JP3210941B2 - 自己平衡化二極空気イオン化器 - Google Patents
自己平衡化二極空気イオン化器Info
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- JP3210941B2 JP3210941B2 JP51461991A JP51461991A JP3210941B2 JP 3210941 B2 JP3210941 B2 JP 3210941B2 JP 51461991 A JP51461991 A JP 51461991A JP 51461991 A JP51461991 A JP 51461991A JP 3210941 B2 JP3210941 B2 JP 3210941B2
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T23/00—Apparatus for generating ions to be introduced into non-enclosed gases, e.g. into the atmosphere
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J27/00—Ion beam tubes
Landscapes
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- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、空気のイオン含有量を増大させるための装
置に係り、特に正イオン及び負イオンの両者を発生する
空気イオン化器に関する。
置に係り、特に正イオン及び負イオンの両者を発生する
空気イオン化器に関する。
(従来の技術) 室内の空気のイオン含有量を増大させることは種々の
理由から望ましい場合がある。例えば、負イオン含有量
が高いと、空気を新鮮にし、この空気を呼吸する人に生
理学的に有益な効果を及ぼす。いずれの極性の空気イオ
ンも、ほこりや花粉、煙等の微粒子に電荷を分け与える
ことによりこれらを取り去る働きをする。帯電した粒子
は静電的に壁やその他の付近の表面に引き付けられ、こ
れらの表面に付着する傾向がある。
理由から望ましい場合がある。例えば、負イオン含有量
が高いと、空気を新鮮にし、この空気を呼吸する人に生
理学的に有益な効果を及ぼす。いずれの極性の空気イオ
ンも、ほこりや花粉、煙等の微粒子に電荷を分け与える
ことによりこれらを取り去る働きをする。帯電した粒子
は静電的に壁やその他の付近の表面に引き付けられ、こ
れらの表面に付着する傾向がある。
イオン化器の使用法の中には正及び負の両イオンを発
生することが必要なものもある。両タイプのイオンが高
濃度であると、室内の物体の静電気が蓄積するのを抑圧
するように作用することが見出されたことは注目に値す
る。静電電荷は反対極性の空気イオンを引き付け、引き
付けられたイオンは次に静電電荷を中和する。マイクロ
チップやその他の小型化した電子部品が製造されるクリ
ーンルームのようなある種の工業的操作においては、こ
のことは特別の価値を有する場合がある。静電電荷の蓄
積はこのような生産品に汚染物質を引き付け、またマイ
クロチップ類を直接に破壊する場合もある。
生することが必要なものもある。両タイプのイオンが高
濃度であると、室内の物体の静電気が蓄積するのを抑圧
するように作用することが見出されたことは注目に値す
る。静電電荷は反対極性の空気イオンを引き付け、引き
付けられたイオンは次に静電電荷を中和する。マイクロ
チップやその他の小型化した電子部品が製造されるクリ
ーンルームのようなある種の工業的操作においては、こ
のことは特別の価値を有する場合がある。静電電荷の蓄
積はこのような生産品に汚染物質を引き付け、またマイ
クロチップ類を直接に破壊する場合もある。
イオン化装置の一つの有利なタイプでは、鋭く尖った
電極が設けられ、それに対して数千ボルト程度の高電圧
が印加され、またそれは周囲の空気に曝されている。正
及び負の高電圧が異なる電極に印加され、又は同一の電
極に交互に印加される。該電極の尖った先端の近辺に発
生する強い電界により付近の空気の成分要素であるガス
の分子が正及び負のイオンに変換される。高電圧の極性
と反対極性を有するイオンは電極に引き付けられて中和
される。高電圧と同一の極性のイオンは、電極によりま
た互いに反発されて周囲の空中に分散する。イオンの分
散は通常電極領域から出て室内へ流れる空気流の方向に
より加速される。
電極が設けられ、それに対して数千ボルト程度の高電圧
が印加され、またそれは周囲の空気に曝されている。正
及び負の高電圧が異なる電極に印加され、又は同一の電
極に交互に印加される。該電極の尖った先端の近辺に発
生する強い電界により付近の空気の成分要素であるガス
の分子が正及び負のイオンに変換される。高電圧の極性
と反対極性を有するイオンは電極に引き付けられて中和
される。高電圧と同一の極性のイオンは、電極によりま
た互いに反発されて周囲の空中に分散する。イオンの分
散は通常電極領域から出て室内へ流れる空気流の方向に
より加速される。
予め定めた正負の比のイオンを発生することが通常望
ましく、多くの場合これらのイオンは正負同数に発生さ
れる。このような平衡は最初は空気流のイオン含有量を
イオン検出器で測定し、所望の平衡を得るのに必要な1
本またはそれ以上の電極の高電圧を調整することにより
得られる。
ましく、多くの場合これらのイオンは正負同数に発生さ
れる。このような平衡は最初は空気流のイオン含有量を
イオン検出器で測定し、所望の平衡を得るのに必要な1
本またはそれ以上の電極の高電圧を調整することにより
得られる。
正及び負のイオン生産量の最初の平衡は通常一定期間
に渡って接続しない。電極の腐食や商用線間電圧のゆら
ぎのような種々の要因により負イオン生産量に対する正
イオン生産量の比が変化することがある。このことは極
めて有害な効果を及ぼす場合がある。一方の型のイオン
が他方に対して過剰であると、装置は静電電荷を抑制す
るように作用するよりも該電荷を室内の物質に分け与え
ることがある。
に渡って接続しない。電極の腐食や商用線間電圧のゆら
ぎのような種々の要因により負イオン生産量に対する正
イオン生産量の比が変化することがある。このことは極
めて有害な効果を及ぼす場合がある。一方の型のイオン
が他方に対して過剰であると、装置は静電電荷を抑制す
るように作用するよりも該電荷を室内の物質に分け与え
ることがある。
この問題にはこれまで典型的には負イオン対正イオン
の比の何らかの変化を検出するために空気流経路に空気
イオン検出センサを配置することにより対処してきた。
センサはフィードバックシステムに接続され、該フィー
ドバックシステムは、元来の正及び負イオンの生産量の
平衡を回復するのに必要なような電極電圧又は電極への
エネルギー付与の期間の継続時間を調整することにより
センサ信号の変化に応答する。
の比の何らかの変化を検出するために空気流経路に空気
イオン検出センサを配置することにより対処してきた。
センサはフィードバックシステムに接続され、該フィー
ドバックシステムは、元来の正及び負イオンの生産量の
平衡を回復するのに必要なような電極電圧又は電極への
エネルギー付与の期間の継続時間を調整することにより
センサ信号の変化に応答する。
(発明が解決しようとする課題) このようなイオンセンサ、フィードバック部品及び電
圧調整手段は、イオン化装置のコストを上げ、複雑さを
増し及び容積を大きく増大させる。このような複雑化を
もたらさずに正イオン及び負イオンの平衡のとれた生産
