JP3210469B2 - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JP3210469B2
JP3210469B2 JP05112293A JP5112293A JP3210469B2 JP 3210469 B2 JP3210469 B2 JP 3210469B2 JP 05112293 A JP05112293 A JP 05112293A JP 5112293 A JP5112293 A JP 5112293A JP 3210469 B2 JP3210469 B2 JP 3210469B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置の
製造技術に関し、特に、半導体基板上の絶縁膜を高選択
比でエッチングする技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置の製造工程で使用さ
れているエッチング装置は、プラズマ放電空間に磁界を
導入してプラズマ放電効率を向上させたECR(Electro
n Cycrotron Resonance)方式やマグネトロン方式のプラ
ズマエッチング装置が主流となっている。
【0003】このようなプラズマエッチング装置を使用
して、より微細化、複雑化した半導体デバイスを製造す
るためには、被エッチング材料である膜の選択性を安定
に確保した高選択エッチング技術が必要とされ、なかで
も酸化シリコン(SiO2)膜上に堆積した窒化シリコン
(Si3 4)膜の高選択エッチングは、極めて重要な課
題となっている。
【0004】また、今後の半導体デバイスにおいては、
高集積化に加えて拡散層のシャロー化が一層進むことか
ら、低ダメージのエッチングも同時に要求されている。
特に、前記した窒化シリコン膜は、半導体素子の基本特
性を決定する拡散層形成工程においても使用されるた
め、高選択エッチングと共に低エネルギー、異方性のエ
ッチング技術が不可欠である。
【0005】なお、窒化シリコン膜の高選択エッチング
技術の一つに、特開昭59−222933号公報記載の
エッチング方法がある。このエッチング方法は、平行平
板方式のプラズマエッチング装置を使用し、0.01〜0.
1Torrの真空中、CH2 2ガスまたはCH3 Fガスを
用いて窒化シリコン膜の高選択エッチングを実現してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】マイクロ波ECR方式
のプラズマエッチング装置を使用し、窒化シリコン膜、
酸化シリコン膜のそれぞれをCH2 2 でエッチングし
て両者の選択比〔窒化シリコン膜のエッチング速度/酸
化シリコン膜エッチング速度)を求めると、約40前後
の高い選択比が得られる。
【0007】ところが、酸化シリコン膜上に堆積した窒
化シリコン膜を上記の装置および反応ガスを使ってエッ
チングしても、このような高い選択比は得られない。こ
れは、窒化シリコン膜をエッチングする際に大量に発生
する窒素(N2)がエッチングチャンバに連続供給される
反応ガス(CH2 2)と反応し、酸化シリコン膜のエッ
チャントを生成するためと考えられる。
【0008】すなわち、窒化シリコン膜のエッチングの
初期の段階では、下記の式(1) CH2 2 →CH2 F+F (1) により、反応ガス(CH2 2)が解離してフッ素(F)
が発生し、次に下記の式(2) 12F+3Si3 4 →3SiF4 +6N2 (2) により、Fをエッチャントとする窒化シリコン膜のエッ
チングが開始される。
【0009】次に、上記式(2) の反応で発生したN
2 は、連続供給される反応ガス(CH22)と反応し、
下記の式(3) 6CH2 2 +5N2 →6CN+4NH3 +12F (3) に従って窒化シリコン膜のエッチャント(F)を大量に
発生するため、窒化シリコン膜のエッチングがさらに進
行する。
【0010】このとき、上記式(3) の反応と並行して、
下記の式(4) 3CH2 2 +N2 →3CF2 +2NH3 (4) で示す反応も起こっている。
【0011】ところが、上記式(4) の反応で発生するC
2 は、酸化シリコン膜のエッチャントであるため、窒
化シリコン膜と酸化シリコン膜とが共存した状態(窒化
シリコン膜のエッチングによって下地の酸化シリコン膜
の一部が露出した状態)では、酸化シリコン膜がこのC
2 でエッチングされてしまい、窒化シリコン膜を高選
択比でエッチングすることが困難となる。
【0012】本発明の目的は、酸化シリコン膜上に堆積
した窒化シリコン膜を高選択比でエッチングすることの
できる技術を提供することにある。
【0013】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、下記の
とおりである。
【0015】(1)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、エッチングチャンバ内の、電極を備えたステー
