JP3211115B2 - 浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型速乾式現像剤 - Google Patents
浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型速乾式現像剤Info
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Description
いるエアゾール型速乾式現像剤に関し、浸透探傷試験方
法の実施に当って、使用雰囲気の温度が低い場合や噴射
距離が短かい場合であっても、常に、ムラのない均一な
厚さの現像剤薄層が形成できるエアゾール型速乾式現像
剤を提供するものである。
る浸透探傷試験方法は「JIS Z2343−1992」に規格
されており、各種機器や部材の表面に存在する微細なク
ラック、微小のピンホール等の表面開口欠陥部(以下、
「欠陥部」とする)の探傷に用いられている。前掲規格
に見られる通り、種々様々な浸透液、洗浄剤及び現像剤
を組み合せて実施される各種の浸透探傷試験方法がある
が、その中に、記号「S」で示されている「速乾式現像
法」と呼ばれる試験方法がある。速乾式現像法は、揮発
性低沸点有機溶剤に白色無機微粉末を分散させた速乾式
現像剤を用いるもので、試験品の表面に染色浸透液又は
蛍光浸透液を塗布して、欠陥部にこれら浸透液を浸透さ
せた後、試験品表面に残留している余剰浸透液を除去
し、次いで、試験品表面に速乾式現像剤を適用して白色
無機微粉末の薄層を形成させ該薄層表面に欠陥部内に浸
透していた浸透液による欠陥指示滲み模様を現出させる
ことによって、欠陥部の存在・位置を検知する試験方法
である。
査協会編・非破壊検査技術シリーズ・浸透探傷試験I・
P36, P54〜55・(社)日本非破壊検査協会発行・平成
4年10月1日1989年版第7刷発行」に「…エアゾール製
品の速乾式現像剤が一般に使用されており…」(P36)
と記載されている通り、エアゾール型速乾式現像剤が汎
用されている。
現像剤の代表的な態様は、揮発性低沸点有機溶剤 100重
量部に対し白色無機微粉末5〜15重量部を分散させた速
乾式現像剤35〜60重量%と噴射用液化ガス40〜65重量%
とを噴射ノズル付エアゾール缶に充填してなるものであ
る。
エアゾール缶を十分にふり攪拌すること。 bエアゾー
ル缶のノズルを十分に押し噴射させること。 c30cm位
離れたところから噴射しながら試験体上を1〜2度通過
させること。 d試験体表面の現像剤は塗布直後すぐに
乾き試験体表面がかすかに見える程度に薄く塗布するこ
と…」(P54〜55)と記載されている通り、エアゾール
型速乾式現像剤の適用に当っては充分な注意が必須とさ
れている。これは、前記した白色無機微粉末の薄層表面
に欠陥指示滲み模様を現出させるに当って、当該薄層が
ムラのない均一な厚さのものでなければ、正確な探傷結
果が得られ難いからである。当業界においては、エアゾ
ール型乾式現像剤の適用に当って、前掲a〜dの注意を
厳守すれば、ムラのない均一な厚さの白色無機微粉末薄
層が形成できるとされている。
式現像剤には、次の諸問題が内在している。即ち、第一
の問題点は、エアゾール型乾式現像剤を使用する雰囲気
の温度が低い場合(例えば、冬期屋外で使用する場合)
には、噴霧時に噴射用液化ガスの気化が充分に行われな
いため、白色無機微粉末を分散させた揮発性低沸点有機
溶剤からなる速乾式現像剤(原液)が均一な霧状となら
ないので、試験品表面に形成される白色無機微粉末薄層
にムラが生じることが避けられないという点である。な
お、当業界では、使用雰囲気の温度が15℃以下の場合に
は、ムラが生じるとされており、その対策として、使用
前にスプレー缶を温水に浸漬し加温してから施用した
り、或いは、例えば、実公平 3-55889号公報に見られる
「浸透探傷用噴射具現像剤の加熱保温具」を用いてスプ
レー缶を保温した状態で施用したりしているのが現状で
ある。
剤を使用する雰囲気の温度が適温(通常、15℃以上とさ
れている)であっても、また、上記のように加温或いは
保温した状態であっても、噴出孔から試験品表面までの
距離が約20cm以内である場合には、白色無機微粉末を分
散させた揮発性低沸点有機溶剤からなる速乾式現像剤
(原液)が均一な霧状となって拡がる前に試験品表面に
到達してしまうため、ムラが生じたり厚塗りとなってし
まうことが避けられないという点である。なお、上記現
象は、噴射剤として噴射用液化ガス(例えば、LPGや
DME)を用いているエアゾール缶の噴射ノズルには、
直線状噴射通路をもつ形式の噴射ノズルが採用されてお
り(図3参照)、エアゾール缶内の原液と噴射用液化ガ
スとは、当該噴射ノズルの直線状噴射通路(同図中矢印
Bで示す)を通って、円板状チップ本体1の噴射孔2か
ら棒状に噴出し、噴出孔から一定距離(通常、約20cm)
に達したところで噴射用液化ガスが気化し、この気化に
伴って原液が均一な霧状となって拡がるために生じる現
象である。
市販のエアゾール型速乾式現像剤には全て直線状噴射通
路をもつ形式の噴射ノズルが採用されているため、当業
者間では、上記現象は不可避的なものと認識され、前掲
文献中の「c、d」の注意が必須とされているのであ
る。また、市販のエアゾール型速乾式現像剤に上記形式
の噴射ノズルが採用されているのは、当業者間では他の
形式の噴射ノズルを採用した場合には、白色無機微粉末
によって目詰を起すと考えられていたためといえる。本
発明は、従来のエアゾール型乾式現像剤に内在する前記
諸問題点を解決することを技術的課題とする。
通りの本発明によって達成できる。即ち、本発明は、揮
発性低沸点有機溶剤 100重量部に対し白色無機微粉末5
〜15重量部を分散させた速乾式現像剤35〜60重量%と噴
射用液化ガス40〜65重量%とを噴射ノズル付エアゾール
缶に充填してなる浸透探傷試験方法に用いるエアゾール
型速乾式現像剤において、前記白色無機微粉末の粒子径
が、 0.1〜2μm であり、且つ、前記噴射ノズルが、図
1及び図2に示す通り、一定厚みをもつ円板状チップ本
体1の中心部には表面から裏面に貫通する噴射孔2を形
成し、該本体1の裏面には噴射孔2を中心とする円形凹
洞3を形成すると共に該本体1の周縁11と該凹洞3の周
壁31とを接続する一本又は複数本の直線溝4を該凹洞3
の円周接線方向に形成し、該直線溝4の外端部41に噴射
物通路5を連設してなるブレークアップ型噴射ノズルで
あることを特徴とする浸透探傷試験方法に用いるエアゾ
ール型速乾式現像剤である。
る。本発明における速乾式現像剤、噴射用液化ガス、両
者の使用割合、エアゾール缶及びエアゾール缶への充填
手段は、全て従来のエアゾール型速乾式現像剤の場合と
同じである。即ち、速乾式現像剤は、エチルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、トリクロロエタン、トリ
フルオルトリクロロエタン、1.1.2.2テトラクロ
ロ1.2ジフルオルエタン、ジクロロペンタフルオロプ
ロパン等から選ばれる揮発性低沸点有機溶剤 100重量部
に炭酸マグネシウム微粉末、含水ケイ酸微粉末、無水ケ
イ酸微粉末等から選ばれる白色無機微粉末5〜15重量部
を分散させて調製すればよく、噴射用液化ガスは、周知
のLPGやDME等を用いればよく、両者の使用割合を
前者35〜60重量%、後者40〜65重量%として、常法に従
って、充填圧3〜6kg/cm2 でエアゾール缶に充填すれ
ばよい。
無機微粉末の粒子径と噴射ノズルの形式とである。本発
明においては、前記の各種白色無機微粉末は、その粒子
径が約 0.1〜2μm のものを選択して使用する必要があ
る。粒子径がこの寸法範囲より小さい場合には、白色無
機微粉末薄層表面と該表面に現出する欠陥指示滲み模様
とのコントラストが悪くなる場合があり、粒子径がこの
寸法範囲より大きい場合には、噴射時に目詰を起す場合
がある。
て圧縮ガス(例えば、炭酸ガスや窒素ガス)を用いてい
るエアゾール缶に採用されているもので、旋回流を形成
させる噴射通路をもつ形式の噴射ノズル(一般に「ブレ
ークアップ型」と呼ばれている)に属するものであっ
て、エアゾール缶内の圧縮ガスの圧力によって原液は、
噴射孔からうずまき状に噴出し直ちに霧状となって拡が
る。
スチック材料或いは両者を併用して製作すればよく、そ
の直径は4〜5mm程度が好適であり、厚みは特に限定さ
れるものではなく、図1に示す円形凹洞3と直線溝4が
形成でき、且つ強度的に満足できる厚さとすればよい。
噴射孔2の直径は 0.3〜 0.4mm程度が好適である。円形
凹洞3の直径と深さは特に限定されるものではなく、円
板状チップ本体1の直径と厚さに応じて設定すればよ
い。直線溝4は、旋回流を形成させるためのものである
から、図1に示す通り、凹洞3の円周接線方向に形成し
なければならない。直線溝4は一本であってもよいが、
通常は、3〜4本設けることが好適である。直線溝4を
複数本とする場合は、各溝が一定回転方向(時計廻り又
は反時計廻りのいずれか一方向)にむけて配置しなけれ
ばならない(図1−b参照)。
タン内への組込みは、常法に従って行えばよく図2に示