量を本質的に維持する空気イオン化器は、明らかに有利
であろう。
圧調整手段は、イオン化装置のコストを上げ、複雑さを
増し及び容積を大きく増大させる。このような複雑化を
もたらさずに正イオン及び負イオンの平衡のとれた生産
量を本質的に維持する空気イオン化器は、明らかに有利
であろう。
もし装置が物体上の静電電荷を創り出すよりも抑制す
ることができれば、空気流中の正及び負のイオンは当然
完全に混合される。この条件は、異なった極性のイオン
が異なる電極で又は同一の電極で異なった時間周期で生
成されるため、直ちには満たされない。このような混合
は、空気流がイオン化装置から離れて進むにつれて徐々
に発生するが、これまでは一つの極性で不完全に混合し
て濃縮したイオンに物体がさらされるのを避けるために
保護すべき物体からイオン化器を相当大きな距離だけ離
して置くことが必要であった。静電電荷を抑制すべき物
体にイオン化器をより近づけることができれば、多くの
場合により便利であろう。
ることができれば、空気流中の正及び負のイオンは当然
完全に混合される。この条件は、異なった極性のイオン
が異なる電極で又は同一の電極で異なった時間周期で生
成されるため、直ちには満たされない。このような混合
は、空気流がイオン化装置から離れて進むにつれて徐々
に発生するが、これまでは一つの極性で不完全に混合し
て濃縮したイオンに物体がさらされるのを避けるために
保護すべき物体からイオン化器を相当大きな距離だけ離
して置くことが必要であった。静電電荷を抑制すべき物
体にイオン化器をより近づけることができれば、多くの
場合により便利であろう。
本発明は、上に論じた問題の1又はそれ以上を克服す
ることを目的とするものである。
ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の一つの態様では、空気イオン化装置は、離れ
て置かれ、環境空気に暴露される少なくとも一対の電極
を含んでいる。高電圧電源は、回路接合部と、該接合部
と第一の電極との間に接続された第一の高電圧発生回路
と、該接合部と第二の電極との間に接続された第二の高
電圧発生回路とを有する。これらの高電圧発生回路は、
第一及び第二の電極に互いに反対の極性の電圧を印加す
る。電極と、回路接合部と、第一及び第二の高電圧発生
回路とを含む高電圧電源の高電圧領域は、直流を導通で
きるアースへの接続から電気的に絶縁される。電極に
は、本来初期の非平衡が発生した場合に正及び負のイオ
ンの平衡のとれた出力を維持する直流バイアス電圧が与
えられる。
て置かれ、環境空気に暴露される少なくとも一対の電極
を含んでいる。高電圧電源は、回路接合部と、該接合部
と第一の電極との間に接続された第一の高電圧発生回路
と、該接合部と第二の電極との間に接続された第二の高
電圧発生回路とを有する。これらの高電圧発生回路は、
第一及び第二の電極に互いに反対の極性の電圧を印加す
る。電極と、回路接合部と、第一及び第二の高電圧発生
回路とを含む高電圧電源の高電圧領域は、直流を導通で
きるアースへの接続から電気的に絶縁される。電極に
は、本来初期の非平衡が発生した場合に正及び負のイオ
ンの平衡のとれた出力を維持する直流バイアス電圧が与
えられる。
本発明の他の態様では、自己平衡化空気イオン化器
が、内部室と、空間的に離れた空気取入口及び出口の通
路とを有するハウジングを含む。回転ファンが該ハウジ
ングを通る空気流を創り出す。少なくとも一対の空間的
に離れた空気イオン化電極がハウジング内に設けられ、
アースから絶縁される。高電圧電源は、回路接合部と、
該接合部と第一の電極との間に接続された第一の高電圧
発生回路と、該接合部と第二の電極との間に接続された
第二の高電圧発生回路とを有する。第一及び第二の高電
圧発生回路は、少なくとも任意の与えられた時間に第一
及び第二の電極に互いに反対の極性の電圧を印加する。
回路接合部と、電極と、第一及び第二の高電圧発生回路
とは、アースへのいかなる直流導通経路からも完全に絶
縁されている。
が、内部室と、空間的に離れた空気取入口及び出口の通
路とを有するハウジングを含む。回転ファンが該ハウジ
ングを通る空気流を創り出す。少なくとも一対の空間的
に離れた空気イオン化電極がハウジング内に設けられ、
アースから絶縁される。高電圧電源は、回路接合部と、
該接合部と第一の電極との間に接続された第一の高電圧
発生回路と、該接合部と第二の電極との間に接続された
第二の高電圧発生回路とを有する。第一及び第二の高電
圧発生回路は、少なくとも任意の与えられた時間に第一
及び第二の電極に互いに反対の極性の電圧を印加する。
回路接合部と、電極と、第一及び第二の高電圧発生回路
とは、アースへのいかなる直流導通経路からも完全に絶
縁されている。
なおこれ以上の本発明の態様においては、二極空気イ
オン化装置が、内部室と、少なくとも1個の空気取入口
通路及び少なくとも1個の空気出口通路とを有するハウ
ジングを含む。少なくとも一対の空間的に離れた電極が
ハウジング内に設けられ、環境空気に暴露される。本装
置は、環境空気中に正及び負の両者のイオンを発生する
ために正及び負の両電圧を含む高電圧を電極に印加する
ための高電圧供給手段を更に含む。ファンが、入口通路
を介してハウジング内に空気を引き込み、出口通路を通
ってハウジングの外部に空気を導く。該ファンは電極と
出口通路との間に配置され、空気流が出口通路に向かっ
て移動するにつれて正及び負のイオンの混合を促進す
る。
オン化装置が、内部室と、少なくとも1個の空気取入口
通路及び少なくとも1個の空気出口通路とを有するハウ
ジングを含む。少なくとも一対の空間的に離れた電極が
ハウジング内に設けられ、環境空気に暴露される。本装
置は、環境空気中に正及び負の両者のイオンを発生する
ために正及び負の両電圧を含む高電圧を電極に印加する
ための高電圧供給手段を更に含む。ファンが、入口通路
を介してハウジング内に空気を引き込み、出口通路を通
ってハウジングの外部に空気を導く。該ファンは電極と
出口通路との間に配置され、空気流が出口通路に向かっ
て移動するにつれて正及び負のイオンの混合を促進す
る。
制御された予め定めた高電圧レベルで電極が動作する
ことを確実にするために空気イオン化器電極に印加され
る電圧をアース基準とするのが従来のやり方であった。
これらの従来のイオン化器の大半は電圧逓昇変圧器を含
み、基準設定は典型的には、変圧器の二次巻線の一点を
直接アースに又は動作電流をイオン化器に供給する商用
電力導線の中立ワイヤに接続することによりなされる。
ところで私は、ある他の条件が達成された場合には、電
極を含む高電圧電源の高電圧側をアースから切り離すこ
とにより、このようなイオン化装置に本質的に平衡のと
れた正及び負のイオンの生産量を維持させることができ
ることを発見した。電極は、各電極から他の目的物への
イオン流の経路の導電率がほぼ等しくなり、各電極から
アースへの漏れ電流がほぼ等しくなるように配列され
る。特定の極性の帯電したイオンが電極により発生した
ときは、該電極には反対極性の等しい電荷が必要とな
る。この必要な電荷は、正及び負のイオンが正確に等し
く発生した場合には高電圧回路内で互いに相殺される。
本発明の高電圧回路からは直流電荷がアースに流れるこ
とのできる経路が存在しないので、反対極性のイオンの
発生が何らかの瞬間に減少すると特定の極性の電荷の蓄
積が起こる。このことにより、それによりイオン出力を
再び平衡させる反対極性のイオンの生産を増大する直流
電圧バイアスが電極上に創り出される。かくして、本イ
オン化装置は、平衡のとれたイオン出力を保証するため
のイオンセンサとフィードバック部品が不要なので、複
雑さが少なく、より小型でより経済的となし得る。
ことを確実にするために空気イオン化器電極に印加され
る電圧をアース基準とするのが従来のやり方であった。
これらの従来のイオン化器の大半は電圧逓昇変圧器を含
み、基準設定は典型的には、変圧器の二次巻線の一点を
直接アースに又は動作電流をイオン化器に供給する商用
電力導線の中立ワイヤに接続することによりなされる。
ところで私は、ある他の条件が達成された場合には、電
極を含む高電圧電源の高電圧側をアースから切り離すこ
とにより、このようなイオン化装置に本質的に平衡のと
れた正及び負のイオンの生産量を維持させることができ
ることを発見した。電極は、各電極から他の目的物への
イオン流の経路の導電率がほぼ等しくなり、各電極から
アースへの漏れ電流がほぼ等しくなるように配列され
る。特定の極性の帯電したイオンが電極により発生した
ときは、該電極には反対極性の等しい電荷が必要とな
る。この必要な電荷は、正及び負のイオンが正確に等し
く発生した場合には高電圧回路内で互いに相殺される。
本発明の高電圧回路からは直流電荷がアースに流れるこ
とのできる経路が存在しないので、反対極性のイオンの
発生が何らかの瞬間に減少すると特定の極性の電荷の蓄
積が起こる。このことにより、それによりイオン出力を
再び平衡させる反対極性のイオンの生産を増大する直流
電圧バイアスが電極上に創り出される。かくして、本イ
オン化装置は、平衡のとれたイオン出力を保証するため
のイオンセンサとフィードバック部品が不要なので、複
雑さが少なく、より小型でより経済的となし得る。
電極領域から室内にイオンを搬送する空気流を創り出
すためのファン類は、これまで電極とイオン化器への空
気の取入口との間の位置で電極より上流に置かれてき
た。本発明の他の態様では、ファンは電極とイオン化器
の出口との間で、正及び負のイオンの混合を加速する位
置に置かれる。このことによりイオン化器は、静電電荷
の蓄積から保護すべき対象により近く置くことができ
る。
すためのファン類は、これまで電極とイオン化器への空
気の取入口との間の位置で電極より上流に置かれてき
た。本発明の他の態様では、ファンは電極とイオン化器
の出口との間で、正及び負のイオンの混合を加速する位
置に置かれる。このことによりイオン化器は、静電電荷
の蓄積から保護すべき対象により近く置くことができ
る。
本発明は、他の態様及びその利益とともに、以下の実
施例の説明と添付の図面を参照することにより更に理解
できるであろう。
施例の説明と添付の図面を参照することにより更に理解
できるであろう。
(実施例) 図1及び2を参照すると、本発明の一実施例の二極空
気イオン化装置11は、この例では携帯できる矩形の箱で
ある中空のハウジング12を含む。ハウジング12は種々の
他の形状であってよく、ある場合にはイオン化装置の部
品がその中に実装された先在する構造により規定される
ものであってよい。
気イオン化装置11は、この例では携帯できる矩形の箱で
ある中空のハウジング12を含む。ハウジング12は種々の
他の形状であってよく、ある場合にはイオン化装置の部
品がその中に実装された先在する構造により規定される
ものであってよい。
ハウジング12は、幅広い空気取入口通路14を有する背
面壁13及び同様な空気排出通路17を有する正面壁16とを
有する。それぞれ複数の開口領域21を有するグリル18及
び19がそれぞれ正面壁16及び背面壁13に固定されて、人
の指や他のかなりな大きさの物がハウジング12内に入る
のを防止する。
面壁13及び同様な空気排出通路17を有する正面壁16とを
有する。それぞれ複数の開口領域21を有するグリル18及
び19がそれぞれ正面壁16及び背面壁13に固定されて、人
の指や他のかなりな大きさの物がハウジング12内に入る
のを防止する。
ハウジング12を通る空気流経路の一部は空気排出通路
17の後ろのハウジングの前面領域で円筒状ダクト22によ
り画定される。ダクト22はハウジングの正面壁16に取り
付けられてそれにより支持される。空気流24は、ダクト
22と同軸関係に位置決めされダクト方向に伸びたスパイ
ダーアーム27により支持された電気モータ26を有する回
転ファン25により創り出される。モータ26は、ファンの
羽根29が延びる同軸ハブ28を回転させる。
17の後ろのハウジングの前面領域で円筒状ダクト22によ
り画定される。ダクト22はハウジングの正面壁16に取り
付けられてそれにより支持される。空気流24は、ダクト
22と同軸関係に位置決めされダクト方向に伸びたスパイ
ダーアーム27により支持された電気モータ26を有する回
転ファン25により創り出される。モータ26は、ファンの
羽根29が延びる同軸ハブ28を回転させる。
副ハウジング32には、これから説明する空気流の経路
の外側に置くのが望ましいイオン化器の電気回路部品が
入れられ、この実施例ではこの副ハウジングは空気ダク
ト22の下側の中央に置かれる。空気流24のガスの分子
は、空気流中に伸び、それには高電圧が印加される複数
の針状電極34、35の鋭い先端33の直近の強い電界によっ
てイオン化される。イオンは実際は電極から発生するの
ではなく、電界と電極の先端33の近辺のガス分子との相
互作用によって創り出されるのであるが、しばしばイオ
ン放出器と、このような電極34、35は呼ばれる。本実施
例では絶縁ブラケット37を介してハウジングの内壁12に
取り付けられた電気絶縁体36から電極34、35が伸びてい
る。他の電極実装技術を用いてもよい。
の外側に置くのが望ましいイオン化器の電気回路部品が
入れられ、この実施例ではこの副ハウジングは空気ダク
ト22の下側の中央に置かれる。空気流24のガスの分子
は、空気流中に伸び、それには高電圧が印加される複数
の針状電極34、35の鋭い先端33の直近の強い電界によっ
てイオン化される。イオンは実際は電極から発生するの
ではなく、電界と電極の先端33の近辺のガス分子との相
互作用によって創り出されるのであるが、しばしばイオ
ン放出器と、このような電極34、35は呼ばれる。本実施
例では絶縁ブラケット37を介してハウジングの内壁12に
取り付けられた電気絶縁体36から電極34、35が伸びてい
る。他の電極実装技術を用いてもよい。
正電極34と負電極35を含む最小限2本の空間的に離れ
た電極は、本発明による自己平衡効果を得るのに必要な
もので、電極対を追加してイオン出力を増大してもよ
い。この実施例の場合には、図3を参照すると、ダクト
22とハウジングの背面壁13との間に置かれた2本の正電
極34と2本の負電極35とが存在する。2本の正電極34は
同一線上にあり、2本の負電極35もまた同一線上にあっ
て正電極に対して直交するように配置されている。4本
の電極34、35は更に同一平面上にあって、鋭い先端33は
電極配列の中心38から等距離に離れているのが望まし
く、この中心はダクト22の中心線及びファン25の回転軸
の直ぐ後ろにあるのが望ましい。
た電極は、本発明による自己平衡効果を得るのに必要な
もので、電極対を追加してイオン出力を増大してもよ
い。この実施例の場合には、図3を参照すると、ダクト
22とハウジングの背面壁13との間に置かれた2本の正電
極34と2本の負電極35とが存在する。2本の正電極34は
同一線上にあり、2本の負電極35もまた同一線上にあっ
て正電極に対して直交するように配置されている。4本
の電極34、35は更に同一平面上にあって、鋭い先端33は
電極配列の中心38から等距離に離れているのが望まし
く、この中心はダクト22の中心線及びファン25の回転軸
の直ぐ後ろにあるのが望ましい。
電極34,45から付近のアースされた何らかの導体への
又はアースに対して低抵抗の経路を介した帯電されたイ
