JP3210044U - ブラダー加硫成形金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラダー加硫成形金型を全体として長期にわたって良好に使用することができ、よって金型の交換に伴うコストを低減すると共に、金型の交換を効率よく行うことができ、また射出成形用ゴムの圧入時において、受圧型部と成形型部との接合面からエアーと材料のゴムがはみ出すことを効果的に防止することができるブラダー加硫成形金型を提供する。【解決手段】一対の金型10、20と、該一対の金型内に配置される中子30とを備えるブラダー加硫成形金型であって、一対の金型における他方の型20は、中子30の一部に直接当接して支持する中子支持面22aを有する受圧型部22と、受圧型部22を取り替え自在に結合させて中子30との間に成形空間Sを構成する成形型部21とからなると共に、受圧型部22と成形型部21との結合面22fに、シール部材40を配置してある。【選択図】図1

Description

本考案はブラダー加硫成形金型に関する。
ブラダーは、タイヤの加硫成形において、金型内に挿入されたグリーンタイヤ(生タイヤ)を加硫成形させるのに用いるゴム状の部材である。金型内に配置されたグリーンタイヤに対して、ブラダーを介して蒸気を供給することによって加圧と加熱を同時に行い、グリーンタイヤの成形と加硫とを行う。このようなグリーンタイヤの成形に用いられる金型としては、例えば下記特許文献1がある。
一方、前記ブラダーそのものの成形を行うための金型については、例えば下記特許文献2〜7が開示されている。
特開2006−341438号公報 特開平7−171834号公報 特開平10−34765号公報 特開2001−121549号公報 特開2002−264175号公報 特開2003−231129号公報 実用新案登録第3131489号公報
ブラダー成形用金型のうち特に射出成形を利用した金型においては、一般に上下一対の金型とその中に挿入される中子とによって構成されており、上部の金型から射出成形用のゴムを高圧で圧入し、前記金型の内面と中子の外面との間の成形空間にブラダーが加硫成形されるようになされている。このとき特に広面積で且つ薄肉のブラダーを成形するためには、かなりの高圧にてゴムを金型内に射出する必要がある。よって金型内に配置されている中子に加わる圧力は相当のものとなる。このため中子は、その後方から下部の金型によりその一部を当接させることで、下支えされる構成となされていた。
このように下部の金型によって中子に加わる高圧の射出圧を受ける構造としているため、中子を下支えする下部の金型に破損や変形が生じ易いという問題があった。また破損によって中子に傾きが生じてゴムの厚さが異なってしまう等、不良品になる問題があった。従って破損や変形の生じた金型を取り替える必要が生じるが、この取り替えには大きなコストと時間がかかる問題があった。
上記特許文献2〜6のブラダーの製造金型等においては、その何れにおいても、ブラダーを射出成形する場合の金型の破損や変形に対する上記問題を解決する策は開示されていない。
このような問題に対して、本願考案者が想到した上記特許文献7の考案においては、金型の破損や変形に対する上記問題を解決する策が講じられている。具体的には、中子の一部に直接当接して中子を支持する受圧型部と、受圧型部を取り替え自在に結合させて中子との間に成形空間を構成する成形型部とで、中子を支持する型を構成すると共に、受圧型部のみの交換が可能な構成としていた。
しかしながら射出成形用ゴムの圧入時において、受圧型部と成形型部との結合面からエアーと材料のゴムがはみ出す(受圧型部と成形型部との結合面にエアーが進入する)ことを防止する有効な策が講じられていないという課題があった。このようなエアーやゴムのはみ出しが生じた場合、エアー溜まりによって製品タイヤ表面に凹部ができたり、ゴムのはみ出しによって製品タイヤに凸部ができたりすることで、製品精度が落ちる原因となることから、受圧型部と成形型部との結合面からエアーと材料のゴムがはみ出すことを防止する有効な策が必要となっている。
そこで本考案は、ブラダーの加硫成形を射出成形により行う場合に生じる上記従来の問題を解消し、成形金型を全体として長期にわたって良好に使用することができ、よって金型の交換に伴うコストを低減すると共に、金型の交換を効率よく行うことができ、また射出成形用ゴムの圧入時において、受圧型部と成形型部との結合面からエアーと材料のゴムがはみ出すことを効果的に防止することができるブラダー加硫成形金型の提供を課題とする。
上記課題を達成するため本考案のブラダー加硫成形金型は、ブラダーの外面形状を成形するための一対の金型と、該一対の金型内に配置されて前記ブラダーの内面形状を成形するための中子とを備え、前記一対の金型の一方の型から射出成形用ゴムを圧入し、前記一対の金型の内面と前記中子の外面との間に形成される成形空間でブラダーを加硫成形させるブラダー加硫成形金型であって、
前記一対の金型における他方の型は、ゴムの射出圧を受ける前記中子に対して該中子の一部に直接当接して支持する中子支持面を有する受圧型部と、該受圧型部を取り替え自在に結合させて中子との間に成形空間を構成する成形型部とからなると共に、前記受圧型部と前記成形型部との結合面に、シール部材を配置してあることを第1の特徴としている。
また本考案のブラダー加硫成形金型は、上記第1の特徴に加えて、他方の型の受圧型部の中子支持面と直接当接する中子の一部は、直接当接部として構成し、中子に対して取り替え自在に結合させていることを第2の特徴としている。
また本考案のブラダー加硫成形金型は、上記第2の特徴に加えて、受圧型部における成形空間に露出する露出面の一部と、中子における直接当接部の成形空間に露出する露出面の一部とに、射出成形用ゴムの圧入時に成形空間内に進入するエアーをブラダー加硫成形金型外へと排出するためのエアー抜き路を設けてあることを第3の特徴としている。
また本考案のブラダー加硫成形金型は、上記第2又は第3に記載の特徴に加えて、他方の型の受圧型部の中子支持面は、射出成形用ゴムの圧入方向に直角な面の他に、その一部を前記直角な面に対して傾斜したテーパー受け面とし、中子の直接当接部は、その一部をテーパー状に突出するテーパー突出部として、前記受圧型部のテーパー受け面に嵌まり込んで当接するように構成したことを第4の特徴としている。
また本考案のブラダー加硫成形金型は、上記第1〜第4の何れかに記載の特徴に加えて、他方の型の受圧型部は、受圧変形の少ない強度を有する材料を用いたことを第5の特徴としている。
また本考案のブラダー加硫成形金型は、上記第2〜第5の何れかに記載の特徴に加えて、中子の直接当接部は、受圧変形の少ない強度を有する材料を用いたことを第6の特徴としている。
請求項1に記載のブラダー加硫成形金型によれば、ブラダーの外面形状を成形するための一対の金型と、該一対の金型内に配置されて前記ブラダーの内面形状を成形するための中子とを備え、前記一対の金型の一方の型から射出成形用ゴムを圧入し、前記一対の金型の内面と前記中子の外面との間に形成される成形空間でブラダーを加硫成形させるブラダー加硫成形金型であって、前記一対の金型における他方の型は、ゴムの射出圧を受ける前記中子に対して該中子の一部に直接当接して支持する中子支持面を有する受圧型部と、該受圧型部を取り替え自在に結合させて中子との間に成形空間を構成する成形型部とからなると共に、前記受圧型部と前記成形型部との結合面に、シール部材を配置してあることから、
中子に当接して支持する側の他方の型については、その中子支持面が破損したり変形したりして不良となり易いが、その破損や変形の生じ易い中子支持面を有する受圧型部だけを取り替えればよく、ブラダーの加硫成形に重要な成形型部を含む他方の型の全てを取り替える必要はなくなる。よって他方の型全体としては長期間にわたっての使用が可能となり、成形に重要な部分を含む全体を新たに製作して取り替える必要がなくなるので、コストの大幅な低減を図ることができる。また他方の型の修理は、全体を取り替えるのではなく、その一部である受圧型部だけを取り外し、取り付ければよいので、取り替え作業も容易で、短時間で行うことが可能となる。
一般にブラダーの加硫成形には、ブラダーの原材料である合成ゴムやカーボンブラック等の混合物を柔らかい粘性にして非常に高圧力で注入するので、下部の金型(本考案の他方の型)に大きな圧力が集中し、金型の破損の多くは下部の金型(本考案の他方の型)に発生していた。本考案では他方の型のうち、中子と当接する受圧型部、即ちブラダー成形の空間を構成することのない部分、を取り替え自在にしたことで、重要な成形面を設ける必要のある部分(成形型部)は取り替えずに、そのまま残して利用できるので、コストの低減効果が一層高くなるのである。
