JP3212994U - 受取ボックス - Google Patents

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正次 杉本
正次 杉本
勉 黒澤
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Abstract

【課題】簡易な構造にもかかわらず、荷物の盗難が困難な受取ボックスを提供する。【解決手段】受取ボックス10は、筐体12と、筐体12に設けられ、差出人が開閉し、前板14aを備える引き出し14と、筐体12に設けられ、受取人が開閉する扉18を備えている。引き出し14の内部には、荷台が設けられている。荷台は、台部16aと、台部16aの下に設けられた支持部材16bを備えている。台部16aは、支持部材16bより前板14a側の第一台部材16cと、第一台部材16cと反対側の第二台部材16dを備えている。荷台に荷物Bが置かれると、第一台部材16cが上昇するとともに、第二台部材16dが下降する。荷台に荷物Bが置かれた状態で引き出し14が閉じられると、引き出し14が筐体12にロックされる。【選択図】図4

Description

本考案は、宅配荷物の受け渡しのための宅配ボックス等として使用できる受取ボックスに関するものである。
受取人の不在時に、宅配業者が配達した荷物を収納する宅配ボックスが知られている。宅配業者は、宅配ボックスに荷物を収納したら、荷物を収納したことを受取人に通知する。通知を受けた受取人は、帰宅後、パスワードの入力等によって宅配ボックスの扉を開けて、荷物を受け取る。このように、従来の宅配ボックスは、複雑な機構を備えており、例えば停電のときにはパスワードが入力できないことがあった。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、簡易な構造にもかかわらず、収納された荷物を受取人以外の者が取り出せない受取ボックスを提供することを目的とする。
本考案の受取ボックスは、筐体と、筐体に設けられ、差出人が開閉し、前板を備える引き出しと、引き出しの内部に設けられた荷台と、筐体に設けられ、受取人が開閉する扉とを有し、荷台が、台部と、台部の下に設けられた回動軸を備え、台部が、回動軸より前板側の第一台部材と、第一台部材と反対側の第二台部材とを備え、台部に荷物が置かれると、第一台部材が上昇するとともに、第二台部材が下降し、台部に荷物が置かれた状態で引き出しが閉じられると、引き出しが筐体にロックされる。
本考案によれば、簡易な構造で、荷物の盗難が困難な受取ボックスが得られる。
荷物が入っていない引き出しが閉じているときの受取ボックスの断面模式図。 荷物が入っていない引き出しが開いているときの受取ボックスの断面模式図。 荷物が入っている引き出しが開いているときの受取ボックスの断面模式図。 荷物が入っている引き出しが閉じているときの受取ボックスの断面模式図。
以下、本考案の受取ボックスについて、図面を参照しながら実施形態に基づいて説明する。なお、図面は、受取ボックス、受取ボックスを構成する部材、および受取ボックスの周辺部材を模式的に表したものであり、これらの実物の寸法および寸法比は、図面上の寸法および寸法比と必ずしも一致していない。また、特にことわらない限り、本明細書では便宜上、図1に示す受取ボックスの向きを基準に、「上」および「下」などの方向を表す。重複説明は適宜省略し、同一部材には同一符号を付与することがある。
本考案の実施形態に係る受取ボックス10は、郵便受け、近隣住民からの頂き物入れ、または宅配業者が配達した荷物を収納する宅配ボックスなどとして使用できる。受取ボックス10は、直方体の箱状物体で、筐体12と、引き出し14と、荷台16と、扉18を備えている。なお、受取ボックス10は、円柱や多角柱などの柱体、円錐や多角錐などの錐体、または錐体台等の箱状物体であってもよい。
図1は、荷物が入っていない引き出し14が閉じているときの受取ボックス10の鉛直断面を示している。図2は、荷物が入っていない引き出し14が開いているときの受取ボックス10の鉛直断面を示している。筐体12は、中空の直方体状の部材で、引き出し14と扉18が設けられる部分が開口している。筐体12は底部12aを備えている。引き出し14は、筐体12の内部に設けられ、差出人が開閉する。
なお、差出人とは、差出人本人のほか、差出人の家族や代理人、郵便業者、または宅配業者等の差出人の立場と同等の個人や団体などを指す。引き出し14は、前板14aと、一対の側板14bと、底板14cと、先板14dを備えている。前板14aは筐体12の開口をふさいでいる。引き出し14が開閉しやすいように、前板14aには、つまみ、取っ手、指先をかける窪み等の引手(不図示)が設けられている。
引き出し14の軽量化と材料削減のため、本実施形態では、側板14bの高さが前板14aの高さより小さい。もちろん、側板14bの高さが前板14aの高さとほぼ同じであってもよい。また、後述するように、荷物は、引き出し14の先板14d側から取り出される。このため、荷物が取り出しやすいように、先板14dの高さは前板14aの高さより小さい。なお、本実施形態では、先板14dの高さが側板14bの高さと同じであるが、先板14dの高さが側板14bの高さより小さくてもよいし、先板14d自体がなくてもよい。
引き出し14の内部には荷台16が設けられている。本実施形態では、底板14cの上に荷台16が設けられている。なお、引き出し14に底板14cがなく、荷台16が側板14bに支持されていてもよい。荷台16は、荷物が置かれる板状の台部16aと、台部16aの下に設けられた支持部材16bを備えている。台部16aと回動軸である支持部材16bとでシーソーを構成している。
台部16aは、支持部材16bより前板14a側の第一台部材16cと、第一台部材16cと反対側の第二台部材16dを備えている。荷物が置ければ、台部16aは板状でなく、網状、カゴ状、または格子状等であってもよい。受取ボックス10では、台部16aに荷物が置かれると、第一台部材16cが上昇するとともに、第二台部材16dが下降する。台部16aに荷物が置かれた状態で引き出し14が閉じられると、引き出し14が筐体12にロックされる。引き出し14が筐体12にロックされる仕組みは後述する。本実施形態では、第二台部材16dの底面に下方向の円柱状の突起部Pが2つ設けられている。また、底部12aの上面には、突起部Pより大きい円柱状の孔部Hが設けられている。底板14cには、突起部Pが通過する穴部Tが設けられている。
筐体12には、一対の筐体側レール20が設けられている。側板14bには、一対の筐体側レール20に装着される一対の引き出し側レール(不図示)が設けられている。図2に示すように、前板14aを引くと、引き出し側レールが筐体側レール20に沿って動き、引き出し14が開く。筐体側レール20と引き出し側レールの間には、公知のストッパー機構(不図示)が設けられており、引き出し14が筐体12から脱落するのを防いでいる。なお、引き出し14を筐体12から引き抜くときには、このストッパー機構を解除すればよい。
扉18は、筐体12の側面に設けられ、受取人が開閉する。受取人とは、受取人本人のほか、受取人の家族や代理人、または受取人が団体である場合の団体構成員等の受取人の立場と同等の個人や団体等などを指す。扉18は、筐体12との間で錠機構(不図示)が設けられており、受取人によって施錠および開錠できる。差出人によって受取ボックス10に入れられた荷物は、受取人が扉18を開けて取り出す。本実施形態では、筐体12の引き出し14の前板14aに対向する側面に扉18が設けられているが、扉18が引き出し14に隣接する筐体12の側面に設けられていてもよいし、筐体12の側面ではなく、筐体12の上面に設けられていてもよい。また、扉18は、筐体12の側面と上面に渡って設けられていてもよい。
筐体12、引き出し14、および扉18は、発泡スチロール層と、発泡スチロール層の少なくとも一部を覆う被覆層を備えている。本実施形態では、このように受取ボックス10の外部に現れる主な部材が断熱性を備えている。このため、受取ボックス10に収納された荷物が外気温の影響を受けにくい。したがって、例えば、真夏に電子部品等が受取ボックス10に収納されたときでも、電子部品等が故障しにくい。また、近隣住民が収穫した農産物を受取ボックス10に収納したときでも、農産物が傷みにくい。なお、筐体12、引き出し14、および扉18は、金属、木材、樹脂、またはコンクリート等から構成されていてもよい。
図2から図4を参照しながら、受取ボックス10の引き出し14を開けて、引き出し14内に荷物Bを入れ、引き出し14を閉じる動作について説明する。図3は、荷物Bが入っている引き出し14が開いているときの受取ボックス10の鉛直断面を示している。図4は、荷物Bが入っている引き出し14が閉じているときの受取ボックス10の鉛直断面を示している。まず、図2に示すように、差出人が引き出し14を開ける。荷台16に荷物Bが置かれていないので、第一台部材16cの底面に設けられた重りGによって、第一台部材16cが下がっており、第二台部材16dが上がっている。
つぎに、差出人が引き出し14内の荷台16に荷物Bを置くと、図3に示すように、荷物Bの自重によって第二台部材16dが下降するとともに、第一台部材16cが上昇する。換言すると、台部16aに荷物Bが置かれたときに、第二台部材16dが下降し、第一台部材16cが上昇するように、荷台16が構成されている。第一台部材16cおよび第二台部材16dの材質や形状等、ならびに支持部材16bの位置等の適切な選択などによって、このような荷台16が構成できる。また、受取ボックス10内に荷物Bが収納されたときに第二台部材16dが確実に下降するように、荷物Bの設置領域や設置中心位置等を示す表示を、第二台部材16dの上面に設けてもよい。
台部16aに荷物Bが置かれて第二台部材16dが下降すると、突起部Pが穴部Tを通過して底部12aに接触する。そして、荷物Bが入っている引き出し14を差出人が閉めると、突起部Pが底部12aに接触しながら移動して、図4に示すように、突起部Pが孔部Hに収容される。突起部Pが孔部Hに収容されると、荷物Bが取り出せるようには引き出し14が開かなくなる、すなわち、引き出し14が筐体12にロックされる。このため、受取ボックス10内の荷物Bの盗難が困難となる。なお、突起部Pが孔部Hに収容されて引き出し14が筐体12にロックされるのであれば、突起部P、穴部T、および孔部Hの形状、材質、ならびに個数等は特に制限がない。例えば、突起部P、穴部T、および孔部Hは、直方体形状を備えていてもよい。
また、このような簡易な構造で引き出し14が筐体12にロックされるので、例えば、宅配業者が受取人にパスワードを通知する必要がない。最後に、受取人は扉18を開けて荷物Bを取り出す。受取人が荷物Bを取り出すと、第一台部材16cに設けられた重りGによって、第二台部材16dが上昇し、第一台部材16cが下降する。受取人が扉18を閉めると、図1に示すように、差出人が引き出し14を開けて荷物を入れられる状態に戻る。受取ボックス10を複数個積層し、必要に応じて一体化して使用してもよい。このとき、複数の受取ボックス10で1枚の扉18を共用してもよい。
10 受取ボックス
12 筐体
12a 底部
14 引き出し
14a 前板
14b 側板
14c 先板
14d 底板
16 荷台
16a 台部
16b 支持部材
16c 第一台部材
16d 第二台部材
18 扉
20 筐体側レール
B 荷物
G 重り
H 孔部
P 突起部
T 穴部