ジ上に、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜とが順次積層され
た半導体基板を設置し、前記電極を通じて前記半導体基
板に第1の高周波電力を印加し、前記第2の絶縁膜の露
出面をプラズマエッチングする第1の工程と、前記第1
の工程に引き続き、前記エッチングチャンバ内におい
て、前記電極を通じて前記第2の絶縁膜と前記第1の絶
縁膜の露出面とが共存する前記半導体基板に、第2の高
周波電力と第3の高周波電力とを交互に繰り返して印加
し、前記第3の高周波電力の印加段階で前記第2の絶縁
膜のプラズマエッチングを抑制することにより、前記第
2の絶縁膜を前記第1の絶縁膜に対して選択的にプラズ
マエッチングする第2の工程とを有するものである。
【0016】(2)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、半導体基板上に第1の絶縁膜を形成する工程
と、前記第1の絶縁膜が形成された前記半導体基板上に
第2の絶縁膜を形成する工程と、エッチングチャンバ内
の、電極が設けられたステージ上に前記半導体基板を設
置し、前記電極を通じて前記半導体基板に第1の高周波
電力を印加し、プラズマを用いて前記第2の絶縁膜を所
定の厚さにプラズマエッチングする工程と、前記第2の
絶縁膜と前記第1の絶縁膜の露出面とが共存する前記半
導体基板に、第2の高周波電力と、前記第2の高周波電
力よりも低い第3の高周波電力とを交互に繰り返して印
加し、前記第3の高周波電力の印加段階で前記第2の絶
縁膜のプラズマエッチングを抑制することにより、前記
第2の絶縁膜を前記第1の絶縁膜に対して選択的にプラ
ズマエッチングする工程とを有するものである。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【作用】上記した手段によれば、高い値の高周波バイア
スを印加したときに第1の膜のエッチングを進行させ、
低い値の高周波バイアスを印加したときに副反応生成物
を排気しつつエッチングを進行させることにより、高い
選択比を以て第1の膜をエッチングすることができる。
【0031】
【実施例】図1は、本発明の一実施例であるマイクロ波
ECR方式のプラズマエッチング装置を示す全体構成図
である。
【0032】このエッチング装置のエッチングチャンバ
1内には、半導体基板などの試料2を載置するためのス
テージ3が設けられている。試料2は、ロボットハンド
などを介してエッチングチャンバ1内に搬送され、ステ
ージ3の上に水平に載置される。エッチングチャンバ1
の外周には、このステージ3の近傍に磁場を形成するた
めのソレノイドコイル4、5が設置されている。
【0033】上記エッチングチャンバ1内には、ガス導
入口6を通じて外部のガス供給源から反応ガスが供給さ
れる。エッチングチャンバ1内は、ガス排気口7に接続
された真空ポンプ(図示せず)によって所望の真空度に
設定される。
【0034】エッチングチャンバ1の上方には、導波管
8が設けられている。この導波管8の奥端部には、例え
ば周波数2.45GHzのマイクロ波を発生するマグネトロ
ン9が設置されている。このマグネトロン9から発生す
るマイクロ波は、前記ソレノイドコイル4、5によって
形成された磁場と相互作用してエッチングチャンバ1内
の反応ガスを励起させ、ステージ3の近傍に高密度のプ
ラズマを形成する。
【0035】前記ステージ3上の試料2には、電極10
を通じてRF電源11から所定のRF電力が印加され
る。このRF電源11には、制御装置12が接続されて
おり、あらかじめ設定した2つの値のRF電力を交互に
ステージ3に印加できるようになっている。
【0036】図2は、酸化シリコン膜上に堆積した窒化
シリコン膜を上記プラズマエッチング装置を用いてエッ
チングする場合のタイミングチャートである。
【0037】窒化シリコン膜のエッチングが進行してい
る間、反応ガスは連続してエッチングチャンバ1内に供
給され、マイクロ波によるプラズマ放電も連続して行わ
れる。被エッチング膜が窒化シリコン膜のみの場合は、
あらかじめ設定した2つのRF電力値のうち、高い値の
RF電力(High) を印加してエッチングを速やかに進行
させる。なお、このとき印加するRF電力値は、窒化シ
リコン膜のエッチングの終点付近で印加する高い値のR
F電力(High) よりさらに高くてもよい。
【0038】次に、試料(半導体基板)面内での窒化シ
リコン膜のエッチング終点のばらつきを考慮し、窒化シ
リコン膜のエッチングが終点に近づいたところでRF電
力値を所定の時間間隔で交互に上下させる。すなわち、
窒化シリコン膜と下地の酸化シリコン膜とが共存したオ
ーバーエッチング状態では、高い値のRF電力(High)
を印加したときに窒化シリコン膜のエッチングを進行さ
せ、低い値のRF電力(Low)を印加したときに副反応生
成物(酸化シリコン膜のエッチャント)をエッチングチ
ャンバ1外に排気することによって下地の酸化シリコン
