JP3209432U - 固定装置及び自動化システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者の過失が発生する可能性を低減するだけでなく、作業者の安全性と製品歩留まりを確保し、手作業による装置の損傷可能性を低減し、様々な製品を生産する可能性を高めることができ、リールを固定するための固定装置及び自動化システムを提供する。【解決手段】固定装置10は、複数の第一突起102Aを有する第一端部101Aと、複数の第二突起102Bを有する第二端部101Bとを有するシャフト100であって、前記複数の第一突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第一凹部があり、前記複数の第二突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第二凹部がある前記シャフトと、支持装置200と、を備え、前記支持装置は、前記第一端部を支持する第一支持部201Aであって、前記第一凹部に当接する第一突出部を有する前記第一支持部と、前記第二端部を支持する第二支持部201Bであって、前記第二凹部に当接する第二突出部を有する前記第二支持部と、を含む。【選択図】図2

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2015年12月24日に出願された第104143651号と第104220750号の台湾出願に基づく利益を主張し、その内容は参考として本明細書に取り入れるものとする。
(考案の属する技術分野)
本考案は、固定装置及び自動化システムに関し、特に、シャフト及び支持装置を用いる固定装置及び自動化システムに関する。
現在、銅箔リールにエアシャフトを挿入し、該エアシャフトを設置するプロセスは、主に手作業で行われている。エアシャフトをチャックに取り付ける際には、通常、作業者がエアシャフトにあるほぞとチャックのほぞ穴との位置を調節して、ほぞをほぞ穴に係合させる必要がある。このプロセスにおいて、搬送されたエアシャフトのほぞの角度がチャックのほぞ穴と一致しない場合、(一般的には、銅箔リールの重量が300キロよりも大きいので、)作業者はエアシャフトを直角に苦労して回転させる必要がある。更に、エアシャフトのほぞがチャックのほぞ穴と位置合わせされていても、チャックのほぞ穴と密接に係合するように、エアシャフトのほぞを叩くための工具を使用する必要がある。従って、作業者が設置位置を特定し、エアシャフトを回転し、エアシャフトとほぞ穴との位置を調節し、エアシャフトとほぞ穴を叩く作業プロセスは、操作者の安全を危険に曝すだけでなく、工場の安全と製品の歩留まりにも影響を与える。
故に、本考案はこのような従来の課題を解決するため、実験と研究を重ねた結果を通じて、得られたものである。
本考案の固定装置は、銅箔リールを載せたシャフトを支持装置に自動的に搬送するだけでなく、シャフトと支持装置との間の位置を自動的に調整することができる自動化システムにも適用可能である。更に、シャフトを回転させることなく、支持装置内に配置することができ、次に、支持装置に接続された空気圧ユニットを使用して、支持装置内の部品を駆動して移動させ、シャフトを支持装置に固定させる。また、本考案の固定装置は、生産状態で稼働させても、その動作の精度に影響しない。従って、本考案の固定装置及び自動化システムは、作業者の過失が発生する可能性を低減するだけでなく、作業者の安全性と製品歩留まりを確保し、手作業による装置の損傷可能性を低減し、様々な製品を生産する可能性を高めることができる。
本考案は、このような従来の課題を解決するために、リールを固定するための固定装置を提案する。前記固定装置は、複数の第一突起を有する第一端部と、複数の第二突起を有する第二端部とを有するシャフトであって、前記複数の第一突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第一凹部があり、前記複数の第二突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第二凹部がある前記シャフトと、支持装置と、を備え、前記支持装置は、前記第一端部を支持する第一支持部であって、前記第一支持部が前記第一端部を収容するときに前記第一凹部に係合する第一突出部を有する前記第一支持部と、前記第二端部を支持する第二支持部であって、前記第二支持部が前記第二端部を収容するときに前記第二凹部に係合する第二突出部を有する前記第二支持部と、前記第一支持部に配置される第一部品であって、前記第一支持部と前記第一端部とを固定する第一突出要素を有する前記第一部品と、前記第二支持部に配置される第二部品であって、前記第二支持部と前記第二端部とを固定する第二突出要素を有する前記第二部品と、を含む。
上述の目的を達成するために、プリント回路多層基板工場又は銅箔基板工場に使用するための自動化システムを提案する。前記自動化システムは、リールと、前記リールを固定する固定装置と、を備え、前記固定装置は、複数の第一突起を有する第一端部と、複数の第二突起を有する第二端部とを有するシャフトであって、前記複数の第一突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第一凹部があり、前記複数の第二突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第二凹部がある前記シャフトと、支持装置と、を含み、前記支持装置は、前記第一端部を支持する第一支持部であって、前記第一凹部に当接する第一突出部を有する前記第一支持部と、前記第二端部を支持する第二支持部であって、前記第二凹部に当接する第二突出部を有する前記第二支持部と、前記シャフトを支持装置に移動させるように駆動する搬送装置と、を含む。
上述の目的を達成するために、リールを固定するための固定装置を提案する。前記固定装置は、複数の第一突起を有する第一端部と、複数の第二突起を有する第二端部とを有するシャフトであって、前記複数の第一突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第一凹部があり、前記複数の第二突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第二凹部がある前記シャフトと、支持装置と、を備え、前記支持装置は、前記第一端部を支持する第一支持部であって、前記第一凹部に当接する第一突出部を有する前記第一支持部と、前記第二端部を支持する第二支持部であって、前記第二凹部に当接する第二突出部を有する前記第二支持部と、を含む。
本考案の固定装置及び自動化システムは、作業者の過失が発生する可能性を低減するだけでなく、作業者の安全性と製品歩留まりを確保し、手作業による装置の損傷可能性を低減し、様々な製品を生産する可能性を高めることができる。
本考案の一実施形態に係る自動化システムを示す図である。 本考案の一実施形態に係る係合の前のシャフト及び支持装置を示す図である。 係合の後の図2(a)のシャフト及び支持装置を示す図である。 係合と固定の後の図2(a)のシャフト及び支持装置を示す図である。 図2(a)のシャフトの上面図である。 図2(a)のシャフトの端部を示す図である。 図2(a)のシャフトの端部を示す図である。 開状態の図2(a)の支持装置を示す図である。 開状態の図2(a)の支持装置を示す図である。 閉状態の図2(a)の支持装置を示す図である。 閉状態の図2(a)の支持装置を示す図である。 図2(a)の支持装置の支持部の突出部が図2(a)のシャフトの凹部に係合していることを示す図である。 図2(a)の支持装置の支持部の突出部が図2(a)のシャフトの凹部に係合していることを示す図である。
以下のように、本考案を実施例に基づいて詳述するが、あくまでも例示であって、本考案の範囲はこれらの実施形態に限定されない。本考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲に記載されており、さらに実用新案登録請求の範囲の記載と均等な意味及び範囲内での全ての変更を含んでいる。
図1は、本考案の一実施形態に係る自動化システム6を示す図である。図2(a)は、本考案の一実施形態に係る係合の前のシャフト100及び支持装置200を示す図である。図2(b)は、係合の後の図2(a)のシャフト100及び支持装置200を示す図である。図2(c)は、係合と固定の後の図2(a)のシャフト100及び支持装置200を示す図である。図3(a)は、図2(a)のシャフト100の上面図である。図3(b)〜(c)は、図2(a)のシャフト100の端部を示す図である。
図1に示すように、本考案は、固定装置10と自動化システム6とを開示する。自動化システム6は、基本的に、レーザ位置決めと搬送装置61と、スリーブ装置62と、固定装置10と、搬送装置63と、制御ホスト64とを含んでいる。固定装置10は、シャフト100及び支持装置200を含んでいる。自動化システム6は、作業者が制御ホスト64に命令を発することによってスイッチオンされる。この命令は、リール31をレーザ位置決めと搬送装置61に搬送し、リール31を配置する指示を含む。シャフト100は、スリーブ装置62によってリール31内に配置され、ボタン104A、104Bのうちの一つが押されて、シャフト100が自動的に膨張し、シャフト100をリール31に密着させる(図3(a)も参照)。それから、リール31を有するシャフト100は、搬送装置63によって、正確かつ安定して支持装置200に搬送される。最後に、支持装置200における構成要素は、支持装置200に接続される空気圧ユニット21によって生成された圧力によって移動され、シャフト100と支持装置200との間の係合を達成する。
レーザ位置決めと搬送装置61は、リール31を配置(位置決め)して搬送するように構成されている。位置決め精度は、誤差が±0.15mm程度であり、作業者による視覚的な誤差の問題を軽減することができる。スリーブ装置62は、シャフト100をリール31内に配置するように構成されている。搬送装置63は、リール31を有するシャフト100を支持装置200に搬送するように構成されている。スリーブ装置62及び搬送装置63の両方は、手動操作による危険性を低減するという利点を有している。
本考案の固定装置10及び自動化システム6は、プリント回路基板(PCB)又は銅張積層板(CCL)の主材料(例えば銅箔)を製造及び切断するために使用することができる。
図2(a)〜2(c)に示すように、本考案の固定装置10については、シャフト100、支持装置200、支持装置200に接続される空気圧ユニット21、シャフト100及び支持装置200を貫通する基準軸AXを含む。シャフト100は、第一端部101A、第二端部101B、第一端部101Aの第一面に配置される複数の第一突起102A、第二端部101Bの第二面に配置される複数の第二突起102B、 前記第一面と反対側の第三面に設けられる第一クランプ部103A、及び前記第二面と反対側の第四面に設けられる第二クランプ部103Bを有している。
支持装置200は、第一支持部201A、第二支持部201B、第一支持部201Aに配置される第一部品202A、第二支持部201Bに配置される第二部品202B、第一エアチューブ203A及び第二エアチューブ203Bを含む。
シャフト100が基準軸AXに対していずれの方向に回転していても、シャフト100が支持装置200内に配置されると、シャフト100の複数の第一突起102Aが第一支持部201Aに係合し、複数の第二突起102Bが第二支持部201Bに係合している。支持装置200の第一部品202A及び第二部品202Bは、空気圧ユニット21が第一エアチューブ203A及び第二エアチューブ203Bを通過して出力する第一気体によって生成された圧力によって、第一支持部201A及び第二支持部201Bにおける各エラストマーの圧縮又は伸長を制御する。これにより、第一部品202A及び第二部品202Bの移動に影響を及ぼす。シャフト100及び支持装置200を固定するために、第一部品202Aは、基準軸AXに平行な第一方向Xに沿って移動し、第二部品202Bは、第一方向Xと反対の第二方向X’に沿って移動する。係合機構及び固定機構の詳細については後述する。
図3(a)に示すように、シャフト100は、第一端部101A、第二端部101B、複数の第一突起102A、複数の第二突起102B、第一クランプ部103A及び第二クランプ部103Bに加えて、シャフト100に配置される複数のボタン104Aと104B、複数の溝105A、105Bと105C、及び複数のスケール106Aと106Bを含む。搬送装置63は、第一クランプ部103A及び第二クランプ部103Bをクランプしてシャフト100を移動させることができる。ボタン104Aと104Bは、ボタン104Aと104Bのいずれかが押圧されると、シャフト100に第二気体が注入され、シャフト100と溝105A、105Bと105Cが膨張状態となるように配置されている。スケール106Aと106Bは、シャフト100に入れる中空部を有するリール31の位置を制御するように設けられる。
リール31がシャフト100に設けられると、膨張状態のシャフト100がリール31に密着し、膨張状態の溝105A、105Bと105Cと中空部の内面との間に摩擦が生じ、シャフト100とリール31との固定が強化される。
本考案の一実施形態によれば、搬送装置63は、カート、クレーン又は対象物を自動的に移送できる任意の装置であり得る。シャフト100は、エアシャフトである。ボタン104Aと104Bは、エアシャフトを自動的に膨張させることができる任意の装置とする。前記第二気体は空気である。溝105A、105Bと105Cは、ストライプ状、格子状、凹凸状、パターン状、又はそれらの任意の組合せである。リール31は、銅箔または半固化シートである。
図3(b)に示すように、第一端部101Aは複数の第一突起102Aを有し、複数の第一突起102Aは、第一突体102A1、第二突体102A2及び第三突体102A3等を含む。第一突体102A1と第二突体102A2との間には、凹部ACが形成され、第二突体102A2と第三突体102A3との間には、凹部ACが形成される。
更に、複数の第一突起102Aは、複数の第一重心Hを有する。複数の第一重心H及び基準軸AXとの間には、複数の第一垂直線分(図示せず)があり、複数の第一垂直線分のそれぞれ及びそれに隣接する垂直線分との間には、第一角度がある。
第二端部101Bの構造は、第一端部101Aの構造と同一であるので、第二端部101Bも同様に複数の第二突起102Bを有し、複数の第二突起102Bのそれぞれとそれに隣接する第二突起102Bとの間には、第二凹部がある。複数の第二突起102Bは、複数の第二重心(図示せず)を有する。複数の第二重心と基準軸AXとの間には、複数の第二垂直線分があり、複数の第二垂直線分のそれぞれ及びそれに隣接する垂直線分との間には、第二角度がある。
本考案の一実施形態によれば、第一角度及び第二角度は45度以下であり、複数の第一突起102Aの数は、周方向角度(360度)を第一角度で割った値であり、 複数の第二突起102Bの数は、周方向角度を第二角度で割った値である。
本考案の一実施形態によれば、第一角度は40度であり、複数の第一突起102Aの数は9である。本考案の一実施形態によれば、第二角度は40度であり、複数の第二突起102Bの数は9である。
図4(a)と図4(b)は、開状態の図2(a)の支持装置200を示す図である。図5(a)と図5(b)は、閉状態の図2(a)の支持装置200を示す図である。図4(a)、4(b)、5(a)と5(b)に示すように、支持装置200の第一支持部201Aには、第一突出部201A1が組み込まれ、第一面S、第一面Sに組み込まれる第一エラストマー201A2及び第一部品202Aが配置される。第一部品202Aは、第一突出要素202A1を有する。同様に、図示されていないが、支持装置200の第二支持部201Bには、第二突出部が組み込まれ、第二面、第二面に組み込まれる第二エラストマー及び第二部品202Bが配置される。第二部品202Bは、第二突出要素を有する。
本考案の「固定機構」については、固定装置にある特定機構であり、第一エアチューブ203Aの圧力が除去され、第一支持部201Aが駆動されると、第一支持部201Aの第一エラストマー201A2が伸びて第一部品202Aが第一方向Xに沿って第一位置P1に移動し、第一突出要素202A1を第一支持部201A及び第一支持部201Aに配置される第一端部101Aに係合して固定し、閉状態とする。一方、第二支持部201Bの第二エラストマーも、第二部品202Bを第二方向X’に沿って第二位置(図示せず)に移動させるための圧力の解放によって伸長され、第二支持部201B及び第二支持部201Bに配置される第二端部101Bに係合して固定し、閉状態とする。従って、支持装置200が閉状態にあるとき、本考案のシャフト100の複数の第一突起102A及び複数の第二突起102Bが支持装置200と完全に係合することがさらに保証され得る。このため、モータをオンして固定装置10を回転させると、回転によりシャフト100が支持装置200から離れることはない。
逆に、第一エアチューブ203A内に気圧が発生して、第一支持部201Aが駆動されると、発生した気圧が第一エラストマー201A2の力より大きくなるため、第一エラストマー201A2が圧縮され、第一位置P1から第二方向X’に沿って第三位置P2に移動して開状態とする。一方、発生した気圧が第二エラストマーの力よりも大きくなるため、第二エラストマーが圧縮され、これにより、第二部品202Bが第二位置から第一方向Xに沿って第四位置(図示せず)に移動して開状態とする。従って、本考案の自動化システム6の搬送装置63は、支持装置200が開状態になると、シャフト100に第一クランプ部103A及び第二クランプ部103Bをクランプして支持装置200におけるシャフト100を取り出し、異なるサイズのリールを有する別のシャフトを配置し、支持装置200に配置することができる。
本考案の一実施形態によれば、支持装置200がどのような状態(閉状態または開状態)になっても、第一突出要素202A1は、第一エラストマー201A2を部分的に覆い(図5(b)参照 )、第二突出要素は、第二エラストマーを部分的に覆う(図示せず)。
本考案の「係合機構」については、図6(a)〜6(b)に示す。図6(a)と図6(b)は、図2(a)の支持装置200の支持部201Aの突出部201A1が、図2(a)のシャフトの凹部に係合していることを示す図である。図6(a)に示すように、シャフト100が支持装置200内に配置されたとき、複数の第一突起102A(又は複数の第二突起102B)のうちの一つが第一支持部201Aに組み込まれた第一突出部201A1は、シャフト100の重量及び複数の第一突起102Aの特別な形状設計(円状)によって転がり力を生成する。これにより、突起が自動的に回転し、突起の位置が二つの突起の間の第一凹部ACに置き換えられる。第一凹部ACは、第一突出部201A1に係合して、図6(b)に示すような係合構造を形成する。
以上の説明から分かるように、シャフト100が基準軸AXに対してどの角度に回転しても、支持装置200上に固定することができる。これは、複数の第一突起102Aの形状や数、複数の第二突起102Bの形状や数、第一凹部ACの形状、第二凹部の形状、第一突出部201A1の形状、第二突出部の形状、第一角度、第二角度等をよく配合するからである。
複数の第一突起102A又は複数の第二突起102Bの形状(すなわち、基準軸AXに垂直な断面の形状)は、円形である。複数の第一突起102A又は複数の第二突起102Bの数は、円状の複数の第一突起102Aまたは円状の複数の第二突起102Bを形成するのに十分な数であれば特に限定されない。第一凹部AC及び第一突出部201A1の形状は、第一凹部ACの形状と第一突出部201A1の形状を一致させて係合構造を形成できれば、特に限定されない。第二凹部及び第二突出部の形状は、第二凹部の形状と第二突出部の形状を一致させて係合構造を形成することができれば、特に限定されない。第一角度と第二角度は、1〜40度である。
本考案の一実施形態によれば、複数の第一突起102Aの形状、第一凹部ACの形状及び第一突出部201A1の形状は全て弓形である。複数の第二突起102Bの形状、第二凹部の形状、第二突出部の形状も全て弓形である。
要約すると、本考案の固定装置及び自動化システムは、作業者が自動化システム内のどのデバイスにも接近したり接触したりすることができないようにすることを自動的に実行する。また、すべての装置の移動や手続きを事前に計画し、固定装置のシャフトを迅速に交換して異なる製品要求(例えば異なるサイズの異なるリール)に適合させることができ、損傷の可能性を低減する効果を達成し、更に、材料コストの削減、人件費の削減、作業コストの低減、製品歩留まりの向上、生産量の向上、多品種量産の実現、各種製品の生産能力の向上を図っている。
以上の説明によると、当業者であれば本考案の技術思想を逸脱しない範囲で、多様な変更及び修正が可能であることが分かる。従って、本考案の技術的な範囲は、明細書の詳細な説明に記載された内容に限らず、実用新案登録請求の範囲によって定めなければならない。
実施例
1、リールを固定するための固定装置は、複数の第一突起を有する第一端部と、複数の第二突起を有する第二端部とを有するシャフトであって、前記複数の第一突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第一凹部があり、前記複数の第二突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第二凹部がある前記シャフトと、支持装置と、を備え、前記支持装置は、前記第一端部を支持する第一支持部であって、前記第一支持部が前記第一端部を収容するときに前記第一凹部に係合する第一突出部を有する前記第一支持部と、前記第二端部を支持する第二支持部であって、前記第二支持部が前記第二端部を収容するときに前記第二凹部に係合する第二突出部を有する前記第二支持部と、前記第一支持部に配置される第一部品であって、前記第一支持部と前記第一端部とを固定する第一突出要素を有する前記第一部品と、前記第二支持部に配置される第二部品であって、前記第二支持部と前記第二端部とを固定する第二突出要素を有する前記第二部品と、を含む。
2、実施例1に記載の固定装置は、前記シャフト及び前記支持装置を貫通する基準軸と、 前記支持装置に接続され、気圧を生成するための第一気体を受け取る空気圧ユニットであって、前記気圧は、前記第一部品を前記基準軸に平行な第一方向に沿って移動させ、前記第二部品を前記第一方向と反対側の第二方向に沿って移動させるようにする前記空気圧ユニットと、を更に備え、前記第一部品は、前記第一突出要素を前記第一支持部に係合させて前記第一支持部と前記第一端部とを固定するように、前記第一方向に沿って第一位置に移動し、前記第二部品は、前記第二突出要素を前記第二支持部に係合させて前記第二支持部と前記第二端部とを固定するように、前記第二方向に沿って第二位置に移動する。
3、実施例1又は2に記載の固定装置において、前記シャフトは、前記シャフトを移動させるための搬送装置によってクランプされる第一クランプ部と第二クランプ部を有し、前記複数の第一突起を、第一の数量で有し、
前記複数の第一突起のそれぞれは、第一形状を有し、前記複数の第二突起を、第二の数量で有し、前記複数の第二突起のそれぞれは、第二形状を有し、前記第一凹部は、第三形状を有し、前記第二凹部は、第四形状を有し、前記第一形状、前記第二形状、前記第三形状、及び前記第四形状は、前記シャフトが前記基準軸に対していずれかの方向に回転するときに、前記シャフトが支持装置に固定されるように配置される。
4、実施例1〜3のいずれかに記載の固定装置において、前記第一形状及び前記第三形状は、円弧状であり、前記第一の数量は9であり、前記第二形状及び前記第四形状は、円弧状であり、前記第二の数量は9であり、前記第一突出部は、第五形状を有し、前記第二突出部は、第六形状を有し、前記第五形状は、前記第三形状に配合し、前記第六形状は、前記第四形状に配合し、前記リールは、銅箔または半固化シートであり、前記搬送装置は、カート、クレーン及び自動搬送装置からなる群から選択されたものである。
5、実施例1〜4のいずれかに記載の固定装置において、前記シャフトは、前記シャフトの表面に設けられる複数の溝と、前記シャフトに設けられる複数のボタンであって、前記複数のボタンの一つが押されると、第二気体が前記シャフトに注入されて前記シャフトと前記複数の溝が拡張された状態となる前記複数のボタンと、を含み、中空部分を有する前記リールが前記シャフトに配置されるとき、前記拡張状態の前記溝と前記中空部分の内面との間に摩擦を生じさせるために、前記拡張状態の前記シャフトが前記リールと圧入される。
6、プリント回路多層基板工場又は銅箔基板工場に使用するための自動化システムであって、リールと、前記リールを固定する固定装置と、を備え、前記固定装置は、複数の第一突起を有する第一端部と、複数の第二突起を有する第二端部とを有するシャフトであって、前記複数の第一突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第一凹部があり、前記複数の第二突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第二凹部がある前記シャフトと、支持装置と、を含み、前記支持装置は、前記第一端部を支持する第一支持部であって、前記第一凹部に当接する第一突出部を有する前記第一支持部と、前記第二端部を支持する第二支持部であって、前記第二凹部に当接する第二突出部を有する前記第二支持部と、前記シャフトを支持装置に移動させるように駆動する搬送装置と、を含む。
7、リールを固定するための固定装置であって、複数の第一突起を有する第一端部と、複数の第二突起を有する第二端部とを有するシャフトであって、前記複数の第一突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第一凹部があり、前記複数の第二突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第二凹部がある前記シャフトと、支持装置と、を備え、前記支持装置は、前記第一端部を支持する第一支持部であって、前記第一凹部に当接する第一突出部を有する前記第一支持部と、前記第二端部を支持する第二支持部であって、前記第二凹部に当接する第二突出部を有する前記第二支持部と、を含む。
6 自動化システム
10 固定装置
21 空気圧ユニット
31 リール
61 レーザ位置決めと搬送装置
62 スリーブ装置
63 搬送装置
64 制御ホスト
100 シャフト
101A 第一端部
101B 第二端部
102A 第一突起
102A1 第一突体
102A2 第二突体
102A3 第三突体
102B 第二突起
103A 第一クランプ部
103B 第二クランプ部
104A、104B ボタン
105A、105B、105C 溝
106A、106B スケール
200 支持装置
201A 第一支持部
201A1 第一突出部
201A2 第一エラストマー
201B 第二支持部
202A 第一部品
202A1 第一突出要素
202B 第二部品
203A 第一エアチューブ
203B 第二エアチューブ
AC 凹部
AX 基準軸
H 第一重心
P1 第一位置
P2 第三位置
S 第一面
X 第一方向
X’ 第二方向

Claims (7)

  1. リールを固定するための固定装置であって、
    複数の第一突起を有する第一端部と、複数の第二突起を有する第二端部とを有するシャフトであって、前記複数の第一突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第一凹部があり、前記複数の第二突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第二凹部がある前記シャフトと、
    支持装置と、を備え、
    前記支持装置が、
    前記第一端部を支持する第一支持部であって、前記第一支持部が前記第一端部を収容するときに前記第一凹部に係合する第一突出部を有する前記第一支持部と、
    前記第二端部を支持する第二支持部であって、前記第二支持部が前記第二端部を収容するときに前記第二凹部に係合する第二突出部を有する前記第二支持部と、
    前記第一支持部に配置される第一部品であって、前記第一支持部と前記第一端部とを固定する第一突出要素を有する前記第一部品と、
    前記第二支持部に配置される第二部品であって、前記第二支持部と前記第二端部とを固定する第二突出要素を有する前記第二部品と、を含むことを特徴とする固定装置。
  2. 前記固定装置が、
    前記シャフト及び前記支持装置を貫通する基準軸と、
    前記支持装置に接続され、気圧を生成するための第一気体を受け取る空気圧ユニットであって、前記気圧は、前記第一部品を前記基準軸に平行な第一方向に沿って移動させ、前記第二部品を前記第一方向と反対側の第二方向に沿って移動させるようにする前記空気圧ユニットと、を更に備え、
    前記第一部品は、前記第一突出要素を前記第一支持部に係合させて前記第一支持部と前記第一端部とを固定するように、前記第一方向に沿って第一位置に移動し、
    前記第二部品は、前記第二突出要素を前記第二支持部に係合させて前記第二支持部と前記第二端部とを固定するように、前記第二方向に沿って第二位置に移動することを特徴とする請求項1に記載の固定装置。
  3. 前記シャフトが、前記シャフトを移動させるための搬送装置によってクランプされる第一クランプ部と第二クランプ部を有し、
    前記複数の第一突起を、第一の数量で有し、
    前記複数の第一突起のそれぞれは、第一形状を有し、
    前記複数の第二突起を、第二の数量で有し、
    前記複数の第二突起のそれぞれは、第二形状を有し、
    前記第一凹部は、第三形状を有し、
    前記第二凹部は、第四形状を有し、
    前記第一形状、前記第二形状、前記第三形状、及び前記第四形状は、前記シャフトが前記基準軸に対していずれかの方向に回転するときに、前記シャフトが支持装置に固定されるように配置されることを特徴とする請求項2に記載の固定装置。
  4. 前記第一形状及び前記第三形状は、円弧状であり、
    前記第一の数量は9であり、
    前記第二形状及び前記第四形状は、円弧状であり、
    前記第二の数量は9であり、
    前記第一突出部は、第五形状を有し、
    前記第二突出部は、第六形状を有し、
    前記第五形状は、前記第三形状に配合し、
    前記第六形状は、前記第四形状に配合し、
    前記リールは、銅箔または半固化シートであり、
    前記搬送装置は、カート、クレーン及び自動搬送装置からなる群から選択されたものであることを特徴とする請求項3に記載の固定装置。
  5. 前記シャフトが、
    前記シャフトの表面に設けられる複数の溝と、
    前記シャフトに設けられる複数のボタンであって、前記複数のボタンの一つが押されると、第二気体が前記シャフトに注入されて前記シャフトと前記複数の溝が拡張された状態となる前記複数のボタンと、を含み、
    中空部分を有する前記リールが前記シャフトに配置されるとき、前記拡張状態の前記溝と前記中空部分の内面との間に摩擦を生じさせるために、前記拡張状態の前記シャフトが前記リールと圧入されることを特徴とする請求項2に記載の固定装置。
  6. プリント回路多層基板工場又は銅箔基板工場に使用するための自動化システムであって、
    リールと、
    前記リールを固定する固定装置と、を備え、
    前記固定装置は、
    複数の第一突起を有する第一端部と、複数の第二突起を有する第二端部とを有するシャフトであって、前記複数の第一突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第一凹部があり、前記複数の第二突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第二凹部がある前記シャフトと、
    支持装置と、を含み、
    前記支持装置が、
    前記第一端部を支持する第一支持部であって、前記第一凹部に当接する第一突出部を有する前記第一支持部と、
    前記第二端部を支持する第二支持部であって、前記第二凹部に当接する第二突出部を有する前記第二支持部と、
    前記シャフトを支持装置に移動させるように駆動する搬送装置と、を含むことを特徴とする自動化システム。
  7. リールを固定するための固定装置であって、
    複数の第一突起を有する第一端部と、複数の第二突起を有する第二端部とを有するシャフトであって、前記複数の第一突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第一凹部があり、前記複数の第二突起のそれぞれとそれに隣接する突起との間には、第二凹部がある前記シャフトと、
    支持装置と、を備え、
    前記支持装置が、
    前記第一端部を支持する第一支持部であって、前記第一凹部に当接する第一突出部を有する前記第一支持部と、
    前記第二端部を支持する第二支持部であって、前記第二凹部に当接する第二突出部を有する前記第二支持部と、を含むことを特徴とする固定装置。
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