JP2607962B2 - 溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型浸透液、エアゾール型洗浄剤及びエアゾール型現像剤 - Google Patents
溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型浸透液、エアゾール型洗浄剤及びエアゾール型現像剤Info
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- JP2607962B2 JP2607962B2 JP1336270A JP33627089A JP2607962B2 JP 2607962 B2 JP2607962 B2 JP 2607962B2 JP 1336270 A JP1336270 A JP 1336270A JP 33627089 A JP33627089 A JP 33627089A JP 2607962 B2 JP2607962 B2 JP 2607962B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いるエア
ゾール型溶剤除去性染色又は螢光浸透液、エアゾール型
洗浄剤及びエアゾール型速乾式現像剤に関し、安全性が
高く、公害問題、特にオゾン層破壊問題を惹起すること
がなく、しかも精度の高い探傷結果が得られるエアゾー
ル型溶剤除去性浸透液、エアゾール型洗浄剤及びエアゾ
ール型速乾式現像剤を提供するものである。
ゾール型溶剤除去性染色又は螢光浸透液、エアゾール型
洗浄剤及びエアゾール型速乾式現像剤に関し、安全性が
高く、公害問題、特にオゾン層破壊問題を惹起すること
がなく、しかも精度の高い探傷結果が得られるエアゾー
ル型溶剤除去性浸透液、エアゾール型洗浄剤及びエアゾ
ール型速乾式現像剤を提供するものである。
周知の通り、各種機器、部材の表面や溶接部位に存在
する微細なクラック、微小のピンホールの如き表面開口
欠陥部(以下、「欠陥部」という)の探傷に適用されて
いる浸透探傷試験方法は、「JIS Z 2343-1982」に規格
されており、同規格に示されている通り、種々様々な浸
透液、洗浄剤及び現像剤を組み合わせて用いる各種の浸
透探傷試験方法があるが、その中に、試験方法の記号
「VC−S」並びに「FC−S」で分類されている溶剤除去
性染色又は螢光浸透液と洗浄剤(溶剤)と速乾式現像剤
とを組み合わせて用いる浸透探傷試験方法がある(以
下、この試験方法を「溶剤除去性浸透探傷試験方法」と
いう)。
する微細なクラック、微小のピンホールの如き表面開口
欠陥部(以下、「欠陥部」という)の探傷に適用されて
いる浸透探傷試験方法は、「JIS Z 2343-1982」に規格
されており、同規格に示されている通り、種々様々な浸
透液、洗浄剤及び現像剤を組み合わせて用いる各種の浸
透探傷試験方法があるが、その中に、試験方法の記号
「VC−S」並びに「FC−S」で分類されている溶剤除去
性染色又は螢光浸透液と洗浄剤(溶剤)と速乾式現像剤
とを組み合わせて用いる浸透探傷試験方法がある(以
下、この試験方法を「溶剤除去性浸透探傷試験方法」と
いう)。
今、溶剤除去性浸透探傷試験方法の代表的な態様を示
せば次の通りである。
せば次の通りである。
試験品の表面に、溶剤除去性染色又は螢光浸透液を付
着させて当該浸透液を欠陥部に浸透させる浸透処理を行
った後、当該試験品表面を洗浄剤を用いて洗浄して試験
品表面に残留している余剰浸透液を除去する除去処理を
行い、次いで当該試験品表面に白色微粉末を揮発性有機
溶剤に分散させた現像剤を適用して白色微粉末の薄層を
形成させ該薄層表面に欠陥部内に浸透していた浸透液に
よる欠陥指示ニジミ模様を現出させる現像処理を行った
後、当該試験品表面を、溶剤除去性染色浸透液を用いた
場合には白色光の下で、溶剤除去性螢光浸透液を用いた
場合には紫外線灯の下で、観察して欠陥指示ニジミ模様
によって欠陥部の存在・位置を検知する試験方法。
着させて当該浸透液を欠陥部に浸透させる浸透処理を行
った後、当該試験品表面を洗浄剤を用いて洗浄して試験
品表面に残留している余剰浸透液を除去する除去処理を
行い、次いで当該試験品表面に白色微粉末を揮発性有機
溶剤に分散させた現像剤を適用して白色微粉末の薄層を
形成させ該薄層表面に欠陥部内に浸透していた浸透液に
よる欠陥指示ニジミ模様を現出させる現像処理を行った
後、当該試験品表面を、溶剤除去性染色浸透液を用いた
場合には白色光の下で、溶剤除去性螢光浸透液を用いた
場合には紫外線灯の下で、観察して欠陥指示ニジミ模様
によって欠陥部の存在・位置を検知する試験方法。
次に、これも周知の通り、溶剤除去性浸透探傷試験方
法に用いられる溶剤除去性染色又は螢光浸透液、洗浄剤
及び速乾式現像剤の三者は、セットとされて取り扱われ
ていることが多く、当業者間では、これ等三者を一括し
て「浸透探傷剤」と呼んでいる。尚、本発明においても
以下において、これ等三者を区別する必要がある場合以
外は、三者を一括して「浸透探傷剤」と呼ぶ。
法に用いられる溶剤除去性染色又は螢光浸透液、洗浄剤
及び速乾式現像剤の三者は、セットとされて取り扱われ
ていることが多く、当業者間では、これ等三者を一括し
て「浸透探傷剤」と呼んでいる。尚、本発明においても
以下において、これ等三者を区別する必要がある場合以
外は、三者を一括して「浸透探傷剤」と呼ぶ。
そして、「日本非破壊検査協会 編・非破壊検査便覧
〔新版〕・日刊工業新聞社・第730頁・(昭和53年4月2
8日初版発行)」の「3.1簡便携帯形装置」の項に「一般
に,この種の装置は溶剤除去性浸透探傷試験法の場合に
使用される。…探傷剤の容器としては,開放形容器とエ
アゾール缶とがある。エアゾール缶は,探傷剤の容器と
探傷剤の散布機構とをかねたもので,探傷剤とフロンガ
ス,液化石油ガス,ジメチルエーテルなどの液状ガスと
が密閉容器中に充てんされている。…」と記載されてい
る通り、浸透探傷剤を噴射剤とともにエアゾール缶に封
入し、エアゾール型浸透探傷剤として適用されるケース
がある。
〔新版〕・日刊工業新聞社・第730頁・(昭和53年4月2
8日初版発行)」の「3.1簡便携帯形装置」の項に「一般
に,この種の装置は溶剤除去性浸透探傷試験法の場合に
使用される。…探傷剤の容器としては,開放形容器とエ
アゾール缶とがある。エアゾール缶は,探傷剤の容器と
探傷剤の散布機構とをかねたもので,探傷剤とフロンガ
ス,液化石油ガス,ジメチルエーテルなどの液状ガスと
が密閉容器中に充てんされている。…」と記載されてい
る通り、浸透探傷剤を噴射剤とともにエアゾール缶に封
入し、エアゾール型浸透探傷剤として適用されるケース
がある。
現在当業者間で汎用されているエアゾール型浸透探傷
剤は次の通りである。
剤は次の通りである。
エアゾール型溶剤除去性染色浸透液は、染料として赤
色油溶性染料(例えば、オリエントオイルレッド5B:オ
リエント製、スピタゾールファストレッドFW:双葉化学
研究所製等)を使用し、当該染料1〜5重量部を可塑剤
(例えば、DOP、TCP等)や植物油(例えば、大豆油)か
