JP3136288U - コケ植生による空調の省エネルギー装置 - Google Patents
コケ植生による空調の省エネルギー装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3136288U JP3136288U JP2007002689U JP2007002689U JP3136288U JP 3136288 U JP3136288 U JP 3136288U JP 2007002689 U JP2007002689 U JP 2007002689U JP 2007002689 U JP2007002689 U JP 2007002689U JP 3136288 U JP3136288 U JP 3136288U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moss
- air conditioner
- air
- moss vegetation
- vegetation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Abstract
【課題】コケ植生の特徴である保水力とコケ表面温度を一定に保つ力を利用してコケ植生下部の冷却された空気を外気として利用することでエアコンの省エネルギーを実現する。
【解決手段】エアコン室外機1の入り口にフード2を取り付け、効果的にダクト式コケ植生フレーム5のダクトからコケ植生4への散水によって冷却された外気をエアコンに供給することでエアコンの省エネルギーが確実に実現できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、コケ植生の特徴である保水力とコケ表面温度を一定に保つ力を利用して
コケ植生下部の冷却された空気を外気として利用することでエアコンの省エネルギーを実現する装置に関するものである。
コケ植生下部の冷却された空気を外気として利用することでエアコンの省エネルギーを実現する装置に関するものである。
近年、空調装置の省エネルギー及びCO2削減技術については多岐に渡り商品化されており、その中心となるのはインバータ等の負荷制御技術であるが、この技術は低負荷時
は有効であるが、ピーク時は省エネルギーにはならないことが問題である。
エアコンインバータ制御においての冷房ピーク負荷時は夏季の7月から8月であり、外気温(いわゆるフリーエネルギー)が極めて高いためエアコンは最大負荷で連続運転することにより、結果的には省エネルギーにはならない。
は有効であるが、ピーク時は省エネルギーにはならないことが問題である。
エアコンインバータ制御においての冷房ピーク負荷時は夏季の7月から8月であり、外気温(いわゆるフリーエネルギー)が極めて高いためエアコンは最大負荷で連続運転することにより、結果的には省エネルギーにはならない。
エアコン等空調機の室外機は屋外にあることで、直射日光を受けた温度の高い外気を吸気することで、エアコン等空調機の冷房最大負荷時には最高の温度になっており、エアコンは最大負荷を連続することになり、省エネルギーにはならないことからエアコン室外機の外気吸入側に直接散水する装置があるが、室外機熱交換部の腐食が激しく設計通りの寿命が出なくなるという問題があるため普及していない。このためエアコンのこれ以上の省エネルギーは限界まで来ている。
(4)のコケ植生に効果的に散水することで、こけ植生の特徴である保水能力の高さと外気温度に影響されずにコケ表面温度が一定に保たれる特性を生かし、さらに水の蒸発潜熱による温度低下を(5)のダクト式コケ植生フレームを経由して効果的に伝熱することで(2)のエアコン室外機外気吸い込み側フードを経由して冷却された外気がエアコン室外機の吸い込み側に供給される。この冷却された外気はエアコン室外機に対して腐食させる湿度を持たないためエアコンの寿命を設計通りにすることができる。本発明は、以上の構造により、エアコンの室外機の寿命を損なわず、省エネルギーを実現する装置である。
以下、本発明を実施するための最良の方法について説明する。
(1)のエアコン室外機入り口に(2)のフードを取り付け、効果的に(5)のダクト式コケ植生フレームのダクトから、適度に散水された(4)のコケ植生によって冷却された外気をエアコンに供給することでエアコンの省エネルギーが確実に実現できる。(4)のコケ植生上にはコケ表面の温度を計測した情報によって適切な散水を適切な時間行い、エアコンへ供給する空気を安定的に冷却し続けることができる。さらに(5)のダクト式コケ植生フレームのダクト内にはアルミの放熱フィンを設けて、よりコケ植生の冷却熱を効果的に伝熱し、より高い省エネルギー効果が実現できる。
(1)のエアコン室外機入り口に(2)のフードを取り付け、効果的に(5)のダクト式コケ植生フレームのダクトから、適度に散水された(4)のコケ植生によって冷却された外気をエアコンに供給することでエアコンの省エネルギーが確実に実現できる。(4)のコケ植生上にはコケ表面の温度を計測した情報によって適切な散水を適切な時間行い、エアコンへ供給する空気を安定的に冷却し続けることができる。さらに(5)のダクト式コケ植生フレームのダクト内にはアルミの放熱フィンを設けて、よりコケ植生の冷却熱を効果的に伝熱し、より高い省エネルギー効果が実現できる。
・ エアコン室外機
2 エアコン室外機外気吸い込み側フード
3 エアコン室外機外気吐き出し側
4 コケ植生
5 ダクト式コケ植生フレーム
6 外気の流れ
7 冷却された空気の流れ
2 エアコン室外機外気吸い込み側フード
3 エアコン室外機外気吐き出し側
4 コケ植生
5 ダクト式コケ植生フレーム
6 外気の流れ
7 冷却された空気の流れ
Claims (2)
- エアコン等空調装置の室外機(1)の外気吸い込み側に(2)のフードと(5)
の下部がダクトとなっているコケ植生フレームと(4)のコケ植生を行い、コケ表面に適度な散水を行う装置を設け、コケ植生の下部ダクト内の温度を低下させることでエアコンの外気入り口温度を低下させたエアコン省エネルギー装置。
- (4)のコケ植生上の温度を計測しコケの表面温度が一定となることで、エアコン入り口の温度を低下させることの出来る自動散水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002689U JP3136288U (ja) | 2007-04-16 | 2007-04-16 | コケ植生による空調の省エネルギー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002689U JP3136288U (ja) | 2007-04-16 | 2007-04-16 | コケ植生による空調の省エネルギー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3136288U true JP3136288U (ja) | 2007-10-25 |
Family
ID=43286729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007002689U Expired - Fee Related JP3136288U (ja) | 2007-04-16 | 2007-04-16 | コケ植生による空調の省エネルギー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3136288U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012141084A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Daikin Industries Ltd | 冷却システム |
JP6396621B1 (ja) * | 2018-06-07 | 2018-09-26 | 昌樹 二村 | 室外機の目隠し兼椅子机セット |
-
2007
- 2007-04-16 JP JP2007002689U patent/JP3136288U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012141084A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Daikin Industries Ltd | 冷却システム |
JP6396621B1 (ja) * | 2018-06-07 | 2018-09-26 | 昌樹 二村 | 室外機の目隠し兼椅子机セット |
JP2019213829A (ja) * | 2018-06-07 | 2019-12-19 | 昌樹 二村 | 室外機の目隠し兼椅子机セット |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103542467B (zh) | 空调冷凝水利用装置 | |
CN100417864C (zh) | 一种基于间接蒸发冷却技术的空调系统 | |
CN202328701U (zh) | 分体式空调冷凝水回收装置 | |
CN203642369U (zh) | 一种带冷凝热回收的多功能空调除湿机组 | |
CN201285120Y (zh) | 一种冷风冷却式空调及带冷风机的空调 | |
US20150253046A1 (en) | Evaporatively cooled mini-split air conditioning system | |
CN107734931A (zh) | 具有精准控温及独立除湿功能的电气设备组件柜 | |
CN102563770A (zh) | 一种除湿和蒸发冷却相结合的新风机组及其空气处理方法 | |
CN201314651Y (zh) | 紧凑型蒸发冷却与机械制冷复合空调机组 | |
CN202149547U (zh) | 双转轮蒸发冷却与机械制冷复合的空调机组 | |
CN104344449A (zh) | 多功能采暖器 | |
JP3136288U (ja) | コケ植生による空調の省エネルギー装置 | |
CN103104954A (zh) | 双冷源联合运行回收室内排风冷热量的空调系统 | |
JPH11311438A (ja) | 空気調和装置 | |
CN203116202U (zh) | 一种双冷源联合运行的空调系统 | |
JPH11294832A (ja) | 空気調和装置 | |
CN202033206U (zh) | 利用蒸发冷却的新风热回收实验装置 | |
CN202403358U (zh) | 一种间接-直接蒸发冷却空调机组 | |
CN109062291A (zh) | 一种变流器柜体用控温除湿装置 | |
JP2007240107A (ja) | 室外機の補助冷却装置 | |
JP4439534B2 (ja) | 空気調和装置 | |
CN108195008A (zh) | 一种热压通风空调房 | |
CN208792828U (zh) | 设有太阳能半导体制冷装置的岗亭 | |
CN201476189U (zh) | 一种板翅式露点间接加填料式直接的两级空调机组 | |
CN102175476B (zh) | 新风热回收实验系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070806 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20070806 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070806 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101003 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |