JP3206578U - 吸収型近赤外線フィルタおよびイメージセンサ - Google Patents

吸収型近赤外線フィルタおよびイメージセンサ Download PDF

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Abstract

【課題】吸収型近赤外線フィルタ、および前記吸収型近赤外線フィルタを含むイメージセンサを提供する。【解決手段】対向する第一表面10aおよび第二表面10bを有する吸収型赤外線フィルタリング媒体10と、吸収型赤外線フィルタリング媒体10の第一表面10aの上に形成されており、赤外線を吸収する有機コート層12と、有機コート層12の吸収型赤外線フィルタリング媒体10と反対する側の面に形成されている第一多層フィルム構造14と、吸収型赤外線フィルタリング媒体10の第二表面10bの上に形成された第二多層フィルム構造16とを含む、吸収型近赤外線フィルタ1を提供する。この吸収型近赤外線フィルタにより、入射光0度〜30度の間の2つの赤外線の波長差を5nm以下までに減少させ、色収差の問題を有効に改善することができ、さらに、反射による赤外光ゴーストの問題を解決することができる。【選択図】図1A

Description

本考案は、光学素子に関し、特に、イメージセンサに応用できる吸収型近赤外線フィルタに関する。
一般的に、ヒトの目で感じる可視光の波長の範囲は、約400〜700nmの間にある。不可視光は、波長700〜1200nmの赤外線、および波長10〜400nmの紫外線を含む。赤外線は、ヒトの視覚色に対しては影響を与えていないが、撮影装置、例えば、ビデオカメラ、カメラまたは携帯電話のカメラに対しては、そうではない。通常の撮影レンズは、レンズホルダーの内部に、複数の光学レンズ、フィルタおよびイメージセンサ、例えば、電荷結合素子(CCD)または相補型金属酸化物半導体(CMOS)が設置されているため、イメージセンサ素子の感度が高く、光波に対する感応範囲の波長が400nm〜1200nmであり、不可視光における赤外線を捕捉することができる。赤外線が画面表示に影響を及ぼすことを避けるために、イメージセンサ素子の前に、フィルタまたはフィルターレンズをさらに付けることにより、赤外線のイメージセンサ素子への進入を阻止し、画像の色収差現象を補正する必要がある。現在、従来知られているのフィルタは、反射型フィルタおよび吸収型フィルタを含む。
図2Aに示すように、反射型赤外線フィルタ2は、透明媒体20、例えば、ガラス、アクリル系(PMMA)および石英と、当該透明媒体20の対向する二つの表面の上に形成された第一メッキ膜22および第二メッキ膜24とを含む。通常、ガラスは入射光に対する透過率(T%)が90%以上と高いので、メッキ膜は、波長700〜1200nmの赤外線を反射するためのものである。しかしながら、デジタル画像製品のサイズがより軽く、薄く、短く、小さくなったことに伴って、イメージセンサ素子または光学システムが受ける光源の入射角が拡大する。入射角が拡大する場合、反射型赤外線フィルタの50%透過率(中心波長、またはT50波長とも称す)が大きい偏移が発生し、イメージセンサ素子のホワイトバランスの限界を超えるため、色収差の問題が発生して、500万画素以上のレンズに応用することができない。
具体的には、反射型フィルタをイメージセンサに応用する場合、入射角が小さい(例えば、入射角0度)光は、イメージセンサ素子の中央部に入射し、入射角が大きい(例えば、入射角30度)光は、イメージセンサ素子の周辺部に入射する。よって、イメージセンサ素子の受光面の位置の相異により、入射光の分光透過率の曲線特性も変化するため、画像の中央部と周辺部の色調が異なる現象、すなわち、色収差の問題が発生する。図2Bに示すように、通常の反射型フィルタの上のメッキ膜のT50波長は650nm(入射角0度)であるが、入射角が0度〜30度の場合は、短い波長の方へ30nmに偏移する差値がある。赤光の範囲での色収差が既に相当酷いため、もし、メッキ膜のT50波長が長い波長の方へ移動すると、赤外光バンドのゴーストがより消せなくなる。
