JP3209512B2 - ディスク記録装置 - Google Patents

ディスク記録装置

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JP3209512B2
JP3209512B2 JP19453898A JP19453898A JP3209512B2 JP 3209512 B2 JP3209512 B2 JP 3209512B2 JP 19453898 A JP19453898 A JP 19453898A JP 19453898 A JP19453898 A JP 19453898A JP 3209512 B2 JP3209512 B2 JP 3209512B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスク等
の光ディスクを記録媒体として用いてデータの記録を行
うディスク記録装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、データの書き替えが可能な大
容量の記録媒体として光磁気ディスクが知られている。 【0003】上記光磁気ディスクに対するデータの書き
込み、読み出し及び消去には、通常、レーザダイオード
によるレーザ光が用いられる。従来、データの書き込み
動作や消去動作時には、実際にレーザ光を照射する必要
のある期間以外の期間にも常時レーザダイオードを動作
状態にしているために、上記レーザダイオードの寿命が
短く、頻繁にレーザダイオードを交換する必要があっ
た。 【0004】また、光磁気ディスク上のトラックは、複
数のセクタに分割され、各セクタに時間的な誤差吸収等
のためのギャップ領域を設けてセクタ単位で同期をとっ
たデータを記録するようにして、セクタ単位でデータの
管理がなされるようになっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
いては、レーザダイオードの寿命の点で問題があり、ま
た、光磁気ディスク上のトラックの各セクタにそれぞれ
設けたギャップ領域が無効記録領域となり、ディスクの
有効容量が少なくなってしまうという問題点があった。 【0006】そこで、本発明は、上述の如き従来の問題
点に鑑み、レーザダイオードの寿命を延ばすことがで
き、また、ディスク容量の有効利用を図ることができる
ようにしたディスク記録装置を提供することを目的とす
るものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、予め形成され
た複数のピットからなるピット領域と、データが書き込
まれるデータ領域とが、それぞれ円周方向に沿って交互
に設けられたディスク状記録媒体に、少なくともレーザ
光を照射することによってデータの書き込み或いは消去
を行うディスク記録装置であって、上記ピット領域の検
出を行う第1のモードと、上記データ領域にデータの書
き込み或いは消去を行うための第2のモードとで、上記
レーザ光を出射するレーザダイオードの駆動電流を切換
え制御するレーザ駆動回路とを有し、上記レーザ駆動回
路は、データの書き込み或いは消去動作時に、上記ピッ
ト領域内において上記レーザダイオードを上記第1のモ
ードで駆動するとともに、上記データ領域内において、
上記第2のモードでレーザダイオードをパルス駆動する
ことにより、上記データ領域に対してデータの書き込み
或いは消去を行い、待機動作時には、上記ピット領域内
において上記レーザダイオードを上記第1のモードで駆
動するとともに、上記データ領域内において上記レーザ
ダイオードの駆動を停止するようにしたことを特徴とす
る。 【0008】上記レーザ駆動回路は、例えば、上記第2
のモードにおいて、上記第1のモードにおける駆動電流
より大きな駆動電流によりパルス駆動することにより、
データの書き込み或いは消去を行う。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。 【0010】図1に本発明の実施の形態においてディス
ク状記録媒体として用いる光磁気ディスクの記録パター
ンを模式的に示す。 【0011】この図1において、光磁気ディスク1は、
例えば直径が13cm程度であり、片面で300Mバイ
ト以上の記憶容量を有している。このディスク1は、角
速度一定で回転され、1回転当たり1トラックとして、
例えば同心円状にトラック2を形成してデータが記録さ
れる。片面のトラック数は18000〜20000程度
となっており、各トラックは例えば32セクタに分割さ
れている。 【0012】また、上記各トラックは、図2に拡大して
示すように、サーボ用のピットを有するピット領域2a
とデータの書き込まれるデータ領域2bから成ってお
り、これらが円周方向に沿って交互に設けられている。
上記ピット領域2a及びデータ領域2bの各長さは、バ
イトに換算すると、例えば上記ピット領域2aが2バイ
トまた上記データ領域2bが16バイトとなっている。 【0013】上記各ピット領域2aには、図3に示すよ
うに、3個のピットPA ,PB ,PC がそれぞれ形成さ
れている。ピットPA ,PB は上記ディスク1に形成さ
れるトラックの中心線を挟んで上下方向にずれを持って
形成され、また、ピットPCは上記中心線上に形成され
ている。これら各ピットPA ,PB ,PC の直径は0.
