JP3207153U - ケーブル固定具の取付け具 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のケーブル固定具を高い天井面に早く且つ正確に同時に取付けることができる取付け具を提供する。【解決手段】接着プレート31の下部にバインド線34を吊下げ状態に取付けたケーブル固定具30を天井面に取付けるための取付け具であって、この取付け具1が、複数の接着プレート31を横一列に並べて支持できる横幅長さを有する支持面5と、この支持面5で横一列に並べて支持される複数の接着プレート31の端部を両側から係止できる平行な係止凸部6と、横一列に並べて支持される複数の接着プレート31の各バインド線34を垂らすための複数の貫通口8を形成した支持体3と、この支持体3の下部に連結具10を介して連結した長尺の柄部20から成る。この柄部20の上端部にストッパー部21を設け、この柄部20に傾斜角度を与えた。【選択図】図1

Description

本考案は、バインド線が吊るされたケーブル固定具(バインドハンガーと通称されている。)を天井面に取付けるための取付け具に関する。
建築現場でケーブルを天井(例えば、二重天井における上側の天井が相当する。以下同じ。)に固定配線するケーブル固定具(バインドハンガーと通称されている。以下同じ。)が用いられている。このケーブル固定具は、上面に接着剤が塗布される接着面をもつ略方形のプレートと、該プレートの下面に突設された凸部を有し、この凸部の挿通孔に通したバインド線(例えば針金をビニール樹脂で帯状に被覆したもの。)を根元で一回か二回程度捩じることによって、プレートの下部に二股状のバインド線を吊下げ状態に取付けたものである。
プレートの接着面に接着剤を塗布したケーブル固定具は、接着剤を介して建築現場の天井面に接着され取付けられ、このプレートの下部に吊下げ状態に取付けられているバインド線でケーブルを結ぶことで、ケーブルを天井に固定配線できるようにしている。
高い天井面にケーブル固定具を取付ける作業は、一般的には脚立等を用いて手作業で行っているのが現状であるが、このケーブル固定具を天井面に取付けるための取付け具も考案され特許文献として公開されている。
特許文献として公開されたケーブル固定具の取付け具としては、特許文献1や特許文献2がある。
特許文献1の支持部材の固定具(第三の実施形態)は、長尺状の柄部と、支持部材の接着部が載置される載置部を備えている。この固定具は、配線材を支持した状態の支持部材を載置部に載置することが可能に形成され、かつ、この固定具を、配線材が支持された状態で載置部に載置されて天井に接着固定されている支持部材から取り除くことが可能に形成されている。
特許文献2のケーブル支持用部材の設置用具は、先端側にケーブル支持用部材の基板を一時的に支持する支持部を備え且つ長さ方向に伸縮自在の伸縮手段を備えた竿体から成っている。
しかし、これらの特許文献の固定具や設置用具は、複数のケーブル固定具を一列に並べた状態で天井面に同時に接着固定できるものではない。
特開2002−252911号公報(第三の実施形態) 特開平6−121423号公報
本考案は、複数のケーブル固定具(バインドハンガー)を高い天井面に早く且つ正確に同時に取付けることができる取付け具を提供することを主な目的とする。
前記した目的を達成するため、本考案(請求項1の考案)は、上面を接着面とした平行な端部をもつ略方形の接着プレートの下面の中央位置にバインド線取付け用の凸部を突設し、この凸部に形成した挿通孔に通したバインド線を根元で捩じることによって、接着プレートの下部に二股状のバインド線を吊下げ状態に取付けた構成のケーブル固定具を接着面に塗布した接着剤を介して天井面に取付けるための取付け具であって、この取付け具が、前記接着プレートを該接着プレートの接着面を上にして支持する支持部と該接着プレートの下部に取付けられているバインド線を吊下げ状態に垂らすための上下方向に貫通させた貫通口を形成した支持体と、この支持体の下部に取付けた連結具と、この連結具を介して支持体の下部に連結した長尺の柄部から成り、前記支持体の支持部が、複数の接着プレートを横一列に並べて支持できる横幅長さを有する支持面と、この支持面で横一列に並べて支持される複数の接着プレートの並べ方向の平行な端部を両側から係止できる平行な係止凸部を備え、前記支持体の貫通口が、横一列に並べて支持される複数の接着プレートの支持位置に対応させて形成した複数の貫通口から構成され、前記連結具が、前記支持体の中間部の下部に取付けられ、該連結具の取付け位置に対応した貫通口を通して垂らされるバインド線が垂らされ可能とする空所部を形成したことを特徴とするケーブル固定具の取付け具を提供する。
この考案によれば、複数のケーブル固定具(バインドハンガーと通称されている。以下同じ。)を接着面に塗布した接着剤を介して高い天井面に早く且つ正確に同時に取付けることができる。例えば、支持体が図示した実施形態の三個の接着プレートを横一列に並べて支持できる横幅長さを有する支持面に形成してあれば、三個のケーブル固定具を横一列に並べた状態で天井面に取付けても良いし、二個のケーブル固定具を一個分の間を空けた状態で天井面に取付けても良いし、一個のケーブル固定具を天井面に取付けても良い。
さらに、本考案(請求項2の考案)は、前記ケーブル固定具の凸部の一方の幅長さに比べて該凸部の挿通孔に通して該凸部に取付けられたバインド線の取付け幅を含む他方の幅長さが長く成る様に構成されたケーブル固定具を接着面に塗布した接着剤を介して天井面に取付けるための取付け具であって、前記各貫通口を複数の接着プレートの並べ方向が長辺側となる長方形の開口に形成し、この長方形の開口の短辺側の幅は、前記凸部の挿入を許容するが、該凸部の挿通孔に通して該凸部に取付けられたバインド線の取付け幅を含む他方の幅長さの挿入は許容しない幅に形成したことを特徴とするケーブル固定具の取付け具を提供する。
この考案によれば、凸部の一方の幅長さに比べて該凸部の挿通孔に通して該凸部に取付けられたバインド線の取付け幅を含む他方の幅長さが長く成る様に構成されたケーブル固定具は、その凸部が長方形の開口に形成した各貫通口に向きを規制されて挿入されることになるため、複数のケーブル固定具を同じ向きで横一列に並べて支持できる。よって、この考案によれば、複数のケーブル固定具を接着面に塗布した接着剤を介して高い天井面に早く且つ正確に同時に取付けることができ、しかも複数のケーブル固定具を同じ向きで取付けることができる。
さらに、本考案(請求項3の考案)は、前記柄部の上端部に該柄部の外径より大径なストッパー部を設けたことを特徴とするケーブル固定具の取付け具を提供する。
この考案によれば、手でゆるく握り持った柄部を柄部の自重で下端部側から上端部のストッパー部の位置までスライド移動させることで、ケーブル固定具を天井面に取付け後、次に取付けるケーブル固定具を支持体に早くセットできる。
さらに、本考案(請求項4の考案)は、前記柄部が支持体の支持面に対して垂直の垂下延長線位置から該支持体の平行な係止凸部と交わる方向に10度から20度の傾斜角度を与えられて該支持体の下部に連結具を介して連結されたことを特徴とするケーブル固定具の取付け具を提供する。
この考案によれば、支持体にセットしたケーブル固定具を柄部の下端部側を握持して天井面に取付ける際、柄部の下端部側を握持している取付け作業者の視覚から支持体が見えやすい。よって、複数のケーブル固定具を高い天井面の正確な取付け位置に取付けることができる。
さらに、本考案(請求項5の考案)は、前記連結具の下部に支持体の平行な係止凸部と交わる方向に係合面を向けて固着した連結部側係合板体を設け、前記係合面と面接触される係合面をもつ柄部側係合板体を前記柄部の上部に固着し、各係合板体の互いの係合面に多数の係合突起を形成し、前記連結部側係合板体の中心部に雌ネジ部を形成し、前記柄部側係合板の中心部に貫通孔を形成し、締結ボルトの雄螺子部を柄部側係合板体の貫通孔に貫通させ且つ連結部側係合板体の雌ネジ部に螺着させることによって各係合板体をボルト締結し、この締結ボルトのボルト軸部を中心して各係合板体の互いの係合面を面接触状態で回転自在に締結したことを特徴とするケーブル固定具の取付け具を提供する。
