JP3212850B2 - 特定周波数成分信号の動作位相算出方法および装置並びにアクティブフィルタのデジタル制御システム - Google Patents
特定周波数成分信号の動作位相算出方法および装置並びにアクティブフィルタのデジタル制御システムInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】デジタル制御システムにおい
て、単一の特定周波数を成分としたアナログ信号をサン
プリングしてデジタル信号に変換し制御演算を行う際、
その動作位相を求め、この信号を数式の形で表しておく
必要が生じる場合がある。本発明は、上記した特定周波
数成分の信号の動作位相を正確に求めるための方法およ
び装置、並びに、該手法を用いてアクティブフィルタを
制御するデジタル制御システムに関する。
て、単一の特定周波数を成分としたアナログ信号をサン
プリングしてデジタル信号に変換し制御演算を行う際、
その動作位相を求め、この信号を数式の形で表しておく
必要が生じる場合がある。本発明は、上記した特定周波
数成分の信号の動作位相を正確に求めるための方法およ
び装置、並びに、該手法を用いてアクティブフィルタを
制御するデジタル制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】特定周波数の成分を持った信号の動作位
相を表す方法としては、従来から、例えば信号の零クロ
スポイントを基準として、そのポイントからの時間をカ
ウントし、信号の位相を表す方法が知られている。
相を表す方法としては、従来から、例えば信号の零クロ
スポイントを基準として、そのポイントからの時間をカ
ウントし、信号の位相を表す方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記方法は次のような
問題がある。 (1)零クロスポイント付近の波形に歪みやノイズが重
畳していると大きな誤差となる。 (2)急に位相がシフトするような場合は、使用不可能
となる場合がある。
問題がある。 (1)零クロスポイント付近の波形に歪みやノイズが重
畳していると大きな誤差となる。 (2)急に位相がシフトするような場合は、使用不可能
となる場合がある。
【0004】本発明は上記した従来技術の問題点を考慮
してなされたものであり、本発明の第1の目的は、特定
周波数成分の信号に若干のノイズ等が重畳したり、ある
いは、急な位相シフトがあっても正確に信号の動作位相
を求め、上記信号を数式で表すことができる動作位相の
算出方法および装置を提供することである。本発明の第
2の目的は、サンプリングされた交流電源電圧から交流
電源の動作位相を正確に算出し、算出された動作位相
と、交流電源電流に含まれる高調波のサンプリング値に
基づき、交流電源電流に含まれる高調波を除去するアク
ティブフィルタのデジタル制御システムを提供すること
である。
してなされたものであり、本発明の第1の目的は、特定
周波数成分の信号に若干のノイズ等が重畳したり、ある
いは、急な位相シフトがあっても正確に信号の動作位相
を求め、上記信号を数式で表すことができる動作位相の
算出方法および装置を提供することである。本発明の第
2の目的は、サンプリングされた交流電源電圧から交流
電源の動作位相を正確に算出し、算出された動作位相
と、交流電源電流に含まれる高調波のサンプリング値に
基づき、交流電源電流に含まれる高調波を除去するアク
ティブフィルタのデジタル制御システムを提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の動作位相
の算出方法を説明する図である。同図において、Vは特
定周波数成分の信号、t1 は現時点、t0 は1サンプリ
ング時間Ts 前の時刻、V1 は現時点の信号Vの値、V
0 は1サンプリング時間前の信号Vの値、φは現時点に
おける信号Vの位相、Ts はサンプリング周期である。
の算出方法を説明する図である。同図において、Vは特
定周波数成分の信号、t1 は現時点、t0 は1サンプリ
ング時間Ts 前の時刻、V1 は現時点の信号Vの値、V
0 は1サンプリング時間前の信号Vの値、φは現時点に
おける信号Vの位相、Ts はサンプリング周期である。
【0006】本発明においては、図1において次のよう
にして上記した特定周波数成分の信号の動作位相を求め
る。図1(a)において、V0 ,V1 が特定周波数の正
弦波波形の値とすると、V0 とV1 は次の式(1)
(2)で表すことができる。 V0 =Vm sin ( ωo t1 +φ−ωo Ts ) …(1) V1 =Vm sin ( ωo t1 +φ ) …(2) ここで、Vm は特定周波数成分の信号Vの波高値、ωo
は特定周波数成分の信号の角周波数である。
にして上記した特定周波数成分の信号の動作位相を求め
る。図1(a)において、V0 ,V1 が特定周波数の正
弦波波形の値とすると、V0 とV1 は次の式(1)
