JP3208691U - 移動式クーラー構造 - Google Patents

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【課題】廃水回収と水冷冷却とにより温度を常温へ下げるとともに、活性炭により不純物を濾過して浄化し、清浄な空気を放出する移動式クーラー構造を提供する。【解決手段】少なくとも移動式クーラー装置2及び循環装置3から構成され、ブロアファンケース20の排風口を90度折曲げて首部201を成形し、ブロアファンケース20の底端に接続カバー202を設ける。循環装置3は、中空状であり、活性炭その他濾過装置が内部に設けられ、側辺に連通チャネル30が設けられる。連通チャネル30は、接続カバー202が覆設される接続口301を頂端に有する。移動式クーラー装置2の底部には、移動することが可能なようにキャスター21が設けられる。【選択図】図3

Description

本考案は、移動式クーラー構造に関するものであり、さらに詳しくは、従来の移動式クーラー装置内に収納槽状の循環装置を設け、廃水回収と水冷冷却とにより温度を常温へ下げるとともに、活性炭により不純物を濾過して浄化し、清浄な空気を放出する移動式クーラー構造に関するものである。
図1に示すように、従来の移動式クーラー装置は、一般の窓用クーラーと同様に、圧縮機、凝縮器、冷媒コントローラ及び蒸発器を含み、それらは管路により互いに接続されて閉鎖型冷却循環システムが形成されているが、ブロアファンケース10に排風口11が垂直となるように延設され、冷却する際に発生する熱雰囲気が、ブロアファンケース10内のブロアファンにより排風口11から排出される点が異なる。
図2に示すように、実際に使用する際、移動式クーラー装置1は、ブロアファンケース10から延びた排風口11(図1を併せて参照する)には排風管12が接続され、排風管12は、窓に形成された排風孔120(又は室内から室外へ排出される出口)まで延び、クーラーを使用する際に発生する熱雰囲気が外部へ排出される。
次に、冷気を室内空間に供給し続けると、室内温度を下げることができるが、移動式クーラー装置を使用する際、廃熱が室外空間へ排出され続け、大量の廃熱が排出されると室外の温度が高くなる上、大気温度が徐々に高くなって地球温暖化の問題が生じる虞がある。また、排出されずに残った廃熱によりクーラー内の温度が上昇し、内部部品が常に高温状態となり、クーラーのパワーが下がってしまうことがあり、使用上理想的でなく、地球環境に悪影響を与える虞があった。
また、冷気を集中させて冷却度を高めたり、一部の領域に対して容易に使用したりすることができるように、移動式クーラー装置の底部に車輪が取り付けられ、使用者は所望の場所へ移動させて近距離で冷気を吹き付けることができるが、排熱問題を改善しなければならないため、クーラーに排風管12を接続してから排風管12を排風孔120へ接続して排熱しなければならないため、クーラーの移動範囲が制限を受け、所望の場所へ移動させることができず、使用上不便であった。
本考案の主な課題は、移動式クーラー装置において、移動範囲の制限を受けることなく、任意の位置に設置することができ、発生する水及び熱雰囲気を効率よく処理することが可能な移動式クーラー構造を提供することにある。
そこで、本考案者は、前記の本考案の課題を解決するために、鋭意検討を重ねた結果、下記の通り、一般の移動式クーラー装置内部に循環装置を取り付けることにより、移動の問題、水及び熱雰囲気により生ずる問題を解決できることに着目した。
すなわち、本考案の主な目的は、一般の移動式クーラー装置内部に循環装置を取り付け、クーラー装置が排出する水及び熱雰囲気が循環装置により利用され、省エネ・環境保全を達成し、本考案の循環装置構造は、収納槽であり、その主な機能はクーラー装置が作動して発生させる水及び熱雰囲気を収集することにあり、収容槽内に濾過用の活性炭を設け、クーラー装置を実際に使用する際、収容槽状の循環装置を利用し、水を収容槽内に収容し、作動して発生する熱雰囲気のため、圧力(例えば、ブロアファン)により熱雰囲気が収集され、熱雰囲気を収容槽側面に形成された貫通孔から収容槽底部へ送り込み、収容槽内の水により熱雰囲気を冷却し、冷却効果を得るとともに水分を蒸発させ、収容槽内に設置した活性炭により熱雰囲気中の不純物を濾過して空気を浄化して清浄な空気を放出し、クーラー装置が作動し続けると、水及び熱雰囲気が排出し続け、この循環装置により水が蒸発されるため熱雰囲気が水冷却により温度が下がり、活性炭により熱雰囲気中の不純物を濾過し、熱雰囲気が常温まで下がって清浄な空気が放出され、内部の熱雰囲気が常温まで下がって内部温度が下がると、クーラー装置のEER値が大幅に高まり、省エネ・環境保全を達成して環境汚染を防ぐことができる移動式クーラー構造を提供することにある。
かくして、本考案の要旨は次の(1)〜(3)の通りである。
(1)移動式クーラー装置及び循環装置を備えた移動式クーラー構造であって、
前記移動式クーラー装置は、圧縮機、凝縮器、蒸発器及びキャスターを有するとともに、中空収納槽状の循環装置が内部に配設され、
前記循環装置内には、活性炭が設けられ、
前記循環装置の側部又は上方で廃水を収集し、熱雰囲気がブロアファンケースから前記循環装置の側辺下方へ送られ、前記熱雰囲気は、収集された廃水により冷却されるとともに、前記活性炭により濾過・浄化され、清浄な空気が放出されることを特徴とする移動式クーラー構造。
(2)前記活性炭は交換可能であることを特徴とする前記(1)に記載の移動式クーラー構造。
(3)前記循環装置の上下端にはセンサ装置がそれぞれ設けられていることを特徴とする前記(1)に記載の移動式クーラー構造。
本考案の移動式クーラー構造は、以下(1)〜(5)の効果を有する。
(1)利便性:所望の場所へ移動させることができる。
(2)清潔性:循環装置により室内の空気を半永久的に清浄化することができる。
(3)省エネ性:内部温度が下がり、EER値が大幅に上がる。
(4)環境保全性:水及び熱雰囲気の汚染源を人体に必要な清浄な空気に変換することができる。
(5)低故障率:内部温度が下がるため、部品の使用寿命が長くなる。
図1は、従来の移動式クーラー装置を示す斜視図である。 図2は、従来の移動式クーラー装置の排熱処理装置の説明図である。 図3は、本考案の一実施形態に係る移動式クーラー構造を示す斜視図である。 図4は、本考案の一実施形態に係る移動式クーラー構造の循環装置を示す斜視図である。 図5は、本考案の一実施形態に係る移動式クーラー構造を使用するときの状態を示す説明図である。
まず、図3を参照する。図3は、本考案の一実施形態に係る移動式クーラー構造を示す斜視図である。図3に示すように、本考案の一実施形態に係る移動式クーラー構造は、少なくとも移動式クーラー装置2及び循環装置3から構成されてなる。移動式クーラー装置2の構造は、従来の構造と同じものでもよい。本実施形態は、ブロアファンケース20の排風口を90度折曲げて首部201を成形し、ブロアファンケース20の底端に接続カバー202を設ける。循環装置3は、中空状であり、活性炭その他濾過装置が内部に設けられ、側辺に連通チャネル30が設けられる。連通チャネル30は、接続カバー202が覆設される接続口301を頂端に有する。移動式クーラー装置2の底部には、移動することが可能なようにキャスター21が設けられる。
循環装置3は、中空収納槽であり、連通チャネル30の側辺に位置し、廃熱を収集するために用い、側部又は上方で廃水を収集し、廃熱及び廃水が循環装置3内に進入し、廃水を回収し、廃熱が水中に排出されると温度が下がる。循環装置3内に活性炭が設けられる。活性炭は、濾過機能を有し、水中の不純物を濾過し、浄化された空気を排出する。
図4を参照する。図4は、本考案の一実施形態に係る移動式クーラー構造の循環装置を示す斜視図である。図4に示すように、クーラーが作動し、廃熱及び廃水を発生させる際、廃熱及び廃水が収集されて循環装置3内に進入し、水が中空収納槽内で直接収集され、廃熱が循環装置3の側辺に設けられた連通チャネル30から循環装置3へ進入する。循環装置3と連通チャネル30との間に形成した貫通孔31を介し、熱排気圧が循環装置3底部に付与され、ブロアファンケース20が連通チャネル30に覆設され、ブロアファンにより廃熱が送り込まれ、側辺下方から循環装置3へ送り込まれた後、廃熱の高温により循環装置3内の水が蒸発し、水冷方式により廃熱の温度を下げ、循環装置3内の活性炭(図示せず)により、廃熱に発生する不純物を濾過する。このとき、廃熱が循環装置3により浄化された後、温度が下がり、排出される空気が浄化され、環境汚染を完全に防ぐことができる。また、クーラーが作動すると、循環装置3内の水が常に補充されるため、循環装置3に水を加えなくとも循環装置3内の温度を下げて空気を浄化し、水を補充するステップのサイクルが作られ、廃熱及び廃水の問題を解決することができるため、理想的に使用することができる。
引き続き図4を参照する。循環装置3は、廃熱の温度を下げて不純物を除去すると、常温で清浄な空気が作られる。このとき空気が循環装置3から排出されるため、クーラー内部が過熱することを防ぎ、移動式クーラー装置2のパワーを高めて省エネ効果を高めることができる。特に、循環装置3へ廃熱を送り込み、水冷方式で廃熱の温度を下げて不純物を除去するため、管線を接続して廃熱を室外へ排出する必要がない。そのため、移動式クーラー装置2を容易に移動することができる。
続いて、図5に示すように、部屋又は事務所の空間が比較的大きい場合、移動式クーラー装置2の移動距離も大きくなり、環境の制限を受けずに移動式クーラー装置をベッド脇又は事務用机近くに自由に設置することができる。そして、固定式の高パワーのクーラーを別途取り付ける必要がなく、冷気を特定領域に集中させて温度を下げ、使用者の必要に応じて移動式クーラー装置を所望の場所へ移動させることができる。このようにして、全体の使用効率が向上し、大量の固定式クーラーの取付けコストを節約し、経済性が高いという効果が得られる。
場所毎に湿度が異なるため、クーラーが作動して発生する水量も異なる。そのため、循環装置の高所及び低所に設けて水位を検知するセンサ装置(図示せず)は、例えば自動車の燃料タンクの燃料残量を検知する装置のように、水位がセンサ装置より高くなるか低くなると、音又は光で警告したり、クーラーの運転を直接停止することにより、水位が低くなりすぎて空気の復元又は清浄を行ったり温度を下げたりすることができなくなる問題や水位が高すぎて溢れ出る問題が生じることを防ぐことができる。
上述したことから分かるように、本考案の移動式クーラー構造は、以下(1)〜(3)の長所を有する。
(1)従来の移動式クーラー装置に本考案の循環装置を取り付けるだけで、廃熱及び廃水を放出しない上、接管線を室外へ延ばす必要もなく、クーラー装置を柔軟に移動させて冷風を使用者がいる場所へ集中させることができる。
(2)廃熱を循環装置内へ排入し、水の温度を下げて活性炭により浄化した後、冷気が排出する廃熱温度を下げて常温にし、空気を浄化した後に排出するため、環境を破壊せずに環境を保護することができる。
(3)本考案は、循環装置により廃熱の温度を下げるとともに、水冷方式により温度を下げてクーラー装置内部の温度を一緒に下げ、クーラー装置内の部品温度が高くなりすぎて損壊することを防いで冷却性能を高め、省エネ効果を得ることができる。
1 移動式クーラー装置
2 移動式クーラー装置
3 循環装置
10 ブロアファンケース
11 排風口
12 排風管
20 ブロアファンケース
21 キャスター
30 連通チャネル
31 貫通孔
120 排風孔
201 首部
202 接続カバー
301 接続口







Claims (3)

  1. 移動式クーラー装置及び循環装置を備えた移動式クーラー構造であって、
    前記移動式クーラー装置は、圧縮機、凝縮器、蒸発器及びキャスターを有するとともに、中空収納槽状の循環装置が内部に配設され、
    前記循環装置内には、活性炭が設けられ、
    前記循環装置の側部又は上方で廃水を収集し、熱雰囲気がブロアファンケースから前記循環装置の側辺下方へ送られ、前記熱雰囲気は、収集された廃水により冷却されるとともに、前記活性炭により濾過・浄化され、清浄な空気が放出されることを特徴とする移動式クーラー構造。
  2. 前記活性炭は交換可能であることを特徴とする請求項1に記載の移動式クーラー構造。
  3. 前記循環装置の上下端にはセンサ装置がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の移動式クーラー構造。


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