JP3207791U - コア箱用ブロック型スペーサー - Google Patents

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幸司 増田
幸司 増田
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株式会社マスダ商店
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Abstract

【課題】土質資料からの水分をコア箱外に容易に流出させるコア箱用ブロック型スペーサーを提供する。【解決手段】長尺状の土質資料を収納する、横断面視で四角形状の長尺状の収納溝を隣接させて並設させ、平面視で前記収納溝の長軸方向の一端側から30mm以内の範囲の底壁に水抜き穴を設けたコア箱2に嵌設されるブロック型スペーサー1であって、前記収納溝の短軸方向の側壁面6、底壁面、及び、長軸方向の水抜き穴側である一端側の壁面に当接する部位を備え、嵌設すると前記収納溝の短軸方向と一致する左右方向の全幅は前記収納溝の短軸方向の幅とほぼ同じで、嵌設すると前記収納溝の長軸方向と一致する前後方向の全長は30mmで、嵌設すると前記収納溝の深さ方向と一致する上下方向の全長は前記収納溝の深さとほぼ同じで、下部に長軸方向にかつ下方に開口して前記水抜き穴に連通可能な貫通溝を形成することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、地質調査において用いられ、ボーリングにより採取した土質資料を収容し保管する国土交通省仕様のコア箱の右端に30mm余る場合に、その空スペースに嵌入するブロック型スペーサーに関する。
コア箱の技術については、特許文献1には、特許文献1の段落[0003]及び図1に、「コア箱は、コア箱本体、蓋、ヒンジ、収納溝を備えており、全て木製である。大きさは例として、収容可能な土壌資料の長さが1メートル、幅と深さが約50ミリメートルの、5列の収納溝が平行に設けられ、箱全体を覆う蓋を具える。なお収納溝の幅と深さは、ボーリング試料のサイズに合わせて70〜80ミリメートルのものも用いられる。」との記載がある。しかし、コア箱の右端に30mm余る場合のブロック型スペーサーについての記載は見当たらない。
また、特許文献2には、特許文献2の図2に、コア箱本体、蓋、ヒンジ、収納溝を備えており、前記収容溝の形体が縦長の溝が形成されている形体が示されている。しかし、コア箱の右端に30mm余る場合のブロック型スペーサーについての記載は見当たらない。
実用新案登録第3144635号公報 実用新案登録第3067622号公報
特許文献1又は2の考案に記載されたコア箱は、一般的に木製であり、4〜5列の水平断面が長方形の縦長の溝を収納溝としており、この収納溝に水分を含有した土質資料を収容するが、コア箱の右端に30mm余る場合のブロック型スペーサーについての記載は見当たらないため、保管時に土質資料から出た水分がコア箱内の底壁面上に滞留しやすくなって、土質資料が変質したり、コア箱が朽ちるという問題があった。
本考案はこうした問題に鑑み創案されたもので、コア箱内に水分を含有した土質資料を収容し保管しても土質資料からの水分を容易にコア箱外に流出させるコア箱用ブロック型スペーサーを提供することを課題とする。
請求項1に記載のコア箱用ブロック型スペーサー1は、長尺状の土質資料を収納する、横断面視で四角形状の長尺状の収納溝3を隣接させて並設させ、平面視で前記収納溝3の長軸方向の一端側から30mm以内の範囲の底壁に水抜き穴4を設けたコア箱2に嵌設されるブロック型スペーサー1であって、前記収納溝3の短軸方向の側壁面6、底壁面7、及び、長軸方向の水抜き穴側である一端側壁面8に当接する部位を備え、嵌設すると前記収納溝3の短軸方向と一致する左右方向の全幅は前記収納溝3の短軸方向の幅とほぼ同じで、嵌設すると前記収納溝3の長軸方向と一致する前後方向の全長はほぼ30mmで、嵌設すると前記収納溝3の深さ方向と一致する上下方向の全長は前記収納溝3の深さとほぼ同じで、下部に長軸方向にかつ下方に開口して前記水抜き穴4に連通可能な貫通溝5を形成することを特徴とする。
請求項1に記載のコア箱用ブロック型スペーサー1は、掘削で採取した水分を含有した土質資料を収納溝3に収納しても、又は、さらに収納溝3に収納した土質資料に洗浄のために水をかけても、土質資料からの水分や収納溝3に溜まった水分が流れる貫通溝5を設けたことにより収納溝3内を乾燥しやすくするので、土質資料の変質防止や木製のコア箱の腐食防止ができるという効果を奏する。
ブロック型スペーサーを嵌設する前の状態のコア箱の概要図で、(a)は平面図であり、(b)は正面図である。 本考案のブロック型スペーサーを嵌設したコア箱の概要を示す平面図である。 図2におけるブロック型スペーサーを嵌設したA部の拡大図である。 図3におけるB矢視図である。 図3におけるC−C断面図である。 ブロック型スペーサーの第一の形態を示す図で、(a)は正面図であり、(b)は右側面図であり、(c)は平面図である。 ブロック型スペーサーの第二の形態を示す図で、(a)は正面図であり、(b)は右側面図であり、(c)は平面図である。
本考案であるコア箱2は、図1から図5に示すように、コア箱用ブロック型スペーサー1は、長尺状の土質資料を収納する、横断面視で四角形状の長尺状の収納溝3を隣接させて並設させ、平面視で前記収納溝3の長軸方向の一端側からほぼ30mm以内の範囲の底壁に水抜き穴4を設けたコア箱2に嵌設されるブロック型スペーサー1であって、前記収納溝3の短軸方向の側壁面6、底壁面7、及び、長軸方向の水抜き穴側である一端側壁面8に当接する部位を備え、嵌設すると前記収納溝3の短軸方向と一致する左右方向の全幅は前記収納溝3の短軸方向の幅とほぼ同じで、嵌設すると前記収納溝3の長軸方向と一致する前後方向の全長はほぼ30mmで、嵌設すると前記収納溝3の深さ方向と一致する上下方向の全長は前記収納溝3の深さとほぼ同じで、下部に長軸方向にかつ下方に開口して前記水抜き穴4に連通可能な貫通溝5を形成する。
前記コア箱2は、木製で製造され、長尺状の土質資料を収納する、横断面視で四角形状の長尺状の収納溝3を隣接させて並設させ、前記収納溝3の長軸方向の一端側の底壁に縦方向の直径6〜10mmの水抜き穴4を設けている。図1又は図2で示すように、国土交通省仕様では前記収納溝3の長さDが1030mmと規定されており、土質資料を収納する部分の長さD1が1000mmなので長さD2の30mmのスペースが前記収納溝3の長軸方向の一端側にでき、該スペースの底壁に直径が約6〜10mmの縦方向の水抜き穴4が設けられている。また、前記収納溝3の数は5列が一般的ではあるが列数は任意に設定可能である。そして、前記コア箱2には、ヒンジを介して蓋体が備えられている。
次に、本考案のブロック型スペーサー1について説明する。ブロック型スペーサー1は前記30mmのスペースに嵌設する。前記ブロック型スペーサー1の材質は例えば木製、樹脂製又は発泡スチロール製であるが、形体が崩れない材質であればいずれでもよい。
前記ブロック型スペーサー1の形態について説明する。ブロック型スペーサー1の形態を左右前後上下の6面の方向から説明する。
ブロック型スペーサー1の形態の左右方向の形態は、前記収納溝3の短軸方向の側壁面6、底壁面7、及び、長軸方向の水抜き穴側である一端側壁面8に当接する部位を備え、嵌設すると前記収納溝3の短軸方向と一致する左右方向の全幅は前記収納溝3の短軸方向の幅とほぼ同じで、嵌設すると前記収納溝3の長軸方向と一致する前後方向の全長はほぼ30mmで、嵌設すると前記収納溝3の深さ方向と一致する上下方向の全長は前記収納溝3の深さとほぼ同じで、下部に長軸方向にかつ下方に開口して前記水抜き穴4に連通可能な貫通溝5を形成している。
図6や図7で示すように、前記ブロック型スペーサー1の形態の例を説明する。まず、図6に示すブロック型スペーサー1の第一の形態は、木製であり、3枚の板イ、ロ、ハを組みあわせて平面視でコ字状で正面視で略門型の形態である。左右方向については、前記収納溝3の短軸方向の両側壁面6に当接する部位に該当するのが板イの左右端の面a、bと板ロの面c、板ハの面dの外側の縦壁面であり、前後方向については、一方側が前記収納溝3の一端側壁面8に当接する部位に該当するのが板ロの面e、板ハの面fであり、他方側の板イの面jは土質資料(図なし)と当接する。また、上下方向については、下方が前記収納溝3の底壁面7に当接する部位に該当するのが板ロの面g、板ハの面hであり、上方が前記収納溝3の側壁面6の上端と同じ高さとなる部位に該当するのが板イの面i、板ロの上端面(図示なし)、板ハの面kであり、前記ブロック型スペーサーの下部に長軸方向に貫通し下方に開口する貫通溝5に該当するのが板イの下部で板ロと板ハに囲まれた貫通溝5である。また、図6(b)又は(c)に示す寸法Eが図2に示すコア箱2の寸法D2と同じ寸法となり、例えば寸法D2が30mmの場合は寸法Eも30mmとする。また、板イ、板ロ及び板ハは接着剤や締結手段で組み立てる。
