JP3207539B2 - ラジオゾンデ - Google Patents
ラジオゾンデInfo
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Description
り、温度センサ及び湿度センサを取り付けるセンサホル
ダーを、保管時または運搬時などにはラジオゾンデ本体
内に収容し且つ使用時(気球で放揚するとき)に本体に
所定の位置、姿勢でセットできるラジオゾンデに関す
る。
は、放揚観測時は、ラジオゾンデ本体の熱輻射の影響を
避けるとともに通気の良い状態で観測するために、ラジ
オゾンデ本体から何等かの支持体を突出して、その先端
部に取付けるのが普通である。
とを考慮すると、湿度センサはラジオゾンデ本体の内部
に収納する構造になり、このため湿度センサに外気を充
分に流通させる必要から、ラジオゾンデ本体上方に所謂
風筒と称する空間を設けてその中に湿度センサを取り付
ける構造を製品化し、その内容を特願昭60−5298
8ラジオゾンデに記載した。
は、ラジオゾンデ本体の筐体とその内部の構造を複雑に
する要因になっている。すなわち湿度センサ、温度セン
サを保持する風筒を別途製作する必要があること、また
特に封筒の内部に設ける湿度センサのために製作工程を
複雑にしていた。
センサをラジオゾンデ本体の外部に出して温度センサと
共通の支持体によって支持することとした。
サおよび湿度センサをラジオゾンデ本体の外部に支持す
るために突出した支持体をセンサホルダーと称する。
ている温度センサ及び湿度センサを含めて、放揚を開始
するまでは、突出させておくと倉庫への格納とか運搬と
かの際には極めて取扱いが不便である。
球で放揚するまではラジオゾンデ本体の中に適宜格納し
ておき、放揚の直前にラジオゾンデ本体から取出して、
その本体の所定の箇所に所定の姿勢で取付け、且つ固定
するような構造が求められる。
求されること、軽量であること、適度の強度を有し且つ
安価であることの要求を満たすために、例えば発泡スチ
ロール等の素材を使って作るのが普通である。
したラジオゾンデとして、センサホルダーを前記の意味
でラジオゾンデ本体から引出す以前に(例えば、倉庫に
保管してある段階で)すでにセンサホルダーに取付けて
ある。
な事情に鑑みてなされたものであって、保管格納時など
にはセンサホルダーをラジオゾンデ本体の内部に収容格
納し、且つ使用時(放揚直前)にラジオゾンデ本体(筐
体)の外側に所定の個所に所定の姿勢で突設且つ係止固
定できるラジオゾンデを提供することを目的とするもの
である。
を、弾性(適度の剛性及び可撓性)を有する部材で概形
板状に形成し、温度センサ及び湿度センサと湿度センサ
用のキャップを所定に装着し且つセンサホルダーの根元
部分をコネクタによってラジオゾンデ本体(以下「収容
箱」という。)内部の電気回路部へ嵌着したまま、当該
センサホルダーの根元部分に近い個所を収容箱内部の天
井付近を伝って側壁に導く。
屈曲させて先端部を外壁を伝って下方に導き、収容箱の
凹凸もしくは隙間等に係止することにより、センサホル
ダーを収容箱に収容・格納する。
プはセンサホルダーに装着したまま収容箱の外側に収容
・格納する。
センサホルダーの先端部を外し、センサホルダーの外側
根元部であって且つ屈曲部になる個所に設けてある係止
片を起して収容箱の外壁に係止することによりセンサホ
ルダーを収容箱の外側に所定の姿勢で係止維持する。
である。
ト完了した状態を示す斜視図、図2はラジオゾンデを運
搬するときのセンサホルダーの収納状態(収容箱の内部
を示すために蓋は省略してある。)を示す斜視図、図3
はセンサホルダー部分のみの斜視図である。
は収容箱、2はセンサホルダー、3は電気回路部、11
は蓋、22は温度センサ、23はキャップ、25は湿度
センサである。
り蓋11との組合わせで構成され、双方とも例えば発泡
スチロール樹脂で形成されている。この収容箱1の中央
部には測定データを地上に送信する電気回路部3及び電
源用電池等が収納され、さらに収容箱1の上方部にはセ
ンサホルダー2が支持固定されている。
22と中空なる円筒キャップ23とその内部に湿度セン
サ25が取り付けられている。
厚が約0.3mm、幅が約20mm、長さが約200m
mの細長形状をしたプリント配線用銅張積層板を用い
る。
弾性(適度の剛性及び可撓性)を有することが肝要であ
る。
22をその2本の端子を半田付けすることで取り付けて
ある。
を設け、当該切抜き部33の中央部に湿度センサ25を
半田付けで取り付けてある。
ように円筒形状のキャップ23を溝34,34に嵌合さ
せ、さらにキャップ23の頭部を前記切抜き部の突起部
で押さえることにより、キャップ23をセンサホルダー
2に挟持するとともに湿度センサ25を保護している。
辺の切込溝211,211と下方側に切抜き部212が
形成されて先端側213がセンサホルダー2に連続して
いる舌片状の切起片が係止片21として形成されてい
る。
コネクタ32に嵌合できるように、所定パターンによる
印刷銅箔が露出した差込み部24が形成されている。
はセンサホルダー2が有するプリント配線パターンで差
込み部24に導かれている。
ついて説明する。
枚のプリント板3A及び3Bで構成され、水平に配置さ
れたプリント板3Aには送信回路と下向きにアンテナ3
1が取り付けられ、また垂直に配置されたプリント板3
Bの上部にはコネクタ32が配置されており、当該コネ
クタ32にはセンサホルダー2の根元部の端子24が挿
入されている。
にそって右方に展在し、収容箱1の右端で壁を貫いて外
に出た後ほぼ90°下方に湾曲し、側面に設けられた溝
(隙間)16と蓋11の内側の凹部で先端部が保持され
る。
照して理解できる。
湿度センサ25とその保護のためのキャップ23を所定
に取付けた後にセンサホルダー2全体を図2の状態に格
納する。
1の外側面の凹部14及び15に格納される。
3で示した係止片21の自由端部214の付近が長さ方
向の大よそ中央部であり、この付近が丁度収容箱1の内
部から外側に現われた個所であり、この部分で切抜き部
21が形成されているためにセンサホルダー2が湾曲し
易い。
するときの扱いについて説明する。
態において、側面の溝16から係合を外してセンサホル
ダー2の先端部を引き出し、右上方に設定角以上にセン
サホルダー2を一旦湾曲させ、側面のレール12の右方
に収納されている支持片13を左方の係止片21の位置
まで滑らせて移動し、係止片21の自由端214を支持
片13に接触させて弾性係止する。
トできる。
(所定の角度)になるようにストッパー21の長さ及び
支持片13の厚さを決定している。
後、蓋11を閉め、吊下げバンド17で固定し、紐18
で気球へ取り付ける。
上の順序を逆に辿ればよい。
・格納時は支持片13は邪魔にならないようにレール1
2の中で右方の脇へよけておく。
て、上方、下方とか、または先端部とかの指称は、概ね
図1のようにセンサホルダー2を収容箱1の外側に所定
にセットした状態について言うものであり、温度センサ
22が取付けてある方が上方もしくは先端部、収容箱1
に近い方が下方であり、これは図3においてセンサホル
ダー2の各部を指称するときにも妥当する。
根元部、中央部、先端部等の指称は特定の稜、隅等を指
称するものではなく、やや広く漠然と広がった個所を指
称している。
デ本体としての収容箱の外部に取り付けて使用するの
で、従来のラジオゾンデ本体の筐体内部に設けていた所
謂「風筒」のような空間を収容箱内にわざわざ設ける必
要がなく、それだけ収容箱の構造が簡単である。 また収
容箱の大きさもそれだけ、従来のものに比べて小さくす
ることができる 。またセンサホルダー自体の構造が簡単
であり、センサホルダーを収容箱に所定に取り付ける
(電気回路接続を含む。)こと及び収容箱内に所定に収
容する作業は簡単である。さらに使用時に収容箱の外部
に所定に突設・係止する作業も簡単且つ迅速にできる。
ー 21…係止片 13…支持片 12…レール 11…蓋 32…コネクタ 22…温度センサ 25…湿度センサ 14,15…凹部 16…溝
Claims (3)
- 【請求項1】 ラジオゾンデ本体と、前記ラジオゾンデ
本体内から外方に延び、外方延出部の先端部に温度セン
サおよび湿度センサが設けられた弾性変形可能な板形状
のセンサホルダーとを有し、前記センサホルダーの前記
外方延出部の延出根元部を屈曲させて該外方延出部を前
記ラジオゾンデ本体の外部側壁面に沿わせると共に、該
ラジオゾンデ本体の外部側壁に形成した溝部に該外方延
出部を係止させて格納可能とし、前記外方延出部に形成
した舌片状の係止片の自由端を上記ラジオゾンデ本体の
側壁に弾性係合させることにより上記センサホルダーを
観測時の所定姿勢に維持することを特徴とするラジオゾ
ンデ。 - 【請求項2】 前記ゾンデ本体を塞ぐ蓋部材により前記
センサホルダーの外方延出部の先端部を保持することを
特徴とする請求項1に記載のラジオゾンデ。 - 【請求項3】 前記ラジオゾンデ本体の側壁には、前記
係止片の自由端と当接可能にスライドし、当接位置で前
記係止片を突っ張らせて観測時のセンサホルダーの所定
姿勢を維持させる滑動片が設けられたことを特徴とする
請求項1または2に記載のラジオゾンデ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21605192A JP3207539B2 (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | ラジオゾンデ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21605192A JP3207539B2 (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | ラジオゾンデ |
Publications (2)
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JPH0659053A JPH0659053A (ja) | 1994-03-04 |
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ID=16682517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21605192A Expired - Fee Related JP3207539B2 (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | ラジオゾンデ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3207539B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4113175A1 (en) * | 2021-06-30 | 2023-01-04 | Vaisala Oyj | Radiosonde and method of manufacturing a radiosonde |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105209935A (zh) * | 2013-02-22 | 2015-12-30 | 维萨拉公司 | 无线电探空仪以及用于在高温下实施大气探测的方法 |
JP6368174B2 (ja) * | 2014-07-02 | 2018-08-01 | 明星電気株式会社 | ラジオゾンデ用の温度センサーおよびラジオゾンデ |
KR101982438B1 (ko) * | 2018-02-07 | 2019-05-24 | 한국표준과학연구원 | 습도센서 보호 캡 및 이를 구비한 습도센서 |
-
1992
- 1992-08-13 JP JP21605192A patent/JP3207539B2/ja not_active Expired - Fee Related
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EP4113175A1 (en) * | 2021-06-30 | 2023-01-04 | Vaisala Oyj | Radiosonde and method of manufacturing a radiosonde |
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JPH0659053A (ja) | 1994-03-04 |
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