JP3208420U - 葱調理器 - Google Patents

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幸一 桑原
幸一 桑原
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Abstract

【課題】 単一器具での薬味となる小口切り葱及び白髪葱を調製可能とした葱調理器を提供する。【解決手段】 基板体1にスライス切断部2と縦切断部3と横切断部4を設けたもので、スライス切断部2が、摺動面11を備えた基板体1の中間に斜孔21を形成すると共に、当該斜孔21の一側縁に対して段差を介して切断刃体22を対設して形成してなり、縦切断部3が基板体1の先端に所定の間隔で切断刃体31を並列突設したものであり、横切断部4が基板先端面の側縁位置に出没透孔41を設け、長尺刃体42を前記出没透孔41から出没自在に組み込むと共に、前記長尺刃体の出没操作する操作摘み44を基板側面に露出して設けてなる。【選択図】図1

Description

本考案は、薬味として広く使用されている長葱の小口切りや白髪葱を調製する葱調理器に関するものである。
白髪葱は、長葱をその繊維方向に細断したもので、中華料理やラーメン等の具として料理に盛り付けて使用される。この白髪葱の調製は、長葱を切り開いて包丁で繊維方向に細かく切断して行っており、見栄え良く調製するには熟練を要し、また煩雑な作業である。このため、より簡単に白髪葱を調製する器具として従前より提案されている。
例えば特許文献1(登録実用新案第3001781号公報)には、把手部の先端に金属薄刃体を狭い間隔で多数植立して形成した縦切断部を設けた器具が開示されている。また特許文献2(登録実用新案第3193968号公報)にはスライス切断刃(小口切り調製部)を備えた本体の先方表面に、三角刃を垂直に多数並列して立設した縦切断部を設けた器具が開示されている。
登録実用新案第3001781号公報。 登録実用新案第3193968号公報。
前記の特許文献2記載の葱調理器は、縦切断部(白髪葱調製部)の他にスライス切断部(小口切り調製部)を設けているが、縦切断部では、長葱の細かい幅での縦切りが行われるにすぎない。このために細かく縦切りした状態から更に当該縦切り部分を包丁などで横切断しなければならなく。葱調製が当該単一器具で完結しない。
また従前の器具の縦切断部の切断刃体には並列した多数の金属刃が採用されている。このため本体部分(把持部分)が樹脂で形成されている器具(もっとも一般的な器具)では、当該多数の金属刃を組み込む製造上の煩雑さがある。
そこで本考案は、安全性を確保した庖丁様切断機能を備えた新規な葱調理器を提案したものである。
本考案の請求項1記載に係る葱調理器は、基板体にスライス切断部と縦切断部と横切断部を設けたもので、スライス切断部が、摺動上面を備えた基板体の中間に斜孔を形成すると共に、当該斜孔の一側縁に対して段差を介して切断刃体を対設して形成してなり、縦切断部が基板体の先端に所定の間隔で切断刃体を並列突設したものであり、横切断部が基板先端面の側縁位置に出没透孔を設け、長尺刃体を前記出没透孔から出没自在に組み込むと共に、前記長尺刃体の出没操作する操作摘みを基板側面に露出して設けてなるものである。
而して基板体の摺動上面に長葱を直立させて摺動すると葱の小口切り調製がなされ、縦切断部の切断刃体を長葱の繊維方向に添って移動させると長葱が細かく縦切りされ、横切断部の長尺刃体を突出させて、前記の縦切りされた葱を横切りすることで白髪葱が調製される。
また本考案の請求項2記載に係る葱調理器は、特にスライス切断部を摺動両方向に設けてなるもので、小口切り調製を効率的に行うことができる。
また本考案の請求項3記載に係る葱調理器は、特に基板体の先端面の両側縁を先方に突出させ、前記突出部間に縦切断部を設けると共に前記突出部に横切断部の出没透孔を設けてなるもので、突出部で縦切断部の切断刃の側方が隠蔽されることで、縦切り操作時の安全性が高められる。
また本考案の請求項4記載に係る葱調理器は、特に縦切断部の切断刃体が、基板体と一体成形で形成される下刃を備えた樹脂製刃体としたもので、基板体の製造時に同時に形成できるので、金属刃体を組み込む(インサート成形)煩瑣が解消される。
本考案の構成は上記のとおりで、長葱調理に際して単一器具で小口切り調製及び白髪葱調製を行うことができる。
本考案の実施形態の全体斜視図。 同使用状態を示す斜視図(小口切り調製)。 同図(白髪葱調製の縦切り)。 同図(白髪葱調製の横切り)。
次に本考案の実施形態について説明する。実施形態に示した葱調理器は、基板体1の上面にスライス切断部2を設け、先端部に縦切断部3を、先端側部に横切断部4を各々設けたものである。
基板体1は長尺板状体で、上面に摺動面11を形成すると共に、摺動面の摺動方向(長手方向)両側に突壁部12を突設し、摺動面上にガイド条13を設けたものである。
尚ガイド条13は、摺動面11より突出した細幅突条であり、摺動面11上を摺動する葱Aの摺動を案内するものであり、特に後述するスラスイ切断部2の切断刃体22に対して葱がより鋭角に対向する斜交角度としたものである。即ち基板体1の長手方向から5〜15度斜めに設けたものである。
スライス切断部2は、摺動面11上の長手方向中間箇所に設けたもので、摺動面11を上下に貫通する斜孔21を形成すると共に、当該斜孔21の個所に切断刃体22を設けたもので、前記切断刃体22は、摺動面11との適宜な段差(調製される小口切り葱の厚さに対応する)で突壁部12間に架設したもので、両側縁に刃を形成するか或いは一側縁に刃を形成した刃体を背中合わせして、摺動両方向でのスライス切断を可能としたものである。
縦切断部3は、基板体1の先端面における両側縁を先方に突出させて突出部14を形成すると共に、突出部14間の凹所内の基板体1の先端面に、所定の間隔で切断刃体31を並列突設して構成したものである。
特に切断刃体31は、樹脂製の基板体1と一体成形で形成される下刃32を設けた樹脂製刃体である。
横切断部4は、前記突出部14の一方の先端面に出没透孔41を設け、長尺刃体42を前記出没透孔41から出没自在に組み込んだもので、基板体1の側面に形成された長尺刃体42の出没方向に設けた操作孔43を通して長尺刃体42と連結した操作摘み44で前記長尺刃体の出没を操作する。尚操作摘み44若しくは操作摘み44と長尺刃体42の連結部材(図示せず)にクリック機構を設けて長尺刃体42の不測の突出を防止してなる。
而して小口切り調製は、基板体1の摺動面11の上面に長葱Aを直立させて摺動すると、葱のスライス切断がなされる(図2)。特に長葱Aは、切断に際して切端刃体22と正対(90度)せずに、切端刃体22の斜交架設角度とガイド条13の斜交角度の分だけ斜め方向での切断となり、且つ摺動両方向からの切断となるので、効率的且つ切れ味良く小口切り調製を行えるものである。
白髪葱調製は、基板体1を把持して縦切断部3の切断刃体31の下刃32を長葱Aに当ててその繊維方向に添って移動することで行われる。特に長葱Aの繊維方向切断は切断抵抗が少ないので樹脂製切端刃で十分に細かく縦切りされものである(図3)。そして次に操作摘み44を操作して長尺刃体42を出没透孔41から突出させて、前記の縦切りされた葱A1を横切りすることで白髪葱が調製される。
1 基板体
11 摺動面
12 突壁部
13 ガイド条
14 突出部
2 スラスイ切断部
21 斜孔
22 切断刃体
3 縦切断部
31 切断刃体
32 下刃
4 横切断部
41 出没透孔
42 長尺刃体
43 操作孔
44 操作摘み

Claims (4)

  1. 摺動上面を備えた基板体の中間に斜孔を形成すると共に、当該斜孔の一側縁に対して段差を介して切断刃体を対設して形成したスライス切断部と、基板体の先端に所定の間隔で切断刃体を並列突設した縦切断部と、基板先端面の側縁位置に出没透孔を設け、長尺刃体を前記出没透孔から出没自在に組み込むと共に、前記長尺刃体の出没操作する操作摘みを基板側面に露出して設けた横切断部とを備えてなることを特徴とする葱調理器。
  2. スライス切断部が、摺動両方向に設けてなる請求項1記載の葱調理器。
  3. 基板体の先端面の両側縁を先方に突出させ、前記突出部間に縦切断部を設けると共に前記突出部に横切断部の出没透孔を設けてなる請求項1又は2記載の葱調理器。
  4. 縦切断部の切断刃体が、基板体と一体成形で形成される下刃を備えた樹脂製刃体である請求項3記載の葱調理器。
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