す通り、エアゾール缶の押ボタン6の前面に設けた円板
状凹洞61に円板状チップ本体1を嵌挿し、この円板状凹
洞61の底面62と円板状チップ本体1の裏面とを密接させ
ると共に、直線溝4の該端部41と押ボタン6内の噴射物
通路管63とを接続するための押ボタン6の中実部を穿っ
て噴射物通路5を連接してブレークアップ型噴射ノズル
とする。
無機微粉末を用い、且つ前記構成のブレークアップ型噴
射ノズルを用いているので、噴射時には、エアゾール缶
内の噴射用液化ガスの圧力によって、粒子径 0.1〜2μ
m の白色無機微粉末を分散させた揮発性低沸点有機溶剤
からなる速乾式現像剤(原液)と当該噴射用液化ガスと
が、噴射物通路5から直線溝4を経由して高速で円形凹
洞3に流入し、旋回流を形成した後、噴射孔2からうず
まき状に噴出し直ちに霧状となって拡がる。この場合、
噴出した噴射用液化ガスが霧状となっているので、その
気化は早く、噴出孔から5〜10cmに達したところで気化
するので、この気化に伴って原液がより細かな霧状とな
って拡がる。また、噴出した噴射用液化ガスは霧状とな
っているので、使用雰囲気の温度が低温(例えば、5〜
1℃)であっても充分気化する。
会社製)92.4重量%に、粒子径 0.1〜 0.2μm の範囲内
にある炭酸マグネシウム粉末 6.3重量%と粒子径 0.1〜
0.2μm の範囲内にあるエロジール# 200(商品名:日
本アエロジール株式会社製) 1.3重量とを分散させて速
乾式現像剤を調製し、市販の 450型エアゾール缶に当該
速乾式現像剤 204ml(169.3g)とLPGガス 249ml(13
6.5g)を充填し、図1〜4に示す構造で噴射孔2の直径
が 0.4mmのブレークアップ型噴射ノズルを組込んだ押ボ
タンを、当該エアゾール缶に装着した。
%及び酢酸メチル 2.3重量%の混合液に、実施例1と同
じ炭酸マグネシウム粉末 4.8重量%と実施例1と同じエ
ロジール# 200(前出)とを分散させて速乾式現像剤を
調製し、実施例1と同じエアゾール缶に当該速乾式現像
剤 200ml(162.0g)とLPGガス 250ml(137.0g)を充
填し、実施例1と同じブレークアップ型噴射ノズルを組
込んだ押ボタンを、当該エアゾール缶に装着した。
%及びアセトン68.0重量%の混合液に、実施例1と同じ
炭酸マグネシウム粉末 6.0重量%と粒子径約1μm のカ
ープレックス#1120(商品名:塩野義製薬株式会社製)
3.0重量%とを分散させて速乾式現像剤を調製し、実施
例1と同じエアゾール缶に当該速乾式現像剤 182ml(15
3.0g)とLPGガス 271ml(149.0g)を充填し、実施例
1と同じブレークアップ型噴射ノズルを組込んだ押ボタ
ンを、当該エアゾール缶に装着した。
エアゾール型速乾式現像剤を適用して、次の通りの浸透
探傷試験方法を行った。 (1)染色浸透探傷試験方法 (1−A)JIS−Z−2343−1992規格のA型対比試験
片を試験品とし、その試験面に、市販の染色浸透液(ス
ーパーチェックUP−NU:商品名:マークテック株式
会社製)を塗布し、8分間放置後、紙タオルで試験面を
拭いて余剰浸透液をあらかた拭きとり、更に、市販の洗
浄液(スーパーチェックUR−NU:商品名:マークテ
ック株式会社製)を染み込ませた紙タオルで試験面を拭
いて余剰浸透液を拭きとり、次いで、室温(約18℃)
下、実施例1で得たエアゾール型速乾式現像剤を用い、
その噴射孔1を試験面から約7cm離してスプレーして、
5分間放置後、試験面を目視で観察したところ、試験面
にはムラのない均一な厚さの薄層が形成されており、当
該薄層表面には白地に赤色の明瞭な欠陥指示滲み模様が
現出していた。また、エアゾール型速乾式現像剤の適用
雰囲気の温度を約5℃に設定した外は、上記と同一条件
で染色浸透探傷試験方法を実施した場合にも、試験面に
はムラのない均一な厚さの薄層が形成されており、当該
薄層表面には白地に赤色の明瞭な欠陥指示滲み模様が現
出していた。なお、いずれの場合にも噴射孔1の目詰は
起らなかった。
施例2で得たものに変更した外は、前記1−Aと同一条
件で染色浸透探傷試験方法を実施したところ、前記1−
Aの結果と同様の結果が得られた。
施例3で得たものに変更した外は、前記1−Aと同一条
件で染色浸透探傷試験方法を実施したところ、前記1−
Aの結果と同様の結果が得られた。
面に、市販の蛍光浸透液(スーパーグローOD−1700
A:商品名:マークテック株式会社製)を塗布し、5分
間放置後、市販の除去剤(スーパーグローR−II:商品
名:マークテック株式会社製)を染み込ませた紙タオル
