JP3207692B2 - スピーカの構造 - Google Patents

スピーカの構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低音用スピーカの振動
板前面の中心軸上、若しくは中心軸上近傍に高音用スピ
ーカを配置してなる同軸型のスピーカの構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように、低音用スピーカたる
ウーファ2の振動板23の前面の中心軸上、若しくは中
心軸上近傍に高音用スピーカたるトゥイータ1を配置し
てなる同軸型スピーカがあるが、従来の同軸型スピーカ
の構造においては、ウーファ2の磁気回路は、ヨーク2
1、マグネット24a及びトッププレート36で構成さ
れる通常の外磁型のものが使用され、この磁気回路はス
ピーカフレーム27の底部に位置し、ヨーク21の頂部
21aには支柱22が設けられると共に、該支柱22を
介してトゥイータ1が取り付けられており、結果的にウ
ーファ2の振動板23の前面にトゥイータ1が配置され
る構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近時の同軸型スピーカ
は特に車載用に多用されており、このような車載用スピ
ーカにおいては軽量化と薄型化が求められている。しか
し、従来の同軸型スピーカにあっては上記のような構造
であることから、現状の性能を維持しつつ、軽量化と薄
型化を図ることは極めて困難である。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記した従来の
欠点を解消し、軽量化及び薄型化が可能で車載用に適し
た高性能な同軸型のスピーカの構造を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明のスピーカの構
造は、低音用スピーカの振動板前面の中心軸上、若しく
は中心軸上近傍に高音用スピーカを配置してなる同軸型
スピーカにおいて、低音用スピーカの磁気回路として、
2つのマグネットを同極同士を対向させて反発しあう磁
気を利用してボイスコイルを駆動せしめる反発型磁気回
路を使用していると共に、各スピーカの磁気回路を構成
する各マグネットを同軸上でかつ軸方向において重なる
位置に近接配置したものである。
【0006】 そして、低音用スピーカの反発磁気回路
の前面に高音用スピーカを配置することにより、軽量化
及び薄型を図る。また、反発磁気回路におけるマグネ
ット及び両マグネット間に配置されるプレートをリング
状にし、該マグネット及びプレートの内径側を支持する
ために配置されるホルダ部材に高音用スピーカを取り付
ける。
【0007】
【0008】
【作用】 低音用スピーカの磁気回路として反発型磁気
回路を使用することにより、該低音用スピーカの軽量化
と薄型化が達成され、且つその低音用スピーカの反発型
磁気回路における一方のマグネットの前面に高音用スピ
ーカをマグネットが同軸上でかつ軸方向に重なるように
近接配置することにより、低音用スピーカの磁気回路と
高音用スピーカの磁気回路の有する磁気が相互に作用し
合い、高音用スピーカの能率が向上する。
【0009】また、低音用スピーカのマグネットと両マ
グネットの間に配置されるプレートを保持するためのホ
ルダ部材を高音用スピーカを取り付けるための支柱とし
て利用することにより、従来では別に必要としていた支
柱等が不必要となり、部品点数が削減されると共に組立
て工数も削減される。更に、低音用スピーカの反発型磁
気回路を構成するマグネットと高音用スピーカの磁気回
路を構成するヨークと間にリングを配置することによ
り、高音用スピーカの能率調整が可能となる。
【0010】そして、このリングを配置することにより
低音用スピーカのマグネット及びプレート等の反発型磁
気回路の固定がより簡便で強固なものとなり、低音用ス
ピーカの前面に取り付けられた高音用スピーカへの配線
が容易になる。
【0011】
【実施例】本発明に係るスピーカの構造の実施例を図1
〜図8に基づいて説明するが、図9により説明した従来
の構成部材と同一部分については同一符号を付してその
詳細な説明は省略する。高音用スピーカたるトゥイータ
1は図9で説明した従来のものと同じものを使用する。
低音用スピーカたるウーファ2は反発型磁気回路を使用
したスピーカである。この反発型磁気回路の基本的な構
成は、2個のマグネットを同極側が対向するように配置
してその外周方向に生じる反発磁束による磁界内にボイ
スコイルを配置して駆動させるものであり、我々もこの
ような反発型磁気回路を使用したスピーカを先に提案し
た(例えば、実開平5−55693号、同5−9319
7号、特開平6−233379号等)。本実施例におい
ては、使用するマグネット24b及び24cはネオジウ
ム系のマグネットで、形状は、外径29mm、内径12
mm、厚さ7mmのリング状のものを2個使用し、該マ
グネット24b及び24cを各々厚さ方向に着磁してあ
る。
【0012】このマグネット24b,24c及び両マグ
ネット間に配置されるセンタープレート25はアルミ製
のホルダ部材26で保持される。即ち、このホルダ部材
26の中央部に円筒状の外直径11.78mmのセンタ
ーガイド部26aを設け、図1に示すように、該センタ
ーガイド部26aにセンタープレート25を境にして前
記マグネット24b及び24cのN極同志が向かい合う
ように、つまり該センタープレート25をマグネット2
4b及び24cのN極同志で挟持した状態で挿入してあ
る。なお、センタープレート25は、外直径30ミリ、
内直径11.3mm、厚さ4mmの鉄製のプレートであ
る。
【0013】前記ホルダ部材26は、図1に示すよう
に、予めフレーム27の底部に設けた穴とホルダ部材2
6の底部の外周部をカシメ等の手段で取り付けてある。
このフレーム27の寸法は、外径165mm、深さ25
mmの通称6.5インチと呼ばれているものであり、材
質は厚さ0.7mmの鉄製で、一般的にプレスフレーム
と呼ばれているものである。
【0014】振動系部材の振動板23は、直径146m
m(エッジ23aの外径を含む)であり、振動板23の
中央部にはボイスコイル28と結合させるための直径3
2mmの穴を設けてネック部23bとしてあり、振動板
23は深さ17mmのパルプ製のコーン状振動板を使用
し、該振動板23の表面には振動板23の中心線上にネ
ック部23bからコーン外側に向けて、幅約8ミリ、長
さ約35ミリ、厚さ50ミクロンの銅箔23cが左右方
向に2本貼ってある。
【0015】図3に示すように、ボイスコイル28は、
ボビン材28aが0.025mmのPPTA(ポリパラ
フェニレンテレフタルアミド)フィルム製であり、コイ
ル線径0.16mm、コイル巻幅5.3mmで、直流抵
抗は3.6Ωとした。なお、該ボイスコイルはセンター
プレート25の外周部と該ボイスコイル28の内周部と
の間に一定のクリアランスLをもたせて配置し、コイル
外周部の所定位置に銅箔を貼り付けてある。ダンパ29
は綿布にフェノールを含浸させて平編状の錦糸線を2本
縫い付けてあり、コルゲーションに沿った状態で熱成型
し、型抜きしたものであって、これらの振動系部材と前
記磁気回路とをフレーム27に取り付けて組み立てる。
【0016】ホルダ部材26のセンターガイド26aは
磁気回路部分より厚さ方向、図1で示すところの上方向
に長くなっており、該磁気回路の前面には該磁気回路を
固定すると共にトゥイータ1を固定するためのリング3
0が取り付けられる。このリング30は樹脂製であり、
その形状は、外直径29mm、内直径11.98mm、
厚さ6mmである。このリング30の外周部には、一般
的に使用されている前記ダンパーのようなコルゲーショ
ンを有する防塵用の織布からなる防塵ダンパ31が取り
