JP3206335U - スロープ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で広い作業スペースを確保できるスロープを提供する。【解決手段】作業ステージを有するプラットフォーム3と、後端に設けた回転脚部69の寝かせと起立により傾斜状態と水平状態を切換可能に構成されたスロープ要素5と、を具備し、スロープ要素を傾斜状態としてプラットフォームの前方又は後方に設置することにより作業車両用昇降路を構成し、スロープ要素を水平状態としてプラットフォームの側方に設置することにより作業ステージと連続した補助作業ステージを構成する。【選択図】図3

Description

本考案は、例えば、作業車両を使用してトラックの荷台に積載されたコンテナに荷物を搬入・搬出する際に用いられるスロープに係り、特に、簡易な構成で広い作業スペースを確保できるように工夫したものに関する。
スロープを開示するものとして、例えば、特許文献1がある。この特許文献1に開示されているスロープは次のような構成をなしている。
なお、特許文献1は本件実用新案登録出願人によるものである。
まず、トラック等の荷台に積載されたコンテナの荷物搬入・搬出口に近接・配置される第1プラットフォームがあり、この第1プラットフォームには第2プラットフォームが連接されている。上記第2プラットフォームには、作業車両用走行路が設置されている。この作業車両用走行路は、水平状態と傾斜状態に切換可能な構成になっている。上記作業車両用走行路を水平状態とすることにより、上記第2プラットフォーム上の作業スペースの一部として機能する。一方、傾斜状態とすることにより、作業車両用昇降路として機能する。
また、上記第1プラットフォームの上記コンテナ側には、短い補助ステージが出没可能に設置されている。この補助ステージにより上記第1プラットフォームと上記コンテナとを連絡する。
また、上記第1プラットフォームの側面側にも、補助ステージが出没可能に設置されている。この補助ステージは、上記作業スペースの一部として用いられる。
また、上記作業車両用昇降路には、傾斜状態のとき、その先端側に、作業車両用昇降路要素が連結される。これにより、上記作業車両用昇降路が地面まで延長される。
特許第4298485号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
すなわち、上記第1プラットフォームには、上記作業車両が作業を行うための場所や荷物の載置場所として機能する補助ステージが出没可能に設けられているため、その構成が複雑なものとなっているという問題があった。
また、それらの補助ステージは、非使用時には上記プラットフォームの側面に平行になるように回動・収納されるため、補助ステージの大きさを上記プラットフォームの高さ以上にすることはできず、十分な作業スペースを確保することができないという問題があった。
本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、簡易な構成で広い作業スペースを確保できるスロープを提供することにある。
上記目的を達成するべく本願考案の請求項1に記載されたスロープは、作業ステージを有するプラットフォームと、傾斜状態と水平状態を切換可能に構成されたスロープ要素と、を具備し、上記スロープ要素を傾斜状態として上記プラットフォームの前方又は後方に設置することにより作業車両用昇降路を構成し、上記スロープ要素を水平状態として上記プラットフォームの側方に設置することにより上記作業ステージと連続した補助作業ステージを構成することを特徴とするものである。
又、請求項2に記載されたスロープは、請求項1記載のスロープにおいて、上記スロープ要素の後端には回動脚部が設置されており、上記回動脚部を回動させて起立させることにより上記スロープ要素を水平状態とし、上記回動脚部を反対側に回動させて寝かせることにより上記スロープ要素を傾斜状態とすることを特徴とするものである。
又、請求項3に記載されたスロープは、請求項2記載のスロープにおいて、上記回動脚部はリンク機構により起立状態を保持されるように構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項4に記載されたスロープは、請求項3記載のスロープにおいて、上記リンク機構を反起立方向に付勢する弾性部材が設けられていて、起立状態の上記回動脚部を反起立方向に付勢することにより上記弾性部材の弾性力が反起立方向に作用してその動作を補助することを特徴とするものである。
又、請求項5に記載されたスロープは、請求項4記載のスロープにおいて、上記回動脚部を寝かせた状態を保持する保持機構が設けられていることを特徴とするものである。
又、請求項6に記載されたスロープは、請求項1〜請求項5の何れかに記載のスロープにおいて、上記プラットフォームの前端又は後端には移動用転動体が設置されており、上記プラットフォームの後端又は前端を持ち上げると上記移動用転動体が着地して移動可能な状態となることを特徴とするものである。
又、請求項7に記載されたスロープは、請求項1〜請求項6の何れかに記載のスロープにおいて、上記スロープ要素の後方には上記作業車両昇降路の一部を構成する補助スロープ要素が着脱可能に設置されることを特徴とするものである。
