JP3206954B2 - 自動変速機制御装置 - Google Patents

自動変速機制御装置

Info

Publication number
JP3206954B2
JP3206954B2 JP08674992A JP8674992A JP3206954B2 JP 3206954 B2 JP3206954 B2 JP 3206954B2 JP 08674992 A JP08674992 A JP 08674992A JP 8674992 A JP8674992 A JP 8674992A JP 3206954 B2 JP3206954 B2 JP 3206954B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle speed
control device
automatic transmission
speed sensor
transmission control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08674992A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05288260A (ja
Inventor
史郎 米沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP08674992A priority Critical patent/JP3206954B2/ja
Publication of JPH05288260A publication Critical patent/JPH05288260A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3206954B2 publication Critical patent/JP3206954B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、正確な車速異常判定
を行うことができる自動変速機制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図6は車速センサの異常検出を行う従来
の自動変速機制御装置の構成を示すブロック図である。
この図6において、11は自動変速機制御装置、18は
自動変速機の出力軸回転数を検出するパルスゼネレー
タ、61は車両の走行速度を検出するリードスイッチ、
41はパルスゼネレータ18とリードスイッチ61から
の入力信号波形を整える波形整形回路、42は自動変速
機の変速制御を行うとともにパルスゼネレータ18とリ
ードスイッチ61の車速を比較して車速センサの異常を
検出するマイクロプロセッサである。
【0003】次に、動作について説明する。自動変速機
制御装置11のマイクロプロセッサ42は、波形整形回
路41を介して取り込んだパルスゼネレータ18の車速
とスロットル開度で変速段を決定している。しかし、パ
ルスゼネレータ18が断線するなどして異常となった場
合、急速な低速段への変速により車両が不安定な状態と
なるため、リードスイッチ61で検出した車速をフェー
ルセーフ用として取り込み、パルスゼネレータ18とリ
ードスイッチ61の車速を比較して車速センサの異常を
検出し、車両の安全を確保していた。
【0004】次に、車速センサの異常検出を図7のフロ
ーチャートに沿って説明する。ステップ71はリードス
イッチ61の信号を演算し車速に変換して、リードスイ
ッチ61の車速が40km/h以上かどうかの判断をする。
リードスイッチ61の車速が40km/h以下の場合は車速
異常判断を行わない。
【0005】次のステップ72では、パルスゼネレータ
18の車速とリードスイッチ61の車速の比較を行う。
この比較の結果、ステップ73で両センサの車速差が小
さいと判断した場合は車速センサ正常、車速差が極端に
大きいと判断した場合は車速センサ異常と判断する。
【0006】次のステップ74では、車速センサが正常
のため自動変速機の変速を許可をして、ステップ75に
進む。このステップ75では、連続何回車速センサが異
常であったを示す変速禁止カウンタをクリアする。
【0007】ステップ76では車速センサが異常のため
真の車速が得られないので、自動変速機の変速を禁止す
る。次のステップ77では変速禁止カウンタの値を
「1」増加させ、ステップ78に進み、このステップ7
8で変速禁止カウンタの値をXと比較する。
【0008】変速禁止カウンタの値がXより小さい場合
は、車速異常判断の処理を終了する。変速禁止カウンタ
の値がX以上の場合は車速センサが異常のため制御不可
能と判断して、故障表示、変速段固定などのステップ7
9のフェール処理へ移る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動変速機制御
装置は以上のように構成されているので、リードスイッ
チ61をパルスゼネレータの異常判定に使用した場合、
リードスイッチ61が車輪回転1回転当りに発生するパ
ルス数はパルスゼネレータ18の発生するパルス数と比
較して少なく、正確かつ迅速な車速異常判定を行うこと
ができなかった。また、車速異常判定用の第2のパルス
ゼネレータを設けることはコスト上困難とされていた。
【0010】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、新たに車速センサを設置するこ
となく精度の良い第2の車速情報を取得し、コストが安
く、正確な車速異常判定を行うことができる自動変速機
制御装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動変速
機制御装置は、第1の車速センサで車速を検出して自動
変速機の変速制御を行う自動変速機制御装置において、
この自動変速機制御装置は、第2の車速センサと接続さ
れている他の制御装置と伝送路を介して接続され、この
伝送路を介して上記第2の車速センサの車速情報を取り
込み、上記第1の車速センサの車速情報と比較すること
により、上記第1の車速センサの異常判定を行うもので
ある。
【0012】
【作用】この発明における自動変速機制御装置は、第1
の車速センサで車速を検出して、自動変速機の変速制御
を行い、第2の車速センサと接続されている他の制御装
置から伝送路を介して第2の車速センサの車速情報を取
り込み、第1の車速センサの車速情報と比較して第1の
車速センサの異常判定を行う。
【0013】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、11は自動変速機の制御を行う自
動変速機制御装置、12はアンチスキッドブレーキの制
御を行うアンチスキッドブレーキ制御装置、13は他の
制御装置である。これらの自動変速機制御装置11、ア
ンチスキッドブレーキ制御装置12、他の制御装置13
には、それぞれ各制御装置に接続され制御装置間のデー
タの送受信を行う伝送手段A14〜伝送手段C16がそ
れぞれ設けられている。
【0014】17は各伝送手段14〜16に接続され自
動変速機制御装置11、アンチスキッドブレーキ制御装
置12、他の制御装置13間の通信データの交換を行う
伝送路、18は自動変速機出力軸の回転数を検出するパ
ルスゼネレータであり、自動変速機制御装置11に出力
を送出するようになっている。
【0015】19は車輪のスリップを判断するため左側
後輪回転数を検出する左側の後輪車速センサ、110は
右側の後輪車速センサである。これらの後輪車速センサ
19,110の出力はアンチスキッドブレーキ制御装置
12に入力されるようになっている。
【0016】図2はアンチスキッドブレーキ制御装置1
2の内部構成を示すブロック図であり、図2において、
21は後輪車速センサ19,110からの信号の波形を
整形する波形整形回路、22はアンチスキッドブレーキ
制御装置12の制御を司るマイクロプロセッサ、23は
マイクロプロセッサ22に接続され、データの送受信を
制御する通信制御手段、24はバストランシーバであ
る。
【0017】また、図4は図1の自動変速機制御装置1