この考案によれば、支持体の支持面に対して柄部の傾斜角度が変更自在となる。
さらに、本考案(請求項6の考案)は、前記連結具が一対の縦長の板体で形成され、各板体の上端部を前記支持体の長手方向の中間部の下部の両端側にそれぞれ形成した該支持体の平行な係止凸部と平行な方向に延びる溝部内に嵌入し、嵌入した板体の上端部を支持体と板体に形成したネジ穴を通した固定ネジで支持体の外側からネジ止めして支持体に取付けたことを特徴とするケーブル固定具の取付け具を提供する。
この考案によれば、支持体を固定ネジによるネジ止め式で連結具の上部に取付けたものであるため、固定ネジの着脱で支持体の取替えが可能である。
さらに、本考案(請求項7の考案)は、前記柄部の下端部に柄部の軸方向に延びる空洞部を形成し、この空洞部は入口から奥に進むに従い内径が狭く形成されたことを特徴とするケーブル固定具の取付け具を提供する。
この考案によれば、柄部の下端部の空洞部にチョークやマーカーペン等の筆記具を挿入して保持できる。
本考案のケーブル固定具の取付け具によれば、複数のケーブル固定具(バインドハンガー)を高い天井面に早く且つ正確に同時に取付けることができる。さらに、複数のケーブル固定具(バインドハンガー)を同じ向きで取付けることができる。
本考案の第一実施形態の概略斜視図である。 図1のA−A線による縦断面図である。 図1のB−B線による縦断面図である。 本考案の使用状態を示した、(A)は正面図、(B)は側面図である。 本考案の第二実施形態の概略正面図である。 本考案の第二実施形態の概略側面図である。
本考案の実施形態を示した図面に基づき説明する。図1〜図4は本考案の第一実施形態を示し、図5〜図6は第一実施形態を改良した本考案の第二実施形態を示している。
図1〜図6に示した第一及び第二実施形態のケーブル固定具の取付け具1は、上面を接着剤が塗布される接着面31aとした平行な端部をもつ略正方形(略長方形でも良い。)の接着プレート31の下面の中央位置にバインド線取付け用の凸部32を突設し、この凸部32に形成した挿通孔33に通したバインド線(この実施例では針金をビニール樹脂で帯状に被覆したものを用いている。)34を根元で捩じることによって、接着プレートの下部に二股状のバインド線34を吊下げ状態に取付けた構成のケーブル固定具(バインドハンガー)30を接着面31aに塗布した接着剤を介して建築現場の天井面に取付けるための取付け具である。
この取付け具1は、前記接着プレート31を該接着プレートの接着面31aを上にして支持する支持部4と該接着プレートの下部に取付けられているバインド線を吊下げ状態に垂らすための上下方向に貫通させた貫通口8を形成したアルミ製の支持体3と、この支持体3の下部に取付けたアルミ製の連結具10と、この連結具10を介して支持体3の下部に連結したアルミ製の長尺の柄部20から構成されている。なお、取付け具は軽量なアルミ製金属で形成するのが好ましが、その他の金属やプラスチックで形成しても良い。
そして、前記支持体3の支持部4は、複数(図示した実施例では3個)の接着プレートを横一列に並べて支持できる横幅長さを有する支持面5と、この支持面で横一列に並べて支持される複数(3個)の接着プレートの並べ方向の平行な端部を両側から係止できる平行な係止凸部6,6を備え、前記支持体3の貫通口8が、横一列に並べて支持される複数(3個)の接着プレートの支持位置に対応させて形成した複数(三か所)の貫通口8,8,8から構成され、前記連結具10が、前記支持体3の中間部の下部に取付けられ、該連結具の取付け位置に対応した真ん中の貫通口8を通して垂らされるバインド線34が垂らされ可能とする空所部12を形成してある。