オンの流れは所望の自己平衡効果を減じる。再び図2を
参照すると、アースに対して低抵抗となり得る部品をプ
ラスチック又は他の絶縁材料で形成するか又はこれらの
部品を絶縁物質層で被覆するかすることによりこのこと
を防止している。本実施例においては、グリル18及び19
を含むハウジング12、ダクト22、並びにファン25のハブ
28及び羽根29はすべて全体的に絶縁性プラスチックによ
り形成されている。モータ26及び回路副ハウジング32の
部分のような必然的に導電性であり、アースされる部品
は、絶縁物質の層39で被覆されている。
又はアースに対して低抵抗の経路を介した帯電されたイ
オンの流れは所望の自己平衡効果を減じる。再び図2を
参照すると、アースに対して低抵抗となり得る部品をプ
ラスチック又は他の絶縁材料で形成するか又はこれらの
部品を絶縁物質層で被覆するかすることによりこのこと
を防止している。本実施例においては、グリル18及び19
を含むハウジング12、ダクト22、並びにファン25のハブ
28及び羽根29はすべて全体的に絶縁性プラスチックによ
り形成されている。モータ26及び回路副ハウジング32の
部分のような必然的に導電性であり、アースされる部品
は、絶縁物質の層39で被覆されている。
再び図3を参照すると、空気イオン化器11のこの実施
例の電気回路は、オフ位置からロー又はハイ位置に手動
でずらすことのできる摺動導電部材42を有する制御スイ
ッチ41を含む。スイッチ41は、プラグ43と電力コード44
とを介して商用電源から交番電流を受ける。電力コード
44は一対の導体46と47とを有し、導体47は中立又はアー
スされた導体である。中立導体47は、ファンモータ25の
一端子48と高電圧電源51の一入力端子49に接続されてい
る。
例の電気回路は、オフ位置からロー又はハイ位置に手動
でずらすことのできる摺動導電部材42を有する制御スイ
ッチ41を含む。スイッチ41は、プラグ43と電力コード44
とを介して商用電源から交番電流を受ける。電力コード
44は一対の導体46と47とを有し、導体47は中立又はアー
スされた導体である。中立導体47は、ファンモータ25の
一端子48と高電圧電源51の一入力端子49に接続されてい
る。
制御スイッチ41は、更に第一の対をなす空間的に離れ
た接点52、53を含み、接点52、53は高電圧電源51の他の
入力端子54と他のファンモータ端子56にそれぞれ接続さ
れている。第二の対をなす離れた接点57、58はそれぞれ
電力導体46に接続されている。第三の空間的に離れた接
点61、62の組はそれぞれ高電圧電源端子54及びモータ端
子56に接続され、接点62とモータ端子56との接続は電圧
降下抵抗63を介してなされている。
た接点52、53を含み、接点52、53は高電圧電源51の他の
入力端子54と他のファンモータ端子56にそれぞれ接続さ
れている。第二の対をなす離れた接点57、58はそれぞれ
電力導体46に接続されている。第三の空間的に離れた接
点61、62の組はそれぞれ高電圧電源端子54及びモータ端
子56に接続され、接点62とモータ端子56との接続は電圧
降下抵抗63を介してなされている。
摺動部材42は、スイッチのオフの位置で接点57と58の
みを橋絡し、かくしてファン25と高電圧電源51とは付勢
されない。部材42は電力接点57と58を各々スイッチ41の
ロー位置で接点61と62とを橋絡し、それにより高電圧電
源51及びファン25の両者を付勢する。ファン25は、この
スイッチの設定ではファンモータ26にかかる電圧が抵抗
器63により減衰されるので、相対的に低速で回転する。
スイッチ41のハイの設定では、部材42は電力接点57、58
と接点52、53とを橋絡する。このことにより高電圧電源
51が再び付勢され、全電力がファンモータ26に送られ
て、より高い速度の空気流を装置内に発生させる。
みを橋絡し、かくしてファン25と高電圧電源51とは付勢
されない。部材42は電力接点57と58を各々スイッチ41の
ロー位置で接点61と62とを橋絡し、それにより高電圧電
源51及びファン25の両者を付勢する。ファン25は、この
スイッチの設定ではファンモータ26にかかる電圧が抵抗
器63により減衰されるので、相対的に低速で回転する。
スイッチ41のハイの設定では、部材42は電力接点57、58
と接点52、53とを橋絡する。このことにより高電圧電源
51が再び付勢され、全電力がファンモータ26に送られ
て、より高い速度の空気流を装置内に発生させる。
高電圧電源51は連続的な正の電圧を電極34に印加し、
連続的な負の電圧を電極35に印加する。これらの電圧は
典型的には3KVから20KVの大きさの範囲にあり、空気を
イオン化する。
連続的な負の電圧を電極35に印加する。これらの電圧は
典型的には3KVから20KVの大きさの範囲にあり、空気を
イオン化する。
電源51は、スイッチ41を介して電力入力端子54に伝送
される交番電流の正の半サイクルのみを受け取るように
配列された一次巻線66を有する電圧逓昇変圧器64を含
む。特に端子54は、抵抗器67及びダイオード68又は一次
巻線に負の半サイクルを遮断する他の一方向性回路素子
を介して一次巻線66の一端に接続されている。コンデン
サ69と他のダイオード71とが巻線66の他方の端子と中立
入力端子49との間に接続され、該ダイオードは正の電流
を端子49に伝送し反対方向の電流を遮断するように配置
されている。他の抵抗器72が同一のダイオード71を介し
て中立端子49に電力端子54を接続する。SCR(シリコン
制御整流器)73又は同様な回路素子が一次巻線66とコン
デンサ69との間に接続され、回路動作に関連して以下に
説明するように交番電流の負の半サイクルの間に前記コ
ンデンサを放電する。SCR73は、中立端子49に接続され
たゲート74により上記時間を導通するようにトリガされ
る。もう一つのダイオード76がSCR73に並列に接続さ
れ、コンデンサ69の放電に続いてリンギングすなわち発
振が発生するのを制御するために電流を反対方向に導通
する向きに配置されている。
される交番電流の正の半サイクルのみを受け取るように
配列された一次巻線66を有する電圧逓昇変圧器64を含
む。特に端子54は、抵抗器67及びダイオード68又は一次
巻線に負の半サイクルを遮断する他の一方向性回路素子
を介して一次巻線66の一端に接続されている。コンデン
サ69と他のダイオード71とが巻線66の他方の端子と中立
入力端子49との間に接続され、該ダイオードは正の電流
を端子49に伝送し反対方向の電流を遮断するように配置
されている。他の抵抗器72が同一のダイオード71を介し
て中立端子49に電力端子54を接続する。SCR(シリコン
制御整流器)73又は同様な回路素子が一次巻線66とコン
デンサ69との間に接続され、回路動作に関連して以下に
説明するように交番電流の負の半サイクルの間に前記コ
ンデンサを放電する。SCR73は、中立端子49に接続され
たゲート74により上記時間を導通するようにトリガされ
る。もう一つのダイオード76がSCR73に並列に接続さ
れ、コンデンサ69の放電に続いてリンギングすなわち発
振が発生するのを制御するために電流を反対方向に導通
する向きに配置されている。
変圧器64は、フェライトコアタイプが好ましく、本実
施例では100対1の電圧逓昇比を供給する二次巻線77を
備えている。もちろん他の逓昇比であってもよい。二次
巻線77の両端は、電源51の高電圧領域の第一及び第二の
回路接合部78及び79をそれぞれ規定する。正の高電圧を
充電するコンデンサ81は接合部78と正の電極34との間に
接続され、負の高電圧を充電するコンデンサ82は同じ接
合部と負の電極35との間に接続される。ダイオード83は