膜のエッチングを抑制する。そして、この操作を交互に
繰り返すことにより、高選択比を確保しながら窒化シリ
コン膜をエッチングする。
【0039】次に、一例として、バイポーラトランジス
タのエミッタ領域を開孔する工程に上記のエッチング方
法を適用した実施例を説明する。
【0040】まず、図3に示すような半導体基板2を用
意する。この半導体基板2のベース領域20上には、多
結晶シリコン膜21、酸化シリコン膜22が順次堆積さ
れている。ベース領域20上の一部には、エミッタ領域
を形成するための開孔23が形成され、この開孔23内
および酸化シリコン膜22上には、エッチングによる半
導体基板2のダメージを低減するための薄い酸化シリコ
ン膜24が堆積されており、この酸化シリコン膜24上
には窒化シリコン膜25が堆積されている。
【0041】次に、前記プラズマエッチング装置を使っ
て半導体基板2上の窒化シリコン膜25をエッチバック
し、開孔23の側壁にサイドウォールスペーサ26を形
成する(図4)。このエッチバック工程では、開孔23
の底部に酸化シリコン膜24が残っている状態でエッチ
ングを停止する必要がある。
【0042】窒化シリコン膜25のエッチングの初期段
階では、安定にエッチングを開始するために、半導体基
板2に印加するRF電力を100Wに設定する。エッチ
ングチャンバ1内の処理圧力は20mTorr に設定する。
反応ガスはCH2 2 を使用し、その流量は30sccmに
設定する。このとき、窒化シリコン膜25のエッチング
は200nm/分で進行する。
【0043】次に、窒化シリコン膜25のエッチングが
終点に近づいたところで半導体基板2に印加するRF電
力値を交互に上下させる。印加するRF電力値は、それ
ぞれ80W(High) および20W(Low)とし、印加時間
は、それぞれ3秒、6秒とする。このとき、窒化シリコ
ン膜25のエッチングは150nm/分(High) 、10nm
/分(Low)で進行する。
【0044】このように、高い値のRF電力(High) を
印加したときに窒化シリコン膜24のエッチングを進行
させ、低い値のRF電力(Low)を印加したときに副反応
生成物(CF2 など)をエッチングチャンバ1外に排気
しつつエッチングを進行させることにより、高い選択比
を以て窒化シリコン膜24のエッチングができることを
確認した。
【0045】次に、DRAMのメモリセルを製造する工
程に上記のエッチング方法を適用した実施例を説明す
る。
【0046】まず、メモリセル選択用MISFETの上
方に情報蓄積用容量素子(キャパシタ)を形成するスタ
ック構造のDRAMの製造工程〔VLSIテクノロジー
(1990)参照〕のうち、窒化シリコン膜の選択エッチング
を必要とする3つの工程の断面図を図5〜図10に示
す。
【0047】図5において、p- 型のシリコン単結晶か
らなる半導体基板2にはp型ウエル30が形成され、そ
の主面の素子分離領域にはフィールド絶縁膜31が形成
されている。p型ウエル30の活性領域の主面に形成さ
れたメモリセルを構成するnチャネル型MISFET
は、n型の半導体領域32、ゲート絶縁膜33およびゲ
ート電極34からなる。ゲート電極34上には酸化シリ
コン膜35が形成され、その側壁には酸化シリコン膜か
らなるサイドウォールスペーサ36が形成されている。
MISFETの上部には、薄い酸化シリコン膜37を介
して窒化シリコン膜38が堆積されている。
【0048】図5および図6は、上記窒化シリコン膜3
8を全面エッチバックし、各メモリセル間の段差を平坦
化する工程である。このエッチングは、窒化シリコン膜
38と下地の酸化シリコン膜37とが両方共残っている
状態で停止させ、しかも窒化シリコン膜38がMISF
ET間に均一に残るようにする(図6)ため、前記プラ
ズマエッチング装置を使い、2つのRF電力値(High,L
ow) およびそれらを上下させる間隔を最適化して行う。
【0049】図7および図8は、フォトレジスト39を
マスクとして上記窒化シリコン膜38をエッチングし、
MISFET間に引出し用のコンタクトホールを形成す
る工程である。この場合は、フォトレジスト39の合わ
せなどの関係で、エッチングの初期段階から酸化シリコ
ン膜37がエッチング加工面に大きく露出する。従っ
て、このエッチング工程では、最初からRF電力を上下
させるか、または安定にエッチングを開始するために高
い値のRF電力を数秒間印加してエッチングを行った
後、RF電力を上下させる。
【0050】図9および図10は、開孔部に段差を持っ
たコンタクトホールを形成する工程である。平坦化膜に
窒化シリコン膜40を使用し、さらにその上にBPSG
(Boron-doped Phospho Silicate Glass)膜41を堆積
し、これをリフローしてより均一な平坦化を図ってい
る。図中、42、43および44は酸化シリコン膜、4
5は酸化シリコン膜からなるサイドウォールスペーサ、
46はビット線で、下層から順に多結晶シリコン膜4
