JP3209947U - ガラス板梱包体 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納時、又は取り出した時にガラス板が割れないガラス板梱包体を提供する。【解決手段】ガラス板梱包体1は、収納容器10と、ガラス板積層体20と、支持台30とを備える。収納容器10は、筐体11で囲まれ内部空間を形成する収納部12を有し、収納部には、複数のガラス板21を重ねたガラス板積層体20と、ガラス板積層体を支持する支持台30が収納される。ガラス板積層板20は、収納容器内では収納部の略対角線上に沿って配置され、複数のガラス板の長辺の長さL1は、収納部の底部15の長さL2よりも長くなる。そして、ガラス板積層体の上端部23から収納部の上部14までの距離Aは、ガラス板積層体の下端部22から収納部の底部までの距離Bよりも大きい。ガラス板積層体と収納容器との干渉を避けることができるとともに、ガラス板積層体の積層枚数を増やすことができる。【選択図】図2

Description

本考案は、ガラス板梱包体に関する。
広幅のパネルを運送する技術が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1は、台座部を荷物輸送用車両の荷台上に積載し、支枠を軸線のまわりに回動させて傾斜させ、支脚の下端部を台座に係合させるパネル輸送用架台であって、パネル巾方向に傾斜した状態で輸送したパネルの長手方向端部の吊上げを、地上へ仮置きすることなく直接荷物輸送用車両上でおこなえるようにすることが開示されている。
特開平6−219205号公報
特許文献1に、幅方向の寸法が車両の横幅を超える建材用パネルを、車両の平面状の荷台に積載して輸送する方法が開示されている。しかし、このような方法でガラス板を運搬する場合、一度、平板に車両の荷台に平行な状態で積載した後に、角度を傾斜させるため、車両の荷台がガラス板のはみ出しを許容する構造でなければならない。収納容器が小さい場合などであって、ガラス板のはみ出しを許容しない構造の場合、ガラス板の収納時又は取出し時に収納容器と接触するなどして、ガラス板が割れる恐れがある。特に、液晶ディスプレイなどの大型化に伴い最近はガラス板が大型化しており、一般的な規格化されたコンテナでは平積みは困難になりつつあるという課題がある。
本考案は、ガラス板の収納時、又は取り出し時にガラス板が割れる恐れを抑制したガラス板梱包体を提供する。
本考案のガラス板梱包体は、収納容器と、複数のガラス板を重ねたガラス板積層体と、前記ガラス板積層体を支持すると共に、前記収納容器の内部空間に配置された支持台と、を備え、前記収納容器の開口部に沿った断面において、前記複数のガラス板の長辺の長さは、前記内部空間の底部の長さよりも長く、前記ガラス板積層体の上端部から前記内部空間の上部までの距離Aは、前記ガラス板積層体の下端部から前記内部空間の前記底部までの距離Bよりも大きい。
本考案によれば、特に大型なガラス板において、距離Aが大きいと、ガラス板積層体の積層枚数が増加しても、収納容器への搬入、搬出時のフォークリフトでの上昇時に目視しづらいガラス板積層体の上端部と収入容器との干渉を避けることができ、円滑な運搬作業ができる。また、距離Bが小さいと、ガラス板積層体の積層枚数を増やすことができるガラス板梱包体を提供できる。
本考案に係るガラス板梱包体の一例を示す正面斜視図。 本考案に係るガラス板梱包体の第1実施形態の一例を示す断面図。 本考案に係るガラス板梱包体の第2実施形態の一例を示す断面図。 本考案に係るガラス板梱包体の第3実施形態の一例を示す断面図。
以下、図面を用いて、本考案に係るガラス板梱包体の具体的な実施の形態について詳述する。
図1は、本考案に係るガラス板梱包体の一例を示す正面斜視図である。図1を用いてガラス板梱包体の一例を詳述する。
本実施形態のガラス板梱包体1は、収納容器10と、ガラス板積層体20と、支持台30とを備える。収納容器10は、ガラス板積層体20を搬送するコンテナなどであり、断面略四角形状(又は矩形)で4方を筐体11で囲まれ、中央部が大きく開口され収納容器10の内部空間を形成する収納部12を有し、収納部12の端部に開口部13が設けられている。収納部12は、筐体11の内面で囲まれ、天井に相当する部分が上部14であり、上部と対向し床に相当する部分が底部15であり、両側が側部16である。
収納部12には、複数のガラス板21を重ねたガラス板積層体20と、ガラス板積層体20を支持する支持台30が収納され、開口部13を介してガラス板積層体20と支持台30は、収納部12に対して収納自在に配置される。
支持台30は、断面略三角形状をなし、収納部12の底面に配置される基台31と、ガラス板積層体20を載置し基台31と所定の角度を有する三角形の斜面である支持部32と、支持部32を保持し基台31から略垂直方向に延びる支脚33とを備える。
基台31には、複数の略四角形状のスリット31aが設けられ、当該スリット31aにフォークリフトの爪を挿入することにより、支持台30を収納部12に対して収納自在としている。また、支持部32の下部には、ガラス板積層体20の下端部22を固定し支持台32からの落下を防止する取付具34が、支持台32の長手方向と略垂直に突出している。
ガラス板積層板20は、支持台30に固定された状態で、収納容器10の収納部12に収納され、収納容器10内では収納部12の略対角線上に沿って配置される。従って、収納容器10の開口部13に沿った断面において、複数のガラス板21の長辺の長さL1は、収納部(内部空間)12の底部15の長さL2よりも長くなる。当該略対角線上に沿ってとは、ガラス板21の収納容器10への搬入、搬出時の際に、収納部12内への干渉等によりガラス板21の割れや欠けを防止する許容範囲として、対角線を基準として±10°以内の角度でガラス板21が傾斜していることを意味する。
また、支持台30が収納容器10に固定される際、予めガラス板21を支持する角度に固定されるため、ガラス板21の積載角度を変更する必要がなく、収納時又は取出し時にガラスが割れる恐れを低減できる。また、安定した収納容器10での輸送ができる。また、支持台30が積載角度を変更する仕様を備えないため、支持台30を安価に製造することができる。
図2は、ガラス板梱包体1の第1実施形態の一例を示す断面図である。
ガラス板積層体20は、搬入、搬出時及び輸送中において収納部12内との干渉を避けるため、収納容器10の上部14、底部15および側部16に対して、所定の間隔を持って、収納容器10に収納されている。即ち、ガラス板積層体20の上端部23から収納部12の上部14までの距離A、ガラス板積層体20の下端部22から収納部12の底部15までの距離B、支持台30から収納部12の両側部16までのそれぞれの距離C及び距離Dが存在する。
第1実施形態では、距離Aが距離Bよりも大きい状態で、ガラス積層体20および支持台30が収納容器10に収納されている(A>B)。距離Aが大きいと、ガラス板積層体20の積層枚数が増加しても、収納容器10への搬入、搬出時のフォークリフトでの上昇時に目視しづらいガラス板積層体20の上端部23と収納容器10との干渉を避けることができ、円滑な運搬作業ができる。また、距離Bが小さいと、ガラス板積層体20の積層枚数を増やすことができる。
そして、距離Aが距離Bの1.2倍以上あると、ガラス板積層体20と収納容器10との干渉をさらに防止することが可能となり、収納容器10との接触によるガラス板21の割れを避けることが可能となる。さらに、距離Aは50mm以上であると、ガラス板積層体20と収納容器10との干渉が確実に少なくなる。ガラス板積層体20は支持台30に固定されているが、収納容器10は輸送中の振動もあるため、所定の幅を持って支持台30が収納容器10内に固定されていることが重要である。
また、距離Aは、距離C又は距離Dよりも大きい(A>C又はA>D)方が、ガラス板積層体20を収納容器10への搬入、搬出時に、ガラス板21の上端部23と収納部12の上部14との間に余裕ができ、積載作業が安心して行うことができ、作業効率が向上する。尚、距離C≒距離Dであっても良い。
本考案に係るガラス板梱包体は、ガラス板21のいずれか一辺が3000mm以上である場合に、特に好適に用いられる。通常、一辺が3000mm以上のガラス板21を輸送しようとした場合、より大きな輸送容器を特注しなければならず、既存の輸送容器との寸法の違いにより、積載量の効率が低下する。しかし、本考案に係る実施形態であれば、既存の輸送容器内に、一辺が3000mm以上のガラス板21を、割れる恐れを抑制しながら収納、又は取り出しできるため、積載量の効率を妨げない。
図3は、ガラス板梱包体1の第2実施形態の一例を示す断面図である。
基本的に第1実施形態と同様であるが、第2実施形態では、収納容器10の内面とガラス板積層体20又は支持台30との距離がどの位置においても、ほぼ同様である。即ち、距離C≒距離D≒距離Eの関係が成り立つ。距離Eとは、支持台30の底部35から収納容器10の底部15までの距離を指す。
ガラス板積層体20及び支持台30が、収納容器10の内部空間である収納部12と上下及び左右に対して均等に収納部12に収納されるため、搬入、搬出時及びガラス板梱包体1の運搬中において、ガラス板21と収納部12との干渉が避けられ、ガラス板21の割れや欠けを防止することができる。
図4は、ガラス板梱包体1の第3実施形態の一例を示す断面図である。
基本的に第1実施形態と同様であるが、第3実施形態において、ガラス板積層体20の下端部22は、支持台30の底部35よりも下側に存在している。即ち、距離Eは距離Bより大きい(E>B)関係にある。
ガラス板積層体20の下端部22が、支持台30の底部35よりも下側にあることで、ガラス板積層体20の位置を下げることができ、ガラス板21の積層枚数を増やすことが可能となる。また、その分ガラス板積層体20の上端部23と収納容器10の上部14との距離Aが大きく取れ、ガラス板21と収納容器10との干渉を防ぐことができる。
尚、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。例えば、ガラス板の破損を防止するために、ガラス板のコーナー部に保護部材をもうけてもよい。また、筐体11の開口方向及びガラス板積層体の収納方向は、図1の方向(すなわち、筐体の長軸方向)に限定されない。ガラス板積層体を内部空間に収納する過程において、筐体のいずれの方向が開口してもよい。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本考案を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本考案のガラス板梱包体は、収納容器にガラス板積層体を搬入、搬出する際にガラス板と収納容器との干渉を避けることを要求する分野に好適に用いられる。
1 ガラス板梱包体
10 収納容器
11 筐体
12 収納部(内部空間)
13 開口部
14 上部
15 底部
16 側部
20 ガラス板積層体
21 ガラス板
22 下端部
23 上端部
30 支持台
31 基台
32 支持部
33 支脚
34 取付具
35 底部

Claims (7)

  1. 収納容器と、
    複数のガラス板を重ねたガラス板積層体と、
    前記ガラス板積層体を支持すると共に、前記収納容器の内部空間に配置された支持台と、を備え、
    前記収納容器の開口部に沿った断面において、前記複数のガラス板の長辺の長さは、前記内部空間の底部の長さよりも長く、
    前記ガラス板積層体の上端部から前記内部空間の上部までの距離Aは、前記ガラス板積層体の下端部から前記内部空間の前記底部までの距離Bよりも大きい、ガラス板梱包体。
  2. 前記距離Aは、前記距離Bの1.2倍以上である請求項1に記載のガラス板梱包体。
  3. 前記距離Aは50mm以上である請求項1または2に記載のガラス板梱包体。
  4. 前記断面において、
    前記距離Aは、前記支持台から前記内部空間の側部までの距離よりも大きい請求項1から3のいずれか1項に記載のガラス板梱包体。
  5. 前記断面において、前記内部空間は矩形であり、
    前記ガラス板は、前記内部空間の対角線を基準として±10°以内の角度で傾斜する請求項1から4のいずれか1項に記載のガラス板梱包体。
  6. 前記支持台は、予めガラス板を支持する角度に固定される請求項1から5のいずれか1項に記載のガラス板梱包体。
  7. 前記断面において、
    前記ガラス板積層体の下端部は、前記支持台の底部よりも下側に存在する請求項1から6のいずれか1項に記載のガラス板梱包体。
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