接合部79からの正の電圧をコンデンサ81に導通し、他方
のダイオード84は同じ接合部から負の電圧をコンデンサ
82に導通する。
施例では100対1の電圧逓昇比を供給する二次巻線77を
備えている。もちろん他の逓昇比であってもよい。二次
巻線77の両端は、電源51の高電圧領域の第一及び第二の
回路接合部78及び79をそれぞれ規定する。正の高電圧を
充電するコンデンサ81は接合部78と正の電極34との間に
接続され、負の高電圧を充電するコンデンサ82は同じ接
合部と負の電極35との間に接続される。ダイオード83は
接合部79からの正の電圧をコンデンサ81に導通し、他方
のダイオード84は同じ接合部から負の電圧をコンデンサ
82に導通する。
動作時にはロー又はハイのいずれかのスイッチ41の設
定位置でファン25が回転し、高電圧電源の入力端子49及
び54に交番電流を伝送する。交番電流の正の半サイクル
の間コンデンサ69は抵抗器67及びダイオード68を介して
充電される。正の電流は正の半サイクルの間抵抗器72及
びダイオード71を介して入力端子54から入力端子49へも
流れる。ダイオード71の両端間に発生する電圧降下は正
の半サイクルの間SCR73が導通状態に点弧されるのを防
止する。
定位置でファン25が回転し、高電圧電源の入力端子49及
び54に交番電流を伝送する。交番電流の正の半サイクル
の間コンデンサ69は抵抗器67及びダイオード68を介して
充電される。正の電流は正の半サイクルの間抵抗器72及
びダイオード71を介して入力端子54から入力端子49へも
流れる。ダイオード71の両端間に発生する電圧降下は正
の半サイクルの間SCR73が導通状態に点弧されるのを防
止する。
端子54の電圧が交番電流の各正の半サイクルに続いて
負に変わった時に、端子49からのゲート電圧によりSCR7
3が導通される。これにより一次巻線66と該SCRとを介し
てコンデンサ69の急激な放電が発生する。かくして、交
番電流の各負の半サイクルの間に、短い高電圧のスパイ
クが変圧器の二次巻線77に誘起される。コンデンサ81は
電圧スパイクが立ち上がっている間にダイオード83を介
して高い正の電圧に充電され、コンデンサ82は電圧スパ
イクが減少するにつれて高い負の電圧に充電される。
負に変わった時に、端子49からのゲート電圧によりSCR7
3が導通される。これにより一次巻線66と該SCRとを介し
てコンデンサ69の急激な放電が発生する。かくして、交
番電流の各負の半サイクルの間に、短い高電圧のスパイ
クが変圧器の二次巻線77に誘起される。コンデンサ81は
電圧スパイクが立ち上がっている間にダイオード83を介
して高い正の電圧に充電され、コンデンサ82は電圧スパ
イクが減少するにつれて高い負の電圧に充電される。
充電プロセスは負の半サイクルごとに再発生し、1サ
イクルの過程中に大量の放電を可能にするだけの十分に
高い導電率を有する放電経路が存在しないので、コンデ
ンサ81及び82はイオン化器11がターンオフするまで高い
正及び負の電圧に連続的に充電されたままとなる。かく
して、コンデンサ81及び82は正及び負の電極34及び35に
本質的に直流の電圧を印加する。その結果正のイオンが
電流35の先端で連続的に発生する。正のイオンは正電極
34の電荷により、また互いの電荷によって静電的に反撥
され、より小さい正又は中立又は負の電荷を有する近辺
の物体又は表面に引き付けられる。同様の効果が負の電
極35の先端で発生する。その結果、イオンはそれらが発
生した電極34又は35から離れて移動し、ハウジング12を
通る空気流と混合し、また互いに混合する。
イクルの過程中に大量の放電を可能にするだけの十分に
高い導電率を有する放電経路が存在しないので、コンデ
ンサ81及び82はイオン化器11がターンオフするまで高い
正及び負の電圧に連続的に充電されたままとなる。かく
して、コンデンサ81及び82は正及び負の電極34及び35に
本質的に直流の電圧を印加する。その結果正のイオンが
電流35の先端で連続的に発生する。正のイオンは正電極
34の電荷により、また互いの電荷によって静電的に反撥
され、より小さい正又は中立又は負の電荷を有する近辺
の物体又は表面に引き付けられる。同様の効果が負の電
極35の先端で発生する。その結果、イオンはそれらが発
生した電極34又は35から離れて移動し、ハウジング12を
通る空気流と混合し、また互いに混合する。
上述した空気イオン化装置11は本質的に正イオンと負
イオンの平衡の取れた等しい出力を維持し、これまで状
態が変わったときに平衡を維持するためにイオンセンサ
及びフィードバックシステムを用いることが必要であっ
たのが、状態の変化にもかかわらず平衡を維持し続け
る。本装置の幾つかの態様により自己平衡化がもたらさ
れる。
イオンの平衡の取れた等しい出力を維持し、これまで状
態が変わったときに平衡を維持するためにイオンセンサ
及びフィードバックシステムを用いることが必要であっ
たのが、状態の変化にもかかわらず平衡を維持し続け
る。本装置の幾つかの態様により自己平衡化がもたらさ
れる。
このような態様の第一では、電極34及び35、二次巻線
77、回路接合部78、79、コンデンサ81及びダイオード83
を含む回路の正の高電圧発生側86、並びにコンデンサ82
及びダイオード84を含む負の高電圧発生側がすべて、ア
ース及び直流を導通する可能性のあるあらゆる導通経路
から電気的に分離されている。したがって、高電圧電源
51の高電圧領域を構成するこれらの部品は電気的に浮遊
した状態にあり、正イオンと負イオンが閉じたシステム
を離れる割合で非平衡が存在する場合には、直流バイア
ス電圧を得ることができる。
77、回路接合部78、79、コンデンサ81及びダイオード83
を含む回路の正の高電圧発生側86、並びにコンデンサ82
及びダイオード84を含む負の高電圧発生側がすべて、ア
ース及び直流を導通する可能性のあるあらゆる導通経路
から電気的に分離されている。したがって、高電圧電源
51の高電圧領域を構成するこれらの部品は電気的に浮遊
した状態にあり、正イオンと負イオンが閉じたシステム
を離れる割合で非平衡が存在する場合には、直流バイア
ス電圧を得ることができる。
例えば、負イオンの出力に対して正イオンの出力が減
少している場合には、アースへの流出経路が提供されて
いないので、正イオンを発生する電極で負電荷が減少す
るのと同じ割合で正電荷が負イオン発生電極上に蓄積す
る。このことにより、電極34及び35並びに回路接合部78
及び79を含む電源51の高電圧領域に正の直流電圧バイア
スが発生する。このバイアスは、電極34の正電圧を増大
し、正イオン生産を増加し、電極35の負電圧を減少さ
せ、それにより負イオン出力を減少させる。正イオン及
び負イオンの生産は再び平衡化される。負イオン出力が
正イオン出力に対して減少した場合にも、この場合はバ
イアス電圧は負であるが、同様な再平衡化が発生する。
少している場合には、アースへの流出経路が提供されて
いないので、正イオンを発生する電極で負電荷が減少す
るのと同じ割合で正電荷が負イオン発生電極上に蓄積す
る。このことにより、電極34及び35並びに回路接合部78
及び79を含む電源51の高電圧領域に正の直流電圧バイア
スが発生する。このバイアスは、電極34の正電圧を増大
し、正イオン生産を増加し、電極35の負電圧を減少さ
せ、それにより負イオン出力を減少させる。正イオン及
び負イオンの生産は再び平衡化される。負イオン出力が
正イオン出力に対して減少した場合にも、この場合はバ
イアス電圧は負であるが、同様な再平衡化が発生する。
電極34及び35により生産されたイオンは、電極が互い