Claims (5)

  1. 筐体と、
    前記筐体に設けられ、差出人が開閉し、前板を備える引き出しと、
    前記引き出しの内部に設けられた荷台と、
    前記筐体に設けられ、受取人が開閉する扉と、
    を有し、
    前記荷台が、台部と、前記台部の下に設けられた回動軸を備え、
    前記台部が、前記回動軸より前記前板側の第一台部材と、前記第一台部材と反対側の第二台部材とを備え、
    前記台部に荷物が置かれると、前記第一台部材が上昇するとともに、前記第二台部材が下降し、
    前記台部に荷物が置かれた状態で前記引き出しが閉じられると、前記引き出しが前記筐体にロックされる受取ボックス。
  2. 請求項1において
    前記第二台部材の底面に下方向の突起部が設けられ、
    前記筐体が、前記突起部を収容する収容部を備え、
    前記突起部が前記収容部に収容されることで、前記引き出しが前記筐体にロックされる受取ボックス。
  3. 請求項1または2において
    前記第一台部材の底面に重りが設けられている受取ボックス。
  4. 請求項1から3のいずれかにおいて、
    受取人によって前記扉が施錠および開錠できる受取ボックス。
  5. 請求項1から4のいずれかにおいて、
    前記筐体、前記引き出し、および前記扉が、発泡スチロール層と、前記発泡スチロール層の少なくとも一部を覆う被覆層を備えている受取ボックス。
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JP2019112768A (ja) * 2017-12-20 2019-07-11 トヨタホーム株式会社 宅配ボックス
JP2021095815A (ja) * 2019-12-19 2021-06-24 株式会社サラインテリアシステム 錠止機構付ロッカー

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