又、請求項8に記載されたスロープは、請求項1〜請求項7の何れかに記載のスロープにおいて、上記プラットフォームの前端にはステップが弾性部材を介して回動可能に設置されていて、使用時には上記弾性部材の付勢力に抗して回動せられて水平状態となり、非使用時には上記弾性部材の付勢力を利用して立てるようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項9に記載されたスロープは、請求項1〜請求項8の何れかに記載のスロープにおいて、上記プラットフォームには昇降用梯子が出没可能に設置されていることを特徴とするものである。
又、請求項10に記載されたスロープは、請求項7記載のスロープにおいて、上記補助スロープ要素は、非使用時には、上記プラットフォームの下に収容可能に構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項11に記載されたスロープは、請求項10記載のスロープにおいて、上記スロープ要素は上記プラットフォームの上に設置可能であり、運搬時には、上記補助スロープ要素を上記プラットフォームの下に収容し、上記スロープ要素を上記プラットフォームの上に設置するようにしたことを特徴とするものである。
以上述べたように本願考案の請求項1によるスロープによると、作業ステージを有するプラットフォームと、傾斜状態と水平状態を切換可能に構成されたスロープ要素と、を具備し、上記スロープ要素を傾斜状態として上記プラットフォームの前方又は後方に設置することにより作業車両用昇降路を構成し、上記スロープ要素を水平状態として上記プラットフォームの側方に設置することにより上記作業ステージと連続した補助作業ステージを構成するので、簡易な構成により広い作業スペースを確保できる。
又、請求項2に記載されたスロープによると、請求項1記載のスロープにおいて、上記スロープ要素の後端には回動脚部が設置されており、上記回動脚部を回動させて起立させることにより上記スロープ要素を水平状態とし、上記回動脚部を反対側に回動させて寝かせることにより上記スロープ要素を傾斜状態とするので、上記スロープの一部として上記傾斜状態で使用したスロープ要素を、簡易な構成により、水平状態にして、上記プラットフォームの作業ステージを拡張するために利用することができる。
又、請求項3に記載されたスロープによると、請求項2記載のスロープにおいて、上記回動脚部はリンク機構により起立状態を保持されるように構成されているので、簡易な構成により、上記回動脚部の起立状態を保持して上記スロープ要素の水平状態を安定させることができる。
又、請求項4に記載されたスロープによると、請求項3記載のスロープにおいて、上記リンク機構を反起立方向に付勢する弾性部材が設けられていて、起立状態の上記回動脚部を反起立方向に付勢することにより上記弾性部材の弾性力が反起立方向に作用してその動作を補助するので、上記リンク機構を確実に動作させることができる。
又、請求項5に記載されたスロープによると、請求項4記載のスロープにおいて、上記回動脚部を寝かせた状態を保持する保持機構が設けられているので、上記スロープ要素を傾斜状態で持ち上げて移動させる際に、不用意に上記回動脚部が回転されてしまうことを防止できる。
又、請求項6に記載されたスロープによると、請求項1〜請求項5の何れかに記載のスロープにおいて、上記プラットフォームの前端又は後端には移動用転動体が設置されており、上記プラットフォームの後端又は前端を持ち上げると上記移動用転動体が着地して移動可能な状態となるので、簡易な構成により上記プラットフォームの移動と移動の規制を行うことができる。
又、請求項7に記載されたスロープによると、請求項1〜請求項6の何れかに記載のスロープにおいて、上記スロープ要素の後方には上記作業車両昇降路の一部を構成する補助スロープ要素が着脱可能に設置されるので、簡易な構成により上記スロープを延長することができる。
又、請求項8に記載されたスロープによると、請求項1〜請求項7の何れかに記載のスロープにおいて、上記プラットフォームの前端にはステップが弾性部材を介して回動可能に設置されていて、使用時には上記弾性部材の付勢力に抗して回動せられて水平状態となり、非使用時には上記弾性部材の付勢力を利用して立てるようにしたので、上記ステップを回動させる操作を行い易くすることができる。
又、請求項9に記載されたスロープによると、請求項1〜請求項8の何れかに記載のスロープにおいて、上記プラットフォームには昇降用梯子が出没可能に設置されているので、上記プラットフォーム上への上り下りが容易であるとともに、非使用時には上記昇降用梯子をコンパクトに収納しておくことができる。
又、請求項10に記載されたスロープによると、請求項7記載のスロープにおいて、上記補助スロープ要素は、非使用時には、上記プラットフォームの下に収容可能に構成されているので、上記補助スロープ要素を使用しない状態において上記スロープをコンパクトにすることができる。
又、請求項11に記載されたスロープによると、請求項10記載のスロープにおいて、上記スロープ要素は上記プラットフォームの上に設置可能であり、運搬時には、上記補助スロープ要素を上記プラットフォームの下に収容し、上記スロープ要素を上記プラットフォームの上に設置するようにしたので、上記スロープを運搬する際に要するスペースを少なくすることができ、例えば、小型のトラックによる運搬を行うことができる。
本考案の一実施の形態を示す図で、図1(a)はスロープの第1の作業車両昇降状態の平面図、図1(b)は同上の側面図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、図2(a)はスロープの第2の作業車両昇降状態の平面図、図2(b)は同上の側面図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、図3(a)はスロープの作業状態での平面図、図3(b)は同上の側面図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、図4(a)はプラットフォームの平面図、図4(b)は同上の側面図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、図5(a)はプラットフォームの正面図、図5(b)は同上の背面図、図5(c)は図5(a)のVc−Vc断面図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、図6(a)はスロープ要素の水平状態での平面図、図6(b)は同上の側面図、図6(c)はスロープ要素の回動脚部の回動動作を説明するための模式図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、図7(a)はスロープ要素の水平状態での背面図、図7(b)は同上の正面図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、図8(a)は補助スロープ要素の平面図、図8(b)は同上の側面図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、図9(a)はスロープを第1の作業車両昇降状態にして作業車両を設置面から作業ステージまで上昇させる様子を示す側面図、図9(b)はスロープを作業状態にして作業車両による作業ステージ及び補助作業ステージ上での作業が行われる様子を示す側面図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、スロープを作業状態にして作業ステージ及び補助作業ステージ上で作業車両の作業が行われる様子を示す平面図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、スロープを第2の作業車両昇降状態にして作業車両を作業ステージから設置面まで降下させる様子を示す側面図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、回動脚部の円柱フレームの下側に作業車両のフォークを入れて、スロープ要素の後端側を持ち上げた状態を示す側面図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、図12の状態から作業車両を前進させて回動脚部を回動させた状態を示す側面図である。 本考案の一実施の形態を示す図で、図13の状態から作業車両のフォークを降下させ、スロープ要素を傾斜状態に移行させる状態を示す側面図である。
以下、図1乃至図14を参照しながら本考案の一実施の形態について説明する。
例えば、図1(a)に示すように、スロープ1は、プラットフォーム3と、スロープ要素5と、補助スロープ要素7とから構成されている。また、上記スロープ1は、上記プラットフォーム3、上記スロープ要素5、上記補助スロープ要素7の配置を変えることにより、図1に示す第1の作業車両昇降状態、図2に示す第2の作業車両昇降状態、図3に示すような作業状態、の3つの状態を提供することができる。
上記第1の作業車両昇降状態では、図1に示すように、上記プラットフォーム3の後方(図1中左側)に、傾斜状態のスロープ要素5が連結され、このスロープ要素5の後方に、上記補助スロープ要素7が連結されている。
また、上記第2の作業車両昇降状態では、図2に示すように、上記プラットフォーム3の前方(図2中右側)に、傾斜状態のスロープ要素5が連結され、このスロープ要素5の前方に、上記補助スロープ要素7が連結されている。
上記第1の作業車両昇降状態、上記第2の作業車両昇降状態では、上記スロープ要素5と上記補助スロープ要素7によって作業車両用昇降路9が構成されている。
また、上記作業状態では、図3に示すように、上記プラットフォーム3の側面側(図3(a)中下側)に、水平状態のスロープ要素5が連結されている。また、この水平状態では、上記補助スロープ要素7は、図3(b)に示すように、上記プラットフォーム3の下側に収容されている。そして、上記作業状態では、上記プラットフォーム3の作業ステージ13と上記スロープ要素5の補助作業ステージ15とにより連続した拡大作業ステージ17が構成されている。
以下、プラットフォーム3、スロープ要素5、補助スロープ要素7の構成を順次詳細に説明する。
上記プラットフォーム3は、図4に示すように、前記作業ステージ13と、この作業ステージ13を支持する脚部19と、から構成されている。上記脚部19は、図4(b)に示すように、4本の柱部材21a、21b、21c、21dから構成されている。
また、図4(b)に示すように、上記柱部材21bの下端には、高さ調節機構23aが設置されている。この高さ調節機構23aは、設置部材25と、この設置部材25の上側に連結され上記柱部材21bの下端に螺合された操作部材27と、から構成されている。また、図5(a)に示すように、上記柱部材21cの下端にも、上記高さ調節機構23aと同様の高さ調節機構23bが設置されている。
そして、上記プラットフォーム3を、例えば、ジャッキを用いて持ち上げ、上記高さ調節機構23a、23bの操作部材27を適宜回転させることによりその前方側(図4(b)中右側)の高さが調整される。
また、図4(b)に示すように、上記柱部材21aの下端には、移動用転動体31が設置されている。また、上記柱部材21dの下端にも、移動用転動体31が設置されている。これら移動用転動体31、31は、上記柱部材21a、21dの後端側(図4(b)中左側)に設置されており、上記プラットフォーム3の前端側(図4(b)中右側)を持ち上げることにより設置面11に着座される。
上記作業ステージ13の幅方向両端(図4(a)中上下方向両端)には、それぞれ複数個(この一実施の形態の場合は6個ずつ)の柵取付用凹部33a、33bが形成されている。これら柵取付用凹部33a、33bには、複数個(この一実施の形態の場合は5個ずつ)の柵35が取り付けられる。
なお、上記柵35は逆U字形状をなしていて、上記柵取付用凹部33aには柵35の片側の足が差し込まれ、柵取付用凹部33bには隣接する2個の柵35、35のそれぞれの足が差し込まれる。
また、上記作業ステージ13の幅方向両端であって前後方向(図4(a)中左右方向)中央には、側面側連結用凹部37、37が設けられている。これら側面側連結用凹部37、37の何れかには、スロープ要素5の側面側連結用凸部105、105の何れかが係合され、それによって、上記プラットフォーム3の側面側に上記スロープ要素5が連結される。
なお、上記側面側連結用凹部37、37の部位、上記側面側連結用凸部105、105には他の部分とは異なる着色(例えば、黄色)が施されていて視認可能な状態になっている。
また、図4に示すように、上記作業ステージ13の後端には、後端側連結部39が設けられている。この後端側連結部39には、図4(a)に示すように、3個の後端側連結用凹部41、41、41が設けられている。
一方、上記スロープ要素5の前端には前端側スロープ連結板97があり、この前端側スロープ連結板97には下側に突出された複数個の連結用凸部99、99、99が設けられている。これら連結用凸部99、99、99を上記後端側連結用凹部41、41、41に係合させることにより、上記スロープ要素5を作業ステージ13の後端側に連結する。
また、上記作業ステージ13前端には、ステップ43、43が回動可能に設置されている。これらステップ43、43は、非使用時には図4(b)中仮想線で示すように起立状態としておく。使用時には、図4(b)中実線で示すように水平状態にして、上記作業ステージ13と、例えば、トラック127の荷台に積載された船積コンテナ125とを連絡する。
図5(a)に示すように、上記ステップ43の基端側には、ストッパ45、45が設置されている。これらストッパ45、45は、上記ステップ43に対して所定の角度(例えば、45°)で突出された板状の部材であり、上記ステップ43を水平状態にした際、上記作業ステージ13の前端に当接され、上記ステップ43を水平・保持する。
また、上記ステップ43の幅方向(図5(a)中左右方向)中央の基端側は、図5(c)に示すように、リンク部材47を介してダンパ機構49に連結されている。このダンパ機構49は、その先端側が上記リンク部材47に回動可能に連結されたロッド51と、このロッド51に設けられた突起53と、この突起53と上記脚部19との間に設置されたコイルスプリング55と、から構成されている。上記コイルスプリング55によって、上記ステップ43は、常時、起立状態の方向に回動・付勢されている。
なお、上記コイルスプリング55のバネ力は、例えば、水平状態の上記ステップ43を手で軽く持ち上げることにより起立させることができる程度に設定されている。
また、上記作業ステージ13の前端には、プラットフォーム側ストッパ57、57、57が設けられている。
また、上記プラットフォーム3の後端(図4(b)中左端)には、昇降用梯子59が設置されている。この昇降用梯子59の上端側は上記作業ステージ13の後端に回動可能に連結されている。また、上記昇降用梯子59の下端は上記脚部19の柱部材21dに、リンク部材61を介して連結されている。このリンク部材61は、上記昇降用梯子59及び上記脚部19の柱部材21dに対して回動可能に連結されている。
上記昇降用梯子59は、非使用時には、上記プラットフォーム3の内側に向けて傾斜状態で収納されているが、使用時には引き出されて垂直状態になる。
また、図4(b)に示すように、上記作業ステージ13の下側には、複数個(この実施の形態の場合には8個)の運搬用貫通孔63が設けられている。これら運搬用貫通孔63には、例えば、作業車両123のフォーク133が差し込まれ、その状態で持ち上げられて任意の場所に運搬される。
上記スロープ要素5は、図6、図7に示すように、前記補助作業ステージ15と、この補助作業ステージ15を支持する固定脚部67と、回動脚部69と、から構成されている。
上記固定脚部67は、図6(b)、図7(a)に示すように、後端側(図6(b)中左側)に設置された柱部材71a、71bと、前端側(図6(b)中右側)に設置され上記柱部材71a、71bより長い柱部材73a、73bと、から構成されている。
上記柱部材71aの下端には設置板75が固着されており、上記柱部材71bの下端にも設置板75が固着されている。また、同様に、上記柱部材73aの下端には設置板77が固着されており、上記柱部材73bの下端にも設置板77が固着されている。上記設置板75は前端から後端に昇り勾配で傾斜されている。
また、図6(b)に示すように、上記固定脚部67の後端部の幅方向(図6(b)中紙面垂直方向)両側には、軸受79、79が設置されており、これら軸受79、79を介して、前記回動脚部69が回動可能に設置されている。
上記回動脚部69は、図6(b)、図7(a)に示すように、側面視にて略三角柱形状を成しており、上端には円柱フレーム81が固着されている。上記円柱フレーム81の両端のそれぞれの図7(a)中上側には、回動軸83、83が固着されている。これら回動軸83、83は、それぞれ、上記回動脚部69の幅方向両側に突出されていて、上記軸受79、79に軸支されている。
また、図7(a)に示すように、上記固定脚部67の後端側(図7(a)中紙面垂直方向手前側)には、ストッパ84、84が設置されている。これらストッパ84、84が上記回動脚部69の後端側(図6(b)中左側)に当接されることによって、それ以上の後端側への回動が規制される。
また、上記回動脚部69の、図7(a)中下側であって、幅方向両端側には、回動脚部用転動体85、85が設置されている。また、図6(b)、図7に示すように、上記回動脚部69の前端側には、幅方向外側に向けて係合凸部87、87が突設されている。
また、図6(b)に示すように、上記固定脚部67には、回動脚部保持用爪89が図示しない弾性部材により上記係合凸部87方向に付勢された状態で設置されている。また、上記回動脚部保持用爪89にはレバ91が固着されている。そして、上記回動脚部保持用爪89を上記回動脚部69の係合凸部87に係合させることにより、上記回動脚部69は上記固定脚部67の内側に回動された状態(図6(b)中反時計回り方向に回動させた状態)で保持される。この状態で、上記スロープ要素5は、図1(b)、図2(b)に示すような傾斜状態となる。
また、例えば、図6(b)で示すように、上記回動脚部69を立てることにより、上記スロープ要素5は水平状態となる。
なお、上記回動脚部69を立てる場合には、上記レバ91を回動させて上記回動脚部保持用爪89の上記係合凸部87への係合を解除した後、作業車両123により所定の作業を行なうことになる。
ここで、図6(c)を参照して、上記回動脚部69を回動させるための構成を詳しく説明する。図6(c)は、回動脚部69及びその近傍の構成を模式的に示した図で、上記回動脚部69と固定脚部67との間にはリンク機構90が設置されている。このリンク機構90は、一端が固定脚部67に連結されたリンク92と、一端が回動脚部69に連結されたリンク94とから構成されている。また、上記固定脚部67側にはL字型の別のリンク96が設置されていて、このリンク69と上記リンク94との間にはコイルスプリング98が張設されている。
そして、回動脚部69が起立した状態では、各部材は図6(c)に示すような状態にあり、リンク機構90のリンク92とリンク94は略180°開いた状態にある。
なお、上記リンク92にはストッパ92aが設けられており、リンク94とリンク92が開いて180°を略2°過ぎた182°あたりで、リンク94が上記ストッパ92aに当たりそれ以上の回動を規制された状態になる。
また、図6(c)に示す起立状態から回動脚部69を倒していく場合には、作業車両123のフォーク133を円柱フレーム81に下から当てた状態で前方に押し上げていく。それによって、上記リンク機構90は略水平の状態から、図6(c)中上側に凸になる「くの字」の状態(図6(c)中仮想線で示す)に変化していく。
尚、実際には、最初の182°の状態から180°を僅かに過ぎてしまえば、コイルスプリング98のスプリング力の作用により、リンク機構90は自動的に「くの字」の状態に変化していき、それに伴って、回動脚部69も起立状態から徐々に倒れていく。
これに対して、倒れた状態の回動脚部69を起立させる場合には、図8中仮想線で示すように、上記円柱フレーム81の下に作業車両123のフォーク133を押し当てて手前に引けば良い。それによって、回動脚部69はコイルスプリング98のスプリング力に抗して起立していき、図6(c)に示すような状態になる。その状態では、リンク機構90はリンク92とリンク94を略180°(リンク94がストッパ92aに当接した状態で略182°)の状態にあり、その状態では、起立状態の回動脚部69が不用意に倒れてしまうことはない。
また、図6(b)に示すように、前記補助作業ステージ15の図6(b)中下側には、運搬用フレーム部材93、95が幅方向に延長・設置されている。これら運搬用フレーム部材93、95には、作業車両123のフォーク133が差し込まれ、その状態で持ち上げられて運搬される。
上記補助作業ステージ15の前端側には、前方に向けて下り勾配となるとともに、前方に突出された前端側スロープ連結板97が設置されている。この前端側スロープ連結板97の前端であって下面には、既に説明した複数個(この一実施の形態の場合は3個)の連結用凸部99、99、99が設けられており、前述したように、これら連結用凸部99、99、99を、前記プラットフォーム3の後端側連結用凹部41、41、41に係合させることで、図1(b)に示すように、上記プラットフォーム3の作業ステージ13に連結される。
