JP3197666U - 掛け具 - Google Patents
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Abstract
【課題】既存の他部材に容易に安定して装着することができ、前記他部材の寸法の変化にも対応可能であり、構造が簡単でコンパクトな掛け具を提供する。【解決手段】平らな基板2と、基板2の両側に固定される掛け部材3と、掛け部材固定具4とを備える。基板2は、目的とする部材(表示板等)を取り付ける取付部5を有する。掛け部材3は、基板2と平行な一対の平行部分7a,7b及びこれらをつなぐ連結部分8からなる断面がU字形ないしコ字形の装着部9を有する。装着部9は、前記既存の他部材に装着する部分である。掛け部材固定具4は、掛け部材3の平行部分7aを基板2に重ねて固定するものである。基板2に掛け部材3を、装着部9の開口を対向又は背反させて配置し、両側の掛け部材3間の距離を調節し、ついで、掛け部材3を基板2に固定してある。【選択図】図2
Description
本考案は、各種表示板、照明具、室内装飾品、工事用安全ネット等の部材を、梁等の既存の他部材に取り付けるのに用いる掛け具に関する。
工場や店舗において、表示板、室内装飾品、天井板、照明具のような様々な部材を梁等の既存部材に取り付けるのに用いる器具が種々知られている。
例えば、特許文献1には、梁等の受け部材に取外自在に固定する取付片と、両側の取付片を連結する支持棒と、取付片に取り付けた支持片と、支持辺に垂下した吊り杆を備えたパネル吊り具が記載されている。このパネル吊り具は、取付片を支持棒に対して摺動させることにより、取付片間の距離を調節できるので、梁等の寸法の変化に対応することができる。
例えば、特許文献1には、梁等の受け部材に取外自在に固定する取付片と、両側の取付片を連結する支持棒と、取付片に取り付けた支持片と、支持辺に垂下した吊り杆を備えたパネル吊り具が記載されている。このパネル吊り具は、取付片を支持棒に対して摺動させることにより、取付片間の距離を調節できるので、梁等の寸法の変化に対応することができる。
また、特許文献2には、梁のフランジ部の一端部が挿入される第1の係合溝を有する第1の懸架部材、フランジ部の他端部が挿入される第2の係合溝を有し、フランジ部に係合し第1の懸架部材との間にフランジ部を挟みこむ係合位置と、フランジ部との係合を解除する解除位置との間で第1の懸架部材に対して変位可能な第2の懸架部材、及び、第1及び第2の懸架部材に連結され、第2の懸架部材を係合位置と解除位置との間で変位させる作動レバーを備えたエレベータの据付治具が開示されている。
このエレベータの据付治具は、作動レバーを操作することにより、比較的容易に梁に着脱することができる。
このエレベータの据付治具は、作動レバーを操作することにより、比較的容易に梁に着脱することができる。
しかし、上記特許文献1に記載のパネル吊り具は、部品数が多くて構造が複雑であり、取付片を受け部材に係合する前は、取付片が支持棒に対して回転し易く姿勢が安定しないので、高い位置にある受け部材へ装着する際に作業し難い。
また、特許文献2に開示されたエレベータの据付治具は、構造が複雑で非常に大型であり、下方から見える位置に軽量の部材を吊り下げておくには適していない。
本考案が解決しようとする課題は、上述の問題を解決し、既存の他部材に容易に安定して装着することができ、他部材の寸法の変化にも対応可能であり、構造が簡単でコンパクトな掛け具を提供することにある。
また、特許文献2に開示されたエレベータの据付治具は、構造が複雑で非常に大型であり、下方から見える位置に軽量の部材を吊り下げておくには適していない。
本考案が解決しようとする課題は、上述の問題を解決し、既存の他部材に容易に安定して装着することができ、他部材の寸法の変化にも対応可能であり、構造が簡単でコンパクトな掛け具を提供することにある。
本考案は、目的とする部材を既存の他部材に取り付けるために前記他部材に装着する掛け具に関し、平らな基板と、基板の両側に固定される掛け部材と、掛け部材固定具を備える。基板は、目的とする部材を取り付ける取付部を有し、掛け部材は、基板と平行な一対の平行部分及びこれらをつなぐ連結部分からなる断面がU字形ないしコ字形である前記他部材に装着する装着部を有する。掛け部材固定具は、掛け部材の前記平行部分を基板に重ねて固定するものであり、基板に掛け部材を前記装着部の開口を対向又は背反させて配置する。そして、両側の掛け部材間の距離を調節してこれらを前記掛け部材固定具により基板に固定する。
前記掛け部材は基板に対して、前記装着部の開口を対向又は背反させて固定された状態から、前記装着部の開口が同じ側へ向くよう回転させて固定可能としてもよい。
基板の端部を装着部の開口に差し込んで掛け部材が基板に固定されるか、或いは、基板の端部が掛け部材の外面に接して掛け部材が基板に固定される。
基板の両側にそれぞれ複数の掛け部材を配置してもよい。
基板の端部を装着部の開口に差し込んで掛け部材が基板に固定されるか、或いは、基板の端部が掛け部材の外面に接して掛け部材が基板に固定される。
基板の両側にそれぞれ複数の掛け部材を配置してもよい。
本考案によれば、両側の掛け部材間の距離を調節し、その装着部を他部材に係合した状態で基板に対して固定することにより、この掛け具を簡単に様々な寸法の他部材に装着することができ、その際に、基板と装着部の平行部分が互いに平行で重なっているので、掛け部材の姿勢が安定し、装着部を他部材に係合し易い。
また、部品数が少なく、各部品の構造も簡単であり、全体の寸法がコンパクトなので、価格が低廉であるばかりか、他部材に装着してあっても目立たない。
また、部品数が少なく、各部品の構造も簡単であり、全体の寸法がコンパクトなので、価格が低廉であるばかりか、他部材に装着してあっても目立たない。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図6は、本考案の実施例1を示す。
図1に示すように、実施例1の掛け具1は、工場等で各種情報を表示する表示板A(目的とする部材)をH形鋼Bより成る梁(既存の他部材)に取り付けるのに用いられ、H形鋼Bに装着される。
掛け具1は、図2〜図4に示すように、基板2と、一対の掛け部材3と、掛け部材固定具4を備える。
図1〜図6は、本考案の実施例1を示す。
図1に示すように、実施例1の掛け具1は、工場等で各種情報を表示する表示板A(目的とする部材)をH形鋼Bより成る梁(既存の他部材)に取り付けるのに用いられ、H形鋼Bに装着される。
掛け具1は、図2〜図4に示すように、基板2と、一対の掛け部材3と、掛け部材固定具4を備える。
この実施例において、基板2は、短辺長さ2.5cm、長辺長さ10cm程度の寸法を有する平らで矩形の板体より成り、その一面に表示板A(目的とする部材の一つ)を取り付けるための取付部5を設けてある。取付部5は、丸棒を折り曲げて先端にリング6を形成したものであり、取付部5の基端を基板2の一面中央部に溶接により固定してある。
掛け部材3は、基板2の短辺長さとほぼ同幅の平らな板体を折り返して形成され、基板2と平行な一対の平行部分7a,7b及びこれらをつなぐ連結部分8からなる断面がコ字形の装着部9を有する。装着部9はH形鋼Bのフランジbの端部に装着する部分であり、平行部分7a,7b間の距離はフランジbの厚みと基板2の厚みの合計よりも大としてある。
また、一方の平行部分7aは連結部分8と逆方向へ向けて他方の平行部分7bより長く延長しており、平行部分7aにはその延長方向に長い長孔10が形成される。
また、一方の平行部分7aは連結部分8と逆方向へ向けて他方の平行部分7bより長く延長しており、平行部分7aにはその延長方向に長い長孔10が形成される。
掛け部材固定具4は、基板2の一面両側部に設けられ、基板2の一面に植設したボルト11と、ボルト11を挿通する座金12及びバネ座金13と、ボルト11に螺合する蝶ナット14から成る。
ボルト11は掛け部材3の長孔10に摺動自在に挿通される直径を有し、座金12は長孔10の短径よりも大径である。
ボルト11は掛け部材3の長孔10に摺動自在に挿通される直径を有し、座金12は長孔10の短径よりも大径である。
掛け具1を組み立てるには、基板2の両側に掛け部材3を装着部9の開口が対向するよう配置し、基板2の端部を装着部9の開口に差し込んで、基板2の一面を掛け部材3の一方の平行部分7aの内面に重ねる。
次に、掛け部材固定具4のボルト11を掛け部材3の長孔10に挿通し、一方の平行部分7aの外面側において、ボルト11を座金12、バネ座金13に順次通す。さらに、座金12及びバネ座金13を介して、ボルト11の先端部に蝶ナット14を螺合する。
蝶ナット14を強く締め込まない状態では、ボルト11は掛け部材3の長孔10に沿って摺動可能であり、両側の掛け部材3の距離を変えることができる。
次に、掛け部材固定具4のボルト11を掛け部材3の長孔10に挿通し、一方の平行部分7aの外面側において、ボルト11を座金12、バネ座金13に順次通す。さらに、座金12及びバネ座金13を介して、ボルト11の先端部に蝶ナット14を螺合する。