5〜1.0μm程度であり、ピット領域の実際の長さL
は15〜30μm程度となっている。 【0014】図4には、上記ディスク1の径方向(図1
における矢印方向)への各ピットPA ,PB ,PC の配
列状態を示してある。すなわち、上記各ピットPB ,P
C はそれぞれ直線状に配列され、ピットPA は16個毎
に位置がトラックの長手方向に前後して配列されてい
る。上記16個毎に位置をずらしたピットPA の配列
は、光学ピックアップが現在走査中のトラック番号を求
めるために後述するトラバースカウントを行うのに利用
される。また、上記ピットPA は、サンプルパルスSP
1 あるいはサンプルパルスSP2 によりサンプリングさ
れ、また、各ピットPB ,PC はサンプルパルスS
3 ,SP5 にてそれぞれサンプリングされ、さらに、
上記ピットPB とピットPC の間の鏡面領域がサンプル
パルスSP4 によってサンプリングされて、後述する各
種のサーボやクロック発生に利用される。 【0015】図5に本発明を適用した光磁気ディスク装
置の全体構成を示す。 【0016】この光磁気ディスク装置において、入力端
子11には、例えばコンピュータ等からインターフェー
スを介して記録すべきデータDI が供給される。このデ
ータDI は、変調回路12に送られビット変換等を含ん
だ所定の変調が施された後、レーザ駆動回路13に送ら
れる。このレーザ駆動回路13は、上記インターフェー
スから書き込み,読み出しあるいは消去の各モードの制
御信号が与えられており、これに応じて光学ピックアッ
プ20のレーザダイオード21を駆動するための信号を
出力し、データの記録時と消去時には基準クロックとな
るチャンネルクロックCCKに応じたタイミングの駆動
パルス信号を、また、読み出し時には高周波駆動信号
を、上記レーザダイオード21に供給する。 【0017】上記光学ピックアップ20は、上記レーザ
ダイオード21の他に、フォトダイオード22と、それ
ぞれ4分割された2個のフォトディテクタ23,24と
からなっている。上記フォトダイオード22は、上記レ
ーザダイオード21が発光するレーザ光の強度を検出す
るものである。また、上記フォトディテクタ23,24
は、光磁気ディスク1による上記レーザ光の反射光をそ
れぞれ検光子を介して検出するものであり、一方はカー
回転角のプラス方向成分を検出し、他方はカー回転角の
マイナス方向成分を検出している。 【0018】また、モータ14は、モータサーボ回路1
5により、例えばPLL(Phase Locked Loop )による
サーボが行われており、上記ディスク1を所定の速度
(角速度)で正確に回転させている。 【0019】そして、上記レーザダイオード21から出
力されるレーザ光は、光磁気ディスク1に照射されると
ともに、上記フォトダイオード22に入射する。上記レ
ーザ光の光強度に応じた上記フォトダイオード22の出
力は、直流増幅回路16を介してサンプル・ホールド
(S/H)回路17に供給される。このS/H回路17
では、サンプルパルスSP4 (図4参照)に応じてサン
プル・ホールド動作が行われ、この出力がAPC(Auto
matic Power Control) 増幅回路18を介して上記レー
ザ駆動回路13にAPC制御信号として供給される。こ
れによって、上記レーザダイオード21から出力される
レーザ光の光強度が所定値に保たれるようになってい
る。 【0020】上記ディスク1による上記レーザ光の反射
光が図示しない検光子を介して入射される上記光学ピッ
クアップ20のフォトディテクタ23,24の各出力
は、それぞれ前置増幅回路31に送られる。この前置増
幅回路31から、上記各フォトディテクタ23,24の
各受光領域による出力の総和信号である光検出信号SA
(SA =A+B+C+D+A´+B´+C´+D´)
(直流成分を含む)がフォーカスサーボ回路32に直接
送られるとともに、上記各受光領域による出力からなる
