JP3211813U - 受取ボックス - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構造にもかかわらず、荷物の盗難が困難な受取ボックスを提供する。【解決手段】受取ボックス10は、筐体12と、筐体12の少なくとも側面に設けられ、差出人が開閉する第一扉14と、筐体12に設けられ、受取人が開閉する第二扉16と、筐体12の内側に設けられ、荷物Bが置かれる荷台18とを有している。荷台18は、第一扉14側の第一台部20aと、第一台部20aと反対側の第二台部20bと、第一台部20aと第二台部20bの間にある回動軸である軸状部材22から構成されるシーソーを備えている。荷台18に荷物Bが置かれると、第一台部20aが上昇するとともに、第二台部20bが下降する。荷台18に荷物Bが置かれた状態で第一扉14が閉じられると、第一扉14が第一台部20aにロックされる。【選択図】図3
Description
本考案は、宅配荷物の受け渡しのための宅配ボックス等として使用できる受取ボックスに関するものである。
受取人の不在時に、宅配業者が配達した荷物を収納する宅配ボックスが知られている。宅配業者は、宅配ボックスに荷物を収納したら、この旨を受取人に通知する。通知を受けた受取人は、帰宅後、パスワードの入力等によって宅配ボックスの扉を開けて、荷物を受け取る。このように、従来の宅配ボックスは、複雑な機構を備えており、例えば停電のときにはパスワードが入力できないことがあった。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、簡易な構造にもかかわらず、受取人以外の者が収納された荷物を取り出せない受取ボックスを提供することを目的とする。
本考案の受取ボックスは、筐体と、筐体の少なくとも側面に設けられ、差出人が開閉する第一扉と、筐体に設けられ、受取人が開閉する第二扉と、筐体の内側に設けられ、荷物が置かれる荷台とを有し、荷台が、第一扉側の第一台部と、第一台部と反対側の第二台部と、第一台部と第二台部の間にある回動軸から構成されるシーソーを備え、荷台に荷物が置かれると、第一台部が上昇するとともに、第二台部が下降し、荷台に荷物が置かれた状態で第一扉が閉じられると、第一扉が第一台部にロックされる。
本考案によれば、簡易な構造で、荷物の盗難が困難な受取ボックスが得られる。
以下、本考案の受取ボックスについて、図面を参照しながら実施形態に基づいて説明する。なお、図面は、受取ボックス、受取ボックスを構成する部材、および受取ボックスの周辺部材を模式的に表したものであり、これらの実物の寸法および寸法比は、図面上の寸法および寸法比と必ずしも一致していない。また、重複説明は適宜省略し、同一部材には同一符号を付与することがある。
本考案の実施形態に係る受取ボックス10は、郵便受け、近隣住民からの頂き物入れ、または宅配業者が配達した荷物を収納する宅配ボックスなどとして使用できる。受取ボックス10は、直方体の箱状物体で、筐体12と、第一扉14と、第二扉16と、荷台18とを備えている。なお、受取ボックス10は、円柱や多角柱などの柱体、円錐や多角錐などの錐体、または錐体台等の箱状物体であってもよい。
図1は、第一扉14が開いた状態の受取ボックス10の斜視図である、図2は、図1のII−II線で鉛直方向に切断したときの受取ボックス10の部分断面図である、なお、図2では、第一扉14が閉じている。筐体12は、中空の直方体状部材で、第一扉14と第二扉16が設けられる部分が開口している。第一扉14は、筐体12の側面に設けられ、差出人が開閉する。なお、差出人とは、差出人本人のほか、差出人の家族や代理人、郵便業者、または宅配業者等の差出人側の個人や団体などを指す。
第二扉16は、筐体12の側面に設けられ、受取人が開閉する。受取人とは、受取人本人のほか、受取人の家族や代理人、または受取人が団体である場合の団体構成員等の受取人側の個人や団体等などを指す。第二扉16は、筐体12との間で錠機構が設けられており(不図示)、受取人によって施錠および開錠できる。本実施形態では、筐体12の第一扉14に対向する側面に第二扉16が設けられているが、第二扉16は、第一扉14に隣接する筐体12の側面に設けられていてもよいし、筐体12の側面ではなく、上面に設けられていてもよい。また、第一扉14や第二扉16は、筐体12の側面と上面に渡って設けられていてもよい。
筐体12、第一扉14、および第二扉16は、発泡スチロール層と、発泡スチロール層の少なくとも一部を覆う被覆層を備えている。本実施形態では、このように受取ボックス10の外部に現れる主な部材が断熱性を備えている。このため、受取ボックス10に収納された荷物が外気温の影響を受けにくい。したがって、例えば、真夏に電子部品等が受取ボックス10に収納されたときでも、電子部品等が故障しにくい。また、近隣住民が収穫した農産物を受取ボックス10に収納したときでも、農産物が傷みにくい。なお、筐体12、第一扉14、および第二扉16は、金属、木材、樹脂、またはコンクリート等から構成されていてもよい。
図2に示すように、荷台18は、例えば金属製の板状部材20と軸状部材22から構成されており、荷物が置かれる。なお、板状部材20と軸状部材22の材質や形状等には特に制限がない。軸状部材22は、閉じた状態の第一扉14と平行になるように、水平に設けられている。また、板状部材20は、上面がほぼ水平になるように、軸状部材22の上に設けられている。板状部材20と軸状部材22がシーソーを構成している。
すなわち、板状部材20の第一扉14側の第一台部20aと、第一台部20aと反対側の第二台部20bは、第一台部20aと第二台部20bの間の軸状部材22を回動軸として、鉛直面内で回動する。言い換えると、軸状部材22を境に、第一台部20aが上昇すると第二台部20bが下降し、第二台部20bが上昇すると第一台部20aが下降する。なお、筐体12は、第一台部20aの下降を制限する第一ストッパー24を備えている。また、筐体12は、第二台部20bの下降を制限する第二ストッパー26を備えている。第一,第二ストッパー24,26により、必要最小限の範囲で板状部材20が動く。このため、板状部材20の誤動作や故障が抑えられえる。
図3は、受取ボックス10が荷物Bを保管している状態を示している。受取ボックス10では、荷台18に荷物Bが置かれると、荷物Bの自重によって第二台部20bが下降するとともに、第一台部20aが上昇する。換言すると、荷台18に荷物Bが置かれたときに、第二台部20bが下降し、第一台部20aが上昇するように、荷台18が構成されている。板状部材20の材質や形状等の適切な選択、板状部材20への目印表示や重りの付与、または板状部材20の回動の制限手段の設置などによって、このような荷台18が構成される。
例えば、受取ボックス10内に荷物がないときに第一台部20aが上昇しないように、重りGを第一台部20aの下につけてもよい。また、受取ボックス10内に荷物が収納されたときに第二台部20bが確実に下降するように、荷物の設置領域や設置中心位置等を示す目印を、第二台部20bの上面に設けてもよい。荷台18に荷物Bが置かれた状態で第一扉14が閉じられると、第一扉14が第一台部20aにロックされる。
図2および図3に示すように、第一台部20aは、上方向の突起部である扇形部材28を備えている。第一扉14は、扇形部材28を収容する収容部であるフック30を備えている。なお、突起部と収容部の材質や形状等には特に制限がない。フック30は、その長軸が水平方向である位置から上方に回動できる。図3に示すように、扇形部材28がフック30に収容されることで、第一扉14が第一台部20aにロックされる、つまり、第一扉14が開かなくなる。このため、受取ボックス10内の荷物Bの盗難が困難となる。また、このような簡易な構造で受取ボックス10が第一台部20aにロックされるので、例えば、宅配業者が受取人にパスワードを通知する必要がない。
図4は、第一扉14が第一台部20aにロックされるまでの動作を示している。第一扉14が開けられ、荷物Bが荷台18に置かれると、第一台部20aが上昇し、第二台部20bが下降する。このため、扇形部材28が、筐体12の第一扉14の開口部の下面より上に来る。そして、第一扉14が閉められると、図4に示すように、フック30は、扇形部材28に接触しながら上方に回動する。その後、第一扉14が完全に閉められると、図3に示すように、扇形部材28がフック30に収容されることによって、第一扉14が第一台部20aにロックされる。このため、第一扉14は開かなくなる。受取人は、第二扉16を開けて荷物Bを取り出す。
10 受取ボックス
12 筐体
14 第一扉
16 第二扉
18 荷台
20 板状部材
20a 第一台部
20b 第二台部
22 軸状部材
24 第一ストッパー
26 第二ストッパー
28 扇形部材