次に、図7に示すブロック型スペーサー1の第二の形態は、樹脂製や発泡スチロール製の一体型であり、平面視で四角形状で正面視で略門型の形態である。左右方向については、前記収納溝3の短軸方向の両側壁面6に当接する部位に該当するのが面oと面pの縦壁面であり、前後方向については、一方端側が前記収納溝3の一端側壁面8に当接する部位に該当するのが面qであり、他方側の面rは土質資料(図なし)と当接する。また、上下方向については、下方が前記収納溝3の底壁面7に当接する部位に該当するのが面sであり、上方が前記収納溝3の側壁面6の上端と同じ高さとなる部位に該当するのが面tであり、前記ブロック型スペーサー1の下部に長軸方向に貫通し下方に開口する貫通溝5に該当するのが図7(a)における貫通溝5である。また、図7(b)又は(c)に示す寸法Eが図2に示すコア箱2の寸法D2と同じ寸法となり、例えば寸法D2が30mmの場合は寸法Eも30mmとする。
本考案のブロック型スペーサー1の形態は、前記図6に示す第一の形態や図7に示す第二の形態に限定されず、前記収納溝3の短軸方向の側壁面6、底壁面7、及び、長軸方向の水抜き穴側である一端側壁面8に当接する部位を備え、嵌設すると前記収納溝3の短軸方向と一致する左右方向の全幅は前記収納溝3の短軸方向の幅とほぼ同じで、嵌設すると前記収納溝3の長軸方向と一致する前後方向の全長はほぼ30mmで、嵌設すると前記収納溝3の深さ方向と一致する上下方向の全長は前記収納溝3の深さとほぼ同じで、下部に長軸方向にかつ下方に開口して前記水抜き穴4に連通可能な貫通溝5を形成している形体であれば、いずれの形態であってもよい。
前記第一の形態のブロック型スペーサー1をコア箱2に嵌設する形態は図2から図5に示す形態となる。図3に示すように、平面視では収納溝3の一端に図6(c)に示す形態のブロック型スペーサー1が上から挿入されて嵌設されている。そして、A矢視の図4に示すように、ブロック型スペーサー1の下部には貫通溝5が形成されて、収納溝3内に収納された土質資料の水分や、収納溝3に溜まった水分は、収納溝3の底壁面7上を流れて貫通溝5を通過して、図1、図3又は図5に示す水抜き穴4から外部に流出する。これにより、コア箱の朽ちるのを防止し、土質資料の変質を防止できる。
1 ブロック型スペーサー
2 コア箱
3 収納溝
4 水抜き穴
5 貫通溝
6 側壁面
7 底壁面
8 一端側壁面

Claims (1)

  1. 長尺状の土質資料を収納する、横断面視で四角形状の長尺状の収納溝を隣接させて並設させ、平面視で前記収納溝の長軸方向の一端側から30mm以内の範囲の底壁に水抜き穴を設けたコア箱に嵌設されるブロック型スペーサーであって、
    前記収納溝の短軸方向の側壁面、底壁面、及び、長軸方向の水抜き穴側である一端側の壁面に当接する部位を備え、
    嵌設すると前記収納溝の短軸方向と一致する左右方向の全幅は前記収納溝の短軸方向の幅とほぼ同じで、
    嵌設すると前記収納溝の長軸方向と一致する前後方向の全長はほぼ30mmで、
    嵌設すると前記収納溝の深さ方向と一致する上下方向の全長は前記収納溝の深さとほぼ同じで、
    下部に長軸方向にかつ下方に開口して前記水抜き穴に連通可能な貫通溝を形成することを特徴とするコア箱用ブロック型スペーサー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113073955A (zh) * 2021-03-26 2021-07-06 中国海洋石油集团有限公司 一种岩心区分模块及适用于小井眼的井下仪器

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