JP3206685U - ノートカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】 構造が簡易で外れ難く、ノートの開閉時にカバーがノート本体に柔軟にフィットできるノートカバーを提供する。【解決手段】 ノートの表表紙をカバーする表表紙部12aと、ノートの裏表紙をカバーする裏表紙部12bと、ノートの背表紙をカバーする背表紙部11と、表表紙部12aの内側であって背表紙部11側に設けられ、ノートの表表紙を挿入するスリット16aを有する第1の帯部と、裏表紙部12bの内側であって背表紙部11側に設けられ、ノートの裏表紙を挿入するスリット16bを有する第2の帯部とを備え、第1の帯部は、背表紙部11側が固定され、表表紙部12a側が開放され、第2の帯部は、背表紙部11側が固定され、裏表紙部12b側が開放されているノートカバーである。【選択図】 図1
Description
本考案は、リングで綴じられたリングノート等のノートカバーに係り、特に、簡易な構造で外れ難く、ノートの開閉時にカバーがノート本体に柔軟にフィットするノートカバーに関する。
[先行技術の説明]
従来のノートカバーは、ノートの表(おもて)表紙と裏表紙の先端部分を収納するポケットが形成されており、そのポケットに表表紙と裏表紙を差し込むことで、ノートにノートカバーを取り付けるようにしている。
従来のノートカバーは、ノートの表(おもて)表紙と裏表紙の先端部分を収納するポケットが形成されており、そのポケットに表表紙と裏表紙を差し込むことで、ノートにノートカバーを取り付けるようにしている。
[関連技術]
尚、関連する先行技術としては、特開2007−283583号公報「ブックカバー」(中川滋夫)[特許文献1]、特開2011−126205号公報「ノートカバー」(株式会社キングジム)[特許文献2]、実用新案登録第3154410号公報「ブックカバー」(中村忠英)[特許文献3]がある。
尚、関連する先行技術としては、特開2007−283583号公報「ブックカバー」(中川滋夫)[特許文献1]、特開2011−126205号公報「ノートカバー」(株式会社キングジム)[特許文献2]、実用新案登録第3154410号公報「ブックカバー」(中村忠英)[特許文献3]がある。
特許文献1には、背表紙の内側両端で帯状のものを重ね合わせて表表紙と裏表紙を固定する構成のブックカバーが記載されている。
特許文献2には、ノートの表表紙と裏表紙をカバーに装着するのに、差込ポケットの上側横方向にスリットを形成して挿入しやすくした構成のノートカバーが記載されている。
特許文献3には、本の表表紙と裏表紙を固定するために、カバーの端部の折返し部分に縦方向のスリットを設けた構成のブックカバーが記載されている。
特許文献2には、ノートの表表紙と裏表紙をカバーに装着するのに、差込ポケットの上側横方向にスリットを形成して挿入しやすくした構成のノートカバーが記載されている。
特許文献3には、本の表表紙と裏表紙を固定するために、カバーの端部の折返し部分に縦方向のスリットを設けた構成のブックカバーが記載されている。
しかしながら、従来のノートカバーでは、ノートの表表紙と裏表紙の先端部分を固定するようにしているので、ノートを閉じているときはノートの形状にノートカバーがフィットしているものの、ノートを180°開いたとき、更に360°開いたとき、ノートの背表紙に相当するノートカバーの部分が外側に突出してたるみが発生して使いづらいという問題点があった。
特許文献1では、背表紙の内側両端を帯状のものを重ね合わせる構成であるため、その部分がかさばって膨らんでしまい、180°以上開いたときに使い勝手がよくないものとなっている。
また、特許文献2,3では、ノート又は本の表表紙と裏表紙の先端部分を固定する構成となっているため、ノート等を180°以上開いた場合に背表紙に相当するカバーの部分がたゆみ使い勝手がよくないものとなっている。
本考案は上記実状に鑑みて為されたもので、簡易な構造で外れ難く、ノートの開閉時にカバーがノート本体に柔軟にフィットできるノートカバーを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本考案は、ノートが装着されるノートカバーであって、ノートの表表紙をカバーする表表紙部と、ノートの裏表紙をカバーする裏表紙部と、ノートの背表紙をカバーする背表紙部と、表表紙部の内側であって背表紙部側に設けられ、ノートの表表紙を挿入するスリットを備える第1の帯部と、裏表紙部の内側であって背表紙部側に設けられ、ノートの裏表紙を挿入するスリットを備える第2の帯部とを有し、第1の帯部が、背表紙部側が固定され、表表紙部側が開放され、第2の帯部が、背表紙部側が固定され、裏表紙部側が開放されていることを特徴とする。