30 フック
B 荷物
G 重り
12 筐体
14 第一扉
16 第二扉
18 荷台
20 板状部材
20a 第一台部
20b 第二台部
22 軸状部材
24 第一ストッパー
26 第二ストッパー
28 扇形部材
30 フック
B 荷物
G 重り
Claims (7)
- 筐体と、
前記筐体の少なくとも側面に設けられ、差出人が開閉する第一扉と、
前記筐体に設けられ、受取人が開閉する第二扉と、
前記筐体の内側に設けられ、荷物が置かれる荷台と、
を有し、
前記荷台が、前記第一扉側の第一台部と、前記第一台部と反対側の第二台部と、前記第一台部と前記第二台部の間にある回動軸から構成されるシーソーを備え、
前記荷台に荷物が置かれると、前記第一台部が上昇するとともに、前記第二台部が下降し、
前記荷台に荷物が置かれた状態で前記第一扉が閉じられると、前記第一扉が前記第一台部にロックされる受取ボックス。 - 請求項1において
前記第一台部が上方向の突起部を備え、
前記第一扉が前記突起部を収容する収容部を備え、
前記突起部が前記収容部に収容されることで、前記第一扉が前記第一台部にロックされる受取ボックス。 - 請求項2において、
前記収容部がフックであり、前記フックが鉛直面内で回動できる受取ボックス。 - 請求項1から3のいずれかにおいて
前記筐体が、前記第一台部の下降を制限する第一ストッパーを備える受取ボックス。 - 請求項1から4のいずれかにおいて
前記筐体が、前記第二台部の下降を制限する第二ストッパーを備える受取ボックス。 - 請求項1から5のいずれかにおいて、
受取人によって前記第二扉が施錠および開錠できる受取ボックス。 - 請求項1から6のいずれかにおいて、
前記筐体、前記第一扉、および前記第二扉が、発泡スチロール層と、前記発泡スチロール層の少なくとも一部を覆う被覆層を備えている受取ボックス。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017002359U JP3211813U (ja) | 2017-05-26 | 2017-05-26 | 受取ボックス |
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---|---|---|---|
JP2017002359U JP3211813U (ja) | 2017-05-26 | 2017-05-26 | 受取ボックス |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019112768A (ja) * | 2017-12-20 | 2019-07-11 | トヨタホーム株式会社 | 宅配ボックス |
JP2019173446A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 三和シヤッター工業株式会社 | 宅配ボックスの錠装置 |
JP2021095815A (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 株式会社サラインテリアシステム | 錠止機構付ロッカー |
CN114572600A (zh) * | 2022-03-23 | 2022-06-03 | 北京京东乾石科技有限公司 | 仓储货架及仓储系统 |
-
2017
- 2017-05-26 JP JP2017002359U patent/JP3211813U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021095815A (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 株式会社サラインテリアシステム | 錠止機構付ロッカー |
JP7349142B2 (ja) | 2019-12-19 | 2023-09-22 | 株式会社サラインテリアシステム | 錠止機構付ロッカー |
CN114572600A (zh) * | 2022-03-23 | 2022-06-03 | 北京京东乾石科技有限公司 | 仓储货架及仓储系统 |
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Legal Events
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