JP2017077742A - 非空気入りタイヤ、金型および非空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents

非空気入りタイヤ、金型および非空気入りタイヤの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】生産性を向上させる。
【解決手段】非空気入りタイヤは、内筒体12および外筒体13を備えるリング部材14と、内筒体12と外筒体13との間にタイヤ周方向に沿って複数配設されるとともに、これらの両筒体同士を連結する連結部材15と、を備え、内筒体12のタイヤ幅方向Hの大きさは、外筒体13のタイヤ幅方向Hの大きさよりも小さく、連結部材15のタイヤ幅方向Hの両側端縁におけるタイヤ径方向の内側の端部には、内筒体12におけるタイヤ幅方向Hの側端縁12aとタイヤ幅方向Hに同等の位置に配置され、タイヤ軸に直交する直交面上に位置する内直線部32が設けられ、連結部材15のタイヤ幅方向Hの両側端縁におけるタイヤ径方向の外側の端部には、外筒体13におけるタイヤ幅方向Hの側端縁13aとタイヤ幅方向Hに同等の位置に配置され、タイヤ軸に直交する直交面上に位置する外直線部33が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、使用に際し内部に加圧空気の充填が不要な非空気入りタイヤに関するものである。
内部に加圧空気が充填されて用いられる従来の空気入りタイヤでは、パンクの発生は構造上不可避的な問題となっている。
このような問題を解決するために近年では、例えば下記特許文献1に示されるような、車軸に取り付けられる取り付け体と、取り付け体に外装される内筒体、および内筒体をタイヤ径方向の外側から囲繞する外筒体を備えるリング部材と、内筒体と外筒体との間にタイヤ周方向に沿って複数配設されるとともに、これらの両筒体同士を連結する連結部材と、を備える非空気入りタイヤが提案されている。
特開2013−86712号公報
しかしながら、前記従来の非空気入りタイヤでは、リング部材と連結部材とが一体に形成されてなる中間成形体を成形するときに、この中間成形体の生産性を向上させることについて改善の余地がある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、生産性を向上させることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る非空気入りタイヤは、車軸に取り付けられる取り付け体と、前記取り付け体に外装される内筒体、および前記内筒体をタイヤ径方向の外側から囲繞する外筒体を備えるリング部材と、前記内筒体と前記外筒体との間にタイヤ周方向に沿って複数配設されるとともに、これらの両筒体同士を連結する連結部材と、を備える非空気入りタイヤであって、前記内筒体のタイヤ幅方向の大きさは、前記外筒体のタイヤ幅方向の大きさよりも小さく、前記連結部材のタイヤ幅方向の両側端縁におけるタイヤ径方向の内側の端部には、前記内筒体におけるタイヤ幅方向の側端縁とタイヤ幅方向に同等の位置に配置され、タイヤ軸に直交する直交面上に位置する内直線部が設けられ、前記連結部材のタイヤ幅方向の両側端縁におけるタイヤ径方向の外側の端部には、前記外筒体におけるタイヤ幅方向の側端縁とタイヤ幅方向に同等の位置に配置され、タイヤ軸に直交する直交面上に位置する外直線部が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る金型は、前記非空気入りタイヤを形成する金型であって、タイヤ幅方向に分離可能に組み付けられる一対の型部材を備え、前記一対の型部材の間には、前記リング部材と前記連結部材とが一体に形成されてなる中間成形体を成形するキャビティが画成され、前記一対の型部材のうち、少なくとも1つの型部材には、前記キャビティ内で成形されて前記型部材に密着した前記中間成形体をタイヤ幅方向に押圧して前記型部材から離型させる押圧部材が設けられ、前記押圧部材は、前記内筒体の側端縁および前記内直線部と、前記外筒体の側端縁および前記外直線部と、をそれぞれ一体に押圧することを特徴とする。