(2)で表すことができる。 V0 =Vm sin ( ωo t1 +φ−ωo Ts ) …(1) V1 =Vm sin ( ωo t1 +φ ) …(2) ここで、Vm は特定周波数成分の信号Vの波高値、ωo
は特定周波数成分の信号の角周波数である。
【0007】上記式(1)(2)より次の(3)式が得
られる。 V0 /V1 =Vm sin ( ωo t1 +φ−ωo Ts ) /Vm sin ( ωo t1 +φ ) =cos ωo Ts −{sin ωo Ts / tan( ωo t1 +φ) }…(3) 上記(3)式より次の(4)式が得られる。 tan (ωo t1 +φ) =V1sinωo Ts /( V1cosωo Ts −V0)…(4)
られる。 V0 /V1 =Vm sin ( ωo t1 +φ−ωo Ts ) /Vm sin ( ωo t1 +φ ) =cos ωo Ts −{sin ωo Ts / tan( ωo t1 +φ) }…(3) 上記(3)式より次の(4)式が得られる。 tan (ωo t1 +φ) =V1sinωo Ts /( V1cosωo Ts −V0)…(4)
【0008】したがって、(4)式より次の(5)式が
得られる。 sin(ωo t1+φ)= sin{tan -1( V1sinωo Ts)/( V1cosωo Ts −V0)} ……(5) すなわち、図1(b)に示すように特定周波数成分の信
号の1サンプリング前の値V0 と、現時点のサンプリン
グ値V1 から上記式(5)により、上記特定周波数成分
の信号の位相を求め、該特定周波数成分の信号を数式で
表すことができる。
得られる。 sin(ωo t1+φ)= sin{tan -1( V1sinωo Ts)/( V1cosωo Ts −V0)} ……(5) すなわち、図1(b)に示すように特定周波数成分の信
号の1サンプリング前の値V0 と、現時点のサンプリン
グ値V1 から上記式(5)により、上記特定周波数成分
の信号の位相を求め、該特定周波数成分の信号を数式で
表すことができる。
【0009】前記課題を解決するため、本発明の請求項
1,2の発明は、上記原理に基づき式(5)のように特
定周波数成分の信号の動作位相sin(ωo t +φ)を求め
るようにしたので、比較的簡単な演算により特定周波数
成分の信号の動作位相を数式で表現することができる。
また、零クロスポイント付近にノイズ等が重畳したりあ
るいは急な位相シフトがあっても正確に動作位相を求め
ることができる。このため、デジタル制御システムにお
いて、比較的簡単な演算処理で、高精度な制御を行うこ
とができる。
1,2の発明は、上記原理に基づき式(5)のように特
定周波数成分の信号の動作位相sin(ωo t +φ)を求め
るようにしたので、比較的簡単な演算により特定周波数
成分の信号の動作位相を数式で表現することができる。
また、零クロスポイント付近にノイズ等が重畳したりあ
るいは急な位相シフトがあっても正確に動作位相を求め
ることができる。このため、デジタル制御システムにお
いて、比較的簡単な演算処理で、高精度な制御を行うこ
とができる。
【0010】本発明の請求項3の発明は、交流電源電圧
の1サンプリング前の値V0 と、現時点のサンプリング
値V1 から上記(5)式より交流電源の動作位相を求
め、該動作位相を用いてバンドパスフィルタが出力する
特定周波数の成分のサンプリング値に基づき、交流電流
に含まれる特定周波数成分の高調波を除去するようにし
たので、比較的簡単な演算処理で高精度な制御を行うこ
とができる。
の1サンプリング前の値V0 と、現時点のサンプリング
値V1 から上記(5)式より交流電源の動作位相を求
め、該動作位相を用いてバンドパスフィルタが出力する
特定周波数の成分のサンプリング値に基づき、交流電流
に含まれる特定周波数成分の高調波を除去するようにし
たので、比較的簡単な演算処理で高精度な制御を行うこ
とができる。
【0011】
【発明の実施形態】次に本発明の実施例をアクティブフ
ィルタのデジタル制御システムを一例として説明する。
なお、以下の実施例ではアクティブフィルタのデジタル
制御システムについて説明するが、本発明の適用対象は
上記デジタル制御システムに限定されるものではなく、
1サンプリング後の変量を予測して制御する各種のデジ
タル制御システムに適用することができる。
ィルタのデジタル制御システムを一例として説明する。
なお、以下の実施例ではアクティブフィルタのデジタル
制御システムについて説明するが、本発明の適用対象は
上記デジタル制御システムに限定されるものではなく、
1サンプリング後の変量を予測して制御する各種のデジ
タル制御システムに適用することができる。
【0012】図2は本発明の実施例のアクティブフィル
タ制御システムの全体構成を示す図である。同図におい
て、1はスイッチング手段SC1〜SC4とコンデンサ
C1から構成されるAC/DCコンバータである。AC
/DCコンバータ1は、図示しない制御装置によりPW
M制御され、三巻線トランスTrを介して電源3から供
給される交流電圧を直流電圧に変換して、例えば電気車
両等の負荷Lに供給する。
タ制御システムの全体構成を示す図である。同図におい
て、1はスイッチング手段SC1〜SC4とコンデンサ
C1から構成されるAC/DCコンバータである。AC
/DCコンバータ1は、図示しない制御装置によりPW
M制御され、三巻線トランスTrを介して電源3から供
給される交流電圧を直流電圧に変換して、例えば電気車
両等の負荷Lに供給する。
【0013】また、上記AC/DCコンバータ1の動作
時、AC/DCコンバータ1からはPWM制御のスイッ
チング周波数(本実施例では1.8kHz)に応じた
1.8kHzの高調波(角周波数=ω)が発生する。上
記高調波は配電線等の分布定数と共振を起こし、電圧が
異常に上昇する等の悪影響を与える。2は上記した高調
波を除去するためのアクティブフィルタ主回路であり、
アクティブフィルタ主回路はブリッジ状に接続されたS
A1〜SA4のスイッチング手段とコンデンサC2から
構成され、上記スイッチング手段SA1〜SA4をPW
M制御することで上記高調波が除去される。
時、AC/DCコンバータ1からはPWM制御のスイッ
チング周波数(本実施例では1.8kHz)に応じた
1.8kHzの高調波(角周波数=ω)が発生する。上
記高調波は配電線等の分布定数と共振を起こし、電圧が
異常に上昇する等の悪影響を与える。2は上記した高調
波を除去するためのアクティブフィルタ主回路であり、
アクティブフィルタ主回路はブリッジ状に接続されたS
A1〜SA4のスイッチング手段とコンデンサC2から
構成され、上記スイッチング手段SA1〜SA4をPW
M制御することで上記高調波が除去される。
【0014】4は上記1.8kHzの高調波を選択的に
通過させる高調波検出用アナログ・アクティブフィルタ
であり、電流検出器CT2により検出されるAC/DC
コンバータ1への流入電流iLから位相遅れなく高調波
成分ih のみを取り出す。5はアナログデジタル変換器
であり、アナログデジタル変換器5は上記高調波検出用
アナログ・アクティブフィルタ4の出力ihと、電圧検
出用トランスTR1により検出されるアクティブフィル
タ主回路2の入力電圧VS と、電流検出器CT1により
検出されるアクティブフィルタ主回路2への流入電流i
c と、電圧検出器Vdtにより検出されるコンデンサC2
の両端電圧Vdcとをサンプリングしてデジタル信号に変
換する。
通過させる高調波検出用アナログ・アクティブフィルタ
であり、電流検出器CT2により検出されるAC/DC
コンバータ1への流入電流iLから位相遅れなく高調波
成分ih のみを取り出す。5はアナログデジタル変換器
であり、アナログデジタル変換器5は上記高調波検出用
アナログ・アクティブフィルタ4の出力ihと、電圧検
出用トランスTR1により検出されるアクティブフィル
タ主回路2の入力電圧VS と、電流検出器CT1により
検出されるアクティブフィルタ主回路2への流入電流i
c と、電圧検出器Vdtにより検出されるコンデンサC2
の両端電圧Vdcとをサンプリングしてデジタル信号に変
換する。
【0015】6はデジタルシグナルプロセッサ(以下D
SPという)であり、上記アナログデジタル変換器5が
出力するデジタル信号を演算して、アクティブフィルタ
主回路2のスイッチング手段SA1〜SA4をPWM制
御する制御信号を発生し、該制御出力は駆動回路7に与
えられ、スイッチング手段SA1〜SA4が制御され
る。
SPという)であり、上記アナログデジタル変換器5が
出力するデジタル信号を演算して、アクティブフィルタ
主回路2のスイッチング手段SA1〜SA4をPWM制
御する制御信号を発生し、該制御出力は駆動回路7に与
えられ、スイッチング手段SA1〜SA4が制御され
る。
【0016】図3は上記DSP6における処理を示すブ
ロック図、図4は図3に示す位相算出手段の構成を示す
図、図5は図3に示す予測手段6aの構成を示す図であ
る。図3、図4、図5において、図2に示したものと同
一のものには同一の符号が付されており、4は前記した
高調波検出用アナログ・アクティブフィルタ、5は前記
したアナログデジタル変換器、6はDSP、7はアクテ
ィブフィルタ主回路2のスイッチング手段SA1〜SA
4の駆動回路である。また、図4の61bは1サンプリ
ング前の値を記憶する記憶手段、62bは前記した式
(5)よりsin(ωo t1+φ)を求める演算手段、図5の
61aは1サンプリング前の値を記憶する記憶手段、6
2aは現時点より1サンプリング後の値を演算する演算
手段である。
ロック図、図4は図3に示す位相算出手段の構成を示す
図、図5は図3に示す予測手段6aの構成を示す図であ
る。図3、図4、図5において、図2に示したものと同
一のものには同一の符号が付されており、4は前記した
