JPH079718B2 - 光―磁気ディスクの消去・記録方法 - Google Patents

光―磁気ディスクの消去・記録方法

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JPH079718B2
JPH079718B2 JP60060889A JP6088985A JPH079718B2 JP H079718 B2 JPH079718 B2 JP H079718B2 JP 60060889 A JP60060889 A JP 60060889A JP 6088985 A JP6088985 A JP 6088985A JP H079718 B2 JPH079718 B2 JP H079718B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は光−磁気デイスクに情報を記録する際に有用
な消去・記録方法に関するものである。
〔発明の概要〕
連続したデジタル信号を光−磁気ディスク上に記録する
装置において、消去・記録モードでは、トラツクジヤン
プによつて規定の再生時間内で同一記録トラツクを例え
ば2回走査するように制御し、第一回目には消去信号
を、第2回目には時間軸圧縮された記録信号を供給す
る。したがつて、再生時間と同一時間で新しいデジタル
記録信号を書き込むことができる。
〔従来の技術〕
近年、光−磁気記録は書き換えが可能とされたものが実
用化され、光−磁気デイスクをコンピユータの外部記憶
装置とし使用する研究開発及び商品化が進んでいる。
第5図は、かかる光−磁気デイスクに情報を記録する原
理図を示したもので、Dはデイスク上に形成されている
例えば、立方晶系のMn−X−Bi、(XはPb,Ph,Cu,Mtの
遷移金属)からなる垂直磁気記録薄膜、Pはこの垂直磁
気記録薄膜D上に照射されているスポツト光(レーザ
光)、Mは外部から磁界を加えるための磁石である。こ
のような光−磁気記録装置は一般的にはカー(kerr)効
果として知られているように磁化の向きによつてレーザ
ー光の偏光面が回転することを利用したもので、矢印で
示したように磁化方向が異なる部分をスポツト光で走査
すると、磁化方向によつて反射偏光面に差が生じるか
ら、この偏光を検出することによつて磁化の方向により
情報を光学的に読みだすことができる。
又、このような垂直磁気記録薄膜Dにデジタル情報をあ
らたに書き込むときは、外部から印加している磁界の方
向を逆転して一定のスポツト光を照射しながら磁化方向
を一定の方向に揃えることにより記録されている情報を
消去し、次に磁界を反転して一定方向に磁化された垂直
磁気記録薄膜の上に記録信号によつて変調されたレーザ
光を照射しながら新しいデーターを書き込むようにす
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したように光−磁気記録方式では磁界をかけた状態
で記録デイスクの全面の古い情報を消去したのち磁界を
反転して新しい情報で書き込む必要があるから、従来の
磁気デイスクや磁気テープにみられるように、消去と記
録を同時に行うことができないという問題がある。その
ため新しい情報を書き込むときは、消去のために記録時
間と同一程度の時間が消費されるから、結局、記録は再
生時間の2倍となる。
したがつて、記録情報が例えば音楽ソースのように連続
した信号となつている場合、リアルタイムでこの信号を
記録することができないから記録チヤンスを逃すことに
なり、従来の記録・再生装置に比較して著るしい欠点と
なる。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、消去・記録を再生時間と同一時間内に実行できるよ
うにした光−磁気デイスク消去・記録方式を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は、この発明の光−磁気デイスクの消去・記録方
式を示すトラツク走査の原理図を示したもので光−磁気
デイスクDに対して渦巻状のトラツクGが形成されてい
る場合は、矢印で示すように、最初の一回転の後はJ1
示す点で1トラツクジヤンプさせてもとの記録トラツク
G1に戻り、同一のトラツクをもう一度走査する。そし
て、次の3回転目ではトラツクジヤンプを行わず記録ト
ラツクG2に入り一回転したのち、J2点でジヤンプして同
一のトラツクG2に入る。以下同様にJ3,J4,で2回転毎に
ジヤンプを行つて順序外周に向つて全トラツクを走査す
るようにする。
〔作用〕
1本の記録トラツクG1,G2,G3……は2回ずつ走査される