例えば、図2Cに示すように、入射光Lが反射型赤外線フィルタ2に通過した後、反射型赤外線フィルタ2により全て赤外線を反射させることができないため、一部の赤外線Tは依然として前記フィルタ2を通過して、イメージセンサ素子200に赤外線を感知させ、また、赤外線Tがフィルタ2とイメージセンサ素子200との間に繰り返し反射して、形成される画像にはフレアおよびゴーストが生じる。よって、反射型フィルタのメッキ膜のT50波長は、長い波長の方へ移動できないものの、赤光波の色収差の問題を引き起こす。
反射型フィルタの欠点を改善するために、吸収型赤外線フィルタにおいては、吸収型赤外線フィルタリング媒体として、青色ガラスを採用する。台湾特許公開第200920709号公報(特許文献1)および台湾特許公開第201200485号公報(特許文献2)に開示されているように、青色ガラス自体は、赤光の波長を吸収し、透過率が低いという特性を有する素材である。図3Aに示すように、吸収型赤外線フィルタは、吸収型赤外線フィルタリング媒体30と、その二つの表面の上に形成された第一メッキ膜32および相対する第二メッキ膜34とを含む。吸収型赤外線フィルタの異なる角度(0度および30度)の分光透過率(T%)の曲線は、図3Bに示すように、原反(すなわち、青色ガラス自体)のT50波長が643nmであり、そのメッキ膜のT50波長が690nm(入射角は0度)であり、また、入射角が0度〜30度である場合の色収差は6〜10nmに減少された。しかしながら、この吸収型赤外線フィルタの20%透過率(T20波長)の650〜700nmの範囲での色収差は有効に改善されていなかった。よって、メッキ膜のT50波長を長い波長の方へ移動させ最も好ましい波長範囲とすることもできなかった。
台湾特許公開第200920709号公報 台湾特許公開第201200485号公報
したがって、如何にして、イメージセンサ素子により像形成する時に、ゴーストおよび多角度の色収差などの問題の発生を回避して、メッキ膜のT50波長を長い波長の方へ移動させ、0度および30度で移動させる際に、フィルタのスペクトルでの可視光透過率の全体面積に影響を与えず、色がより飽和した画像を得るかは、現在解決すべき課題である。
本考案は、対向する第一表面および第二表面を有する吸収型赤外線フィルタリング媒体と、前記吸収型赤外線フィルタリング媒体の第一表面の上に形成されており、赤外線を吸収する有機コート層と、前記有機コート層の前記吸収型赤外線フィルタリング媒体と反対する側の面に形成されている第一多層フィルム構造と、前記吸収型赤外線フィルタリング媒体の第二表面の上に形成された第二多層フィルム構造とを含む、吸収型近赤外線フィルタを提供する。
さらに、本考案は、レンズおよび前記レンズの光透過経路に設置された請求項1に記載の吸収型近赤外線フィルタを含むレンズモジュールと、前記吸収型近赤外線フィルタの前記レンズと反対する側に位置するイメージセンサ素子と、を含む、イメージセンサを提供する。
本考案の吸収型近赤外線フィルタによれば、メッキ膜構造と吸収型赤外線フィルタリング媒体との間に有機コート層を形成することで、波長680〜730nmにおける光透過率を有効に減少させ、メッキ膜構造と組み合わせることで、色収差を減少させるため、ゴーストの発生の問題を解決することができる。
図1Aは本考案の吸収型近赤外線フィルタの構造模式図である。 図1Bは各種類のフィルタリング媒体の分光透過率(T%)の曲線を示す図である。 図1Cは本考案の吸収型近赤外線フィルタについて、異なる角度(0度および30度)で、メッキ膜の0度中心波長が710nmである場合の分光透過率(T%)の曲線を示す図である。 図1Dは本考案のイメージセンサの構造模式図である。 図2Aは反射型赤外線フィルタの構造模式図である。 図2Bは本考案の反射型近赤外線フィルタについて、メッキした後の異なる角度(0度および30度)で、メッキ膜の0度中心波長が650nmである場合の分光透過率(T%)の曲線を示す図である。 図2Cは反射型赤外線フィルタのイメージセンサへの応用を模式的に示した図である。 図3Aは従来の吸収型赤外線フィルタの模式図である。 図3Bは従来の吸収型赤外線フィルタについて、メッキした後の異なる角度(0度および30度)で、メッキ膜の0度中心波長が690nmである場合の分光透過率(T%)の曲線を示す図である。 図3Cは従来の吸収型赤外線フィルタについて、メッキした後の異なる角度(0度および30度)で、メッキ膜の0度中心波長が710nmである場合の分光透過率(T%)の曲線を示す図である。