7、48およびタングステンシリサイド膜49で構成さ
れている。50はフォトレジストである。
【0051】このエッチングは、BPSG膜41のエッ
チング、窒化シリコン膜40のエッチング、窒化シリコ
ン膜40と酸化シリコン膜(44、43、42)との共
存状態でのエッチングという順序で進むため、BPSG
膜41のみのエッチングと、2つのRF電力値を上下さ
せる本実施例のエッチングとを組み合わせてステップエ
ッチングを行う。
【0052】次に、半導体基板に形成した溝の中に情報
蓄積用容量素子(キャパシタ)を形成するトレンチ構造
のDRAMの製造工程のうち、窒化シリコン膜の選択エ
ッチングを必要とする工程の断面図を図11〜図15に
示す。
【0053】この工程は、トレンチ上部にコンタクトホ
ールを形成する工程であり、図11および図12は、ト
レンチ上部の窒化シリコン膜61を除去する工程を示し
ている。図中、62、63および64は酸化シリコン
膜、65は酸化シリコン膜からなるフィールド絶縁膜、
66は窒化シリコン膜、67および68は多結晶シリコ
ン膜、69はゲート電極である。
【0054】図13に示すように、コンタクトホールを
形成する前に別の窒化シリコン膜70を堆積する工程が
あるため、図11に示す状態でこの窒化シリコン膜70
を堆積すると、図14に示すように、トレンチ内の多結
晶シリコン膜67、68の上部で窒化シリコン膜61、
70の膜厚が厚くなり、コンタクトホールの加工が困難
となる。
【0055】そこで、前記図12に示すように、あらか
じめトレンチ上部の窒化シリコン膜61をエッチングで
除去した後、前記図13に示すように、窒化シリコン膜
70を堆積し、次に、図15に示すように、フォトレジ
スト71をマスクにしてコンタクトホールの加工を行
う。
【0056】上記の工程においても、本実施例のエッチ
ング方法を適用することにより、窒化シリコン膜61、
70の高選択エッチングが可能となる。
【0057】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0058】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0059】本発明のエッチング方法によれば、高い値
の高周波バイアスを印加したときに窒化シリコン膜のエ
ッチングを進行させ、低い値の高周波バイアスを印加し
たときに副反応生成物を排気しつつエッチングを進行さ
せることにより、酸化シリコン膜上に積層した窒化シリ
コン膜を高選択比でエッチングすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるマイクロ波ECR方式
のプラズマエッチング装置を示す全体構成図である。
【図2】図1のプラズマエッチング装置を用いて酸化シ
リコン膜上に堆積した窒化シリコン膜をエッチングする
場合のタイミングチャートである。
【図3】本発明の一実施例であるエッチング方法を適用
したバイポーラトランジスタのエミッタ領域開孔工程を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図4】本発明の一実施例であるエッチング方法を適用
したバイポーラトランジスタのエミッタ領域開孔工程を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図5】本発明のエッチング方法を適用したDRAMの
製造方法の一実施例を示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図6】本発明のエッチング方法を適用したDRAMの
製造方法の一実施例を示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図7】本発明のエッチング方法を適用したDRAMの
製造方法の一実施例を示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図8】本発明のエッチング方法を適用したDRAMの
製造方法の一実施例を示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図9】本発明のエッチング方法を適用したDRAMの
製造方法の一実施例を示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図10】本発明のエッチング方法を適用したDRAM
の製造方法の一実施例を示す半導体基板の要部断面図で
ある。
【図11】本発明のエッチング方法を適用したDRAM
の製造方法の他の実施例を示す半導体基板の要部断面図
である。
【図12】本発明のエッチング方法を適用したDRAM
の製造方法の他の実施例を示す半導体基板の要部断面図
である。
【図13】本発明のエッチング方法を適用したDRAM
の製造方法の他の実施例を示す半導体基板の要部断面図
である。
【図14】本発明のエッチング方法を適用したDRAM
の製造方法の他の実施例を示す半導体基板の要部断面図
である。
【図15】本発明のエッチング方法を適用したDRAM
の製造方法の他の実施例を示す半導体基板の要部断面図
である。
【符号の説明】
1 エッチングチャンバ 2 試料(半導体基板) 3 ステージ 4 ソレノイドコイル 5 ソレノイドコイル 6 ガス導入口 7 ガス排気口 8 導波管 9 マグネトロン 10 電極 11 RF電源 12 制御装置 13 導波管 20 ベース領域 21 多結晶シリコン膜 22 酸化シリコン膜 23 開孔 24 酸化シリコン膜 25 窒化シリコン膜 26 サイドウォールスペーサ 30 p型ウエル 31 フィールド絶縁膜 32 半導体領域 33 ゲート絶縁膜 34 ゲート電極 35 酸化シリコン膜 36 サイドウォールスペーサ 37 酸化シリコン膜 38 窒化シリコン膜 39 フォトレジスト 40 窒化シリコン膜 41 BPSG膜 42 酸化シリコン膜 43 酸化シリコン膜 44 酸化シリコン膜 45 サイドウォールスペーサ 46 ビット線 47 多結晶シリコン膜 48 多結晶シリコン膜 49 タングステンシリサイド膜 50 フォトレジスト 61 窒化シリコン膜 62 酸化シリコン膜 63 酸化シリコン膜 64 酸化シリコン膜 65 フィールド絶縁膜 66 窒化シリコン膜 67 多結晶シリコン膜 68 多結晶シリコン膜 69 ゲート電極 70 窒化シリコン膜 71 フォトレジスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−81926(JP,A) 特開 昭57−138139(JP,A) 特開 昭55−33060(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3065 C23F 4/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エッチングチャンバ内の、電極を備えた
    ステージ上に、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜とが順次積
    層された半導体基板を設置し、前記電極を通じて前記
    導体基板に第1の高周波電力を印加し、前記第2の絶縁
    膜の露出面をプラズマエッチングする第1の工程と、前記第1の工程に 引き続き、前記エッチングチャンバ内
    において、前記電極を通じて前記第2の絶縁膜と前記第
    1の絶縁膜の露出面とが共存する前記半導体基板に、第
    2の高周波電力と第3の高周波電力とを交互に繰り返し
    て印加し、前記第3の高周波電力の印加段階で前記第2
    の絶縁膜のプラズマエッチングを抑制することにより、
    前記第2の絶縁膜を前記第1の絶縁膜に対して選択的に
    プラズマエッチングする第2の工程と、 を有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第1の絶縁膜は酸化シリコン膜であ
    り、前記第2の絶縁膜は窒化シリコン膜であることを特
    徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記第1の工程における前記第2の絶縁
    膜のエッチング速度は、前記第2の工程における前記第
    2の絶縁膜のエッチング速度よりも大きいことを特徴と
    する請求項1または2記載の半導体集積回路装置の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に第1の絶縁膜を形成する
    工程と、 前記第1の絶縁膜が形成された前記半導体基板上に第2
    の絶縁膜を形成する工程と、エッチングチャンバ内の、電極が設けられたステージ上
    に前記半導体基板を設置し、前記電極を通じて 前記半導
    体基板に第1の高周波電力を印加し、プラズマを用いて
    前記第2の絶縁膜を所定の厚さにプラズマエッチングす
    る工程と、 前記第2の絶縁膜と前記第1の絶縁膜の露出面とが共存
    する前記半導体基板に、第2の高周波電力と、前記第2
    の高周波電力よりも低い第3の高周波電力とを交互に繰
    り返して印加し、前記第3の高周波電力の印加段階で前
    記第2の絶縁膜のプラズマエッチングを抑制することに
    より、前記第2の絶縁膜を前記第1の絶縁膜に対して選
    択的にプラズマエッチングする工程と、 を有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記第2の絶縁膜を所定の厚さにドライ
    エッチングする工程におけるエッチング速度は、前記第
    2の絶縁膜を前記第1の絶縁膜に対して選択的にドライ
    エッチングする工程におけるエッチング速度よりも大き
    いことを特徴とする請求項4記載の半導体集積回路装置
    の製造方法。
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