本考案の取付け具1によれば、図4に示したように、複数のケーブル固定具(バインドハンガー)30を接着面31aに塗布した接着剤を介して高い天井面Hに早く且つ正確に同時に取付けることができる。例えば、支持体3が図示した実施形態の三個の接着プレート31を横一列に並べて支持できる横幅長さを有する支持面5に形成してあれば、三個のケーブル固定具30を横一列に並べた状態で天井面に取付けても良いし、二個のケーブル固定具30を一個分の間を空けた状態で天井面に取付けても良いし、一個のケーブル固定具30を天井面に取付けても良い。天井面に取付けられたケーブル固定具(バインドハンガー)30のバインド線34でケーブルを結ぶことで、ケーブルを天井に固定配線できる。
さらに、図1〜図6に示した第一及び第二実施形態のケーブル固定具の取付け具1は、前記凸部32の一方の幅長さに比べて該凸部32の挿通孔33に通して該凸部32に取付けられたバインド線34の取付け幅を含む他方の幅長さが長く成る様に構成されたケーブル固定具30を接着面31aに塗布した接着剤を介して天井面に取付けるための取付け具であって、前記各貫通口8を複数の接着プレート31の並べ方向が長辺側となる長方形の開口に形成し、この長方形の開口の短辺側の幅(図3で示した貫通口8の幅)は、前記凸部32の挿入を許容するが、該凸部32の挿通孔33に通して該凸部32に取付けられたバインド線34の取付け幅を含む他方の幅長さの挿入は許容しない幅に形成してある。
この考案の取付け具1によれば、凸部32の一方の幅長さに比べて該凸部の挿通孔33に通して該凸部32に取付けられたバインド線34の取付け幅を含む他方の幅長さが長く成る様に構成されたケーブル固定具30は、その凸部32が長方形の開口に形成した各貫通口8に向きを規制されて挿入されることになるため、複数のケーブル固定具30を同じ向きで横一列に並べて支持できる。よって、この考案の取付け具1によれば、複数のケーブル固定具30を接着面31aに塗布した接着剤を介して高い天井面に早く且つ正確に同時に取付けることができ、しかも複数のケーブル固定具30を同じ向きで取付けることができる。
なお、図1〜図6に示した第一及び第二実施形態のケーブル固定具の取付け具1において、前記支持体3には支持面5の中央部分を凹ませた凹部9が該支持体の平行な係止凸部6,6と平行な方向に延ばして凹み形成してある。この凹部9はケーブル固定具30の接着プレート31の下面に形成された補強突起(図示せず)を避けるためのものである。
さらに、図1〜図6に示した第一及び第二実施形態のケーブル固定具の取付け具1は、前記柄部20の上端部に該柄部の外径より大径なストッパー部21を設けたことを特徴としている。この考案の取付け具1によれば、図4に示したように、手でゆるく握り持った柄部20を柄部の自重で下端部側(下側に示した二点鎖線の円の位置)から上端部のストッパー部21の位置(上側に示した二点鎖線の円の位置)までスライド移動させることで、ケーブル固定具30を天井面に取付け後、次に取付けるケーブル固定具30を支持体4に早くセットできる。
図1〜図4に示した第一実施形態の取付け具では、連結具10を上部が開口された筒体(円筒体)で形成し、筒体内を該連結具の取付け位置に対応した真ん中の貫通口8を通して垂らされるバインド線34が垂らされ可能とする空所部12としている。
さらに、図1〜図4に示した第一実施形態の取付け具では、前記柄部20が支持体3の支持面5に対して垂直の垂下延長線位置から該支持体3の平行な係止凸部6,6と交わる方向に10度から20度(この実施例では約15度)の傾斜角度を与えられて該支持体3の下部に連結具10を介して連結されたことを特徴としている。この第一実施形態では、柄部20の上端部に雄ネジを切ってあり、この雄ネジ部を連結具10の下端部に形成した傾斜角度を付けた雌ネジ部に螺着して、固定状態に取付けてある。
この考案の取付け具によれば、支持体3にセットしたケーブル固定具30を柄部20の下端部側を握持して天井面に取付ける際、柄部20の下端部側を握持している取付け作業者の視覚から支持体3が見えやすい。よって、複数のケーブル固定具30を高い天井面の正確な取付け位置に取付けることができる。
図5〜図6は、第一実施例を改良した第二実施例を示している。この第二実施例は、支持体3に対して柄部20の傾斜角度を変更自在にしたこと、支持体3をねじ止めで取替え可能にしたこと、柄部20の下端部にマーカー等を挿入して保持可能にしたことを主な特徴としている。
図5〜図6に示した第二実施形態の取付け具1は、連結具10の下部に支持体3の平行な係止凸部6,6と交わる方向に係合面24aを向けて固着した連結部側係合板体24を設け、前記係合面24aと面接触される係合面25aをもつ柄部側係合板体25を前記柄部20の上部に固着し、各係合板体24,25の互いの係合面24a,25aに多数の係合突起26を形成し、前記連結部側係合板体24の中心部に雌ネジ部27を形成し、前記柄部側係合板25の中心部に貫通孔28を形成し、締結ボルト29の雄螺子部を柄部側係合板体25の貫通孔28に貫通させ且つ連結部側係合板体24の雌ネジ部27に螺着させることによって各係合板体24,25をボルト締結し、この締結ボルト29のボルト軸部を中心して各係合板体24,25の互いの係合面24a,25aを面接触状態で回転自在に締結したことを特徴としている。この考案の取付け具によれば、支持体3の支持面5に対して柄部20の傾斜角度を変更自在とすることができる。各係合板体24,25はボルトナットで締結しても良い。
図5〜図6に示した第二実施形態の取付け具1においても柄部20の上端部にストッパー部21を設けてある。前記柄部側係合板体25は板状のストッパー部21を介して柄部20の上部に固着されている。柄部20の上部は雄雌のネジ部による着脱式の螺着構造にし、取付け具1から柄部20を取り外し可能にしてある。図5、図6に符号22でこの雄ネジ部を示している。
さらに、図5〜図6に示した第二実施形態の取付け具は、前記連結具10が一対の縦長の板体13,13で形成され、各板体13,13の上端部を前記支持体3の長手方向の中間部の下部の両端側にそれぞれ形成した該支持体3の平行な係止凸部6,6と平行な方向に延びる溝部14,14内に嵌入し、嵌入した板体13の上端部を支持体と板体に形成したネジ穴を通した固定ネジ15で支持体の外側からネジ止めして支持体に取付けたことを特徴としている。この考案の取付け具によれば、支持体3を固定ネジ15によるネジ止め式で連結具10の上部に取付けたものであるため、固定ネジ15の着脱で支持体3の取替えが可能である。この第二実施形態では一対の縦長の板体13,13の板間が空所部12となる。各板体13,13の下端部はスペーサ部材16を介して固着され、このスペーサ部材16に前記連結部側係合板体24が固定されている。
さらに、図5〜図6に示した第二実施形態の取付け具は、前記柄部20の下端部に柄部20の軸方向に延びる空洞部23を形成し、この空洞部23は入口から奥に進むに従い内径が狭く形成されたことを特徴としている。この考案の取付け具によれば、柄部20の下端部の空洞部23にチョークやマーカーペン等の筆記具Mを挿入して保持できるようにしてある。
1 ケーブル固定具の取付け具
3 支持体
4 支持部
5 支持部の支持面
6,6 支持部の平行な係止凸部
8 貫通口
9 凹部
10 連結具
12 連結具の空所部
13 一対の板体
14 支持体の溝部
15 固定ネジ
20 柄部
21 ストッパー部
23 空洞部
24 連結部側係合板体
24a 係合面
25 柄部側係合板体
25a 係合面
26 多数の係合突起
27 雌ネジ部
28 貫通孔
29 締結ボルト
30 ケーブル固定具(バインドハンガー)
31a 接着面
31 接着プレート
32 バインド線取付け用の凸部
33 挿通孔
34 バインド線
H 天井面

Claims (7)

  1. 上面を接着面とした平行な端部をもつ略方形の接着プレートの下面の中央位置にバインド線取付け用の凸部を突設し、この凸部に形成した挿通孔に通したバインド線を根元で捩じることによって、接着プレートの下部に二股状のバインド線を吊下げ状態に取付けた構成のケーブル固定具を接着面に塗布した接着剤を介して天井面に取付けるための取付け具であって、この取付け具が、前記接着プレートを該接着プレートの接着面を上にして支持する支持部と該接着プレートの下部に取付けられているバインド線を吊下げ状態に垂らすための上下方向に貫通させた貫通口を形成した支持体と、この支持体の下部に取付けた連結具と、この連結具を介して支持体の下部に連結した長尺の柄部から成り、前記支持体の支持部が、複数の接着プレートを横一列に並べて支持できる横幅長さを有する支持面と、この支持面で横一列に並べて支持される複数の接着プレートの並べ方向の平行な端部を両側から係止できる平行な係止凸部を備え、前記支持体の貫通口が、横一列に並べて支持される複数の接着プレートの支持位置に対応させて形成した複数の貫通口から構成され、前記連結具が、前記支持体の中間部の下部に取付けられ、該連結具の取付け位置に対応した貫通口を通して垂らされるバインド線が垂らされ可能とする空所部を形成したことを特徴とするケーブル固定具の取付け具。
  2. 前記ケーブル固定具の凸部の一方の幅長さに比べて該凸部の挿通孔に通して該凸部に取付けられたバインド線の取付け幅を含む他方の幅長さが長く成る様に構成されたケーブル固定具を接着面に塗布した接着剤を介して天井面に取付けるための取付け具であって、前記各貫通口を複数の接着プレートの並べ方向が長辺側となる長方形の開口に形成し、この長方形の開口の短辺側の幅は、前記凸部の挿入を許容するが、該凸部の挿通孔に通して該凸部に取付けられたバインド線の取付け幅を含む他方の幅長さの挿入は許容しない幅に形成したことを特徴とする請求項1に記載のケーブル固定具の取付け具。
  3. 前記柄部の上端部に該柄部の外径より大径なストッパー部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル固定具の取付け具。
  4. 前記柄部が支持体の支持面に対して垂直の垂下延長線位置から該支持体の平行な係止凸部と交わる方向に10度から20度の傾斜角度を与えられて該支持体の下部に連結具を介して連結されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル固定具の取付け具。
  5. 前記連結具の下部に支持体の平行な係止凸部と交わる方向に係合面を向けて固着した連結部側係合板体を設け、前記係合面と面接触される係合面をもつ柄部側係合板体を前記柄部の上部に固着し、各係合板体の互いの係合面に多数の係合突起を形成し、前記連結部側係合板体の中心部に雌ネジ部を形成し、前記柄部側係合板の中心部に貫通孔を形成し、締結ボルトの雄螺子部を柄部側係合板体の貫通孔に貫通させ且つ連結部側係合板体の雌ネジ部に螺着させることによって各係合板体をボルト締結し、この締結ボルトのボルト軸部を中心して各係合板体の互いの係合面を面接触状態で回転自在に締結したことを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル固定具の取付け具。
  6. 前記連結具が一対の縦長の板体で形成され、各板体の上端部を前記支持体の長手方向の中間部の下部の両端側にそれぞれ形成した該支持体の平行な係止凸部と平行な方向に延びる溝部内に嵌入し、嵌入した板体の上端部を支持体と板体に形成したネジ穴を通した固定ネジで支持体の外側からネジ止めして支持体に取付けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル固定具の取付け具。
  7. 前記柄部の下端部に柄部の軸方向に延びる空洞部を形成し、この空洞部は入口から奥に進むに従い内径が狭く形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル固定具の取付け具。
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