JP3207082U - 電動車制御器の放熱構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造の簡素化や優れた放熱効果、コストダウン及び制御器の小型化のメリットが得られる電動車制御器の放熱構造を提供する。【解決手段】少なくとも、放熱ケース1と制御器2及び多数の放熱素子3から構成される。放熱ケース1は、アルミニウムからなり、その外側面に、多数のフィン11が設けられ、また、放熱ケース1の両端に、それぞれ、封止蓋12、13が設けられる。制御器2は、放熱ケース1に設置されて、回路基板21と、多数の回路基板21に設置された電子素子22と、多数の回路基板21に設置される導線23と、が含有される。各放熱素子3は、制御器2の少なくとも一面に設置されて、上記少なくとも一面にある各放熱素子3が、放熱ケース1の内面に接触し、各放熱素子3が、ストリップ状体で、銅からなり、また、各放熱素子3は、制御器2の回路基板21の底面に張付けられて、放熱ケース1の内面に接触する。【選択図】図3
Description
本考案は、電動車制御器の放熱構造に関し、特に、各放熱素子と放熱ケースとを利用して、制御器の熱源を、放熱ケースから導出することで、構造簡単や優れた放熱効果、コストダウン及び制御器小型化のメリットが得られるものに関する。
一般に、従来の電動車の制御器は、作動時に熱源が発生し、上記熱源が即時に排除されなければ、制御器の正常作動に悪影響を与え、最悪の場合には制御器が焼損される状況が発生するから、制御器が作動する時の放熱のため、制御器に放熱設備を設置することが必要となり、一般に、制御器にアルミブロックや熱パイプ或いは(及び)ファン等の設備を設置して、制御器の放熱を行う。
しかし、上記放熱方式は、構造設計が複雑であることだけでなく、電動車内において、所定箇所にアルミブロックや熱パイプ及びファン等の設備を設置するための位置を保留しなければならなく、上記アルミブロックや熱パイプ及びファン等の設備を作成するために、コストが高くなる。
本考案者は、上記欠点を解消するため、慎重に研究し、また、学理を活用して、有効に上記欠点を解消でき、設計が合理である本考案を提案する。
本考案の主な目的は、制御器が作動することにより熱源が発生する時、各放熱素子を利用して、放熱ケースに合わせることにより、制御器の熱源を放熱ケースから導出させ、構造の簡素化や優れた放熱効果、コストダウン及び制御器の小型化のメリットが得られる。
本考案は、上記目的を達成するため、電動車制御器の放熱構造を提供し、放熱ケースと、放熱ケースに設置される制御器と、少なくとも、制御器の一面に設置され、また、少なくとも、一面にある放熱素子が、放熱ケースの内面に接触する多数の放熱素子と、が含有される。
本考案の実施例に拠れば、上記放熱ケースは、アルミニウムからなり、その外側面に多数のフィンが設けられ、また、上記放熱ケースの両端に、それぞれ封止蓋が設けられる。
本考案の実施例に拠れば、上記制御器は、回路基板と、多数の回路基板に設置された電子素子と、多数の回路基板に設置された導線と、が含有される。
本考案の実施例に拠れば、各放熱素子は、ストリップ状体で、銅からなる。
本考案の実施例に拠れば、各放熱素子は、制御器の回路基板の底面に張り付かれて、放熱ケースの内面に接触する。
本考案の実施例に拠れば、各放熱素子は、制御器の回路基板の頂面や底面に張付けられ、また、上記回路基板の底面にある各放熱素子が、放熱ケースの内面に接触する。
本考案の実施例に拠れば、各放熱素子は、一端が制御器の回路基板の頂面や底面に位置し、各放熱素子のもう一端が放熱ケースの内面に接触する。
以下、図面を参照しながら、本考案の特徴や技術内容について、詳しく説明するが、それらの図面等は、参考や説明のためであり、本考案は、それによって制限されることが無い。
図1、2、3及び4は、それぞれ、本考案の第一実施例の立体外観概念図や本考案の第一実施例の立体分解概念図、本考案の第一実施例の他の角度の立体分解概念図及び本考案の第一実施例の断面概念図である。図のように、本考案は、電動車制御器の放熱構造であり、少なくとも、放熱ケース1と制御器2及び多数の放熱素子3から構成される。
上記放熱ケース1は、アルミニウムからなり、その外側面に、多数のフィン11が設けられ、また、上記放熱ケース1の両端に、それぞれ、封止蓋12、13が設けられる。
上記制御器2は、放熱ケース1に設置されて、回路基板21と、多数の回路基板21に設置された電子素子22と、多数の回路基板21に設置される導線23と、が含有される。
各放熱素子3は、制御器2の少なくとも一面に設置されて、上記少なくとも一面にある各放熱素子3が、放熱ケース1の内面に接触し、各放熱素子3が、ストリップ状体で、銅からなり、また、各放熱素子3は、制御器2の回路基板21の底面に張付けられて、放熱ケース1の内面に接触する。このように、上記構造により、新規の電動車制御器の放熱構造が構成される。
本考案によれば、制御器2の導線23と、電動車の作動機構とを連接させ(図示せず)、制御器2が作動することによって電子素子22が熱源を発生する時、上記熱源が回路基板21に伝導され、この時、各放熱素子3で回路基板21上の熱源を吸収し、その後、各放熱素子3で熱源を放熱ケース1へ導引して、放熱ケース1を利用して、各フィン11で熱源を放熱させ、ファンを放熱することに利用せず、これにより、構造が簡単で、優れた放熱効果、コストダウン及び制御器の小型化のメリットが得られる。
図5は、本考案の第二実施例の断面概念図である。図のように、本考案は、上記第一実施例の構造の他に、更に、第二実施例の構造もでき、上記第一実施例と異なることは、各放熱素子3、3aが、制御器2の回路基板21の頂面や底面に張付けられ、また、上記回路基板の底面にある各放熱素子3が、放熱ケース1の内面に接触し、このようにして、上記第一実施例と同じ効果が得られ、また、より実用的になる。
図6は、本考案の第三実施例の断面概念図である。図のように、本考案は、上記第一と第二実施例の構造の他に、第三実施例の構造もでき、上記第一と第二実施例と異なることは、各放熱素子3bの一端が、制御器2の回路基板21の頂面や底面に設置され、また、各放熱素子3bのもう一端が、放熱ケース1の内面に接触し、これにより、熱源を、回路基板21の頂面や底面の各放熱素子3bを介して、それぞれ、放熱ケース1へ案内して、放熱速度を向上し、そのため、本考案は、より実用的になる。
以上のように、本考案に係る電動車制御器の放熱構造は、有効的に従来の諸欠点を解消でき、制御器が作動することによって発生した熱源を、各放熱素子と放熱ケースを利用して、放熱ケースから導出し、これにより、構造が簡単で優れた放熱効果、コストダウン及び制御器の小型化のメリットが得られ、そのため、本考案は、より進歩的かつより実用的で、法に従って実用新案登録を出願する。
以上は、ただ、本考案のより良い実施例であり、本考案は、それによって制限されることが無く、本考案に係わる実用新案登録請求の範囲や明細書の内容に基づいて行った等価の変更や修正は、全てが、本考案の実用新案登録請求の範囲内に含まれる。
1 放熱ケース
11 フィン
12、13 封止蓋
2 制御器
21 回路基板
22 電子素子
23 導線
3、3a、3b 放熱素子
11 フィン
12、13 封止蓋
2 制御器
21 回路基板
22 電子素子
23 導線
3、3a、3b 放熱素子
Claims (7)
- 放熱ケースと、
上記放熱ケースに設置される制御器と、
少なくとも、上記制御器の一面に設置され、また、少なくとも、一面にある放熱素子
が、上記放熱ケースの内面に接触する多数の放熱素子と、が含有される、
ことを特徴とする電動車制御器の放熱構造。 - 上記放熱ケースは、アルミニウムからなり、その外側面に多数のフィンが設けられ、また、上記放熱ケースの両端に、それぞれ、封止蓋が設けられることを特徴とする請求項1に記載される電動車制御器の放熱構造。
- 上記制御器は、回路基板と、多数の回路基板に設置された電子素子と、多数の回路基板に設置された導線と、が含有されることを特徴とする請求項2に記載される電動車制御器の放熱構造。
- 各放熱素子は、ストリップ状体で、銅からなることを特徴とする請求項3に記載される電動車制御器の放熱構造。
- 各放熱素子は、制御器の回路基板の底面に張付けられて、放熱ケースの内面に接触することを特徴とする請求項4に記載される電動車制御器の放熱構造。
- 各放熱素子は、制御器の回路基板の頂面や底面に張付けられ、また、上記回路基板の底面にある各放熱素子が、放熱ケースの内面に接触することを特徴とする請求項4に記載される電動車制御器の放熱構造。
- 各放熱素子は、一端が制御器の回路基板の頂面や底面に位置し、各放熱素子のもう一端が放熱ケースの内面に接触することを特徴とする請求項4に記載される電動車制御器の放熱構造。
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JP2016003879U JP3207082U (ja) | 2016-08-09 | 2016-08-09 | 電動車制御器の放熱構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109287098A (zh) * | 2018-09-25 | 2019-01-29 | 天长市天毅电子科技有限公司 | 一种便于热空气流通的无刷控制器 |
WO2022027890A1 (zh) * | 2020-08-06 | 2022-02-10 | 上海蔚来汽车有限公司 | 充电设备 |
CN116437617A (zh) * | 2023-04-11 | 2023-07-14 | 小米汽车科技有限公司 | 车载控制器和车辆 |
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- 2016-08-09 JP JP2016003879U patent/JP3207082U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN109287098B (zh) * | 2018-09-25 | 2023-08-11 | 天长市天毅电子科技有限公司 | 一种便于热空气流通的无刷控制器 |
WO2022027890A1 (zh) * | 2020-08-06 | 2022-02-10 | 上海蔚来汽车有限公司 | 充电设备 |
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