らなるベース溶剤20〜50重量部とキシレン、アルキルベ
ンゼン、トリクロロエタン、トリフルオルトリクロロエ
タン、1.1.2.2テトラクロロ1.2ジフルオルエタン、フッ
化プロパノール、カルビトール、ブチルカルビトール等
から選ばれる揮発性低・中沸点有機溶剤からなる希釈溶
剤50〜90重量部とに溶解させた浸透性の大きい液体を噴
射剤とともにエアゾール缶に封入したものであり、代表
的な市販品には、スーパーチェックUP-NU(商品名:マ
ークテック(株)製)がある。また、エアゾール型溶剤
除去性螢光浸透液は、染料として紫外線灯下で黄緑色に
発色する螢光染料(例えば、C.I.ソルベントイエロー4
3:米国モートン社製、C.I.フロレッセントブライトニス
エージェント68:日本化薬製等)を使用し、これを、エ
アゾール型溶剤除去性染色浸透液の場合と同様に、ベー
ス溶剤と希釈溶剤とに溶解させた浸透性の大きい液体を
噴射剤とともにエアゾール缶に封入したものであり、代
表的な市販品には、スーパーグローOD-6000(商品名:
マークテック(株)製)がある。
色油溶性染料(例えば、オリエントオイルレッド5B:オ
リエント製、スピタゾールファストレッドFW:双葉化学
研究所製等)を使用し、当該染料1〜5重量部を可塑剤
(例えば、DOP、TCP等)や植物油(例えば、大豆油)か
らなるベース溶剤20〜50重量部とキシレン、アルキルベ
ンゼン、トリクロロエタン、トリフルオルトリクロロエ
タン、1.1.2.2テトラクロロ1.2ジフルオルエタン、フッ
化プロパノール、カルビトール、ブチルカルビトール等
から選ばれる揮発性低・中沸点有機溶剤からなる希釈溶
剤50〜90重量部とに溶解させた浸透性の大きい液体を噴
射剤とともにエアゾール缶に封入したものであり、代表
的な市販品には、スーパーチェックUP-NU(商品名:マ
ークテック(株)製)がある。また、エアゾール型溶剤
除去性螢光浸透液は、染料として紫外線灯下で黄緑色に
発色する螢光染料(例えば、C.I.ソルベントイエロー4
3:米国モートン社製、C.I.フロレッセントブライトニス
エージェント68:日本化薬製等)を使用し、これを、エ
アゾール型溶剤除去性染色浸透液の場合と同様に、ベー
ス溶剤と希釈溶剤とに溶解させた浸透性の大きい液体を
噴射剤とともにエアゾール缶に封入したものであり、代
表的な市販品には、スーパーグローOD-6000(商品名:
マークテック(株)製)がある。
エアゾール型洗浄剤は、ゴム揮発油、n−ヘキサン、
ベンジン、n−ヘプタン、ミネラルターペン、キシレ
ン、エタノール、イソプロピルアルコール、トリクロロ
エタン、トリクロロエチレン、1.1.2.2テトラクロロ1.2
ジフルオルエタン、ジクロロペンタフルオロプロパン等
から選ばれる揮発性低沸点有機溶剤からなり、市販の各
種エアゾール型溶剤除去性染色又は螢光浸透液毎に、上
記各種有機溶剤を適切な割合で配合したエアゾール型洗
浄剤が組み合わされて市販されており、例えば、前出ス
ーパーチェックUP-NUにはスーパーチェックUR-NU(商品
名:マークテック(株)製)が、前出スーパーグローOD
-6000にはスーパーグローR−II(商品名:マークテッ
ク(株)製)が、それぞれセットされている。
ベンジン、n−ヘプタン、ミネラルターペン、キシレ
ン、エタノール、イソプロピルアルコール、トリクロロ
エタン、トリクロロエチレン、1.1.2.2テトラクロロ1.2
ジフルオルエタン、ジクロロペンタフルオロプロパン等
から選ばれる揮発性低沸点有機溶剤からなり、市販の各
種エアゾール型溶剤除去性染色又は螢光浸透液毎に、上
記各種有機溶剤を適切な割合で配合したエアゾール型洗
浄剤が組み合わされて市販されており、例えば、前出ス
ーパーチェックUP-NUにはスーパーチェックUR-NU(商品
名:マークテック(株)製)が、前出スーパーグローOD
-6000にはスーパーグローR−II(商品名:マークテッ
ク(株)製)が、それぞれセットされている。
エアゾール型速乾式現像剤は、粒径1〜2μの炭酸マ
グネシウム微粉末、含水ケイ酸微粉末、無水ケイ酸微粉
末等から選ばれる白色微粉末5〜10重量部をゴム揮発
油、n−ヘキサン、ベンジン、n−ヘプタン、メチルア
ルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、トリクロロエタン、トリフルオルトリクロロエタ
ン、1.1.2.2テトラクロロ1.2ジフルオルエタン、ジクロ
ロペンタフルオロプロパン等から選ばれる揮発性低沸点
有機溶剤に分散させた分散液を噴射剤とともにエアゾー
ル缶に封入したものであり、市販の各エアゾール型溶剤
除去性染色又は螢光浸透液毎に、上記各種微粉末及び上
記各有機溶剤を適切な割合で配合したエアゾール型速乾
式現像剤が組み合わされて市販されており、例えば、前
出スーパーチェックUP-NUには前出スーパーチェックUR-
NUとともにスーパーチェックUD-NU(商品名:マークテ
ック(株)製)が、前出スーパーグローOD-6000にはス
ーパーグローR−IIとともにスーパーグローDN-600S
(商品名:マークテック(株)製)が、それぞれセット
されている。
グネシウム微粉末、含水ケイ酸微粉末、無水ケイ酸微粉
末等から選ばれる白色微粉末5〜10重量部をゴム揮発
油、n−ヘキサン、ベンジン、n−ヘプタン、メチルア
ルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、トリクロロエタン、トリフルオルトリクロロエタ
ン、1.1.2.2テトラクロロ1.2ジフルオルエタン、ジクロ
ロペンタフルオロプロパン等から選ばれる揮発性低沸点
有機溶剤に分散させた分散液を噴射剤とともにエアゾー
ル缶に封入したものであり、市販の各エアゾール型溶剤
除去性染色又は螢光浸透液毎に、上記各種微粉末及び上
記各有機溶剤を適切な割合で配合したエアゾール型速乾
式現像剤が組み合わされて市販されており、例えば、前
出スーパーチェックUP-NUには前出スーパーチェックUR-
NUとともにスーパーチェックUD-NU(商品名:マークテ
ック(株)製)が、前出スーパーグローOD-6000にはス
ーパーグローR−IIとともにスーパーグローDN-600S
(商品名:マークテック(株)製)が、それぞれセット
されている。
前記の各噴射剤には、前出の通り、フロンガス、液化
石油ガス、ジメチルエーテル等が用いられているが、後
の二者は可燃性であるため、不燃性のフロン11(トリク
ロルモノフルオルメタン)並びにフロン12(ジクロルジ
フルオルメタン)が汎用されている。
石油ガス、ジメチルエーテル等が用いられているが、後
の二者は可燃性であるため、不燃性のフロン11(トリク
ロルモノフルオルメタン)並びにフロン12(ジクロルジ
フルオルメタン)が汎用されている。
溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いられているエアゾ
ール型浸透探傷剤の噴射剤には、前記の通りフロン11並
びにフロン12が汎用されており、これ等を噴射剤とする
場合には引火性や吸入毒性による問題を生じることなく