以下の詳しい説明と例示的な実施態様により、本考案を理解することができる。それらの説明および実施態様は、例示として本考案を説明するためのものであり、本考案を限定するためのものではない。
本明細書に添付されている図面で表される構造、割合、サイズなどは、いずれも、明細書に開示されている内容に合わせて、当業者に理解と読解させるためのものであり、本考案の実施条件を限定するためのものではないので、いずれの構造の修飾、割合関係の変化、またはサイズの調整も、本考案により生じる効果および達成する目的に影響を及ぼさない限り、本考案に開示されている技術内容の範囲内に含まれる。また、本明細書に用いられる「第一」、「第二」、「上」および「一」などの用語は、単に陳述を明瞭にさせるための用語であり、本考案の実施範囲を限定するためのものではなく、その相対関係の変化または調整は、技術的内容を実際変更していない限り、本考案の実施範囲に含まれるものとする。
図1Aは、本考案の一つの実施態樣である。図1Aに示すように、吸収型近赤外線フィルタ1は、対向する第一表面10aおよび第二表面10bを有する吸収型赤外線フィルタリング媒体10と、前記吸収型赤外線フィルタリング媒体10の第一表面10aの上に形成され、赤外線を吸収する有機コート層12と、前記有機コート層12の上に形成され、前記有機コート層12を前記第一多層フィルム構造14と吸収型赤外線フィルタリング媒体10との間に位置させた第一多層フィルム構造14と、前記吸収型赤外線フィルタリング媒体10の第二表面10bの上に形成された第二多層フィルム構造16とを含む。
本考案の一つの実施態樣において、吸収型赤外線フィルタリング媒体の素材はガラスである。具体的には、前記ガラスは、フルオロホスフェート系赤外線フィルタリングガラス、またはホスフェート系赤外線フィルタリングガラスである。ホスフェート系赤外線フィルタリングガラスは、主にP25を含み、他の成分としては、例えば、Al23、CuO、SiO2、MgO、CaO、K2O、BaO、Li2O、Nb25、ZnOが挙げられる。一つの具体的な実施態様において、前記ホスフェート系赤外線フィルタリングガラスは、主に40〜75%のP25、10〜28%のAl23、および3〜8.5%のCuOを含む。
フルオロホスフェート系赤外線フィルタリングガラスは、金属フッ化物、例えば、AlF3、NaF、MgF2、CaF2、SrF2およびBaF2をさらに含む。一つの具体的な実施態様において、前記フルオロホスフェート系赤外線フィルタリングガラスは、P25、CuOと、AlF3、NaF、MgF2、CaF2、SrF2およびBaF2からなる群から選ばれる少なくとも一つのフッ化物とを含む。前記吸収型赤外線フィルタリング媒体は、必要に応じて、切断、研磨、ポリシング、冷間加工などの加工プロセスによって処理される。さらに、前記吸収型赤外線フィルタリング媒体は、通常、0.15〜1.5mmの厚さを有する。
本考案において、前記有機コート層は、赤外線吸収特性を有する有機色素の重合体を、前記吸収型赤外線フィルタリング媒体10の第一表面10aの上に成膜することにより、形成される。操作する際、前記重合体を溶媒に溶解または分散することにより、コーティング液を調製し、その中に有機色素を添加し、前記コーティング液をそのまま基材の上に塗布した後、乾燥させ、有機コート層を形成することができる。コーティング方法としては、例えば、スピンコート法、グラビアロールコート法、スプレーコート法、カーテンコーターコート法、エアーナイフコート法、ブレードコート法、リバースロールコート法などの周知のコーティング方法が挙げられる。一つの具体的な実施態様において、スピンコート法を用いて有機コート層を形成する。さらに、有機コート層の厚さは、好ましくは0.1〜10μmであり、より好ましくは2μmである。