ことになるから最初の1回転を消去モードに、次の1回
転を記録モードにすると2回転で1本のトラツクを消去
・記録することができる。そしてこのような消去・記録
モードではデイスクの回転数が再生時の2倍になるよう
に制御しているので、結果的に再生時間と同一時間で消
去・記録を行うことができる。なお、記録信号は時間軸
圧縮した信号が供給される。
〔実施例〕
第2図は上記したような、消去・記録モードのトラツク
ジヤンプを詳細に説明するための図で、符号はトラツ
クnを1回転したビームの軌跡、Sはトラツクジヤン
プした2回転目のビームの走る軌跡を示す。この場合、
Tjはトラツクジヤンプ時間を示し、実線は記録モード、
2点鎖線は消去モードを示す。
符号Sで示すビーム光がnトラツクを走査してEに
示すようにn+1トラツクに戻ると、そのままn+1の
トラツクを符号Sにみられるように走査するが、ここ
の時点で外部磁界反転時間tcが設けられ、この間に外部
磁界が反転すると同時に記録信号から消去信号(一定DC
レベル)に変換される。そのため消去モードによつて1
回転したビーム光の軌跡Eが、n+2トラツクにさし
かかると、再びトラツクジヤンプ時間Tjにおいてn+1
トラツクに戻され、記録モードになる。このとき、n+
1トラツクにすでに記録されていた軌跡Eのデータと
の連続性を保持するために記録データ終了部検出時間tr
が設けられ、この時間trの後で再生モードにされる。こ
の再生モードでは軌跡Eの終了点のデータが読み出さ
れ、この読み出されたデータが前に書き込まれていたバ
ツフアメモリの終端のデータと比較される。そして両者
のデータの一致をみながら既記録データのトラツク上の
終了点を探索し、この終了点において新しいデータを入
力して記録モードに切換える。
このような消去・記録モードは以下外周のトラツクに向
かつて順序行われるがデイスクの回転数は再生時の2倍
となるように制御される。
つまり再生時の回転数がNの場合は回転数は2N倍となり
当然のことながら記録データは1/2に時間軸圧縮された
ものが間欠的に出力される。
又、このような消去・記録モードはレーザ光のパワーは
再生時の にパワーアツプすることが要求される。
第3図はかかる消去・記録方式を実現できる光−磁気デ
イスクの記録再生装置の一実施例をブロツク図としたも
ので1は端子TRから入力される記録情報、例えば音楽ソ
ースをデジタル処理し所定のブロツクデータに変換する
記録データのデジタル処理回路で例えばA/D変換器1a、
エラーコード付加回路1b、チヤンネルコード変調器1c等
より構成されている。2はチヤンネルコード化されビツ
トレートがfのデータを帯域圧縮するためのバツフアメ
モリで例えばビツトレートfで書き込んだデータをビツ
トレート2fのクロツク信号によつて読み出すことによつ
て1/2に時間軸を圧縮し残りの1/2の時間には一定のDCレ
ベルになつている消去信号を送出する。
3はレーザ発光源(レーザダイオード)をドライブする
ドライブ回路、4は前記した光−磁気デイスクに対して
外部から磁界を加えるための電磁石ドライブ回路で記録
時と消去時には磁石4aの極性を反転させることができる
ように制御される。5はレーザ発光源LD及びレンズLか
らなる光学系及び受光素子Pd等が収納され、光−磁気デ
イスクのトラツクを追跡しながらレーザ光を照射して消
去・記録を行うと共に光−磁気デイスクからの反射光か
ら情報を読み出す光学ピツクアツプ装置、6はこのよう
な光−磁気デイスク記録再生装置の全体のコントロール
を行うシステムコントローラ、7はクロツク信号源、8
は1/2分同回路、9はデジタルデータの比較器、10は読
み出されたRF信号からアナログ信号を形成する再生デー
タ処理回路で例えば復調回路10c,エラー信号の訂正を行
うエラーコレクタ回路10b、D/A変換器10a,等によつて構
成されている。
なお、11は回転スピードが可変とされているスピンドル
モータを示す。
システムコントローラ6によつて記録モードにされると
端子TRに入力されている例えば音楽ソースが記録信号の
デジタル処理回路1において例えばコンパクトデイスク
にみられるようにチヤンネルコードに変換され、バーフ
アメモリ2に再生時のビツトレーナで取り込まれる。
又、このときスピンドルモータ11は例えば規定の回転数
の2倍となるように制御され、レーザダイオードLDもパ
ワーアツプされる。
バツフアメモリ2に取り込まれた記録データは例えば、
1トラツク分の記録データ毎にビツトレートが2倍とな
つているクロツク信号によつて読み出される。第4図は
このような状態を示す波形図で(A)はデジタル処理回
路1からバツフアメモリに読み込まれたブロツクデータ