付けられるように貼り代部が設けてあり、更に該外周部
にはトゥイータ1への配線がしやすいように中継端子3
0aが該リング30の中心線上に2か所設けてある。
【00017】前記防塵ダンパ31は、綿布にフェノー
ルを含浸させ、裏側に平編錦糸線を該防塵ダンパ31の
中心線上近傍を通るよう縫い付け、コルゲーション等を
熱成型して型抜きしたものである。該防塵ダンパ31
は、該防塵ダンパ31の平編錦糸線とウーファ2の振動
板23の前記銅箔23c及びリング30の中継端子30
aとの位置を合わせて接着し、防塵ダンパ31の平編錦
糸線の外周部に及んだ端部と振動板23の銅箔23cの
接触部を半田付けする。また、内周部に及んだ平編錦糸
線端部はトゥイータ1の入力端子16へ接続し、前記外
周部端部同様に半田付けする。ネック部23bに及んだ
銅箔23cはボイスコイル28の外周部に設けた銅箔に
半田付けされているので、結果的にウーファ2の接続端
子33からの入力はトゥイータ1へも供給される。
【0018】トゥイータ1の振動板11の正面から見た
外周形状は、図4に示すように、長径33mm、短径2
2mmの楕円形状をなし、且つ断面形状がコーン状にな
っている。したがって楕円形状はネック部まで連なって
おり、ボイスコイル12も、長径15.46mm、短径
10.13mmの楕円形状をなしている。また、振動板
11とボイスコイル12とキャップ11aの各部が一体
成型されており、従ってキャップ11a部も楕円形状で
ある。該トゥイータ1の磁気ギャップ13は1.3mm
に設定してあり、マグネット14は、長径35mm、短
径24mm、厚さ2mmの楕円形状で且つリング状のネ
オジウム系のマグネットを使用し、着磁はマグネット1
4の厚さ方向で行っており、ヨーク15側をS極として
ある。ヨーク15の底部中心部には該トゥイータ1を取
り付けるためのタップ加工15aを施してある。
【0019】本実施例の場合、正面から見て楕円形状の
振動板11及び磁気回路を有するトゥイータ1を使用し
たが、これに限らず、従来一般的に使用されている丸形
の振動板11を使用しているトゥイータ1でもよいし、
トゥイータ1の振動板11がコーン形状でなくドーム状
等のものであっても、また、ウーファ2の振動板23も
コーン形状でなく平板状等であってもよく、それぞれの
目的に応じて使用可能であり、設計上の制約はない。更
に、本実施例のネットワーク34はトゥイータ1側に
3.3μFのコンデンサを1個使用し、6dBのハイパ
スフィルタとしてある。該トゥイータ1をウーファ2の
磁気回路の前面にビス32にて固定し、防塵ダンパ31
の錦糸線と接続してスピーカAが構成される。このスピ
ーカAはウーファ2とトゥイータ1の磁気回路が互いに
反発し合う形式となる。
【0020】次に、ウーファ2の磁気回路において、前
記実施例とは逆にマグネット24b及び24cのS極同
志がセンタープレート25に対して向かい合うように挟
持したものを用意し、その他の構成部材は全て前記スピ
ーカAと同一に設定したスピーカBを作成した。このス
ピーカBではウーファ2とトゥイータ1の磁気回路が互
いに吸着し合う形式となる。図8はスピーカAとスピー
カBにおけるトゥイータ1だけの周波数特性であり、こ
の図からも明らかなように、トゥイータ1の再生帯域全
般にわたってスピーカAの方がスピーカBよりも能率が
1〜2dB高いという結果が得られた。
【0021】即ち、図7で示すように、スピーカAのウ
ーファ2の反発型磁気回路におけるマグネット24b及
び24cの磁気、本実施例の場合はトゥイータ1を取り
付ける側のマグネット24bの磁気(S極側)及びトゥ
イータ1の磁気回路が有する磁気が相互に作用し、ウー
ファ2用の磁気がトゥイータ1用の磁気に極めて効果的
に付加し、トゥイータ1の磁気ギャップ13の磁束密度
を上げる結果となっている。
【0022】磁場解析の詳細を示すと、スピーカAにお
けるトゥイータ1の磁気ギャップ13の磁束密度は1.