本考案の一つの具体的な実施態様において、有機コート層は、有機色素および重合体を含有する。前記有機色素は、アゾ化合物、ジイミン化合物、ジチオフェノール金属錯体、フタロシアニン系化合物、スクアリリウム系化合物およびシアニン系化合物からなる群から選ばれる少なくとも一つである。また、異なる有機色素を選択して用いることにより、異なる波長範囲の光放射を吸収することができる。前記有機コート層の重合体は、溶解または分散された有機色素を保持する必要があり、また、透明誘電体である必要もある。前記重合体の材料としては、ポリエステル、ポリアクリル酸エステル、ポリオレフィン、ポリカーボネート、ポリシクロオレフィン、ポリウレタン、ポリエーテルおよびポリビニルブチラールからなる群から選ばれる少なくとも一つであってもよい。また、架橋可能な重合体を選択して用いることが好ましく、例えば、元々架橋不可能な重合体を、架橋可能な官能基を有するように変性することにより、架橋可能な重合体を形成する。もう一つの具体的な実施態様において、有機コート層は、硬化剤、例えば、トルエンジイソシアネート(TDI)をさらに含んでおり、例えば、有機コート層の固形分含有量に基づいて、硬化剤の含有量が0.1wt%である。
コーティング液に含まれる有機溶媒の選択について、特に限定されていないが、上記有機色素および上記重合体を均一に溶解または分散することができるものであればよく、適切な溶媒としては、例えば、イソプロピルアルコールのようなアルコール系、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノンおよびジアセトンアルコールなどのようなケトン系、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸メトキシエチル、アクリル酸エチルおよびアクリル酸ブチルのようなエステル系、2,2,3,3−テトラフルオロプロパノールのようなフッ化アルコール系、ヘキサン、ベンゼン、トルエンおよびキシレンのような炭化水素系、ジクロロメタン、ジクロロエタンおよびクロロホルムのような塩化炭化水素系を含む。これらの有機溶媒は、単独であるいは混合して使用することができる。
有機色素および上記重合体を均一に有機溶媒に溶解または分散させるために、加温下で撹拌、分散、粉砕するなどの方法を採用することができる。
コーティング液を塗布した後、硬化を行う。硬化方法としては、紫外光による硬化または熱風による硬化、加熱器による硬化およびベーキングなどの周知の硬化方法を採用することができる。硬化温度は、異なる溶媒に応じて調整することができる。一つの具体的な実施態様において、100〜140℃(±2℃)であることが好ましく、硬化温度を良好な精度で±2℃の範囲内に温度コントロールすることが好ましく、また、硬化時間は、コーティング液の溶媒またはその塗布量に応じて調整することができるが、好ましくは30分間である。
本考案において、さらに、第一多層フィルム構造14および第二多層フィルム構造16を含む。前記第一多層フィルム構造14は、前記有機コート層12の上に形成され、前記有機コート層12を前記第一多層フィルム構造14と吸収型赤外線フィルタリング媒体10との間に位置させる。第二多層フィルム構造16は、前記吸収型赤外線フィルタリング媒体10の第二表面10bの上に形成される。
前記の多層フィルム構造は、赤外線反射多層フィルム、紫外線−赤外線反射多層フィルム、または反射防止多層フィルムであってもよい。作製において、異なる折射率、異なる層数および厚さを設定することにより、分光透過率特性などの光学特性を調整することができる。例えば、高折射率の材料および低折射率の材料を用いて、交互に積層する。多層フィルム構造として、積層の層数は、通常、4〜50層であり、すなわち、前記第一多層フィルム構造14または前記第二多層フィルム構造16がそれぞれ10〜30層のフィルムを含む。赤外線反射多層フィルムまたは紫外線−赤外線反射多層フィルムとして、積層の厚さは0.2〜5μmである。反射防止多層フィルムとして、積層厚さは0.2〜5μmである。通常、前記第一多層フィルム構造14および前記第二多層フィルム構造16は、一方が厚く、もう一方が薄くという厚さ関係を有するが、薄い層は反射防止多層フィルムであることが好ましい。よって、第一多層フィルム構造14の厚さは、第二多層フィルム構造16の厚さより大きくまたは小さくなってもよく、その厚さは、形成される性質、例えば、赤外線反射多層フィルム、紫外線−赤外線反射多層フィルム、または反射防止多層フィルムの性質により設定することができる。
一つの具体的な実施態様において、多層フィルム構造の実施形態は、気相成膜法で、有機コート層の上におよび/または吸収型赤外線フィルタリング媒体の第二表面の上に形成される。前記気相成膜法としては、周知のメッキ膜方法、例えば、スパッタリング、イオン化蒸着、電子線蒸着および化学蒸着などの各種の真空メッキ方法の一つまたはそれらの組み合わせを利用することができ、好ましくは、電子銃蒸着とイオン補助メッキ方法とを組み合わせて成膜する。