また受圧型部と成形型部との結合面にシール部材を配置してあるので、射出成形用ゴムの圧入時に成形空間内に進入するエアーや材料であるゴムが、受圧型部と成形型部との結合面からはみ出す(受圧型部と成形型部との結合面に進入する)ことを効果的に防止することができる。
また請求項2に記載のブラダー加硫成形金型によれば、請求項1に記載の構成による作用効果に加えて、他方の型の受圧型部の中子支持面と直接当接する中子の一部は、直接当接部として構成し、中子に対して取り替え自在に結合させているので、
中子においても、他方の型に当接して破損や変形を受け易い直接当接部だけを取り替えることで、中子全体としての長期間の使用を可能とすることができる。その場合、ブラダー成形に直接関与する重要部分(内面成形部)の取り替えは必要がないので、コスト低減の効果が大きい。
また請求項3に記載のブラダー加硫成形金型によれば、上記請求項2に記載の構成による作用効果に加えて、受圧型部における成形空間に露出する露出面の一部と、中子における直接当接部の成形空間に露出する露出面の一部とに、射出成形用ゴムの圧入時に成形空間内に進入するエアーをブラダー加硫成形金型外へと排出するためのエアー抜き路を設けてあるので、
射出成形用ゴムの圧入時に、成形空間内に進入するエアーをブラダー加硫成形金型外へと効率的に排出することができる。よって射出成形用ゴムの圧入時に成形空間内に進入するエアーや材料であるゴムが、受圧型部と成形型部との結合面からはみ出す(受圧型部と成形型部との結合面に進入する)ことを一段と効果的に防止することができる。
また請求項4に記載のブラダー加硫成形金型によれば、上記請求項2又は3に記載の構成による作用効果に加えて、他方の型の受圧型部の中子支持面は、射出成形用ゴムの圧入方向に直角な面の他に、その一部を前記直角な面に対して傾斜したテーパー受け面とし、中子の直接当接部は、その一部をテーパー状に突出するテーパー突出部として、前記受圧型部のテーパー受け面に嵌まり込んで当接するように構成したので、
テーパー受け面とテーパー突出部による他方の型と中子との当接面の面積を十分に大きくすることができ、よって他方の型と中子との間に働く単位面積当たりの圧力を減少乃至分散させることができ、両者に生じる破損や変形を低減させることができる。
また他方の型のテーパー受け面と、中子のテーパー突出部とが相互に嵌り込むことで、中子が傾いたりせずに安定して受け止めて支持することができ、射出成形用ゴムの注入よる高圧力に対しても中子をより安定した状態で支持することができる。
また請求項5に記載のブラダー加硫成形金型によれば、請求項1〜4の何れかに記載の構成による作用効果に加えて、他方の型の受圧型部は、受圧変形の少ない強度を有する材料を用いたので、
他方の型のうち、中子と当接して高圧力を受け易い部分である受圧型部の破損や変形、摩耗に対する耐久性を増すことができ、受圧型部の取り替え回数を少なくすることができる。
また請求項6に記載のブラダー加硫成形金型によれば、請求項2〜5の何れかに記載の構成による作用効果に加えて、中子の直接当接部は、受圧変形の少ない強度を有する材料を用いたので、
中子のうち、他の型と当接して高圧力を受け易い部分である直接当接部の破損や変形、摩耗に対する耐久性を増すことができ、直接当接部の取り替え回数を少なくすることができる。
本考案のブラダー加硫成形金型を示す図で、(a)は全体断面図、(b)は(a)の破線で囲む部分の拡大断面図である。 本考案の実施形態に係るブラダー加硫成形金型の分解断面図である。 本考案のブラダー加硫成形金型を示す図で、(a)は他方の型の中央付近の要部の平面図、(b)は図2のA−A線方向における中子の断面図である。 ブラダーを使用したタイヤの加硫成形金型の参考断面図である。
以下、図面を参照して、本考案の実施形態に係るブラダー加硫成形金型について説明する。
まず図4を参照して、ブラダー2について説明する。
ブラダー2は、タイヤの加硫成形に用いるゴム風船状の部材である。タイヤ成形前のグリーンタイヤ(生タイヤ)Tをタイヤ成形用の外型金型1の内側に挿入し、一方、ブラダー2の内面側から高温の蒸気を供給することでブラダー2を膨張させ、グリーンタイヤTの内面に押し付ける。これによってタイヤの内面が成形されると共に、グリーンタイヤTの加硫が行われる。