本発明に係る非空気入りタイヤの製造方法は、前記金型を用いて非空気入りタイヤを形成する非空気入りタイヤの製造方法であって、前記キャビティ内で前記中間成形体を成形する工程と、前記中間成形体から前記一対の型部材を離型させる工程と、を備え、前記離型させる工程は、前記一対の型部材のうち、前記押圧部材が設けられた一方の型部材に前記中間成形体を密着させた状態で、他方の型部材を前記中間成形体から離型させる工程と、前記一方の型部材に密着した前記中間成形体において、前記内筒体の側端縁および前記内直線部と、前記外筒体の側端縁および前記外直線部と、をそれぞれ前記押圧部材によってタイヤ幅方向に一体に押圧し、前記中間成形体を前記一方の型部材から突き出して離型させる工程と、を有することを特徴とする。
これらの発明によれば、一方の型部材に密着した中間成形体において、内筒体の側端縁および内直線部と、外筒体の側端縁および外直線部と、をそれぞれ押圧部材によってタイヤ幅方向に一体に押圧し、中間成形体を一方の型部材から突き出して離型させる。ここで、内直線部が、内筒体の側端縁とタイヤ幅方向に同等の位置に配置され、タイヤ軸に直交する直交面上に位置し、また、外直線部が、外筒体の側端縁とタイヤ幅方向に同等の位置に配置され、タイヤ軸に直交する直交面上に位置しているので、押圧部材が中間成形体を前述のように押圧するときに、押圧部材と中間成形体との接触面積を確保することができる。これにより、押圧部材が中間成形体を押圧するときに、中間成形体がキャビティ内で成形されてから時間が経過しておらず、中間成形体の温度が高くて中間成形体が未だ柔らかい状態であっても、中間成形体に押圧部材の押圧跡が残るのを抑えることができる。したがって、中間成形体の成形後の冷却時間を短縮することが可能になり、生産性を向上させることができる。
また、内筒体のタイヤ幅方向の大きさが、外筒体のタイヤ幅方向の大きさよりも小さいので、例えば、外筒体の外周面上に配置される踏面をタイヤ幅方向に広くして設置面積を大きく確保しつつ、非空気入りタイヤの軽量化を図ることができる。これにより、耐摩耗性や操作性を向上させることができる。
本発明に係る非空気入りタイヤでは、前記連結部材は、表裏面がタイヤ周方向を向く板材とされていてもよい。
この場合、連結部材が、表裏面がタイヤ周方向を向く板材とされているので、前述のように中間成形体の成形後の冷却時間を短縮することと相俟って、例えば連結部材に生じるヒケを含む成形不良を効果的に抑制すること等ができる。
本発明に係る非空気入りタイヤでは、前記連結部材におけるタイヤ径方向の内側の端部を通り、タイヤ径方向およびタイヤ幅方向の両方向に沿う前記リング部材の断面において、前記内筒体の外周面および前記外筒体の内周面それぞれにおける前記連結部材との接続部分同士の間のタイヤ径方向に沿う距離H0、前記内筒体の外周面における前記接続部分から、前記内直線部におけるタイヤ径方向の外側の端縁までの距離H1、および前記外筒体の内周面における前記接続部分から、前記外直線部におけるタイヤ径方向の内側の端縁までの距離H2は、以下に示す(1)式および(2)式の関係を満たしてもよい。
0.1<(H1/H0)<0.35 … (1)
0.1<(H2/H0)<0.35 … (2)
この場合、距離H0、H1およびH2が、上記(1)式および(2)式の関係を満たすので、内直線部および外直線部の長さをそれぞれ適度に保持することが可能になり、押圧部材と中間成形体との接触面積を確保しつつ、非空気入りタイヤとしての耐久性を確保し易くすることができる。
すなわち、(H1/H0)や(H2/H0)が0.1以下であると、押圧部材と中間成形体との接触面積が十分確保し難く、生産性を向上させることができないおそれがある。
