3、右側頭部押さえ布4には、通気性を有する布地が使用されている。加えて、本実施形態の防塵フード1の特徴として、これら頭部、頸部を覆う押さえ布2、3、4の内面側、即ち、頭部側は起毛処理が施してある。起毛処理とは、布地繊維の表面を機械加工して毛羽を立てる処理をいう。起毛処理は、針布やあざみを巻いたローラーを回転させ、その上に布地を走らせて布地表面のスパン糸から繊維を引っ掻きだすことで行なわれる。通常、起毛処理は布地のボリュームを増したり、ソフトな感触や美しいシルエットを醸し出したりする目的で行なわれる。本実施形態の防塵フード1において頭部、頸部を覆う押さえ布2、3、4の内面に起毛処理を行なうのは、抜けた髪の毛や頭部の塵埃を起毛処理で生じた毛羽に付着させ、それら異物の落下を防止するためである。また、顔面開口周縁帯状布5、上側縁取り布6、下側縁取り布7にはメッシュ素材の布地が使用してある。これも通気性を有する布地である。
このように本実施形態の防塵フード1は、頭部、頸部を覆う押さえ布2、3、4、及び顔面開口周縁の帯状布5に通気性を有する布地を使用しているため、長時間、防塵フード1を着用しても頭部、頸部が蒸れない利点を有する。また、それらの内面は起毛処理されているため、抜けた髪の毛や頭部の塵埃は起毛処理で生じた毛羽に付着し、それら異物の落下が防止される。また、顔面開口周縁帯状布5は顔面を押しつける構造になっていないため、長時間着用しても不快感を与えず、通気性も有する。
なお、以上説明した防塵フード1では、顔面開口周縁帯状布5の下部に下側縁取り布7を取り付けたが、この下側縁取り布7を取り付けない構成にしてもよい。図6は下側縁取り布7を設けない構成の防塵フードの右側面図である。このようにしても殆ど同様の効果を奏する。
図面中、1は防塵フード、2は頂頭・後頭部押さえ布、3は左側頭部押さえ布、4は右側頭部押さえ布、5は顔面開口周縁帯状布、6は上側縁取り布、7は下側縁取り布、8は顔面開口、10はベルト通し状部品を示す。

Claims (3)

  1. 人体頭部からの塵埃、髪の毛等の異物落下を防止するため頭部を覆って着用する防塵フードであって、
    該防塵フードは頂頭・後頭部押さえ布、左側頭部押さえ布、右側頭部押さえ布、顔面開口周縁帯状布、上側縁取り布、下側縁取り布を縫合して顔面開口を有する頭巾状に形成したもので、
    前記頂頭・後頭部押さえ布は前頭部、頂頭部、後頭部を経て後頸部に至る部分を覆う略長方形の押さえ布であり、
    前記左側頭部押さえ布、右側頭部押さえ布は着用者の耳を含む側頭部を覆う押さえ布であり、頂頭部側の縁部は前記頂頭・後頭部押さえ布の縁部と縫合され、縫合した状態において左右の頭部押さえ布の頂頭部側とは反対側縁部と、頂頭・後頭部押さえ布の顔面側縁部とで着用者の顔面を露出させる略円形の顔面開口が形成されるよう各押さえ布は形成されており、
    前記顔面開口周縁帯状布は前記顔面開口の周縁を形成する各押さえ布の縁部に片側側縁を縫合させた帯状布で、その長手方向両端近くの前記片側とは反対側の側縁同士を縫合することにより着用者の顔面を露出させる顔面開口が形成されており、
    前記上側縁取り布は前記縫合した各押さえ布にて形成された頭巾状フードを着用者の頭部に被せた状態において着用者の額から上部分を、前記下側縁取り布は着用者の顎から下部分を覆うように前記顔面開口を形成している顔面開口周縁帯状布の顔面開口上側縁、下側縁にそれぞれ縫合されており、
    前記顔面開口周縁帯状布、上側縁取り布、下側縁取り布はメッシュ素材の布地で形成されており、
    前記頂頭・後頭部押さえ布、左側頭部押さえ布、右側頭部押さえ布は通気性を有する布地で形成され、その内面側は起毛処理されていることを特徴とする防塵フード。
  2. 請求項1に記載の防塵フードにおいて、前記左側頭部押さえ布、右側頭部押さえ布の外面側には、防塵フードを着用した着用者が掛けた眼鏡のテンプルを通すベルト通し状部品が取り付けてあることを特徴とする防塵フード。
  3. 請求項1又は2に記載の防塵フードにおいて、前記下側縁取り布を設けない構成にしたことを特徴とする防塵フード。
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