JP3209114U - ドレンキャップ - Google Patents

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継男 篠塚
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Abstract

【課題】落葉等の可撓性帯状部材への付着・滞留を防止して、排水量の減少を抑制し得るドレンキャップを提供する。【解決手段】排水口Dを通水自在に覆うキャップ本体5aと、キャップ本体5aの底部から延びて排水口Dの内部に挿入され且つキャップ本体5aを排水口Dに固定する複数の可撓性帯状部材9とを備えたドレンキャップ5において、可撓性帯状部材9は、キャップ本体5aの底縁部から排水口Dの内周縁部へ向けて張り出すベース部9aと、ベース部9aの先端から外周側へ屈曲して下方に延びるよう形成され且つ挿入時には排水口Dの内周面に対して倣うよう押し付けられる挿入押圧部9bとを備える。【選択図】図2

Description

本考案は、ドレンキャップに関するものである。
一般に、ビルやマンション等の建築物の屋上、バルコニー、共用廊下等には、雨水を排水するための排水口が設けられている。
この種の排水口には、ドレンキャップが取り付けられ、落葉、小枝、紙、又はビニールといった固形物の侵入や物の落下を防止すると共に、排水口が剥き出しになることによって美観を損なうことがないようにしている。
図4は、前記建築物の新築時に排水口に装着されるドレンキャップの一例を示す側断面図である。図4中、1は前記建築物の屋上、バルコニー、共用廊下等を構成するコンクリート躯体であり、該コンクリート躯体1には、竪樋として雨水を排出するための排水管2が貫通する形で設置されている。前記排水管2の上端には、排水口Dを形成するドレン本体3が嵌着され、前記コンクリート躯体1の表面は、塩化ビニールシートやアスファルト等の防水層4で被覆され、前記ドレン本体3の排水口Dには、ドレンキャップ5と防水層押え部材6が被せられてボルト等の締結部材7により固定されるようになっている。
一方、前記防水層4の経年劣化が進行した場合、防水改修工事が行われる。前記防水改修工事は、既存の防水層4を撤去して新しく防水層4を施工し直す方式か、或いは、既存の防水層4を撤去せずにその上に新しい防水層4を施工する方式のいずれかが選択される。何れの方式の場合も、ドレン本体3はコンクリート躯体1に埋設されたまま撤去されず、防水層押え部材6とドレンキャップ5のみが撤去され、既存のドレン本体3の中に、改修用ドレン8の管状部8a(図2及び図3(b)参照)が挿入され、該改修用ドレン8の管状部8a上端から外周に張り出す鍔部8b(図2参照)に新しい防水層4が施工され、図5及び図6に示されるような新しい改修用のドレンキャップ5が前記改修用ドレン8の排水口D(図2参照)に装着される。
前記改修用のドレンキャップ5は、図5及び図6に示される如く、前記改修用ドレン8の排水口D(図2参照)を通水自在に塞ぐキャップ本体5aを備え、キャップ本体5a内の中心部に、軸線方向へ延びるロッド5bが突設されており、該ロッド5bの下端部に、二枚の細長いバネ板からなる可撓性帯状部材9が十文字に交差するようビス等の締結部材10により固定されている。尚、前記キャップ本体5aには、多数の通水口5cが穿設されている。
前記改修用のドレンキャップ5を前記改修用ドレン8の排水口D(図2参照)に装着する際には、前記各可撓性帯状部材9の両端部を下方へ撓ませて排水口Dの内部に挿入し、前記各可撓性帯状部材9をその弾性力により拡張させて前記改修用ドレン8の管状部8aの内周面に圧接させることにより、キャップ本体5aを排水口Dに固定するようになっている。
尚、前述の如きドレンキャップ5と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開2006−45881号公報
しかしながら、前記改修用ドレン8は既存のドレン本体3の中に挿入されるため、当然のことながら、排水口Dの内径は一回り小さくせざるを得なくなる。しかも、前述の如き従来のドレンキャップ5では、十文字に交差させた二枚の可撓性帯状部材9を排水口Dに挿入する構成のため、図3(b)に示される如く、排水口Dを塞いでしまう部分が多くなって、排水量が更に少なくなると共に、落葉等がキャップ本体5aの通水口5cを通り抜けてしまった場合、前記可撓性帯状部材9に引っ掛かりやすくなり、そのまま堆積すると排水口Dが詰まって排水障害を起こす虞があった。
因みに、近年のゲリラ豪雨等で、短時間に大量の雨が降った場合、前記排水口Dの縮径や詰まりに伴って該排水口Dからの排水量が減少していると、屋上がプールのような状態となって、溜まった水の重量がかかることになり、防水層4のひび割れ等から漏水が発生することにもなる。又、バルコニーでプール状態が起きれば、掃出しのサッシから水が室内に侵入する虞もあった。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、落葉等の可撓性帯状部材への付着・滞留を防止して、排水量の減少を抑制し得るドレンキャップを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本考案のドレンキャップは、排水口を通水自在に覆うキャップ本体と、該キャップ本体の底部から延びて前記排水口の内部に挿入され且つ前記キャップ本体を排水口に固定する複数の可撓性帯状部材とを備え、
前記可撓性帯状部材は、前記キャップ本体の底縁部から排水口の内周縁部へ向けて張り出すベース部と、該ベース部の先端から外周側へ屈曲して下方に延びるよう形成され且つ挿入時には前記排水口の内周面に対して倣うよう押し付けられる挿入押圧部とを備えることができる。
本考案のドレンキャップによれば、落葉等の可撓性帯状部材への付着・滞留を防止して、排水量の減少を抑制し得るという優れた効果を奏し得る。
本考案のドレンキャップの実施例を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本考案のドレンキャップの実施例において、ドレンキャップを排水口に装着した状態を示す側断面図であって、図1(a)のII−II断面相当図である。 (a)は本考案のドレンキャップの実施例において、ドレンキャップを排水口に装着した状態を示す平断面図、(b)は従来のドレンキャップを排水口に装着した状態を示す平断面図である。 建築物の新築時に排水口に装着されるドレンキャップの一例を示す側断面図である。 建築物の改修時に排水口に装着されるドレンキャップの一例を示す斜視図である。 建築物の改修時に排水口に装着されるドレンキャップの一例を示す側断面図である。
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図3(a)は本考案のドレンキャップの実施例であって、図中、図4〜図6と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
本実施例の場合、ドレンキャップ5の可撓性帯状部材9は、図1(a)及び図1(b)に示す如く、キャップ本体5aの底部から延びるよう、該キャップ本体5aの周方向へ等間隔に三枚配設され、それぞれ、ベース部9aと、挿入押圧部9bとを備えている。尚、前記可撓性帯状部材9は、三枚に限らず、四枚以上の複数枚であっても良い。
前記ベース部9aは、その基端部がキャップ本体5aの底縁部にリベット等の締結部材11により固定され、キャップ本体5aの底縁部から排水口D(図2参照)の内周縁部へ向けて張り出すようになっている。
前記挿入押圧部9bは、前記ベース部9aの先端から外周側へ屈曲して下方に延びるよう形成され、図2及び図3(a)に示す如く、改修用ドレン8に対して挿入できるようになっている。
尚、図2には、既存のドレン本体3の中に、改修用ドレン8の管状部8aを挿入し、該改修用ドレン8の管状部8a上端から外周に張り出す鍔部8bに新しい防水層4を施工した場合に、前記ベース部9aと挿入押圧部9bとを備えたドレンキャップ5を改修用として前記改修用ドレン8の排水口Dに装着する例を示している。
次に、上記実施例の作用を説明する。
前記ベース部9aと挿入押圧部9bとを備えたドレンキャップ5を前記改修用ドレン8の排水口Dに装着する際には、前記各可撓性帯状部材9の挿入押圧部9bの下端部を中心側へ撓ませて排水口Dの内部に挿入すると、前記各可撓性帯状部材9がその弾性力により拡張して前記改修用ドレン8の管状部8aの内周面に圧接することにより、キャップ本体5aが排水口Dに固定される。
ここで、前記挿入押圧部9bは、図2及び図3(a)に示す如く、その挿入時に前記排水口Dの内周面(改修用ドレン8の内周面)に対して倣うように押し付けられる。
これにより、前記改修用ドレン8は既存のドレン本体3の中に挿入されるため、排水口Dの内径は一回り小さくせざるを得なくなっているものの、十文字に交差させた二枚の可撓性帯状部材9を排水口Dに挿入する構成を採用している従来のドレンキャップ5とは異なり、図3(b)と比較しても明らかなように、排水口Dを塞いでしまう部分がほとんどなくなって、排水量が確保される。又、落葉等がキャップ本体5aの通水口5cを通り抜けてしまった場合も、前記可撓性帯状部材9に引っ掛かることはなく、排水口Dが詰まって排水障害を起こすことが避けられる。
因みに、近年のゲリラ豪雨等で、短時間に大量の雨が降った場合も、前記排水口Dからの排水量の減少は、前記改修用ドレン8の縮径に伴うものに限定されているため、屋上がプールのような状態とならず、防水層4のひび割れ等から漏水が発生するようなことも起こりにくくなる。又、バルコニーでも同様にプール状態が起きにくくなり、掃出しのサッシから水が室内に侵入する可能性も低くなる。
尚、前記ドレンキャップ5は、防水改修工事の際に施工される改修用ドレン8(排水口D)に取り付ける場合の例について説明したが、排水口Dであれば新築時のドレン本体3或いは排水管2等にも適用可能であることは言うまでもない。
こうして、落葉等の可撓性帯状部材9への付着・滞留を防止して、排水量の減少を抑制し得る。
尚、本考案のドレンキャップは、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
2 排水管
3 ドレン本体
4 防水層
5 ドレンキャップ
5a キャップ本体
5c 通水口
8 改修用ドレン
9 可撓性帯状部材
9a ベース部
9b 挿入押圧部
D 排水口

Claims (1)

  1. 排水口を通水自在に覆うキャップ本体と、該キャップ本体の底部から延びて前記排水口の内部に挿入され且つ前記キャップ本体を排水口に固定する複数の可撓性帯状部材とを備えたドレンキャップにおいて、
    前記可撓性帯状部材は、前記キャップ本体の底縁部から排水口の内周縁部へ向けて張り出すベース部と、該ベース部の先端から外周側へ屈曲して下方に延びるよう形成され且つ挿入時には前記排水口の内周面に対して倣うよう押し付けられる挿入押圧部とを備えたことを特徴とするドレンキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7347792B2 (ja) 2019-10-23 2023-09-20 株式会社アルテック ドレンキャップ

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JP2020183671A (ja) * 2019-05-09 2020-11-12 株式会社アルテック ドレン構造
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