溶剤除去性浸透探傷試験方法が遂行できるとされてい
る。
ール型浸透探傷剤の噴射剤には、前記の通りフロン11並
びにフロン12が汎用されており、これ等を噴射剤とする
場合には引火性や吸入毒性による問題を生じることなく
溶剤除去性浸透探傷試験方法が遂行できるとされてい
る。
しかし、フロン11並びにフロン12の使用は、オゾン層
の破壊という新たな問題を惹起するものである。
の破壊という新たな問題を惹起するものである。
本発明は、オゾン層破壊の問題を惹起することなく、
しかも精度の高い探傷結果が得られるエアゾール型浸透
探傷剤を提供することを技術的課題とする。
しかも精度の高い探傷結果が得られるエアゾール型浸透
探傷剤を提供することを技術的課題とする。
本発明者は、上記課題を達成すべく数多くの化合物に
ついて系統的な検討を重ねた末、フロン134aがエアゾー
ル型浸透探傷剤の噴射剤として、次の通りの優れた諸特
性を具備していることを見出した。
ついて系統的な検討を重ねた末、フロン134aがエアゾー
ル型浸透探傷剤の噴射剤として、次の通りの優れた諸特
性を具備していることを見出した。
即ち、オゾン層を破壊しないこと、エアゾール型
浸透探傷剤の噴射剤として従来から使用されている前掲
の各種噴射剤の代替品として用いた場合に、均一な噴霧
状態が得られ探傷性能を低下させることがないこと、
必要に応じて窒素ガス、炭酸ガス及び空気から選ばれる
圧縮ガスと併用しても均一な噴霧状態が得られ探傷性能
を低下させることがないこと等である。
浸透探傷剤の噴射剤として従来から使用されている前掲
の各種噴射剤の代替品として用いた場合に、均一な噴霧
状態が得られ探傷性能を低下させることがないこと、
必要に応じて窒素ガス、炭酸ガス及び空気から選ばれる
圧縮ガスと併用しても均一な噴霧状態が得られ探傷性能
を低下させることがないこと等である。
前記技術的課題は、次の通りの本発明1〜6によって
解決される。
解決される。
即ち、本発明1は、溶剤除去性浸透探傷試験方法に用
いる染料、ベース溶剤及び希釈溶剤を必須成分とする溶
剤除去性染色又は螢光浸透液を噴射剤とともにエアゾー
ル缶に封入してなるエアゾール型溶剤除去性染色又は螢
光浸透液において、前記噴射剤がフロン134aであり、該
フロン134aと前記浸透液自体との容量比を1〜1.1対1
にすると共に充填圧を3〜4kg/cm2としてなる溶剤除去
性浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型溶剤除去性染
色又は螢光浸透液であり、本発明2は、溶剤除去性浸透
探傷試験方法に用いる染料、ベース溶剤及び希釈溶剤を
必須成分とする溶剤除去性染色又は螢光浸透液を噴射剤
とともにエアゾール缶に封入してなるエアゾール型溶剤
除去性染色又は螢光浸透液において、前記噴射剤がフロ
ン134aと窒素ガス、炭酸ガス及び空気から選ばれる圧縮
ガスとであり、該フロン134aと前記浸透液自体との容量
比を0.1〜0.3対1とすると共に充填圧を5〜6kg/cm2と
してなる溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いるエアゾー
ル型溶剤除去性染色又は螢光浸透液である。
いる染料、ベース溶剤及び希釈溶剤を必須成分とする溶
剤除去性染色又は螢光浸透液を噴射剤とともにエアゾー
ル缶に封入してなるエアゾール型溶剤除去性染色又は螢
光浸透液において、前記噴射剤がフロン134aであり、該
フロン134aと前記浸透液自体との容量比を1〜1.1対1
にすると共に充填圧を3〜4kg/cm2としてなる溶剤除去
性浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型溶剤除去性染
色又は螢光浸透液であり、本発明2は、溶剤除去性浸透
探傷試験方法に用いる染料、ベース溶剤及び希釈溶剤を
必須成分とする溶剤除去性染色又は螢光浸透液を噴射剤
とともにエアゾール缶に封入してなるエアゾール型溶剤
除去性染色又は螢光浸透液において、前記噴射剤がフロ
ン134aと窒素ガス、炭酸ガス及び空気から選ばれる圧縮
ガスとであり、該フロン134aと前記浸透液自体との容量
比を0.1〜0.3対1とすると共に充填圧を5〜6kg/cm2と
してなる溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いるエアゾー
ル型溶剤除去性染色又は螢光浸透液である。
また、本発明3は、溶剤除去性浸透探傷試験方法に用
いる揮発性有機溶剤を必須成分とする洗浄剤を噴射剤と
ともにエアゾール缶に封入してなるエアゾール型洗浄剤
において、前記噴射剤がフロン134aであり、該フロン13
4aと前記洗浄液自体との容量比を1〜1.1対1にすると
共に充填圧を3〜4kg/cm2となる性浸透探傷試験方法に
用いるエアゾール型洗浄であり、本発明4は、溶剤除去
性浸透探傷試験方法に用いる揮発性有機溶剤を必須成分
とする洗浄剤を噴射剤とともにエアゾール缶に封入して
なるエアゾール型洗浄剤において、前記噴射剤がフロン
134aと窒素ガス、炭酸ガス及び空気から選ばれる圧縮ガ
スとであり、該フロン134aと前記洗浄剤自体との容量比
を0.1〜0.3対1とすると共に充填圧を5〜6kg/cm2とし
てなる溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いるエアゾール
型洗浄剤である。
いる揮発性有機溶剤を必須成分とする洗浄剤を噴射剤と
ともにエアゾール缶に封入してなるエアゾール型洗浄剤
において、前記噴射剤がフロン134aであり、該フロン13
4aと前記洗浄液自体との容量比を1〜1.1対1にすると
共に充填圧を3〜4kg/cm2となる性浸透探傷試験方法に
用いるエアゾール型洗浄であり、本発明4は、溶剤除去
性浸透探傷試験方法に用いる揮発性有機溶剤を必須成分
とする洗浄剤を噴射剤とともにエアゾール缶に封入して
なるエアゾール型洗浄剤において、前記噴射剤がフロン
134aと窒素ガス、炭酸ガス及び空気から選ばれる圧縮ガ
スとであり、該フロン134aと前記洗浄剤自体との容量比
を0.1〜0.3対1とすると共に充填圧を5〜6kg/cm2とし
てなる溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いるエアゾール
型洗浄剤である。
さらに、本発明5は、溶剤除去性浸透探傷試験方法に
用いる白色微粉末及び揮発性有機溶剤を必須成分とする
速乾式現像剤を噴射剤とともにエアゾール缶に封入して
なるエアゾール型速乾式現像剤において、前記噴射剤が
フロン134aであり、該フロン134aと前記速乾式現像剤自
体との容量比を1〜1.1対1にすると共に充填圧を3〜4
kg/cm2としてなる溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いる
エアゾール型速乾式現像剤であり、本発明6は、溶剤除
去性浸透探傷試験方法に用いる白色微粉末及び揮発性有
機溶剤を必須成分とする速乾式現像剤を噴射剤とともに
エアゾール缶に封入してなるエアゾール型速乾式現像剤
において、前記噴射剤がフロン134aと窒素ガス、炭酸ガ
