JP3210264U - ドアクローザーの取付座 - Google Patents
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Abstract
【課題】美観および実用性を兼ね備えるドアクローザーの取付座を提供する。【解決手段】ドアクローザーの取付座10はハウジング20、二つの固定部材30および二つのキャップ40を備える。ハウジング20は左側面22と、右側面24と、左側面22および右側面24を連結する外側面26とを有する。左側面22および右側面24はそれぞれ表面に凹んで形成された凹状開口部と、凹状開口部の内壁面252と外側面26を貫通する穿孔28とを有する。二つの固定部材30は穿孔28を貫通し、ハウジング20をドアまたはドアの枠に固定する。二つのキャップ40は左側面22および右側面24の凹状開口部に被さる。キャップ40は左側面22および右側面24の凹状開口部に被さり、凹状開口部の中の固定部材30を遮蔽できるため、ドアクローザー全体の外観が美しくなる。【選択図】図2
Description
本考案は、ドアクローザーに関し、詳しくはドアクローザーの取付座に関するものである。
図1に示すように、周知のドアクローザーの取付座90はドア98に装着され、内部にオイル、ピストン機構およびローラー機構を有する。ローラー機構は取付座90に突出し、回転アーム92を介してドアの枠99に連結される。ドアが開閉する際、ドアの開閉速度はオイル、ピストン機構およびローラー機構の連動関係によって制御される。
ドアクローザーの取付座90は両側に突出して形成された二つの肩部94を有する。少なくとも一つの固定部材96は肩部94およびドア98に差し込まれることによってドアクローザーの取付座90をドア98に固定する。しかしながら、ドアクローザーは固定部材96および肩部94が取付座90に露出するため、外観が美しくないうえ、視覚的に複雑という印象を与えてしまうだけでなく、現今のデザインの潮流に求められるコンパクトさを満足させることができない。
それに対し、美観および実用性を兼ね備えるドアクローザーの取付座を考案することは本考案の課題である。
本考案は、美観および実用性を兼ね備えるドアクローザーの取付座を提供することを主な目的とする。
上述した課題を解決するため、ドアクローザーの取付座はハウジング、二つの固定部材および二つのキャップを備える。ハウジングは左側面と、右側面と、左側面および右側面を連結する外側面とを有する。左側面および右側面はそれぞれ表面に凹んで形成された凹状開口部と、凹状開口部の内壁面と外側面を貫通する穿孔とを有する。二つの固定部材は穿孔を貫通し、ハウジングをドアまたはドアの枠に固定する。二つのキャップは左側面および右側面の凹状開口部に被さる。
比較的好ましい場合、固定部材はねじである。
キャップは左側面および右側面の凹状開口部に被さり、凹状開口部の中の固定部材を遮蔽するため、ドアクローザー全体の外観を増し、コンパクトな視覚的表現を生じることができる。
本考案によるドアクローザーの取付座の詳細な構造および特徴は、以下の実施形態の詳細な説明を通して明確にする。また、以下の詳細な説明および本考案により提示された実施形態は本考案を説明するための一例に過ぎず、本考案の請求範囲を限定できないことは、本考案にかかわる領域において常識がある人ならば理解できるはずである。
以下、本考案によるドアクローザーの取付座を図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
図2から図4に示すように、本考案の一実施形態によるドアクローザーの取付座10はハウジング20、二つの固定部材30および二つのキャップ40を備える。
(一実施形態)
図2から図4に示すように、本考案の一実施形態によるドアクローザーの取付座10はハウジング20、二つの固定部材30および二つのキャップ40を備える。
ハウジング20は、長方形を呈し、左側面22と、右側面24と、左側面22および右側面24を連結する外側面26とを有する。左側面22および右側面24はそれぞれハウジング20の長軸の両端に位置する。
本実施形態において、左側面22および右側面24は相互に平行であり、外側面26は左側面22および右側面24に垂直であるが、これに限らない。別の実施形態において、左側面22、右側面24と外側面26との間の夾角は90度以下であってもよい。
左側面22は表面に凹んで形成された凹状開口部23を有する。右側面24は表面に凹んで形成された凹状開口部25を有する。本実施形態において、左側面22の凹状開口部23および右側面24の凹状開口部25は水平断面が円形であるが、これに限らず、正方形、長方形、菱形、多辺形または不規則な形であってもよい。図4に示すように、左側面22の凹状開口部23は内壁面232と外側面26を貫通する穿孔28を有する。右側面24の凹状開口部25は内壁面252と外側面26を貫通する穿孔28を有する。別の実施形態において、左側面22の凹状開口部23には内壁面232と外側面26を貫通する穿孔28が一つしかない。右側面24の凹状開口部25には内壁面252と外側面26を貫通する穿孔28が一つしかない。つまり、本考案は使用状態に応じて穿孔28を増減することができる。本実施形態において、穿孔28は右側面24(左側面22)および外側面26を軸線方向に貫通する。別の実施形態において、穿孔28の軸線は右側面24(左側面22)に平行であっても、外側面26に垂直であってもよい。
ハウジング20は、オイル、ピストン機構、ローラー機構などの周知のドアクローザーの内部パーツを格納するためのチャンバー27を有する。チャンバー27はピストン機構によって分割され、二つのオイル室を形成する。オイルは二つのオイル室の間を流動する。チャンバー27は一端が左側面22の凹状開口部23に連絡し、他端が右側面24の凹状開口部25に連絡する。チャンバー27は両端に遮蔽蓋29を有する。チャンバー27内のオイル、ピストン機構およびローラー機構は遮蔽蓋29によって密封される。
固定部材30および穿孔28は数が同じである。固定部材30は穿孔28を貫通し、ハウジング20をドア50またはドアの枠に固定する。本実施形態において、固定部材30はねじであるが、これに限らない。別の実施形態において、固定部材30は釘、リベットまたはねじとナットからなる締付ユニットであってもよい。