B1B2B3……,(B)はバツファメモリ2から読み出され
る1/2に時間軸が圧縮されたブロツクデータB1,B2,B3,と
一定の消去レベルとされている消去信号ELのタイミング
を示している。又(C)は磁石ドライブ回路4に供給さ
れている磁化反転信号である。
比較器9は前述したように消去から記録モードになる移
る瞬間に受光素子Pdで読み出したデータとバツフアメモ
リに残されているデータの一致を検出するもので一致出
力があつたとき次のブロツクデータを読み出すように制
御する信号をシステムコントローラ6に供給するもので
ある。
このように音楽ソースの記録は光−磁気デイスクを倍速
回転し、1つのトラツクを2回ずつトレースしながら消
去・記録モードで逐次デイスクの消去トラツクに新しい
データを書き込むようにしているため、再生時間と同一
時間で、つまり音楽ソースをリアルタイムで記録するこ
とができる。
なお、バツフアメモリ2の容量は少なくともCLV(線速
一定)記録の場合でも最外周の1トラック分の記録デー
タが格納できるものであればよい。又、バツフアメモリ
2の容量を大きくすると数回転で1回のトラツクジヤン
プを行うことによつて数トラツク分ずつ消去・記録する
ことができるようになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の光−磁気デイスクの消
去・記録方法は少なくともデイスクの最外周の記録トラ
ツクに記録されるデータを格納することができるバツフ
アメモリ(RAM)を備え、記録データを時間軸圧縮する
ことによつて光−磁気デイスクに供給するようにしてい
るので従来、再生時間の少なくとも2倍の時間を要して
いた記録が再生時間と同じ時間内に終了できるようにな
り、高密度記録として有用な光−磁気デイスク記録再生
装置を一般の音楽ソースにみられるような連続した信号
に対してもリアルタイムで記録できるようにすることが
できるという効果がある。
また、消去の後に再生モードによって既記録データの終
了点を検出し、この検出点から新しいデータを記録する
ようにしているのでデータの連続性が正確になるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の光−磁気デイスクの消去・記録方式
の原理図を示す説明図、第2図はトラツクジヤンプの詳
細な説明を行うためのビーム軌跡を示す図、第3図はこ
の発明に採用できる装置の一例を示すブロツク図、第4
図は消去・記録の信号の波形図、第5図は光−磁気記録
の原理を示す説明図である。 図中、1はデジタル処理回路、2はバツフアメモリ、3
はレーザ光のドライブ回路、4は電磁石ドライブ回路、
5は光学ピツクアツプ装置、6はシステムコントロール
回路、9は比較器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続したデジタル信号を光−磁気ディスク
    に記録し再生する方法において、 記録データを1/2の時間に時間軸圧縮してメモリに記録
    し、 記録モードで上記光ディスクの回転数を再生時の光ディ
    スクの回転数のN倍で高速回転するように制御すると共
    に、データを消去する信号をN/2トラックにわたって供
    給し、次にトラックジャンプによって光学装置を上記消
    去開始点の近傍に移動すると共に、この点で既記録デー
    タの有無を検出する再生モードに制御し、この再生モー
    ドによる検出よって既記録データの終端が検出された時
    点で、上記時間軸圧縮された記録データを光学装置に供
    給して光−磁気ディスクにデータを記録するように制御
    することを特徴とする光−磁気ディスクの消去・記録方
    法。
JP60060889A 1985-03-27 1985-03-27 光―磁気ディスクの消去・記録方法 Expired - Lifetime JPH079718B2 (ja)

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US06/844,190 US4733385A (en) 1985-03-27 1986-03-26 Signal recording and reproducing apparatus for an opto-magnetic disk
KR1019860002293A KR940010949B1 (ko) 1985-03-27 1986-03-27 광 자기 디스크용 신호 기록 및 재생 장치

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