一つの具体的な実施態様において、各層のフィルムを形成する素材は、TiO2、SiO2、Y23、MgF2、A123、Nb25、AlF3、Bi23、Gd23、LaF3、PbTe、Sb23、SiO、SiN、Ta2Os、ZnS、ZnSe、ZrO2およびNa3AlF6からなる群から選ばれる少なくとも一つである。一つの具体的な実施態様において、TiO2とSiO2を使用して交互に積層してなる。前記の説明によれば、一つの具体的な実施態様において、前記第一多層フィルム構造14は、赤外線反射多層フィルムまたは紫外線−赤外線反射多層フィルムであり、かつ、前記第二多層フィルム構造16は、反射防止多層フィルムである。あるいは、前記第一多層フィルム構造14は、反射防止多層フィルムであり、かつ、前記第二多層フィルム構造16は、赤外線反射多層フィルムまたは紫外線−赤外線反射多層フィルムである。
上記の層以外、さらに、防湿層、帯電防止層、電磁波シート層、選択的吸収フィルタ層、プライマー層または保護層、およびそれらの組み合わせを形成することができる。
本考案の一つの実施態樣は、以下の工程により製造された。まず、T50が630〜680nmにあり、波長の範囲700〜725nmにおける平均透過率(Tavg)が8%より小さい有機コート層材料を、スピンコート法により吸収型赤外線フィルタリング媒体の上に均一に塗布し、この有機コート層材料を140℃(±2℃)で30分間加熱硬化して、厚さが2μmの有機コート層を形成した。続いて、電子銃蒸着とイオン補助メッキとを組み合わせる方法により、有機コート層の上に第一多層フィルム構造を形成して、前記吸収型赤外線フィルタリング媒体の第二表面の上に第二多層フィルム構造を形成した。ここで、前記の第一多層フィルム構造は、TiO2およびSiO2を用いて、10〜200nmの厚さで交替的に蒸着して得られた合計層数24層、合計厚さ2600nmの第一多層フィルムであり、前記の第二多層フィルム構造は、TiO2およびSiO2を用いて、10〜200nmの厚さで交替的に蒸着して得られた合計層数18層、合計厚さ2300nmの第二多層フィルムであった。
本考案のもう一つの実施態樣において、上記方法のように、まず、前記吸収型赤外線フィルタリング媒体の第二表面に第二多層フィルム構造を形成した後、有機コート層材料をスピンコート法により吸収型赤外線フィルタ媒体の第一表面の上に塗布し、140℃(±2℃)でこの有機コート層材料を30分間加熱乾燥させ、有機コート層を形成することもできる。最後に、有機コート層の上に蒸着法で第一多層フィルム構造を形成する。
図1Bは、各種類のフィルタリング媒体の分光透過率(T%)の曲線を示す図であり、前記曲線は、Hitachi−U4100角度可変分光光度計により測定された。従来の透明媒体は、90%以上の全波長透過率を有し、吸収型赤外線フィルタリング媒体は、650〜1200nmにおいても40%の透過率を有し、有機コート層は、700nmにおいて8%以下の透過率を有するが、波長850〜1200nmにおける光を吸収しない。本考案の吸収型赤外線フィルタリング媒体と有機コート層とを組み合わせば、波長700nmにおける透過率を有効に減少させ、700〜1200nmの赤外光を吸収することができる。
下記の表1は、本考案の図1Cの吸収型近赤外線フィルタ、図2Bの反射型フィルタ、図3Bのメッキ膜の中心波長が690nmである従来の吸収型赤外線フィルタ、および図3Cのメッキ膜の中心波長が710nmmである従来の吸収型赤外線フィルタの、異なる角度(0度および30度)でのT50、T20波長および透過率のデータを比較した。
Figure 0003206578
図1Cは、本考案の吸収型近赤外線フィルタの分光透過率(T%)の曲線を示す。本考案の吸収型近赤外線フィルタにより、700〜725nmの間にある平均透過率を1%までに減少させ、さらに、有効に波長700nmにおける透過率の差を3%以下に減少させることができる。また、メッキ膜中心波長を700〜730nmの波長範囲に調整することができ、例えば、図1Cに示すように、メッキ膜中心波長が710nmにある。また、有機コート層の設置により、0度〜30度の波長差の問題を有効に減少し、T50とT20の0度〜30度の差値を5nmより小さくして、多角度の色収差問題を改善することに成功した。さらに、赤外線吸収型フィルタリングガラスにより、反射による赤外光ゴーストの問題を解決した。