蝶ナット14を強く締め込まない状態では、ボルト11は掛け部材3の長孔10に沿って摺動可能であり、両側の掛け部材3の距離を変えることができる。
表示板AをH形鋼Bに取り付ける際には、両側の掛け部材3間の距離を広げておき、H形鋼Bの下面に基板2をあてがい、下方のフランジbを両側の掛け部材3で挟む。次いで、掛け部材3間の距離を縮めて掛け部材3の装着部9をフランジ1の端部に係合する。
この状態で蝶ナット14を締め込むと、掛け部材3が基板2の両側に固定され、掛け具1がH形鋼Bに安定して装着される。
このようにして2個の掛け具1を1本のH形鋼Bに間隔をあけて装着し、2個の掛け具1の取付部5間に表示板Aを吊り下げる(図1)。
なお、照明具、装飾品等の上面中心部を取付部5に取り付ける場合は、1個の掛け具1をH形鋼Bに装着するだけで良い。
この状態で蝶ナット14を締め込むと、掛け部材3が基板2の両側に固定され、掛け具1がH形鋼Bに安定して装着される。
このようにして2個の掛け具1を1本のH形鋼Bに間隔をあけて装着し、2個の掛け具1の取付部5間に表示板Aを吊り下げる(図1)。
なお、照明具、装飾品等の上面中心部を取付部5に取り付ける場合は、1個の掛け具1をH形鋼Bに装着するだけで良い。
また、フランジbが垂直方向に向くよう配置された複数のH形鋼B間に工事用安全ネットC等を取り付けるには、図5に示すように、両側のフランジbに掛け具1を装着することができる。
フランジbが垂直方向に向いたH形鋼Bに掛け具1を装着する場合、図6に示すように、掛け部材3を基板2に対して、装着部9の開口が同じ側へ向くようボルト11を中心に回転させてから、蝶ナット14を締め込んで固定しても良い。このようにした掛け具1は、両側の掛け部材3の装着部9をフランジbの上端に引っ掛けて装着することができる。
フランジbが垂直方向に向いたH形鋼Bに掛け具1を装着する場合、図6に示すように、掛け部材3を基板2に対して、装着部9の開口が同じ側へ向くようボルト11を中心に回転させてから、蝶ナット14を締め込んで固定しても良い。このようにした掛け具1は、両側の掛け部材3の装着部9をフランジbの上端に引っ掛けて装着することができる。
図7は、本考案の実施例2を示す。
実施例2では、掛け部材3の他方の平行部分7bに貫通孔15を形成し、平行部分7bの外面に貫通孔15と一致するようナット16を溶接してある。また、ナット16には、押圧ボルト17を装着部9の外部から内部に向けて螺合してある。
実施例1と同様にして掛け具1の掛け部材3をH形鋼Bのフランジbの両端部に係合した後、押圧ボルト17を締め込んでその先端をフランジbに圧接することにより、掛け具1をH形鋼Bにガタつかないよう安定して装着することができる。
その他の構造及び使用方法は実施例1と変わらない。
実施例2では、掛け部材3の他方の平行部分7bに貫通孔15を形成し、平行部分7bの外面に貫通孔15と一致するようナット16を溶接してある。また、ナット16には、押圧ボルト17を装着部9の外部から内部に向けて螺合してある。
実施例1と同様にして掛け具1の掛け部材3をH形鋼Bのフランジbの両端部に係合した後、押圧ボルト17を締め込んでその先端をフランジbに圧接することにより、掛け具1をH形鋼Bにガタつかないよう安定して装着することができる。
その他の構造及び使用方法は実施例1と変わらない。
図8は、本考案の実施例3を示す。
実施例3の掛け具1は、基板2の短辺長さを実施例1のものの3倍程度に長くし、基板2の両側にそれぞれ2個ずつ掛け部材3を配置し、それぞれ掛け部材固定具4で固定してある。
実施例3の掛け具1において、その他の構造及び使用方法は実施例1又は実施例2と同様であるが、取付部5に取り付けた部材の重量が2対の掛け部材3に分散されるので、比較的重い部材を取り付けるのに適している。
なお、基板2の両側にそれぞれ3個以上の掛け部材3を配置することも可能である。
実施例3の掛け具1は、基板2の短辺長さを実施例1のものの3倍程度に長くし、基板2の両側にそれぞれ2個ずつ掛け部材3を配置し、それぞれ掛け部材固定具4で固定してある。
実施例3の掛け具1において、その他の構造及び使用方法は実施例1又は実施例2と同様であるが、取付部5に取り付けた部材の重量が2対の掛け部材3に分散されるので、比較的重い部材を取り付けるのに適している。
なお、基板2の両側にそれぞれ3個以上の掛け部材3を配置することも可能である。