また、(H1/H0)や(H2/H0)が0.35以上であると、内直線部や外直線部が長くなり過ぎ、連結部材の側端縁において内直線部と外直線部とを接続する中央部が短くなる。その結果、前記中央部において内直線部から外直線部に至るまで、タイヤ幅方向に大きく変位することとなり、例えば、中央部と内直線部との接続部分、または中央部と外直線部との接続部分に応力集中箇所が形成され易くなり、耐久性に影響が生じるおそれがある。
本発明によれば、生産性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る非空気入りタイヤの側面図である。 図1に示すケース体についてのA−A断面矢視図であって、ケース体に加えて金型を二点鎖線で示した図である。 図1に示す非空気入りタイヤの製造方法を説明する図であって、図1に示すA−A断面矢視図に相当する図である。
(第1実施形態)
図1および図2に示すように、第1実施形態の非空気入りタイヤ1は、図示しない車軸に取り付けられる取り付け体11と、取り付け体11に外装される円筒状の内筒体12、および内筒体12をタイヤ径方向の外側から囲繞する円筒状の外筒体13を備えるリング部材14と、取り付け体11と外筒体13とを連結する連結部材15と、外筒体13に外装された円筒状のトレッド部材16と、を備えている。
なお、本実施形態の非空気入りタイヤ1は、例えばJIS T 9208に規定されるハンドル形電動車いす等、低速度で走行する小型車両等に採用してもよい。また、非空気入りタイヤ1のサイズとしては、特に限定されるものではないが、例えば3.00−8等としてもよい。また、非空気入りタイヤ1を乗用車用に採用してもよい。この場合のサイズとしては、特に限定されるものではないが、例えば155/65R13等としてもよい。
上述した取り付け体11、内筒体12、外筒体13及びトレッド部材16は、それぞれ共通軸と同軸に配設されている。以下、この共通軸を軸線(タイヤ軸)Oといい、軸線Oに沿う方向をタイヤ幅方向H、軸線Oに直交する方向をタイヤ径方向、軸線O回りに周回する方向をタイヤ周方向という。なお、取り付け体11、内筒体12、外筒体13及びトレッド部材16それぞれにおけるタイヤ幅方向Hの中央部は、互いに一致している。
取り付け体11は、車軸の先端部が装着される装着筒部17と、装着筒部17をタイヤ径方向の外側から囲繞する外リング部18と、装着筒部17と外リング部18とを連結する複数のリブ19と、を備えている。
装着筒部17、外リング部18及びリブ19は、例えばアルミニウム合金等の金属材料で一体に形成されている。装着筒部17及び外リング部18は、それぞれ円筒状に形成され、軸線Oと同軸に配設されている。複数のリブ19は、例えばタイヤ周方向に同等の間隔をあけて配置されている。
外リング部18の外周面には、タイヤ径方向の内側に向けて窪み、かつタイヤ幅方向Hに延びる図示しないキー溝部がタイヤ周方向に間隔をあけて複数形成されている。前記キー溝部は、外リング部18の外周面において、タイヤ幅方向Hの一方側(例えば車体の外側)にのみ開口し、タイヤ幅方向Hの他方側(例えば車体の内側)には閉じている。
内筒体12は、外リング部18に外嵌される円筒状に形成されている。内筒体12の内周面には、タイヤ径方向の内側に向けて突出するとともに、タイヤ幅方向Hの全長に亘って延びる図示しない突条部が形成されている。前記突条部は、内筒体12の内周面にタイヤ周方向に間隔をあけて複数形成され、前記キー溝部に対して各別に嵌合している。
そして、内筒体12は、前記突条部が前記キー溝部に嵌合された状態で、取り付け体11に固定されている。図示の例では、外リング部18において前記キー溝部と対応する位置に、タイヤ幅方向Hの一方側から板材28が螺合されることにより、内筒体12が取り付け体11に固定されている。
内筒体12のタイヤ幅方向Hの中央部と外筒体13のタイヤ幅方向Hの中央部とは、タイヤ幅方向Hに同等の位置に配置されている。内筒体12のタイヤ幅方向Hの大きさは、外筒体13のタイヤ幅方向Hの大きさよりも小さい。
連結部材15は、取り付け体11と外筒体13との間にタイヤ周方向に沿って複数配設されるとともに、取り付け体11と外筒体13とを相対的に弾性変位自在に連結する。連結部材15は、表裏面がタイヤ周方向を向く弾性変形可能な板材とされている。
