JP2019000325A - 収容ボックス付き支柱 - Google Patents

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Abstract

【課題】収容ボックスのサイズに柔軟に対応して収容ボックスを適切に支持することが可能な収容ボックス付き支柱を提供する。【解決手段】複数の収容ボックス10を上下に並べた状態で各収容ボックス10を支柱20に支持し、各収容ボックス10は、底壁と、該底壁から立ち上がっており所定の向きを向いている右壁11c、12cと、底壁から立ち上がっており右壁11c、12cと隣接する後壁11d、12dと、底壁から立ち上がっており後壁11d、12dとは反対側で右壁11e、12eと隣接する前壁11f、12fとを有する。支柱20は、各収容ボックス10が有する側壁のうち、右壁11c、12c及び後壁11d、12dにのみ接した状態で各収容ボックス10を支持する。【選択図】図1

Description

本発明は、収容ボックス付き支柱に係り、特に、配達物を収容する収容ボックスが複数支持された収容ボックス付き支柱に関する。
近年、居住者不在時に配達された宅配物を保管しておくための収容ボックス(宅配ボックス)が設置されている住宅が増加している。宅配ボックスを設置するには支柱を住宅の玄関先に立設し、この支柱に宅配ボックスを支持させる。
宅配ボックス支持用の支柱を立設した場合、郵便受け等、宅配ボックス以外の収容ボックスを支柱に支持させることにより、当該支柱を効率よく利用することが可能となる。このように支柱に複数の収容ボックスを支持させる場合には、サイズ(具体的には、縦寸法又は横寸法)が最も大きい収容ボックスに合わせて支柱の構造が決められる。
一例を挙げて説明すると、特許文献1に記載の支柱(厳密には「門柱」)は、左右一対の側壁部を備え、上下に並ぶ複数の収容ボックスの各々を一対の側壁部の間に挟み込んで各収容ボックスを支持する。ここで、一対の側壁部の間隔は、複数の収容ボックスのうち、最大サイズのボックスに応じて決められる。すなわち、最大サイズのボックスの側面には、一対の側壁部の各々が当接することになる。一方、小サイズの収容ボックスの側面は、側壁部から若干離れてしまう。そのため、特許文献1に記載の支柱では、小サイズの収容ボックスの側面と支柱の側壁部との間にスペーサを配置し、このスペーサを介して小サイズの収容ボックスを支柱に支持させている。
特開2008−280757号公報
以上のように特許文献1に記載の支柱では、一対の側壁部の間に収容ボックスを挟み込み、収容ボックスの側面が側壁部から離れる場合にはスペーサを介在させる。しかし、このような構成では、収容ボックスのサイズ(特に、最大サイズの収容ボックス)が変わった場合に、当該サイズに応じて一対の側壁部の間隔を変更させる必要がある。また、側壁部間の間隔が変わると、これに伴ってスペーサのサイズも変更しなければならなくなる。このように特許文献1に記載の支柱は、収容ボックスのサイズのバリエーションに対して柔軟に対応することが困難であり、汎用性に乏しいものとなる。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の収容ボックスを支持する際に各収容ボックスのサイズに柔軟に対応し、各収容ボックスを適切に支持することが可能な収容ボックス付き支柱を提供することである。
前記課題は、本発明の収容ボックス付き支柱によれば、配達物を収容する複数の収容ボックスと、該複数の収容ボックスを上下に並べた状態で前記複数の収容ボックスの各々を支持する支柱と、を有し、前記複数の収容ボックスの各々は、底壁と、該底壁から立ち上がっており所定の向きを向いている第一側壁と、前記底壁から立ち上がっており前記第一側壁と隣接する第二側壁と、前記底壁から立ち上がっており前記第二側壁とは反対側で前記第一側壁と隣接する第三側壁と、を有し、前記支柱は、前記複数の収容ボックスの各々が有する前記第一側壁、前記第二側壁及び前記第三側壁のうち、前記第一側壁及び前記第二側壁にのみ接した状態で前記複数の収容ボックスの各々を支持することにより解決される。
上記のように構成された本発明の収容ボックス付き支柱では、複数の収容ボックスの各々が有する第一側壁、第一側壁と隣接する第二側壁、第二側壁とは反対側で第一側壁と隣接する第三側壁のうち、第一側壁及び第二側壁にのみ支柱が接している。すなわち、本発明の収容ボックス付き支柱では、各収容ボックスをその両側から挟み込んで支持するものではなく、各収容ボックスにおいて所定の角部をなす二つの側壁(具体的には、第一側壁及び第二側壁)に当接することで支持している。このような支持構造を採用すれば、複数の収容ボックスを支持するにあたり、各収容ボックスのサイズに柔軟に対応し、各収容ボックスを適切に支持することが可能となる。
また、上記の収容ボックス付き支柱において、前記複数の収容ボックスの各々は、直方体状のボックスであり、前記支柱は、前記複数の収容ボックスの各々において前記第一側壁と前記第二側壁との間に形成される角部が上下に揃った状態で前記複数の収容ボックスの各々の前記第一側壁及び前記第二側壁に接していると、好適である。