光検出信号SB 〔SB =(AC−BD)+(A´C´−
B´D´)〕が、サンプルパルスSP4 に応じてサンプ
ル・ホールド動作を行うS/H回路33を介して上記フ
ォーカスサーボ回路32に送られる。そして、上記フォ
ーカスサーボ回路32にて上記各信号SA ,SB に基づ
いて生成されるフォーカスサーボ制御信号が上記光学ピ
ックアップ20に送られて、フォーカスの制御が行われ
るようになっている。 【0021】また、上記前置増幅回路31からの光検出
信号SC (SC =A+B+C+D+A´+B´+C´+
D´)は、ピーク値検出回路41,S/H回路51,5
2,53及びサンプリングクランプ回路61にそれぞれ
送られる。上記光検出信号SC は、ディスク1のピット
領域2aにおける凹凸パターンの検出信号である。上記
ピーク値検出回路41では、上記光検出信号SC のピー
ク値が検出され、さらに、固有パターン検出回路42に
て上記ディスク1上の上記ピットPB ,PC 間だけに固
有に与えられた間隔を有するピットパターンを検出して
上記ピットPCの検出を行い、この検出出力が遅延回路
43を介してパルス発生回路44に送られる。そして、
上記パルス発生回路44では、上記固有パターン検出回
路42にて得られる検出出力に基づいて上記ピットPC
に同期した基準クロックとしてチャンネルクロックCC
Kを発生するとともに、バイトクロックSBC,サーボ
バイトクロックSBC及びサンプルパルスSP1 ,SP
2 ,SP3 ,SP4 ,SP5 を形成して出力する(図4
参照)。上記チャンネルクロックCCKは、図示を省略
するが全ての回路ブロックに供給されている。上記サン
プルパルスSP1 はS/H回路51に供給され、サンプ
ルパルスSP2 はS/H回路52に供給され、サンプル
パルスSP3 はS/H回路53に供給されている。ま
た、サンプルパルスSP4 は上記S/H回路17,33
に供給されるとともに、サンプリングクランプ回路6
1,62に供給されている。なお、サンプルパルスSP
5 は例えば光学ピックアップ20の移動方向の検出等に
用いられる。また、上記ピーク値検出回路41及び固有
パターン検出回路42には、上記パルス発生回路44か
らゲートパルスが供給されている。 【0022】上記各S/H回路51,52,53では、
供給される光検出信号SC について上記各サンプルパル
スSP1 ,SP2 ,SP3 にてサンプル・ホールド動作
が行われる。上記S/H回路51からの出力と上記S/
H回路52からの出力は、コンパレータ54によりレベ
ルの比較がなされる。この比較出力は、上記ピットPA
のディスク1上の径方向の配列に関連して16トラック
毎に反転し、トラバースカウント用の信号としてトラッ
キングサーボ/シーク回路55に送られるとともに、マ
ルチプレクサ56に送られる。このマルチプレクサ56
からは、上記各S/H回路51,52からの信号のうち
でレベルの高い方の信号が選択的に出力され減算回路5
7に送られる。上記減算回路57では、上記マルチプレ
クサ56からの信号と上記S/H回路53からの信号と
の差信号が形成され、トラッキングエラー信号として上
記トラッキングサーボ/シーク回路55に送られる。そ
して、このトラッキングサーボ/シーク回路55は、上
記光学ピックアップ20のトラッキング制御と送り制御
を行う。 【0023】また、上記サンプリングクランプ回路61
には上記光検出信号SC が、また、上記サンプリングク
ランプ回路62には光検出信号SD 〔SD =(A+B+
C+D)−(A´+B´+C´+D´)〕がそれぞれ上
記前置増幅回路31から供給されるようになっている。
上記光検出信号SC は、前述のようにディスク1のピッ
ト領域2aにおける凹凸パターンの検出信号である。ま
た、上記光検出信号SD は、ディスク1のデータ領域2
bに書き込まれているデータの検出信号である。上記各
サンプリングクランプ回路61,62では上記サンプル
