JP3207399B2 - 箸 袋 - Google Patents

箸 袋

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JP3207399B2
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慎一 夏目
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慎一 夏目
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Table Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、料理店などで割り
箸などの箸を入れるために使用される箸袋に関するもの
であり、特に箸置きとしても用いることができるもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、料理店などでは、衛生を保持し洗
浄の手間を省くために割り箸などの木製の使い捨て箸が
多く用いられている。通常、使い捨て箸は紙製の使い捨
て袋に収容または密封されており、食事をする際には袋
より取り出されて使用される。
【0003】一方、食事中に一時的に箸を使用しない時
に、箸を椀の上に置いたり、斜めに皿に掛け置く人もい
るが、これは食事のマナーとしては好ましくないことで
ある。また、食べ終わった皿の上に箸を置いたままにし
ておいた場合、皿が片づけられると同時に箸が持ち去ら
れてしまうことがあった。
【0004】そのために、陶器製等の専用の箸置きを用
いることも考えられるが、衛生的に使用するためには、
一人に一つの箸置きを準備しなければならず、また、使
用する度に箸置きを洗う必要があり、コストがかかると
いう問題があった。
【0005】上記の問題を解決するために、例えば実用
新案登録第3053819号に開示されるようにされる
ように使い捨ての箸袋を使用者が加工して箸置きにでき
るように構成されたものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の箸袋を加工してなる箸置きは、加工の工程
が煩雑であり、加工時に使用者が両手を用いる必要があ
るため、その加工中は箸をさらに別の場所に置いておく
か、箸を拳に握った状態で箸袋を加工しなければならな
かった。本発明は上記の問題点を解決するためになされ
たものであり、簡単な操作で箸置きに変形させることの
できる箸袋を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
箸袋によれば、薄膜状の可塑材を折り曲げて形成される
箸袋であって、略長方形状に形成された上袋部および下
袋部により薄長筒状に形成された袋部と、下袋部の一方
の短辺と連結され上袋部の一部領域を覆い一方側に開口
部を有する上カバー部と、開口部の一端よりも他端側に
設けられ下袋部の一部領域を覆う下カバー部とにより形
成され、袋部を往復移動可能に収容するカバー部とを備
える。そのため、袋部を他端側に引くことにより、上カ
バー部の開口部周辺が湾曲し開口部の位置に凹部が形成
される。その凹部に箸の先端を置くことにより、安定し
て箸を保持することのできる箸置きとして用いることが
可能になる。また、箸を袋から取り出す動作と箸置きを
形成する動作を同時に行うことができるため、箸置きを
簡単な操作で箸置きに変形させることができる。
【0008】さらに、袋部が他方側に所定距離移動した
ときに、下カバー部に当接することにより袋部が一方側
へ移動することを抑制するストッパを備える。そのた
め、箸袋が自然に元の形状に戻るのを防ぎ、箸置きとし
ての形状を保持することができる。
【0009】本発明の請求項記載の箸袋によれば、
トッパは下袋部の長辺に設けられる突出部を下カバー部
に対向する側に折り曲げて形成される。そのため、簡単
な構成でストッパを形成することができる。ストッパは
折り曲げられた状態でカバー部に収容される。袋部が所
定距離引っ張られると、ストッパはカバー部の外に露出
する。ストッパは弾性力により起きあがり、下カバー部
に当接するようになり、袋部の一方側への移動を抑制す
る。
【0010】本発明の請求項記載の箸袋によれば、
部の他端はカバー部の他端から突出しているため、袋部
の他端を引っ張ることにより、簡単な操作で箸置きに変
形させることができる。
【0011】本発明の請求項記載の箸袋によれば、
カバー部の一端は開口部の他端よりも一端側に設けられ
る。そのため、上カバー部の開口部の周囲が湾曲し、開
口部の位置に箸を置く凹部が形成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。本発明の箸袋は、紙などの薄膜
状の可塑材を折り曲げて形成される。本実施例では、図
1に示すような1枚の型紙から形成される。
【0013】本実施例の箸袋の型紙は、袋部10と、袋
部10の一方側と連結されるカバー部20とからなる。
袋部10は略長方形状で、互いの長辺が連結した上袋部
11および下袋部12と、下袋部12の一方側(図1の
上側)で上袋部11とは反対側(図1の右側)の長辺と
連結される補助袋部13、下袋部12の他方側(図1の
下側)で上袋部11とは反対側(図1の右側)の長辺か
ら一方側へ斜め(図1の右上方向)に突出したストッパ
14を備える。
【0014】カバー部20は、下袋部12の一方側の短
辺と連結した上カバー部21と、上カバー部21の右側
に連結された下カバー部23とを備える。上カバー部2
1の袋部10との連結部側(図1の下側)には、楕円形
の開口部22が形成されている。下カバー部23は、上
カバー部21の一端(図1の下側)から所定の間隔を空
けて設けられ、下カバー部23の一端は開口部22の範
