JP3206312U - カーテンランナー - Google Patents

カーテンランナー Download PDF

Info

Publication number
JP3206312U
JP3206312U JP2016003104U JP2016003104U JP3206312U JP 3206312 U JP3206312 U JP 3206312U JP 2016003104 U JP2016003104 U JP 2016003104U JP 2016003104 U JP2016003104 U JP 2016003104U JP 3206312 U JP3206312 U JP 3206312U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
main body
runner
hanging tool
curtain runner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016003104U
Other languages
English (en)
Inventor
治憲 大田
治憲 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INTERIOR OTA CO., LTD.
Original Assignee
INTERIOR OTA CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by INTERIOR OTA CO., LTD. filed Critical INTERIOR OTA CO., LTD.
Priority to JP2016003104U priority Critical patent/JP3206312U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3206312U publication Critical patent/JP3206312U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Abstract

【課題】カーテンに必要以上の荷重が生じた際、カーテンランナーからカーテンを落下させることにより、初期段階における火災被害を最小限に軽減することができ、かつ再利用が可能なカーテンランナーを提供する。【解決手段】カーテンランナー本体10または固定フックと、吊下具20とを備えるカーテンランナーであって、カーテン3に必要以上の荷重が生じた際、吊下具の一部または全体が弾性変形することによりカーテンを落下させる機能を有する。【選択図】図3

