JP2001195597A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001195597A
JP2001195597A JP2000376424A JP2000376424A JP2001195597A JP 2001195597 A JP2001195597 A JP 2001195597A JP 2000376424 A JP2000376424 A JP 2000376424A JP 2000376424 A JP2000376424 A JP 2000376424A JP 2001195597 A JP2001195597 A JP 2001195597A
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JP
Japan
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correlation
image
template
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Pending
Application number
JP2000376424A
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English (en)
Inventor
Miwako Hirooka
美和子 広岡
Kazuhiko Washimi
和彦 鷲見
Manabu Hashimoto
橋本  学
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブピクセル精度で位置検出するものでは、
中心と8近傍の相関値の計算に時間がかかり、2次曲面
の近似では正確にピークを求めることができないという
課題があった。 【解決手段】 入力された原画像とテンプレートデータ
中のテンプレート画像との相関値を演算する相関値計算
部と、この相関値計算部によって求められた相関値に基
づいて、最も相関値の高い位置とその周辺の相関値との
位置関係から画素と画素との間の相関値を直線式又は曲
線式に当て嵌めることによって補間し、相関値のピーク
位置及びピーク値を推定するピーク推定部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はロボットや産業機
械の位置制御及び検査などに使われる視覚装置における
画像処理装置に係り、特にテンプレートマッチング法に
おける対象物の認識を高精度に行うことができる画像処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理装置の具体的な説明をは
じめる前に、基本的なテンプレートマッチング手法につ
いて説明しておく。テンプレートマッチング法(Tem
plate Matching=TM手法)は、ティー
チング・バイ・ショーイング、即ち、対象毎にプログラ
ムを組まなくても対象の画像を登録するだけで、自動的
にその対象を再認識することができる機能に特徴があ
り、画像処理に関する知識のないユーザでも簡単に使い
こなせるため、ユーザのニーズが高い位置合わせ手法で
ある。
【0003】上述したようなテンプレートマッチング法
を用いる画像処理方法として、特開平5−120436
号公報に開示されるものがある。図4は特開平5−12
0436号公報に開示される従来の画像処理装置の動作
を示すフロー図である。図に示すように、この方法では
画素位置を画素単位でずらしつつ被検出画像とテンプレ
ート画像との相関値を算出し、その相関値が最大となる
画素位置を探索する(第1段階)。次にその近傍8画素
の位置と相関値を求め(第2段階)、これらの座標と相
関値から多変数多項式回帰曲面を決定する(第3段
階)。このあと、その曲面のピークからサブピクセル精
度のピーク検出を行なう(第4段階)。この手法では、
多変数多項式回帰曲面から、高精度でピーク位置の変化
に連続な推定ピーク位置を求めることができるので、画
素単位を超越したサブピクセル精度で位置検出すること
ができる。
【0004】しかしながら、上記手法では上記最大とな
る相関値及びその画素位置の近傍8画素の相関値を最初
に計算しなければならず、処理時間がかかる。また、こ
の手法ではXY平面と相関値の関係が2次の曲面を形成
することが仮定となっているが、実際の相関値のピーク
と近傍の形状は2次曲面よりもするどいピークを描くこ
とが多いので、2次曲面の近似では正確にピークを求め
ることはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像処理装置は
以上のように構成されているので、サブピクセル精度で
位置検出するものでは、中心と8近傍の相関値の計算に
時間がかかり、2次曲面の近似では正確にピークを求め
ることができないという課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、認識精度を低下させることなく処
理時間を短縮できる画像処理装置を得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像処理
装置は、予め用意されたテンプレートデータを用いたテ
ンプレートマッチング法によって認識を行う画像処理装
置において、入力された原画像とテンプレートデータ中
のテンプレート画像との相関値を演算する相関値計算部
と、この相関値計算部によって求められた相関値に基づ
いて、最も相関値の高い位置とその周辺の相関値との位
置関係から画素と画素との間の相関値を直線式又は曲線
式に当て嵌めることによって補間し、相関値のピーク位
置及びピーク値を推定するピーク推定部とを備えるもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による画
像処理装置の構成を示す図である。図において、40は
ユーザによって登録がなされるワーク等の対象物であ
り、41はこの対象物を撮像して原画像の入力を行うテ
レビカメラなどの画像入力部である。53は画像入力部
41にて入力された原画像が格納される画像メモリであ
り、54はテンプレートマッチングのために予め用意さ
れている、テンプレート画像、テンプレート画像の分散
値、相関値のしきい値、サーチ領域、サーチ照明状態パ
ラメータなどのテンプレートデータである。57は画像
メモリ53に格納されている原画像とテンプレートデー
タ54中のテンプレート画像との相関値を演算する相関
値計算部であり、58はこの相関値計算部57にて求め
られた相関値を判定する相関値判定部である。59は相
関値判定部58の判定結果に基づく認識結果の記録を行
う認識結果記録部である。60は相関値計算部57によ
って求められ、相関値判定部58にてしきい値と比較さ
れて候補として残された相関値について、ピークの位置
および値の推定を行うピーク推定部である。
【0009】次に動作について説明する。ここで、図2
はこの実施の形態1による処理の流れを示すフローチャ
ートであり、図3はこの実施の形態1によるピーク推定
の原理をイメージ的に示した説明図である。この場合
も、ユーザは予めテンプレートデータ54を生成してお
く。このテンプレートデータ54にはテンプレート画
像、相関値のしきい値、サーチ領域の範囲スタート座
標、画像サイズなどが含まれている。
【0010】処理が開始されると、実施例1の場合と同
様にしてテンプレートデータがロードされ(ステップS
T61)、サーチ領域を撮像した入力画像が画像メモリ
53に入力される(ステップST62)。
【0011】次に、その入力画像に対して数画素ごと
に、テンプレートデータ54内のテンプレート画像との
相関値が相関値計算部57で計算され(ステップST6
3)、その極大値を検出して(ステップST64)しき
い値との比較を相関値判定部58において行う(ステッ
プST65)。比較の結果その座標での相関値が周辺の
相関値よりも高いとき、その近傍に真のピークが存在す
る可能性があると判断して、それを対象物認識位置の候
補として残す(ステップST66)。
【0012】全サーチ領域について処理が終了すると、
ピーク推定部60は周辺の相関値と座標とを求め(ステ
ップST67)、得られた周辺の相関値と座標およびそ
れ自身の座標と相関値から、ピークの位置と値を推定す
る(ステップST68)。
【0013】このピークの推定はX軸、Y軸ごとに行な
う。X軸について図3に基づいて説明する。今、ある座
標(図3ではsO)ではその左右の相関値よりも高いの
でsOはピークの近くにあるとする。次にs_minu
s1とs_plus1を比較してs_minus1の方
が大きいので、s_minus2を求め、その4点の座
標と相関値からピークを推定する。Y軸方向についても
同様に推定する。推定の結果、ピークの推定座標が範囲
を越えたり、ピークの相関値が負になったときは推定不
可なピークなので候補から外し(ステップST69)、
適当なもののみを認識結果記録部59にて記録する(ス
テップST70)。
【0014】なお、上記実施の形態1では2直線の交点
からピーク推定を行なったが、近傍3点または4点の相
関値を用いてラグランジェ補間法で2次または3次の曲
線当てはめを行ない、ピークを求めるようにしてもよ
い。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、予め
用意されたテンプレートデータを用いたテンプレートマ
ッチング法によって認識を行う画像処理装置において、
入力された原画像とテンプレートデータ中のテンプレー
ト画像との相関値を演算する相関値計算部と、この相関
値計算部によって求められた相関値に基づいて、最も相
関値の高い位置とその周辺の相関値との位置関係から画
素と画素との間の相関値を直線式又は曲線式に当て嵌め
ることによって補間し、相関値のピーク位置及びピーク
値を推定するピーク推定部とを備えるので、サーチ領域
の全点の相関値を求めなくても真のピークを求めること
が可能となって処理時間が短縮でき、また、計算上でピ
ークを求めるのでサブピクセルの精度で位置検出を行う
ことができ、認識精度が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による画像処理装置
の構成を示す図である。
【図2】 実施の形態1による処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図3】 実施の形態1によるピーク検出の原理を示す
説明図である。
【図4】 従来の画像処理装置の動作を示すフロー図で
ある。
【符号の説明】
41 画像入力部、53 画像メモリ、54 テンプレ
ートデータ、57 相関値計算部、60 ピーク推定
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め用意されたテンプレートデータを用
    いたテンプレートマッチング法によって認識を行う画像
    処理装置において、 入力された原画像と上記テンプレートデータ中のテンプ
    レート画像との相関値を演算する相関値計算部と、 この相関値計算部によって求められた相関値に基づい
    て、最も相関値の高い位置とその周辺の相関値との位置
    関係から画素と画素との間の相関値を直線式又は曲線式
    に当て嵌めることによって補間し、相関値のピーク位置
    及びピーク値を推定するピーク推定部とを備えたことを
    特徴とする画像処理装置。
JP2000376424A 2000-12-11 2000-12-11 画像処理装置 Pending JP2001195597A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006093254A1 (ja) * 2005-03-03 2006-09-08 Pioneer Corporation テンプレートマッチング処理装置及び方法、ホログラム再生装置及び方法、並びにコンピュータプログラム
JP2007219704A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Fujitsu Ltd 画像位置計測方法、画像位置計測装置および画像位置計測プログラム
US9704246B2 (en) 2013-09-20 2017-07-11 Fujitsu Limited Image processing apparatus, image processing method, and storage medium

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Effective date: 20040323