また、図3Cの波長範囲600〜700nmにおける色収差の表現は、メッキ膜中心波長を690nmに調整した図3Bより優れるが、本考案に比べて、その700〜725nmにおける平均透過率が10.12までに顕著に増加し、近赤外線の透過・赤外光ゴーストの状況を引き起こす。
また、従来の技術に比べて、本考案の吸収型近赤外線フィルタの700〜725nmにおける平均透過率が低く、赤外光ゴーストの状況を有効に改善することができる。なおかつ、0度と30度の600〜700nmにおける平均透過率の差が小さく、従来技術のフィルタより低い色収差を有することを示し、多角度の色収差の問題を克服することができる。
上記の説明により、本考案は、さらに、イメージセンサを提供する。図1Dに示すように、イメージセンサ4は、基板40と、レンズモジュール41と、イメージセンサ素子42と、外ケース体43とを含む。
前記レンズモジュール41は、内ケース体410と、前記内ケース体410に組み込まれたレンズ411と、本考案の吸収型近赤外線フィルタ412とを含む。そのうち、前記吸収型近赤外線フィルタ412は、前記レンズ411の光透過経路に設置される。前記イメージセンサ素子42は、前記レンズモジュール41の片側に設置される。例えば、前記基板40の上にワイヤボンド法により結合して電気接続することで、前記吸収型近赤外線フィルタを前記レンズと前記イメージセンサ素子との間に位置させる。
上記の実施例は、本考案の原理およびその効果を例示的に説明するためのものだけであり、本考案を限定するためのものではない。本技術分野に習熟した者であれば、本考案の主旨を逸脱しない範囲において、上記の実施例を修飾と変更することができる。したがって、本考案の主張する権利範囲は、実用新案登録請求の範囲に基づいている。
1、3、412 吸収型近赤外線フィルタ
10、30 吸収型赤外線フィルタリング媒体
10a 第一表面
10b 第二表面
12 有機コート層
14 第一多層フィルム構造
16 第二多層フィルム構造
2 反射型赤外線フィルタ
20 透明媒体
22、32 第一メッキ膜
24、34 第二メッキ膜
200、42 イメージセンサ素子
4 イメージセンサ
40 基板
41 レンズモジュール
410 内ケース体
411 レンズ
43 外ケース体
L 入射光
T 赤外線

Claims (21)

  1. 対向する第一表面および第二表面を有する吸収型赤外線フィルタリング媒体と、
    前記吸収型赤外線フィルタリング媒体の第一表面の上に形成されており、赤外線を吸収する有機コート層と、
    前記有機コート層の前記吸収型赤外線フィルタリング媒体と反対する側の面に形成されている第一多層フィルム構造と、
    前記吸収型赤外線フィルタリング媒体の第二表面の上に形成された第二多層フィルム構造と、を含む吸収型近赤外線フィルタ。
  2. 前記吸収型赤外線フィルタリング媒体が、ホスフェート系赤外線フィルタリングガラスである、請求項1に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  3. 前記ホスフェート系赤外線フィルタリングガラスが、P25およびCuOを含む、請求項2に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  4. 前記ホスフェート系赤外線フィルタリングガラスが、フルオロホスフェート系赤外線フィルタリングガラスである、請求項2に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  5. 前記フルオロホスフェート系赤外線フィルタリングガラスが、
    25と、
    CuOと、
    AlF3、NaF、MgF2、CaF2、SrF2およびBaF2からなる群から選ばれる少なくとも一つのフッ化物と、を含む請求項4に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  6. 前記吸収型赤外線フィルタリング媒体は厚さが0.15〜1.5mmである、請求項1に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  7. 前記有機コート層は、中心波長(T50)が630〜680nmにあり、波長範囲700〜725nmにおける平均透過率(Tavg)が8%より小さい、請求項1に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  8. 前記有機コート層が、有機色素および重合体を含む、請求項7に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  9. 前記有機コート層の厚さが、0.1〜10μmである、請求項7に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  10. 前記有機色素が、アゾ化合物、ジイミン化合物、ジチオフェノール金属錯体、フタロシアニン系化合物、スクアリリウム系化合物およびシアニン系化合物からなる群から選ばれる少なくとも一つである、請求項8に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  11. 前記重合体が、ポリエステル、ポリアクリル酸エステル、ポリオレフィン、ポリカーボネート、ポリシクロオレフィンおよびポリビニルブチラールからなる群から選ばれる少なくとも一つである、請求項8に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  12. 前記第一多層フィルム構造が、赤外線反射多層フィルムまたは紫外線−赤外線反射多層フィルムであり、前記第二多層フィルム構造が、反射防止多層フィルムである、請求項1に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  13. 前記第一多層フィルム構造が、反射防止多層フィルムであり、前記第二多層フィルム構造が、赤外線反射多層フィルムまたは紫外線−赤外線反射多層フィルムである、請求項1に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  14. 前記第一多層フィルム構造および第二多層フィルム構造が、それぞれ4〜50層のフィルムを含む、請求項1に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  15. 各層のフィルムを形成する素材は、TiO2、SiO2、Y23、MgF2、A123、Bi23、Gd23、LaF3、Nb25、AlF3、PbTe、Sb23、SiO、SiN、Ta2Os、ZnS、ZnSe、ZrO2およびNa3AlF6からなる群から選ばれる少なくとも一つである、請求項14に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  16. 前記第一多層フィルム構造および第二多層フィルム構造の各層のフィルムの素材が、それぞれ、TiO2およびSiO2を交互に積層している、請求項14に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  17. 前記第一多層フィルム構造の中心波長が700〜730nmにある、請求項12に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  18. 前記第二多層フィルム構造の中心波長が700〜730nmにある、請求項13に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  19. 前記第一多層フィルム構造の厚さが0.2〜5μmであり、前記第二多層フィルム構造の厚さが0.2〜5μmである、請求項12に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  20. 前記第一多層フィルム構造の厚さが0.2〜5μmであり、前記第二多層フィルム構造の厚さが0.2〜5μmである、請求項13に記載の吸収型近赤外線フィルタ。
  21. レンズおよび前記レンズの光透過経路に設置された請求項1に記載の吸収型近赤外線フィルタを含むレンズモジュールと、
    前記吸収型近赤外線フィルタの前記レンズと反対する側に位置するイメージセンサ素子と、を含むイメージセンサ。
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