パルスSP4 により各信号がそれぞれクランプされ上記
マルチプレクサ63に送られる。このマルチプレクサ6
3は、その切り換え選択動作がシンク検出/アドレスデ
コード回路64からの制御信号により制御されるように
なっている。例えば、先ず、光検出信号SC がサンプリ
ングクランプ回路61及びマルチプレクサ63を介して
アナログ・デジタル(A/D)コンバータ65に送られ
デジタル量に変換された後、復調回路66に送られると
すると、該復調回路66からの出力はシンク検出/アド
レスデコード回路64に送られてシンク(同期信号)の
検出がなされるとともにアドレス情報のデコード処理が
行われる。そして、コンピュータ等からインターフェー
スを介して供給される読み出すべきデータのアドレス情
報に応じて、該アドレス情報と実際のアドレスが一致し
たところでマルチプレクサ63を切り換え制御すること
により、データ領域2bに対する光検出信号SD がA/
Dコンバータ65,復調回路66に送られ、出力端子6
7からビット変換を含んだ復調処理を施して得られるデ
ータDO が出力されるようになっている。このデータD
O はインターフェースを介してコンピュータ等に送られ
る。また、データの書き込み時には、上記シンク検出/
アドレスデコード回路64から制御信号が変調回路12
に送られ、この制御信号に応じて該変調回路12から書
き込むべきデータがレーザ駆動回路13に送られるよう
になっている。 【0024】ここで、レーザ駆動回路13の具体的な構
成例を図6に示す。なお、この図6にはレーザダイオー
ド21及びAPC回路系を合わせて図示してある。 【0025】この構成例において、読み出し動作を指示
する制御パルスが端子71に供給され、また、書き込み
動作あるいは消去動作を指示する制御パルスが端子75
に供給されるようになっている。 【0026】上記端子71はトランジスタQ1 を介して
トランジスタQ2 のベースに接続されている。このトラ
ンジスタQ2 はトランジスタQ3 とコレクタ及びエミッ
タがそれぞれ共通接続されている。上記トランジスタQ
3 のコレクタはトランジスタQ4 のベース及び抵抗R1
に接続されている。上記トランジスタQ4 のエミッタは
ダイオード72を介して上記トランジスタQ3 のベース
に接続されている。上記各トランジスタQ3 ,Q4 及び
ダイオード72は、リングオシレータを構成している。
また、トランジスタQ3 トランジスタQ5 は、各エミッ
タが電流源用のトランジスタQ6 のコレクタに共通接続
されており、該トランジスタQ6 のエミッタは抵抗R2
を介して電源端子73に接続されている。また、上記ト
ランジスタQ5 のベースは所定のベース電圧VBBを与え
る端子74に接続されている。 【0027】また、上記端子75はトランジスタQ7
介してトランジスタQ8 のベースに接続されている。こ
のトランジスタQ8 のコレクタは、レーザダイオード2
1に接続されているとともに、上記トランジスタQ5
コレクタに接続されている。また、トランジスタQ
9 は、そのコレクタが抵抗R3 を介して接地されてお
り、そのベースが上記端子74に接続されている。上記
各トランジスタQ8 ,Q9 は、各エミッタが電流源用の
トランジスタQ10のコレクタに共通接続されており、該
トランジスタQ10のエミッタは抵抗R4 を介して電源端
子73に接続されている。 【0028】上記レーザダイオード21から放射される
レーザ光の強度を検出するためのフォトダイオード22
は、抵抗R5 に接続されているとともに、直流増幅用の
演算増幅器76を介してスイッチング素子77に接続さ
れている。上記スイッチング素子77は、コンデンサC
1 及び高入力インピーダンスのバッファとなる演算増幅
器78に接続されている。上記スイッチング素子77
は、上記サンプルパルスSP4 が供給されており、上記
演算増幅器76を介して供給される上記フォトダイオー