連結部材15の両端部は、取り付け体11および外筒体13に各別に連結され、連結部材15におけるタイヤ径方向の外側の端部である一端部(外端部15a)は、連結部材15におけるタイヤ径方向の内側の端部である他端部(内端部15b)よりもタイヤ周方向の一方側に位置する。連結部材15は、タイヤ径方向の外側から内側に向かうに従い漸次、タイヤ周方向の他方側に向けて延びている。
複数の連結部材15は、内筒体12と外筒体13との間において、軸線Oを基準に回転対称となる位置に各別に配置されている。全ての連結部材15は互いに同形同大とされ、連結部材15のタイヤ幅方向Hに沿った横幅は外筒体13のタイヤ幅方向Hに沿った横幅以下である。タイヤ周方向で隣り合う連結部材15同士は互いに非接触とされている。
トレッド部材16は、円筒状に形成され、外筒体13の外周面側を全域に亘って一体に覆っている。トレッド部材16の内周面は、全域に亘って外筒体13の外周面に対して密接している。トレッド部材16は、例えば、天然ゴム又は/及びゴム組成物が加硫された加硫ゴム、或いは熱可塑性材料等で形成されている。
熱可塑性材料として、例えば熱可塑性エラストマー若しくは熱可塑性樹脂等が挙げられる。熱可塑性エラストマーとしては、例えばJIS K6418に規定されるアミド系熱可塑性エラストマー(TPA)、エステル系熱可塑性エラストマー(TPC)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、熱可塑性ゴム架橋体(TPV)、若しくはその他の熱可塑性エラストマー(TPZ)等が挙げられる。
熱可塑性樹脂としては、例えばウレタン樹脂、オレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、若しくはポリアミド樹脂等が挙げられる。なお、耐摩耗性の観点ではトレッド部材16を加硫ゴムで形成するのが好ましい。
ところで、上述したリング部材14と連結部材15とは、例えば合成樹脂材料により一体に形成されている。合成樹脂材料としては、例えば1種だけの樹脂材料、2種類以上の樹脂材料を含む混合物、又は1種以上の樹脂材料と1種以上のエラストマーとを含む混合物であってもよく、さらに、例えば老化防止剤、可塑剤、充填剤、若しくは顔料等の添加物を含んでもよい。
以下、リング部材14および連結部材15が一体に形成されたユニットをケース体31(中間成形体)という。
連結部材15のタイヤ幅方向Hの両側端縁には、内直線部32および外直線部33がそれぞれ設けられている。
内直線部32は、前記両側端縁におけるタイヤ径方向の内側の端部に設けられている。内直線部32は、内筒体12におけるタイヤ幅方向Hの側端縁12aとタイヤ幅方向Hに同等の位置に配置され、軸線Oに直交する直交面上に位置している。本実施形態では、連結部材15のタイヤ幅方向Hの両側端縁それぞれにおける両内直線部32がいずれも、前述のように、側端縁12aとタイヤ幅方向Hに同等の位置に配置されて前記直交面上に位置している。
外直線部33は、前記両側端縁におけるタイヤ径方向の外側の端部に設けられている。外直線部33は、外筒体13におけるタイヤ幅方向Hの側端縁13aとタイヤ幅方向Hに同等の位置に配置され、軸線Oに直交する直交面上に位置している。本実施形態では、連結部材15のタイヤ幅方向Hの両側端縁それぞれにおける両外直線部33がいずれも、前述のように、側端縁13aとタイヤ幅方向Hに同等の位置に配置されて前記直交面上に位置している。
なお、連結部材15の側端縁において内直線部32と外直線部33とを接続する中央部34は、図示の例のように、タイヤ径方向の内側から外側に向けてタイヤ幅方向Hの外側に向けて直線状に延びていることが好ましい。ただし、中央部34は、直線状に延びているのに代えて、タイヤ幅方向Hに凸または凹となる曲線状に延びていてもよい。
ここで本実施形態では、連結部材15におけるタイヤ径方向の内側の端部(内筒体12の外周面における連結部材15との接続部分)を通り、タイヤ径方向およびタイヤ幅方向Hの両方向に沿うリング部材14の断面(図1に示すA−A断面)において、図2に示す距離H0、H1、H2は、以下に示す(1)式および(2)式の関係を満たす。
