JP3212777B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description
の位置制御及び検査などに使われる視覚装置における画
像処理装置に係り、特にテンプレートマッチング法にお
けるテンプレート画像の生成に関するものである。
説明をはじめる前に、まず基本的なテンプレートマッチ
ング手法について説明しておく。テンプレートマッチン
グ法(Template Matching =TM手法)は、ティーチン
グ・バイ・ショーイング、すなわち対象毎にプログラム
を組まなくても対象の画像を登録するだけで、自動的に
その対象を再認識することが出来るような機能、が特徴
であり、画像処理に関する知識のないユーザでも簡単に
使いこなせるため、ユーザのニーズが高い位置合わせ手
法である。また、最近のファクトリーオートメーション
(以下FAという)分野における画像処理装置への要求
として2値化処理だけで対応できないような複雑な検査
や位置決めを高速に精度よく行うことが要求されてお
り、正規化相互相関係数に基づいた位置合わせを行なう
濃淡テンプレートマッチングへの期待は大きい。しか
し、濃淡テンプレートマッチングはその膨大な計算量の
ために、従来専用ハードウエアなしには、実現不可能と
されてきた。そのため、画像処理装置が高価になり、市
場開拓の障害となっていた。
理の概要を、図14を用いて説明する。濃淡テンプレー
トマッチングは位置(x,y)から開始されるテンプレ
ートと同じ大きさの局所領域Sx,y を順にずらしなが
ら、テンプレート画像Gi,j と探索画像Fi,j の相関値
Mx,y を計算し、相関値が最も高い位置(x,y)をテ
ンプレートが発見された位置として、出力する。なお、
この相関値Mx,y は次の式(1)で与えられる。
探索画像あるいはテンプレート画像の局所領域内におけ
る画像の輝度の平均値、nは局所領域Sx,y に含まれる
画素の個数である。また、この式(1)には分母側に画
像の輝度分散を表す項が含まれていることからもわかる
ように、この相関値Mx,y は、画像の明るさの線形的な
変動F’i,j =Fi,j ×k1+k2に全く影響を受けな
いことがわかる。従って、濃淡テンプレートマッチング
を用いることによってテンプレート画像と検査画像との
コントラストが変化したり、画像全体の明るさの変化や
ノイズへの余裕度が大きい。
トマッチングは相関値演算に時間がかかり、FA分野な
ど、高速化が要求される場合には時間の制限から実用的
に対応できなかった。たとえば、512×512の検査
画像中、128×128のテンプレート画像のサーチを
行う場合、次の式(2)による回数の積和演算が必要で
あり、100Mipsクラスの計算機をもってしても1
0秒以上の計算時間を要することとなる。
して粗精サーチ法があった。粗精サーチ法とは、図15
に示すように、第1ステップとして原画像を1/4や1
/8に縮退した画像(粗画像)を作り、粗画像のテンプ
レート画像でだいたいの位置をサーチし、その周辺だけ
を原画像で精サーチして正確な位置を求めるという方法
である。この方法で先ほどの例と同じ結果を得るのに必
要な演算量は、粗精サーチの比率を1:Nとすれば、次
の式(3)で与えられる回数で済む。
す様に最適な粗精比が存在するが、このような場合に
も、FAラインでの実用化レベルとして目安にされる
0.1sec以内の認識を達成するにはまだ数百倍の時
間短縮を達成しなければならない。
プレートマッチング法では、処理速度が遅く実用的でな
いという問題点があった。
対して、いくつかの技術が開発されている。図17はた
とえば、特公平2−642号公報に示された従来の部分
テンプレートマッチング法を示す説明図である。図にお
いて、11はパターン位置検出対象である半導体ペレッ
トの回路素子形成領域であり、12はその2辺に規則的
に配列された接続パッドである。13a,13bはパタ
ーン位置検出に際して探索されるパターン探索領域(目
標パターン)である。