ド22の出力を上記サンプルパルスSP4 にてサンプリ
ングして、上記コンデンサC1 にホールドするサンプル
・ホールド動作を行う。また、上記演算増幅器78の出
力端は、各演算増幅器79,80の各反転入力端に抵抗
6 を介して接続されている。上記各演算増幅器79,
80は、各非反転入力端に基準電圧VREF が与えられて
おり、一方の出力端が上記トランジスタQ6 のベースに
接続され、他方の出力端が上記トランジスタQ10のベー
スに接続されている。また、上記演算増幅器80の反転
入力端は、抵抗R7 を介して端子81に接続されてい
る。この端子81には、書き込み動作モードと消去動作
モードとでレーザダイオード21の出力を切り換え制御
するための制御信号が供給される。 【0029】次に、上述の如き構成のレーザ駆動回路の
動作について説明する。 【0030】上記端子71がロー(L)レベルの時に
は、各トランジスタQ1 ,Q2 がオフ状態に保持され、
各トランジスタQ3 ,Q4 によるリングオシレータが例
えば700MHz〜1GHz程度の高周波発振動作を行
う。この結果、レーザダイオード21は、電流源用のト
ランジスタQ6 による電流iCSH をピーク値とする高周
波電流がトランジスタQ5 を介して供給され、高周波駆
動される。また、上記端子71がハイ(H)レベルの時
には、上記各トランジスタQ1 ,Q2 がオン状態に保持
されることにより、上記トランジスタQ6 による電流i
CSH が上記トランジスタQ2 を介して抵抗R1 に流れ、
上記レーザダイオード21の駆動が停止されるととも
に、上記リングオシレータの発振動作も停止する。 【0031】上記レーザダイオード21の高周波電流に
よる駆動は、読み出し動作モード時にLレベルとなる制
御パルスが上記端子71に供給されることにより行われ
る。 【0032】また、上記端子75がLレベルの時には、
各トランジスタQ7 ,Q8 がオフに保持され、電流源用
のトランジスタQ10による電流iCSS がトランジスタQ
9 を介して抵抗R3 に流れ、レーザダイオード21には
流れない。また、上記端子75がHレベルの時には、各
トランジスタQ7 ,Q8 がオンになって、上記電流源用
のトランジスタQ10による電流iCSS が上記トランジス
タQ8 を介してレーザダイオード21に流れる。そし
て、この実施の形態では、例えば、書き込み動作モード
時に、データに対応する制御パルスを上記端子75に供
給することによって、上記レーザダイオード21を上記
データに対応させてパルス駆動してデータの書き込みを
行うようにしている。 【0033】さらに、上記レーザ駆動回路の動作につい
て、図7を参照しながら具体的に説明する。なお、この
図7にはレーザダイオード21に供給される電流値iLD
の波形を示してあり、書き込み動作モードにおける電流
波形を図7の(A)に示し、消去動作モードにおける電
流波形を図7の(B)に示し、読み出し動作モードにお
ける電流波形を図7の(C)に示し、さらに待機動作モ
ードにおける電流波形を図7の(D)に示してある。 【0034】書き込み動作モードでは、上述のピット領
域2aに対応する期間中には各端子71,75が共にL
レベルに保持されることにより、図7の(A)に示すよ
うに、レーザダイオード21は高周波電流によって駆動
される。また、データ領域2bに対応する期間中には、
上記端子71をHレベルに保持して、上記端子75に書
き込みデータに応じたデータパルスを供給することによ
り、上記レーザダイオード21をパルス駆動して、デー
タの書き込みを行う。この書き込みの動作タイミングす
なわち上記データパルスのタイミングは、ピットPC
検出出力に基づいて形成した上記チャンネルクロックC
CKに一致したタイミングになっている。 【0035】ここで、上記ピット領域2aに対応する期
間中には、この書き込み動作モード以外の各種動作モー
ドにおいても、レーザダイオード21は常に高周波電流
により駆動され、常に読み取り動作が行われる。 【0036】消去動作モードでは、データ領域2bに対
応する期間中に、上記端子71をHレベルに保持して、
上記端子75に繰り返しパルスを供給することによっ
て、図7の(B)に示すように、上記レーザダイオード
21をパルス駆動して、データの消去動作を行う。この
消去動作のタイミングすなわち上記繰り返しパルスのタ
イミングも、上記チャンネルクロックCCKに一致した
タイミングになっている。 【0037】読み出し動作モードでは、ピット領域2a
及びデータ領域2bに対応する期間すなわち全期間中
に、各端子71,75を共にLレベルに保持することに
より、図7の(C)に示すように、上記レーザダイオー
ド21を高周波電流にて駆動して、データの読み出しを
行う。 【0038】さらに、機動作モードでは、図7の(D)
に示すように、上記ピット領域2aに対応する期間中
は、レーザダイオード21を高周波電流により駆動して
おり、データ領域2bに対応する期間中に、上記端子7
1をHレベルに保持するとともに、上記端子75をLレ
ベルに保持することにより、上記レーザダイオード21
の駆動を停止し、上記ピット領域2aに対する読み取り
のみを行う。 【0039】ここで、上述のいずれの動作モードにおい
ても、フォトダイオード22等から構成されるAPC回
路系の動作により、上記トランジスタQ6 及びトランジ
スタQ10の各ベースがAPC制御され、上記レーザダイ
オード21の出力(光強度)が所定値に保たれるように
なっている。また、消去動作モード時には記録動作モー
ド時よりも大きな駆動電流を上記レーザダイオード21
に流して、消去動作を確実に行うように、上記端子81
に印加する制御信号電圧を記録動作モードと消去動作モ
ードとで異なる値に設定してある。 【0040】このように、データの書き込み動作モード
時及び消去動作モード時に、上記レーザダイオード21
を効率良くパルス駆動することにより、該レーザダイオ
ード21の寿命を延ばすことができ、また、省電力化を
図るとともに、電波障害等も軽減することができる。 【0041】次に、レーザ駆動回路13の他の具体的な
構成例を図8に示す。なお、この図8においても、レー
ザダイオード21及びAPC回路系を合わせて図示して
ある。また、上述の図6に示した構成例と対応す構成部
分については、同一指示符号を図8中に付して、その詳
細な説明を省略する。 【0042】この構成例において、制御パルスの供給さ
れる端子91はトランジスタQ11を介してトランジスタ
12及びトランジスタQ13の各ベースに接続されてい
る。上記トランジスタQ12のコレクタは、抵抗R8 を介
して接地されている。また、トランジスタQ14は、その
コレクタがレーザダイオード21に接続されており、そ
のベースが所定のベース電圧VBBを与える端子92に接
続されている。上記各トランジスタQ12,Q14は、各エ
ミッタが電流源用のトランジスタQ10のコレクタに共通
接続されている。上記トランジスタQ10のベースは、記
録動作モードと消去動作モードとでレーザダイオード2
1に流す駆動電流を切り換え制御するための制御信号が
供給される端子93に接続されている。 【0043】また、トランジスタQ15のコレクタはトラ
ンジスタQ16のベース及び抵抗R9に接続されている。
上記トランジスタQ16のエミッタはダイオード94を介
して上記トランジスタQ15のベースに接続されている。
上記各トランジスタQ15,Q16及びダイオード94は、
リングオシレータを構成している。また、トランジスタ
17は、そのコレクタが上記レーザダイオード21に接
続されており、そのベースが所定のベース電圧VB´B
与える端子95に接続されている。上記トランジスタQ
15とトランジスタQ17は、各エミッタがトランジスタQ
13のコレクタに共通接続されている。また、トランジス
タQ18は、そのコレクタが上記レーザダイオード21に