に接近している場合には、反対極性の電極により強く引
き付けられる。反対極性の電極に引き付けられたイオン
は電荷交換により中性化される。この効果により失われ
るイオンは、静電電荷から保護すべき対象にイオンが到
達する前に正及び負のイオンを混合するのに必要な実際
上与えられる程度まで電極を離しておくことにより最小
にすることができる。本発明の用法の中では、非常に正
確なイオン出力の平衡が必要とされ、ハウジング12の外
よりもむしろ反対極性の電極間で支配的であるようにイ
オンを流す間隔を例として含む比較的近接した電極間隔
とすることが望まし場合もある。電極34及び35の間隔を
減少させることが正及び負イオン出力の初期の非平衡に
対するシステムの応答を迅速にするようなシステムの適
用にはこのことは有利である。適当なイオン出力を維持
する必要性のために大半の状態で実際的な最小の電極間
隔が制限される。電極間隔を1インチ(2.54センチメー
トル)以下にすると、ほとんどすべてのイオン電流が電
極間にあって、極めてわずかなイオンしか空中に流出し
ない。上での議論に従って間隔を変えることができる
が、この特定の実施例では電極34及び35の先端は3イン
チ(7.62センチメートル)だけ離されている。
に接近している場合には、反対極性の電極により強く引
き付けられる。反対極性の電極に引き付けられたイオン
は電荷交換により中性化される。この効果により失われ
るイオンは、静電電荷から保護すべき対象にイオンが到
達する前に正及び負のイオンを混合するのに必要な実際
上与えられる程度まで電極を離しておくことにより最小
にすることができる。本発明の用法の中では、非常に正
確なイオン出力の平衡が必要とされ、ハウジング12の外
よりもむしろ反対極性の電極間で支配的であるようにイ
オンを流す間隔を例として含む比較的近接した電極間隔
とすることが望まし場合もある。電極34及び35の間隔を
減少させることが正及び負イオン出力の初期の非平衡に
対するシステムの応答を迅速にするようなシステムの適
用にはこのことは有利である。適当なイオン出力を維持
する必要性のために大半の状態で実際的な最小の電極間
隔が制限される。電極間隔を1インチ(2.54センチメー
トル)以下にすると、ほとんどすべてのイオン電流が電
極間にあって、極めてわずかなイオンしか空中に流出し
ない。上での議論に従って間隔を変えることができる
が、この特定の実施例では電極34及び35の先端は3イン
チ(7.62センチメートル)だけ離されている。
幾本かの経路の導電率を同一にすることにより自己平
衡化を更に高めることができ、その経路によって正及び
負の電極34及び35から電荷が離れる。このことは、ハウ
ジング12内のアースされた物体への空気を介したイオン
電流の漏れを含む。前述したようにアースされた物体を
絶縁物を用いて被覆することによりこのような経路の導
電率を最小にすることができる。正及び負の電極34と35
をアースされた部品から可能な限り等距離に置くことに
より、除去できないこの種の漏れの平衡を取ることが助
長できる。
衡化を更に高めることができ、その経路によって正及び
負の電極34及び35から電荷が離れる。このことは、ハウ
ジング12内のアースされた物体への空気を介したイオン
電流の漏れを含む。前述したようにアースされた物体を
絶縁物を用いて被覆することによりこのような経路の導
電率を最小にすることができる。正及び負の電極34と35
をアースされた部品から可能な限り等距離に置くことに
より、除去できないこの種の漏れの平衡を取ることが助
長できる。
ハウジング12の前面の近くにある外部の物へ空気を介
してイオン電流が漏れると、このこともシステムを非平
衡にすることを助長し得る。このことは、電極34及び35
を絶縁性のハウジング12の背面方向のファン25の後方に
置くことにより最小にされる。前述したようにイオン出
力の必要な量を提供するために電極間隔は十分になけれ
ばならないが、電極34と35を接近させて置くこともまた
正及び負の電極からこのような物体までのイオン流の経
路の長さの何らかの差による効果を最小にするように作
用する。上述した絶縁物の配列と電極34及び35の配置も
また電源51の高電圧領域からの直流の漏れを最小にし、
このような漏れを実質的に除去不能な程度とする。
してイオン電流が漏れると、このこともシステムを非平
衡にすることを助長し得る。このことは、電極34及び35
を絶縁性のハウジング12の背面方向のファン25の後方に
置くことにより最小にされる。前述したようにイオン出
力の必要な量を提供するために電極間隔は十分になけれ
ばならないが、電極34と35を接近させて置くこともまた
正及び負の電極からこのような物体までのイオン流の経
路の長さの何らかの差による効果を最小にするように作
用する。上述した絶縁物の配列と電極34及び35の配置も
また電源51の高電圧領域からの直流の漏れを最小にし、
このような漏れを実質的に除去不能な程度とする。
上述した本発明の実施例は、高電圧が電極34及び35に
連続的に現れるDCすなわち直流の空気イオン化器11であ
る。図4を参照して、本発明は、各イオン放出器電極88
及び89が交番する間隔で正及び負のイオンの両者を発生
する交流又はパルス化イオン化器11aの形態でも実施で
きる。
連続的に現れるDCすなわち直流の空気イオン化器11であ
る。図4を参照して、本発明は、各イオン放出器電極88
及び89が交番する間隔で正及び負のイオンの両者を発生
する交流又はパルス化イオン化器11aの形態でも実施で
きる。
本実施例の交流空気イオン化器11aは、この場合は鉄
芯タイプの電圧逓昇変圧器64aを含む。変圧器64aの一次
巻線はオン・オフ制御スイッチ41aと電力コード44aを介
して交番電流を受ける。電力コード44aは、標準的な商
用電源を受容するのに適した接続プラグ43aを有する。
芯タイプの電圧逓昇変圧器64aを含む。変圧器64aの一次
巻線はオン・オフ制御スイッチ41aと電力コード44aを介
して交番電流を受ける。電力コード44aは、標準的な商
用電源を受容するのに適した接続プラグ43aを有する。
変圧器64aの二次巻線93の両端91及び92はそれぞれ電
極88及び89に接続されている。電極88及び89は、この特
定の例では2本のみ設けられており、空間的に離れて、
同一線上にあるような関係に配置されている。空気イオ
ン化器11aは、電気部品がその中に配置されたハウジン
グ12aと該ハウジングを通して空気流を発生させるモー
タで駆動されるファン25aとを含む機械的構造は前述し
た本発明の実施例の対応する部分と同一であってよいの
で、図4にはその概略的形を記述した。
極88及び89に接続されている。電極88及び89は、この特
定の例では2本のみ設けられており、空間的に離れて、
同一線上にあるような関係に配置されている。空気イオ
ン化器11aは、電気部品がその中に配置されたハウジン
グ12aと該ハウジングを通して空気流を発生させるモー
タで駆動されるファン25aとを含む機械的構造は前述し
た本発明の実施例の対応する部分と同一であってよいの
で、図4にはその概略的形を記述した。
動作中は、スイッチ41aを閉じると、変圧器64aの一次
巻線66aに交番電流が印加され、二次巻線93の両端91及
び92したがって電極88及び89に周期的な高電圧パルスが
発生する。この電極88及び89に印加される高電圧パルス
は任意の与えられた瞬間に反対の極性を有している。か
くして電極88及び89は高電圧パルスのピーク間に反対極
性の空気イオンを発生する。
巻線66aに交番電流が印加され、二次巻線93の両端91及
び92したがって電極88及び89に周期的な高電圧パルスが
発生する。この電極88及び89に印加される高電圧パルス
は任意の与えられた瞬間に反対の極性を有している。か
くして電極88及び89は高電圧パルスのピーク間に反対極
性の空気イオンを発生する。
例えば二次巻線93並びに電極88及び89を含む回路の高
電圧側は高電圧パルスのピーク間に反対極性の空気イオ
ンを発生する。
電圧側は高電圧パルスのピーク間に反対極性の空気イオ
ンを発生する。
二次巻線93並びに電極88及び89を含む回路の高電圧側
は、直流をアースに導通する可能性のあるすべての導通
経路から分離されているので、本発明の第一の実施例に
関して前に説明したのと同一の理由で正及び負のイオン
出力の本質的な自己平衡化が発生する。巻線の一つの半
分97が電極88に一つの極性の電圧を印加する第一の高電
圧発生回路を構成し、巻線の他の半分98が他の電極89に
反対極性の高電圧を同時に印加する第二の高電圧発生回
路であるので、二次巻線93の中点96は効果的には前に説
明した実施例の回路接合部78に匹敵する。一つの極性の
イオンの出力が他の極性のイオンの出力に対して低下し
始めた場合は、電極88及び89並びに二次巻線93中で一つ
の極性の電荷の蓄積が発生する。このことにより一つの
極性のイオンの出力を増大させ他の極性のイオンの出力
を減少させる直流バイアス電圧が電極88及び89に発生
し、それによりイオン出力が平衡状態に留まる。
は、直流をアースに導通する可能性のあるすべての導通
経路から分離されているので、本発明の第一の実施例に
関して前に説明したのと同一の理由で正及び負のイオン
出力の本質的な自己平衡化が発生する。巻線の一つの半
分97が電極88に一つの極性の電圧を印加する第一の高電
圧発生回路を構成し、巻線の他の半分98が他の電極89に
反対極性の高電圧を同時に印加する第二の高電圧発生回
路であるので、二次巻線93の中点96は効果的には前に説
明した実施例の回路接合部78に匹敵する。一つの極性の
イオンの出力が他の極性のイオンの出力に対して低下し
始めた場合は、電極88及び89並びに二次巻線93中で一つ
の極性の電荷の蓄積が発生する。このことにより一つの
極性のイオンの出力を増大させ他の極性のイオンの出力
を減少させる直流バイアス電圧が電極88及び89に発生
し、それによりイオン出力が平衡状態に留まる。
本発明を例示する目的である特定の実施例に関して説
明してきたが、多くの修正と変形が可能であり、以下の
請求の範囲に規定される外は本発明を制限する意図は無
い。
明してきたが、多くの修正と変形が可能であり、以下の
請求の範囲に規定される外は本発明を制限する意図は無
い。
以上、本発明の正及び負の両者のイオンを発生する空
気イオン化装置(11)は、空気取入口通路(14)及び排
出口通路(17)を備えたハウジングと、複数の空間的に
離れて配置された空気イオン化電極(34、35)と、正及
び負の電圧を分離した電極(34、35)に印加する高電圧
電源(51)とを有する。ファン(25)がハウジング(1
2)から外部へイオンを搬送する空気流(24)を創り出
す。ファン(25)は電極(34、35)と排出口通路(17)
との間にあって、正及び負のイオンの混合を促進するこ
とが望ましい。高電圧電源(51)の高電圧領域はアース
(47)への任意の直流経路から分離されている。電極
(34、35)は、次に、必要なときには、正及び負のイオ
ンの等しい出力を維持するためのイオンセンサやフィー
ドバック回路を用いないでそれを維持する直流電圧バイ
アスを本質的に得る。
気イオン化装置(11)は、空気取入口通路(14)及び排
出口通路(17)を備えたハウジングと、複数の空間的に
離れて配置された空気イオン化電極(34、35)と、正及
び負の電圧を分離した電極(34、35)に印加する高電圧
電源(51)とを有する。ファン(25)がハウジング(1
2)から外部へイオンを搬送する空気流(24)を創り出
す。ファン(25)は電極(34、35)と排出口通路(17)
との間にあって、正及び負のイオンの混合を促進するこ
とが望ましい。高電圧電源(51)の高電圧領域はアース
(47)への任意の直流経路から分離されている。電極
(34、35)は、次に、必要なときには、正及び負のイオ
ンの等しい出力を維持するためのイオンセンサやフィー
ドバック回路を用いないでそれを維持する直流電圧バイ
アスを本質的に得る。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の一実施例の直流二極イオン化器の正
面立面図である。
面立面図である。
図2は、図1の線2−2に沿って取った図1の装置の
縦断面図である。
縦断面図である。
図3は、先行の図の装置の回路要素を示す電気回路図
である。
である。
図4は、本発明を実施する交流二極空気イオン化器の
概略図である。
概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−21014(JP,U) 実開 昭62−62433(JP,U) 米国特許4689715(US,A) 米国特許4864459(US,A) 米国特許3582711(US,A) 米国特許4496375(US,A) 米国特許4809127(US,A) 米国特許4956582(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01T 23/00 H05F 3/00 - 3/06
Claims (17)
- 【請求項1】間隔を隔てて設けられ環境空気に暴露され
る少なくとも一対の電極を有する空気をイオン化するた
めの空気イオン化装置であって、該装置が正及び負の高
電圧を発生する高電圧源さらに備え、該高電圧源が、回
路接合部と、該回路接合部と第一の前記電極との間に接
続された第一の高電圧発生回路と、該回路接合部と第二
の前記電極との間に接続された第二の高電圧発生回路と
からなる高電圧領域を備え、前記第一及び第二の高電圧
発生回路が前記第一及び第二の電極に反対極性の電圧を
印加し、 前記電極と、前記回路接合部と、前記第一及び第二の高
電圧発生回路とを含む、前記高電圧電源の前記高電圧領
域が、絶縁体内のイオンと電荷の漏れ電荷がアースへ伝
送するような場合を除いて、前記電極から直流を導通す
る可能性を有するアースへのすべての接続から電気的に
分離され、それにより非平衡が発生し始めた場合に前記
電極を含む前記高電圧領域で正及び負のイオンの平衡の
とれた出力を維持する直流バイアス電圧を得ることを可
能にすることを特徴とする空気イオン化装置。 - 【請求項2】前記高電圧電源が、動作電流を受ける一次
巻線と、相対的に高い正及び負の電圧を発生する二次巻
線とを有する電圧逓昇変圧器を含み、前記二次巻線が前
記高電圧電源の前記高電圧領域の構成要素であり、絶縁
体内のイオンと電荷の漏れが電荷をアースへ伝送する場
合を除いて、直流を導通する可能性を有するアースへの
すべての接続と電気的に分離される請求項1記載の装
置。 - 【請求項3】前記イオンの少なくとも一部を前記電極か
ら搬送するための、前記電極間の領域を通る空気流を発
生させる位置に設けられたファンを更に含み、前記ファ
ンが、前記空気流により前記電極から搬送される前記イ
オンの経路に置かれる請求項1記載の装置。 - 【請求項4】少なくとも1個の空気の取入通路を備えた
第一の壁と少なくとも1個の空気排出通路を備えた空間
的に離れた第二の壁とを有するハウジングと、そこに前
記取入通路から入り前記排出通路から出る空気流を創り
出す前記ハウジング内に設けられたファンと、前記空気
流の経路中に設置された前記電極とを更に含み、アース
へ導通する経路を提供し、さもなければ前記電極に曝さ
れる前記ハウジング内のすべての電気的に導電性の表面
