JP2017100385A - 厚さ高さの違いに対応できるカバー - Google Patents

Abstract

【課題】厚さ高さの違いに対応でき、内容物を確実に保持でき、カバー端部の折り返しを繰り返さなくてすむカバーの作成を目的とする。【解決手段】カバー端部を脱着式とし、マジックテープでカバー本体背表紙と脱着するものである。【選択図】図１

Description

本発明は、ノートカバー、ブックカバーに関する。

従来から市販されている厚みが違う文庫本に対応するブックカバーはブックカバー外側を任意の位置で折り曲げることによって厚みの違いに対応していた。
しかしながら従来の方式では、折り曲げた部分の曲がりが安定せず、中の本がぐらぐらした状態のままで読書をすることになってしまっていた。

さらに、折り曲がり部を一旦折り曲げてしまうと、折り曲げ前の状態にも戻そうとしても、折り筋および部材の盛り上がりが発生してしまうため、折り曲げ前の状態には戻らず、美観や使い勝手を損ねていた。

また、既に折り曲げた箇所とは異なる箇所において、新たに折り曲げる場合において、既に折り曲げた箇所の折り筋および盛り上がりが残ったままとなってしまっており、使い勝手や美観を損なっていた。

本発明はこうした問題を鑑みて、本やノートの端でカバーを折り曲げる構造を廃し、厚さ、高さの違いに対応が可能な製品の形状が変化するカバーの提供を目的とする。

本発明は、カバー端を脱着式とし、背表紙部分とマジックテープでつなぐものである。

本発明は、本やノートの端の鋭角に折り曲がる部分が固定されており、頻繁に折り曲がり箇所を変える必要がないため、部材の強度を落とすことなく、見た目も美しい。

本発明により、厚さの違いのみならず、高さの違いにも対応できるカバーの作成が可能である。

発明した厚さの違いに対応できるカバーを外側から表した図。 発明した厚さと高さの違いに対応できるカバーを外側から表した図。 図３を内側から表した図。

次に図面を参照しながら実施例の説明を行う。本発明は以下の実施例に限定されるものではない。

図１は本発明によるカバーを外側から表したものである。部材Aは本やノートの背側となるものであり、部材A外側の左右両端にマジックテープを配置している。
部材B、Cは本やノートの表紙、裏表紙を差し込む部分である。
部材B、Cの外側内部において、部材Aのマジックテープが脱着出来る部位にマジックテープを配置する。
部材B、Cの差し込まれ具合を調整することにより、1cm程度の厚みの本やノートから、２千ページを超える本やノートなどにも対応出来るカバーとなる。

図３は左右の厚みの違いのみならず、上下の高さの違いにも対応出来るカバーを外側から表した図である。
構造は図１の構造に部材G、H、Iを追加し、配したマジックテープで脱着するものである。
A6ノートや文庫本、新書、ペーパーバック、単行本、A5などまで対応出来るカバーとなる。

部材Cはペン挿しとなる。
１枚の部材からなっており、
ペン差し部分からカバー内側に対して、切り込みを斜めに入れ、切り込みより上部を切り込み下部より短くすることにより、ペン差し部分のスペースが設けられるようになっている。
また、この切れ込みはしおりなどを入れることが出来るスペースともなっている。

本発明はブックカバー、ノートカバーに利用可能である。

Claims (2)

1. ブックカバー、ノートカバーに関し、端部が脱着式となっており、端部と本体背表紙部がマジックテープで脱着することにより、厚さ高さの違いに対応できるカバー。
2. 一枚の部材で出来ており、差し込み口を持つペン挿し付き見返し。