接続されており、そのベースが上記端子92に接続され
ている。さらに上記各トランジスタQ13,Q18は、各エ
ミッタが電流源用のトランジスタQ6 のコレクタに共通
接続されている。 【0044】次に、上述の如き構成のレーザ駆動回路の
動作について説明する。 【0045】上記端子91がLレベルの時には、各トラ
ンジスタQ11,Q12,Q13がオフで、各トランジスタQ
14,Q18がオン状態になる。したがって、レーザダイオ
ード21には、上記トランジスタQ14を介して流れる電
流iCSS と、上記トランジスタQ18を介して流れる電流
CSH とが供給される。すなわち、上記レーザダイオー
ド21には、(iCSS +iCSH )なる駆動電流が供給さ
れ、APC回路系から上記トランジスタQ6 のベースに
供給されるAPC制御信号により、書き込み動作モード
時及び消去動作モード時にもAPC制御される。 【0046】また、上記端子91がHレベルの時には、
上記各トランジスタQ11,Q12,Q13がオンで、各トラ
ンジスタQ14,Q18がオフ状態になる。そして、各トラ
ンジスタQ15,Q16が、リングオシレータとして高周波
発振動作を行う。この結果、レーザダイオード21は、
電流源用のトランジスタQ6 による電流iCSH をピーク
値とする高周波電流がトランジスタQ13,Q17を介して
供給され、高周波駆動される。この時、トランジスタQ
10による電流iCSS は、トランジスタQ12を介して抵抗
8 に流れる。 【0047】さらに、上記レーザ駆動回路の動作につい
て、図9を参照しながら具体的に説明する。なお、この
図9にはレーザダイオード21に供給される電流値iLD
の波形を示してあり、書き込み動作モードにおける電流
波形を図9の(A)に示し、消去動作モードにおける電
流波形を図9の(B)に示し、さらに読み出し動作モー
ドにおける電流波形を図9の(C)に示してある。 【0048】書き込み動作モードでは、データ領域2b
に対応する期間中に書き込みデータに応じたデータパル
スを端子91に供給することにより、図9の(A)に示
すように、上記レーザダイオード21をパルス駆動し
て、上記データ領域2bにデータの書き込みを行う。こ
こで、上記データパルスの存在しない上記端子がHレベ
ルの期間中は、上記各トランジスタQ15,Q16がリング
オシレータとして発振動作を行うことによって、上記レ
ーザダイオード21が高周波電流により駆動される。こ
の高周波駆動によって、実際のデータの書き込み動作に
対して所謂プリヒートよる予熱効果を与えて、良好な書
き込み動作を行うことができる。 【0049】消去動作モードでは、図9の(B)に示す
ように、レーザダイオード21を高周波駆動しながら、
データ領域2bに対応する期間中に所定の繰り返し周期
の消去パルスを上記端子91に供給することにより、上
記レーザダイオード21をパルス駆動して、上記データ
領域2bの消去動作を行う。 【0050】さらに、読み出し動作モードでは、上記端
子91をHレベルに保持することにより、図9の(C)
に示すように、上記レーザダイオード21を高周波電流
にて駆動して、データの読み出しを行う。 【0051】なお、上述の図6に示した回路において、
トランジスタQ2 とトランジスタQ8 の各ベースを接続
して、1入力の制御パルスを供給するようにしても、上
記図9に示したものと同様な動作を行うことができる。 【0052】 【発明の効果】以上のように、本発明に係るディスク記
録装置では、円周方向に沿って交互に設けられたピット
領域とデータ領域とのそれぞれに対応してレーザダイオ
ードの駆動電流を切り換えることによって、レーザダイ
オードを効率よくパルス駆動して、データの書き込み動
作或いは消去動作を行うので、レーザダイオードの寿命
を延ばすことができる。また、本発明に係るディスク記
録装置では、待機動作時に、上記ピット領域内において
上記レーザダイオードを上記第1のモードで駆動すると