Description

本考案は、カーテンランナーに関し、特に、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、カーテンを落下させることのできるカーテンランナーに関する。
一般的なカーテンは、窓の室内側のカーテンレールに吊下げられ、カーテンレール内のカーテンランナーより開閉自在に装着されている。また、通常は、カーテンが容易に落下しないように、カーテンランナー下部の、金属やプラスティック等からなるリング状のカーテンランナー吊下具に、カーテン用フックを介して強固に取り付けられている。
また、上記に関連する先行技術として、火災発生時の熱対流を阻害して火災報知器やスプリンクラーの作動を遅らせることがなく、比較的安価で、既存の設備に簡単に適用でき、信頼性の高いカーテン吊具が開示されている(例えば特許文献1参照)。
上掲特許文献1のカーテン吊具は、カーテンを吊下げるためのカーテン吊具であって、天井側に保持される上方部材と、カーテンが取り付けられる下方部材と、上方部材と下方部材とを連結する、溶融点が60℃〜72℃である低融点合金から成る連結部とを備え、60℃以上の雰囲気温度で連結部材が溶融して下方部材が上方部材から分離するようにしたことを特徴としている。
実用新案登録第3157426号公報(実用新案登録請求の範囲等)
しかしながら、上掲特許文献1に記載されたカーテン吊具は、火災が発生して室内温度が60℃以上になった時点で、初めて連結部材が溶融して下方部材が上方部材から分離する構造なので、火災発生の初期段階における消火対策はできなかった。また、連結部材が溶融して下方部材と上方部材とが分離した場合、連結部材を再利用することは不可能であった。
そこで、本考案の目的は、上記問題点を解消して、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、カーテンランナーからカーテンを落下させることにより、初期段階における火災被害を最小限に軽減することができ、かつ再利用が可能なカーテンランナーを提供することにある。
本考案のカーテンランナーは、カーテンランナー本体または固定フックと、吊下具とを備えるカーテンランナーであって、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、カーテンを落下させる機能を有することを特徴とするものである。
また、本考案のカーテンライナーは、カーテンライナー本体の底部または固定フックに装着される基軸部と、基軸部より薄く形成された湾曲部とを備えており、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、吊下具が、その一部または全体が弾性変形することにより、カーテンが落下することが好ましく、また、吊下具と、カーテンランナー本体または固定フックとの連結部分のいずれか一方に凹部が、他方の凹部に対応する箇所に凸部が形成されており、凹部と凸部が嵌合することで吊下具が支えられて保持され、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、凹部および凸部の嵌合が外れ、吊下具が落下することにより、カーテンが落下することが好ましく、さらにまた、カーテンランナー本体の本体部上部に切込部が形成されており、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、切込部が開口し、枢軸から本体部が落下することにより、カーテンが落下することが好ましい。
さらにまた、本考案のカーテンライナーは、カーテンランナー本体および吊下具がともにリング状であり、カーテンランナー本体および吊下具のいずれか一方または両方に切欠部が形成されており、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、切欠部が開口し、カーテンランナー本体または吊下具が落下することによりカーテンが落下することが好ましい。
本考案のカーテンランナーによれば、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、弾性変形したり、嵌合部が外れたり、切込部や切欠部が開口したりすることによりカーテンを落下させることができるため、火災が発生した際、カーテンを引き下げることにより、容易にカーテンランナーからカーテンを切り離すことができる。そのため、火災の初期段階における被害を最小限に軽減することが可能となる。
また、弾性変形したカーテンライナーはカーテン落下の使用後も形状が変わらないため、そのまま再利用することができる。また、嵌合部が外れたり、切込部や切欠部が開口したカーテンランナーも、最挿入や、ペンチ等による補修といった簡単な作業によって再利用をすることができる。
本考案の一実施形態に係るカーテンランナーの正面図である。 図1に示すカーテンランナーの斜視図である。 図1に示すカーテンライナーの使用した場合の落下までの流れを説明する正面図である。 カーテンレールに図1に示すカーテンランナーを装着した使用例を示す正面図である。 図1に示すカーテンランナーにカーテンを吊下げた状態を示す側面断面図である。 凹凸部を形成したカーテンランナーの正面図である。 本体部上部に切込部を形成したカーテンランナーの斜視図である。 カーテンランナー本体および吊下具がともにリング状で、かつ、カーテンランナー本体および吊下具の両方に切欠部を形成したカーテンランナーと吊下具の斜視図である。