ス及び空気から選ばれる圧縮ガスとであり、該フロン13
4aと前記速乾式現像剤自体との容量比を0.1〜0.3対1と
すると共に充填圧を5〜6kg/cm2としてなる溶剤除去性
浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型速乾式現像剤で
ある。
用いる白色微粉末及び揮発性有機溶剤を必須成分とする
速乾式現像剤を噴射剤とともにエアゾール缶に封入して
なるエアゾール型速乾式現像剤において、前記噴射剤が
フロン134aであり、該フロン134aと前記速乾式現像剤自
体との容量比を1〜1.1対1にすると共に充填圧を3〜4
kg/cm2としてなる溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いる
エアゾール型速乾式現像剤であり、本発明6は、溶剤除
去性浸透探傷試験方法に用いる白色微粉末及び揮発性有
機溶剤を必須成分とする速乾式現像剤を噴射剤とともに
エアゾール缶に封入してなるエアゾール型速乾式現像剤
において、前記噴射剤がフロン134aと窒素ガス、炭酸ガ
ス及び空気から選ばれる圧縮ガスとであり、該フロン13
4aと前記速乾式現像剤自体との容量比を0.1〜0.3対1と
すると共に充填圧を5〜6kg/cm2としてなる溶剤除去性
浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型速乾式現像剤で
ある。
上記の通りの本発明1〜6、換言すれば、本発明に係
るエアゾール型浸透探傷剤を用いて前掲JIS規格に示さ
れているところに従って溶剤除去性浸透探傷試験方法を
行う場合には、オゾン層破壊の危険をともなうことな
く、精度の高い探傷結果が得られることが保証できる。
るエアゾール型浸透探傷剤を用いて前掲JIS規格に示さ
れているところに従って溶剤除去性浸透探傷試験方法を
行う場合には、オゾン層破壊の危険をともなうことな
く、精度の高い探傷結果が得られることが保証できる。
次に、本発明の構成をより詳しく説明する。
先ず、本発明において最も重要なフロン134aについて
説明する。
説明する。
フロン134a−1.1.1.2テトラフルオロエタン(CH2FC
F3)−は、沸点−26.3℃の不燃性物質である。そしてフ
ロン11、フロン12のオゾン破壊係数が1.0であるのに対
してフロン134aのそれは0とされている。
F3)−は、沸点−26.3℃の不燃性物質である。そしてフ
ロン11、フロン12のオゾン破壊係数が1.0であるのに対
してフロン134aのそれは0とされている。
次に、本発明に係るエアゾール型浸透探傷剤のは、噴
射剤を除いては前出汎用エアゾール型浸透探傷剤と変わ
るところはない。
射剤を除いては前出汎用エアゾール型浸透探傷剤と変わ
るところはない。
即ち、本発明に係るエアゾール型浸透探傷剤における
浸透探傷剤自体の処方は、前出汎用エアゾール型浸透探
傷剤におけるそれと変わるところはない。
浸透探傷剤自体の処方は、前出汎用エアゾール型浸透探
傷剤におけるそれと変わるところはない。
もっとも、溶剤除去性染色又は螢光浸透液自体に使用
する前掲揮発性低・中沸点有機溶剤の選択に際しては、
選択した有機溶剤が可燃性溶剤である場合には、当該有
機溶剤は引火点が生じる量以下にとどめることが望まし
く、選択した有機溶剤が不燃性溶剤であっても有機溶剤
中毒予防規則(以下「有機則」という)に抵触するもの
である場合には、当該有機溶剤は5重量部以下にとどめ
なければならない。また、洗浄剤自体に使用する前掲揮
発性低沸点溶剤の選択に際しても、選択する有機溶剤に
ついて、当然前記の引火点並びに有機則からの配慮が要
求される。更に、速乾式現像剤自体に使用する前掲揮発
性低沸点溶剤の選択に際しても、選択する有機溶剤につ
いて、当然前記の引火点並びに有機則からの配慮が要求
される。
する前掲揮発性低・中沸点有機溶剤の選択に際しては、
選択した有機溶剤が可燃性溶剤である場合には、当該有
機溶剤は引火点が生じる量以下にとどめることが望まし
く、選択した有機溶剤が不燃性溶剤であっても有機溶剤
中毒予防規則(以下「有機則」という)に抵触するもの
である場合には、当該有機溶剤は5重量部以下にとどめ
なければならない。また、洗浄剤自体に使用する前掲揮
発性低沸点溶剤の選択に際しても、選択する有機溶剤に
ついて、当然前記の引火点並びに有機則からの配慮が要
求される。更に、速乾式現像剤自体に使用する前掲揮発
性低沸点溶剤の選択に際しても、選択する有機溶剤につ
いて、当然前記の引火点並びに有機則からの配慮が要求
される。
尚、本発明に係るエアゾール型浸透探傷剤に、ニトロ
メタン、エチレンジアミン等の防錆剤を1〜2重量部添
加することもできる。
メタン、エチレンジアミン等の防錆剤を1〜2重量部添
加することもできる。
本発明に係るエアゾール型浸透探傷剤の調製は容易で
あり、まず、浸透探傷剤自体を、所要の各材料が所要の
処方となるように秤取して、混合し、攪拌することによ
って調製し、ついで調製した浸透探傷剤自体をフロン13
4a又はフロン134aと窒素ガス、炭酸ガス及び空気から選
ばれる圧縮ガスとを噴射剤として常法に従ってエアゾー
ル缶に封入すればよい。封入に当たっては、噴射剤がフ
ロン134a単独であるときは、フロン134aと浸透探傷剤自
体との容量比を1〜1.1対1とし、充填圧3〜4kg/cm2に
封入することが好適であり、噴射剤がフロン134aと窒素
ガス、炭酸ガス及び空気から選ばれる圧縮ガスとである
ときはフロン134aと浸透探傷剤自体との容量比を0.1〜
0.3対1とし、両者を充填した後に圧縮ガスを充填して
充填圧5〜6kg/cm2に封入することが好適であって、い
ずれの場合にも浸透探傷剤自体を最後まで噴霧させるこ
とができる。
あり、まず、浸透探傷剤自体を、所要の各材料が所要の
処方となるように秤取して、混合し、攪拌することによ
って調製し、ついで調製した浸透探傷剤自体をフロン13
4a又はフロン134aと窒素ガス、炭酸ガス及び空気から選
ばれる圧縮ガスとを噴射剤として常法に従ってエアゾー
ル缶に封入すればよい。封入に当たっては、噴射剤がフ
ロン134a単独であるときは、フロン134aと浸透探傷剤自
体との容量比を1〜1.1対1とし、充填圧3〜4kg/cm2に
封入することが好適であり、噴射剤がフロン134aと窒素
ガス、炭酸ガス及び空気から選ばれる圧縮ガスとである
ときはフロン134aと浸透探傷剤自体との容量比を0.1〜
0.3対1とし、両者を充填した後に圧縮ガスを充填して
充填圧5〜6kg/cm2に封入することが好適であって、い
ずれの場合にも浸透探傷剤自体を最後まで噴霧させるこ
とができる。
次に本発明に係るエアゾール型浸透探傷剤の使用法
は、前出汎用エアゾール型浸透探傷剤の場合と何等変わ
るところはない。
は、前出汎用エアゾール型浸透探傷剤の場合と何等変わ
るところはない。
即ち、前記溶剤除去性浸透探傷試験方法の代表的態様
において、浸透処理に際しては本発明に係るエアゾール
型溶剤除去性染色又は螢光浸透液を試験品表面から約15
〜20cm離して均一にスプレーし、除去処理に際しては紙
タオルやウエスに本発明に係るエアゾール型洗浄剤をス
プレーして洗浄剤自体を染み込ませた後、該紙タオルや
ウエスによって試験品表面の余剰浸透液を拭きとり、現
像処理に際しては本発明に係るエアゾール型速乾式現像
剤を試験品表面から約20〜30cm離して均一にスプレーす
る。
において、浸透処理に際しては本発明に係るエアゾール
型溶剤除去性染色又は螢光浸透液を試験品表面から約15
〜20cm離して均一にスプレーし、除去処理に際しては紙
タオルやウエスに本発明に係るエアゾール型洗浄剤をス
プレーして洗浄剤自体を染み込ませた後、該紙タオルや
ウエスによって試験品表面の余剰浸透液を拭きとり、現
像処理に際しては本発明に係るエアゾール型速乾式現像
剤を試験品表面から約20〜30cm離して均一にスプレーす
る。
本発明に係るエアゾール型浸透探傷剤の噴射剤である
フロン134aは、塩素(C1)を含んでいないのでオゾン層
を破壊することはない。
フロン134aは、塩素(C1)を含んでいないのでオゾン層
を破壊することはない。
また、フロン134aは噴射剤として従来から使用されて
いるフロン11、フロン12と同様の挙動を示すので均一な
噴霧状態が得られる。
いるフロン11、フロン12と同様の挙動を示すので均一な
噴霧状態が得られる。
尚、フロン134aは不燃性であり、吸入毒性もないの
で、浸透探傷剤自体に使用する前掲各種有機溶剤を、後
出の実施例に示す如く、適宜選択することによって極め
て安全性の高いエアゾール型浸透探傷剤が調製できる。
で、浸透探傷剤自体に使用する前掲各種有機溶剤を、後
出の実施例に示す如く、適宜選択することによって極め
て安全性の高いエアゾール型浸透探傷剤が調製できる。
次に処方例と溶剤除去性浸透探傷試験評価結果によっ
て本発明を説明する。
て本発明を説明する。
1.エアゾール型溶剤除去性染色又は螢光浸透液 A.1.1.1トリクロロエタン90重量%、TCP(大八化学製)
8.5重量%及びスピタゾールファストレッドFW(双葉化
学研究所製)1.5重量%を充分混合して浸透液を調製
し、市販の450型エアゾール缶に当該浸透液225mlとフロ
ン134a225mlとを充填してエアゾール型溶剤除去性染色
浸透液(充填圧3kg/cm2)を得た。
8.5重量%及びスピタゾールファストレッドFW(双葉化
学研究所製)1.5重量%を充分混合して浸透液を調製
し、市販の450型エアゾール缶に当該浸透液225mlとフロ
ン134a225mlとを充填してエアゾール型溶剤除去性染色
浸透液(充填圧3kg/cm2)を得た。
B.フッ化プロパノール80重量%、DOP(大八化学製)7.5
重量%、TOP(大八化学製)7.5重量%及びスダンレッド
462(BASF製)5重量%を充分混合して浸透液を調製
し、市販の450型エアゾール缶に当該浸透液225mlを入
れ、次いでフロン134a50mlを充填した後、更に圧縮ガス
(窒素ガス)0.5gを充填してエアゾール型溶剤除去性染
色浸透液(充填圧5kg/cm2)を得た。
重量%、TOP(大八化学製)7.5重量%及びスダンレッド
462(BASF製)5重量%を充分混合して浸透液を調製
し、市販の450型エアゾール缶に当該浸透液225mlを入
れ、次いでフロン134a50mlを充填した後、更に圧縮ガス
(窒素ガス)0.5gを充填してエアゾール型溶剤除去性染
色浸透液(充填圧5kg/cm2)を得た。
C.キシレン60重量%、DOP(大八化学製)28.5重量%、
ケロシン(白灯油)10重量%及びオリエントオイルレッ
ド5B(オリエント製)1.5重量%を充分混合して浸透液
を調製し、市販の300型エアゾール缶に当該浸透液200ml
を入れ、次いでフロン134a50mlを充填した後、更に圧縮
ガス(炭酸ガス)4gを充填してエアゾール型溶剤除去性
染色浸透液(充填圧5.5kg/cm2を得た。
ケロシン(白灯油)10重量%及びオリエントオイルレッ
ド5B(オリエント製)1.5重量%を充分混合して浸透液
を調製し、市販の300型エアゾール缶に当該浸透液200ml
を入れ、次いでフロン134a50mlを充填した後、更に圧縮
ガス(炭酸ガス)4gを充填してエアゾール型溶剤除去性
染色浸透液(充填圧5.5kg/cm2を得た。
D.1.1.2.2テトラクロロ1.2ジフルオルエタン78.5wt%、
TCP(大八化学製)10重量%、塩化メチレン10重量%、
ソルベントイエロー43(モートン製)1重量%及びホワ
イトフルオールB(住友化学製)0.5重量%を充分混合
して浸透液を調製し、市販の450型エアゾール缶に当該
浸透液210mlとフロン134a240mlとを充填してエアゾール
型溶剤除去性螢光浸透液(充填圧4.3kg/cm2)を得た。
TCP(大八化学製)10重量%、塩化メチレン10重量%、
ソルベントイエロー43(モートン製)1重量%及びホワ
イトフルオールB(住友化学製)0.5重量%を充分混合
して浸透液を調製し、市販の450型エアゾール缶に当該
浸透液210mlとフロン134a240mlとを充填してエアゾール
型溶剤除去性螢光浸透液(充填圧4.3kg/cm2)を得た。
2.エアゾール型洗浄剤 E.市販の450型エアゾール缶に1.1.1トリクロロエタン22
5mlとフロン134a225mlとを充填してエアゾール型洗浄剤
(充填圧3kg/cm2)を得た。
5mlとフロン134a225mlとを充填してエアゾール型洗浄剤
(充填圧3kg/cm2)を得た。
F.市販の450型エアゾール缶にジクロロペンタフルオロ
プロパン225mlを入れ、次いでフロン134a50mlを充填し
た後、更に圧縮ガス(窒素ガス)0.5gを充填してエアゾ
ール型洗浄剤(充填圧5kg/cm2)を得た。
プロパン225mlを入れ、次いでフロン134a50mlを充填し
た後、更に圧縮ガス(窒素ガス)0.5gを充填してエアゾ
ール型洗浄剤(充填圧5kg/cm2)を得た。
G.市販の300型エアゾール缶にゴム揮発油(ガソリン)2
00mlを入れ、次いでフロン134a50mlを充填した後、更に
圧縮ガス(炭酸ガス)4gを充填してエアゾール型洗浄剤
(充填圧5.5kg/cm2)を得た。
00mlを入れ、次いでフロン134a50mlを充填した後、更に
圧縮ガス(炭酸ガス)4gを充填してエアゾール型洗浄剤
(充填圧5.5kg/cm2)を得た。
H.市販の450型エアゾール缶に1.1.2.2テトラクロロ1.2
ジフルオルエタン80重量%と塩化メチレン20重量%との
混合物210mlとフロン134a240mlとを充填してエアゾール
型洗浄剤(充填圧4.3kg/cm2)を得た。
ジフルオルエタン80重量%と塩化メチレン20重量%との
混合物210mlとフロン134a240mlとを充填してエアゾール
型洗浄剤(充填圧4.3kg/cm2)を得た。
3.エアゾール型速乾式現像剤 1.1.1.1トリクロエタン92重量%に炭酸マグネシウム銀
星(神島化学製)6.5重量%及びエロジール#200(日本
アエロジール製)1.5重量%を分散させて速乾式現像剤
を調製し、市販の450型エアゾール缶に当該現像剤225ml
とフロン134a225mlとを充填してエアゾール型速乾式現