が絶縁性の物質で被覆された請求項1記載の装置。 - 【請求項5】内部室と、空間的に離れた空気流入通路と
空気流出通路を有するハウジングと、前記電極及び前記
ハウジング内に設けられた前記高電圧電源の部品を更に
含み、前記電極がアースへの等しい電荷の漏れの経路を
有する請求項1記載の装置。 - 【請求項6】少なくとも1個の空気取入通路と少なくと
も1個の空間的に離れた空気排出通路とを有するハウジ
ングと、前記取入通路を介して前記ハウジング内に空気
を引き込み、前記排出通路を介して前記ハウジングの外
へ前記空気流を向ける位置に前記ハウジング内に設けら
れたファンと、前記ハウジング内の前記取入口通路と前
記ファンとの間に設置された前記電極とを更に含み、そ
れにより前記空気流により前記ハウジングの外へ前記イ
オンが搬出されるときに前記ファンが前記正及び負のイ
オンを混合する請求項1記載の装置。 - 【請求項7】前記高電圧電源が一次巻線と二次巻線とを
有する電圧逓昇変圧器を含み、前記二次巻線が第一及び
第二の端部を有し、前記第二の端部が前記回路接合部に
接続され、 前記第一の高電圧発生回路が、前記回路接合部と前記第
一の電極との間に接続された第一のコンデンサと、前記
第一の端部の電圧が正のとき前記二次巻線の前記第一の
端部から前記第一の電極と第一のコンデンサに電荷を伝
送するための手段とを含み、 前記第二の高電圧発生回路が、前記回路接合部と前記第
二の電極との間に接続された第二のコンデンサと、前記
第一の端部の電圧が負のとき前記二次巻線の前記第一の
端部から前記第二の電極と前記第二のコンデンサに電荷
を伝送するための手段とを含む請求項1記載の装置。 - 【請求項8】前記高電圧電源が、単一の予め定められた
極性の電圧パルスを前記変圧器の前記一次巻線に周期的
に印加するための手段を更に含む請求項7記載の装置。 - 【請求項9】前記高電圧電源が、周期的に反転する極性
を有する交番電流を受けるための手段と、第三のコンデ
ンサと、所定の単一極性を有する前記交番電流の一つお
きの半サイクルを前記第三のコンデンサに伝送するため
の手段と、前記交番電流が前記単一極性と反対の極性を
有する半サイクルの間に前記変圧器の前記一次巻線を介
して前記第三のコンデンサを放電させるための手段とを
更に含む請求項7記載の装置。 - 【請求項10】空間的に離れた空気取入口通路と空気排
出口通路とを有するハウジングと、前記取入口通路と排
出口通路との間でそこを通る空気流を創り出す位置に前
記ハウジング内に設けられたモータにより駆動されるフ
ァンとを更に含み、前記ファンが、前記取入口通路と排
出口通路との間に伸びた回転軸の周りで回転可能なハブ
と、前記ハブから半径方向に伸びた羽根と、更に前記ハ
ブと同軸の関係で配置された電気駆動モータとを有し、
前記電極が全体的に前記ハウジング内にあって前記ファ
ン及びその回転軸から等距離に離れている請求項1記載
の装置。 - 【請求項11】前記第一及び第二の電極が針状形状で互
いに同一の平面にあり、前記回転軸の方向に向いている
請求項10記載の装置。 - 【請求項12】前記ファン及び前記回転軸から並びに前
記第一及び第二の電極から等距離に離れている少なくと
も第三及び第四の針状形状の電極を更に含み、前記第三
及び第四の電極が互いにかつ前記第一及び第二の電極と
同一の平面にある請求項11記載の装置。 - 【請求項13】前記第一及び第二の電極が、該第一及び
第二の電極間にイオンが流れるように配置されている、
請求項1記載の装置。 - 【請求項14】前記高電圧電源が、交番電流を受ける一
次巻線を有し、かつ前記電気的に分離した高電圧領域の
構成要素であって前記一次巻線には接続されていない二
次巻線を有する電圧逓昇変圧器を含み、前記回路接合部
が前記二次巻線の中点であり、前記第一の高電圧発生回
路が前記二次巻線の第一の半分であり、前記第二の高電
圧発生回路が前記二次巻線の他の半分であり、前記二次
巻線の各端部が前記第一及び第二の電極の別々の一つに
接続される請求項1記載の装置。 - 【請求項15】内部室と空間的に離れた空気取入口通路
及び空気排出口通路とを有するハウジングと、 前記取入通路を介して前記ハウジング内に空気流を引き
込み、前記排出通路を介して前記ハウジングの外へ前記
空気流を向ける位置に前記ハウジング内に配置された回
転ファンと、 前記空気流の経路で空気をイオン化するための前記ハウ
ジング内に設けられた少なくとも一対の隔置された電極
と、前記電極が、絶縁体内のイオンと電荷の漏れが電荷
をアースに伝送する場合を除いてアースから絶縁されて
いること、 回路接合部と、前記回路接合部と前記第一の電極との間
に接続された第一の高電圧発生回路と、前記回路接合部
と前記第二の電極との間に接続された第二の高電圧発生
回路とを有する高電圧電源と、前記第一及び第二の高電
圧発生回路が、既定のいずれのときにも反対極性の電圧
を前記第一及び第二の電極に印加し、前記第一及び第二
の高電圧発生回路が、絶縁体内のイオンと電荷の漏れが
電荷をアースに伝送する場合を除いて、アースへ導通す
る直流経路からすべて絶縁されていることを備えること
を特徴とする自己平衡化イオン化器。 - 【請求項16】各電極から前記ハウジング内のアースさ
れた物体と前記ハウジングの外部にあり前記空気流中に
置かれたアースされた物体とへ等しいイオン流の経路を
得るように、前記電極が前記ハウジング内に配置される
請求項15記載の装置。 - 【請求項17】混合された正及び負のイオンを含む空気
流を発生させて放出するための二極空気イオン化装置で
あって: 空気取入口通路と、前記取入口通路から隔置されたイオ
ン化された空気の排出口通路とを有するハウジングと; 前記取入口通路を介して前記ハウジング内に空気流を引
き込み、前記排出口通路を介して外部環境へ空気及びイ
オンの流れを向けるように、前記ハウジング内に配置さ
れたファンと、前記ファンは回転ハブと羽根を有し、こ
れらはその表面を電気的絶縁体から構成され、前記ファ
ンは前記空気取入口通路と前記空気排出口通路との間で
一直線となる回転軸の周りで回転すること; 前記ファンを取り囲み、前記ファンから前記空気排出口
通路へ伸びて前記回転軸上に同軸に配置される、電気的
絶縁体の円筒状の空気ダクトと; 第一の対の電極の各々の周囲で正のイオンを発生し、第
二の対の電極の各々の周囲で負のイオンを発生するよう
に、前記ハウジング内で前記空気取入口通路と前記ファ
ンとの間の空気流経路の位置に配置される、第一及び第
二の対の電極と、前記第一及び第二の対の電極の中の各
々の電極は、空気流の側面の回転軸の周囲で向かい合わ
せにかつファンの回転軸から等距離に位置するように配
置されること、前記第一及び第二の対の電極の他方に接
触することにより前記第一及び第二の対の電極の一方か
らのイオンの中性化が起こることなく、前記空気流が正
及び負のイオンの少なくとも一部分を前記第一及び第二
の対の電極のそれぞれから前記排出口通路を介して前記
ハウジングの外へ搬送することができるように、前記第
一及び第二の対の電極の中の各々の電極が前記回転軸の
周囲で等しい距離をもって隔置されること; 前記第一及び第二の対の電極に接続された高電圧電源
と、前記排出口通路を介する前記空気流に取り込まれる
ように、第一の対の電極の各々の電極に正の極性の高い
直流電圧を印加し、第二の対の電極の各々の電極に負の
極性の高い直流電圧を印加して、第一及び第二の対の電
極の各々の周囲で、前記空気流に正及び負の双方の供給
イオンを発生させることを含むことを特徴とする装置。
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