図1、図2を参照して、本考案の実施形態に係るブラダー加硫成形金型は、ブラダー2(図4参照)の外面形状を成形する一対の金型10、20と、該一対の金型10、20内に配置されて前記ブラダー2の内面形状を成形する中子30とを備えている。
前記一対の金型は、射出成形用ゴムを圧入するゴム圧入孔11を設けた一方の型10と、前記中子30を支持する役割も果たす他方の型20とからなる。
一方の型10と他方の型20には、それぞれ蒸気室10a、20aが設けられている。
この蒸気室10a、20aに、例えば270度の高温蒸気が導入され、型10、20を加熱するようになされている。
また前記中子30にも蒸気室30aが設けられており、高温蒸気が導入されることで中子30を加熱するようになされている。
前記一方の型10のゴム圧入孔11は、合成ゴムやカーボンブラック等の原料を混合して柔らかい粘性物とされた加硫前のゴムを、700〜1000Kg/cmの大きな圧力で注入できるように構成されている。
他方の型20は、成形型部21と受圧型部22とからなる。
前記成形型部21は、前記中子30との間に成形空間Sを構成する金型部である。この成形型部21には、ブラダー2の外形を成形するための成形面21aが構成されている。
また前記受圧型部22は、前記中子30を支持してゴムの射出圧を受け止める役割をなす金型部である。この受圧型部22には、前記成形面21aに該当するような成形面は構成されない。
成形型部21と該受圧型部22とは、図示しないボルト等の結合手段により相互に取り付け、取り外しが自在に結合される。言い換えると、受圧型部22は他方の型20に対して取り替え自在に結合させることができるようになされている。
前記他方の型20の受圧型部22には、その一部に中子支持面22aを有する。中子支持面22aは、前記中子30の一部に対して直接的に当接して中子30を支持する支持面である。即ち、ゴム圧入孔11から高圧で圧入される加硫前のゴムによって押圧され、後退せんとする中子30に対して後から当接して支える面である。
この中子支持面22aは、本実施形態では、射出成形用ゴムの圧入方向に直角な面の他に、その中子支持面22aの一部にテーパー受け面22bを設けている。テーパー受け面22bは前記射出成形用ゴムの圧入方向に直角な面に対して傾斜した状態、より具体的にはすり鉢状に傾斜した状態に形成されている。
前記テーパー受け面22bは、後述する中子30の吸排路接続用凸部32を受け入れる貫通孔23を利用して形成されている。
また図1に示すように、受圧型部22には、射出成形用ゴムの圧入時に成形空間S内に進入するエアーをブラダー加硫成形金型外へと排出するためのエアー抜き路22cと、エアー抜き用連結路22dと、エアー抜き用吸引路22eとを設けてある。
前記エアー抜き路22cは、成形空間S内に進入するエアーをブラダー加硫成形金型外へと排出するための排出口となるものである。
本実施形態においては,図1(b)、図3(a)に一部を示すように、エアー抜き路22cとして、断面が半円形の溝を受圧型部22の径方向に所定長さで設ける構成としてある。より具体的には、断面が半円形の溝を、受圧型部22の径方向に、中子支持面22aの成形空間Sに露出する露出面R1の一部から、エアー抜き用連結路22dに達する長さで設ける構成としてある。
更に図3(a)に示すように、エアー抜き路22cを、受圧型部22の周方向に等間隔に3つ設ける構成としてある。勿論、エアー抜き路22cの数や配置位置は本実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。
このエアー抜き路22cは、型を用いて中子支持面22aに形成することができる。
なお、エアー抜き路22cの径方向の長さLは10mm程度、周方向の幅Mは5mm程度とすることが望ましい。またエアー抜き路22cの深さは、2.5mm程度とすることが望ましい。
前記エアー抜き用連結路22dは、エアー抜き路22cとエアー抜き用吸引路22eとを連結させるためのエアー抜き用連結通路となるものである。
本実施形態においては、図1(b)、図3(a)に示すように、エアー抜き用連結路22dとして、断面が半円形の溝を受圧型部22の周方向の全周に設ける構成としてある。
このエアー抜き用連結路22dは、型を用いて中子支持面22aに形成することができる。