二つのキャップ40は、左側面22の凹状開口部23および右側面24の凹状開口部25に別々に被さり、一側に当接部42を有する。当接部42はそれぞれ左側面22の凹状開口部23の内壁面232および右側面24の凹状開口部25の内壁面252に当接する。本実施形態において、キャップ40、左側面22および右側面24は面積および形が同じである。キャップ40の当接部42は二つの片状突起部422からなる。続いて、右側面24の凹状開口部25に被さるキャップ40を例として説明する。キャップ40の一側に形成された二つの片状突起部422は右側面24の凹状開口部25の内壁面252に当接することによって圧迫され、キャップ40を右側面24に固定する。左側面22の凹状開口部23に被さるキャップ40の構造および装着方法は右側面24の凹状開口部25に被さるキャップ40と同じであるため、詳細な説明を省略する。
別の実施形態において、キャップ40、左側面22の凹状開口部23および右側面24の凹状開口部25は形および面積が同じである。キャップ40の当接部42はキャップ40の周縁部に配置される。キャップ40は左側面22の凹状開口部23の全体および右側面24の凹状開口部25の全体に被さる。
図5に示すように、穿孔28に固定部材30を差し込み、ハウジング20をドア50に固定し、左側面22の凹状開口部23および右側面24の凹状開口部25にキャップ40を被せれば、固定部材30はキャップ40によって遮蔽され、左側面22の凹状開口部23および右側面24の凹状開口部25に隠れる。上述したとおり、ドアクローザー全体の外観を増し、コンパクトな視覚的表現を生じることができる。
以上、本考案は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
10:取付座、
20:ハウジング、
30:固定部材、
40:キャップ、
22:左側面、
24:右側面、
26:外側面、
23、25:凹状開口部、
232、252:内壁面、
28:穿孔、
27:チャンバー、
29:遮蔽蓋、
42:当接部、
422:片状突起部、
50:ドア
20:ハウジング、
30:固定部材、
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27:チャンバー、
29:遮蔽蓋、
42:当接部、
422:片状突起部、
50:ドア
Claims (8)
- ハウジング、二つの固定部材および二つのキャップを備え、
前記ハウジングは、左側面と、右側面と、前記左側面および前記右側面を連結する外側面とを有し、前記左側面および前記右側面はそれぞれ表面に凹んで形成された凹状開口部と、前記凹状開口部の内壁面と前記外側面を貫通する穿孔とを有し、
二つの前記固定部材は、前記穿孔を貫通し、前記ハウジングをドアまたはドアの枠に固定し、
二つの前記キャップは、前記左側面および前記右側面の前記凹状開口部に被さることを特徴とするドアクローザーの取付座。 - 前記ハウジングは、内部にオイル、ピストン機構およびローラー機構を格納するためのチャンバーを有することを特徴とする請求項1に記載のドアクローザーの取付座。
- 前記ハウジングは直方体であることを特徴とする請求項1に記載のドアクローザーの取付座。
- 二つの前記キャップは一側に当接部を有し、前記当接部はそれぞれ前記左側面の前記凹状開口部の前記内壁面および前記右側面の前記凹状開口部の前記内壁面に当接することを特徴とする請求項1に記載のドアクローザーの取付座。
- 前記当接部は二つの片状突起部からなることを特徴とする請求項4に記載のドアクローザーの取付座。
- 前記キャップ、前記左側面および前記右側面は形および面積が同じであることを特徴とする請求項1に記載のドアクローザーの取付座。
- 前記固定部材はねじであることを特徴とする請求項1に記載のドアクローザーの取付座。
- 一つの前記穿孔は前記右側面および前記外側面を軸線方向に貫通し、別の一つの前記穿孔は前記左側面および前記外側面を軸線方向に貫通することを特徴とする請求項1に記載のドアクローザーの取付座。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW106201624U TWM541501U (zh) | 2017-01-26 | 2017-01-26 | 關門器的固定座 |
TW106201624 | 2017-01-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3210264U true JP3210264U (ja) | 2017-05-11 |
Family
ID=58704555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017000751U Active JP3210264U (ja) | 2017-01-26 | 2017-02-22 | ドアクローザーの取付座 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3210264U (ja) |
CN (1) | CN206545451U (ja) |
TW (1) | TWM541501U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWD194788S (zh) | 2018-05-11 | 2018-12-21 | 台灣福興工業股份有限公司 | 關門器之部分 |
-
2017
- 2017-01-26 TW TW106201624U patent/TWM541501U/zh unknown
- 2017-02-22 JP JP2017000751U patent/JP3210264U/ja active Active
- 2017-02-22 CN CN201720160124.5U patent/CN206545451U/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWM541501U (zh) | 2017-05-11 |
CN206545451U (zh) | 2017-10-10 |
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