0.1<(H1/H0)<0.35 … (1)
0.1<(H2/H0)<0.35 … (2)
距離H0は、前記断面において、内筒体12の外周面および外筒体13の内周面それぞれにおける連結部材15との接続部分同士の間のタイヤ径方向に沿う距離である。
距離H1は、前記断面において、内筒体12の外周面における接続部分から、内直線部32におけるタイヤ径方向の外側の端縁までの距離である。
距離H2は、前記断面において、外筒体13の内周面における接続部分から、外直線部33におけるタイヤ径方向の内側の端縁までの距離である。
次に、前記非空気入りタイヤ1を形成する金型40(非空気入りタイヤ1の製造装置)の一例を説明する。金型40は、非空気入りタイヤ1におけるケース体31を形成する。
図2に示すように、金型40は、タイヤ幅方向Hに分離可能に組み付けられる一対の型部材41、42を備えている。一対の型部材41、42の間には、ケース体31を成形するキャビティ40aが画成されている。一対の型部材41、42は、ケース体31からタイヤ幅方向Hの一方側に離型する第1型部材41と、ケース体31からタイヤ幅方向Hの他方側に離型する第2型部材42と、を備えている。
ここで図3に示すように、一対の型部材41、42のうち、少なくとも1つの型部材41、42には、押圧部材43が設けられている。押圧部材43は、キャビティ40a内で成形されて型部材41、42に密着したケース体31をタイヤ幅方向Hに押圧して型部材41、42から離型させる。押圧部材43は、第1型部材41に設けられている。押圧部材43は、内筒体12の側端縁12aおよび内直線部32と、外筒体13の側端縁13aおよび外直線部33と、をそれぞれ一体に押圧する。押圧部材43は、複数の突出しピン43aを備えており、各突出しピン43aは、内筒体12の側端縁12aおよび内直線部32、または外筒体13の側端縁13aおよび外直線部33をタイヤ幅方向Hの他方側に押圧する。
なお本実施形態では、押圧部材43が設けられていない型部材である第2型部材42には、図示しない射出口が設けられている。つまり、押圧部材43は、前記射出口がある型部材(第2型部材42)と反対の型部材(第1型部材41)に設けられている。
次に、前記金型40を用いて前記非空気入りタイヤ1を形成する非空気入りタイヤ1の製造方法の一例を説明する。
はじめに、ケース体31を形成する。ここでケース体31は、例えば、前記射出口からキャビティ40a内に成形材料を射出する射出成型により一体に形成することができる。射出成形としては、ケース体31の全体を同時に成形する一般的な方法であってもよいし、内筒体12、外筒体13、及び連結部材15のうちの一部をインサート品として残りを射出成形するインサート成形でもよいし、或いはいわゆる二色成形等であってもよい。なお、ケース体31の全体を同時に射出成形する場合には、内筒体12に形成された複数の前記突条部をゲート部分としてもよい。また、射出成形する際、内筒体12、外筒体13、及び連結部材15を互いに異なる材質で形成してもよいし、同一の材質で形成してもよい。この材質としては、例えば金属材料や樹脂材料等が挙げられるが、軽量化の観点から樹脂材料、特に熱可塑性樹脂が好ましい。
本実施形態では、前記金型40のキャビティ40a内でケース体31を形成し、その後、ケース体31から一対の型部材41、42を離型させる。
このとき、まず、一対の型部材41、42のうち、押圧部材43が設けられた第1型部材41にケース体31を密着させた状態で、第2型部材42をタイヤ幅方向Hに移動させてケース体31から離型させる。