また、図6(a)に示すように、上記補助作業ステージ15の幅方向両端側には、複数個(この一実施の形態の場合は8個ずつ)の柵取付用凹部101が設けられている。これら柵取付用凹部101を用いて、図1(b)に示すように、上記補助作業ステージ15の幅方向両端にそれぞれ複数個(この一実施の形態の場合は4個ずつ)の柵103が取り付けられる。
また、上記補助作業ステージ15の幅方向両端側であって前後方向中央には、既に説明した側面側連結用凸部105、105が設けられている。そして、前術したように、この側面側連結用凸部105、105の何れかを上記プラットフォーム3の側面側連結用凹部37、37の何れかに係合させることにより、上記スロープ要素5が上記プラットフォーム3の側面側に連結される。
また、上記補助作業ステージ15の後端側であって、幅方向両端には、それぞれ連結用凹部107、107が設けられている。これら連結用凹部107、107を用いて、例えば、図1(b)に示すように、前記補助スロープ要素7が連結される。
前記補助スロープ要素7には、図8に示すような、略長方形の枠材109がある。図8(b)に示すように、この枠材109の後端側であって下面側は斜めに切り欠かれており、設置部111となっている。また、図8(a)に示すように、上記枠材109には、作業車両用昇降路9の一部になる格子部材113が設置されている。
また、図8(b)に示すように、上記枠材109の幅方向両端には、側壁115、115が設置されている。これら側壁115、115の前端は前方に突出されており連結部117、117が形成されている。上記連結部117、117は鉤爪状の形状を成しており、上記スロープ要素5の連結用凹部107、107に係合されることにより、上記補助スロープ要素7に連結される。
また、図8(b)に示すように、上記補助スロープ要素7の下側には、運搬用フレーム部材119、121が、幅方向に延長・設置されている。これら運搬用フレーム部材119、121には、作業車両123のフォーク133が差し込まれ、その状態で持ち上げられて運搬される。
次に、この一実施の形態による作用を説明する。
まず、プラットフォーム3上に作業車両123を移動させる作業について説明する。この場合、図9(a)に示すように、船積コンテナ125を積載したトラック127の後方に上記プラットフォーム3を設置し、このプラットフォーム3の後方に傾斜状態のスロープ要素5を連結し、この傾斜状態のスロープ要素5の後方に補助スロープ要素7を連結する。
このとき、上記プラットフォーム3のステップ43、43を上記船積コンテナ125側に倒して水平状態にしておく。また、上記スロープ要素5の前端側スロープ連結板97が、上記プラットフォーム3の作業ステージ13の上面に当接するように配置され、このとき、上記前端側スロープ連結板97の連結用凸部99、99、99を上記プラットフォーム3側の後端側連結用凹部41、41、41に係合させる。また、上記補助スロープ要素7の連結部117、117を上記スロープ要素5の連結用凹部107、107に係合させる。このようにして、作業車両用昇降路9が構成される。
作業車両123はこの作業車両用昇降路9を通って上記プラットフォーム3の作業ステージ13上へ昇っていく。
なお、上記プラットフォーム3と上記スロープ要素5には柵35、103が設置されており、上記作業車両123の不用意な落下は防止される。
次に、上記プラットフォーム3の作業ステージ13と上記スロープ要素5の補助作業ステージ15上で上記作業車両123が荷物搬入・搬出作業を行う場合について説明する。この場合には、図9(b)、図10に示すように、上記補助スロープ要素7をスロープ要素5から外して、図示しない別の作業車両によってプラットフォーム3の側方に移動させ、上記プラットフォーム3の下側に収める。
次に、上記プラットフォーム3及び上記スロープ要素5から柵35、103を撤去し、上記スロープ要素5をプラットフォーム3から外す。次に、上記別の作業車両を使用して、上記スロープ要素5を傾斜状態から水平状態に変える。
なお、上記スロープ要素5を傾斜状態から水平状態に変える、水平状態から傾斜状態に変える、作用については後で詳しく説明する。
次に、上記作業車両によって、水平状態にしたスロープ要素5を上記プラットフォーム3の側方に移動させて連結する。これにより、上記プラットフォーム3の作業ステージ13と上記スロープ要素5の補助作業ステージ15によって連続した拡大作業ステージ17が構成される。
作業車両123は、この拡大作業ステージ17上を自由に移動でき、方向転換等も可能になる。これにより、上記船積コンテナ125からの荷物129の搬入・搬出作業を円滑に行うことができる。また、図10に示すように、上記プラットフォーム3や上記スロープ要素5に隣接して、仮置き場131、131を設置し、これら仮置き場131、131上に上記荷物129を一時的に載置することもできる。或いは、上記仮置き場131、131上に図示しないパレットを積層・配置し、それらパレットを使用して上記荷物129の出し入れを行う。例えば、拡大作業ステージ17上の作業車両123がコンテナ125から荷物129を取り出して最上位のパレット上に載置する。そして、設置面11上の別の作業車両がそれをパレット毎別の場所に搬送する。
次に、所定の作業が完了した後、作業車両123を上記プラットフォーム3上から上記設置面11に降ろす作業について説明する。
上記作業車両123を後方に降ろす場合は、再度、図9(a)に示すような状態を構成する。
これに対して、上記作業車両123を前方に降ろす場合は、図11に示すような状態を構成する。
次に、図6(c)、図12乃至図14を参照しながら、スロープ要素5を水平状態から傾斜状態へ移行させる、逆に、傾斜状態から水平状態へ移行させる作業について説明する。
まず、水平状態から傾斜状態へ移行させる場合であるが、作業車両123のフォーク133を回動脚部69の円柱フレーム81の下側に入れて、図12に示すように、上記スロープ要素5の後端側を持ち上げる。
次に、図12の状態から、図13に示すように、上記作業車両123を前進させて、上記フォーク133と上記円柱フレーム81との摩擦により上記回動脚部69を図13中反時計回り方向に回動させる。その際、リンク機構90はコイルスプリング98の力も作用して上に凸の「くの字」状態に移行していき、上記回動脚部69は徐々に横たわっていく。
次に、図13の状態から、図14に示すように、上記作業車両123のフォーク133を下降させ、上記スロープ要素5の後端側を降ろしていく。このとき、回動脚部用転動体85、85が設置面11上を転動することで、上記回動脚部69が、更に図14中反時計回り方向に回動していき、図9に示すような傾斜状態となる。そして、回動脚部保持用爪89が上記回動脚部69の係合凸部87に係合することにより、上記上記回動脚部69の回動された状態が保持される。
次に、上記スロープ要素5を傾斜状態から水平状態へ移行させる際の作業について説明する。まず、上記レバ91を操作して、上記回動脚部保持用爪89による上記回動脚部69の保持を解除する。次に、作業車両123のフォーク133を補助作業ステージ15の下側に挿入して、上記スロープ要素5の後端を持ち上げるとともに手前に引いていく。それによって、上記回動脚部69がコイルスプリング98のスプリング力に抗して回動して立った状態になる。
上記回動脚部69のそれ以上の後方への回動はストッパ84、84によって規制される。又、リンク機構90は180°〜182°で開いた状態にあり、上記回動脚部69の起立状態は保持される。
その後、上記作業車両123のフォークを下げて、上記回動脚部69を設置面11に当接させる。
次に、上記スロープ1を運搬する場合について説明する。
この場合は、プラットフォーム3の下に、補助スロープ要素7を収め、プラットフォーム3の上に水平状態のスロープ要素5を設置する。このようにすると、上記スロープ1の運搬に要するスペースを小さくすることができ、例えば、4tトラックによる運搬が可能となる。
なお、上記スロープ要素5を傾斜状態とし、回動脚部69側を前方に向けて上記プラットフォーム3上に載せ、固定脚部67の前部がプラットフォーム3からはみ出た状態にすることも考えられる。この場合には高さをさらに低くすることができる。
次に、この一実施の形態による効果について説明する。
まず、プラットフォーム3の側方に水平状態のスロープ要素5を設置することにより、上記プラットフォーム3の作業ステージ13と上記スロープ5の補助作業ステージ15を並べて、拡大作業ステージ17を構成するようにしているので、簡易な構成により広い作業スペースを確保することができる。
また、その際、上記プラットフォーム3の側面側連結用凹部37、37の何れかに上記スロープ要素5の側面側連結用凸部105、105の何れかを係合させるようにしているので、その連結状態を安定・保持することができ作業も安定したものとなる。
また、上記スロープ要素5を傾斜状態から水平状態に変える、水平状態から傾斜状態に変えるための構成も簡単である。すなわち、すなわち、固定脚部67に回動脚部69を回動可能に設けるとともに、リンク機構90、リンク96、コイルスプリング98等を設けただけの構成であり、後は、作業車両123により所定の作業を行うだけで、傾斜状態から水平状態、水平状態から傾斜状態、に変えることができるからである。
また、上記リンク機構90が真っ直ぐになることにより、回動脚部69の起立状態が保持されるようになっているので、上記スロープ要素5の水平状態を安定させることができる。
また、上記リンク機構90には、回動脚部69を寝かせる方向に付勢するコイルスプリング98が設置されているので、回動脚部69を起立状態から寝かせようとする際、作業車両123により少し押せば、コイルスプリング98の力が作用して、容易に寝かせることができる。
また、回動脚部保持用爪89が設置されており、この回動脚部保持用爪89を上記回動脚部69の係合凸部87に係合させることにより、上記回動脚部69を上記固定脚部67の内側に回動させた状態を保持することができ、例えば、上記スロープ要素5を傾斜状態で持ち上げて移動させる際に、上記回動脚部69の起立方向への不用意な動作を防止することができる。
また、上記プラットフォーム3の後端側には移動用転動体31、31が設置されているので、上記プラットフォーム3の前端側を持ち上げて、上記移動用転動体31、31を設置させることにより、プラットフォーム3を容易に移動させることができる。
また、上記スロープ要素5の後方には上記補助スロープ要素7が着脱可能に設置される構成になっているので、比較的緩やかな傾斜の作業車両用昇降路9を提供することができる。
また、上記補助スロープ要素7の連結部117、117を上記スロープ要素5の連結用凹部107、107に係合させることにより、確実な連結状態を得ることができる。
また、上記補助スロープ要素7は、非使用時には、上記プラットフォーム3の下に収容・配置させることができるので、別途保管スペースを確保する必要がない。
また、運搬時には、上記補助スロープ要素7を上記プラットフォーム3の下に収めるとともに、上記スロープ要素5を上記プラットフォーム3の上に設置するので、上記スロープ1の運搬に要するスペースを小さくすることができ、例えば、小型のトラック(4tトラック)による運搬を行うことができる。
また、上記プラットフォーム3には、ステップ43、43が設けられているため、このステップ43、43を水平状態にして、上記プラットフォーム3と船積コンテナ125との間や、上記プラットフォーム3と上記スロープ要素5との間を確実に連絡させることができる。
また、上記ダンパ機構49のコイルスプリング55のバネ力は、例えば、水平状態の上記ステップ43を手で軽く持ち上げて立ち上げることができる程度に設定されているので、上記ステップ43、43を起立状態に戻す作業も容易である。
また、上記プラットフォーム3には、昇降用梯子59が設けられているため、作業者は上記プラットフォーム3上に容易に上ることができる。
また、非使用時には、上記プラットフォーム3の内側に向けて傾斜させた状態でコンパクトに収納しておくことができる。
尚、本考案は前記一実施の形態に限定されない。
例えば、補助スロープ要素なしで作業車両昇降路を構成する場合も考えられる。
また、プラットフォームの前端に移動用転動体が設置されている場合も考えられる。
その他、各構成要素の形状、寸法等、図示した構成はあくまで一例である。
本考案は、例えば、作業車両によって荷物を搬入・搬出する際に用いられるスロープに係り、特に、簡易な構成で広い作業スペースを確保できるように工夫したものに関し、例えば、船積コンテナに荷物を搬入・搬出する場合に好適である。
1 スロープ
3 プラットフォーム
5 スロープ要素
7 補助スロープ要素
10 作業車両昇降路
11 作業ステージ
13 補助作業ステージ
31 移動用転動体
55 コイルスプリング(弾性部材)
59 昇降用梯子
69 回動脚部
85 回動脚部用転動体
87 係合凸部(保持機構の一部)
89 回動脚部保持用爪(保持機構の一部)
90 リンク機構
91 レバ(保持機構の一部)
98 コイルスプリング(弾性部材)

Claims (11)

  1. 作業ステージを有するプラットフォームと、
    傾斜状態と水平状態を切換可能に構成されたスロープ要素と、
    を具備し、
    上記スロープ要素を傾斜状態として上記プラットフォームの前方又は後方に設置することにより作業車両用昇降路を構成し、
    上記スロープ要素を水平状態として上記プラットフォームの側方に設置することにより上記作業ステージと連続した補助作業ステージを構成することを特徴とするスロープ。
  2. 請求項1記載のスロープにおいて、
    上記スロープ要素の後端には回動脚部が設置されており、
    上記回動脚部を回動させて起立させることにより上記スロープ要素を水平状態とし、上記回動脚部を反対側に回動させて寝かせることにより上記スロープ要素を傾斜状態とすることを特徴とするスロープ。
  3. 請求項2記載のスロープにおいて、
    上記回動脚部はリンク機構により起立状態を保持されるように構成されていることを特徴とするスロープ。
  4. 請求項3記載のスロープにおいて、
    上記リンク機構を反起立方向に付勢する弾性部材が設けられていて、起立状態の上記回動脚部を反起立方向に付勢することにより上記弾性部材の弾性力が反起立方向に作用してその動作を補助することを特徴とするスロープ。
  5. 請求項4記載のスロープにおいて、
    上記回動脚部を寝かせた状態を保持する保持機構が設けられていることを特徴とするスロープ
  6. 請求項1〜請求項5の何れかに記載のスロープにおいて、
    上記プラットフォームの前端又は後端には移動用転動体が設置されており、
    上記プラットフォームの後端又は前端を持ち上げると上記移動用転動体が着地して移動可能な状態となることを特徴とするスロープ。
  7. 請求項1〜請求項6の何れかに記載のスロープにおいて、
    上記スロープ要素の後方には上記作業車両昇降路の一部を構成する補助スロープ要素が着脱可能に設置されることを特徴とするスロープ。
  8. 請求項1〜請求項7の何れかに記載のスロープにおいて、
    上記プラットフォームの前端にはステップが弾性部材を介して回動可能に設置されていて、使用時には上記弾性部材の付勢力に抗して回動せられて水平状態となり、非使用時には上記弾性部材の付勢力を利用して立てるようにしたことを特徴とするスロープ。
  9. 請求項1〜請求項8の何れかに記載のスロープにおいて、
    上記プラットフォームには昇降用梯子が出没可能に設置されていることを特徴とするスロープ
  10. 請求項7記載のスロープにおいて、
    上記補助スロープ要素は、非使用時には、上記プラットフォームの下に収容可能に構成されていることを特徴とするスロープ。
  11. 請求項10記載のスロープにおいて、
    上記スロープ要素は上記プラットフォームの上に設置可能であり、運搬時には、上記補助スロープ要素を上記プラットフォームの下に収容し、上記スロープ要素を上記プラットフォームの上に設置するようにしたことを特徴とするスロープ。
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