像剤(充填圧4.3kg/cm2)を得た。
星(神島化学製)6.5重量%及びエロジール#200(日本
アエロジール製)1.5重量%を分散させて速乾式現像剤
を調製し、市販の450型エアゾール缶に当該現像剤225ml
とフロン134a225mlとを充填してエアゾール型速乾式現
像剤(充填圧4.3kg/cm2)を得た。
J.ジクロロペンタフルオロプロパン89重量%に炭酸マグ
ネシウム銀星(神島化学製)6重量%及びカープレック
ス#1120(塩野義製薬製)4重量%を分散させて速乾式
現像剤を調製し、市販の450型エアゾール缶に当該現像
剤225mlを入れ、次いでフロン134a50mlを充填した後、
更に圧縮ガス(窒素ガス)0.5gを充填してエアゾール型
速乾式現像剤(充填圧5.5kg/cm2)を得た。
ネシウム銀星(神島化学製)6重量%及びカープレック
ス#1120(塩野義製薬製)4重量%を分散させて速乾式
現像剤を調製し、市販の450型エアゾール缶に当該現像
剤225mlを入れ、次いでフロン134a50mlを充填した後、
更に圧縮ガス(窒素ガス)0.5gを充填してエアゾール型
速乾式現像剤(充填圧5.5kg/cm2)を得た。
K.イソプロピルアルコール92重量%にT.T炭酸マグネシ
ウム(徳山ソーダ製)6重量%及びエロジール#200
(日本アエロジール製)2重量%を分散させて速乾式現
像剤を調製し、市販の300型エアゾール缶に当該現像剤
を入れ、次いでフロン134a50mlを充填した後、更に圧縮
ガス(炭酸ガス)4gを充填してエアゾール型速乾式現像
剤(充填圧5.5kg/cm2)を得た。
ウム(徳山ソーダ製)6重量%及びエロジール#200
(日本アエロジール製)2重量%を分散させて速乾式現
像剤を調製し、市販の300型エアゾール缶に当該現像剤
を入れ、次いでフロン134a50mlを充填した後、更に圧縮
ガス(炭酸ガス)4gを充填してエアゾール型速乾式現像
剤(充填圧5.5kg/cm2)を得た。
L.1.1.2.2テトラクロロ1.2ジフルオルエタン81重量%と
n−ヘプタン8重量%とオルベン(白石工業製)との混
合物に炭酸カルシウムPC(白石工業製)を分散させて速
乾式現像剤を調製し、市販の450型エアゾール缶に当該
浸透液210mlとフロン134a240mlとを充填してエアゾール
型速乾式現像剤(充填圧4.3kg/cm2)を得た。
n−ヘプタン8重量%とオルベン(白石工業製)との混
合物に炭酸カルシウムPC(白石工業製)を分散させて速
乾式現像剤を調製し、市販の450型エアゾール缶に当該
浸透液210mlとフロン134a240mlとを充填してエアゾール
型速乾式現像剤(充填圧4.3kg/cm2)を得た。
4.溶剤除去性染色浸透探傷試験評価結果 (1) 米国軍隊規格MIL−1−25135Dによって、1−
A〜Cのエアゾール型溶剤除去性染色浸透液と前出スー
パーチェックUP-NUとの性能比較を行った。
A〜Cのエアゾール型溶剤除去性染色浸透液と前出スー
パーチェックUP-NUとの性能比較を行った。
即ち、同規格にもとづき作成した焼割れ2024アルミニ
ウム合金試験片(厚さ8mmで76mm×51mmの長方形板体の
表面中央部に2mm×2mmの溝を設けて二分割し、一方をA
面、他方をB面としたもの)を用い、A面には1−Aの
エアゾール型溶剤除去性染色浸透液を試験面から約20cm
離して均一にスプレーし、B面にはスーパーチェックUP
-NUを試験面から約20cm離して均一にスプレーし、10分
間放置した後、両面を乾燥した清浄な紙タオルで拭いて
余剰浸透液を拭きとり、その後、前出スーパーチェック
UR-NUをスプレーして染み込ませた紙タオルで両面を拭
いてさらに余剰浸透液を拭きとった。次いで、前出スー
パーチェックUD-NUを試験面から約30cm離して両面に均
一にスプレーし、5分間放置後、両面の欠陥指示模様を
目視で比較したところ、両面の検出感度は同等であっ
た。
ウム合金試験片(厚さ8mmで76mm×51mmの長方形板体の
表面中央部に2mm×2mmの溝を設けて二分割し、一方をA
面、他方をB面としたもの)を用い、A面には1−Aの
エアゾール型溶剤除去性染色浸透液を試験面から約20cm
離して均一にスプレーし、B面にはスーパーチェックUP
-NUを試験面から約20cm離して均一にスプレーし、10分
間放置した後、両面を乾燥した清浄な紙タオルで拭いて
余剰浸透液を拭きとり、その後、前出スーパーチェック
UR-NUをスプレーして染み込ませた紙タオルで両面を拭
いてさらに余剰浸透液を拭きとった。次いで、前出スー
パーチェックUD-NUを試験面から約30cm離して両面に均
一にスプレーし、5分間放置後、両面の欠陥指示模様を
目視で比較したところ、両面の検出感度は同等であっ
た。
1−B、Cのエアゾール型溶剤除去性染色浸透探液に
ついても上記と同じ性能比較を行ったが、いづれもスー
パーチェックUP-NUと同等であった。
ついても上記と同じ性能比較を行ったが、いづれもスー
パーチェックUP-NUと同等であった。
また、I−Dのエアゾール型溶剤除去性螢光浸透液に
ついては、比較品として前出スーパーグローOD-6000を
用い、洗浄剤には前出スーパーグローR−II、乾式現像
剤には前出スーパーグローDN-600Sを用いて、上記と同
様(目視での比較は紫外線灯照射下で行った。)の性能
比較を行ったが、検出感度は同等であった。
ついては、比較品として前出スーパーグローOD-6000を
用い、洗浄剤には前出スーパーグローR−II、乾式現像
剤には前出スーパーグローDN-600Sを用いて、上記と同
様(目視での比較は紫外線灯照射下で行った。)の性能
比較を行ったが、検出感度は同等であった。
(2) (1)と同じ規格によって、2−E〜Gのエア
ゾール型洗浄剤と前出スーパーチェックUR-NUとの性能
比較を行った。
ゾール型洗浄剤と前出スーパーチェックUR-NUとの性能
比較を行った。
即ち(1)と同じ試験片のA、B両面に試験面から約
20cm離してスーパーチェックUP-NUを均一にスプレー
し、10分間放置した後、両面を乾燥した洗浄な紙タオル
で拭いて余剰浸透液を拭きとり、その後、A面は2−E
のエアゾール型洗浄剤をスプレーして染み込ませた紙タ
オルで拭き、B面はスーパーチェックUR-NUをスプレー
して染み込ませた紙タオルで拭いて、さらに余剰浸透液
を拭きとった。次いで、スーパーチェックUD-NUを試験
面から約30cm離して両面に均一にスプレーし、5分間放
置後、両面の欠陥指示模様を目視で比較したところ、両
面の検出感度は同等であった。
20cm離してスーパーチェックUP-NUを均一にスプレー
し、10分間放置した後、両面を乾燥した洗浄な紙タオル
で拭いて余剰浸透液を拭きとり、その後、A面は2−E
のエアゾール型洗浄剤をスプレーして染み込ませた紙タ
オルで拭き、B面はスーパーチェックUR-NUをスプレー
して染み込ませた紙タオルで拭いて、さらに余剰浸透液
を拭きとった。次いで、スーパーチェックUD-NUを試験
面から約30cm離して両面に均一にスプレーし、5分間放
置後、両面の欠陥指示模様を目視で比較したところ、両
面の検出感度は同等であった。
2−F,Gのエアゾール型洗浄剤についても上記と同じ
性能比較を行ったが、いづれもスーパーチェックUR-NU
と同等であった。
性能比較を行ったが、いづれもスーパーチェックUR-NU
と同等であった。
また、2−Hのエアゾール型洗浄剤については、比較
品として前出スーパーグローR−IIを用い、浸透液には
前出スーパーグローOD-6000、速乾式現像剤には前出ス
ーパーグローDN-600Sを用いて、上記と同様(目視での
比較は紫外線灯照射下で行った。)の性能比較を行った
が、検出感度は同等であった。
品として前出スーパーグローR−IIを用い、浸透液には
前出スーパーグローOD-6000、速乾式現像剤には前出ス
ーパーグローDN-600Sを用いて、上記と同様(目視での
比較は紫外線灯照射下で行った。)の性能比較を行った
が、検出感度は同等であった。
(3) (1)と同じ規格によって、3−I〜Kのエア
ゾール型速乾式現像剤と前出スーパーチェックUD-NUと
の性能比較を行った。
ゾール型速乾式現像剤と前出スーパーチェックUD-NUと
の性能比較を行った。
即ち、(1)と同じ試験片のA、B両面に試験面から
約20cm離してスーパーチェックUP-NUを均一にスプレー
し、10分間放置した後、両面を乾燥した清浄な紙タオル
で拭いて余剰浸透液を拭きとり、その後、スーパーチェ
ックUR-NUをスプレーして染み込ませた紙タオルで両面
を拭いてさらに余剰浸透液を拭きとった。次いで、B面
をマスクして現像剤が付着しない状態とし、3−Iのエ
アゾール型速乾式現像剤を試験面から約30cm離してA面
に均一にスプレーし、直ちにA面をマスクして現像剤が
付着しない状態とし、B面のマスクをはがしてスーパー
チェックUD-NUを試験面から約30cm離してB面に均一に
スプレーし、次いでA面のマスクをはがして、5分間放
置後、両面の欠陥指示模様を目視で比較したところ、両
面の検出感度は同等であった。
約20cm離してスーパーチェックUP-NUを均一にスプレー
し、10分間放置した後、両面を乾燥した清浄な紙タオル
で拭いて余剰浸透液を拭きとり、その後、スーパーチェ
ックUR-NUをスプレーして染み込ませた紙タオルで両面
を拭いてさらに余剰浸透液を拭きとった。次いで、B面
をマスクして現像剤が付着しない状態とし、3−Iのエ
アゾール型速乾式現像剤を試験面から約30cm離してA面
に均一にスプレーし、直ちにA面をマスクして現像剤が
付着しない状態とし、B面のマスクをはがしてスーパー
チェックUD-NUを試験面から約30cm離してB面に均一に
スプレーし、次いでA面のマスクをはがして、5分間放
置後、両面の欠陥指示模様を目視で比較したところ、両
面の検出感度は同等であった。
3−J、Kのエアゾール型速乾式現像剤についても上
記と同じ性能比較を行ったが、いづれもスーパーチェッ
クUD-NUと同等であった。
記と同じ性能比較を行ったが、いづれもスーパーチェッ
クUD-NUと同等であった。
また、3−Lのエアゾール型速乾式現像剤については
比較品として前出スーパーグローDN-600Sを用い、浸透
液にはスーパーグローOD6000、洗浄剤には前出スーパー
グローR−IIを用いて、上記と同様(目視での比較は紫
外線灯照射下で行った。)の性能比較を行ったが、検出
感度は同等であった。
比較品として前出スーパーグローDN-600Sを用い、浸透
液にはスーパーグローOD6000、洗浄剤には前出スーパー
グローR−IIを用いて、上記と同様(目視での比較は紫
外線灯照射下で行った。)の性能比較を行ったが、検出
感度は同等であった。
5.溶剤除去性浸透探傷試験例 JIS−Z−2343-1982規格の感度試験用A型対比試験片
に、1−Aのエアゾール型溶剤除去性染色浸透液を試験
面から約15cm離して均一にスプレーし、5分間放置する
浸透処理を行った後、当該試験片を乾いたウエスによっ
てカラ拭きし、続いて2−Eのエアゾール型洗浄剤をス
プレーして染み込ませたウエスで余剰浸透液を拭きとる
除去処理を行い、次いで当該試験片に3−1のエアゾー
ル型速乾式現像剤を試験面から約30cm離して均一にスプ
レーし、厚さ約30μmの薄層を形成して7分間放置する
現像処理を行った後、当該試験片を目視によって観察し
たところ、白地に鮮明な赤色の欠陥指示ニジミ模様が明
瞭に認められた。
に、1−Aのエアゾール型溶剤除去性染色浸透液を試験
面から約15cm離して均一にスプレーし、5分間放置する
浸透処理を行った後、当該試験片を乾いたウエスによっ
てカラ拭きし、続いて2−Eのエアゾール型洗浄剤をス
プレーして染み込ませたウエスで余剰浸透液を拭きとる
除去処理を行い、次いで当該試験片に3−1のエアゾー
ル型速乾式現像剤を試験面から約30cm離して均一にスプ
レーし、厚さ約30μmの薄層を形成して7分間放置する
現像処理を行った後、当該試験片を目視によって観察し
たところ、白地に鮮明な赤色の欠陥指示ニジミ模様が明
瞭に認められた。
1−Bのエアゾール型溶剤除去性染色浸透液、2−F
のエアゾール型洗浄剤及び3−Jのエアゾール型速乾式
現像剤の組合せ並びに1−Cのエアゾール型溶剤除去性
染色浸透液、2−Gのエアゾール型洗浄剤及び3−Kの
エアゾール型乾式の組合せによって、上記と同じ探傷試
験を行ったが、いずれの組合せの場合にも、白地に鮮明
な赤色の欠陥指示ニジミ模様が明瞭に認められた。
のエアゾール型洗浄剤及び3−Jのエアゾール型速乾式
現像剤の組合せ並びに1−Cのエアゾール型溶剤除去性
染色浸透液、2−Gのエアゾール型洗浄剤及び3−Kの
エアゾール型乾式の組合せによって、上記と同じ探傷試
験を行ったが、いずれの組合せの場合にも、白地に鮮明
な赤色の欠陥指示ニジミ模様が明瞭に認められた。
また、1−Dのエアゾール型溶剤除去性螢光浸透液、
2−Hのエアゾール型洗浄剤及び3−Lのエアゾール型
乾式現像剤の組合せによって上記と同様(目視での比較
は紫外線灯照射下で行った。)の探傷試験を行ったとこ
ろ、鮮明な黄緑色の螢光欠陥指示模様が明瞭に認められ
た。
2−Hのエアゾール型洗浄剤及び3−Lのエアゾール型
乾式現像剤の組合せによって上記と同様(目視での比較
は紫外線灯照射下で行った。)の探傷試験を行ったとこ
ろ、鮮明な黄緑色の螢光欠陥指示模様が明瞭に認められ
た。
6.エアゾール性能 1−A〜Dの各エアゾール型溶剤除去性染色又は螢光
浸透液、2−E〜Hの各エアゾール型洗浄剤及び3−I
〜Lの各エアゾール型速乾式現像剤は、全て、スプレー
時には均一な噴霧状態が得られるとともに、内容物が全
部出尽くしてしまうまで均一且つ一定の噴霧が行えたこ
とを確認した。
浸透液、2−E〜Hの各エアゾール型洗浄剤及び3−I
〜Lの各エアゾール型速乾式現像剤は、全て、スプレー
時には均一な噴霧状態が得られるとともに、内容物が全
部出尽くしてしまうまで均一且つ一定の噴霧が行えたこ
とを確認した。
本発明に係るエアゾール型浸透探傷剤は、オゾン層破
壊の問題を惹起することなく、しかも、従来のエアゾー
ル型信号探傷剤を用いる場合と同様の精度の高い探傷結
果が得られるものである。
壊の問題を惹起することなく、しかも、従来のエアゾー
ル型信号探傷剤を用いる場合と同様の精度の高い探傷結
