JP3209113B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関し、特に読み出し動作の高速化及びセンスマージンの
拡大を図るようにした半導体記憶装置に関する。
関し、特に読み出し動作の高速化及びセンスマージンの
拡大を図るようにした半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体記憶装置の読み出し回路、
特に、不揮発性半導体記憶装置の読み出し回路において
は、データの保持されているセルトランジスタのゲー
ト、ドレイン、ソースに電位を印加し、セルトランジス
タに流れる電流量を、基準となるリファレンス電流源に
流れる電流値と比較し、リファレンス電流値に対してセ
ルトランジスタに流れる電流値が大きいか小さいかによ
って、書込データ値を判断する、という構成とされてい
る。
特に、不揮発性半導体記憶装置の読み出し回路において
は、データの保持されているセルトランジスタのゲー
ト、ドレイン、ソースに電位を印加し、セルトランジス
タに流れる電流量を、基準となるリファレンス電流源に
流れる電流値と比較し、リファレンス電流値に対してセ
ルトランジスタに流れる電流値が大きいか小さいかによ
って、書込データ値を判断する、という構成とされてい
る。
【0003】また、近時、1個のセルトランジスタに2
ビット以上のデータを保持するようにした多値型の半導
体記憶装置に関して、様々な検討がなされているが、基
本的には、この多値型の半導体記憶装置においても、前
述の従来の半導体記憶装置における読み出し方法を踏襲
するものであった。
ビット以上のデータを保持するようにした多値型の半導
体記憶装置に関して、様々な検討がなされているが、基
本的には、この多値型の半導体記憶装置においても、前
述の従来の半導体記憶装置における読み出し方法を踏襲
するものであった。
【0004】後の説明で明らかとされるように、本発明
は、半導体記憶装置の読み出し回路のなかでも、特に、
多値型の半導体記憶装置に適用した場合にその作用効果
が絶大であることから、以下では、従来技術として、多
値型の半導体記憶装置の読み出し動作について説明する
ことにする。
は、半導体記憶装置の読み出し回路のなかでも、特に、
多値型の半導体記憶装置に適用した場合にその作用効果
が絶大であることから、以下では、従来技術として、多
値型の半導体記憶装置の読み出し動作について説明する
ことにする。
【0005】図4は、従来の読み出し方法を用いた多値
型の不揮発性半導体記憶装置の読み出し回路の一例を示
す図である。
型の不揮発性半導体記憶装置の読み出し回路の一例を示
す図である。
【0006】図4を参照して、この回路の基本的な構成
は、まず電流−電圧変換回路は、セルトランジスタCE
LL4−1に、選択トランジスタとして作用するN型M
OSトランジスタN4−2を接続し、節点A4の電位を
保持するためのフィードバック制御を行うN型MOSト
ランジスタN4−1、インバータINV4−1を備える
と共に、セルトランジスタCELL4−1へ電位を印加
するための負荷トランジスタ(P型MOSトランジス
タ)P4−1を備え、セルトランジスタCELL4−1
に流れる電流値に応じて、節点B4の電位を変化させ
る、構成とされている。
は、まず電流−電圧変換回路は、セルトランジスタCE
LL4−1に、選択トランジスタとして作用するN型M
OSトランジスタN4−2を接続し、節点A4の電位を
保持するためのフィードバック制御を行うN型MOSト
ランジスタN4−1、インバータINV4−1を備える
と共に、セルトランジスタCELL4−1へ電位を印加
するための負荷トランジスタ(P型MOSトランジス
タ)P4−1を備え、セルトランジスタCELL4−1
に流れる電流値に応じて、節点B4の電位を変化させ
る、構成とされている。
【0007】また、図4において、破線で囲んだ部分
は、リファレンスとしての電位を生成するための回路で
あり、その電流−電圧変換回路としての構成は、上記し
たセルトランジスタ側と同等とされる。電流源として、
REF1、REF2、REF3がそれぞれの電流−電圧
変換回路に接続されることで、節点C4、D4、E4の
電位をリファレンスとしての電位に固定するものであ
る。
は、リファレンスとしての電位を生成するための回路で
あり、その電流−電圧変換回路としての構成は、上記し
たセルトランジスタ側と同等とされる。電流源として、
REF1、REF2、REF3がそれぞれの電流−電圧
変換回路に接続されることで、節点C4、D4、E4の
電位をリファレンスとしての電位に固定するものであ
る。
【0008】セルトランジスタCELL4−1に流れる
電流値に応じて設定された節点B4の電位は、リファレ
ンスによって設定された節点C4、D4、E4の電位
と、それぞれ第1〜第3の差動増幅回路にて比較増幅さ
れ、差動増幅回路の出力端子OUT4−1、OUT4−
2、OUT4−3より比較増幅された結果が出力され
る。なお、第1の差動増幅回路は、ソースが共通接続さ
れて定電流源トランジスタN4−7に接続され、ゲート
に節点B4、C4の電位を入力とする差動対N型MOS
トランジスタN4−5、N4−6と、差動対トランジス
タN4−5、N4−6のドレインと電源間に接続されカ
レントミラーを構成し能動負荷として作用するP型MO
SトランジスタP−2、P4−4から構成され、カレン
トミラーの出力端であるトランジスタP4−2とトラン
ジスタN4−5の接続点から出力OUT4−1を取り出
しており、定電流源トランジスタN4−7のゲートは節
点ACT4の電位が入力されている。なお、第2、第3
の差動増幅器も同様な構成とされている。
電流値に応じて設定された節点B4の電位は、リファレ
ンスによって設定された節点C4、D4、E4の電位
と、それぞれ第1〜第3の差動増幅回路にて比較増幅さ
れ、差動増幅回路の出力端子OUT4−1、OUT4−
2、OUT4−3より比較増幅された結果が出力され
る。なお、第1の差動増幅回路は、ソースが共通接続さ
れて定電流源トランジスタN4−7に接続され、ゲート
に節点B4、C4の電位を入力とする差動対N型MOS
トランジスタN4−5、N4−6と、差動対トランジス
タN4−5、N4−6のドレインと電源間に接続されカ
レントミラーを構成し能動負荷として作用するP型MO
SトランジスタP−2、P4−4から構成され、カレン
トミラーの出力端であるトランジスタP4−2とトラン
ジスタN4−5の接続点から出力OUT4−1を取り出
しており、定電流源トランジスタN4−7のゲートは節
点ACT4の電位が入力されている。なお、第2、第3
の差動増幅器も同様な構成とされている。
【0009】図5は、図4の回路の動作を説明するため
のタイミング波形図である。図5を参照して、図4に示
した回路の動作は、以下の通りである。
のタイミング波形図である。図5を参照して、図4に示
した回路の動作は、以下の通りである。
【0010】まず、節点ACT4がHighレベル(高
レベル)になり、定電流源トランジスタN4−7、N4
−10、N4−13が導通し、第1から第3の差動増幅
回路が動作を開始する。
レベル)になり、定電流源トランジスタN4−7、N4
−10、N4−13が導通し、第1から第3の差動増幅
回路が動作を開始する。
【0011】次に、ワード線W4−1がHighレベル
となり、カラム選択線YS4−1がHighレベルにな
ることで、読み出すべきセルトランジスタが選択され
る。
となり、カラム選択線YS4−1がHighレベルにな
ることで、読み出すべきセルトランジスタが選択され
る。
【0012】この結果、選択されたビット線に電荷が供
給され、節点A4の電位が上昇し、これにともない、節
点B4の電位も上昇する。
給され、節点A4の電位が上昇し、これにともない、節
点B4の電位も上昇する。
【0013】最終的にビット線の電位が十分上昇し、N
型MOSトランジスタN4−1、及びインバータ回路I
NV4−1からなるフィードバック回路によって、節点
A4の電位が固定され、その結果、節点B4の電位が固
定される。
型MOSトランジスタN4−1、及びインバータ回路I
NV4−1からなるフィードバック回路によって、節点
A4の電位が固定され、その結果、節点B4の電位が固
定される。
【0014】このときリファレンスとなる節点C4、D
4、E4の電位とB4の電位が比較増幅され、OUT4
−1、OUT4−2、OUT4−3の出力が決定する。
4、E4の電位とB4の電位が比較増幅され、OUT4
−1、OUT4−2、OUT4−3の出力が決定する。
【0015】ちなみに、図4及び図5に示した例では、
1セルに2ビットのデータを保持する構成とされてお
り、従ってセルの状態としては、4個の状態をもてばよ
く、これを分離、検知するためのリファレンスは3個必
要であることは、容易に理解される。
1セルに2ビットのデータを保持する構成とされてお
り、従ってセルの状態としては、4個の状態をもてばよ
く、これを分離、検知するためのリファレンスは3個必
要であることは、容易に理解される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4及
び図5を参照して説明した上記従来の半導体記憶装置に
おいては、多値型にした場合や電源電圧が低下した場
合、読み出し速度が著しく低下するという問題点を有し
ている。この理由を以下に説明する。
び図5を参照して説明した上記従来の半導体記憶装置に
おいては、多値型にした場合や電源電圧が低下した場
合、読み出し速度が著しく低下するという問題点を有し
ている。この理由を以下に説明する。
【0017】図4及び図5で示したように、読み出し動
作が完了するには、節点C4、D4、E4とB4の電位
差を差動増幅回路により比較増幅することによって得ら
れるが、図5(B)から明らかなよう、節点C4、D
4、E4、B4の電位差は、きわめて少ないもので、差
動増幅が完了するまでに非常に時間がかかっていた。
作が完了するには、節点C4、D4、E4とB4の電位
差を差動増幅回路により比較増幅することによって得ら
れるが、図5(B)から明らかなよう、節点C4、D
4、E4、B4の電位差は、きわめて少ないもので、差
動増幅が完了するまでに非常に時間がかかっていた。
【0018】節点C4、D4、E4、B4の電位差が小
さい理由は、図4における、負荷トランジスタP4−1
のゲート長に起因している。
さい理由は、図4における、負荷トランジスタP4−1
のゲート長に起因している。
【0019】すなわち、節点C4、D4、E4、B4の
電位差を大きくするためには、P型MOSトランジスタ
P4−1のゲート長を短くして、P型MOSトランジス
タP4−1の抵抗値(オン抵抗)を増せばよいのである
が、通常、ビット線の負荷容量が大きいため、ビット線
が前記フィードバック回路によってクランプされる電位
に達するまでに時間がかかりすぎてしまうことから、ト
ランジスタP4−1のゲート長をあまり短くできなかっ
た。
電位差を大きくするためには、P型MOSトランジスタ
P4−1のゲート長を短くして、P型MOSトランジス
タP4−1の抵抗値(オン抵抗)を増せばよいのである
が、通常、ビット線の負荷容量が大きいため、ビット線
が前記フィードバック回路によってクランプされる電位
に達するまでに時間がかかりすぎてしまうことから、ト
ランジスタP4−1のゲート長をあまり短くできなかっ
た。
【0020】図6に、P型MOSトランジスタP4−1
の抵抗値を増した場合の、各節点の信号波形を示す。図
6より明らかなように、トランジスタP4−1の抵抗値
を増すと、電位が安定した際の、節点C4、D4、E
4、B4の電位差は大きくなり、差動増幅回路の出力波
形は短時間で反転するようになる。しかし、そのかわ
り、節点A4、B4の信号波形からわかる通り、ビット
線を充電するために要する時間が長くなってしまう。
の抵抗値を増した場合の、各節点の信号波形を示す。図
6より明らかなように、トランジスタP4−1の抵抗値
を増すと、電位が安定した際の、節点C4、D4、E
4、B4の電位差は大きくなり、差動増幅回路の出力波
形は短時間で反転するようになる。しかし、そのかわ
り、節点A4、B4の信号波形からわかる通り、ビット
線を充電するために要する時間が長くなってしまう。
【0021】すなわち、従来の読み出し回路を用いた場
合においては、差動増幅回路の反転速度をあげようとす
ると、ビット線の充電時間が長くなり、ビット線の充電
時間を短くすると差動増幅回路の反転時間が長くなって
しまい、結局、高速に読み出しすることができなかっ
た。
合においては、差動増幅回路の反転速度をあげようとす
ると、ビット線の充電時間が長くなり、ビット線の充電
時間を短くすると差動増幅回路の反転時間が長くなって
しまい、結局、高速に読み出しすることができなかっ
た。
【0022】そして、この問題点は、電源電位が下がれ
ば下がるほど、または1個のセルトランジスタの保持す
るデータの数を増やせば増やすほど顕著となり、高集積
度と低電源化をはかるうえで、大きな問題になってい
た。
ば下がるほど、または1個のセルトランジスタの保持す
るデータの数を増やせば増やすほど顕著となり、高集積
度と低電源化をはかるうえで、大きな問題になってい
た。
【0023】したがって、本発明は、上記事情に鑑みて
なされたものであって、その目的は、ビット線の充電時
間の高速化を図ると共に、なおかつ電流−電圧変換回路
の出力電位の振幅を大きくとることで、読み出し速度を
高速化し、特に多値型の半導体記憶装置の読み出し速度
および低電位における読み出し動作を高速化する半導体
記憶装置を提供することにある。
なされたものであって、その目的は、ビット線の充電時
間の高速化を図ると共に、なおかつ電流−電圧変換回路
の出力電位の振幅を大きくとることで、読み出し速度を
高速化し、特に多値型の半導体記憶装置の読み出し速度
および低電位における読み出し動作を高速化する半導体
記憶装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の半導体記憶装置は、ビット線をプリチャージするた
めの回路と、読み出し用の負荷回路と、をそれぞれ個別
に備え、前記ビットのプリチャージの速度と出力電圧の
振幅を独立に設定可能とし、前記ビット線に対する所望
のプリチャージ速度を維持しながら、しかも出力電圧振
幅を広げるようにしたものである。
明の半導体記憶装置は、ビット線をプリチャージするた
めの回路と、読み出し用の負荷回路と、をそれぞれ個別
に備え、前記ビットのプリチャージの速度と出力電圧の
振幅を独立に設定可能とし、前記ビット線に対する所望
のプリチャージ速度を維持しながら、しかも出力電圧振
幅を広げるようにしたものである。
【0025】本発明は、制御信号によりオン及びオフが
制御され、オン時には、電源から相対的に低い抵抗の負
荷素子を介して読み出し線及びビット線を充電する読み
出し線充電回路及びビット線充電回路と、前記ビット線
の電位をインバータで反転した信号によりオン及びオフ
が制御されるスイッチと、相対的に高い抵抗の負荷素子
とが、前記ビット線と前記電源間に直列形態に挿入さ
れ、前記相対的に高い抵抗の負荷素子から前記ビット線
に流れる電流値に応じた出力電位を前記読み出し線に出
力する第1の電流−電圧変換回路と、を備え、読み出し
動作時に、ワード線とカラム選択信号で読み出すべきセ
ルトランジスタが選択された際に、前記読み出し線は、
前記制御信号によりオン状態とされた前記読み出し線充
電回路から充電されるとともに、前記高い抵抗の負荷素
子を介して同時に充電され、前記セルトランジスタの出
力にオン状態のカラムスイッチを介して接続される前記
ビット線は、前記制御信号によりオン状態とされた前記
ビット線充電回路から充電されるとともに、前記第1の
電流−電圧変換回路を介して同時に充電され、一定期間
の後に、前記制御信号により前記読み出し線充電回路及
び前記ビット線充電回路がオフ状態とされ、前記第1の
電流−電圧変換回路の前記相対的に高い抵抗の負荷素子
を介して前記電源から前記ビット線に電荷が供給され、
前記相対的に高い抵抗の負荷素子より前記セルトランジ
スタに流れる電流に応じた出力電位を出力する、ことを
特徴とする。
制御され、オン時には、電源から相対的に低い抵抗の負
荷素子を介して読み出し線及びビット線を充電する読み
出し線充電回路及びビット線充電回路と、前記ビット線
の電位をインバータで反転した信号によりオン及びオフ
が制御されるスイッチと、相対的に高い抵抗の負荷素子
とが、前記ビット線と前記電源間に直列形態に挿入さ
れ、前記相対的に高い抵抗の負荷素子から前記ビット線
に流れる電流値に応じた出力電位を前記読み出し線に出
力する第1の電流−電圧変換回路と、を備え、読み出し
動作時に、ワード線とカラム選択信号で読み出すべきセ
ルトランジスタが選択された際に、前記読み出し線は、
前記制御信号によりオン状態とされた前記読み出し線充
電回路から充電されるとともに、前記高い抵抗の負荷素
子を介して同時に充電され、前記セルトランジスタの出
力にオン状態のカラムスイッチを介して接続される前記
ビット線は、前記制御信号によりオン状態とされた前記
ビット線充電回路から充電されるとともに、前記第1の
電流−電圧変換回路を介して同時に充電され、一定期間
の後に、前記制御信号により前記読み出し線充電回路及
び前記ビット線充電回路がオフ状態とされ、前記第1の
電流−電圧変換回路の前記相対的に高い抵抗の負荷素子
を介して前記電源から前記ビット線に電荷が供給され、
前記相対的に高い抵抗の負荷素子より前記セルトランジ
スタに流れる電流に応じた出力電位を出力する、ことを
特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、ビット線を充電するビット線充電回路(図1のトラ
ンジスタP1−4、N1−2)を有し、ビット線に流れ
る電流値に応じて出力電位を変化させる第1の電流−電
圧変換回路(トランジスタP1−3、N1−1、あるい
はP1−1、P1−2を含む)を有し、読み出し動作の
際には、ビット線充電回路または、ビット線充電回路と
第1の電流−電圧変換回路の両方でビット線を充電し、
ビット線が所定の電位に達したならば、第1の電流−電
圧変換回路によりセルトランジスタに流れる電流に応じ
て電位を出力するように制御する手段を備えて構成され
ている。
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、ビット線を充電するビット線充電回路(図1のトラ
ンジスタP1−4、N1−2)を有し、ビット線に流れ
る電流値に応じて出力電位を変化させる第1の電流−電
圧変換回路(トランジスタP1−3、N1−1、あるい
はP1−1、P1−2を含む)を有し、読み出し動作の
際には、ビット線充電回路または、ビット線充電回路と
第1の電流−電圧変換回路の両方でビット線を充電し、
ビット線が所定の電位に達したならば、第1の電流−電
圧変換回路によりセルトランジスタに流れる電流に応じ
て電位を出力するように制御する手段を備えて構成され
ている。
【0027】本発明の実施の形態においては、読み出す
べきセルトランジスタを選択した直後は抵抗値の小さな
充電用の負荷トランジスタによってビット線を高速に充
電し、ビット線の充電が完了された時点で、負荷トラン
ジスタを抵抗値の大きな読み出し用のトランジスタ(図
1のP1−3)のみとし、電流電圧切換回路の出力振幅
を大きくとる。
べきセルトランジスタを選択した直後は抵抗値の小さな
充電用の負荷トランジスタによってビット線を高速に充
電し、ビット線の充電が完了された時点で、負荷トラン
ジスタを抵抗値の大きな読み出し用のトランジスタ(図
1のP1−3)のみとし、電流電圧切換回路の出力振幅
を大きくとる。
【0028】本発明の実施の形態においては、このよう
な構成とすることで、ビット線の充電時間の高速化を図
りながら、なおかつ電流−電圧変換回路の出力電位の振
幅をおおきくとることが可能で読み出し速度を高速化
し、特に多値型の半導体記憶装置の読み出し速度および
低電位における読み出し動作を高速化が可能としてい
る。
な構成とすることで、ビット線の充電時間の高速化を図
りながら、なおかつ電流−電圧変換回路の出力電位の振
幅をおおきくとることが可能で読み出し速度を高速化
し、特に多値型の半導体記憶装置の読み出し速度および
低電位における読み出し動作を高速化が可能としてい
る。
【0029】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0030】図1は、本発明の一実施例の構成を示す図
であり、従来例と同様、多値型半導体記憶装置の一例と
して、1個のセルトランジスタに2ビットのデータを記
憶する構成を示す図である。
であり、従来例と同様、多値型半導体記憶装置の一例と
して、1個のセルトランジスタに2ビットのデータを記
憶する構成を示す図である。
【0031】図1を参照して、本実施例と、図4に示し
た従来技術の相違点について以下に説明する。
た従来技術の相違点について以下に説明する。
【0032】図1に示す本実施例において、新たに備え
る回路として、P型MOSトランジスタP1−3、N型
MOSトランジスタN1−1からなる読み出し用の負荷
回路、P型MOSトランジスタP1−4、N型MOSト
ランジスタN1−2からなるビット線充電回路、読み出
し回路と充電回路によるビット線の充電電位を制御する
インバータ回路INV1−2、充電回路の切換制御を実
施する回路としてインバータINV1−1、N型MOS
トランジスタN1−3、P型MOSトランジスタP1−
5、N型MOSトランジスタN1−4と、を備えて、電
流−電圧切換回路が構成されている。
る回路として、P型MOSトランジスタP1−3、N型
MOSトランジスタN1−1からなる読み出し用の負荷
回路、P型MOSトランジスタP1−4、N型MOSト
ランジスタN1−2からなるビット線充電回路、読み出
し回路と充電回路によるビット線の充電電位を制御する
インバータ回路INV1−2、充電回路の切換制御を実
施する回路としてインバータINV1−1、N型MOS
トランジスタN1−3、P型MOSトランジスタP1−
5、N型MOSトランジスタN1−4と、を備えて、電
流−電圧切換回路が構成されている。
【0033】読み出し用負荷トランジスタであるP1−
3は、その抵抗値が高く設定されており、書込み用負荷
トランジスタであるP1−4は、その抵抗値が低く設定
されている。
3は、その抵抗値が高く設定されており、書込み用負荷
トランジスタであるP1−4は、その抵抗値が低く設定
されている。
【0034】なお、図1において、P型MOSトランジ
スタP1−1、P1−2から成る回路は、P型MOSト
ランジスタP1−3の抵抗値が高いためには、節点B1
の充電速度が遅くなることを補うために設けられたもの
であり、P型MOSトランジスタP1−4の充電速度が
十分速い場合には、省略することも可能である。
スタP1−1、P1−2から成る回路は、P型MOSト
ランジスタP1−3の抵抗値が高いためには、節点B1
の充電速度が遅くなることを補うために設けられたもの
であり、P型MOSトランジスタP1−4の充電速度が
十分速い場合には、省略することも可能である。
【0035】図1において、破線で囲んだ部分は、リフ
ァレンスの電位を設定する回路であり、回路構成として
は、前述の電流−電圧変換回路と同等であり、異なる点
は電流源として、セルトランジスタではなくリファレン
ス電流源が設けられている点である。
ァレンスの電位を設定する回路であり、回路構成として
は、前述の電流−電圧変換回路と同等であり、異なる点
は電流源として、セルトランジスタではなくリファレン
ス電流源が設けられている点である。
【0036】本実施例は、1個のセルトランジスタに2
ビットのデータを保持する例であるのでリファレンス電
流源は3個必要でありそれぞれREF1−1、REF1
−2、REF1−3から成る。
ビットのデータを保持する例であるのでリファレンス電
流源は3個必要でありそれぞれREF1−1、REF1
−2、REF1−3から成る。
【0037】差動増幅回路は、図4に示したカレントミ
ラー回路を負荷とする従来技術と同様の構成とされ、リ
ファレンス用の電流−電圧変換回路とセルトランジスタ
用の電流−電圧変換回路の出力の差動増幅を行いOUT
1−1、OUT1−2、OUT1−3にそれぞれの比較
データを出力する。
ラー回路を負荷とする従来技術と同様の構成とされ、リ
ファレンス用の電流−電圧変換回路とセルトランジスタ
用の電流−電圧変換回路の出力の差動増幅を行いOUT
1−1、OUT1−2、OUT1−3にそれぞれの比較
データを出力する。
【0038】図2は、図1の回路の動作を説明するため
のタイミング波形を示す図である。図2を参照して、本
実施例の動作は、以下の通りである。
のタイミング波形を示す図である。図2を参照して、本
実施例の動作は、以下の通りである。
【0039】図2(A)を参照して、まず、節点ACT
1がHighレベルになり、差動増幅回路が動作を開始
する。
1がHighレベルになり、差動増幅回路が動作を開始
する。
【0040】次に、ワード線W1−1がHレベルにな
り、YS1−1がHighレベルになることで、読み出
すべきセルトランジスタが選択される。
り、YS1−1がHighレベルになることで、読み出
すべきセルトランジスタが選択される。
【0041】この直後に、インバータ回路INV1−1
NIに入力される信号CNT1がHighレベルにな
り、この結果、選択されたビット線に、主としてP型M
OSトランジスタP1−4、N型MOSトランジスタN
1−2を介して電荷が供給され、図2(B)に示すよう
に、節点A1の電位が上昇し、P型MOSトランジスタ
P1−1、P1−2およびP1−3から電荷が供給さ
れ、節点B1の電位も上昇する。
NIに入力される信号CNT1がHighレベルにな
り、この結果、選択されたビット線に、主としてP型M
OSトランジスタP1−4、N型MOSトランジスタN
1−2を介して電荷が供給され、図2(B)に示すよう
に、節点A1の電位が上昇し、P型MOSトランジスタ
P1−1、P1−2およびP1−3から電荷が供給さ
れ、節点B1の電位も上昇する。
【0042】最終的にビット線の電位が十分上昇し、イ
ンバータ回路INV1−2からなるフィードバック回路
によって、節点A1および節点B1の電位が固定される
(図2(B)参照)。
ンバータ回路INV1−2からなるフィードバック回路
によって、節点A1および節点B1の電位が固定される
(図2(B)参照)。
【0043】この際のビット線充電時間は、電荷の供給
が主として、抵抗値の小さいP型MOSトランジスタP
1−4によって行われるので、極めて高速に充電され、
その結果、節点B4の電位が固定される速度も高速化さ
れている。
が主として、抵抗値の小さいP型MOSトランジスタP
1−4によって行われるので、極めて高速に充電され、
その結果、節点B4の電位が固定される速度も高速化さ
れている。
【0044】図2(B)に示すように、同時に節点C
1、D1、E1の電位も十分に充電される。
1、D1、E1の電位も十分に充電される。
【0045】充電が完了したら、信号CNT1をLow
レベルにする(図2(A)参照)。
レベルにする(図2(A)参照)。
【0046】この結果、N型MOSトランジスタN1−
2はOFFし、ビット線に電荷を供給する負荷トランジ
スタは、P型MOSトランジスタP1−3のみとなる。
2はOFFし、ビット線に電荷を供給する負荷トランジ
スタは、P型MOSトランジスタP1−3のみとなる。
【0047】P型MOSトランジスタP1−3の抵抗値
は大きいので、セルトランジスタに流れる電流値のわず
かな変化に対応して、節点B1の電位を大きく変化させ
る。
は大きいので、セルトランジスタに流れる電流値のわず
かな変化に対応して、節点B1の電位を大きく変化させ
る。
【0048】同様にして、リファレンス側の出力である
節点C1、D1、E1の電位もリファレンス電流源RE
F1−1、REF1−2、REF1−3の電流値に応じ
て大きく変動するので、3個ある差動増幅回路の入力電
位差が大きくなり、その結果差動増幅回路は高速に反転
することが可能となる。
節点C1、D1、E1の電位もリファレンス電流源RE
F1−1、REF1−2、REF1−3の電流値に応じ
て大きく変動するので、3個ある差動増幅回路の入力電
位差が大きくなり、その結果差動増幅回路は高速に反転
することが可能となる。
【0049】以上説明したとおり、本実施例に係る、読
み出し動作を実施すると、ビット線の充電時間を高速化
することと、電流−電圧変換回路の出力電圧の振幅を大
きくすることの両立が可能となり、セルトランジスタの
わずかな電流差を高速に検知することが可能となる。
み出し動作を実施すると、ビット線の充電時間を高速化
することと、電流−電圧変換回路の出力電圧の振幅を大
きくすることの両立が可能となり、セルトランジスタの
わずかな電流差を高速に検知することが可能となる。
【0050】次に、本発明の他の実施例について図3を
参照して詳細に説明する。図3は、本発明の第2の実施
例の回路構成を示す図である。本実施例において、基本
動作は前記第1の実施例と同等とされ、以下では前記第
1の実施例との相違点を説明する。
参照して詳細に説明する。図3は、本発明の第2の実施
例の回路構成を示す図である。本実施例において、基本
動作は前記第1の実施例と同等とされ、以下では前記第
1の実施例との相違点を説明する。
【0051】図3を参照して、本実施例が、図1に示し
た前記第1の実施例と相違する点は、セルトランジスタ
の選択の手法である。
た前記第1の実施例と相違する点は、セルトランジスタ
の選択の手法である。
【0052】通常、セルトランジスタを選択すると電流
−電圧変換回路とセルトランジスタの間には、セルアレ
イ及びセレクタトランジスタに負荷抵抗及び負荷容量が
存在するため、読み出し動作を行うときのセルトランジ
スタ側のビット線電位の変化の仕方と、リファレンス側
のビット線の電位の変化の仕方が異なってしまい、読み
出し動作の際の誤動作を引き起こし易く、電源電位の変
動に対しても誤動作する可能性がある。本実施例におい
ては、この点を解決すべく、以下のような回路が付加さ
れている。
−電圧変換回路とセルトランジスタの間には、セルアレ
イ及びセレクタトランジスタに負荷抵抗及び負荷容量が
存在するため、読み出し動作を行うときのセルトランジ
スタ側のビット線電位の変化の仕方と、リファレンス側
のビット線の電位の変化の仕方が異なってしまい、読み
出し動作の際の誤動作を引き起こし易く、電源電位の変
動に対しても誤動作する可能性がある。本実施例におい
ては、この点を解決すべく、以下のような回路が付加さ
れている。
【0053】図3を参照して、N型MOSトランジスタ
N3−24〜N3−39は、ビット線を選択するセレク
トトランジスタである。図3から明らかなように、セル
アレイは4つのブロックに分割されており、いずれか1
個のブロックを選択すると、他のブロックはリファレン
ス回路に接続されることがわかる。
N3−24〜N3−39は、ビット線を選択するセレク
トトランジスタである。図3から明らかなように、セル
アレイは4つのブロックに分割されており、いずれか1
個のブロックを選択すると、他のブロックはリファレン
ス回路に接続されることがわかる。
【0054】例えば、CA3−1のブロックにあるセル
トランジスタを選択する場合を例にとると、まずXデコ
ーダXDEC3−4を動作させ、選択線YS3−1をH
ighにする。
トランジスタを選択する場合を例にとると、まずXデコ
ーダXDEC3−4を動作させ、選択線YS3−1をH
ighにする。
【0055】この結果、N型MOSトランジスタN3−
24、N3−29、N3−33、N3−37がオン(O
N)し、CA3−1は、セルトランジスタリード用の電
流−電圧変換回路に接続され、CA3−2、CA3−
3、CA3−4はそれぞれリファレンス用の電流−電圧
変換回路に接続される。
24、N3−29、N3−33、N3−37がオン(O
N)し、CA3−1は、セルトランジスタリード用の電
流−電圧変換回路に接続され、CA3−2、CA3−
3、CA3−4はそれぞれリファレンス用の電流−電圧
変換回路に接続される。
【0056】読み出し動作を行う際には、この状態で読
み出しをするセルトランジスタが存在するXデコーダの
みを動作させることになる。
み出しをするセルトランジスタが存在するXデコーダの
みを動作させることになる。
【0057】この結果、セルトランジスタ用の電流−電
圧変換回路と、リファレンス用の電流−電圧変換回路に
接続される負荷を、同一にすることが可能であり、読み
出し動作の際の誤動作を防ぎ、電源電位の変動に対して
も誤動作を防止することが可能である。
圧変換回路と、リファレンス用の電流−電圧変換回路に
接続される負荷を、同一にすることが可能であり、読み
出し動作の際の誤動作を防ぎ、電源電位の変動に対して
も誤動作を防止することが可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定の電位に達するまでビット線を充電する第1の回路
を有し、ビット線に流れる電流値に応じて出力電位を変
化させる第1の電流−電圧変換回路を有し、読み出し動
作の際には第1の回路または、第1の回路と第1の電流
−電圧変換回路の両方でビット線を充電し、ビット線が
所定の電位に達したならば第1の電流−電圧変換回路に
よりセルトランジスタに流れる電流に応じて出力される
電位を測定することにより、読み出し動作を実施する手
段を有えたことより、ビット線の充電時間の短縮と電流
−電圧変換回路の出力の振幅の広さを両立することを可
能とするという効果を奏する。
所定の電位に達するまでビット線を充電する第1の回路
を有し、ビット線に流れる電流値に応じて出力電位を変
化させる第1の電流−電圧変換回路を有し、読み出し動
作の際には第1の回路または、第1の回路と第1の電流
−電圧変換回路の両方でビット線を充電し、ビット線が
所定の電位に達したならば第1の電流−電圧変換回路に
よりセルトランジスタに流れる電流に応じて出力される
電位を測定することにより、読み出し動作を実施する手
段を有えたことより、ビット線の充電時間の短縮と電流
−電圧変換回路の出力の振幅の広さを両立することを可
能とするという効果を奏する。
【0059】本発明によれば、例えば多値型の半導体記
憶装置に適用した場合、あるいは低電圧の電源のもとで
の読み出し動作において、従来技術よりも高速な読み出
し動作を可能としている。
憶装置に適用した場合、あるいは低電圧の電源のもとで
の読み出し動作において、従来技術よりも高速な読み出
し動作を可能としている。
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の読み出し動作を説明するた
めの各節点の信号電位の波形を示す図である。
めの各節点の信号電位の波形を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例の回路構成を示す図であ
る。
る。
【図4】従来技術の回路構成を示す図である。
【図5】従来技術の読み出し動作における各節点の電位
の波形を示す図である。
の波形を示す図である。
【図6】従来技術の読み出し動作において、P型MOS
トランジスタP4−1の抵抗値を大きくした場合の各節
点の電位の波形を示す図である。
トランジスタP4−1の抵抗値を大きくした場合の各節
点の電位の波形を示す図である。
N1−1〜N1−19、N3−1〜N3−39、N4−
1〜N4−13 Nch MOSトランジスタ P1−1〜P1−16、P3−1〜P3−16、P4−
1〜P4−8 PchMOSトランジスタ CELL1−1、CELL4−1 セルトランジスタ REF1−1〜REF1−3、REF3−1〜REF3
−3、REF4−1〜REF4−3 リファレンス電流
源 INV1−1〜INV1−4、INV3−1〜INV3
−4、INV4−1、INV4−2 インバータ XDEC3−1〜XDEC3−4 Xデコーダ CA3−1〜CA3−4 セルアレイ CNT1、ACT1、YS1−1、W1−1、OUT1
−1、OUT1−2、OUT1−3、A1、B1、C
1、D1、E1、CNT3、ACT3、YS3−1〜Y
S3−4、OUT3−1〜OUT3−4、ACT4、Y
S4−1、W4−1、OUT4−1〜OUT4−3、A
4、B4、C4、D4、E4 節点
1〜N4−13 Nch MOSトランジスタ P1−1〜P1−16、P3−1〜P3−16、P4−
1〜P4−8 PchMOSトランジスタ CELL1−1、CELL4−1 セルトランジスタ REF1−1〜REF1−3、REF3−1〜REF3
−3、REF4−1〜REF4−3 リファレンス電流
源 INV1−1〜INV1−4、INV3−1〜INV3
−4、INV4−1、INV4−2 インバータ XDEC3−1〜XDEC3−4 Xデコーダ CA3−1〜CA3−4 セルアレイ CNT1、ACT1、YS1−1、W1−1、OUT1
−1、OUT1−2、OUT1−3、A1、B1、C
1、D1、E1、CNT3、ACT3、YS3−1〜Y
S3−4、OUT3−1〜OUT3−4、ACT4、Y
S4−1、W4−1、OUT4−1〜OUT4−3、A
4、B4、C4、D4、E4 節点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 16/00 - 16/34 G11C 17/18
Claims (4)
- 【請求項1】制御信号によりオン及びオフが制御され、
オン時には、電源から相対的に低い抵抗の負荷素子を介
して読み出し線及びビット線を充電する読み出し線充電
回路及びビット線充電回路と、 前記ビット線の電位をインバータで反転した信号により
オン及びオフが制御されるスイッチと、相対的に高い抵
抗の負荷素子とが、前記ビット線と前記電源間に直列形
態に挿入され、前記相対的に高い抵抗の負荷素子から前
記ビット線に流れる電流値に応じた出力電位を前記読み
出し線に出力する第1の電流−電圧変換回路と、 を備え、 読み出し動作時に、ワード線とカラム選択信号で読み出
すべきセルトランジスタが選択された際に、前記読み出
し線は、前記制御信号によりオン状態とされた前記読み
出し線充電回路から充電されるとともに、前記高い抵抗
の負荷素子を介して同時に充電され、 前記セルトランジスタの出力にオン状態のカラムスイッ
チを介して接続される前記ビット線は、前記制御信号に
よりオン状態とされた前記ビット線充電回路から充電さ
れるとともに、前記第1の電流−電圧変換回路を介して
同時に充電され、一定期間の後に、 前記制御信号により前記読み出し線充
電回路及び前記ビット線充電回路がオフ状態とされ、前
記第1の電流−電圧変換回路の前記相対的に高い抵抗の
負荷素子を介して前記電源から前記ビット線に電荷が供
給され、前記相対的に高い抵抗の負荷素子より前記セル
トランジスタに流れる電流に応じた出力電位を出力す
る、ことを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】リファレンスセルと、 制御信号によりオン及びオフが制御され、オン時には、
電源から相対的に低い抵抗の負荷素子を介して前記リフ
ァレンスセルの読み出し線及びビット線を充電する読み
出し線充電回路及びビット線充電回路と、 前記リファレンスセルのビット線の電位をインバータで
反転した信号によりオン及びオフが制御されるスイッチ
と、相対的に高い抵抗の負荷素子とが、前記ビット線と
電源間に直列形態に挿入され、前記高い抵抗の負荷素子
から前記リファレンスセルの出力線に流れる電流値に応
じた出力電位を前記リファレンスセルの前記読み出し線
に出力する第2の電流−電圧変換回路と、 を備え、 読み出し動作の際に、前記リファレンスセルの前記読み
出し線は、前記制御信号によりオン状態とされた前記読
み出し線充電回路から充電されるとともに、前記第2の
電流−電圧変換回路を介して同時に充電され、一定期間の後に、前記制御信号により 前記リファレンス
セルの前記読み出し線充電回路及び前記ビット線充電回
路がオフ状態とされ、前記第2の電流−電圧変換回路の
前記相対的に高い抵抗の負荷素子を介して前記電源から
前記リファレンスセルの出力線に電荷が供給され、前記
相対的に高い抵抗の負荷素子より前記リファレンスセル
に流れる電流に応じた電位をリファレンス電位として出
力するリファレンス電位生成回路と、 前記第1の電流−電圧変換回路の出力電位と前記第2の
電流−電圧変換回路のリファレンス電位とを比較増幅し
出力信号として出力する差動増幅回路と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
置。 - 【請求項3】前記リファレンス電位生成回路と前記差動
増幅回路の組を複数組備え、 1個のセルトランジスタから2ビット以上の多値データ
を読み出すことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶
装置。 - 【請求項4】請求項3記載の半導体記憶装置において、 分割された複数のセルアレイを有し、前記セルアレイ専
用の行デコーダを有し、個々の行デコーダのうち読み出
し対象となるセルトランジスタを持つセルアレイの行デ
コーダのみを選択動作させる手段を有し、 読み出し動作の際に、前記リファレンス電位生成回路を
読み出し対象ではないセルアレイに接続させる、ことを
特徴とする半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25749696A JP3209113B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25749696A JP3209113B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 半導体記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1083690A JPH1083690A (ja) | 1998-03-31 |
JP3209113B2 true JP3209113B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=17307104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25749696A Expired - Fee Related JP3209113B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3209113B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3789241B2 (ja) | 1998-12-01 | 2006-06-21 | Necエレクトロニクス株式会社 | バイアス回路及び半導体記憶装置 |
JP3336985B2 (ja) | 1999-01-29 | 2002-10-21 | 日本電気株式会社 | 半導体記憶装置 |
JP3872062B2 (ja) | 2004-02-10 | 2007-01-24 | シャープ株式会社 | 半導体記憶装置 |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP25749696A patent/JP3209113B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1083690A (ja) | 1998-03-31 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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