なお、エアー抜き用連結路22dの深さは2.5mm程度、受圧型部22の径方向の幅は、5mm程度とすることが望ましい。
前記エアー抜き用吸引路22eは、エアー抜き用連結路22dを介してエアー抜き路22cと連通し、射出成形用ゴムの圧入時に成形空間S内に進入するエアーをブラダー加硫成形金型外へと強制排出するための吸引用通路となるものである。
本実施形態においては、エアー抜き用吸引路22eとして、断面が円形の筒状溝を、支点がエアー抜き用連結路22d上に配置されると共に、終点がブラダー加硫成形金型外に露出するように、受圧型部22内にL字状に設ける構成としてある。そしてエアー抜き用吸引路22eの終点に吸引器(図示しない)を設置して、射出成形用ゴムの圧入時に成形空間S内に進入するエアーをブラダー加硫成形金型外へと強制排出させる構成としてある。
このエアー抜き用吸引路22eは、型を用いて受圧型部22に形成することができる。
なお、エアー抜き用吸引路22eの直径は8mm程度とすることが望ましい。
更に図1、図2に示すように、成形型部21と受圧型部22とが分離可能に結合する結合面には、シール部材40を配置してある。本実施形態においては、図1(b)に一部を示すように、受圧型部22の結合面22fにおいて、受圧型部22の周方向の全周に凹部22gを設け、この凹部22gにシール部材40を嵌合させることで、シール部材40を配置する構成としてある。
なお、シール部材としては、例えば耐熱性のOリングを用いることができる。
このように、成形型部21と受圧型部22とが分離可能に結合する結合面にシール部材40を配置することで、射出成形用ゴムの圧入時に成形空間S内に進入するエアーや材料であるゴムが、成形型部21と受圧型部22との結合面からはみ出す(成形型部21と受圧型部22との結合面に進入する)ことを効果的に防止することができる。従って製品タイヤの精度を効果的に向上させることができるブラダー加硫成形金型とすることができる。
なおシール部材40は、図1(b)に示すように、成形型部21と受圧型部22とが結合する部分のうち、成形空間Sに露出する結合点Kの近傍位置に設けることが望ましい。ここで「近傍位置」とは、結合点Kから3mm〜5mm程度の範囲内のことを意味するものである。
また凹部22gの数、大きさ、深さ、形状や、シール部材40の直径などは、ブラダー加硫成形金型の大きさに合わせて適宜変更可能である。更にシール部材40を配置する構成も本実施形態の構成に限るものではなく、適宜変更可能である。例えば成形型部21側にシール部材を設ける構成としてもよい。
前記受圧型部22の材質は、前記成形型部21と異なる材質とすることができ、破損、変形、摩耗に強い材料として、例えばクロムモリブデン鋼等の受圧変形の少ない高硬度で高強度を有する材料を用いることができる。
前記中子30は、前記ブラダー2の内面を加硫成形するための内面成形部31と、中子30に対して蒸気やエアーを給排気するための接続路を形成した給排路接続用凸部32とが構成されている。
給排路接続用凸部32には、蒸気接続路30bとエアー接続路30cとが設けられている。外部から供給される加硫用の高温蒸気は一方の蒸気接続路30bを通って蒸気室30aに供給され、また蒸気室30aから他方の蒸気接続路30bを通って外部に排出される。またエアー接続路30cにはエアーが送られ、成形されたブラダー2に前記中子30側から空気を噴射して、ブラダー2の脱型取り出しに供する。
前記中子30には、その内面成形部31の底部に、前記他方の型20との直接当接部33を設けている。直接当接部33は、他方の型20の受圧型部22の中子支持面22aに対して直接的に当接する部分である。
直接当接部33には、前記中子支持面22aの射出成形用ゴムの圧入方向に直角な面と当接する部分の他に、テーパー突出部33aを設けている。
テーパー突出部33aは、その外側面が先端に向けて先細りのテーパー形状とされた筒状の突出部として構成されており、前記外側面で前記受圧型部22のテーパー受け面22bに丁度嵌り込むようになされている。またテーパー突出部33aの筒孔で、前記中子30の給排路接続用凸部32に外嵌合するようにしている。