159テスラであり、スピーカBにおけるトゥイータ1
の磁気ギャップ13の磁束密度は1.036テスラであ
る。また、トゥイータ1単体の磁気ギャップ13の磁束
密度は1.133テスラである。
【0023】前記の実施例のように構成した場合、ウー
ファ2の反発型磁気回路の磁気を極めて有効に利用する
ことが可能である。従って、ウーファ2の磁気回路及び
トゥイータ1の磁気回路から発生する磁気が互いに反発
し合うように取り付けることにより、トゥイータ1の能
率が向上する。即ち、従来のトゥイータ1と同様の能率
を得るためには、従来のトゥイータ1に用いられている
マグネット14よりも小さなマグネットを用いてもよい
ことになり、当然の如く磁気回路を構成する部品も小型
化することができると共にコストダウンが可能となる。
逆に、音質調整等でトゥイータ1の能率を押さえたい場
合には、ウーファ2の磁気回路とトゥイータ1の磁気回
路とが吸着する向きに取り付ければ、容易に調節するこ
とが可能である。
【0024】また、ホルダ部材26に設けたセンターガ
イド26aをトゥイータ1取付用の支柱に利用すること
により、従来必要としていたトゥイータ1取付用の支柱
22は不必要となり、部品点数が削減されると共に組立
て工数も削減され、コストダウンが可能となる。また、
本実施例の場合、ホルダ部材26の材質がアルミである
ことからトゥイータ1及びウーファ2の有する磁気回路
の放熱に極めて有効である。従って、耐パワー性能の向
上に極めて有効な手段となる。
【0025】更に、本実施例のようにリング30をトゥ
イータ1のヨーク15底面とウーファ2のマグネット2
4bの間に配置することにより、トゥイータ1のヨーク
15の接触面積が増え、取付け強度が増大すると共に取
付けビス32を締結することにより、ウーファ2の磁気
回路が該リング30を介してホルダ部材26底面に極め
て強力に挟持されることになる。従来の磁気回路組立て
方法においては、接着にて磁気回路部材を組立てる方法
が一般的であるが、本実施例の構造では接着剤を使用し
なくても必要十分な組立て強度を得ることが可能であ
る。従って組立て工数が削減される利点を有する。
【0026】また、リング30の厚み及び断面形状等を
変えることにより容易に該トゥイータ1の能率の調整が
可能である。従って、微妙な音質調整が極めて簡単に行
える利点を有する。更に該リング30等を使用しない場
合、防塵ダンパ31の内周部をウーファ2のマグネット
24bの外周部近傍等に接着しなければならない等の制
約条件が発生する。マグネット24bの外周部近傍を防
塵ダンパ31の内周部接着に適した形状に変えることは
極めて困難であるし、一般的に同軸型スピーカにおける
防塵ダンパ31はウーファ2の振動板の振幅等を考慮し
て、断面形状は設計の自由度が多いほど有利である。従
って、前記制約条件は防塵ダンパ31の断面形状を設計
するに当たり、設計の自由度を失い性能を制限する極め
て大きな制約となる。
【0027】しかし、本実施例のように樹脂リング30
をトゥイータ1のヨーク15の底面とウーファ2のマグ
ネット24bの上面の間に設置し、且つ防塵ダンパ31
の内周部を接着する構造にすることにより前記制約から
解除され、設計の自由度が大幅に増し簡単に防塵ダンパ
31の断面形状や配置等、選択の幅が広がる利点を有
し、更に該リング30に中継端子30aを取り付けるこ
とによりトゥイータ1への入力用配線接続が極めて容易
に行え、配線作業工数を削減することが可能である。
【0028】本実施例の場合、リング30の材質は樹脂
としたが、トゥイータ1への配線等を工夫することによ
り該リング30の材質が磁性材であってもよいし、樹脂
製リング30の下側、或いは上側等に磁性材製のリング
30を配置し、ウーファ2及びトゥイータ1の磁気の流
れを調整し、該ウーファ2とトゥイータ1の音質や特性
等のバランスを調整することも可能である。
【0029】更に、磁気の流れに着目すると、本実施例
の場合、トゥイータ1を固定するために鉄製のビス32
を使用したが、該ビス32をステンレスや真鍮等の非磁
性体製のビスを使用すれば、更に能率を向上させること
が可能である。因みに、解析結果によると、鉄製のビス
32を使用しているスピーカAのトゥイータ1の磁気ギ
ャップ13の磁束密度が1.159テスラであるのに対
し、非磁性材のビス32を使用したスピーカのトゥイー
タ1の磁気ギャップ13の磁束密度は1.232テスラ
となっている。
【0030】
【発明の効果】本発明に係るスピーカの構造によれば、
同軸型のスピーカにおいて、低音用スピーカの磁気回路
を反発型磁気回路としてその前面に高音用スピーカを配
置するように構成したから、スピーカ全体を薄型化及び
軽量化することができ、車載用スピーカとして極めて有
効である。しかも、従来の同軸型スピーカよりも歪みが
少ないため車室内のように狭いスペース、特にマウント
ディプスが限られた設置場所においても良好な音質を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピーカの断面図。
【図2】本発明に係るスピーカの正面図。
【図3】反発型磁気回路の要部を示す拡大断面図。
【図4】トゥイータの正面図。
【図5】トゥイータの断面図。
【図6】図5におけるa部の拡大断面図。
【図7】本発明に係るスピーカの磁場解析図。
【図8】本発明に係るスピーカにおけるトゥイータの周
波数特性を比較するための周波数特性。
【図9】従来の同軸型スピーカの一例を示す断面図。
【符号の説明】
1 トゥイータ 11 振動板 11a キャップ 12 ボイスコイル 13 磁気ギャップ 14 マグネット 15 ヨーク 15a タップ加工 16 入力端子 2 ウーファ 21 ヨーク 21a ヨーク頂部 22 支柱 23 振動板 23a エッジ 23b 振動板のネック部 23c 銅箔 24a マグネット 24b 反発型磁気回路のマグネット 24c 反発型磁気回路のマグネット 25 センタープレート 26 ホルダ部材 27 フレーム 28 ボイスコイル 29 ダンパ 30 リング 30a 中継端子 31 防塵ダンパ 32 ビス 33 接続端子 34 ネットワーク 35 リード線 36 トッププレート A ウーファとトゥイータの磁気回路が互いに反発
し合うスピーカ B ウーファとトゥイータの磁気回路が互いに吸着
し合うスピーカ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 9/06 H04R 1/24 H04R 9/02 102

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低音用スピーカ(2)の振動板(23)
    前面の中心軸上、若しくは中心軸上近傍に高音用スピー
    カ(1)を配置してなる同軸型スピーカにおいて、低音
    用スピーカ(2)の磁気回路が2つのマグネット(24
    b、24c)を同極同士を対向させて、反発しあう磁気
    を利用して該低音用スピーカ(2)のボイスコイル(2
    8)を駆動せしめる反発型磁気回路であると共に、上記
    各スピーカの磁気回路を構成する各マグネット(24
    b、14)を同軸上でかつ軸方向において重なる位置に
    近接配置したことを特徴とするスピーカの構造。
  2. 【請求項2】 高音用スピーカ(1)のマグネット(1
    4)と低音用スピーカ(2)のマグネット(24b)と
    が反発する向きになるように取り付けられていることを
    特徴とする請求項1記載のスピーカの構造。
  3. 【請求項3】 反発型磁気回路のマグネット(24b、
    24c)及び両マグネット間に配置されたセンタープレ
    ート(25)がリング状をなし、該マグネット(24
    b、24c)及びセンタープレート(25)の内径側を
    支持するように配置されたホルダ部材(26)によって
    高音用スピーカ(1)が支持されていることを特徴とす
    る請求項1記載のスピーカの構造。
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