その後、第1型部材41をケース体31から離型させる。このとき、図3に示すように、第1型部材41に密着したケース体31において、内筒体12の側端縁12aおよび内直線部32と、外筒体13の側端縁13aおよび外直線部33と、をそれぞれ押圧部材43によってタイヤ幅方向Hに一体に押圧する。言い換えると、押圧部材43がケース体31をタイヤ幅方向Hに押圧するときに、タイヤ幅方向Hから見ると、押圧部材43の少なくとも一部が、内筒体12の側端縁12aまたは外筒体13の側端縁13aにオーバーラップしている。これにより、ケース体31を第1型部材41からタイヤ幅方向Hに突き出して離型させる。なお、ケース体31では、連結部材15に比べて、内筒体12や外筒体13の方が金型40に強く密着し易いため、押圧部材43を内筒体12の側端縁12aや外筒体13の側端縁13aにオーバーラップさせることで、ケース体31を金型40から確実に離型させることができる。
その後、取り付け体11に内筒体12を外装させるとともに、トレッド部材16を外筒体13に装着させることで、非空気入りタイヤ1を形成することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る非空気入りタイヤ1、金型40および非空気入りタイヤの製造方法によれば、第1型部材41に密着したケース体31において、内筒体12の側端縁12aおよび内直線部32と、外筒体13の側端縁13aおよび外直線部33と、をそれぞれ押圧部材43によってタイヤ幅方向Hに一体に押圧し、ケース体31を第1型部材41から突き出して離型させる。ここで、内直線部32が、内筒体12の側端縁12aとタイヤ幅方向Hに同等の位置に配置され、軸線Oに直交する直交面上に位置し、また、外直線部33が、外筒体13の側端縁13aとタイヤ幅方向Hに同等の位置に配置され、軸線Oに直交する直交面上に位置しているので、押圧部材43がケース体31を前述のように押圧するときに、押圧部材43とケース体31との接触面積を確保することができる。これにより、押圧部材43がケース体31を押圧するときに、ケース体31がキャビティ40a内で成形されてから時間が経過しておらず、ケース体31の温度が高くてケース体31が未だ柔らかい状態であっても、ケース体31に押圧部材43の押圧跡が残るのを抑えることができる。したがって、ケース体31の成形後の冷却時間を短縮することが可能になり、生産性を向上させることができる。
また、内筒体12のタイヤ幅方向Hの大きさが、外筒体13のタイヤ幅方向Hの大きさよりも小さいので、例えば、外筒体13の外周面上のトレッド部材16に配置される踏面をタイヤ幅方向Hに広くして設置面積を大きく確保しつつ、非空気入りタイヤ1の軽量化を図ることができる。これにより、耐摩耗性や操作性を向上させることができる。
また、連結部材15が、表裏面がタイヤ周方向を向く板材とされているので、前述のようにケース体31の成形後の冷却時間を短縮することと相俟って、例えば連結部材15に生じるヒケを含む成形不良を効果的に抑制すること等ができる。
さらに、距離H0、H1およびH2が、上記(1)式および(2)式の関係を満たすので、内直線部32および外直線部33の長さをそれぞれ適度に保持することが可能になり、押圧部材43とケース体31との接触面積を確保しつつ、非空気入りタイヤ1としての耐久性を確保し易くすることができる。
すなわち、(H1/H0)や(H2/H0)が0.1以下であると、押圧部材43とケース体31との接触面積が十分確保し難く、生産性を向上させることができないおそれがある。
また、(H1/H0)や(H2/H0)が0.35以上であると、内直線部32や外直線部33が長くなり過ぎ、連結部材15の側端縁における中央部34が短くなる。その結果、中央部34において内直線部32から外直線部33に至るまで、タイヤ幅方向Hに大きく変位することとなり、例えば、中央部34と内直線部32との接続部分、または中央部34と外直線部33との接続部分に応力集中箇所が形成され易くなり、耐久性に影響が生じるおそれがある。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、距離H0、H1およびH2が、上記(1)式および(2)式の関係を満たしていなくてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 非空気入りタイヤ