1の内部構成を示すブロック図である。この図4におい
て、41はパルスゼネレータ18からの信号の波形を整
形する波形整形回路、42は自動変速機制御装置11の
制御を司るマイクロプロセッサ、43は通信制御手段、
44はバストランシーバであり、上記伝送路17に接続
されている。
【0018】次に動作について説明する。図1で、自動
変速機制御装置11はパルスゼネレータ18の車速情報
を用いて自動変速機の制御を行っている。アンチスキッ
ドブレーキ制御装置12は後輪車速センサ19、110
から取り入れた後輪車速情報を伝送手段B15を介し伝
送路17へ送出する。自動変速機制御装置11は伝送手
段A14を介して後輪車速情報を取得し、パルスゼネレ
ータ18の異常判定に用いる。
【0019】次に、図2を図3のフローチャートを用い
てアンチスキッドブレーキ制御装置12の動作について
詳しく説明する。図2に示すマイクロプロセッサ22は
後輪車速センサ19,110の信号を波形整形回路21
を通して取り込む。マイクロプロセッサ22が通信制御
手段23へ後輪車速を送信する際の過程を図3のフロー
チャートに沿って説明する。
【0020】図3において、ステップ31はアンチスキ
ッドブレーキ(以下ABSという)が作動中であるかど
うかの判断を行う。ステップ32では、アンチスキッド
ブレーキが作動中でないので、ABS作動中フラグをオ
フにする。また、ステップ36ではアンチスキッドブレ
ーキが作動中であるので、ABS作動中フラグをオンに
する。
【0021】一方、ステップ33では後輪車速センサ1
9,110の信号により演算したそれぞれの後輪車速を
取得して、ステップ34に進む。このステップ34で
は、後輪左側と後輪右側の平均車速を演算する。ステッ
プ35ではABS作動中フラグと後輪平均車速を通信制
御手段23へ送信する。通信制御手段23はABS作動
中フラグと後輪平均車速をバストランシーバ24を介し
伝送路17へ送信する。
【0022】次に図4と図5のフローチャートを用いて
自動変速機制御装置11の動作について説明する。図4
に示すマイクロプロセッサ42は波形整形回路41を通
してパルスゼネレータ18からの信号を取り込む。通信
制御手段43はバストランシーバ44を介して伝送路1
7上のデータを受信し、受信したデータをマイクロプロ
セッサ42へ送信する。マイクロプロセッサ42がアン
チスキッドブレーキ制御装置12からの送信データを用
いてパルスゼネレータ18の異常判定を行う過程を図5
に沿って説明する。
【0023】ステップ51では、ABS作動中フラグの
オン/オフの確認をする。ABS作動中フラグがオンの
場合は車輪がスリップしているため車速の異常判定を
わないが、ステップ52ではABS作動中フラグがオフ
であるので、パルスゼネレータ18で得た車速と後輪車
速を比較する。
【0024】この比較の結果、ステップ53では、車速
差が小さい場合は車速センサ正常、車速差が大きい場合
は車速センサ異常と判断する。このとき、ステップ53
の車速差判定は図7のステップ73の車速差判定に比べ
シビアに設定できる。ステップ53での判定の結果、車
速センサが正常であると判定すると、ステップ54で自
動変速機の変速を許可する。ステップ55では、車速セ
ンサの連続異常回数を示す変速禁止カウンタをクリアす
る。
【0025】一方、ステップ53での判定の結果、車速
センサが常であると判定すると、ステップ56では、
車速センサが異常のため自動変速機の変速を禁止する。
次いで、ステップ57では、変速禁止カウンタの値を
「1」増加させる。ステップ58では、変速禁止カウン
タの値を「X」と比較する。
【0026】この比較の結果、変速禁止カウンタの値が
「X」より小さい場合は車速異常判断の処理を終了す
る。変速禁止カウンタの値が「X」以上の場合は車速セ
ンサが異常で制御不可能のため、ステップ59のフェー
ル処理へ移る。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、自動
変速機制御装置に異常判定用の新たな車速センサを設け
ず、異常判定は、別の制御装置が別の車速センサから検
出した車速を用いるように構成したので、コストが安
く、精度の高い異常検出が行える自動変速機制御装置を
得ることができる。また、自動変速機制御装置からリー
ドスイッチ入力が不要となり、自動変速機制御装置の回
路が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による自動変速機制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】同上実施例におけるアンチスキッドブレーキ制
御装置の内部の構成を示すブロック図である。
【図3】同上実施例におけるアンチスキッドブレーキ制
御装置の後輪車速送信を行う場合の動作の流れを示すフ
ローチャートである。
【図4】同上実施例の自動変速機制御装置の内部の構成
を示すブロック図である。
【図5】同上実施例における自動変速機制御装置の車速
異常判定を行う場合の動作の流れを示すフローチャート
である。
【図6】従来の自動変速機制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】従来の自動変速機制御装置の車速異常判定を行
う場合の動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 自動変速機制御装置 12 アンチスキッドブレーキ制御装置 13 他の制御装置 14 伝送手段A 15 伝送手段B 16 伝送手段C 17 伝送路 18 パルスゼネレータ 19 後輪車速センサ 110 後輪車速センサ 22 マイクロプロセッサ 23 通信制御手段 24 バストランシーバ 42 マイクロコンピュータ 43 通信制御手段 44 バストランシーバ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機の制御を行う自動変速機制御
    装置と、 前記自動変速機制御装置に接続され、該自動変速機制御
    装置が前記自動変速機の変速制御を行うために必要な車
    速を検出するための第1の車速センサと、 前記自動変速機とは別の他の制御装置に接続され、該他
    の制御装置が行う制御処理に必要な車速を検出するため
    の第2の車速センサと、 前記自動変速機制御装置と前記他の制御装置との間でデ
    ータ通信を行うための伝送路と を備えてなり、前記自動
    変速機制御装置は、前記第1の車速センサの異常判定に
    前記伝送路を介して前記他の制御装置から送信される第
    2の車速情報を使用できると判断すると、前記第1の車
    速センサが検出した第1の車速情報と、前記第2の車速
    情報とを比較して、前記第1の車速センサの異常判定を
    行うが、前記第1の車速センサの異常判定に前記伝送路
    を介して前記他の制御装置から送信される第2の車速情
    報を使用できないと判断すると、前記第1の車速センサ
    の異常判定を行わないことを特徴とする自動変速機制御
    装置。
JP08674992A 1992-04-08 1992-04-08 自動変速機制御装置 Expired - Fee Related JP3206954B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08674992A JP3206954B2 (ja) 1992-04-08 1992-04-08 自動変速機制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08674992A JP3206954B2 (ja) 1992-04-08 1992-04-08 自動変速機制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05288260A JPH05288260A (ja) 1993-11-02
JP3206954B2 true JP3206954B2 (ja) 2001-09-10