で試験面を拭いて余剰浸透液を拭きとり、次いで、適用
雰囲気の温度を約5℃に設定して、実施例3で得たエア
ゾール型速乾式現像剤を用い、その噴射孔1を試験面か
ら約20cm離してスプレーして、5分間放置後、試験面を
目視で観察したところ、試験面にはムラのない均一な厚
さの薄層が形成されており、次いで、試験面を暗所紫外
線灯下で目視により観察したところ、当該薄層表面には
黄緑色に発光している明瞭な欠陥指示蛍光滲み模様が現
出していた。また、エアゾール速乾式現像剤の適用雰囲
気の温度を室温(約18℃)にすると共に、噴射孔1から
試験面までの距離を約7cmとした外は、上記と同一条件
で蛍光浸透探傷試験方法を実施した場合にも、試験面に
はムラのない均一な厚さの薄層が形成されており、当該
薄層表面には黄緑色に発光している明瞭な欠陥指示模様
が現出していた。なお、いずれの場合にも噴射孔1の目
詰は起らなかった。
施例1で得たものに変更した外は、前記2−Aと同一条
件で蛍光浸透探傷試験方法を実施したところ、前記2−
Aの結果と同様の結果が得られた。
施例2で得たものに変更した外は、前記2−Aと同一条
件で染色浸透探傷試験方法を実施したところ、前記2−
Aの結果と同様の結果が得られた。
を用いて浸透探傷試験方法を実施すれば、前記浸透探傷
試験例にも示した通り、使用雰囲気の温度が低温(例え
ば、約10℃)であっても、また、噴射孔1から試験品表
面までの距離が短かく(例えば、約10cm)ても、ムラの
ない均一な厚さの白色無機微粉末の薄層が形成できるの
で、正確な探傷結果を得ることができる。従って、本発
明は浸透探傷試験方法の発展に寄与するものといえる。
る噴射ノズルに用いている円板状チップを示す拡大説明
図であり、(a)は斜視図、(b)は底面図、(c)は
(b)のA−A線断面図である。
る噴射ノズルに用いている円板状チップを組込んだエア
ゾール缶の押ボタンを示す縦断面説明図である。なお、
同図中に点線で現わしたものはエアゾール缶のノズル部
である。
ノズルに用いられている円板状チップが組込まれたエア
ゾール缶の押ボタンを示す縦断面説明図である。なお、
同図中に点線で現わしたものはエアゾール缶のノズル部
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 揮発性低沸点有機溶剤 100重量部に対し
白色無機微粉末5〜15重量部を分散させた速乾式現像剤
35〜60重量%と噴射用液化ガス40〜65重量%とを噴射ノ
ズル付エアゾール缶に充填してなる浸透探傷試験方法に
用いるエアゾール型速乾式現像剤において、 前記白色無機微粉末の粒子径が、 0.1〜2μm であり、
且つ、前記噴射ノズルが、一定厚みをもつ円板状チップ
本体1の中心部には表面から裏面に貫通する噴射孔2を
形成し、該本体1の裏面には噴射孔2を中心とする円形
凹洞3を形成すると共に該本体1の周縁11と該凹洞3の
周壁31とを接続する一本又は複数本の直線溝4を該凹洞
3の円周接線方向に形成し、該直線溝4の外端部41に噴
射物通路5を連設してなるブレークアップ型噴射ノズル
であることを特徴とする浸透探傷試験方法に用いるエア
ゾール型速乾式現像剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12799293A JP3211115B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型速乾式現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12799293A JP3211115B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型速乾式現像剤 |
Publications (2)
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JPH06317541A JPH06317541A (ja) | 1994-11-15 |
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ID=14973781
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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-
1993
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