11 取り付け体
12 内筒体
13 外筒体
14 リング部材
15 連結部材
31 ケース体(中間成形体)
32 内直線部
33 外直線部
H タイヤ幅方向
40 金型
40a キャビティ
41、42 型部材
43 押圧部材

Claims (5)

  1. 車軸に取り付けられる取り付け体と、
    前記取り付け体に外装される内筒体、および前記内筒体をタイヤ径方向の外側から囲繞する外筒体を備えるリング部材と、
    前記内筒体と前記外筒体との間にタイヤ周方向に沿って複数配設されるとともに、これらの両筒体同士を連結する連結部材と、を備える非空気入りタイヤであって、
    前記内筒体のタイヤ幅方向の大きさは、前記外筒体のタイヤ幅方向の大きさよりも小さく、
    前記連結部材のタイヤ幅方向の両側端縁におけるタイヤ径方向の内側の端部には、前記内筒体におけるタイヤ幅方向の側端縁とタイヤ幅方向に同等の位置に配置され、タイヤ軸に直交する直交面上に位置する内直線部が設けられ、
    前記連結部材のタイヤ幅方向の両側端縁におけるタイヤ径方向の外側の端部には、前記外筒体におけるタイヤ幅方向の側端縁とタイヤ幅方向に同等の位置に配置され、タイヤ軸に直交する直交面上に位置する外直線部が設けられていることを特徴とする非空気入りタイヤ。
  2. 前記連結部材は、表裏面がタイヤ周方向を向く板材とされていることを特徴とする請求項1に記載の非空気入りタイヤ。
  3. 前記連結部材におけるタイヤ径方向の内側の端部を通り、タイヤ径方向およびタイヤ幅方向の両方向に沿う前記リング部材の断面において、前記内筒体の外周面および前記外筒体の内周面それぞれにおける前記連結部材との接続部分同士の間のタイヤ径方向に沿う距離H0、前記内筒体の外周面における前記接続部分から、前記内直線部におけるタイヤ径方向の外側の端縁までの距離H1、および前記外筒体の内周面における前記接続部分から、前記外直線部におけるタイヤ径方向の内側の端縁までの距離H2は、以下に示す(1)式および(2)式の関係を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載の非空気入りタイヤ。
    0.1<(H1/H0)<0.35 … (1)
    0.1<(H2/H0)<0.35 … (2)
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の非空気入りタイヤを形成する金型であって、
    タイヤ幅方向に分離可能に組み付けられる一対の型部材を備え、
    前記一対の型部材の間には、前記リング部材と前記連結部材とが一体に形成されてなる中間成形体を成形するキャビティが画成され、
    前記一対の型部材のうち、少なくとも1つの型部材には、前記キャビティ内で成形されて前記型部材に密着した前記中間成形体をタイヤ幅方向に押圧して前記型部材から離型させる押圧部材が設けられ、
    前記押圧部材は、前記内筒体の側端縁および前記内直線部と、前記外筒体の側端縁および前記外直線部と、をそれぞれ一体に押圧することを特徴とする金型。
  5. 請求項4に記載の金型を用いて非空気入りタイヤを形成する非空気入りタイヤの製造方法であって、
    前記キャビティ内で前記中間成形体を成形する工程と、
    前記中間成形体から前記一対の型部材を離型させる工程と、を備え、
    前記離型させる工程は、
    前記一対の型部材のうち、前記押圧部材が設けられた一方の型部材に前記中間成形体を密着させた状態で、他方の型部材を前記中間成形体から離型させる工程と、
    前記一方の型部材に密着した前記中間成形体において、前記内筒体の側端縁および前記内直線部と、前記外筒体の側端縁および前記外直線部と、をそれぞれ前記押圧部材によってタイヤ幅方向に一体に押圧し、前記中間成形体を前記一方の型部材から突き出して離型させる工程と、を有することを特徴とする非空気入りタイヤの製造方法。
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