高調波検出用アナログ・アクティブフィルタ、5は前記
したアナログデジタル変換器、6はDSP、7はアクテ
ィブフィルタ主回路2のスイッチング手段SA1〜SA
4の駆動回路である。また、図4の61bは1サンプリ
ング前の値を記憶する記憶手段、62bは前記した式
(5)よりsin(ωo t1+φ)を求める演算手段、図5の
61aは1サンプリング前の値を記憶する記憶手段、6
2aは現時点より1サンプリング後の値を演算する演算
手段である。
【0017】次に図3、図4、図5により本実施例にお
けるアクティブフィルタの制御について説明する。電圧
検出器Vdtにより検出されたコンデンサC2の両端電圧
Vdc、高調波検出用アナログ・アクティブフィルタ4が
出力する高調波電流ih 、電圧検出用トランスTR1に
より検出される電圧VS 、検出器CT1により検出され
る電流icは、アナクロデジタル変換器5によりサンプ
リングされデジタル信号に変換されてDSP6に入力さ
れる。
けるアクティブフィルタの制御について説明する。電圧
検出器Vdtにより検出されたコンデンサC2の両端電圧
Vdc、高調波検出用アナログ・アクティブフィルタ4が
出力する高調波電流ih 、電圧検出用トランスTR1に
より検出される電圧VS 、検出器CT1により検出され
る電流icは、アナクロデジタル変換器5によりサンプ
リングされデジタル信号に変換されてDSP6に入力さ
れる。
【0018】DSP6に入力されるコンデンサC2の両
端電圧Vdcと参照電圧Vdc *は減算器6fに与えられ、
その偏差が比例積分演算手段6cに与えられる。比例積
分演算手段6cは上記偏差に比例・積分演算を施し、ア
クティブフィルタ主回路2へ流入すべき電流の波高値I
cor (交流電流の基本波成分電流の波高値:例えば50
Hz、角周波数=ωo )を生成する。
端電圧Vdcと参照電圧Vdc *は減算器6fに与えられ、
その偏差が比例積分演算手段6cに与えられる。比例積
分演算手段6cは上記偏差に比例・積分演算を施し、ア
クティブフィルタ主回路2へ流入すべき電流の波高値I
cor (交流電流の基本波成分電流の波高値:例えば50
Hz、角周波数=ωo )を生成する。
【0019】一方、位相算出手段6bは、アナクロデジ
タル変換器5によりサンプリングされデジタル信号に変
換された電圧VS から、前記した手法で交流電源3(角
周波数=ωo )の電圧位相φを算出し、sin(ωo t1 +
φ)を出力する。すなわち、図4に示すように、位相算
出手段6bは記憶手段61bにより1サンプリング前の
電圧VS のサンプリング値V0 を記憶し、現時点のサン
プリング値V1 と記憶手段61bに記憶された1サンプ
リング前のサンプリング値V0 に基づき演算手段62b
により前記した式(5)によりsin(ωo t1 +φ)を求
める。
タル変換器5によりサンプリングされデジタル信号に変
換された電圧VS から、前記した手法で交流電源3(角
周波数=ωo )の電圧位相φを算出し、sin(ωo t1 +
φ)を出力する。すなわち、図4に示すように、位相算
出手段6bは記憶手段61bにより1サンプリング前の
電圧VS のサンプリング値V0 を記憶し、現時点のサン
プリング値V1 と記憶手段61bに記憶された1サンプ
リング前のサンプリング値V0 に基づき演算手段62b
により前記した式(5)によりsin(ωo t1 +φ)を求
める。
【0020】上記比例積分演算手段6cが出力する波高
値Icor と位相算出手段6bが出力するsin(ωo t1 +
φ)は乗算器6gにより乗算され、アクティブフィルタ
主回路2に流入する交流電流の指令値icor * が生成さ
れる。すなわち、アクティブフィルタ主回路2に流入す
る交流電流の基本波成分は、位相φが電源電圧VS の位
相に一致するように制御され、また、その波高値Icor
は電圧Vdc=参照電圧Vdc* となるように制御される。
一方、予測手段6aは高調波成分ihの1サンプリング
後の値ih * を予測する。
値Icor と位相算出手段6bが出力するsin(ωo t1 +
φ)は乗算器6gにより乗算され、アクティブフィルタ
主回路2に流入する交流電流の指令値icor * が生成さ
れる。すなわち、アクティブフィルタ主回路2に流入す
る交流電流の基本波成分は、位相φが電源電圧VS の位
相に一致するように制御され、また、その波高値Icor
は電圧Vdc=参照電圧Vdc* となるように制御される。
一方、予測手段6aは高調波成分ihの1サンプリング
後の値ih * を予測する。
【0021】上記1サンプリング後の予測値ih * は次
のようにして算出される。高調波成分が正弦波であると
し、時間t1 を現サンプリング期間の開始時刻、t0 を
1サンプリング時間Ts 前の時刻、t2 を1サンプリン
グ時間Ts 後の時刻とし、時刻t0 におけるサンプリン
グ値をi0 、時刻t1 におけるサンプリング値をi1 、
時刻t2 におけるサンプリング値ih * とすると、i0