上記の構成では、複数の収容ボックスの各々において第一側壁と第二側壁との間に形成される角部が上下に揃った状態で各収容ボックスが支持されている。すなわち、上記の構成によれば、複数の収容ボックスを上下方向に見栄え良く並べた状態で各収容ボックスを支持することが可能となる。
また、上記の収容ボックス付き支柱において、前記支柱は、前記複数の収容ボックスの各々の前記第一側壁に接する第一側壁接触部と、前記複数の収容ボックスの各々の前記第二側壁に接する第二側壁接触部と、を有し、前記第一側壁接触部及び前記第二側壁接触部は、互いに離れた状態で設置されていると、より好適である。
上記の構成では、支柱中、各収容ボックスの第一側壁に接触する部分と、各収容ボックスの第二側壁に接触する部分と、が互いに分離している。これにより、第一側壁及び第二側壁の各々と支柱との接触箇所を設定する際に、比較的自由に設定することが可能となる。この結果、収容ボックス付き支柱の設計の自由度が向上する。
また、上記の収容ボックス付き支柱において、前記第一側壁接触部及び前記第二側壁接触部は、上下方向に沿って長く延びた板状部材によって構成されていると、さらに好適である。
上記の構成では、支柱中、各収容ボックスの第一側壁に接触する部分と、各収容ボックスの第二側壁に接触する部分とが、ともに板状部材によって構成されているため、第一側壁及び第二側壁に面接触することになる。これにより、各収容ボックスをより適切に支持することが可能となる。
また、上記の収容ボックス付き支柱において、前記第一側壁の厚み方向における前記複数の収容ボックスの各々の長さが互いに異なっており、前記第一側壁の厚み方向において、前記第二側壁接触部のうち、前記第一側壁からより離れている方の端は、前記複数の収容ボックスの中で前記長さが最も長い最長収容ボックスが有する前記第二側壁のうち、前記第一側壁からより離れている方の端と揃っていると、より一層好適である。
上記の構成では、複数の収容ボックスの寸法、厳密には第一側壁の厚み方向における長さが互いに異なっている。そして、支柱が有する第二側壁接触部のうち、第一側壁からより離れている方の端は、最長収容ボックスが有する第二側壁のうち、第一側壁からより離れている方の端と揃っている。このように第二側壁接触部の端と最長収容ボックスの第二側壁の端とが揃っていることで、収容ボックス付き支柱の美観性を向上させることが可能となる。また、上記の構成であれば、最長収容ボックスの第二側壁の端部が第二側壁接触部の端よりも外側に突出している場合に生じ得る不具合を、回避することが可能となる。
また、上記の収容ボックス付き支柱において、前記支柱は、前記第一側壁接触部の下端部及び前記第二側壁接触部の下端部の双方の間に挟み込まれて当該双方に取り付けられた板状部材からなるベース部を更に有し、該ベース部は、該ベース部の上面が地表面から所定の深さだけ下がった位置に配置されるように地中に埋設されていると、尚一層好適である。
上記の構成であれば、支柱中、板状部材からなる第一側壁接触部の下端部及び第二側壁接触部の下端部の間にベース部が挟まれている。これにより、第一側壁接触部の下端部及び第二側壁接触部の下端部の変形が抑えられるようになる。また、ベース部は、その上面が地表面から下がった位置に配置される。これにより、ベース部の位置を基準として、収容ボックス付き支柱の固定箇所(例えば、収容ボックス付き支柱を固定するための根巻コンクリートの位置)を決めることが可能となる。また、根巻コンクリートが地表面よりも下がった位置にあるので地表面から露出することがなく、根巻コンクリートの露出によって美観が損なわれてしまうのを回避することが可能となる。
また、上記の収容ボックス付き支柱において、前記第二側壁接触部は、前記第一側壁の厚み方向において分割された複数の第二側壁接触部片によって構成されており、前記複数の第二側壁接触部片のうち、一つの第二側壁接触部片の外表面の外観が、他の第二側壁接触部片の外表面の外観と異なっていると、益々好適である。
上記の構成では、支柱中の第二側壁接触部が複数のピース(第二側壁接触部片)によって構成されており、一つのピースの外観が他のピースの外観と異なっている。このように外観の異なるピースを組み合わせて第二側壁接触部を構成することで、当該第二側壁接触部の意匠性を向上させることが可能となる。例えば、一方のピースが木目調の柄を装うことで支柱が有機的な意匠を呈するようになる。
また、上記の収容ボックス付き支柱において、前記複数の収容ボックスの各々は、収容された配達物を取り出す際に開かれる扉を備え、前記複数の収容ボックスの中には、前記扉が前記第一側壁に設けられた収容ボックスと、前記扉が前記第三側壁に設けられた収容ボックスとが含まれていると、一段と好適である。
上記の構成では、複数の収容ボックスの中に、配達物取り出し用の扉が第一側壁に設けられた収容ボックスと、配達物取り出し用の扉が第三側壁に設けられた収容ボックスとが含まれている。このような構成であれば、配達物の種類に応じて収容ボックスからの取出し方向を変えることが可能となる。
また、上記の収容ボックス付き支柱において、前記複数の収容ボックスには、前記扉が前記第一側壁に設けられた収容ボックスとしての郵便受け、及び、前記扉が前記第三側壁に設けられた収容ボックスとしての宅配ボックスが含まれており、前記郵便受けの下方位置に前記宅配ボックスが配置されていてもよい。
上記の構成であれば、郵便受けの下方に宅配ボックスを配置した収容ボックス付き支柱を実現することが可能となる。
本発明の収容ボックス付き支柱によれば、収容ボックスのサイズに柔軟に対応することができ、互いにサイズが異なる複数の収容ボックスの各々を適切に支持することが可能である。具体的に説明すると、本発明の収容ボックス付き支柱によれば、様々なサイズの収容ボックスを支持する場合にもスペーサ等の部品を要することなく、各収容ボックスを適切に支持することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る収容ボックス付き支柱を示す図である。 本発明の一実施形態に係る収容ボックス付き支柱の側面図であり、左側から見た図である。 本発明の一実施形態に係る収容ボックス付き支柱の正面図である。 本発明の一実施形態に係る収容ボックス付き支柱の側面図であり、右側から見た図である。 インターホンのハウジング及び収容ボックスを図示した斜視図である。 郵便受けの上面図である。 宅配ボックスの上面図である。 収容ボックスと支柱との位置関係を示す図であり、図3中のX−X断面を示す図である。 収容ボックスと支柱との位置関係を示す図であり、図3中のY−Y断面を示す図である。 インターホンのハウジングと支柱との位置関係を示す図であり、図3中のZ−Z断面を示す図である。 支柱の外観図である。
以下、本発明の一実施形態(本実施形態)に係る収容ボックス付き支柱について、その用途及び構成等について説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得る。また、当然ながら、本発明にはその等価物が含まれ得る。特に、以下に説明する各部材の形状、サイズ及び材質については、あくまでも一例に過ぎず、本発明の機能が発揮され得る範囲内であれば自由に設計することが可能である。
なお、以下において収容ボックス付き支柱の各部の位置及び姿勢について説明する際には、特に断る場合を除き、収容ボックス付き支柱が所定位置(設置位置)に設置された状態での位置及び姿勢を説明することとする。また、以下の説明中、「左右方向」とは、収容ボックス付き支柱を正面視したときの左右方向であり、厳密には、後述する住宅Hの門扉から玄関ドアDまで敷設された通路(アプローチ)に面する側から収容ボックス付き支柱を見たときの左右方向である。
<<本実施形態に係る収容ボックス付き支柱の概要>>
先ず、本実施形態に係る収容ボックス付き支柱の概要について、図1〜図4を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る収容ボックス付き支柱を示す図であり、所定の設置位置に設置された状態の収容ボックス付き支柱を示している。図2は、本実施形態に係る収容ボックス付き支柱の側面図であり、左側から見た図である。図3は、本実施形態に係る収容ボックス付き支柱の正面図である。図4は、本実施形態に係る収容ボックス付き支柱の側面図であり、右側から見た図である。
本実施形態に係る収容ボックス付き支柱は、住宅Hの玄関先に門柱として設置されるもの、すなわち機能門柱1である。この機能門柱1は、図1に示すように、玄関先において、住宅Hの玄関ドアDが設けられた外壁Wよりも道路側に設置されている。
機能門柱1は、図2〜図4に示すように、インターホン2、表札3及び収容ボックス10を備えている。インターホン2は、公知のインターホンであり、ハウジング5に取り付けられている。このハウジング5のうち、インターホン2が取り付けられている側壁の上端部には、アルミプレート等からなる表札3が取り付けられている。なお、表札3が取り付けられる箇所については、特に限定されるものではないが、本実施形態では、ハウジング5のうち、道路側に面している側壁(具体的には、左壁5f)に取り付けられている。
収容ボックス10は、配達物を収容するボックスであり、上下方向に並べられた状態で複数配設されている。複数の収容ボックス10の各々は、互いに異なる種別の配達物を収容する。具体的に説明すると、本実施形態では二つの収容ボックス10が配設されている。上下二つの収容ボックス10のうち、より上方に位置する収容ボックス10は、ハガキ、封書及び書留(現金書留を除く)のような郵便物、メール便、並びに新聞等を収容することが可能な郵便受け11である。
より下方に位置する収容ボックス10は、段ボール等で梱包された宅配物を収容することが可能な宅配ボックス12である。すなわち、本実施形態では、郵便受け11の下方位置に宅配ボックス12が設けられている。宅配ボックス12は、住宅Hの居住者が不在である時に配達された宅配物を一時的に保管しておくボックスである。