テンプレートを持ち、予め教示していた位置関係を利用
して、真のピークを検出しようとするものである。この
場合、対象としたいテンプレートを部分に分けて、それ
ぞれの部分でパターン探索領域13a,13bとテンプ
レートマッチングすることによって、同一の特徴を持っ
たパターンが複数個等間隔に配列されている場合でも、
目標パターンを識別できる。また、目標パターンを部分
に分けて撮像できるので、分解能を高めることができ
る。
ンプレートとすれば良いのか、ユーザが判断しなければ
ならず、ノウハウが必要とされた。
特開昭61−74082号公報では次のような方式が提
案されている。次に図18を用いてそれを説明する。図
において、14は検出対象を撮像する撮像手段、15は
撮像された画像データを2値化する2値化回路、16は
2値化された画像データを格納する画像メモリ、17は
シフトメモリ18、並列切出しレジスタ19、標準パタ
ーンレジスタ20、パターン照合回路21より成り、画
像データより切り出した部分パターンを標準パターンと
照合するマッチング回路、22はパターン照合回路21
の出力の最小値を検出する最小値検出回路、23は領域
限定回路、24はそれらに所定のタイミングを与えるタ
イミング発生回路、25は当該システムの全体制御を行
う計算機である。
出対象の画像から、求めるべき標準パターンの大きさの
部分パターンを切り出して、標準パターンの候補とし、
順次切り出された部分パターンあるいは部分パターンと
検出対象の画像から標準パターンとしての適性を表す評
価値を求め、その値に基づいて標準パターンを決定する
ように動作する。このように、この方式によれば、画面
内から自動的にパターンマッチングに適した標準パター
ンを選択できるので、ユーザのノウハウが不要となる。
からテンプレートを選択するのに、ユーザは予めテンプ
レートの大きさを決定しておかなければならず、せっか
く自己評価して最適なテンプレートが自動的に登録され
るとしても最適な大きさが選択されているかどうかは評
価できない。
レートの候補として順次切り出してそれぞれについて評
価しなければならないので、時間もかかる。多くのテン
プレートマッチングを用いて認識を行なう場合、ユーザ
が認識したい対象物は自明であることが多いのに、その
ユーザの知識が活かせず、評価値のみでテンプレートが
決定されてしまうので、不必要な処理にかかる時間が多
く、ユーザの意図も反映しにくいという問題点があっ
た。
は次のような方式が提案されている。次に図19を用い
てそれを説明する。この装置はサーチ画像を保存する探
索画像用記憶装置26、テンプレート画像を保存してお
くテンプレート画像用記憶装置27、両画像の0値を処
理する0値データ処理回路28、両画像値の比を求める
割算器29、割算器29の計算値を保存する計算値保存
用記憶装置30、割算器29の出力値と計数値保存用記
憶装置30の保存値との差の絶対値を求める絶対値計算
回路31、今回得られた絶対値と前回得られた絶対値を
加算する加算回路32、しきい値を保存するしきい値保
存回路33、加算回路32による加算値としきい値を比
較する比較回路34とで構成されている。この手法によ
れば、残差逐次検定法(Suquential Similarity Ditect
ion Algorithm =SSDA法)による打ち切りを、画像
間に明るさの差があっても達成できるように変形してい
る。従って、画像取得時の周囲の明るさなどの制限がな
くなって、常時環境が変化するような状況でのアプリケ
ーションに用いることができる。
ントラストの幅が変化しても対応できるようになってい
るが、画像全体の明るさがシフトアップもしくはシフト
ダウンしたときには、この両画像の比はテンプレートの
位置によって変化するので対応できない。また、しきい
値処理をしており、このしきい値を決定するにはノウハ
ウを要する。
して、特開平5−120436号公報では次のような方
式が提案されている。次に図20を用いてそれを説明す
る。この方式は画素位置を画素単位でずらしつつ被検出
画像とテンプレート画像との相関値を算出し、その相関
値が最大となる画素位置を探索し(第1段階)、その8
近傍画素の位置と相関値を求め(第2段階)、これらの
座標と相関値から多変数多項式回帰曲面を決定し(第3
段階)、その曲面のピークからサブピクセル精度のピー
ク検出を行なう(第4段階)ものである。この手法で
は、多変数多項式回帰曲面から、高精度でピーク位置の
変化に連続な推定ピーク位置を求めることができるの
で、画素単位を超越したサブピクセル精度で位置検出す
ることができる。
の全9点の相関値を最初に計算しなければならず、処理
時間がかかる。また、この手法ではXY平面と相関値の
関係が2次の曲面を形成することが仮定となっている
が、実際の相関値のピークと近傍の形状は2次曲面より
もするどいピークを描くことが多いので、2次曲面の近
似では正確にピークを求めることはできない。
おけるテンプレートマッチングは以上のように行われて
いるので、通常の濃淡テンプレートマッチングでは相関
値の演算に多大な時間がかかるため実用的ではなく、粗
精サーチによるテンプレートマッチングでも処理時間の
短縮は充分とはいえず、FAなどの高速処理が要求され
る分野には時間の制約から実用的に対応することができ
ないものであり、さらに、部分テンプレートマッチング
法によるものでは、どの部分をテンプレートとするかを
ユーザが判断するためのノウハウが必要であり、テンプ
レートの自己評価を行う方式では評価値のみでテンプレ
ートが決定されてしまうため、ユーザの知識を生かせ
ず、不必要な処理にかかる時間が多く、ユーザの意図も
反映しにくいものであり、SSDA法によるものでは画
像全体の明るさのシフトアップやダウンに対応できず、
しきい値処理のためのしきい値の決定にノウハウが必要
であるなどの問題点があった。
ためになされたもので、特別なノウハウを必要とせず、
認識精度を低下させることなく処理時間を短縮できる画
像処理装置を得ることを目的とする。
係る画像処理装置は、回転粗テンプレートを用いた回転
粗サーチを行う回転粗サーチ部と、部分テンプレートを
用いた部分テンプレートサーチを行う部分テンプレート
サーチ部と、サーチ結果より対象物の姿勢を求める姿勢
演算部とを設けたものである。
理装置は、粗サーチの精度を標準テンプレート画像の大
きさに基づいて自動的に決定する粗サーチ精度決定部を
設けたものである。
理装置は、回転粗サーチの結果が記録される複数の2次
元スコアマップと、各2次元スコアマップを精サーチし
てピークを決定するピーク検出部とを設けたものであ
る。
理装置は、回転粗サーチ部を、入力画像とテンプレート
画像にそれぞれ空間バンドパスフィルタを作用させるフ
ィルタリング手段と、これらフィルタリング手段の出力
を2種類のしきい値でしきい値処理して3値画像を得る
3値化手段と、その3値画像をもとに画像の類似度を決
定する類似度計算手段で形成したものである。
トサーチ部は、回転粗サーチ部が回転粗テンプレートを
用いてサーチし、対象物の大まかな姿勢を求める。行っ
た回転粗サーチにて絞り込まれたサーチ領域について、
部分テンプレートとサーチ画像の相関値を計算して最も
一致した座標を記録しておく処理を、複数個の部分テン
プレートについて同様に実行し、姿勢演算部は、それら
の位置関係と予め保存している回転なしのときの位置関
係とを比較することによって、サーチ画像における対象
物の姿勢を求めるように作用する。
ーチ精度決定部は、回転粗サーチのサーチ精度を自動的
に決定するのに、標準テンプレート画像のサイズに応じ
て回転角度の変化率(δ)を決定するように作用する。
粗サーチ部はサーチ画像に対して、まず回転粗テンプレ
ートのうちの1つを用いてX方向Y方向にずらしながら
2次元のスコアマップを生成する処理を、すべての回転
粗テンプレートについて同様に処理し、ピーク検出部は
各2次元スコアマップを精チーチしてピークを求め、回
転角ごとのピーク座標とピーク値から精密なピークを求
めることによって、対象物の姿勢と位置を検出するよう
に作用する。
粗サーチ部は、入力画像とテンプレート画像にそれぞれ
空間バンドパスフィルタを作用させ、2種類のしきい値
でしきい値処理して3値画像を得、画像の類似度を決定
するように作用する。
項1に記載した発明の一実施例を示す構成図である。図
において、40はユーザによって登録がなされるワーク
等の対象物であり、41はこの対象物を撮像して原画像
の入力を行うテレビカメラなどの画像入力部である。5
4はテンプレートマッチングのために予め用意されてい
る、テンプレート画像、テンプレート画像の分散値、相
関値のしきい値、サーチ領域、サーチ照明状態パラメー
タなどのテンプレートデータである。63は回転粗サー
チに用いられる回転粗テンプレートデータ、64は部分
テンプレートサーチに用いられる部分テンプレートデー
タであり、これら回転粗テンプレートデータ63および
部分テンプレートデータ64はテンプレートデータ54
中に含まれている。65は対象物40の大まかな姿勢を
求めてサーチ領域の絞り込みを行うための回転粗サーチ
を、その回転粗テンプレートデータ63を用いて実行す
る回転粗サーチ部、66はこの回転粗サーチ部65によ
って絞り込まれたサーチ領域について、前記部分テンプ
レートデータ64を用いて部分テンプレートサーチを実
行する部分テンプレートサーチ部であり、67はこの部
分テンプレートサーチ部66のサーチ結果に基づいて対
象物40の姿勢を求める姿勢演算部である。
はこの実施例1による処理の流れを示すフローチャート
であり、図3はこの実施例1による画像処理の過程をイ
メージ的に示した説明図である。この場合においてもユ
ーザは予めテンプレートデータ54を生成しておく。こ
のテンプレートデータ54としては標準テンプレート画
像をもとに2種類作られる。ひとつは回転粗サーチのた
めの回転粗テンプレートデータ63と呼ぶデータであ
る。これは標準テンプレート画像を数分の1、例えば1
/4に縮退した画像をさらに所定の角度おき、たとえば
20度ごとに回転させた画像である。もうひとつは、部
分テンプレートデータ64と呼ぶデータである。これは
回転のないときの標準テンプレート画像の一部をテンプ
レート画像にしたもので、対象物40の特徴的な部分の
小さな領域を選ぶ。この部分テンプレートデータ64は
対象物40のいろいろな箇所について複数個予め作成し
ておき、部分テンプレートデータ64同士の位置関係を
保存しておく。
トデータをロードし(ステップST81)、サーチ画像
を入力する(ステップST82)。次に回転粗テンプレ
ートデータ63を用いて回転粗サーチ部65で回転粗サ
ーチを行い、対象物40の大まかな姿勢を求めてサーチ
領域を絞り込み(ステップST83)、3次元スコア粗
マップを作成、記録する(ステップST84)。次に、
相関値の最も高い位置をピーク中心と仮定するとともに
(ステップST85)、部分テンプレートデータ64の
ロードを行う(ステップST86)。次に、部分テンプ
レートサーチ部66において、それぞれの部分テンプレ
ートデータ64とサーチ画像の相関値を計算し(ステッ
プST87)、最も一致した座標を記録しておく(ステ
ップST88)。すべての部分テンプレートデータ64
について同様に位置を求めた後、姿勢演算部64で部分
テンプレートの認識位置関係を計算し(ステップST8
9)、それらの位置関係と予め保存している回転なしの
ときの位置関係とを比較することによって、サーチ画像
における対象物40の姿勢を求める(ステップST9
0)。
は請求項2に記載した発明の一実施例を示す構成図であ
り、図において、68は画像入力部41によって入力さ
れたテンプレート画像より切り出された領域に対する標
準テンプレート画像を生成するテンプレート生成部であ
り、69はこのテンプレート生成部68にて生成された
標準テンプレート画像である。70はこの標準テンプレ
ート画像69の大きさに基づいて、対象物の大まかな姿
勢を求めてサーチ領域を絞り込むための回転粗サーチの