,i1 ,ih * は次の式(6a)〜(6c)で表される。
のようにして算出される。高調波成分が正弦波であると
し、時間t1 を現サンプリング期間の開始時刻、t0 を
1サンプリング時間Ts 前の時刻、t2 を1サンプリン
グ時間Ts 後の時刻とし、時刻t0 におけるサンプリン
グ値をi0 、時刻t1 におけるサンプリング値をi1 、
時刻t2 におけるサンプリング値ih * とすると、i0
,i1 ,ih * は次の式(6a)〜(6c)で表される。
【0022】 Im sin(ωt1 −ωTs −θ) =i0 … (6a) Im sin(ωt1 −θ) =i1 …(6b) Im sin(ωt1 +ωTs −θ) =ih * …(6c) ここで、Im は特定周波数成分iの波高値、Ts は1サ
ンプリング周期、θは特定周波数成分の位相である。
ンプリング周期、θは特定周波数成分の位相である。
【0023】上記式(6a)(6b)より次の(6d)式が得
られる。 i1 sin(ωt1 −ωTs −θ) =i0 sin(ωt1 −θ) …… (6d) 式(6d)より次の(6e)式が得られる。 cos(ωt1 −θ) ={(i1 cos ωTs −i0 )/(i1 sin ωTs ) }sin(ωt1 −θ)…(6e) 式(6c)より次の(6f) 式が得られる。 ih * =Im sin(ωt1 −θ)cos ωTs+Im cos(ω
t1 −θ)sin ωTs …(6f) 式(6c)(6e)(6f)より次の(6)式が得られる。 ih * =2i1 cos ωTs −i0 …(6)
られる。 i1 sin(ωt1 −ωTs −θ) =i0 sin(ωt1 −θ) …… (6d) 式(6d)より次の(6e)式が得られる。 cos(ωt1 −θ) ={(i1 cos ωTs −i0 )/(i1 sin ωTs ) }sin(ωt1 −θ)…(6e) 式(6c)より次の(6f) 式が得られる。 ih * =Im sin(ωt1 −θ)cos ωTs+Im cos(ω
t1 −θ)sin ωTs …(6f) 式(6c)(6e)(6f)より次の(6)式が得られる。 ih * =2i1 cos ωTs −i0 …(6)
【0024】すなわち、位相算出手段6aは図5に示す
ように記憶手段61aにより1サンプリング前の値i0
を記憶し、現時点のサンプリング値i1 と、記憶手段6
1bに記憶された1サンプリング前のサンプリング値i
0 に基づき、演算手段62bにより上記式(6)により
1サンプリング後の予測値ih * を求める。
ように記憶手段61aにより1サンプリング前の値i0
を記憶し、現時点のサンプリング値i1 と、記憶手段6
1bに記憶された1サンプリング前のサンプリング値i
0 に基づき、演算手段62bにより上記式(6)により
1サンプリング後の予測値ih * を求める。
【0025】予測手段6aにより求められた1サンプリ
ング後の高調波成分の予測値ih *は減算器6hに与え
られ、前記した交流電流の指令値icor * と減算され、
電流指令値icr(高調波成分の補償分を含む)が生成さ
れる。すなわち、交流電流の指令値icor * (角周波数
=ωo )に高調波成分(角周波数=ω)の予測値ih *
(高調波成分の補償値に相当)が重畳され、アクティブ
フィルタ主回路2に流入すべき電流指令値icrが生成さ
れる。スイッチング時間演算手段6dは上記電流指令値
icrに基づき次のようにしてスイッチング時間を算出す
る。
ング後の高調波成分の予測値ih *は減算器6hに与え
られ、前記した交流電流の指令値icor * と減算され、
電流指令値icr(高調波成分の補償分を含む)が生成さ
れる。すなわち、交流電流の指令値icor * (角周波数
=ωo )に高調波成分(角周波数=ω)の予測値ih *
(高調波成分の補償値に相当)が重畳され、アクティブ
フィルタ主回路2に流入すべき電流指令値icrが生成さ
れる。スイッチング時間演算手段6dは上記電流指令値
icrに基づき次のようにしてスイッチング時間を算出す
る。
【0026】図6は図2におけるアクティブフィルタ主
回路の等価回路であり、同図に示すようにリアクトルL
AFの値をL、アクティブフィルタ主回路2の入力側の電
圧をVS 、スイッチング手段SA1〜SA4から構成さ
れるブリッジ回路の交流側の電圧をVi、コンデンサC
1の両端電圧をVdc、アクティブフィルタ主回路2の入
力電流をicとし、サンプリング周期をTsとすると、
次の(7)(8)(9)式が成り立つ。
回路の等価回路であり、同図に示すようにリアクトルL
AFの値をL、アクティブフィルタ主回路2の入力側の電
圧をVS 、スイッチング手段SA1〜SA4から構成さ
れるブリッジ回路の交流側の電圧をVi、コンデンサC
1の両端電圧をVdc、アクティブフィルタ主回路2の入
力電流をicとし、サンプリング周期をTsとすると、
次の(7)(8)(9)式が成り立つ。
【0027】VS =Vi+L(di/dt)…(7) di/dt=(1/L)(VS −Vi) (8) Δic=(1/L)(VS −Vi)ΔT…(9) ここでΔic=icr−ic ,icr=icor * −ih * ,
ΔT=Ts =t1+t2,Vi=Vdcである。
ΔT=Ts =t1+t2,Vi=Vdcである。
【0028】上記関係から、スイッチング手段SA1〜
SA4のスイッチング期間t1,t2が次の(10)
(11)式により算出される。 t1={VS Ts−L(icr−ic)}/Vdc ……(10) t2=Ts −t1…(11) 上記のようにして算出されたスイッチング期間t1,t
2はPWM信号生成手段6eを介して駆動回路7に与え
られ、アクティブフィルタ主回路2のスイッチング手段
SA1〜SA4が制御される。
SA4のスイッチング期間t1,t2が次の(10)
(11)式により算出される。 t1={VS Ts−L(icr−ic)}/Vdc ……(10) t2=Ts −t1…(11) 上記のようにして算出されたスイッチング期間t1,t
2はPWM信号生成手段6eを介して駆動回路7に与え
られ、アクティブフィルタ主回路2のスイッチング手段
SA1〜SA4が制御される。
【0029】すなわち、図7に示すように上記期間t
1,t2を計算する時間tcal (例えば10μs)の
間、スイッチ手段SA1,SA3がオンになる。この期
間が経過すると、期間t1が正の場合には、期間t1の
間、スイッチ手段SA1,SA4がオンになり、また、
期間t1が負の場合には、期間|t1|の間、スイッチ
手段SA2,SA3がオンになる。そして、期間t1が
経過すると、期間t2(=t2’+tcal )の間、スイ
ッチ手段SA1,SA3がオンになる。
1,t2を計算する時間tcal (例えば10μs)の
間、スイッチ手段SA1,SA3がオンになる。この期
間が経過すると、期間t1が正の場合には、期間t1の
間、スイッチ手段SA1,SA4がオンになり、また、
期間t1が負の場合には、期間|t1|の間、スイッチ
手段SA2,SA3がオンになる。そして、期間t1が
経過すると、期間t2(=t2’+tcal )の間、スイ
ッチ手段SA1,SA3がオンになる。
【0030】上記のようにスイッチング手段SA1〜S
A4を駆動することにより、電源側に重畳する特定周波
数(本実施例において1.8kHz)の高調波がアクテ
ィブフィルタに吸収され、上記高調波を除去することが
できる。本実施例においては、上記のように、本発明の
予測手法をアクティブフィルタのデジタル制御システム
に適用し、予測された1サンプリング後の高調波成分の
予測値ih * を用いてアクティブフィルタを制御してい
るので、正確な予測値を使用した高精度な制御を行うこ
とができる。
A4を駆動することにより、電源側に重畳する特定周波
数(本実施例において1.8kHz)の高調波がアクテ
ィブフィルタに吸収され、上記高調波を除去することが
できる。本実施例においては、上記のように、本発明の
予測手法をアクティブフィルタのデジタル制御システム
に適用し、予測された1サンプリング後の高調波成分の
予測値ih * を用いてアクティブフィルタを制御してい
るので、正確な予測値を使用した高精度な制御を行うこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下の効果を得ることができる。 (1)特定周波数成分の信号の動作位相を式(5)で求
めるようにしたので、比較的簡単に演算により特定周波
数成分の信号の動作位相を求め、数式で表現することが
できる。また、零クロスポイント付近にノイズ等が重畳
したり、あるいは、急な位相シフトがあっても正確に動
作位相を求めることができる。このため、デジタル制御
システムにおいて、特定周波数の動作位相を比較的簡単
な演算処理で求め、高精度な制御を行うことができる。
は、以下の効果を得ることができる。 (1)特定周波数成分の信号の動作位相を式(5)で求
めるようにしたので、比較的簡単に演算により特定周波
数成分の信号の動作位相を求め、数式で表現することが
できる。また、零クロスポイント付近にノイズ等が重畳
したり、あるいは、急な位相シフトがあっても正確に動
作位相を求めることができる。このため、デジタル制御
システムにおいて、特定周波数の動作位相を比較的簡単
な演算処理で求め、高精度な制御を行うことができる。
【0032】(2)交流電源電圧の1サンプリング前の
値V0 と、現時点のサンプリング値V1 から上記(5)
式より交流電源の動作位相を求めて数式で表現し、該数
式を用いてバンドパスフィルタが出力する特定周波数の
成分のサンプリング値に基づき、交流電流に含まれる特
定周波数成分の高調波を除去するようにしたので、簡単
な演算処理でアクティブフィルタの高精度な制御を行う
ことができる。
値V0 と、現時点のサンプリング値V1 から上記(5)
式より交流電源の動作位相を求めて数式で表現し、該数
式を用いてバンドパスフィルタが出力する特定周波数の
成分のサンプリング値に基づき、交流電流に含まれる特
定周波数成分の高調波を除去するようにしたので、簡単
な演算処理でアクティブフィルタの高精度な制御を行う
ことができる。
【図1】本発明の動作位相の算出方法を説明する図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施例のアクティブフィルタ制御シス
テムの構成を示す図である。
テムの構成を示す図である。
【図3】図2におけるDSP6における処理を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】図3に示す位相算出手段6bの構成を示す図で
ある。
ある。
【図5】図3に示す予測手段6aの構成を示す図であ
る。
る。
【図6】図2に示したアクティブフィルタ主回路の等価
回路である。
回路である。
【図7】アクティブフィルタのスイッチング手段の動作
を示す図である。
を示す図である。
1 AC/DCコンバータ 2 アクティブフィルタ主回路 3 電源 4 高調波検出用アナログ・アクティブフ
ィルタ 5 アナログデジタル変換器 6 デジタルシグナルプロセッサ(DS
P) 7 駆動回路 SC1〜SC4 スイッチング手段 SA1〜SA4 スイッチング手段 C1 コンデンサ C2 コンデンサ Tr トランス L 負荷 CT1 電流検出器 CT2 電流検出器 TR1 電圧検出用トランス Vdt 電圧検出器 LAF,Lcon リアクトル 6a 予測手段 6b 位相算出手段 6c 比例積分演算手段 6d スイッチング時間演算手段 6e PWM信号生成手段 6f,6h 減算手段 6g 乗算器
ィルタ 5 アナログデジタル変換器 6 デジタルシグナルプロセッサ(DS
P) 7 駆動回路 SC1〜SC4 スイッチング手段 SA1〜SA4 スイッチング手段 C1 コンデンサ C2 コンデンサ Tr トランス L 負荷 CT1 電流検出器 CT2 電流検出器 TR1 電圧検出用トランス Vdt 電圧検出器 LAF,Lcon リアクトル 6a 予測手段 6b 位相算出手段 6c 比例積分演算手段 6d スイッチング時間演算手段 6e PWM信号生成手段 6f,6h 減算手段 6g 乗算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミシ・アブダラ 神奈川県大和市上草柳338番地1 東洋 電機製造株式会社 技術研究所内 (72)発明者 飯田 克二 神奈川県大和市上草柳338番地1 東洋 電機製造株式会社 技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−47675(JP,A) 特開 平2−246725(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 3/00 - 5/00 H02H 3/50 - 3/52 G01R 19/00
Claims (3)
- 【請求項1】 単一の特定周波数成分のアナログ信号を
サンプリングしてデジタル信号に変換し、該デジタル信
号から上記特定周波数成分の信号の現時点における動作
位相を求める特定周波数成分信号の動作位相算出方法で
あって、 1サンプリング時間前の上記特定周波数成分の信号の値
をV0 、現時点における上記特定周波数成分の信号のサ
ンプリング値をV1 、上記特定周波数fの角周波数をω
o (=2πf)、サンプリング周期をTs としたとき、
上記特定周波数成分信号の動作位相sin(ωo t1+φ)を
下式より求める sin(ωo t1+φ)= sin[tan-1{V1sinωo Ts /( V1cosωo Ts −V0)}] ことを特徴とする特定周波数成分信号の動作位相算出方
法。 - 【請求項2】 単一の特定周波数成分のアナログ信号を
サンプリングしてデジタル信号に変換するアナログデジ
タル変換器の出力に基づき、上記特定周波数成分の信号
の現時点における動作位相を求める特定周波数成分信号
の動作位相算出装置であって、 1サンプリング前の上記特定周波数成分信号の値を記憶
する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された1サンプリング時間前の上記
特定周波数成分の信号の値V0 と、現時点における上記
特定周波数成分の信号のサンプリング値V1 と、上記特
定周波数の角周波数ωo と、サンプリング周期Ts とに
基づき、上記特定周波数成分信号の動作位相sin(ωo t1
+φ)を下式より求める演算手段とを備えた sin(ωo t1+φ)= sin[tan-1{V1sinωo Ts /( V1cosωo Ts −V0)}] ことを特徴とする特定周波数成分の信号の動作位相算出
装置。 - 【請求項3】 ブリッジ状に接続されたスイッチング手
段から構成されるブリッジ回路と、該ブリッジ回路の直