また、本考案は、上記ノートカバーにおいて、背表紙部と第1の帯部と第2の帯部が一体に形成され、当該一体に形成された一体部分に表表紙部と裏表紙部が固定されていることを特徴とする。
また、本考案は、上記ノートカバーにおいて、背表紙部と第1の帯部と第2の帯部が別々に形成され、背表紙部と表表紙部と裏表紙部が一体に形成され、背表紙部の一方の長辺側又は表表紙部の内側であって背表紙部側に第1の帯部が取り付けられ、背表紙部の他方の長辺側又は裏表紙部の内側であって背表紙部側に第2の帯部が取り付けられていることを特徴とする。
また、本考案は、上記ノートカバーにおいて、背表紙部側とは反対側の表表紙部の長辺に第1のペンホルダーを設け、背表紙部とは反対側の裏表紙部の長辺に第2のペンホルダーを設けたことを特徴とする。
また、本考案は、上記ノートカバーにおいて、ノートカバーを閉じた状態で、第1のペンホルダーと第2のペンホルダーが重ならないように設けられていることを特徴とする。
本考案によれば、ノートが装着されるノートカバーであって、表表紙部がノートの表表紙をカバーし、裏表紙部がノートの裏表紙をカバーし、背表紙部がノートの背表紙をカバーし、第1の帯部が表表紙部の内側であって背表紙部側に設けられ、ノートの表表紙を挿入するスリットを備え、第2の帯部が裏表紙部の内側であって背表紙部側に設けられ、ノートの裏表紙を挿入するスリットを備え、更に、第1の帯部は、背表紙部側が固定され、表表紙部側が開放され、第2の帯部は、背表紙部側が固定され、裏表紙部側が開放されているノートカバーとしているので、構造が簡易で外れ難く、ノートの開閉時にカバーがノート本体に柔軟にフィットできる効果がある。
本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本考案の実施の形態に係るノートカバーは、リングノート等のノートが装着されるものであって、ノートの表表紙をカバーする表表紙部と、ノートの裏表紙をカバーする裏表紙部と、ノートの背表紙をカバーする背表紙部と、表表紙部の内側であって背表紙部側に設けられ、ノートの表表紙を挿入するスリットを備える第1の帯部と、裏表紙部の内側であって背表紙部側に設けられ、ノートの裏表紙を挿入するスリットを備える第2の帯部とを有し、第1の帯部は、背表紙部側が固定され、表表紙部側が開放され、第2の帯部は、背表紙部側が固定され、裏表紙部側が開放されているものであり、構造が簡易で外れ難く、ノートの開閉時にカバーがノート本体に柔軟にフィットするものである。
[実施の形態の概要]
本考案の実施の形態に係るノートカバーは、リングノート等のノートが装着されるものであって、ノートの表表紙をカバーする表表紙部と、ノートの裏表紙をカバーする裏表紙部と、ノートの背表紙をカバーする背表紙部と、表表紙部の内側であって背表紙部側に設けられ、ノートの表表紙を挿入するスリットを備える第1の帯部と、裏表紙部の内側であって背表紙部側に設けられ、ノートの裏表紙を挿入するスリットを備える第2の帯部とを有し、第1の帯部は、背表紙部側が固定され、表表紙部側が開放され、第2の帯部は、背表紙部側が固定され、裏表紙部側が開放されているものであり、構造が簡易で外れ難く、ノートの開閉時にカバーがノート本体に柔軟にフィットするものである。
[第1のノートカバー:図1〜3]
本考案の実施の形態に係る第1のノートカバー(第1のノートカバー)について図1〜3を参照しながら説明する。図1は、第1のノートカバーの内側説明図であり、図2は、第1のノートカバーの外側説明図であり、図3は、第1のノートカバーの使用状態を示す側面説明図である。
第1のノートカバーは、図1に示すように、背表紙部11と、表表紙部12aと、裏表紙部12bとから基本的に構成されている。
尚、第1のノートカバーは、A5サイズのノート用のカバーである。
本考案の実施の形態に係る第1のノートカバー(第1のノートカバー)について図1〜3を参照しながら説明する。図1は、第1のノートカバーの内側説明図であり、図2は、第1のノートカバーの外側説明図であり、図3は、第1のノートカバーの使用状態を示す側面説明図である。
第1のノートカバーは、図1に示すように、背表紙部11と、表表紙部12aと、裏表紙部12bとから基本的に構成されている。
尚、第1のノートカバーは、A5サイズのノート用のカバーである。
[第1のノートカバーの内側:図1]
また、表表紙部12aにはペンホルダー13aが形成され、裏表紙部12bにはペンホルダー13bが形成されている。