ともに、上記データ領域内において上記レーザダイオー
ドの駆動を停止するので、待機動作中に上記データ領域
に対する誤記録や誤消去が発生することはない。さら
に、待機動作時にも、上記ピット領域内の情報を読み取
ることができる。 【0053】また、本発明に係るディスク記録装置で
は、上記第1のモードにおいてレーザダイオードを所定
の駆動電流で高周波駆動することにより、ノイズの低減
及び安定したデータの読み取りを可能とすることができ
る。 【0054】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を適用したディスク記録再生装置におけ
るディスク状記録媒体として用いられる光磁気ディスク
の記録パターンを示す模式図である。 【図2】上記光磁気ディスクにおける各トラックの構成
を示す模式図である。 【図3】上記光磁気ディスクにおける各ピット領域の構
成を示す模式図である。 【図4】上記光磁気ディスクの径方向に沿って存在する
各ピットの配列状態を示す模式図である。 【図5】本発明を適用したディスク記録再生装置の全体
構成を示すブロック図である。 【図6】上記ディスク記録再生装置におけるレーザ駆動
回路の具体的な構成例を示す回路図である。 【図7】上記レーザ駆動回路の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。 【図8】上記レーザ駆動回路の他の具体的な構成例を示
す回路図である。 【図9】図8に示したレーザ駆動回路の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。 【符号の説明】 1 光磁気ディスク、2a ピット領域、2b データ
領域、12 変調回路、13 レーザ駆動回路、14
モータ、15 モータサーボ回路、21 レーザダイオ
ード、41 ピーク値検出回路、42 固有パターン検
出回路、44パルス発生回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/12 - 7/22 G11B 11/105

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.予め形成された複数のピットからなるピット領域
    と、データが書き込まれるデータ領域とが、それぞれ円
    周方向に沿って交互に設けられたディスク状記録媒体
    に、少なくともレーザ光を照射することによってデータ
    の書き込み或いは消去を行うディスク記録装置であっ
    て、 上記ピット領域の検出を行う第1のモードと、上記デー
    タ領域にデータの書き込み或いは消去を行うための第2
    のモードとで、上記レーザ光を出射するレーザダイオー
    ドの駆動電流を切換え制御するレーザ駆動回路とを有
    し、 上記レーザ駆動回路は、データの書き込み或いは消去動
    作時に、上記ピット領域内において上記レーザダイオー
    ドを上記第1のモードで駆動するとともに、上記データ
    領域内において、上記第2のモードでレーザダイオード
    をパルス駆動することにより、上記データ領域に対して
    データの書き込み或いは消去を行い、待機動作時には、
    上記ピット領域内において上記レーザダイオードを上記
    第1のモードで駆動するとともに、上記データ領域内に
    おいて上記レーザダイオードの駆動を停止するようにし
    たことを特徴とするディスク記録装置。 2.上記レーザ駆動回路は、上記第2のモードにおい
    て、上記第1のモードにおける駆動電流より大きな駆動
    電流によりパルス駆動することにより、データの書き込
    み或いは消去を行うことを特徴とする特許請求の範囲
    (1)記載のディスク記録装置。
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