流側に接続されたコンデンサとを備え、上記スイッチン
グ手段を制御して、交流電源から供給される交流電流に
含まれる特定周波数の高調波成分を除去するアクティブ
フィルタのデジタル制御システムであって、 交流電流iL に含まれる特定周波数の高調波成分を通過
させるバンドパスフィルタと、 上記バンドパスフィルタが出力する特定周波数の成分i
h の瞬時値と、交流電源電圧VS の瞬時値と、上記ブリ
ッジ回路に流入する電流ic の瞬時値とをサンプリング
してデジタル信号に変換するアナログデジタル変換器
と、 上記アナログデジタル変換器の出力に基づきブリッジ回
路のスイッチング手段を制御するデジタル制御手段とを
備え、 上記デジタル制御手段は、現時点でサンプリングされた
交流電源電圧VS のサンプリング値V1 と、上記交流電
源電圧VS の前回のサンプリング値V0 と上記特定周波
数の角周波数ωo と、サンプリング周期Ts とに基づ
き、電源電圧の動作位相sin(ωo t1+φ)を下式により
算出し、 sin(ωo t1+φ)= sin[tan -1 {V1sinωo Ts /( V1cosωo Ts −V0)}] 上記位相算出手段により算出された動作位相に基づき交
流電流の基本波成分icor * を生成し、 また、サンプリングされた上記特定周波数の成分のサン
プリング値に基づき、1サンプリング時間後の上記特定
周波数成分の信号の予測値ih * を求め、 上記交流電流の基本波成分icor * から上記予測手段の
出力ih * を減算し、該減算結果と上記電源電圧VS と
前記電流ic に基づき前記スイッチング手段の開閉時間
を算出することを特徴とするアクティブフィルタデジタ
ル制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27876795A JP3212850B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 特定周波数成分信号の動作位相算出方法および装置並びにアクティブフィルタのデジタル制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27876795A JP3212850B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 特定周波数成分信号の動作位相算出方法および装置並びにアクティブフィルタのデジタル制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09130972A JPH09130972A (ja) | 1997-05-16 |
JP3212850B2 true JP3212850B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=17601907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27876795A Expired - Fee Related JP3212850B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 特定周波数成分信号の動作位相算出方法および装置並びにアクティブフィルタのデジタル制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3212850B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100823832B1 (ko) * | 2006-12-29 | 2008-04-21 | 엘에스산전 주식회사 | 전력계통의 주파수 추정장치 및 그 방법 |
CN101933401A (zh) * | 2007-10-24 | 2010-12-29 | 国立大学法人长崎大学 | 负载控制装置及照明装置 |
US10146243B2 (en) | 2016-07-08 | 2018-12-04 | Hyundai Motor Company | Method and system of controlling power factor correction circuit |
JP7344945B2 (ja) * | 2021-09-27 | 2023-09-14 | 本田技研工業株式会社 | 制御装置、及びモータ駆動システム |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP27876795A patent/JP3212850B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH09130972A (ja) | 1997-05-16 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |