JP3209113U - 折り畳み式自転車 - Google Patents

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Abstract

【課題】前輪及び後輪の折り畳み収納のための構成がシンプルで、収納並びに組み立て作業も簡単な折り畳み式自転車を提供することを課題とする。【解決手段】ベースフレーム1と、その前部にフォーク7を介して設置される前輪2及びハンドル3と、その後部に後輪支持用フレーム13を介して設置される後輪4及びサドル5と、その後部に設置されるペダル6を含む後輪駆動機構とから成り、フォーク7は、その上部に斜め下方に伸びる支持パイプ8を有していて、支持パイプ8の下端部がベースフレーム1上において枢支されることによりベースフレーム1に対して垂直方向に旋回可能であり、後輪支持用フレーム13は、その前端部がベースフレーム1上において枢支されることにより、ベースフレーム1に対して垂直方向に旋回可能である。【選択図】図2

Description

本考案は、折り畳み式自転車に関するものであり、より詳細には、長さ寸法及び幅寸法を小さくして、全体をコンパクトに折り畳むことができる折り畳み式自転車に関するものである。
折り畳み式自転車としては、従来より種々のタイプのものが提唱されている。その多くは、フレームが中間部分から二分割され、その部分から二つ折りするタイプのものである。このタイプのものは、短い長さに折り畳むことができるが、二つの車輪が重なることになるため、幅寸法が大きなものとなる。また、このタイプのものは、折り畳んだ状態の自転車全体を収納するケース(キャリーバッグ)と一体に構成することが困難である。
折り畳んだ状態の自転車全体を収納するケースと一体に構成したものとしては、特開昭57−205284号公報に記載の発明があるが、それは、前輪を反転させた後にケース内に収納するものであって、機構が複雑で、折り畳み収納作業及び組み立て作業に手間がかかるという問題がある。また、よりシンプルなものとして、特開平8−156861号公報に記載の発明があるが、その場合は、ペダルの回転駆動力を後輪に伝達するために前後2つのチェーンが必要であって、後輪のケース内収納機構が複雑となり、また、フレームを形成するパイプの構成が複雑となる問題がある。
特開昭57−205284号公報 特開平8−156861号公報
上述したように、従来提唱されている折り畳んだ状態の自転車全体を収納するケースと一体に構成するタイプの折り畳み式自転車の場合は、前輪又は後輪のケース内収納のための構成が複雑で、収納及び組み立てにも手間がかかるという問題があった。そこで本考案はそのような問題のない、即ち、前輪及び後輪の折り畳み収納のための構成がシンプルで、収納並びに組み立て作業も簡単な折り畳み式自転車を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に係る考案は、ベースフレームと、前記ベースフレームの前部にフォークを介して設置される前輪及びハンドルと、前記ベースフレームの後部に後輪支持用フレームを介して設置される後輪及びサドルと、前記ベースフレームの後部に設置されるペダルを含む後輪駆動機構とから成り、
前記フォークは、その上部に斜め下方に伸びる支持パイプを有していて、前記支持パイプの下端部が前記ベースフレームの前部上において枢支されることにより、前記ベースフレームに対して垂直方向に旋回可能であり、前記後輪支持用フレームは、その前端部が前記ベースフレームの後部上において枢支されることにより、前記ベースフレームに対して垂直方向に旋回可能であり、
前記後輪支持用フレームの旋回軸は、前記ペダルのクランク軸と一致しており、
前記後輪駆動機構は、ペダルのクランク軸と、前記クランク軸に固定される大径スプロケットと、前記クランク軸の両側に固定されるペダル設置用ディスクと、前記ペダル設置用ディスクにクランク板を介して設置されるペダルとから成り、前記クランク板は折り畳み可能で、それを開いた状態で前記ペダルの使用が可能となり、
前記ペダル設置用ディスクに、前記クランク板の折り畳み時に前記ペダルを逃がすための開口が形成され、また、前記クランク板を開いた際にその状態を保持するためのストッパーが設けられていることを特徴とする折り畳み式自転車である。
一実施形態においては、上方旋回端における前記フォークと、上方旋回端における前記後輪支持用フレームとが、平行又はそれに近い状態となり、また、前記ベースフレーム上にキャリーバッグが設置される。
本考案は上述したとおりであって、その折り畳み操作は、前輪及び後輪をそれぞれ上方に旋回させるだけで簡単に行うことができ、折り畳み時において前輪と後輪が同一垂直面上に位置し、且つ、前輪を支持するフォークと後輪を支持するフレームとが平行状態となるため、幅狭にコンパクトに収めることができる効果がある。
また、本考案に係る折り畳み式自転車おいては、ペダル部分が折り畳み可能であるため、全体の折り畳み時にペダル部分が突出して邪魔になるおそれがないという効果があり、請求項7に係る考案においては、全体がキャリーバッグ内に収まり、そのまま持ち運び可能となる効果がある。
本考案に係る折り畳み式自転車の使用時における全体構成を示す側面図である。 本考案に係る折り畳み式自転車の折り畳み時における全体構成を示す側面図である。 本考案に係る折り畳み式自転車のフォーク部分を示す拡大側面図である。 本考案に係る折り畳み式自転車のフォーク部分を示す拡大平面図である。 本考案に係る折り畳み式自転車の駆動機構部及び後輪支持用フレーム部分を示す拡大側面図である。 本考案に係る折り畳み式自転車の駆動機構部及び後輪支持用フレーム部分を示す拡大平面図である。 本考案に係る折り畳み式自転車の駆動機構部及び後輪支持用フレーム部分を示す拡大斜視図である。 本考案に係る折り畳み式自転車の駆動機構部及び後輪支持用フレーム部分の他の構成例を示す拡大側面図である。 本考案に係る折り畳み式自転車の駆動機構部及び後輪支持用フレーム部分の他の構成例の要部を示す拡大斜視図である。 本考案に係る折り畳み式自転車の駆動機構部及び後輪支持用フレーム部分の他の構成例の要部を示す拡大正面図である。 本考案に係る折り畳み式自転車の駆動機構部及び後輪支持用フレーム部分の更に他の構成例を示す拡大側面図である。 本考案に係る折り畳み式自転車のペダル部分を示す拡大側面図である。 本考案に係る折り畳み式自転車のペダル部分の変形例を示す拡大側面図である。 本考案に係る折り畳み式自転車のペダル部分を示す拡大正面図である。
本考案を実施するための形態につき、添付図面を参照しつつ説明する。本考案に係る折り畳み式自転車は、図1に示されるように、自転車の基本構成部品である、フレーム、前輪及び後輪、ハンドル、ペダルを含む後輪駆動機構、及び、サドルを含んで構成されるが、そのうちの多くの部品は、一般のものとは構成を異にする。先ず、本考案に係る折り畳み式自転車におけるフレーム部分は、ベースフレーム1が主な構成要素となり、その前部にハンドル3によって操舵される前輪2が取り付けられ、その後部に後輪4、サドル5及びペダル6が設置される。
前輪2を軸支するフォーク7は、その上部に斜め下方に伸びる支持パイプ8を有していて、その支持パイプ8の下端部が、ベースフレーム1の前部に設置された軸受け9において枢支されることにより、ベースフレーム1に取り付けられる。より詳細には、支持パイプ8は、その端部に溶接等により固定される軸付きの円柱体8aを支持パイプ8の長さ方向に直交する向きに備えていて、その円柱体8aの軸8bが軸受け9によって軸支されることで、軸8bを支点にして垂直方向に旋回する(図3、4参照)。
また、フォーク7と支持パイプ8との間に三角形状の固定板10が配設され、この固定板10の下部が、ベースフレーム1の先端部に配置された固定部材11に固定される。図示した例における固定部材11は2枚の立板11a、11bを対設して成り、固定板10はその立板11a、11b間に落とし込まれ、横方向にボルト11cが差し込まれることによって固定されるようになっている(図3、4参照)。固定板10の固定手段は他にも種々考えられ、例えば、ボルト11cの代わりにハンドル付き軸を挿入又はねじ込んだり、ベースフレーム1上に設けたフックを固定板10の上記ボルト挿通孔に引っ掛け固定したりする方法が考えられる。
フォーク7は、このようにして固定板10が固定されることにより、ベースフレーム1に対し、所定角度にて確固と取り付けられることになる。また、フォーク7には、ハンドル軸12が装脱自在に差し込まれる。なお、図示してないが、ハンドル3と、前輪2及び/又は後輪4に、ブレーキレバー、ブレーキシュー等から成るブレーキ機構が組み込まれる。
後輪2を軸支する後輪支持用フレーム13は、後輪2を軸支したまま垂直方向に旋回可能となるように、その前端部がベースフレーム1の後部上において軸支された状態で、ベースフレーム1に取り付けられる(図5、6参照)。即ち、後輪支持用フレーム13は一対のパイプ材13a、13bから成り、それらの後端部において後輪軸を軸支し、また、それらの先端部に、クランク軸17が遊挿される円筒体16が溶接等により固定される。かくして後輪支持用フレーム13は、クランク軸17が、ベースフレーム1上に対設された軸受け17aによって軸支されることにより、ベースフレーム1に取り付けられることになる。そして、円筒体16がクランク軸17に対して回転自在であるため、後輪支持用フレーム13は、クランク軸17を軸に垂直方向に旋回可能となる。
後輪支持用フレーム13の中間部下面に横板13cが渡され、その上に、サドル支柱19が装脱自在に差し込まれる受けパイプ18が溶接固定される。受けパイプ18からは二股の支杆20が出され、その下端がそれぞれパイプ材13a、13bに溶接等により固定される。
また、横板13cの裏面にボルト孔が穿設された、通例、一対の連結部材21aが突設され、この連結部材21aをベースフレーム1に形成された差込孔1aに差し込んだ後、ベースフレーム1の側面から連結部材21aのボルト孔を通してベースフレーム1の側面からボルト21を差し込むことにより、後輪支持用フレーム13を介し、受けパイプ18がベースフレーム1の後部に取り付けられることになる(特に図7参照)。なお、図1及び図2示した例における受けパイプ18は、フォーク7とほぼ平行な傾斜状態とされているが、その角度は任意で、例えば、垂直状態であってもよい。
図8乃至図10は、ベースフレーム1に対する受けパイプ18の他の固定方法を示すものである。この実施形態においては、受けパイプ18を溶接固定するための横板13cが、ベースフレーム1上に設置されたロック部材37のフック38によってロックされる。例えば、ロック部材37は、ベースフレーム1上に設置された一対の支持板39間に挟入されて支持される。即ち、ロック部材37と各支持板39に共通の角孔37a、39aが形成され、角孔37a、39aを通してロックボルト40が差し込まれることにより、ロック部材37が支持される。
ロックボルト40の軸は、角孔37a、39aに対応するサイズの断面四角形部分40aと断面円形部分40bとから成り、断面円形部分40bにリターンスプリング41が纏装され、また、先端部にストッパー42が設置される。このロックボルト40は、角孔37a、39aを通して挿入した状態において、リターンスプリング41の作用でその断面四角形部分40aが角孔37a、39a内に収まり、その結果、ロック部材37は固定状態となる。また、リターンスプリング41のバネ圧に抗してロックボルト40を引くと(図10仮想線)、その断面円形部分40bが角孔37a、39a内に収まる結果、ロック部材37は垂直方向に可動状態となる。
従って、通常使用時においては、ロック部材37のフック38が横板13cに掛かった状態となって、受けパイプ18並びに後輪支持用フレーム13が固定されることにより走行可能となる。また、折り畳み収納時には、ロックボルト40を引くことによりロック部材37が垂直方向に回動可能となり、図示した例においては前方に回動させることにより、フック38による横板13cに対するロックが外れ、後輪支持用フレーム13がクランク軸17を軸に回動可能状態となる。なお、ロック部材37を水平方向に回動可能に設置することにより、横板13cに対するロック、アンロックを行うようにすることもできる。
図11は、ベースフレーム1に対する受けパイプ18の更に他の固定方法を示すものである。そこに示されるものは、上記図8乃至図10に記載の構成をより簡易化したもので、上記実施形態の場合と同様に、フック38を備えたロック部材37が、ベースフレーム1上に設置された軸支部材45に軸支されて、前後方向に回動可能に配備される。ロック部材37には、軸支部材45の軸46に巻装されたリターンスプリング(ねじりコイルバネ)47が配備される。この場合のロック部材37の受けパイプ18側の側面は、曲面37aにされる。
ロック部材37は、このリターンスプリング47の作用で常時起立状態を維持し、その状態において、そのフック38が受けパイプ18の横板13cを掛止し、受けパイプ18並びに後輪支持用フレーム13を走行可能状態に固定する(図11実線参照)。好ましくは、フック38と横板13cの掛止関係をより強固にするために、フック38に凹陥部を設けると共に、横板13cの端部に、その凹陥部に喰い付く立ち上がり部を設けることとする。
後輪の折り畳み収納時には、リターンスプリング47のバネ圧に抗してロック部材37を前方に押圧して回動させて、フック38による横板13cの端部に対するロックを外すことにより、横板13cの端部後輪支持用フレーム13を、クランク軸17を軸に上方(前方)に回動可能な状態にする(図11仮想線参照)。
また、折り畳み状態から走行可能状態に戻すときは、後輪支持用フレーム13を下方(後方)に回動させていくと、やがて横板13cの端部がロック部材37の曲面37aに当たり、後輪支持用フレーム13を更に回動させるに伴い、横板13cの端部が曲面37aに対して摺動しつつ、リターンスプリング47のバネ圧に抗して曲面37aを押圧してロック部材37を前方に回動させる。そして、ロック部材37は、横板13cの端部がフック38部分を通過すると同時に横板13cからの負荷から解放され、リターンスプリング47の作用で当初の起立状態に復帰する。かくして、横板13cの端部に対してフック38によるロックがかかり、走行可能な状態となる。
次いで、図12乃至図14を参照しつつ、後輪駆動機構について説明する。ペダル6のクランク軸17の一方の側に大径スプロケット22が固定されると共に、後輪軸の大径スプロケット22と同じ側に小径スプロケット23が固定され、大径スプロケット22と小径スプロケット23にチェーン24が巻き掛けられる。以て、ペダル6に対する踏圧によってクランク軸17並びにこれに固定されている大径スプロケット22が回転駆動され、その回転駆動力がチェーン24を介して小径スプロケット23に伝達されることにより、自転車の走行が可能となる。この駆動原理は、一般の自転車の場合と何ら変わりはない。
好ましい実施形態においては、ペダル6は、折り畳み格納可能な構成とされる。即ち、クランク軸17の両端部にペダル設置用ディスク25、26が固定設置され、各ペダル設置用ディスク25、26に、ペダル6を備えたクランク板28が設置される。ペダル6は、クランク板28の端部に、クランク板28に対して直角方向に設置される。クランク板28は、蝶番27を介してそれと同形の受け板30と一体化され、受け板30がペダル設置用ディスク25、26に固定されることによりペダル設置用ディスク25、26に設置される。クランク板28は蝶番27の作用で受け板30上に折り畳むことができるが、その際にペダル6を逃がすことができるように、受け板30からペダル設置用ディスク25、26並びに大径スプロケット22に抜ける開口29が形成される。
また更に、クランク板28の開いた状態を安定的に保持させるために、ペダル設置用ディスク25、26にストッパー31を設置することが好ましい。例えば、ストッパー31としては、図12に示すような旋回式のものを用いることができ、その場合は、ペダル6使用時にクランク板28を開いた後、ストッパー31をクランク板28上に旋回させて止める。また、図13に示すストッパー31は、クランク板28に設けた長孔32より一回り小サイズのもので、ペダル設置用ディスク25、26に回動自在に設置される。このストッパー31の場合は、図13において縦向きにした状態においてクランク板28を開くことにより長孔32から露出させた後、横向きに回動させることにより、クランク板28の不意の畳まりを阻止することができる。
本考案に係る折り畳み式自転車は、キャリーバッグ35に収装可能に構成することができる。その場合のキャリーバッグ35は、ベースフレーム1を底面としてその両側に、キャリーバッグ35を構成する側面を立ち上げて構成されるものである。キャリーバッグ35の前面に前輪畳み込み用開口が設けられ、後面から上面にかけて、後輪畳み込み用の開口が設けられ、更に、両側面のペダル対応部分、換言すれば、ペダル設置用ディスク25、26対応部分が開口される。このペダル設置用ディスク25、26対応部分に蓋をすることもある。キャリーバッグ35には、必要に応じ、取っ手が設置され、また、ベースフレーム1の底にキャスターが取り付けられる。
本考案に係る折り畳み式自転車の折り畳み方法を、図示した実施例について説明すると、以下のとおりとなる。
≪部品の取り外し≫
折り畳みに際しては、先ず、フォーク7からハンドル軸12を引き抜き、受けパイプ18からサドル支柱19を引き抜く。また、ストッパー31を外してクランク板28を受け板30上に折り畳み、ペダル6を開口29内に逃がす。かくして、ペダル部において突出する部分がなくなり、必要に応じて、その部分に蓋を被せる。また更に、前輪2部分の固定板10を固定しているボルト11c、並びに、図1乃至図7に示す実施形態の場合においては、後輪4部分の受けパイプ18を固定しているボルト21を取り外す。
≪前輪の畳み込み≫
次いで、前輪2部分を持ち上げ、軸8bを軸にしてフォーク7を旋回させ、支持パイプ8がベースフレーム1上に乗るようにする(図2の左半部参照)。キャリーバッグ35を備える場合は、旋回させた前輪部分の全体がキャリーバッグ35内に収まる。
≪後輪の畳み込み≫
続いて、後輪4部分を持ち上げ、クランク軸17を軸にして後輪支持用フレーム13及び受けパイプ18を旋回させ、受けパイプ18の上端部がベースフレーム1上に乗るようにする(図2の右半部参照)。キャリーバッグ35を備える場合は、旋回させた後輪部分の全体がキャリーバッグ35内に収まる。なお、図8乃至図10に示す実施形態の場合は、ロックボルト40を引いた状態において後輪4部分を持ち上げ、また、図11に示す実施形態の場合は、ロック部材37を前方に回動させて、フック38による横板13cに対するロックを外す。
最初に取り外したハンドル3やサドル5等は、キャリーバッグ35内の空間部に収めることができ、その状態で持ち運ぶことが可能となる。そして、組み立てる際は、上記折り畳み操作の逆を行えばよい。
このように本考案に係る折り畳み式自転車の場合、その折り畳み操作は、前輪及び後輪をそれぞれ上方に旋回させるだけで簡単に行うことができ、折り畳み時において前輪と後輪が同一平面上に位置し、且つ、前輪を支持するフォークと後輪を支持するフレームとが平行状態となるため、幅狭にコンパクトな状態に折り畳み可能となる。また、ペダル部分が折り畳み可能であるため、全体の折り畳み時にペダル部分が突出して邪魔になるおそれがない構成となる。
1 ベースフレーム
2 前輪
3 ハンドル
4 後輪
5 サドル
6 ペダル
7 フォーク
8 支持パイプ
10 固定板
11 固定部材
13 後輪支持用フレーム
17 クランク軸
18 受けパイプ
20 支杆
25、26 ペダル設置用ディスク
28 クランク板
29 開口
30 受け板
31 ストッパー
35 キャリーバッグ

Claims (3)

  1. ベースフレームと、前記ベースフレームの前部にフォークを介して設置される前輪及びハンドルと、前記ベースフレームの後部に後輪支持用フレームを介して設置される後輪及びサドルと、前記ベースフレームの後部に設置されるペダルを含む後輪駆動機構とから成り、
    前記フォークは、その上部に斜め下方に伸びる支持パイプを有していて、前記支持パイプの下端部が前記ベースフレームの前部上において枢支されることにより、前記ベースフレームに対して垂直方向に旋回可能であり、前記後輪支持用フレームは、その前端部が前記ベースフレームの後部上において枢支されることにより、前記ベースフレームに対して垂直方向に旋回可能であり、
    前記後輪支持用フレームの旋回軸は、前記ペダルのクランク軸と一致しており、
    前記後輪駆動機構は、ペダルのクランク軸と、前記クランク軸に固定される大径スプロケットと、前記クランク軸の両側に固定されるペダル設置用ディスクと、前記ペダル設置用ディスクにクランク板を介して設置されるペダルとから成り、前記クランク板は折り畳み可能で、それを開いた状態で前記ペダルの使用が可能となり、
    前記ペダル設置用ディスクに、前記クランク板の折り畳み時に前記ペダルを逃がすための開口が形成され、また、前記クランク板を開いた際にその状態を保持するためのストッパーが設けられていることを特徴とする折り畳み式自転車。
  2. 上方旋回端における前記フォークと、上方旋回端における前記後輪支持用フレームとが、平行又はそれに近い状態となる、請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  3. 前記ベースフレーム上にキャリーバッグが設置され、前記前輪並びに後輪が各上方旋回端において前記キャリーバッグ内に収まる、請求項1又は2に記載の折り畳み式自転車。
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