以下、本考案におけるカーテンランナーの実施の形態を図面に基づいて説明する。
本考案の一実施形態に係るカーテンランナー1は、カーテンレール2内を走行することにより、カーテン3を自在に開閉させる働きを有するものである。また、カーテンランナー1は、本体部12と車輪部11、及び本体部12と車輪部11が、車輪部11が回転自在に連結する枢軸13とを備えるカーテンランナー本体10を備える。カーテンランナー本体10の底部14には、吊下具20が装着されている。なお、本願においては、図4中に示すように、キャップストップ5に設置された固定フック6に吊下具20が装着されたものもカーテンライナーと称する。
吊下具20は、本体部12の底部14または固定フック6に装着される基軸部21と、基軸部21に連接され、基軸部よりも厚さが薄い湾曲部22とを備える。さらに、吊下具20は、弾性変形する素材からなる。この素材としては、具体的には、スチール等の金属材料またはポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂等の樹脂材料やエラストマー材料が挙げられる。このため、カーテンに必要以上の荷重、例えば10kg程度の荷重が生じた際、湾曲部22が破損することなく弾性変形する。
吊下具20をこのような態様とすることにより、カーテン3に必要以上の荷重が生じた際、弾性変形してカーテン3をカーテンランナー本体10から落下させることとなり、火災が発生した際、炎が引火する前にカーテン3をカーテンランナー1から容易に取り外すことができる。また、カーテン3の裾に足を掛けて転倒するという事故も未然に防ぐことが可能となる。
また、吊下具20は、本体部12の底部14または固定フック6に回転自在に装着されていることが好ましい。この場合の回転とは、吊下具20にカーテンフック4を挿着し、吊下げる方向を軸とした回転をいう。吊下具20を本体部12に回転自在に装着することにより、カーテンフック4を挿着する際、操作が容易になり利便性が高まる。
また、前述の通り、本考案の吊下具20は、カーテンレール2内を走行するカーテンランナー1に限定されるものではなく、図4に示すように、キャップストップ5に設置される固定フック6にも使用することができる。
図5は、図1に示すカーテンランナーにカーテンを吊下げた状態を示す側面断面図である。ブラケット7によりカーテンレール2を窓上部に設置し、カーテンレール2内にカーテンランナー1を配置させた状態でカーテンランナー1の吊下具20にカーテンフック4を掛けることで、カーテン3を窓際に吊下げることができる。
次に、本実施形態に係るカーテンランナーの使用方法を図3の(a)、(b)、(c)、(d)に基づいて説明する。
図3の(a)は、カーテンランナー1の吊下具20にカーテンフック4を掛けた状態を示す。この際、カーテン3は通常のようにカーテンレール2に沿って自在に開閉することができる。
(b)は、カーテン3に荷重を加えた状態を示す。カーテン3に荷重を加えると、湾曲部22は徐々に矢印方向に湾曲する。(c)は、カーテン3にさらに荷重を加えた状態であり、この際、湾曲部22はさらに湾曲し、カーテンフック4は湾曲部22の先端部分まで移行する。
さらに、カーテン3に荷重を掛けると、(d)に示すように、カーテンフック4は吊下具20から外れるため、カーテン3がカーテンフック4とともに落下する。この時、湾曲部22は、元の湾曲状体に復元される。
また、本考案の他の実施形態として、図6に示すように、吊下具20と、カーテンランナー本体または固定フックとの連結部分に、カーテン3に必要以上の荷重が生じた際、吊下具20を落下させる凹凸部15を形成してもよい。吊下具20と、本体部12または固定フック6とのいずれか一方に凹部を、他方の、凹部に対応する箇所に凸部を形成し、凹部と凸部を嵌合することで吊下具20を支えて保持し、かつ、カーテン3に荷重が掛かった際、凹部および凸部の嵌合が外れて吊下具20を容易に落下させることができる。
また、本考案の他の実施形態として、図7に示すように、カーテンライナー本体10の本体部12の上部に、カーテン3に必要以上の荷重が生じた際、車輪部11の枢軸13から本体部12を落下させる切込部16を形成してもよい。それにより、カーテン3に荷重が掛かった際、切込部16が開口して本体部12を容易に落下させることができる。
さらにまた、本考案の他の実施形態として、図8に示すような、円柱状のカーテンレール2に装着されたリング状のカーテンランナー本体30と、リング状吊下具32において、カーテンランナー本体30と吊下具32のいずれか一方または両方に切欠部31や切欠部33が形成されていてもよい。それにより、カーテン3に荷重が掛かった際、切欠部31と切欠部33のいずれか一方または両方が開口してカーテン3を容易に落下させることができる。
1 カーテンランナー
2 カーテンレール
3 カーテン
4 カーテンフック
5 キャップストップ
6 固定フック
7 ブラケット
10 カーテンランナー本体
11 車輪部
12 本体部
13 枢軸
14 底部
15 凹凸部
16 切込部
20 吊下具
21 基軸部
22 湾曲部
30 カーテンランナー本体
31 切欠部
32 吊下具
33 切欠部

Claims (8)

  1. カーテンランナー本体または固定フックと、吊下具とを備えるカーテンランナーであって、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、カーテンを落下させる機能を有することを特徴とするカーテンランナー。
  2. カーテンレール内を走行する前記カーテンランナーであって、前記カーテンランナー本体が、本体部と、車輪部と、前記本体部と前記車輪部とを前記車輪部が回転自在に連結する枢軸と、を備える請求項1に記載のカーテンランナー。
  3. 前記カーテンに必要以上の荷重が生じた際、前記吊下具が、その一部または全体が弾性変形することにより、前記カーテンが落下する請求項1または2に記載のカーテンランナー。
  4. 前記吊下具が、前記カーテンライナー本体の底部または前記固定フックに装着される基軸部と、該基軸部より薄く形成された湾曲部と、を備える請求項1ないし3のいずれか一項に記載のカーテンランナー。
  5. 前記吊下具が、前記カーテンライナー本体の前記底部または前記固定フックに回転自在に装着されている請求項1ないし4のいずれか一項に記載のカーテンランナー。
  6. 前記吊下具と、前記カーテンランナー本体または前記固定フックとの連結部分のいずれか一方に凹部が、他方の前記凹部に対応する箇所に凸部が形成されており、前記凹部と前記凸部が嵌合することで前記吊下具が支えられて保持され、前記カーテンに必要以上の荷重が生じた際、前記凹部および前記凸部の嵌合が外れ、前記吊下具が落下することにより、前記カーテンが落下する請求項1ないし5のいずれか一項に記載のカーテンランナー。
  7. 前記カーテンランナー本体の前記本体部上部に切込部が形成されており、前記カーテンに必要以上の荷重が生じた際、前記切込部が開口し、前記枢軸から前記本体部が落下することにより、前記カーテンが落下する請求項2ないし6のいずれか1項に記載のカーテンランナー。
  8. 前記カーテンランナー本体および前記吊下具がともにリング状であり、前記カーテンランナー本体および前記吊下具のいずれか一方または両方に切欠部が形成されており、前記カーテンに必要以上の荷重が生じた際、前記切欠部が開口し、前記カーテンランナー本体または前記吊下具が落下することにより前記カーテンが落下する請求項1に記載のカーテンランナー。

JP2016003104U 2016-06-29 2016-06-29 カーテンランナー Active JP3206312U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016003104U JP3206312U (ja) 2016-06-29 2016-06-29 カーテンランナー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016003104U JP3206312U (ja) 2016-06-29 2016-06-29 カーテンランナー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3206312U true JP3206312U (ja) 2016-09-08

Family

ID=56855928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016003104U Active JP3206312U (ja) 2016-06-29 2016-06-29 カーテンランナー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3206312U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108814233A (zh) * 2018-06-13 2018-11-16 朱婷婷 一种窗帘安装架
CN112423630A (zh) * 2018-07-19 2021-02-26 德科林股份有限公司 用于帘的裂口索环

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108814233A (zh) * 2018-06-13 2018-11-16 朱婷婷 一种窗帘安装架
CN112423630A (zh) * 2018-07-19 2021-02-26 德科林股份有限公司 用于帘的裂口索环

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3206312U (ja) カーテンランナー
JP5852506B2 (ja) スプリンクラーヘッド用保護キャップおよびスプリンクラーヘッド
US20090218109A1 (en) Sprinkler Head Cover
EP3868968B1 (en) Anchor
JP2021120889A (ja) 自在取付台
JP6155003B2 (ja) サッシ
JP2016199883A (ja) 建具
JP7061870B2 (ja) 折り畳み傘翻り防止傘骨
JP3206469U (ja) カーテン用補助フック
JP3181982U (ja) カーテン吊下具
JP5092837B2 (ja) 天井扇風機
JP2016108905A (ja) 引戸の防火構造
JP5273776B2 (ja) トロリ線のハンガ装置
JP4858330B2 (ja) ダウンライト
KR101946462B1 (ko) 플렉시블 커튼 클립
JP3205984U (ja) カーテンフック
JP6092695B2 (ja) 郵便受けを備えた扉体
JP5253297B2 (ja) カーテンランナのカーテンレールへの組付構造
JP3157426U (ja) カーテン吊具
JP4695030B2 (ja) 吊掛装置
CN105029845B (zh) 两耳卡扣形珠宝装置及装置拆组方法
JP3152601U (ja) カーテンランナのカーテンレールへの組付治具
JP5527737B1 (ja) 表示コーン
JP7025750B2 (ja) 吊下条体カバー用筒状体
JP2016027244A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3206312

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A624 Registrability report (other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A624

Effective date: 20170117

A624 Registrability report (other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A624

Effective date: 20170124

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250