以上のように本実施形態では、収容ボックス10が配達物の種別毎に設けられている。収容ボックス10の構成については、後に詳しく説明する。なお、機能門柱1に設けられる収容ボックス10の個数は2個に限定されず、3個以上であってもよい。
また、機能門柱1は、図1〜図4に示すように、玄関先の地面に対して垂直に立設された支柱20を有する。この支柱20は、二つの収容ボックス10(郵便受け11と宅配ボックス12)及びインターホン2を上下に並べた状態で、これらの各々を支持する部材である。支柱20は、その下端部が地中に埋設された状態で立てられている。
厳密に説明すると、図2〜図4に示すように、機能門柱1が設置される場所の地盤には、その地表面から所定距離だけ下がった位置に砕石(クラッシャーランR)が敷かれ、その直上位置にコンクリート(根巻コンクリートC)が構築されている。支柱20は、その下端部が根巻コンクリートCに埋まった状態で立てられている。
本実施形態では、郵便受け11よりも上方位置でインターホン2のハウジング5が支柱20に支持されている。一方、支柱20の内部には空洞が形成されており、当該空洞に合成樹脂製の可撓性電線管4が収容されている。この可撓性電線管4には不図示の電線が通されており、当該電線は、最終的に支柱20内部を通ってインターホン2の基板(不図示)に結線されている。
支柱20の構成については、後に詳しく説明する。なお、支柱20が立てられる場所、支柱20の支持構造、及び、機能門柱1全体の向き(厳密には、機能門柱1の正面が向く向き)については、上述の内容に限定されるものではなく、住宅Hの構造や立地環境あるいは機能門柱1の周辺状況に応じて適宜変更してもよい。また、インターホン2や表札3が面する向き(つまり、インターホン2及び表札3が配置される面)を変更することで、支柱20の外観をスリムに見せたり、逆にワイドに見せたりすることが可能となる。このような効果を利用すれば、支柱20の設置のバリエーションが増えるようになる。
<<収容ボックスの構成について>>
次に、収容ボックス10の構成について、既出の図2及び図3と共に図5〜図7を参照しながら説明する。図5は、ハウジング5と収容ボックス10を図示した斜視図である。図6は、郵便受け11の上面図である。図7は、宅配ボックス12の上面図である。
なお、以下では、ハウジング5及び収容ボックス10の寸法を説明するにあたり、左右方向における長さを便宜的に「横幅」と呼ぶこととし、上下方向(鉛直方向)における長さを「高さ」と呼ぶこととする。また、左右方向及び上下方向の双方に直交する方向を便宜的に「前後方向」と呼ぶこととし、前後方向における長さを便宜的に「前後長」と呼ぶこととする。
収容ボックス10である郵便受け11及び宅配ボックス12は、図5に示すように、いずれも直方体状のステンレス製のボックスである。また、同図に示すように、インターホン2のハウジング5も、同様に直方体状のボックスである。
郵便受け11、宅配ボックス12及びハウジング5は、図5に示すように、いずれも底壁11a、12a、5aと、天井壁11b、12b、5bと、右壁11c、12c、5cと、後壁11d、12d、5dと、前壁11e、12e、5eと、左壁11f、12f、5fとを有する。
右壁11c、12c、5cは、第一側壁に相当し、底壁11a、12a、5aから立ち上がっており、左右方向において右側に位置する側壁である。本実施形態において、郵便受け11、宅配ボックス12及びハウジング5の各々は、右壁11c、12c、5cが所定の向き(具体的には、住宅Hの玄関ドアDが設けられた外壁Wに面する向き)に向くように配置されている。
後壁11d、12d、5dは、第二側壁に相当し、底壁11a、12a、5aから立ち上がっており、前後方向の後側で右壁11c、12c、5cと隣接する側壁である。前壁11e、12e、5eは、第三側壁に相当し、底壁11a、12a、5aから立ち上がっており、前後方向において前側(換言すると、後壁11d、12d、5dとは反対側)で右壁11c、12c、5cと隣接する側壁である。なお、本実施形態において、前壁11e、12e、5eは、住宅Hの門扉から玄関ドアDまで敷設された通路(アプローチ)に面している。左壁12f、12f、5fは、底壁11a、12a、5aから立ち上がっており、左右方向において左側に位置する側壁である。
また、郵便受け11及び宅配ボックス12の各々には、収容された配達物を取り出す際に開かれる扉が備えられている。より具体的に説明すると、郵便受け11には、図6に示すように、扉としての取出扉11xが設けられている。この取出扉11xは、郵便受け11の右壁11cに設けられており、より詳しくは右壁11cの後端部に設けられている。取出扉11xは、図4に図示のダイヤル錠11yを備えており、このダイヤル錠11yのロック・アンロックによって取出扉11xの開閉の可否が切り替えられる。
なお、本実施形態において、取出扉11xは、右壁11cの後側略半分を占めており、図6に示すように右壁11cに対して略垂直となる位置まで開くことが可能である。したがって、取出扉11xを全開にした状態では、右壁11cの略半分に相当する取出口(開口)が形成されるようになる。
また、郵便受け11には、郵便物等の配達物が投入される投函口11zが設けられている。この投函口11zは、郵便受け11の前壁11eに設けられた縦長矩形状の穴である。なお、投函口11zの外縁部分には、郵便受け11内の郵便物等が投函口11zから抜き取られてしまうのを防止するためのフラップ式のガード機構(不図示)が取り付けられている。さらに、郵便受け11の前壁11eには、投函口11zを覆うカバー部11gがヒンジを介して開閉自在に取り付けられている。
宅配ボックス12には、図5及び図7に示すように、扉としての開閉扉12xが設けられている。この開閉扉12xは、宅配ボックス12の前壁12eに設けられており、より詳しくは前壁12eの略全体が開閉扉12xを構成している。開閉扉12xは、図3に図示された錠12yを備えており、この錠12yのロック・アンロックによって開閉扉12xの開閉の可否が切り替えられる。錠12yは、デジタル式の電子錠であっても、プッシュボタン操作のアナログ式の錠であってもよい。
なお、宅配ボックス12の開閉扉12xは、宅配物投入時にも開けられる。すなわち、宅配業者は、宅配物を宅配ボックス12内に投入する際に開閉扉12xを開け、宅配物投入後に開閉扉12xを閉めて錠12yをロック状態にセットする。その後、住宅Hの居住者は、宅配ボックス12内の荷物を取り出すために錠12yを操作してアンロック状態に切り替え、開閉扉12xを開けて宅配ボックス12内の宅配物を取り出す。
このように本実施形態では、収容ボックス10の用途(換言すると、収容する配達物の種別)に応じて配達物の取り出し方向が変えられている。これにより、本実施形態に係る機能門柱1は、ユーザである住宅Hの居住者にとって、使い勝手が良いものとなる。なお、取出扉11x及び開閉扉12xの位置については、上述した位置に限定されるものではなく、上述の位置とは異なる位置に設けられていてもよい。
ところで、本実施形態では、郵便受け11、宅配ボックス12及びハウジング5の各々のサイズが互いに異なっている。より詳しく説明すると、図5に示すように、各々の高さが異なっており、本実施形態では、ハウジング5の高さが最も短く、宅配ボックス12の高さが最も長い。また、郵便受け11の横幅(換言すると、右壁11cの厚み方向における長さ)は、ハウジング5の横幅(換言すると、右壁5cの厚み方向における長さ)と略等しく、宅配ボックス12の横幅(換言すると、右壁12cの厚み方向における長さ)は、郵便受け11の横幅よりも若干長くなっている。したがって、宅配ボックス12は、複数の収容ボックス10の中で横幅が最も長い最長収容ボックスに該当する。
一方、本実施形態において、郵便受け11、宅配ボックス12及びハウジング5の各々の前後長は、略揃っている。なお、上述した各寸法(高さ、横幅、前後長)の大小関係については、上述した関係に限定されず、任意に決めてよく、例えば、宅配ボックス12の前後長が郵便受け11の前後長より長くなっていてもよい。
<<支柱の構成について>>
次に、支柱20の構成について既出の図1〜図4、及び図8〜図11を参照しながら説明する。図8及び図9は、収容ボックス10と支柱20との位置関係を示す図であり、図8が図3中のX−X断面を示す図であり、図9がY−Y断面を示す図である。なお、図8及び図9では、収容ボックス10を簡略化して図示している。図10は、インターホン2のハウジング5と支柱20との位置関係を示す図であり、図3中のZ−Z断面を示す図である。なお、図10では、ハウジング5を簡略化して図示している。図11は、支柱20の外観図であり、機能門柱1から収容ボックス10及びハウジング5を取り外した状態を示している。
支柱20は、玄関先に立てられた金属製の支持体であり、図1〜図4に示すように側面支柱21、背面支柱22、ベース部25及び天板26を有する。このうち、側面支柱21及び背面支柱22は、支柱20の本体部分をなし、収容ボックス10及びインターホン2のハウジング5を上下方向に並べた状態で支持している。
より詳しく説明すると、側面支柱21及び背面支柱22は、上下方向(鉛直方向)に沿って長く延びた板状部材によって構成されており、本実施形態では板状のアルミ押出形材からなる。側面支柱21及び背面支柱22は、互いに離れた状態で設置されている。また、側面支柱21及び背面支柱22は、図8〜図10に示すように、側面支柱21を仮想的に後方へ延長させ、かつ、背面支柱22を仮想的に左側に延長させたときに互いに直交するように配置されている。
そして、側面支柱21及び背面支柱22の各々は、収容ボックス10及びハウジング5を支持するために、これらの側壁に接触している。具体的に説明すると、側面支柱21は、第一側壁接触部に相当し、図8〜図10に示すように郵便受け11、宅配ボックス12及びインターホン2のハウジング5の各々の右壁11c、12c、5cに接している。背面支柱22は、第二側壁接触部に相当し、図8〜図10に示すように、郵便受け11、宅配ボックス12及びインターホン2のハウジング5の各々の後壁11d、12d、5dに接している。
本実施形態において、背面支柱22は、左右方向(換言すると、右壁11c、12c、5cの厚み方向)において複数のピースに分割されており、より厳密には図11に示すように二つの背面支柱片(第二側壁接触部片に相当)によって構成されている。以下、二つの背面支柱片のうち、より右側に位置する方を「第一背面支柱片23」と呼ぶこととし、より左側に位置する方を「第二背面支柱片24」と呼ぶこととする。
なお、背面支柱22を構成する分割ピース(すなわち、背面支柱片)の数については、二つに限定されるものではなく、3つ以上であってもよい。
第一背面支柱片23及び第二背面支柱片24は、互いに同一の横幅及び高さを有する板状部材であり、本実施形態では各々が板状のアルミ押出形材からなる。また、本実施形態では、第一背面支柱片23(一つの第二側壁接触部片に相当)の外表面の外観が、第二背面支柱片24(他の第二側壁接触部片に相当)の外表面の外観と異なっている。厳密に説明すると、図11に示すように、第一背面支柱片23の外表面は、その材質であるアルミに粉体塗装が施された表面となっている。これに対して、第二背面支柱片24の外表面には、木目調の模様が施されたフィルムシートが貼り付けられている。すなわち、第二背面支柱片24の外表面は、木目模様を呈している。このように色調の異なる背面支柱片を組み合わせて第一背面支柱片23を構成することで、背面支柱22の意匠性(美観性)が向上する。
以上のような構成の第一背面支柱片23及び第二背面支柱片24の側端同士を接合することで背面支柱22が構成される。このようにして構成された背面支柱22の横幅は、当然ながら、仮に一つの第一背面支柱片23のみによって構成した場合の背面支柱22の横幅と比較して長くなる。
ベース部25は、平面視で略矩形状のステンレスプレート(板状部材)からなり、図11に示すように側面支柱21の下端部及び背面支柱22の下端部の双方の間に挟み込まれた当該双方に取り付けられている。このベース部25は、側面支柱21及び背面支柱22の各々の下端部の剛性を高めて当該下端部が捻れるように変形するのを抑制している。
また、本実施形態では、図2〜図4に示すように、ベース部25の上面が地表面から所定の深さだけ下がった位置に配置された状態でベース部25が地中に埋設されるように支柱20が立てられている。より具体的に説明すると、地中で支柱20を固定支持する根巻コンクリートCを構築する前の時点で、支柱20を含む機能門柱1がその配置位置に配置される。このとき、ベース部25の上面が地表面から所定の深さだけ下がった位置に配置されるようにベース部25が地中に埋設される。その後、根巻コンクリートCを構築するためのコンクリートを打設する。ここで、ベース部25は、コンクリート打設時の位置出しのために利用され、本実施形態ではベース部25の上面のレベルまでコンクリートを打設することになっている。すなわち、本実施形態に係るベース部25は、根巻コンクリートCの上端位置を規定するための部材として兼用されている。
なお、図2〜図4に示すように、ベース部25のうち、上面より下方に位置する部分は、側面支柱21及び背面支柱22の各々においてベース部25よりも下方に位置する部分と共に根巻コンクリートC中に埋められている。また、図2〜図4及び図11に示すように、側面支柱21及び背面支柱22の各々において根巻コンクリートC中に埋められる部分には、棒状の抜け止め部27が取り付けられている。この結果、側面支柱21及び背面支柱22の下端部は、根巻コンクリートC中に埋め込まれた状態を良好に維持している。
天板26は、平面視で略L字状のステンレスプレートからなり、図11に示すように側面支柱21及び背面支柱22(厳密には、背面支柱22の第二背面支柱片24)の各々の上端に載せられることで側面支柱21及び背面支柱22を連結している。なお、天板26の下面には不図示の照明装置(具体的にはLED照明)が取り付けられている。
以上のように構成された支柱20は、二つの収容ボックス10(郵便受け11及び宅配ボックス12)とインターホン2のハウジング5を上下に並べた状態で支持している。本実施形態において、支柱20は、二つの収容ボックス10及びハウジング5が有する4つの側壁のうち、右壁11c、12c、5c及び後壁11d、12d、5dにのみ接した状態で各収容ボックス10及びハウジング5を支持している。
より詳しく説明すると、機能門柱1において、二つの収容ボックス10及びハウジング5は、それぞれの右側後方の角部(すなわち、右壁11c、12c、5c及び後壁11d、12d、5dの間に形成される角部)が上下に揃った状態で並べられている。
そして、支柱20が上記の状態にある二つの収容ボックス10及びハウジング5の各々を支持するにあたり、側面支柱21及び背面支柱22が、それぞれの右壁11c、12c、5c及び後壁11d、12d、5dに接している。より具体的に説明すると、側面支柱21が、図8〜図10に示すように、それぞれの右壁11c、12c、5cの前端位置からその前後方向略中央位置までの範囲に亘って右壁11c、12c、5cに当接している。
また、背面支柱22が、それぞれの後壁11d、12d、5dに当接している。より厳密に説明すると、本実施形態では、前述したように背面支柱22が第一背面支柱片23及び第二背面支柱片24によって構成されている。また、本実施形態では、郵便受け11の横幅がハウジング5の横幅と略等しくなっている。そして、背面支柱22は、図8及び図10に示すように、第一背面支柱片23の左側端と郵便受け11及びハウジング5の各々の左側端とが左右方向において揃っている状態で、それぞれの後壁11d、5dに接している。ここで、「郵便受け11及びハウジング5の左側端」は、後壁11d、5dにおいて右壁11c、5cからより離れている方の端に相当する。
また、本実施形態では、宅配ボックス12の横幅が郵便受け11やハウジング5の横幅よりも長くなっている。ここで、宅配ボックス12の横幅と郵便受け11の横幅との差分をΔtとする。一方、背面支柱22の横幅は、第二背面支柱片24が第一背面支柱片23に接合されることにより第二背面支柱片24の横幅分だけ拡張されている。本実施形態では、第二背面支柱片24の横幅が上記のΔtと等しくなるように設計されている。このため、背面支柱22は、第一背面支柱片23及び第二背面支柱片24の双方にて宅配ボックス12の後壁12dに接していることになる。
また、本実施形態において、背面支柱22は、図9に示すように、背面支柱22の左側端(厳密には、第二背面支柱片24の左側端)と宅配ボックス12の左側端とが左右方向において揃っている状態で宅配ボックス12の後壁12dに接している。ここで、「背面支柱22の左側端」は、背面支柱22のうち、各右壁11c、12c、5cからより離れている方の端に相当し、「宅配ボックス12の左側端」は、宅配ボックス12が有する後壁12dにおいて右壁12cからより離れている方の端に相当する。
以上のように構成された支柱20であれば、複数の収容ボックス10を支持するにあたり各収容ボックス10のサイズに柔軟に対応し、各収容ボックス10を適切に支持することが可能である。より詳しく説明すると、本実施形態に係る支柱20は、各収容ボックス10をその両側(左右方向の両側)から挟み込んで支持するものではなく、右側後方の角部をなす二つの側壁(具体的には、右壁11c、12c及び後壁11d、12d)に当接することで支持している。このような支持構造であれば、あらゆるサイズの収容ボックス10であっても、そのサイズに制限を受けることなく適切に支持することが可能となる。
また、本実施形態では、最も横幅の大きい宅配ボックス12に合わせて背面支柱22の横幅が決められている。そして、前述したように、背面支柱22の左側端と宅配ボックス12の左側端とが左右方向において揃うように宅配ボックス12が背面支柱22に接している。これにより、最大サイズの収容ボックス10である宅配ボックス12を収まり良く支持することが可能となり、以て、機能門柱1の美観性が向上することになる。また、上記の構成であれば、宅配ボックス12の左側端部が背面支柱22の左側端よりも外側に突出している場合の不具合(例えば宅配ボックス12の左側端部のうち、背面支柱22よりも外側に突出した部分に人の身体がぶつかってしまう状況)を回避することが可能である。
<<その他の実施形態>>
以上までに本発明の収容ボックス付き支柱の構成について一例を挙げて説明してきたが、上記の実施形態は、あくまでも一例であり、他の実施形態も考えられる。例えば、上記の実施形態では、支柱20をなす部材(より具体的には、側面支柱21及び背面支柱22を構成する部材)が板状部材からなり、詳しくは、板状のアルミ押出形材からなることとした。ただし、これに限定されるものではなく、支柱20をなす部材が円筒状のパイプ部材や円柱状の棒体であってもよい。しかし、上記の実施形態のように支柱20を板状部材によって構成すれば、支柱20が各収容ボックス10の側壁と面接触することになるため、より安定して各収容ボックス10を支持することが可能となる。
また、上記の実施形態では、支柱20を構成する側面支柱21及び背面支柱22が互いに離れていることとしたが、側面支柱21及び背面支柱22がL字状に連結していてもよい。ただし、上記の実施形態のように側面支柱21及び背面支柱22が互いに分離していれば、側面支柱21及び背面支柱22の各々を個別に設計することが可能となるので、設計の自由度が向上することになる。
また、上記の実施形態では、収容ボックス10とともに表札3付きのインターホン2(厳密には、インターホン2が取り付けられたハウジング5)が支柱20に支持されていることとしたが、これに限定されるものではない。インターホン2が備えられてなく収容ボックス10のみを支持している収容ボックス付き支柱に対しても本発明は適用可能である。
また、上記の実施形態で述べた各部材の取り付け向きや位置については、あくまでも一例に過ぎず、他の例も考えられる。例えば、住宅Hの門扉から玄関ドアDまで敷設された通路(アプローチ)を挟んで上記の実施形態とは反対の位置に機能門柱1が設置される場合には、上述した取り付け向きや位置が左右対称となる。
1 機能門柱(収容ボックス付き支柱)
2 インターホン
3 表札
4 可撓性電線管
5 ハウジング
5a 底壁
5b 天井壁
5c 右壁
5d 後壁
5e 前壁
5f 左壁
10 収容ボックス
11 郵便受け
11a 底壁
11b 天井壁
11c 右壁(第一側壁)
11d 後壁(第二側壁)
11e 前壁(第三側壁)
11f 左壁
11g カバー部
11x 取出扉(扉)
11y ダイヤル錠
11z 投函口
12 宅配ボックス(最長収容ボックス)
12a 底壁
12b 天井壁
12c 右壁(第一側壁)
12d 後壁(第二側壁)
12e 前壁(第三側壁)
12f 左壁
12x 開閉扉(扉)
12y 錠
20 支柱
21 側面支柱(第一側壁接触部)
22 背面支柱(第二側壁接触部)
23 第一背面支柱片(第二側壁接触部片)
24 第二背面支柱片(第二側壁接触部片)
25 ベース部
26 天板
27 抜け止め部
C 根巻コンクリート
D 玄関ドア
H 住宅
R クラッシャーラン
W 外壁

Claims (9)

  1. 配達物を収容する複数の収容ボックスと、
    該複数の収容ボックスを上下に並べた状態で前記複数の収容ボックスの各々を支持する支柱と、を有し、
    前記複数の収容ボックスの各々は、底壁と、該底壁から立ち上がっており所定の向きを向いている第一側壁と、前記底壁から立ち上がっており前記第一側壁と隣接する第二側壁と、前記底壁から立ち上がっており前記第二側壁とは反対側で前記第一側壁と隣接する第三側壁と、を有し、
    前記支柱は、前記複数の収容ボックスの各々が有する前記第一側壁、前記第二側壁及び前記第三側壁のうち、前記第一側壁及び前記第二側壁にのみ接した状態で前記複数の収容ボックスの各々を支持することを特徴とする収容ボックス付き支柱。
  2. 前記複数の収容ボックスの各々は、直方体状のボックスであり、
    前記支柱は、前記複数の収容ボックスの各々において前記第一側壁と前記第二側壁との間に形成される角部が上下に揃った状態で前記複数の収容ボックスの各々の前記第一側壁及び前記第二側壁に接していることを特徴とする請求項1に記載の収容ボックス付き支柱。
  3. 前記支柱は、前記複数の収容ボックスの各々の前記第一側壁に接する第一側壁接触部と、前記複数の収容ボックスの各々の前記第二側壁に接する第二側壁接触部と、を有し、
    前記第一側壁接触部及び前記第二側壁接触部は、互いに離れた状態で設置されていることを特徴とする請求項2に記載の収容ボックス付き支柱。
  4. 前記第一側壁接触部及び前記第二側壁接触部は、上下方向に沿って長く延びた板状部材によって構成されていることを特徴とする請求項3に記載の収容ボックス付き支柱。
  5. 前記第一側壁の厚み方向における前記複数の収容ボックスの各々の長さが互いに異なっており、
    前記第一側壁の厚み方向において、前記第二側壁接触部のうち、前記第一側壁からより離れている方の端は、前記複数の収容ボックスの中で前記長さが最も長い最長収容ボックスが有する前記第二側壁のうち、前記第一側壁からより離れている方の端と揃っていることを特徴とする請求項4に記載の収容ボックス付き支柱。
  6. 前記支柱は、前記第一側壁接触部の下端部及び前記第二側壁接触部の下端部の双方の間に挟み込まれて当該双方に取り付けられた板状部材からなるベース部を更に有し、
    該ベース部は、該ベース部の上面が地表面から所定の深さだけ下がった位置に配置されるように地中に埋設されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の収容ボックス付き支柱。
  7. 前記第二側壁接触部は、前記第一側壁の厚み方向において分割された複数の第二側壁接触部片によって構成されており、
    前記複数の第二側壁接触部片のうち、一つの第二側壁接触部片の外表面の外観が、他の第二側壁接触部片の外表面の外観と異なっていることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一項に記載の収容ボックス付き支柱。
  8. 前記複数の収容ボックスの各々は、収容された配達物を取り出す際に開かれる扉を備え、
    前記複数の収容ボックスの中には、前記扉が前記第一側壁に設けられた収容ボックスと、前記扉が前記第三側壁に設けられた収容ボックスとが含まれていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の収容ボックス付き支柱。
  9. 前記複数の収容ボックスには、前記扉が前記第一側壁に設けられた収容ボックスとしての郵便受け、及び、前記扉が前記第三側壁に設けられた収容ボックスとしての宅配ボックスが含まれており、
    前記郵便受けの下方位置に前記宅配ボックスが配置されていることを特徴とする請求項8に記載の収容ボックス付き支柱。
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