具体的には、表表紙部12aの背表紙部11とは反対側の辺部分に、筒状(リング状)のペンホルダー13aが糸等で縫われて形成された固定部14aで固定されている。図1では、ペンホルダー13aは方形の形状に描画されているが、立体的にはペンを差し込むことができる筒状となっている。
また、表表紙部12aにはペンホルダー13aが形成され、裏表紙部12bにはペンホルダー13bが形成されている。
具体的には、表表紙部12aの背表紙部11とは反対側の辺部分に、筒状(リング状)のペンホルダー13aが糸等で縫われて形成された固定部14aで固定されている。図1では、ペンホルダー13aは方形の形状に描画されているが、立体的にはペンを差し込むことができる筒状となっている。
また、裏表紙部12bの背表紙部11とは反対側の辺部分に、筒状(リング状)のペンホルダー13bが糸等で縫われて形成された固定部14bで固定されている。図1では、ペンホルダー13bは方形の形状に描画されているが、立体的にはペンを差し込むことができる筒状となっている。
そして、ペンホルダー13aとペンホルダー13bとは、第1のノートカバーを閉じたときに、重ならない位置に形成されている。第1のノートカバーを閉じた状態で、ペンを第1のペンホルダー13aに通し、第2のペンホルダー13bにも通すようにすれば、この状態でノートカバーが開くことがなく、ロックされた状態となる。
[背表紙部11の構成]
また、第1のノートカバーの特徴部分である背表紙部11の構成について詳細に説明する。
背表紙部11と表表紙部12aとは、糸等の固定部15aにより接続して固定され、また、背表紙部11と裏表紙部12bとは、糸等の固定部15bにより接続して固定されている。
固定部15a,15bは、糸等の縫い目によって、その部分で折り曲げ易い構成となっている。
また、第1のノートカバーの特徴部分である背表紙部11の構成について詳細に説明する。
背表紙部11と表表紙部12aとは、糸等の固定部15aにより接続して固定され、また、背表紙部11と裏表紙部12bとは、糸等の固定部15bにより接続して固定されている。
固定部15a,15bは、糸等の縫い目によって、その部分で折り曲げ易い構成となっている。
そして、固定部15aより外側(表表紙部12aの中央寄り)にスリット16aが固定部15aに並行に形成されている。スリット16aは、ノートの表表紙を挿入して貫通させるもので、ノートの表表紙を固定するものである。背表紙部11の固定部15aより外側は、表表紙部12aには接続されておらず、固定部15aを支点にめくれるようになっている。
但し、ノートの表表紙が、スリット16aに挿入された状態で差し込み方向及び引き抜き方向に自在に移動可能となるよう、スリット16aの開口部は、ノートの表表紙の長さと厚みを考慮して余裕をもった長さと幅に形成されている。
ここで、背表紙部11の内、固定部15aより外側の部分を「第1の帯部」とする。
ここで、背表紙部11の内、固定部15aより外側の部分を「第1の帯部」とする。
また、固定部15bより外側(裏表紙部12bの中央寄り)にスリット16bが固定部15bに並行に形成されている。スリット16bは、ノートの裏表紙を挿入して貫通させるもので、ノートの裏表紙を固定するものである。背表紙部11の固定部15bより外側は、裏表紙部12bには接続されておらず、固定部15bを支点にめくれるようになっている。
但し、ノートの裏表紙が、スリット16bに挿入された状態で差し込み方向及び引き抜き方向に自在に移動可能となるよう、スリット16bの開口部は、ノートの裏表紙の長さと厚みを考慮して余裕をもった長さと幅に形成されている。
ここで、背表紙部11の内、固定部15bより外側の部分を「第2の帯部」とする。
ここで、背表紙部11の内、固定部15bより外側の部分を「第2の帯部」とする。
[第1のノートカバーの外側:図2]
第1のノートカバーの外側(図1の裏面)について図2を参照しなから説明する。
第1のノートカバーは、図2に示すように、表表紙部12aと裏表紙部12bが背表紙部11で接続され、固定部15a,15bで固定されている。
また、表表紙部12aの背表紙部11とは反対側の辺にはペンホルダー13aの固定部14aが形成され、裏表紙部12bの背表紙部11とは反対側の辺にはペンホルダー13bの固定部14bが形成されている。
第1のノートカバーの外側(図1の裏面)について図2を参照しなから説明する。
第1のノートカバーは、図2に示すように、表表紙部12aと裏表紙部12bが背表紙部11で接続され、固定部15a,15bで固定されている。
また、表表紙部12aの背表紙部11とは反対側の辺にはペンホルダー13aの固定部14aが形成され、裏表紙部12bの背表紙部11とは反対側の辺にはペンホルダー13bの固定部14bが形成されている。
[第1のノートカバーの使用状態:図3]
次に、第1のノートカバーの使用状態について図3を参照しながら説明する。図3では、ノートとしてリングノートを使用しているが、リングノート以外であってもよい。尚、図3では、説明を分かり易くするために中央部分を拡大している。
背表紙部11は、固定部15a,15bで表表紙部12aと裏表紙部12bに接続している。
次に、第1のノートカバーの使用状態について図3を参照しながら説明する。図3では、ノートとしてリングノートを使用しているが、リングノート以外であってもよい。尚、図3では、説明を分かり易くするために中央部分を拡大している。
背表紙部11は、固定部15a,15bで表表紙部12aと裏表紙部12bに接続している。
ここで、背表紙部11の端部(第1の帯部)は、表表紙部12aの上側(内側)に設けられ、背表紙部11の端部(第2の帯部)は、裏表紙部12bの上側(内側)に設けられている。
そして、第1の帯部のスリット16aにノートの表表紙52aを差し込み、第2の帯部のスリット16bにノートの裏表紙52bを差し込む。尚、スリット16a,16bは、表表紙52a、裏表紙52bに対してスリットの幅と長さが大きめに形成されており、表表紙52a、裏表紙52bを差し込み方向及びその反対方向に自在にスライド(移動)できるようになっている。
図3において、リングノートは、リング51と、表表紙52aと、裏表紙52bと、表表紙52a側の紙53aと、裏表紙52a側の紙53bとを有している。
図3において、リングノートは、リング51と、表表紙52aと、裏表紙52bと、表表紙52a側の紙53aと、裏表紙52a側の紙53bとを有している。
[第1のノードカバーの動作]
図3の状態からノートカバーを閉じると、スリット16a,16bが表表紙52aと裏表紙52bに沿ってリング51側にスライドし、リングノートの背表紙に相当する部分がリング51にフィットする。
図3の状態からノートカバーを閉じると、スリット16a,16bが表表紙52aと裏表紙52bに沿ってリング51側にスライドし、リングノートの背表紙に相当する部分がリング51にフィットする。
図3の状態から更にノートカバーを開く(180°以上開く)と、スリット16a,16bがノートの表表紙52aと裏表紙52bに沿ってリング51とは反対側にスライドし、リングノートの背表紙に相当する部分のたゆみを発生させないようにして開くことができる。
第1のノートカバーは、ノートの表表紙及び裏表紙の先端側でノートを固定するものではなく、ノートの背表紙の付近でスリット16a,16bによりノートを固定するものであるから、180°以上ノートを開いた場合に、第1のノートカバーの表表紙部12aと裏表紙部12bの先端部分が大幅に突出することになっても、第1のノートカバーがノート本体から外れることがない。
[第2のノートカバー:図4,5]
次に、第2のノートカバーについて図4,5を参照しながら説明する。図4は、第2のノートカバーの内側説明図であり、図5は、第2のノートカバーの外側説明図である。
第2のノートカバーは、図4,5に示すように、背表紙部21と、表表紙部22aと、裏表紙部22bとから基本的に構成されている。
尚、第2のノートカバーは、B6サイズのノート用のカバーである。
第2のノートカバーは、基本的には第1のノートカバーと同様の構成であって、サイズが異なっている。
次に、第2のノートカバーについて図4,5を参照しながら説明する。図4は、第2のノートカバーの内側説明図であり、図5は、第2のノートカバーの外側説明図である。
第2のノートカバーは、図4,5に示すように、背表紙部21と、表表紙部22aと、裏表紙部22bとから基本的に構成されている。
尚、第2のノートカバーは、B6サイズのノート用のカバーである。
第2のノートカバーは、基本的には第1のノートカバーと同様の構成であって、サイズが異なっている。
第2のノートカバーは、第1のノートカバーと同様に、背表紙部21とは反対側の表表紙部22aの辺部分にペンホルダー23aが固定部24aで取り付けられ、背表紙部21とは反対側の裏表紙部22bの辺部分にペンホルダー23bが固定部24bで取り付けられている。
また、背表紙部21は、表表紙部22aと接続する固定部25aと、裏表紙部22bと接続する固定部25bと、スリット26a,26bが形成され、固定部25aの外側が「第1の帯部」、固定部25bの外側が「第2の帯部」となっている。
そして、スリット26a,26bは、第1のノートカバーと同様に、ノートの表表紙と裏表紙が挿入され、差し込み方向に自在にスライドできるよう、スリットの幅と長さが設定されている。
第2のノートカバーの使用方法も第1のノートカバーの使用方法と同様である。
第2のノートカバーの使用方法も第1のノートカバーの使用方法と同様である。
[第3のノートカバー:図6,7]
次に、第3のノートカバーについて図6,7を参照しながら説明する。図6は、第3のノートカバーの内側説明図であり、図7は、第3のノートカバーの外側説明図である。
第3のノートカバーは、図6,7に示すように、背表紙部31と、表表紙部32aと、裏表紙部32bとから基本的に構成されている。
尚、第3のノートカバーは、A7サイズのノート用のカバーである。
第3のノートカバーは、基本的には第1,2のノートカバーと同様の構成であって、サイズが異なっている。
次に、第3のノートカバーについて図6,7を参照しながら説明する。図6は、第3のノートカバーの内側説明図であり、図7は、第3のノートカバーの外側説明図である。
第3のノートカバーは、図6,7に示すように、背表紙部31と、表表紙部32aと、裏表紙部32bとから基本的に構成されている。
尚、第3のノートカバーは、A7サイズのノート用のカバーである。
第3のノートカバーは、基本的には第1,2のノートカバーと同様の構成であって、サイズが異なっている。
第3のノートカバーは、第1,2のノートカバーとは異なり、ペンホルダーを備えていない。但し、第1,2のノートカバーと同様にペンホルダーを形成してもよい。
また、背表紙部31は、表表紙部32aと接続する固定部35aと、裏表紙部32bと接続する固定部35bと、スリット36a,36bが形成され、固定部35aの外側が「第1の帯部」、固定部35bの外側が「第2の帯部」となっている。
また、背表紙部31は、表表紙部32aと接続する固定部35aと、裏表紙部32bと接続する固定部35bと、スリット36a,36bが形成され、固定部35aの外側が「第1の帯部」、固定部35bの外側が「第2の帯部」となっている。
そして、スリット36a,36bは、第1,2のノートカバーと同様に、ノートの表表紙と裏表紙が挿入され、差し込み方向に自在にスライドできるよう、スリットの幅と長さが設定されている。
第3のノートカバーの使用方法も基本的には第1,2のノートカバーの使用方法と同様である。
第3のノートカバーの使用方法も基本的には第1,2のノートカバーの使用方法と同様である。
[応用例のノートカバー:図8]
次に、応用例のノートカバーについて図8を参照しながら説明する。図8は、応用例のノートカバーの内側説明図である。
応用例のノートカバーは、図8に示すように、背表紙部41と、表表紙部42aと、裏表紙部42bとから基本的に構成されている。
応用例のノートカバーの基本的な構成は、第1,2のノートカバーと同様である。
次に、応用例のノートカバーについて図8を参照しながら説明する。図8は、応用例のノートカバーの内側説明図である。
応用例のノートカバーは、図8に示すように、背表紙部41と、表表紙部42aと、裏表紙部42bとから基本的に構成されている。
応用例のノートカバーの基本的な構成は、第1,2のノートカバーと同様である。
応用例のノートカバーが、第1,2のノートカバーと相違するのは、表表紙部42aと、背表紙部41と、裏表紙部42bとが一体に形成されている。つまり、表表紙部42aと、背表紙部41と、裏表紙部42bとが、一枚の革で構成されている。
そして、上述した「第1の帯部」と「第2の帯部」が独立した部材(40a,40b)で形成され、固定部45a,45bで固定されている。
つまり、第1の帯部40aは、スリット46aを備え、その端部が固定部45aで固定され、他方が開放され、第2の帯部40bは、スリット46bを備え、その端部が固定部45bで固定され、他方が開放されている。
つまり、第1の帯部40aは、スリット46aを備え、その端部が固定部45aで固定され、他方が開放され、第2の帯部40bは、スリット46bを備え、その端部が固定部45bで固定され、他方が開放されている。
尚、固定部45a,45bは、第1の帯部40a、第2の帯部40bを糸等で縫って固定すると共に、背表紙部41における曲がりを良くしている。
応用例のノートカバーの使用方法は、第1,2のノートカバーと同様の使用方法である。
応用例のノートカバーの使用方法は、第1,2のノートカバーと同様の使用方法である。
第1〜3のノートカバー及び応用例のノートカバーは、リングノートを前提に説明したが、糸綴じの通常のノートに用いてもよいし、2冊のノートを用いて、一方のノートの表表紙を表表紙部側のスリットに挿入し、他方のノートの裏表紙を裏表紙部側のスリットに挿入して利用することもできる。
[実施の形態の効果]
第1〜3及び応用例のノートカバーによれば、背表紙部の近くに形成されたスリットにノートの表表紙、裏表紙を挿入してノートを固定し、ノートの表表紙、裏表紙がスリットを差し込み方向に自在にスライドするようにしているので、構造が簡易で外れ難く、ノートの開閉時にカバーがノート本体に柔軟にフィットできる効果がある。
第1〜3及び応用例のノートカバーによれば、背表紙部の近くに形成されたスリットにノートの表表紙、裏表紙を挿入してノートを固定し、ノートの表表紙、裏表紙がスリットを差し込み方向に自在にスライドするようにしているので、構造が簡易で外れ難く、ノートの開閉時にカバーがノート本体に柔軟にフィットできる効果がある。
第1,2のノートカバー及び応用例のノートカバーでは、ペンホルダーを重ならないように設けるようにしているので、各ペンホルダーに1本のペンを通すことで、ノートカバーを閉じた状態に保つことができる効果がある。
本考案は、構造が簡易で外れ難く、ノートの開閉時にカバーがノート本体に柔軟にフィットできるノートカバーに適している。
11,21,31,41...背表紙部、 12a,22a,32a,42a...表表紙部、 12b,22b,32b,42b...裏表紙部、 13a,13b,23a,23b,33a,33b,43a,43b...ペンホルダー、 14a、14b,24a,24b,43a,43b,44a,44b...固定部、 15a,15b,25a,25b,35a,35b,45a,45b...固定部、 16a,16b,26a,26b,36a,36b,46a,46b...スリット、 40a...第1の帯部、 40b...第2の帯部、 51...リング、 52a...表表紙、 52b...裏表紙、 53a,53b...紙
Claims (5)
- ノートが装着されるノートカバーであって、
前記ノートの表表紙をカバーする表表紙部と、
前記ノートの裏表紙をカバーする裏表紙部と、
前記ノートの背表紙をカバーする背表紙部と、
前記表表紙部の内側であって前記背表紙部側に設けられ、前記ノートの表表紙を挿入するスリットを備える第1の帯部と、
前記裏表紙部の内側であって前記背表紙部側に設けられ、前記ノートの裏表紙を挿入するスリットを備える第2の帯部とを有し、
前記第1の帯部は、前記背表紙部側が固定され、前記表表紙部側が開放され、
前記第2の帯部は、前記背表紙部側が固定され、前記裏表紙部側が開放されていることを特徴とするノートカバー。 - 背表紙部と第1の帯部と第2の帯部が一体に形成され、
当該一体に形成された一体部分に表表紙部と裏表紙部が固定されていることを特徴とする請求項1記載のノートカバー。 - 背表紙部と第1の帯部と第2の帯部が別々に形成され、
前記背表紙部と表表紙部と裏表紙部が一体に形成され、
前記背表紙部の一方の長辺側又は前記表表紙部の内側であって前記背表紙部側に前記第1の帯部が取り付けられ、
前記背表紙部の他方の長辺側又は前記裏表紙部の内側であって前記背表紙部側に前記第2の帯部が取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のノートカバー。 - 背表紙部側とは反対側の表表紙部の長辺に第1のペンホルダーを設け、
前記背表紙部とは反対側の裏表紙部の長辺に第2のペンホルダーを設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のノートカバー。 - ノートカバーを閉じた状態で、第1のペンホルダーと第2のペンホルダーが重ならないように設けられていることを特徴とする請求項4記載のノートカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016003467U JP3206685U (ja) | 2016-07-19 | 2016-07-19 | ノートカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016003467U JP3206685U (ja) | 2016-07-19 | 2016-07-19 | ノートカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3206685U true JP3206685U (ja) | 2016-09-29 |
Family
ID=56997810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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