直接当接部33にテーパー突出部33aを設け、受圧型部22にテーパー受け面22bを設けることで、他方の型20と中子30との当接面の面積を十分に大きくでき、他方の型20と中子30との間に働く単位面積当たりの圧力を減少乃至分散させて、両者に生じる破損や変形を低減させることができる。また受圧型部22のテーパー受け面22bによって、中子30の直接当接部33のテーパー突出部33aとが相互に嵌り込むことで、中子30を安定して受け止めて支持することができ、射出成形用ゴムの注入よる高圧力に対しても中子30をより安定した状態で支持することができる。
そして前記テーパー受け面22bやテーパー突出部33aの構成は、中子30に設けられる給排路接続用凸部32と他方の型20に設けられる貫通孔23とをうまく利用して構成されたものである。
また図1に示すように、直接当接部33には、射出成形用ゴムの圧入時に成形空間S内に進入するエアーをブラダー加硫成形金型外へと排出するためのエアー抜き路33bと、エアー抜き用連結路33cと、エアー抜き用吸引路33dとを設けてある。
前記エアー抜き路33bは、成形空間S内に進入するエアーをブラダー加硫成形金型外へと排出するための排出口となるものである。
本実施形態においては、図1(b)、図3(b)に簡略化して示すように、エアー抜き路33bとして、小径の排気穴を複数備えた筒状のベントピース(いわゆるエアー抜き用ベントピース)を用い、このベントピースを直接当接部33の露出面R2に設けた穴部(露出面R2から中子30の径方向に設けた穴部)に埋め込む構成としてある。
更に図3(b)に示すように、エアー抜き路33bを、直接当接部33の周方向に等間隔に6つ設ける構成としてある。勿論、エアー抜き路33bの数や配置位置は本実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。
このエアー抜き路33bを形成するベントピースを埋め込むための穴部は、型を用いて直接当接部33に形成することができる。
なお、図3(b)に示すエアー抜き路33bの径方向の長さNは10mm程度、周方向の幅Pは5mm程度とすることが望ましい。
またベントピースとしては、例えば鉄合金製やステンレス製のものを用いることができる。
前記エアー抜き用連結路33cは、エアー抜き路33bとエアー抜き用吸引路33dとを連結させるためのエアー抜き用連結通路となるものである。
本実施形態においては、図1(b)、図3(b)に一部を示すように、エアー抜き用連結路33cとして、断面が円形の筒状溝を直接当接部33の径方向に設ける構成としてある。また各エアー抜き路33bに対応する位置に、エアー抜き用連結路33cをそれぞれ設ける構成としてある。勿論、エアー抜き用連結路33cの数や配置位置は本実施形態のものに限るものではなく、エアー抜き路33bに合わせて適宜変更可能である。
このエアー抜き用連結路33cは、型を用いて直接当接部33に形成することができる。
なお、エアー抜き用連結路33cの径方向の長さは、エアー抜き用吸引路33dの大きさに合わせて適宜変更可能である。
前記エアー抜き用吸引路33dは、エアー抜き用連結路33cを介してエアー抜き路33bと連通し、射出成形用ゴムの圧入時に成形空間S内に進入するエアーをブラダー加硫成形金型外へと強制排出させるための、吸引用通路となるものである。
本実施形態においては、図1、図3(b)に示すように、エアー抜き用吸引路33dとして、断面が円形の筒状溝を用いる構成としてある。また各エアー抜き用連結路33cに対応する位置に、エアー抜き用吸引路33dを6つ設ける構成としてある。
また受圧型部22の中子支持面22aに中子30の直接当接部33が当接した状態において、エアー抜き用吸引路33dとエアー抜き用連結路22dとが連通する位置にエアー抜き用吸引路33dを設ける構成としてある。
更に図1(b)、図3に示すように、中子支持面22aに直接当接部33が当接した状態において、エアー抜き用吸引路33dとエアー抜き用吸引路22eとがブラダー加硫成形金型の軸方向に連通するような位置に、6つのうち3つのエアー抜き用吸引路33dを配置する構成としてある。勿論、エアー抜き用吸引路33dの数や配置位置は本実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。例えばエアー抜き用吸引路33dを、ブラダー加硫成形金型の軸方向において、エアー抜き用吸引路22eと連通しない位置に設ける構成としてもよい。但し、この場合においても、中子支持面22aに直接当接部33が当接した状態において、エアー抜き用吸引路33dとエアー抜き用連結路22dとが連通する位置にエアー抜き用吸引路33dを設けることが必要である。
このエアー抜き用吸引路33dは、型を用いて直接当接部33に形成することができる。
なお、エアー抜き用吸引路33dの直径は8mm程度とすることが望ましい。
次に図1、図3を参照して、射出成形用ゴムの圧入時に成形空間S内に進入したエアーがブラダー加硫成形金型外へと排出される流れを説明する。
まず図1(a)を参照して、ゴム圧入孔11より射出成型用ゴムを圧入する際、エアー抜き用吸引路22eの終点に設置(接続)してある吸引器(図示しない)を作動させ、成形空間S内のエアーの吸引を開始する。
これによって受圧型部22においては、図1(b)、図3(a)に示すように、成形空間S内に進入したエアーがエアー抜き路22cを通って、まずエアー抜き用連結路22dに達する。エアー抜き用連結路22dに達したエアーは、吸引器の吸引力によって、エアー抜き用連結路22dをたどって受圧型部22の周方向に移動し、エアー抜き用吸引路22eに達する。そしてエアー抜き用吸引路22eを通過して、ブラダー加硫成形金型外へと排出される。
一方、直接当接部33においては、図1(b)、図3に示すように、成形空間S内に進入したエアーがエアー抜き路33bを通って、まずエアー抜き用連結路33cに達する。エアー抜き用連結路33cに達したエアーは、吸引器の吸引力によって、エアー抜き用吸引路33dを介して、受圧型部22へと移動する。この際、既述したように、6つのエアー抜き用吸引路33dのうち、3つのエアー抜き用吸引路33dは、ブラダー加硫成形金型の軸方向において、エアー抜き用吸引路22eと連通する位置に設けられていることから、これらのエアー抜き用吸引路33dを通過して受圧型部22へと移動したエアーは、エアー吸引路22eを通過して、ブラダー加硫成形金型外へと排出される。そして残る3つのエアー抜き用吸引路33dを通過して受圧型部22へと移動したエアーは、吸引器の吸引力によって、エアー抜き用連結路22dをたどって受圧型部22の周方向に移動し、エアー抜き用吸引路22eに達する。そしてエアー抜き用吸引路22eを通過して、ブラダー加硫成形金型外へと排出される。
以上により、射出成型用ゴムを圧入する際に成形空間S内に進入したエアーがブラダー加硫成形金型外へと排出される。
このように、受圧型部22における成形空間Sに露出する露出面R1の一部と、中子30における直接当接部33の成形空間Sに露出する露出面R2の一部とに、射出成形用ゴムの圧入時に成形空間S内に進入するエアーをブラダー加硫成形金型外へと排出するためのエアー抜き路22cとエアー抜き路33bとをそれぞれ設ける構成とし、更にエアー抜き路22cと連通するエアー抜き用連結路22d及びエアー抜き用吸引路22eと、エアー抜き路33bと連通するエアー抜き用連結路33c及びエアー抜き用吸引路33dとを設けると共に、エアー抜き用吸引路33dとエアー抜き用連結路22dとを連通させる構成とすることで、射出成形用ゴムの圧入時に成形空間S内に進入するエアーを、ブラダー加硫成形金型外へと一段と容易且つ効率的に排出することができる。より具体的には、成形空間Sの底部となる露出面R1に達するエアーをエアー抜き路22cから吸引する前に、エアー抜き路22cよりも川上に配置されるエアー抜き路33bを介して、成形空間S内に進入したエアーを吸引することが可能となる。これによって、射出成形用ゴムの圧入時に露出面R1に達するエアーの量を効果的に低減させることができる。よって露出面R1に達するエアーを、エアー抜き路22cを介して一段と確実にブラダー加硫成形金型外へ排出させることができる。
従って既述したシール部材40による効果に加えて、射出成形用ゴムの圧入時に成形空間S内に進入するエアーや材料であるゴムが、成形型部21と受圧型部22との結合面からはみ出す(成形型部21と受圧型部22との結合面に進入する)ことを一段と効果的に防止することができる。つまり、受圧金型22に設けるエアー抜き路22c、エアー抜き用連結路22d、エアー抜き用吸引路22eと、直接当接部33に設けるエアー抜き路33b、エアー抜き用連結路33c、エアー抜き用吸引路33dとの相乗効果によって、製品タイヤの精度を一段と効果的に向上させることができるブラダー加硫成形金型とすることができる。
ここで「川上」とは、ゴム圧入孔11から成形空間S内に侵入して露出面R1へと流れるエアーの流れにおいて、ゴム圧入孔11側を川上とし、露出面R1側を川下とするものである。
なお、中子30の材質は、普通鋼のSS400或いは炭素鋼のSC450等を用いることができる。
また中子30のうち直接当接部33は、例えばクロムモリブデン鋼等、前記受圧型部22の材質と同じ、受圧変形の少ない高硬度で高強度を有する材料を用いることができる。
上記の様な構成を有するブラダー加硫成形金型では、上部に一方の型10が配置され、下部には他方の型20が配置され、その間に中子30が配置される。そして前記一方の型10と前記他方の型20とが、合着ボルト(図示しない)等で締着されて相互に結合されることで、一方の型10と他方の型20の内壁面と、中子30の外壁面との間に成形空間Sが構成される。そして射出成形用ゴムがゴム圧入孔11から圧入されることで、前記成形空間にブラダー2(図4参照)が成形され、蒸気加熱された一対の金型10、20、中子30によって加硫がなされる。そして一対の金型10、20の結合を外すことで、ブラダー2を取り出すことができる。
本考案は、タイヤ成形用のブラダー加硫成形金型として利用することができる。
1 タイヤ成形用の外型金型
2 ブラダー
10 一方の型
11 ゴム圧入孔
20 他方の型
21 成形型部
21a 成形面
22 受圧型部
22a 中子支持面
22b テーパー受け面
22c エアー抜き路
22d エアー抜き用連結路
22e エアー抜き用吸引路
22f 結合面
22g 凹部
23 貫通孔
30 中子
30a 蒸気室
30b 蒸気接続路
30c エアー接続路
31 内面成形部
32 給排路接続用凸部
33 直接当接部
33a テーパー突出部
33b エアー抜き路
33c エアー抜き用連結路
33d エアー抜き用吸引路
40 シール部材
K 結合点
L 長さ
M 幅
N 長さ
P 幅
Q 間隔
R1 露出面
R2 露出面
S 成形空間
T グリーンタイヤ

Claims (6)

  1. ブラダーの外面形状を成形するための一対の金型と、該一対の金型内に配置されて前記ブラダーの内面形状を成形するための中子とを備え、前記一対の金型の一方の型から射出成形用ゴムを圧入し、前記一対の金型の内面と前記中子の外面との間に形成される成形空間でブラダーを加硫成形させるブラダー加硫成形金型であって、
    前記一対の金型における他方の型は、ゴムの射出圧を受ける前記中子に対して該中子の一部に直接当接して支持する中子支持面を有する受圧型部と、該受圧型部を取り替え自在に結合させて中子との間に成形空間を構成する成形型部とからなると共に、前記受圧型部と前記成形型部との結合面に、シール部材を配置してあることを特徴とするブラダー加硫成形金型。
  2. 他方の型の受圧型部の中子支持面と直接当接する中子の一部は、直接当接部として構成し、中子に対して取り替え自在に結合させていることを特徴とする請求項1に記載のブラダー加硫成形金型。
  3. 受圧型部における成形空間に露出する露出面の一部と、中子における直接当接部の成形空間に露出する露出面の一部とに、射出成形用ゴムの圧入時に成形空間内に進入するエアーをブラダー加硫成形金型外へと排出するためのエアー抜き路を設けてあることを特徴とする請求項2に記載のブラダー加硫成形金型。
  4. 他方の型の受圧型部の中子支持面は、射出成形用ゴムの圧入方向に直角な面の他に、その一部を前記直角な面に対して傾斜したテーパー受け面とし、中子の直接当接部は、その一部をテーパー状に突出するテーパー突出部として、前記受圧型部のテーパー受け面に嵌まり込んで当接するように構成したことを特徴とする請求項2又は3に記載のブラダー加硫成形金型。
  5. 他方の型の受圧型部は、受圧変形の少ない強度を有する材料を用いたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のブラダー加硫成形金型。
  6. 中子の直接当接部は、受圧変形の少ない強度を有する材料を用いたことを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載のブラダー加硫成形金型。
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