図9及び図10は、本考案の実施例4を示す。
実施例4では、図9に示すように、掛け部材3側に掛け部材固定具4を設け、基板2側に長孔10を形成してある。即ち、掛け部材3の一方の平行部分7aの外面に掛け部材固定具4のボルト11を植設し、基板2の両側にその長辺方向に長い長孔10を形成してある。
なお、掛け部材3には長孔10が形成されないので平行部分7a,7bを同じ長さとし、基板2の長辺長さを実施例1のものより長くしてある。
実施例4では、図9に示すように、掛け部材3側に掛け部材固定具4を設け、基板2側に長孔10を形成してある。即ち、掛け部材3の一方の平行部分7aの外面に掛け部材固定具4のボルト11を植設し、基板2の両側にその長辺方向に長い長孔10を形成してある。
なお、掛け部材3には長孔10が形成されないので平行部分7a,7bを同じ長さとし、基板2の長辺長さを実施例1のものより長くしてある。
掛け具1を組み立てるには、まず、基板2の端部を掛け具1における一方の平行部分7aの外面に接して、基板2の両側に掛け部材3をその装着部9の開口を背反させて配置し、掛け部材3に植設したボルト11をそれぞれ基板2の長孔10に挿通する。
次いで、基板2の外面側において、ボルト11に座金12、バネ座金13を順次通し、さらに、ボルト11の先端部に蝶ナット14を螺合する。
蝶ナット14を緩めた状態では、ボルト11を長孔10に沿って摺動させることにより、両側の掛け部材3間の距離を調整できる。
次いで、基板2の外面側において、ボルト11に座金12、バネ座金13を順次通し、さらに、ボルト11の先端部に蝶ナット14を螺合する。
蝶ナット14を緩めた状態では、ボルト11を長孔10に沿って摺動させることにより、両側の掛け部材3間の距離を調整できる。
この掛け具1は、図10に示すように、リップ付き溝形鋼Dより成る梁に装着するのに適している。
両側の掛け部材3間の距離を狭くしておき、リップ付き溝形鋼Dの両側のリップ部d間に掛け部材3を配置すると共に、両側のリップ部dの下面に基板2の両端部を重ねる。次に、掛け部材3の距離を広げて装着部9の開口にリップ部dを差し込み、その後、蝶ナット14を締め込んで掛け部材3を基板2に対して固定する。
両側の掛け部材3間の距離を狭くしておき、リップ付き溝形鋼Dの両側のリップ部d間に掛け部材3を配置すると共に、両側のリップ部dの下面に基板2の両端部を重ねる。次に、掛け部材3の距離を広げて装着部9の開口にリップ部dを差し込み、その後、蝶ナット14を締め込んで掛け部材3を基板2に対して固定する。
なお、蝶ナット14、バネ座金13及び座金12をボルト11から抜いて掛け部材3を基板2から取り外し、両側の掛け部材3をそれぞれ逆向きにして、装着部9の開口が対向した状態で固定すると、掛け具1をH形鋼Bのフランジbに装着することができる。基板2の両側に掛け部材3が開口を対向させて配置される点では図4の実施例1の場合と略同様の構造である。
この場合、取付部5に取り付けた部材の重量で基板2の中央部が引っ張られると、基板
その他の構造及び使用方法は、実施例1〜実施例3のいずれかと同様である。
この場合、取付部5に取り付けた部材の重量で基板2の中央部が引っ張られると、基板
その他の構造及び使用方法は、実施例1〜実施例3のいずれかと同様である。
既存の他部材に取り付けようとする部材の種類に応じて、取付部5の構造を変えることができる。
例えば、図11に示す実施例5のように、支持棒18の先端に、基板2と平行な帯板19を固定してなる取付部5とする。取付部5は、支持棒18の基端を基板2に溶接して固定される。
この掛け具1は、天井の野縁用鋼材のような断面溝形の棒材Eを取り付けるのに適している。帯板19の向きによって棒材Eの方向が決定され、帯板19の長辺が基板2の長辺と直交するよう配置すると、棒材EがH形鋼B或いはリップ付き溝形鋼Dに直交して取り付けられる。
例えば、図11に示す実施例5のように、支持棒18の先端に、基板2と平行な帯板19を固定してなる取付部5とする。取付部5は、支持棒18の基端を基板2に溶接して固定される。
この掛け具1は、天井の野縁用鋼材のような断面溝形の棒材Eを取り付けるのに適している。帯板19の向きによって棒材Eの方向が決定され、帯板19の長辺が基板2の長辺と直交するよう配置すると、棒材EがH形鋼B或いはリップ付き溝形鋼Dに直交して取り付けられる。
図12に示す実施例6では、取付部5が、支持棒18の先端に開閉可能な大径のリング6’を設けた構造である。この掛け具1をH形鋼Bに適宜間隔ごとに装着すると、リング6’を開閉してダクトF等の管状の部材をリング6’に通し、H形鋼Bに沿ってダクトG等を取り付けることができる。
図13に示す実施例7の掛け具1は、基板2の一面にコ字状棒材より成る取付部5の両端部を溶接して取付けた例である。フックを掛けたり、紐を通したり、種々の用途に用いることができる。
図13に示す実施例7の掛け具1は、基板2の一面にコ字状棒材より成る取付部5の両端部を溶接して取付けた例である。フックを掛けたり、紐を通したり、種々の用途に用いることができる。
本考案の掛け具1は、上記実施例に限定されない。
例えば、装着部9の断面は、コ字形ではなく、平行部分をつなぐ連結部が湾曲したU字形としてもよい。
また、掛け具をT形鋼或いは溝形鋼を2丁合わせにした梁等に装着することもできる。
取付部5の先端にユニバーサルジョイントを設け、このユニバーサルジョイントを介して照明具等を様々な角度に向けて取り付けられるようにすることも可能である。
例えば、装着部9の断面は、コ字形ではなく、平行部分をつなぐ連結部が湾曲したU字形としてもよい。
また、掛け具をT形鋼或いは溝形鋼を2丁合わせにした梁等に装着することもできる。
取付部5の先端にユニバーサルジョイントを設け、このユニバーサルジョイントを介して照明具等を様々な角度に向けて取り付けられるようにすることも可能である。
A 表示板
B H形鋼
b フランジ
C 工事用安全ネット
D リップ付き溝形鋼
d リップ部
E 棒材
F ダクト
1 掛け具
2 基板
3 掛け部材
4 掛け部材固定具
5 取付部
6,6’ リング
7a 一方の平行部分
7b 他方の平行部分
8 連結部分
9 装着部
10 長孔
11 ボルト
12 座金
13 バネ座金
14 蝶ナット
15 貫通孔
16 ナット
17 押圧ボルト
18 支持棒
19 帯板
B H形鋼
b フランジ
C 工事用安全ネット
D リップ付き溝形鋼
d リップ部
E 棒材
F ダクト
1 掛け具
2 基板
3 掛け部材
4 掛け部材固定具
5 取付部
6,6’ リング
7a 一方の平行部分
7b 他方の平行部分
8 連結部分
9 装着部
10 長孔
11 ボルト
12 座金
13 バネ座金
14 蝶ナット
15 貫通孔
16 ナット
17 押圧ボルト
18 支持棒
19 帯板
Claims (5)
- 目的とする部材を既存の他部材に取り付けるために前記他部材に装着する掛け具であって、
平らな基板と、基板の両側に固定される掛け部材と、掛け部材固定具を備え、
基板は、目的とする部材を取り付ける取付部を有し、
掛け部材は、基板と平行な一対の平行部分及びこれらをつなぐ連結部分からなる断面がU字形ないしコ字形である前記他部材に装着する装着部を有し、
掛け部材固定具は、掛け部材の平行部分を基板に重ねて固定するものであり、
基板に掛け部材を前記装着部の開口を対向又は背反させて配置し、両側の掛け部材間の距離を調節してこれらを前記掛け部材固定具により基板に固定してあることを特徴とした掛け具。 - 前記掛け部材は基板に対して、前記装着部の開口を対向又は背反させて固定された状態から、前記装着部の開口が同じ側へ向くよう回転させた状態として固定できることを特徴とした請求項1に記載の掛け具。
- 前記基板の端部を前記装着部の開口に差し込んで前記掛け部材が基板に固定されていることを特徴とした請求項1又は2に記載の掛け具。
- 前記基板の端部が前記掛け部材の外面に接して掛け部材が基板に固定されていることを特徴とした請求項1又は2に記載の掛け具。
- 基板の両側にそれぞれ複数の掛け部材を固定してあることを特徴とした請求項1〜4のいずれか1つに記載の掛け具。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111224345A (zh) * | 2020-01-17 | 2020-06-02 | 国网山东省电力公司济南供电公司 | 一种输电线缆悬挂限距装置 |
CN112709975A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-04-27 | 张家新 | 钢结构上灯具的安装固定装置 |
CN114016719A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-02-08 | 中建八局第二建设有限公司 | 一种悬挑承力架的滑动定位座 |
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