果が得られるものである。
従って、本発明は、環境保護が要請される今日にあっ
て、安心して溶剤除去性浸透探傷試験方法が実施できる
という顕著な効果を奏するものといえる。
て、安心して溶剤除去性浸透探傷試験方法が実施できる
という顕著な効果を奏するものといえる。
Claims (6)
- 【請求項1】溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いる染
料、ベース溶剤及び希釈溶剤を必須成分とする溶剤除去
性染色又は蛍光浸透液を噴射剤とともにエアゾール缶に
封入してなるエアゾール型溶剤除去性染色又は蛍光浸透
液において、前記噴射剤がフロン134aであり、該フロン
134aと前記浸透液自体との容量比を1〜1.1対1にする
と共に充填圧を3〜4kg/cm2としたことを特徴とする溶
剤除去性浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型溶剤除
去性染色又は蛍光浸透液。 - 【請求項2】溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いる染
料、ベース溶剤及び希釈溶剤を必須成分とする溶剤除去
性染色又は蛍光浸透液を噴射剤とともにエアゾール缶に
封入してなるエアゾール型溶剤除去性染色又は蛍光浸透
液において、前記噴射剤がフロン134aと窒素ガス、炭酸
ガス及び空気から選ばれる圧縮ガスとであり、該フロン
134gと前記浸透液自体との容量比を0.1〜0.3対1とする
と共に充填圧を5〜6kg/cm2としたことを特徴とする溶
剤除去性浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型溶剤除
去性染色又は蛍光浸透液。 - 【請求項3】溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いる揮発
性有機溶剤を必須成分とする洗浄剤を噴射剤とともにエ
アゾール缶に封入してなるエアゾール型洗浄剤におい
て、前記噴射剤がフロン134aであり、該フロン134aと前
記浸透液自体との容量比を1〜1.1対1にすると共に充
填圧を3〜4kg/cm2としたことを特徴とする溶剤除去性
浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型洗浄剤。 - 【請求項4】溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いる揮発
性有機溶剤を必須成分とする洗浄剤を噴射剤とともにエ
アゾール缶に封入してなるエアゾール型洗浄剤におい
て、前記噴射剤がフロン134aと窒素ガス、炭酸ガス及び
空気から選ばれる圧縮ガスとであり、該フロン134aと前
記洗浄剤自体との容量比を0.1〜0.3対1とすると共に充
填圧を5〜6kg/cm2としたことを特徴とする溶剤除去性
浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型洗浄剤。 - 【請求項5】溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いる白色
微粉末及び揮発性有機溶剤を必須成分とする速乾式現像
剤を噴射剤とともにエアゾール缶に封入してなるエアゾ
ール型速乾式現像剤において、前記噴射剤がフロン134a
であり、該フロン134aと前記速乾式現像剤自体との容量
比を1〜1.1対1にすると共に充填圧を3〜4kg/cm2とし
たことを特徴とする溶剤除去性浸透探傷試験方法に用い
るエアゾール型速乾式現像剤。 - 【請求項6】溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いる白色
微粉末及び揮発性有機溶剤を必須成分とする速乾式現像
剤を噴射剤とともにエアゾール缶に封入してなるエアゾ
ール型速乾式現像剤において、前記噴射剤がフロン134a
と窒素ガス、炭酸ガス及び空気から選ばれる圧縮ガスと
であり、該フロン134aと前記速乾式現像剤自体との容量
比を0.1〜0.3対1にすると共に充填圧を5〜6kg/cm2と
したことを特徴とする溶剤除去性浸透探傷試験方法に用
いるエアゾール型速乾式現像剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1336270A JP2607962B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型浸透液、エアゾール型洗浄剤及びエアゾール型現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1336270A JP2607962B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型浸透液、エアゾール型洗浄剤及びエアゾール型現像剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03197851A JPH03197851A (ja) | 1991-08-29 |
JP2607962B2 true JP2607962B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=18297377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1336270A Expired - Lifetime JP2607962B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 溶剤除去性浸透探傷試験方法に用いるエアゾール型浸透液、エアゾール型洗浄剤及びエアゾール型現像剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607962B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013213369B3 (de) * | 2013-07-09 | 2014-10-23 | MTU Aero Engines AG | Verfahren zur zerstörungsfreien Prüfung von Werkstückoberflächen |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5280282A (en) * | 1975-12-27 | 1977-07-05 | Daikin Ind Ltd | Aerosol propellant |
-
1989
- 1989-12-27 JP JP1336270A patent/JP2607962B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03197851A (ja) | 1991-08-29 |
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