サーチ精度を決定する粗サーチ精度決定部であり、71
はこの粗サーチ精度決定部70にて決定されたサーチ精
度に基づいて生成された回転粗テンプレートデータであ
る。
はこの実施例2による処理の流れを示すフローチャート
であり、図6はこの実施例2によるテンプレート生成の
過程をイメージ的に示した説明図である。回転テンプレ
ートマッチングを用いた認識を行なう場合、実施例1の
ように回転精度の粗サーチを行なった後、精度の高いサ
ーチを行なう。この粗いサーチに用いる回転粗テンプレ
ートデータ71の生成、および、粗サーチの精度は粗サ
ーチ精度決定部70において決定され、自動的に回転粗
テンプレートデータ71が生成される。
像が入力され(ステップST91)、ユーザによって所
定の領域が切り出されて(ステップST92)、その領
域に対する標準テンプレート画像69の生成がテンプレ
ート生成部68にて行われる(ステップST93)。次
に、粗サーチ精度決定部70ではその標準テンプレート
画像69のサイズに応じて回転角度の変化率(δ)を決
定する。すなわち、標準テンプレート画像69のサイズ
が大きいときにはδを小さくし、標準テンプレート画像
69のサイズが小さいときには大きくとる。このように
して自動的に粗サーチの精度を決定し(ステップST9
4)、回転粗テンプレートデータ71を生成する(ステ
ップST95)。なお、これは回転精度だけでなく、X
Y平面における粗サーチの精度を決定するときにも同様
の処理で自動的に決定できる。
は請求項3に記載した発明の一実施例を示す構成図で、
相当部分には図1と同一符号を付してその説明を省略す
る。図において、72は回転粗サーチ部65による、サ
ーチ領域を絞り込むための回転粗サーチのサーチ結果が
記録される複数の2次元スコアマップである。73はこ
れら2次元スコアマップ72のそれぞれのピークを中心
として周囲を精サーチし、ピークの決定を行うピーク検
出部である。
はこの実施例3による処理の流れを示すフローチャート
であり、図9はこの実施例3による2次元スコアマップ
をイメージ的に示した説明図である。ここでもユーザは
予め回転粗テンプレートデータ63を生成しておく。な
お、この回転粗テンプレートデータ63にはテンプレー
ト画像、相関値のしきい値、サーチ領域の範囲などが含
まれている。
01)、回転粗テンプレートデータ63をロードして
(ステップST102)、その中のテンプレート画像と
の相関値を求め(ステップST103)、それを回転角
0度のときの2次元スコアマップ72に記録する(ステ
ップST104)。以下同様にして、回転角0度のテン
プレート画像とサーチ画像との相関値をX,Yを少しず
つずらしながら計算して2次元スコアマップ72に記録
する。次に2次元スコアマップ72を探索しピークを求
めて、対象物の位置として出力する。ピーク探索する方
法としては、(1)全点を比較する方法、(2)中心か
ら始まって随時現在地よりスコアの高いところへ移動し
移動しなくなったらその位置をピークとする山登り法、
などがある。全ての回転粗テンプレートデータ63につ
いて同様の処理を行ない、複数の2次元スコアマップ7
2を生成し、ピーク位置を記録しておく。
のピークを中心として周囲を精サーチして(ステップS
T105)、ピークを決定し(ステップST106)、
その座標と相関値を記録する(ステップST108)。
全ての粗角度の2次元スコアマップ72について同様に
ピークを求め、その中で最高値をとるピークを求めて
(ステップST107)、対象物の位置として出力する
(ステップST109)。
0は請求項4に記載した発明の一実施例を示す構成図
で、相当部分には図7と同一符号を付してその説明を省
略する。図において、74は画像入力部41より入力さ
れたサーチ画像に空間バンドパスフィルタを作用させる
フィルタリング手段であり、75は回転粗テンプレート
データ63中のテンプレート画像に空間バンドパスフィ
ルタを作用させるフィルタリング手段である。なお、こ
の実施例では空間バンドパスフィルタとして、ディファ
レンス・オブ・ガウシアン・フィルタ( Difference of
Gaussian filter;以下、DOGフィルタという)を用
いたものを示している。また、76および77はこれら
各フィルタリング手段74あるいは75の出力に対し
て、2種類のしきい値を用いたしきい値処理を行って3
値画像を得る3値化手段であり、78はこれら3値化手
段76および77の出力する3値画像をもとに画像の類
似度を算出する類似度計算手段である。回転粗サーチ部
65はこれらフィルタリング手段74および75と、3
値化手段76および77と、類似度計算手段78とを備
えた構成となっている。
1はこの実施例4による処理の流れを示すフローチャー
トであり、図12はこの実施例4による画像処理の過程
をイメージ的に示した説明図、図13は類似度を説明す
るための説明図である。ここでもユーザは予め回転粗テ
ンプレートデータ63を生成しておく。なお、この回転
粗テンプレートデータ63にはテンプレート画像、相関
値のしきい値、サチ領域の範囲などが含まれている。
像の生成の原理について簡単に説明する。図12に、3
値画像の生成の様子を、1次元画像信号を例にして示し
ている。詳細については特願平4−246319号の明
細書および図面などで述べられているので、ここでは概
要を説明する。図12(a)は原画像の信号波形であ
る。これにDOGフィルタを畳み込んで同図(b)の波
形を得る。ここで、DOGフィルタは▽2 gフィルタの
近似表現として使用されている。即ち、原画像は一旦D
OGフィルタにより周波数の高い成分が一掃され、さら
に2次導関数が求められているのである。図12(b)
においては、原画像中の濃淡パターンの変化率が大きい
部分ほど値が大きくなっている。変化率の大きい部分と
は、たとえば物体の輪郭部分である。図12(c)は同
図(b)の信号波形を+δ,−δの2つのしきい値でし
きい値処理し、3値化した様子を示している。+1およ
び−1にコーディングされている部分は、変化率の大き
い部分、即ち物体の輪郭に近い部分を表しており、0に
コーディングされている部分は、画像背景のような一様
な明るさの部分を表している。これら3種類の画素また
はその塊を、それぞれ正領域、負領域、0領域と呼ぶこ
とにする。
化する処理をサーチ画像に対して行なうと同時に(ステ
ップST110,ST111)テンプレート画像に対し
ても行ない(ステップST112,113)、3値画像
同士で類似度を計算する(ステップST114)。この
類似度は例えば図13のように定義しておく。即ち、原
画像とテンプレート画像の画素値が同一であれば類似度
1、前記両画素値の一方が1で他方が−1であれば類似
度−1、その他類似度0とする。類似度を計算した後、
回転角0度のときのスコアマップにスコアを記録する。
以下、実施例3の場合と同様に、回転角0度のテンプレ
ート画像とサーチ画像との相関値をx,yを少しずらし
ながら計算して2次元スコアマップ72に記録し、全て
の回転粗テンプレート63について同様の処理を行なっ
て複数の2次元スコアマップ72を生成し、ピーク位置
を記録しておく。次に、それぞれの2次元スコアマップ
72のピークを中心として周囲を精サーチし、ピークを
決定し、その座標と相関値を記録して、全ての粗角度の
2次元スコアマップ72について同様にピークを求め、
その中で最高値をとるピークを求めて対象物の位置とし
て出力する。
よれば、回転粗サーチによって対象物の大まかな姿勢を
求めてサーチ領域を絞り込み、絞り込まれたサーチ領域
に対して部分テンプレートサーチを行って正確な位置を
求めるように構成したので、回転テンプレートを数度ご
とに持てばよくなり、資源が節約でき、処理時間も短縮
できる効果がある。
適な回転粗サーチの角度を自動的に設定するように構成
したので、認識の信頼性が向上し、また、作業者が試行
錯誤でパラメータ調整する必要がなくなって、作業時間
も短縮できるという効果がある。
転粗サーチによって2次元のスコアマップを生成し、そ
れを精サーチして正確な位置を求めるように構成したの
で、回転粗テンプレートを数度ごとに持てば済むため資
源が節約でき、また、処理時間も短縮できるという効果
がある。
間バンドパスフィルタを作用させて2種類のしきい値で
3値化した3値画像を用いて類似度を決定するように構
成したのでシェーディングやコントラストの変動に強
く、しかも高速に処理できるという効果がある。
構成図である。
ャートである。
す説明図である。
構成図である。
ャートである。
す説明図である。
構成図である。
ャートである。
す説明図である。
す構成図である。
チャートである。
示す説明図である。
説明図である。
を示す概念図である。
明図である。
チング法を示す説明図である。
る。
である。
セルの精度を求める方法を示すフローチャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】 予め用意されたテンプレートを用いた回
転テンプレートマッチング法によって認識を行う画像処
理装置において、前記テンプレートデータ中の回転粗テ
ンプレートデータを用いて、対象物の大まかな姿勢を求
めてサーチ領域を絞り込むための回転粗サーチを行う回
転粗サーチ部と、前記テンプレートデータ中の部分テン
プレートデータを用いて、前記回転粗サーチ部にて絞り
込まれたサーチ領域の部分テンプレートサーチを行う部
分テンプレートサーチ部と、前記回転粗サーチ部の回転
粗サーチで得られたサーチ画像における部分テンプレー
トサーチで得られた前記部分テンプレートの位置関係を
求め、予め保存しておいた回転なしのときの位置関係と
比較することによって対象物の姿勢を求める姿勢演算部
とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 予め用意されたテンプレートデータを用
いた回転テンプレートマッチング法によって認識を行う
画像処理装置において、前記テンプレートデータ中の標
準テンプレート画像の大きさが大きいときは小さく、大
きさが小さいときは大きくなるように、前記標準テンプ
レートを回転させる回転角度の変化量を決定する粗サー
チ精度決定部を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項3】 予め用意された回転粗テンプレートデー
タを用いた回転テンプレートマッチング法によって認識
を行う画像処理装置において、認識対象物の画像をある
一定の角度ごとに回転させた回転粗テンプレート画像を
入力画像の2次元平面に平行な方向にずらしながら、前
記回転粗テンプレート画像と入力画像との相関値を演算
する相関値計算部と、前記相関値計算部によって求めら
れた相関値に基づいて前記回転粗テンプレートデータ中
の回転粗テンプレート画像と入力画像との相関値を上記
2次元平面の平行移動の2次元空間内において生成する
2次元スコアマップに格納する2次元スコアマップ生成
部と、前記2次元スコアマップから相関値の最も高い位
置を対象物の位置として求める回転粗サーチ部と、前記
2次元マップのピークを中心として周囲を精サーチして
ピークの決定を行うピーク検出部とを備えたことを特徴
とする画像処理装置。 - 【請求項4】 前記回転粗サーチ部が、入力画像および
前記回転粗テンプレートデータ中のテンプレート画像に
それぞれ空間バンドパスフィルタを作用させるフィルタ
リング手段と、前記フィルタリング手段の出力に対して
2種類のしきい値を用いたしきい値処理を行って3値画
像を得る3値化手段と、前記3値化手段の出力する3値
画像をもとに画像の類似度を算出する類似度計算手段と
を備えたことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27097793A JP3212777B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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