囲内のうち、他端側(図1の上側)に対応する位置あ
る。下カバー部23の右端部分には、上カバー部21の
左端部分と接着するためののりしろ24が形成されてい
る。
【0015】以下、本実施例の箸袋の組み立て方を説明
する。まず、上袋部11と下袋部12との連結部を折り
曲げ、上袋部11と下袋部を重ね合わせる。次に、補助
袋部13を上袋部11の上に重ねるように折り曲げる。
ストッパ14は、上袋部11および補助袋部13とは反
対側に折り返す。この状態を、図2に示す。これによ
り、袋部10が薄長筒状に形成される。
【0016】次に、上カバー部21と下袋部12との連
結部を折り曲げ、上カバー部21を上袋部11および補
助袋部13の上に重ね合わせる。そして、袋部10を包
むように下カバー部23を折り曲げ、のりしろ24と上
カバー部21を接着して、完成する。図3は、本実施例
の箸袋を組み立て完了した状態を示す平面図である。袋
部10の右端はカバー部20の右端から突出する。図3
に示すように袋部10の上袋部11と下袋部12との間
に箸30が挿入される。図4は底面図である。ストッパ
14はカバー部20の内側に収容される。補助袋部14
は、カバー部20の一端側(図3の左側)の下カバー部
23側の袋部10が露出する位置から箸30が露出する
のを防止している。
【0017】図3に示す状態でカバー部20を一方の手
で保持し、他方の手で箸30を図3の右側に引き抜く
と、箸30と上袋部11および下袋部12との摩擦力に
より、袋部10全体がカバー部20に対して相対的に右
側に引かれる。袋部10がカバー部20の中で移動する
ことにより、上カバー部21の左端も同時に右側へ移動
し、上カバー部21の左側の下カバー部23が形成され
ていない部分が図5に示すように湾曲し、開口部22の
周囲が突出する。これにより、開口部22の位置に凹部
25が形成される。図5に示すように、この凹部25に
箸30の先端を置くことにより、本実施例の箸袋は、箸
30を安定して保持することのできる箸置きとして用い
ることができるようになる。このように、本実施例の箸
袋は、箸袋から箸30を引き抜く動作をするだけで、ほ
ぼ自動的に箸袋が箸置きとしての形状に変形する。
【0018】箸30を引き抜くときに摩擦力が不足し、
袋部10が十分に移動しない場合には、箸30とともに
袋部10の右端を持って右側に引き、途中から箸30の
みを引くようにすればよい。この場合でも、箸30を箸
袋から引き抜く一連の動作で、箸袋を箸置きに変形させ
ることができるため、箸袋の加工中に箸30を他の場所
に置いたり、箸30を拳に握りながら作業を行う必要が
ない。
【0019】図6は、箸袋を箸置きとして使用中の状態
を示す底面図である。袋部10が右側に引かれると、下
カバー部23に覆われていたストッパ14が露出し、折
り曲げられたストッパ14が紙の弾性力により起きあが
る。一度ストッパ14が起きあがると、ストッパ14は
下カバー部23の端部と当接するようになり、袋部10
が左側に移動し箸袋が元の形状に戻るのを防止してい
る。そのため、袋部10を右側に引き過ぎた場合でも、
左側に戻すことにより所定の位置で停止し、箸置きとし
て適切な形状にすることができる。
【0020】上記の実施例では、袋部およびカバー部を
流線型状に形成した図を示したが、本発明としては、長
方形等他の形状であっても同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の箸袋の展開図である。
【図2】本発明実施例の箸袋の組み立て中の状態を示す
図である。
【図3】本実施例の箸袋を組み立て完了した状態を示す
平面図である。
【図4】本実施例の箸袋を組み立て完了した状態を示す
平面図である。
【図5】本実施例の箸袋を箸置きとして使用中の状態を
示す斜視図である。
【図6】本実施例の箸袋を箸置きとして使用中の状態を
示す底面図である。
【符号の説明】
10 袋部 11 上袋部 12 下袋部 13 補助袋部 14 ストッパ 20 カバー部 21 上カバー部 22 開口部 23 下カバー部 24 のりしろ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄膜状の可塑材を折り曲げて形成される
    箸袋であって、 略長方形状に形成された上袋部および下袋部により、薄
    長筒状に形成された袋部と、 前記下袋部の一方の短辺と連結され、前記上袋部の一部
    領域を覆い、一方側に開口部を有する上カバー部と、前
    記開口部の一端よりも他端側に設けられ、前記下袋部の
    一部領域を覆う下カバー部とにより形成され、前記袋部
    を往復移動可能に収容するカバー部と、前記袋部が他方側に所定距離移動したときに、前記下カ
    バー部に当接することにより前記袋部が一方側へ移動す
    ることを抑制するストッパと、 を備えることを特徴とする箸袋。
  2. 【請求項2】 前記ストッパは前記下袋部の長辺に設け
    られる突出部を前記下カバー部に対向する側に折り曲げ
    て形成されることを特徴とする請求項記載の箸袋。
  3. 【請求項3】 前記袋部の他端は前記カバー部の他端か
    ら突出していることを特徴とする請求項1または2記載
    の箸袋。
  4. 【請求項4】 前記下カバー部の一端は、前記開口部の
    他端よりも一端側に設けられることを特徴とする請求項
    、2または3記載の箸袋。
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KR102140956B1 (ko) * 2018-04-17 2020-08-04 한성용 받침대 겸용 젓가락 간이 포장지

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