Family

ID=13895424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08674992A Expired - Fee Related JP3206954B2 (ja) 1992-04-08 1992-04-08 自動変速機制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3206954B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62122952U (ja) * 1986-01-28 1987-08-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05288260A (ja) 1993-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5107430A (en) Method and a system for controlling traction in motor vehicles with mechanical gearboxes
JP2004017929A (ja) 舵角中立位置の誤検出防止方法および誤検出防止装置
JP2001272411A (ja) 車輪速センサの故障判定装置
US6285933B1 (en) Device and method for monitoring a transverse acceleration sensor located in a vehicle
JP2699417B2 (ja) 四輪駆動式車輌に於ける回転速度センサの異常判定装置
JP3206954B2 (ja) 自動変速機制御装置
US7113082B2 (en) Speedometer control system and speedometer control method
JP5579714B2 (ja) 自動車の横加速度を評定するための装置および対応する方法
US6511397B2 (en) Method and apparatus for controlling a transfer case which reacts to rate of change of throttle position
JPH0472445A (ja) 車両の駆動輪スリップ防止装置
EP1026058B1 (en) Apparatus and method for diagnosing a wheel speed input system in a vehicle motion control apparatus
JP3595581B2 (ja) 車両の制御装置のエラー検出装置
JP2943628B2 (ja) 車速演算制御装置
KR100313019B1 (ko) 자동변속기의 전/후진 주행 방향 감지장치 및 방법
JP3334943B2 (ja) 自動変速機の車速センサ故障検知方法
JP3008245B2 (ja) 車速信号の異常検出装置
KR100412696B1 (ko) 차량의 차속 검출 제어장치 및 방법
JP4993689B2 (ja) 磨耗検出装置
KR100353254B1 (ko) 안티록 브레이크 시스템의 에러 감지 방법
JPS6238366A (ja) 車速表示装置
JP3187793B2 (ja) 車両の故障診断装置
JPH0524058Y2 (ja)
JP3215026B2 (ja) 自動車用制御ユニットパルス通信システム、共通分周処理回路及び分周信号通信システム
JP3069870B2 (ja) 車のエンジン異常検出方法
JP2943400B2 (ja) 車両用操舵角検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070706

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080706

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees